JP2011012289A - めっき装置およびめっき方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】陰極に析出しためっきを効率的に除去することができるめっき装置およびめっき方法を提供する。
【解決手段】電解めっき液3に被めっき物2を浸漬するとともに、被めっき物に対向して配置された陽極12と、被めっき物に対し電気的に接触する位置と接触しない位置との間を駆動するように配置された陰極13とのそれぞれに正負の電位を印加するめっき処理において、陰極が被めっき物に電気的に接触している場合は、陰極に負の電位を印加するとともに陰極に対向するように配置された剥離電極16に正の電位を印加し、陰極が被めっき物に電気的に接触していない場合は、陰極に正の電位を印加するとともに剥離電極に負の電位を印加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、めっき装置およびめっき方法に関するものである。
リールトゥリール連続電解めっき装置などのめっき装置において、めっき液浴内に陰極給電ローラを設けると、陰極給電ローラにもめっきが析出する。このため、陰極給電ローラの回転位相中、被めっき物と接触していない位相においては印加極性を逆転して陽極を印加し、これにより陰極給電ローラに析出しためっきを剥離するものが知られている(特許文献1)。
特開2008−231550号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のめっき装置では、陽極が印加された陰極給電ローラに対する陰極は、隣接する陰極給電ローラだけであるため電位が弱く、陰極給電ローラに析出しためっきを充分かつ短時間で剥離することは困難である。
本発明が解決しようとする課題は、陰極に析出しためっきを効率的に除去することができるめっき装置およびめっき方法を提供することである。
第1発明は、電解めっき液が満たされるめっき液浴と、前記めっき液浴内で前記被めっき物に対向するように配置された陽極と、前記めっき液浴内で前記被めっき物に対し電気的に接触する位置と接触しない位置との間を駆動するように配置された陰極と、前記めっき液浴内で前記陰極に対向するように配置された剥離電極と、前記陰極と前記剥離電極への印加電位を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触している場合は、前記陰極に負の電位を印加するとともに前記剥離電極に正の電位を印加し、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触していない場合は、前記陰極に正の電位を印加するとともに前記剥離電極に負の電位を印加することを特徴とするめっき装置によって、上記課題を解決する。
第2発明は、電解めっき液に被めっき物を浸漬するとともに、前記被めっき物に対向して配置された陽極と、前記被めっき物に対し電気的に接触する位置と接触しない位置との間を駆動するように配置された陰極とのそれぞれに正負の電位を印加するめっき方法において、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触している場合は、前記陰極に負の電位を印加するとともに前記陰極に対向するように配置された剥離電極に正の電位を印加するステップと、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触していない場合は、前記陰極に正の電位を印加するとともに前記剥離電極に負の電位を印加するステップと、を有することを特徴とするめっき方法によって、上記課題を解決する。
上記第1発明において、前記陰極の駆動位置を検出する位置検出手段と、前記陰極と前記剥離電極に対する印加電位の極性を反転させる極性反転回路と、を備え、前記制御手段は、前記位置検出手段により検出した前記陰極の駆動位置に応じて前記極性反転回路の動作を制御するように構成することができる。
上記第1発明において、前記陰極は、前記被めっき物の幅寸法以上の長さを有するローラの周方向の一部に形成され、前記ローラの周方向の残余部は電気絶縁体で構成することができる。
上記第1発明において、前記剥離電極は、前記電解めっき液に対して不溶性の電極から構成することができる。
上記第2発明において、前記陰極の駆動位置を検出するステップと、前記検出された前記陰極の駆動位置に応じて、前記陰極と前記剥離電極に印加する電位を反転するステップと、を有するように構成することができる。
本発明によれば、陰極が被めっき物に電気的に接触している場合は、陰極に負の電位を印加するとともに剥離電極に正の電位を印加するので、剥離電極に析出しためっきを剥離することができる。
これに対し、陰極が被めっき物に電気的に接触していない場合は、陰極に正の電位を印加するとともに剥離電極に負の電位を印加するので、陰極に析出しためっきを効率的に剥離することができる。
本発明の一実施の形態を適用した電解めっき装置を示す側面からの断面図である。 図1のII-II矢視図である。 図2の極性反転回路の一例を示す電気回路図である。 図1の陰極ローラを示す斜視図である。 図2のコントローラにおける制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を適用した電解(電気)めっき装置1を示す側面からの断面図であり、平板長尺状のフレキシブルプリント基板FPCを被めっき物2とし、当該FPCに形成されたスルーホールやビアホールをめっき処理するための装置を例に挙げて説明する。以下、被めっき物2をFPC2と略称することもある。
ただし、本発明のめっき装置およびめっき方法は電解めっき装置および電解めっき方法であれば被めっき物の種類には限定されず、あらゆる被めっき物に適用することができる。
本例のめっき装置1は、電解めっき液3が満たされるめっき液浴11と、めっき処理を実行するための陽極板12及び陰極ローラ13(13A〜13D)と、当該陰極ローラ13に近接して配置された剥離電極16(16A〜16D)と、めっき処理前のFPC2を巻回した巻き出しリール14と、めっき処理を終了したFPC2を巻き取るための巻き取りリール15と、を備える。
めっき液浴11には、目的とするめっき処理の金属種に応じた電解めっき液3、たとえば銅めっきの場合は硫酸銅溶液が満たされ、図1に示す右端からめっき処理前のFPC2が繰り出されて電解めっき液3に浸漬され、左端からめっき処理を終了したFPC2が電解めっき液3を出て巻き取られる。
一対の巻き出しリール14,14の一方にはめっき処理前のFPC2が巻回され、これら一対の巻き出しリール14,14を図示しない回転駆動部により矢印方向に回転させることによりFPC2をめっき液浴3に繰り出す。これに対し、めっき処理を終了したFPC2は一対の巻き取りリール15,15を図示しない回転駆動部により矢印方向に回転させることにより一方の巻き取りリール15に巻き取られる。
めっき液浴11内には、平板長尺状のFPC2の進路に対向した位置に一対の陽極板12,12が配置されている。陽極板12,12は、めっき効率の観点から、FPC2の幅寸法以上の幅を有することが好ましいが、板状の電極には限定されず棒状の陽極をFPC2の進路に沿って複数配置してもよい。
めっき液浴11内には、平板長尺状のFPC2の表裏それぞれに接触するように4対の陰極ローラ13A〜13Dが配置されている。この陰極ローラ13は、陽極板12により正の電位が印加されるFPC2に、陽極板12に印加される電位に対して相対的に負の電位を印加することで、めっき処理を実現するためのものである。なお以下において、陰極ローラを総称する場合は符号13で表し、4対の陰極ローラのうちの特定の陰極ローラを示称する場合は符号13A〜13Dで表すこととする。
本例の4対の陰極ローラ13A〜13Dは、いずれも図4に示す構造とされている。すなわち、図4に示すように、陰極ローラ13は、導電性の回転軸131と、当該回転軸133に固定されてFPC2と接触する同一外径の胴体部132とを有し、胴体部132の軸方向の長さはFPC2の幅寸法以上とされている。胴体部132はさらに、その円周方向に、導体からなる陰極部133と絶縁体からなる絶縁部134とから構成されている。
本例の陰極ローラ13は、めっき液浴11内に4対配置されているので、同図に示すように陰極部133は断面が90度の扇形となるように形成されている。ただし、陰極部133の形状はめっき液浴11に配置される陰極ローラ13の数量に応じて適宜選択されるものであり、同図に示す90度の扇形に限定される趣旨ではない。たとえば、めっき液浴11内に3対の陰極ローラ13を配置する場合は陰極部133が120度の扇形となるように形成することができる。
詳細な図示は省略するが、陰極ローラ13への電位の印加は、導電性を有する回転軸131にブラシなどを介して電源を接続し、この回転軸131から陰極部13へ正または負の電位が印加される。
図1に示す4対の陰極ローラ13A〜13Dは、FPC2を搬送している際に、少なくともいずれかの陰極ローラ13A〜13Dの陰極部133がFPC2に接触するように、各陰極ローラ13A〜13Dの回転位相が制御される。たとえば、図1に示す4対の陰極ローラ13A〜13Dの回転位相で言えば、図示する状態の直前までは陰極ローラ13Cの陰極部133のみがFPC2に接触し、この状態からFPC2が左方向へ移動すると、陰極ローラ13Cの陰極部133はFPC2から離れるが陰極ローラ13Bの陰極部133がFPC2に接触し始める。
勿論、陰極ローラ13の陰極部133を90度以上の扇形にして、4対の陰極ローラ13A〜13Dの相互間で所定の位相間は2対の陰極ローラ13の陰極部133が重複してFPC2と接触するようにしてもよい。
めっき液浴11内には、上述した4対の陰極ローラ13A〜13Dのそれぞれに対向する位置に、棒状の剥離電極16A〜16Dが配置されている。なお以下において、剥離電極を総称する場合は符号16で表し、4つの剥離電極のうちの特定の剥離電極を示称する場合は符号16A〜16Dで表すこととする。
剥離電極16はいずれも、めっき液に対して不溶性の、たとえば酸化イリジウムを被覆したチタン製電極を採用することが好ましい。後述するように剥離電極16には正の電位が印加されるので、溶解性電極を使用すると電解めっき液3の金属濃度が変動するが、本例のように不溶性電極を用いることによりこうした電解めっき液3の金属濃度の変動を抑制することができる。
また、剥離電極16は、陰極ローラ13に析出しためっきを剥離する際の電極として作用することから、めっきの剥離効率が高くなるように陰極ローラ13に近接して配置することが好ましい。ただし、剥離電極16と陰極ローラ13との距離が短くなればなるほど電流密度は大きくなるが、陰極ローラ13の陰極部133に析出しためっきを、当該陰極ローラ13の陰極部133がFPC2と非接触の間に剥離すれば足りるので、陰極ローラ13への析出量と回転速度(FPC2の搬送速度に相関する)とを考慮し、最も効率よく剥離できる剥離電極16の位置を選定することが好ましい。
なお、本例の剥離電極16は棒状に形成しているが、剥離効率の観点から、陰極ローラ13の陰極部133に対面する湾曲した板状の剥離電極16とすることもできる。
図2は、図1のII-II矢視図に電気的構成を付加した図である。
陽極板12、陰極ローラ13および剥離電極16のそれぞれには、電源19からの電力が供給される。このため、陽極板12には、開閉スイッチ20を介して電源19から正の電位が印加される。開閉スイッチ20はコントローラ17によって開閉制御され、コントローラ17に所定のめっき指示信号が入力されると開閉スイッチ20を閉じ、陽極板12に正の電位を印加する。
陰極ローラ13(同図では13Aで示すが、他の陰極ローラ13B〜13Dも同様であるため符号13で代表する。)と剥離電極16(同図では16Aで示すが、他の剥離電極16B〜16Dも同様であるため符号16で代表する。)には、極性反転回路18を介して電源19からの正または負の電位が印加される。
また、陰極ローラ13の回転軸131には、ロータリーエンコーダなどの回転位置を検出する位置検出センサ21が設けられ、この位置検出センサ21からの検出信号はコントローラ17へ出力される。そして、コントローラ17は、位置検出センサ21により検出された陰極ローラ13の回転位置(回転位相)に応じて極性反転回路のスイッチングを制御する。この制御については後述する。
図3は、図2の極性反転回路18の構成例を示す電気回路図であり、一つの陰極ローラ13と一つの剥離電極16に対する極性反転回路18を示し、全体の電気回路図は省略する。
図3に示す極性反転回路18は、電源19の正極+に接続された+端子と、電源の負極−に接続された−端子を有し、これら+端子と−端子のそれぞれに、互いに連動して動作するスイッチ片181,182の基端が装着されている。
また、極性反転回路18は、正極側のスイッチ片181の他端が接する2つの接点183,184と、負極側のスイッチ片182の他端が接する2つの接点185,186を有し、接点183,186には陰極ローラ13が接続され、接点184,185には剥離電極16が接続されている。
そして、コントローラ17からの指令信号により、スイッチ片181,182が図3に示す位置、すなわちスイッチ片181が接点183に接するとともにスイッチ片182が接点185に接するように動作すると、陰極ローラ13には正の電位が印加され、剥離電極16には負の電位が印加される。
これに対して、コントローラ17からの指令信号により、スイッチ片181,182が図3に示す位置とは反対の位置、すなわちスイッチ片181が接点184に接するとともにスイッチ片182が接点186接するように動作すると、陰極ローラ13には負の電位が印加され、剥離電極16には正の電位が印加される。
次に制御手順を説明する。
図5は、コントローラ17における制御手順を示すフローチャートであり、このルーチンは所定の時間間隔で実行される。
まずステップS1にて、めっき処理の指示信号が入力されているか否かを判断し、めっき処理の指示が入力されている場合はステップS2へ進み、指示が入力されていない場合は入力されるまでステップS1を繰り返す。
ステップS2では、陰極ローラ13の回転軸131に設けられた位置検出センサ21からの検出信号を読み込み、ステップS3にて検出された信号から陰極ローラ13の陰極部133がFPC2に接触しているか否かを判断する。ステップS3の判断の結果、その陰極ローラ13の陰極部133がFPC2に接触している場合はステップS4へ進み、接触してない場合はステップS5へ進む。
なお、位置検出センサ21は陰極ローラ13の回転軸131の回転方向の位置(回転位相)を検出するので、この回転位相からその陰極ローラ13の陰極部133がFPC2に接触しているか(90度の範囲)、非接触か(270度の範囲)を判断することができる。これらステップS2からS5までの処理は、陰極ローラ13A〜13Dごとに実行される。
ステップS4では、陰極ローラ13の陰極部133がFPC2に接触しているので、極性反転回路18のスイッチ片181,182を図3とは反対の位置に切り換え、陰極ローラ13に負の電位を印加すると同時に剥離電極16に正の電位を印加する。これにより、陰極ローラ13はFPC2に対して負の電位を印加するので、陽極板12による正の電位の印加によってFPC2へのめっき処理が実行される。また、剥離電極16には正の電位が印加されるので、陰極ローラ13の負の電位との協働により、後述するステップS5にて剥離電極16に析出しためっきを剥離することができる。
これに対してステップS5では、陰極ローラ13の陰極部133がFPC2には接触せず、絶縁部134がFPC2に接触しているので、当該陰極ローラ13は陽極板12に対する負極としては作用しない。このため、極性反転回路18のスイッチ片181,182を図3に示す位置に切り換え、陰極ローラ13にせいの電位を印加すると同時に剥離電極16に負の電位を印加する。これにより、ステップS4のめっき処理により陰極ローラ13の陰極部133に析出しためっきを剥離することができる。このとき、剥離電極16には負の電位が印加されているので、陰極ローラ13の陰極部133の電位は強くなる。その結果、陰極ローラ13に析出しためっきを短時間で剥離することができ、剥離効率が向上する。
以上のとおり、本例のめっき装置1およびめっき方法によれば、剥離電極16を配置することにより陰極ローラ13に析出しためっきを効率よく剥離することができる。
しかも、この陰極ローラ13のめっき剥離処理によって剥離電極16にもめっきが析出するが、陰極ローラ13に正の電位を印加することにより剥離電極16に析出しためっきも剥離することができ、剥離電極16の機能を充分に発揮させることができる。
1…めっき装置
11…めっき液浴
12…陽極板
13(13A〜13D)…陰極ローラ
131…回転軸
132…胴体部
133…陰極部
134…絶縁部
14…巻き出しリール
15…巻き取りリール
16(16A〜16D)…剥離電極
17…コントローラ
18…極性反転回路
19…電源
20…開閉スイッチ
21…位置検出センサ
2…フレキシブルプリント基板(被めっき物)
3…めっき液

Claims (6)

  1. 電解めっき液が満たされるめっき液浴と、
    前記めっき液浴内で前記被めっき物に対向するように配置された陽極と、
    前記めっき液浴内で前記被めっき物に対し電気的に接触する位置と接触しない位置との間を駆動するように配置された陰極と、
    前記めっき液浴内で前記陰極に対向するように配置された剥離電極と、
    前記陰極と前記剥離電極への印加電位を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触している場合は、前記陰極に負の電位を印加するとともに前記剥離電極に正の電位を印加し、前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触していない場合は、前記陰極に正の電位を印加するとともに前記剥離電極に負の電位を印加することを特徴とするめっき装置。
  2. 請求項1に記載のめっき装置において、
    前記陰極の駆動位置を検出する位置検出手段と、
    前記陰極と前記剥離電極に対する印加電位の極性を反転させる極性反転回路と、を備え、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出した前記陰極の駆動位置に応じて前記極性反転回路の動作を制御することを特徴とするめっき装置。
  3. 請求項1または2に記載のめっき装置において、
    前記陰極は、前記被めっき物の幅寸法以上の長さを有するローラの周方向の一部に形成され、前記ローラの周方向の残余部は電気絶縁体で構成されていることを特徴とするめっき装置。
  4. 請求項1に記載のめっき装置において、
    前記剥離電極は、前記電解めっき液に対して不溶性の電極から構成されていることを特徴とするめっき装置。
  5. 電解めっき液に被めっき物を浸漬するとともに、前記被めっき物に対向して配置された陽極と、前記被めっき物に対し電気的に接触する位置と接触しない位置との間を駆動するように配置された陰極とのそれぞれに正負の電位を印加するめっき方法において、
    前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触している場合は、前記陰極に負の電位を印加するとともに前記陰極に対向するように配置された剥離電極に正の電位を印加するステップと、
    前記陰極が前記被めっき物に電気的に接触していない場合は、前記陰極に正の電位を印加するとともに前記剥離電極に負の電位を印加するステップと、を有することを特徴とするめっき方法。
  6. 請求項5に記載のめっき方法において、
    前記陰極の駆動位置を検出するステップと、
    前記検出された前記陰極の駆動位置に応じて、前記陰極と前記剥離電極に印加する電位を反転するステップと、を有することを特徴とするめっき方法。
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