JP2003321796A - めっき装置およびそれを用いた配線基板の製造方法 - Google Patents

めっき装置およびそれを用いた配線基板の製造方法

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JP2003321796A JP2002129354A JP2002129354A JP2003321796A JP 2003321796 A JP2003321796 A JP 2003321796A JP 2002129354 A JP2002129354 A JP 2002129354A JP 2002129354 A JP2002129354 A JP 2002129354A JP 2003321796 A JP2003321796 A JP 2003321796A
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long substrate
substrate
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long
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Makoto Komatsubara
誠 小松原
武 ▲吉▼見
Takeshi Yoshimi
Masaki Ito
正樹 伊藤
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺基板に高精度にめっきを施すことが可能
なめっき装置、および当該装置を用いて配線基板を製造
する方法を提供すること。 【解決手段】 めっき液を収容するめっき液収容部と、
配線基板形成用の長尺基板31を、その幅方向を上下に
向けて長手方向に搬送しながら、前記めっき液収容部内
のめっき液に浸漬する搬送手段と、前記長尺基板に電気
的に接触する給電用電極と、前記めっき液収容部内で、
前記長尺基板31に接触して長尺基板31を支持する支
持手段とを有する、配線基板形成用の長尺基板31に電
解めっきを施すめっき装置、および該装置を用いて長尺
基板31にめっきを施す工程を有する配線基板の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、めっき装置および
それを用いた配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高密度化および小型化
が進むにつれて、それに使用される配線基板の高信頼性
化および低コスト化が要求され、その製造プロセスの画
期的な合理化が必要とされてきた。そのため、可撓性を
有し帯状を呈する長尺基板をロールで連続的にまたは断
続的に搬送しながら、長尺基板上に絶縁、配線パターン
および被覆層を順次形成する製造方法が提案されてい
る。配線パターンを形成するために使用される電解めっ
き(以下、単に「めっき」ともいう)については、従来
の枚葉処理に代わって、長尺基板をロールで連続的にま
たは断続的に搬送しながらめっきを施す方法が提案され
ている。
【0003】その一例として公開特許公報(特開200
2−20898)には、帯幅方向を上下に向けた状態で
めっき液収容部内の搬送ロールに挟持された長尺基板が
長尺方向に搬送され、長尺基板の一方の側辺近傍に設け
られる給電端子を給電チャックが順次接触して挟持する
ことで、長尺基板に連続的にめっきを施す方法が記載さ
れている。しかし、当該方法では、給電チャックを要す
るためめっき装置が複雑な構造になるばかりでなく、従
来の枚葉処理によるめっきに比べ、めっき厚みの精度が
劣るという欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は長尺基板に高
精度にめっきを施すことが可能なめっき装置および当該
装置を用いて配線基板を製造する方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】長尺基板に連続的にめっ
きを施す際にめっき厚みの精度が悪化するのは、枚葉処
理では治具等で長尺基板を固定するのに対し、めっき装
置のめっき液収容部内では、ポンプによる循環やエアー
攪拌等によるめっき液の流動に起因して、めっき対象の
長尺基板が変形したり、所定の位置からずれたりするた
めであることを本発明者らは見出した。長尺基板の変形
や位置ずれが生じると、長尺基板とアノードとの距離が
長尺基板の位置によって異なってしまい、結果的に、長
尺基板の各部でめっき条件に差異が生じてめっき厚みの
精度悪化の原因となるのである。本発明者らは、めっき
液収容部内で長尺基板が変形・位置ずれ等し難くなるめ
っき装置を提供することによって上記課題を解決し得る
本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明の特徴は以下のとおりで
ある。 (1)めっき液を収容するめっき液収容部と、配線基板
形成用の長尺基板を、その幅方向を上下に向けて長手方
向に搬送しながら、前記めっき液収容部内のめっき液に
浸漬する搬送手段と、前記長尺基板に電気的に接触する
給電用電極と、前記めっき液収容部内で、前記長尺基板
に接触して長尺基板を支持する支持手段とを有する、配
線基板形成用の長尺基板に電解めっきを施すめっき装
置。 (2)上記支持手段が、上記めっき液収容部内に設けら
れたロッドである上記(1)に記載のめっき装置。 (3)上記ロッドが複数設けられており、隣接するロッ
ドの間隔が50〜500mmである上記(2)に記載の
めっき装置。 (4)上記給電用電極が、上記めっき液収容部外で上記
長尺基板に接触して給電するものである上記(1)〜
(3)のいずれかに記載のめっき装置。 (5)上記めっき液収容部外で上記長尺基板に接触する
給電用電極が、上記搬送手段を兼ねるものである上記
(4)に記載のめっき装置。 (6)上記搬送手段を兼ねる給電用電極が、上記めっき
液収容部外に設けられたロールである上記(5)に記載
のめっき装置。 (7)上記長尺基板の厚みが10〜1000μmであ
る、上記(1)〜(6)のいずれかに記載のめっき装
置。 (8)上記(1)〜(7)のいずれかに記載のめっき装
置を用いて上記長尺基板に電解めっきを施す工程を有す
る、配線基板の製造方法。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のめっき装置は、めっき液
収容部と、搬送手段と、給電用電極と、支持手段とを有
する。図1は、本発明のめっき装置の一例の概略斜視図
である。図1を参照しながら、本発明のめっき装置を説
明する。
【0008】めっき液収容部は、めっき液を収容する部
位であり、通常は図1に示すようなめっき槽21がめっ
き液収容部に相当する。めっき液収容部の対向する一対
の側壁には、後述する長尺基板31が出入りできるスリ
ットが設けられている。めっき液収容部内には、通常、
めっき液に浸漬される電極としてのアノード25が設け
られる。後述するように、本発明のめっき装置は、めっ
き液収容部内に長尺基板31を支持する支持手段を有す
ることが特徴である。
【0009】搬送手段は、めっきが施されるべき長尺基
板31の幅方向を上下に向けて長手方向に搬送しなが
ら、長尺基板31をめっき液に浸漬する手段である。図
1に記載のめっき装置では、搬送ロール22と給電ロー
ル23とが搬送手段に相当し、両者が、長尺基板31を
挟持して矢印MDで示す方向(以下、搬送方向MDと呼
ぶ)に搬送する。ここで、ロールとは、駆動力を以って
自転することにより、接触する長尺基板31を搬送する
部材を意味する。図1に記載のめっき装置のように、1
対のロールで長尺基板31を挟んで搬送する場合、2本
のロールの両方が駆動力を有していてもよいし、片方だ
けが駆動力を有していてもよい。搬送手段はロールに限
定されず、例えば、移動するクリップで長尺基板31の
端を挟む等の形態でもよいが、長尺基板31に傷がつか
ないなどの点からロールの形態であることが好ましい。
図2は搬送手段としての搬送ロール22の例を示す図で
あり、搬送手段は、図2(a)のようなストレート形状
のロールであってもよいし、長尺基板31の両端縁にだ
け接し、中央部の表面への接触を避けるような図2
(b)に示すダンベル型のロールであってもよい。
【0010】搬送手段は、めっき液の接触によってロー
ル材料が劣化することを防止するという理由から、めっ
き液収容部外に存在することが好ましい。また、図1の
給電ロール23のように、搬送手段と後述の給電用電極
とを兼ねることが、めっき装置の構造の単純化のために
好ましい。なお、このように搬送手段が給電用電極を兼
ねる場合には、当該手段に相当する部材が直接めっきさ
れてしまうことを防ぐため、当該手段はめっき液収容部
外に存在することが特に好ましい。
【0011】給電用電極は、長尺基板31に電気的に接
触して、長尺基板31のめっきすべき部位が、上述のア
ノード25(めっき液への給電用電極)に対するカソー
ドとなるように給電する電極である。図1に記載のめっ
き装置では、給電ロール23が給電用電極に相当する
(上述のように搬送手段も兼ねている)。給電用電極は
このようなロールに限られず、例えば、クリップ等の形
態でもよいが、長尺基板31に傷がつかないなどの点か
らロール等の形態であることが好ましい。給電用電極が
直接めっきされてしまうことを防ぐため、当該電極はめ
っき液収容部外に存在することが特に好ましい。
【0012】支持手段は、従来のめっき装置にはない本
発明のめっき装置に独自の手段であって、めっき液収容
部内で、長尺基板31に接触することで長尺基板31を
支持する手段である。「長尺基板31を支持する」と
は、めっき液収容部内で上下に向けられた長尺基板31
の幅の10%以上の長さにわたり接触することをいい、
好ましくは50%以上の長さ、より好ましくは幅方向全
体にわたり接触することをいう。図1に記載のめっき装
置では、基板支持ロッド24が支持手段に相当する。該
ロッド24は、長尺基板31の走行にしたがって回転し
てもよい。支持手段は、めっき液収容部内に設けられた
ロッドに限られず、例えば、板状の支え等の形態でもよ
いが、めっき液中で長尺基板31が貼り付くことを防止
する点からロッド等の形態であることが好ましい。ま
た、支持手段には、長尺基板31の走行をガイドするた
めのツバなどといった位置決め手段等を適宜有していて
もよい。
【0013】図3は支持手段としての基板支持ロッド2
4の設置例を示す図(上面からみた平面図)である。該
ロッド24は、図3(a)のように長尺基板31の片側
のみに設けたり、(b)のように長尺基板31の両側に
挟むように設けたり、(c)のように長尺基板31の両
側に互い違いに設けてもよい。長尺基板31の片面のみ
にめっきを施す場合であっても、長尺基板31の両面に
めっきを施す場合であっても、該ロッド24を図3
(a)〜(c)のように設けることが可能である。
【0014】支持手段の存在により、めっき液が流動し
ていても、めっき液収容部内の長尺基板31が変形・位
置ずれ等し難くなる。その結果、意図しないめっき条件
のばらつきが生じ難くなり、めっき厚みの精度が向上す
ることが期待される。このような効果は、長尺基板31
に接触する支持手段が多いほど増大するため、支持手段
は複数のロッドからなることが好ましく、その場合、隣
接するロッドの間隔が50〜500mmであることがよ
り好ましい。
【0015】このようなめっき装置を用いて、めっき液
収容部をめっき液で満たし、アノードと給電用電極との
間に電流を流すことで、長尺基板31にめっきを施すこ
とができる。本発明のめっき装置は、高精度のめっき厚
みで長尺基板31にめっきを施すことができる。特に、
長尺基板31が可撓性の基板である場合、当該基板31
は変形し易く、従来のめっき装置で高精度のめっき厚み
を実現するのは非常に困難であったので、本発明のめっ
き装置の利用価値は増大する。ここで、長尺基板31が
可撓性であるとは、長尺基板31の厚みが10〜100
0μmであることをいう。
【0016】以下、本発明のめっき装置を用いて長尺基
板31にめっきを施す工程を有することを特徴とする配
線基板の製造方法を説明する。以下の説明では、配線基
板として、ハードディスク用途の回路つきサスペンショ
ン基板のためのプリント配線基板を例にあげて説明する
が、本発明はそのような基板の製造に限定されるわけで
はない。図4〜図16は本発明の方法でプリント配線基
板が製造される過程を模式的に示した図(長手方向に垂
直な断面図)である。
【0017】まず、図4に示すように、支持基板1の片
面(符号1Aを付した面)に所定のパターンの絶縁層2
を形成する。
【0018】ここで、支持基板1としては、各種金属に
よる金属箔や金属薄板が使用できるが、バネ性・耐腐食
性の点から、ステンレス、42アロイ(42%Ni−F
e合金)に代表されるFe−Ni系合金、銅、アルミニ
ウム、銅−ベリリウム、リン青銅等による金属箔や金属
薄板が好適であり、これらの中でもステンレス、42ア
ロイが好適である。支持基板1の厚さは、後述する支持
基板1の溶解除去(ウェットエッチング)の際の除去効
率とプリント配線基板の振動特性を両立する観点から、
10〜60μm程度が好ましく、特に好ましくは15〜
30μmである。支持基板1の幅は、通常50〜500
mm程度、好ましくは200〜400mm程度である。
【0019】絶縁層2の材料(絶縁体)としては、特に
制限されないが、例えば、ポリイミド樹脂、アクリル樹
脂、ポリエーテルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン
樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン
ナフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂が
好ましい。これらの中でも、ポリイミド樹脂、ジヒドロ
ピリジン誘導体等の感光性を有するもの(露光、現像に
よりパターニングできるもの)が好ましく、また、感光
性に加え、耐熱性、寸法安定性、機械的強度が優れる点
からポリイミド樹脂が特に好ましい。感光性を有しない
ものにおいては、適当な方法で所定形状のフィルムに成
型したものを、接着剤(熱硬化性接着剤、熱可塑性接着
剤等)で支持基板1に貼り付ける等の方法により、所定
パターンの絶縁層2を形成する。絶縁層2の厚みは、電
気絶縁性の点から、2〜20μmが好ましく、特に好ま
しくは5〜15μmである。
【0020】より具体的な例として、所定パターンの絶
縁層2を、ポリイミド樹脂で形成する方法を詳しく説明
する。まず、支持基板1の片面の全面に、ポリイミド前
駆体溶液を塗布した後、例えば、60〜150℃、好ま
しくは80〜120℃で乾燥して、ポリイミド前駆体の
皮膜を形成する。次に、かかる皮膜にフォトマスクを介
して露光し、露光(光照射された)部分を加熱した後、
現像して、皮膜を所定パターンにパターニングする。上
記露光のための照射光は、その露光波長が300〜45
0nmが好ましく、特に好ましくは350〜420nm
である。また、露光積算光量は100〜1000mJ/
cm2が好ましく、特に好ましくは200〜700mJ
/cm2である。皮膜のうち光照射された部分は、例え
ば、130℃以上、150℃未満の温度で加熱すること
により、現像において可溶化し(光照射されていない部
分が不溶化する)(ポジ型)、150℃以上、180℃
以下の温度で加熱することで、現像において不溶化する
(光照射されていない部分が可溶化する)(ネガ型)。
現像はアルカリ現像液等の公知の現像液を用い、浸漬
法、スプレー法等の公知の方法で行われる。このように
してパターンニングされた皮膜を、250℃以上(好ま
しくは350〜400℃)に加熱することによって、硬
化(イミド化)させ、これによって、ポリイミド樹脂か
らなる所定パターンの絶縁層2を得る。このように、ポ
リイミド樹脂で所定パターンの絶縁層2を形成する場
合、その厚みは2〜20μmが好ましく、5〜15μm
がより好ましい。
【0021】次に、図5に示すように、支持基板1の符
号1Aの面および絶縁層2を覆うように導電層3を形成
する。導電層3の形成材料(導電体)としては、特に限
定されないが、例えば、Cr、Cu、Ni、Ti、Ni
−Cr合金等が挙げられ、これらのうちでも絶縁層2と
の密着性の点から、Cr、Cuが好ましい。導電層3は
単一層で構成しても、互いに異なる金属からなる2以上
の層(膜)を積層して構成してもよい。後者の場合、ポ
リイミド樹脂からなる絶縁層2とCu層(膜)との密着
性の点から、Cr層(膜)とCu層(膜)をこの順に積
層したものが好ましい。
【0022】導電層3の厚みは、特に限定されないが、
密着性を高めるために、600〜6000Å程度が好ま
しく、特に好ましくは1300〜3700Å程度であ
る。なお、導電層3を上述のCr層(膜)とCu層
(膜)との積層として構成する場合、Cr層(膜)の厚
みは100〜1000Åが好ましく(特に好ましくは3
00〜700Å)、Cu層(膜)の厚みは500〜50
00Åが好ましい(特に好ましくは1000〜3000
Å)。導電層3の形成方法は特に限定されず、例えば、
無電解めっき法、スパッタ蒸着法等が挙げられる。
【0023】次に、図6に示すように、導電層3の上に
配線パターン形成用のレジストパターン4を形成する。
当該レジストパターン4の形成に用いるレジストは、例
えば、ドライフィルムレジスト、液状レジストが用いら
れるが、製造コストの点からドライフィルムレジストが
好適である。また、ドライフィルムレジストの中でもア
クリル系のドライフィルムレジストが耐酸性の点で好ま
しい。液状レジストにおいては、スクリーン印刷、スピ
ンコーター等の方法でレジスト膜を導電層3の上に形成
する。ドライフィルムレジストの場合は、適当なローラ
ーで加圧して導電層3の上に定着させる。レジストパタ
ーン4の厚みは、後述の配線パターンを電解めっきで形
成する際のめっき金属の堆積のしやすさおよび最終的な
配線パターンの厚みを考慮して、1〜50μm程度が好
ましく、特に好ましくは20〜40μm程度である。レ
ジストパターン4の形成方法(レジスト膜に開口5Aを
形成する方法)としては、レーザー加工、フォトリソグ
ラフィー加工等が挙げられるが、寸法精度、加工コスト
の点から、フォトリソグラフィー加工(すなわち、フォ
トマスクを介して露光した後、現像して開口5Aを形成
する)が好ましい。この際、配線パターン形成用の開口
5Aの幅は、目的とする配線パターンの幅に応じて決定
されるが、一般に1〜2000μmの範囲、好ましくは
5〜1500μmの範囲である。
【0024】次に、支持基板1の符号1Aとは反対の面
にレジスト6を形成する。レジスト6は、絶縁性であれ
ばよく、材料(絶縁体)としては、特に制限されない
が、例えば、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、ポリエー
テルニトリル樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂が好ましく、こ
れらのフィルムを粘着剤等で支持基板1に貼り付ける。
レジスト6の形成には、感光性のレジストを用いてもよ
く、例えばドライフィルムレジスト、液状レジストが用
いられるが、製造コストの点からドライフィルムレジス
トが好適である。これらの中でもポリエチレンテレフタ
レート樹脂やアクリル系のドライフィルムレジストが、
耐酸性の点から好ましく、また、耐酸性およびコストの
点から、ポリエチレンテレフタレート樹脂が特に好まし
い。以下の記載では、ポリエチレンテレフタレート樹脂
のフィルムを粘着剤で貼り合わせた場合について説明す
る。
【0025】次に、上述の開口5A内に電解めっきによ
り配線用金属(合金)を堆積させて、図7に示すような
配線パターン7を形成する。すなわち、これまでの加工
により得られた基板を長尺基板31として、上述した本
発明のめっき装置を用いてめっきを施す。本発明のめっ
き装置の特徴および好ましい態様は上述したとおりであ
る。
【0026】配線パターン7に用いる配線用金属(合
金)としては、Cu、Au、スレンレス鋼、Al、Ni
等の金属、またはこれらの金属にBe、Ni、Co、A
g、Pb、Cr等を添加した合金が好適である。これら
の中でも、強度、弾性率等の機械的特性および導電率等
の電気的特性から、Cuが特に好ましい。配線パターン
7の厚みは、2〜30μmが好ましく、5〜20μmが
より好ましい。また、電解めっき時の給電は、図7の5
Bの部分に給電ロール22(図1参照)を接触させて行
う。5Bの部分の幅は、1〜30mmが好ましく、3〜
20mmがより好ましい。
【0027】次に、図8に示すように、例えばアルカリ
系溶液等を用いたウェットエッチングでレジストパター
ン4を除去したあと、さらに導電層3の不要部分を除去
する。エッチング液としてフェリシアン化カリウム系、
過マンガン酸カリウム系、メタケイ酸ナトリウム系等の
水溶液を好ましく使用する。
【0028】次に、図9に示すように、配線パターン7
の上に金属層8を形成する。金属層8は、無電解めっ
き、電解めっき等によって好ましく形成される。しか
し、配線パターン7と後述する被覆層との密着力を高め
ることを目的とする金属層8は薄くてよいので、その形
成には無電解めっきが特に好ましく用いられる。金属層
8の金属(合金)としては、Cu、Au、スレンレス
鋼、Al、Ni等の金属、またはこれらの金属にBe、
Ni、Co、Ag、Pb、Cr等を添加した合金が好適
である。これらの中でも、銅イオンマイグレーションを
防ぐ点から、Niが特に好ましい。金属層8の厚みは、
0.01〜1μmが好ましく、0.05〜0.1μmが
特に好ましい。
【0029】その後、図10に示すように、金属層8の
上および絶縁層2の上に、配線被覆層9を形成する。配
線被覆層9の製法、材質等は、絶縁層2と同じである。
次に、図11に示すように、支持基板1の符号1A側の
面を、上述した各層を含めてレジスト(膜)10で覆
い、さらに、支持基板1の反対側の面(下面)の全面を
レジスト(膜)11で覆う。ここで、レジスト(膜)1
0、11としては、例えば、ドライフィルムレジスト、
液状レジスト等が好適に使用されるが、ドライフィルム
レジストがより好ましく、そのなかでもアクリル系ドラ
イフィルムレジストが耐酸性の点で特に好ましい。
【0030】次に、図12に示すように、レジスト
(膜)11にフォトリソグラフィー加工を施して、支持
基板1のその上に絶縁層2および配線パターンを有して
いない不要部分Dを露出させる。さらに、支持基板1の
下面からウェットエッチングを施して、支持基板の不要
部分Dを除去して図13のような構造とする。当該ウェ
ットエッチングのエッチング液としては、支持基板1の
材料によっても異なるが、塩化第二鉄、塩化第二銅等の
水溶液が好適である。
【0031】その後、レジスト(膜)10、11を除去
する(図14参照)。さらに、図15に示すように、配
線被覆層9の開口部分に、電解めっきにより、厚み0.
1〜5μmのニッケル膜(図示せず)、厚み0.1〜5
μmの金からなる電極パッド12を形成する。このよう
にして、図16に示すような、回路つきサスペンション
基板を得ることができる。図16では配線被覆層9は省
略している。
【0032】本発明のめっき装置は、以上のような、ハ
ードディスク用の回路つきサスペンション基板の製造の
用途に限られるわけではなく、長尺基板にめっきを施す
工程を有する配線基板であればその用途に特に限定を受
けずに適用することができる。また本発明の実施により
得られる配線基板は、そのままの形態か、あるいは内部
に組み込まれること等によって、各種電子部品・電子機
器等に用いることができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例および比較例をもって本発明を
詳細に述べるが、本発明はこれらによって何ら限定され
るものではない。説明に際しては、上記サスペンション
基板の製造の説明の際に参照した図面を援用する。
【0034】〔実施例1〕支持基板1としての厚さ20
μmのステンレス箔(SUS304 H−TA)の上
に、ポリイミド樹脂前駆体の溶液を、乾燥後の厚みが2
4μmとなるように塗布した後、130℃で加熱するこ
とにより、ポリイミド樹脂前駆体の皮膜を形成した。次
に、かかる皮膜にフォトマスクを介して露光し(波長:
405nm、露光積算光量700mJ/cm2)、露光
部分を180℃に加熱した後、アルカリ現像液を用いて
現像して、当該皮膜をネガ型の画像でパターニングし
た。
【0035】ついで、該パターニングされたポリイミド
樹脂前駆体の皮膜を、350℃で加熱して硬化(イミド
化)し、これによって、厚さ10μmのポリイミド樹脂
からなる所定パターンのベース層(絶縁層2に相当)を
形成した(図4参照)。次に、ステンレス箔と該ベース
層(絶縁層2)の全面に、導電層3としての、厚さ30
0ÅのCr薄膜と厚さ700ÅのCu薄膜をこの順にス
パッタ蒸着法によって形成した(図5参照)。次に、レ
ジストパターン4の形成のために、上記Cu薄膜上に厚
み30μmのアクリル系ドライフィルムレジストを貼り
合わせた(図6参照)。また、ステンレス箔の1Aとは
反対の面に、レジスト6としてのポリエチレンテレフタ
レートからなる厚み20μmのフィルムを粘着剤によっ
て貼り合わせ、ステンレス箔が露出しないようにした。
【0036】次に、上記ドライフィルムレジストにフォ
トリソグラフィー加工により、配線パターン形成用の開
口パターン(開口部5A)と、めっき給電用の開口部と
を設けた。かかる配線パターン形成用の開口パターン
は、図17に示すように、幅が15〜1500μmで4
本で1組とし、ピッチ3mmで搬送方向MDに30組、
基板の幅方向に4列配置した。
【0037】また、めっき給電用の開口部(図7の5B
に相当)は、5mmの幅で開口した。このようにして得
られた長尺基板31は可撓性、すなわち厚みが100μ
mであった。図1に示すめっき装置のめっき槽21の外
側にある給電ロール23から長尺基板31に電流を供給
して、電解めっきを施した。このめっき装置には、支持
手段として、図3(a)に示すような配置で基材支持ロ
ッド24(長尺基板31の幅全体に接触する)が5本
(隣接するロッド間の距離は165mm)備えられてい
る。めっき液は、硫酸銅浴で構成した。当該めっきによ
り、開口部5AにCuを堆積させて、厚み13〜16μ
mの配線パターン7を形成した。
【0038】その後、図7における符号4、6で示され
るレジストを化学エッチング(エッチャント:アルカリ
系水溶液)で完全に除去し、ウェットエッチング(エッ
チング液:過マンガン酸カリウム水溶液)で配線パター
ン7がない部分のCu薄膜とCr薄膜(導電層3)とを
除去し、図8のような構造とした。次に、配線パターン
7の上に無電解めっき法で、金属層8としての厚み0.
05〜0.1μmのニッケル膜を形成した(図9参
照)。
【0039】次に、ステンレス箔、ベース層(絶縁層
2)、ニッケル膜の上に、ポリイミド樹脂前駆体の溶液
を塗布した後、130℃で加熱することにより、ポリイ
ミド樹脂前駆体の皮膜を形成した。次に、かかる皮膜に
フォトマスクを介して露光し(波長:405nm、露光
積算光量700mJ/cm2)、露光部分を180℃に
加熱した後、アルカリ現像液を用いて現像して、当該皮
膜をネガ型の画像でパターニングした。ついで、該パタ
ーニングされたポリイミド樹脂前駆体の皮膜を、350
℃で加熱して硬化(イミド化)し、これによって、厚さ
3μmのポリイミド樹脂からなる所定パターンのカバー
層(配線被覆層9に相当する)を形成した(図10参
照)。
【0040】次に、ステンレス箔の上面側および下面側
からステンレス箔、配線パターン、ベース層、およびカ
バー層の露出面全面をアクリル系ドライフィルムレジス
ト(図11におけるレジスト10、11)で覆った後、
フォトリソグラフィー加工により、ステンレス箔の不要
部分(ベース層および配線パターンを有していない不要
部分;図12におけるDの部分)を露出させた。次に、
エッチング液として塩化第二鉄水溶液を使用して、ステ
ンレス箔の下面側から、ウェットエッチングを施して、
ステンレス箔の不要部分を除去した。そして、残存する
レジストフィルム10、11を除去した(図14参
照)。
【0041】次に、電解めっき法により、カバー層(配
線被覆層9に相当)の開口部のなかに、図15で示すよ
うに、厚み1〜5μmのニッケル膜(図示せず)、およ
び厚み1〜5μmの金からなる電極パッド12を形成し
た。このようにして、配線基板としての回路つきサスペ
ンション基板を得た。
【0042】〔比較例1〕配線パターン7を形成する際
に、基材支持ロッド24が備えられていないめっき装置
を用いてめっきを施したこと以外は、実施例1と同様に
回路つきサスペンション基板を得た。
【0043】〔測定〕実施例1、比較例1の配線パター
ンの厚み分布を、長尺基板31の幅方向で測定した。具
体的には、上記製造工程中、電解めっきにより配線パタ
ーン7を形成して、ドライフィルムレジスト(図7にお
ける符号4、6で示されるレジスト)を剥離した段階で
サンプリングを行った。レーザー顕微鏡(KEYENC
E社製)によって、配線パターン7の上端から、ベース
層(絶縁層2)上のスパッタ(導電層3)までの厚み
(段差の高さ)を測定した。
【0044】その結果を図18に示す。実施例1、すな
わち電解めっきで配線パターン7を形成する際に、基板
支持ロッド24を設置しためっき装置を用いた方が、配
線パターン7(電解めっき)の厚みばらつきを低減させ
ることができた。
【0045】
【発明の効果】本発明のめっき装置は、めっき液収容部
内に支持手段を有することに起因して、めっき液収容部
内の長尺基板31が変形・位置ずれ等し難くり、その結
果、意図しないめっき条件のばらつきが生じ難くなり、
めっき厚みの精度が向上することが期待される。当該効
果は可撓性の長尺基板31のめっきにおいて特に有用で
あり、小型、高精度の配線を有する配線基板の製造の低
コスト化に寄与し得る。また、本発明のめっき装置の好
ましい態様においては、めっき液収容部外にある長尺基
板31への給電用電極が搬送手段を兼ねているので、め
っき装置の構造の簡略化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のめっき装置の一例を示す。
【図2】本発明のめっき装置の搬送手段としての搬送ロ
ールを示す。
【図3】本発明のめっき装置の支持手段としての基板支
持ロッドの設置例を示す。
【図4】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図5】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図6】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図7】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図8】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図9】本発明の配線基板が製造される過程を模式的に
示す。
【図10】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図11】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図12】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図13】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図14】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図15】本発明の配線基板が製造される過程を模式的
に示す。
【図16】本発明の配線基板としてのサスペンション基
板を示す。
【図17】実施例および比較例における配線パターンを
示す。
【図18】実施例および比較例における配線パターンの
めっき厚みの分布を示す。
【符号の説明】
1 支持基板 2 絶縁層 3 導電層 4 レジストパターン 5A 開口 6 レジスト 7 配線パターン 8 金属層 9 配線被覆層 10 レジスト(膜) 11 レジスト(膜) 12 電極パッド 21 めっき槽 22 搬送ロール 23 給電ロール 24 基板支持ロッド 25 アノード 31 長尺基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 正樹 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4K024 AA02 AA03 AA09 AB03 AB04 AB08 AB15 BA12 BB11 BC02 CB03 CB08 CB10 EA04 EA06 FA05 5E343 AA03 DD43 FF16 FF18 FF20 GG11 GG20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 めっき液を収容するめっき液収容部と、 配線基板形成用の長尺基板を、その幅方向を上下に向け
    て長手方向に搬送しながら、前記めっき液収容部内のめ
    っき液に浸漬する搬送手段と、 前記長尺基板に電気的に接触する給電用電極と、 前記めっき液収容部内で、前記長尺基板に接触して長尺
    基板を支持する支持手段とを有する、配線基板形成用の
    長尺基板に電解めっきを施すめっき装置。
  2. 【請求項2】 上記支持手段が、上記めっき液収容部内
    に設けられたロッドである請求項1に記載のめっき装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ロッドが複数設けられており、隣接
    するロッドの間隔が50〜500mmである請求項2に
    記載のめっき装置。
  4. 【請求項4】 上記給電用電極が、上記めっき液収容部
    外で上記長尺基板に接触して給電するものである請求項
    1〜3のいずれかに記載のめっき装置。
  5. 【請求項5】 上記めっき液収容部外で上記長尺基板に
    接触する給電用電極が、上記搬送手段を兼ねるものであ
    る請求項4に記載のめっき装置。
  6. 【請求項6】 上記搬送手段を兼ねる給電用電極が、上
    記めっき液収容部外に設けられたロールである請求項5
    に記載のめっき装置。
  7. 【請求項7】 上記長尺基板の厚みが10〜1000μ
    mである、請求項1〜6のいずれかに記載のめっき装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のめっき
    装置を用いて上記長尺基板に電解めっきを施す工程を有
    する、配線基板の製造方法。
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