JP2003318759A - 周波数変換装置 - Google Patents

周波数変換装置

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JP2003318759A
JP2003318759A JP2002124151A JP2002124151A JP2003318759A JP 2003318759 A JP2003318759 A JP 2003318759A JP 2002124151 A JP2002124151 A JP 2002124151A JP 2002124151 A JP2002124151 A JP 2002124151A JP 2003318759 A JP2003318759 A JP 2003318759A
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Hiroyuki Harada
博之 原田
Yasutoku Miyahara
泰徳 宮原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低消費電流であり、かつ、構成が簡易で、回
路規模の増加とそれによる消費電流の増加なくベースバ
ンドIQ信号を得られる周波数変換装置を提供するこ
と。 【解決手段】 入力信号の1/nの周期を有するサンプ
リング信号で、入力信号の1/4周期ずれた時点の入力
信号のサンプリングを実行する第1及び第2のサンプル
ホールド手段106と、前記第1及び第2のサンプルホ
ールド手段の出力信号をAD変換するAD変換手段10
7とを備え、前記AD変換手段の出力からベースバンド
IQ信号を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル無線通信
において必須となる周波数変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線通信においては、その受信方
式としてスーパーヘテロダインと呼ばれる方式が用いら
れてきた。また、特に近年、デジタル携帯電話機等に代
表されるデジタル無線通信機器においては、受信信号を
AD変換しデジタル処理により復調する方法が用いられ
るようになってきた。
【0003】図8は従来のデジタル無線通信機器におけ
る受信部の構成例を示したものである。以下、図8に従
って説明を行う。まず、図中の符号101は無線信号を
受信するアンテナである。102は受信した信号を周波
数選択して増幅するフロントエンド部であり、無線通信
機器の属する無線システムで用いる無線周波数帯域を、
周波数選択する第1のフィルタ102aと増幅器102
bとからなる。103は第1の周波数変換部であり、周
波数変換を行う第1のミキサ103a、周波数変換のた
めに該ミキサ103aに局部発振信号を供給する第1の
局部発振器103b、周波数変換に伴うイメージ信号を
除去する第2のフィルタ103cからなる。
【0004】104は第1の周波数変換部より出力され
る中間周波数信号を増幅する中間周波数増幅部であり、
中間周波数信号より必要な信号帯域のみを選択する第3
のフィルタ104aと可変利得増幅器104bからな
る。可変利得増幅器104bは、後述のAD変換部10
7の入力電圧振幅が、AD変換部107の入力範囲を超
さないように、かつ、変換に伴う量子化誤差が受信特性
に影響を与えないような範囲に信号を増幅するものであ
る。ここで、可変利得増幅器104bの制御方法につい
ての説明の詳細は省略するが、例えば、復調器109に
より信号振幅を測定することで制御することが可能であ
る。
【0005】801は中間周波数増幅部104の出力
を、ベースバンドIQ信号に周波数変換する直交変換部
であり、一対のミキサ801aと801b、90度移相
器801c、及び中間周波数増幅部104の出力信号の
中心周波数に等しい周波数を出力する第2の局部発振器
801dとから構成される。802はベースバンドフィ
ルタ部であり、ベースバンドIQ信号から不要な帯域を
除去するフィルタ802a、802bから構成される。
なお、ベースバンドフィルタ部802は、受信信号に対
して不要な帯域を除去するとともに、AD変換に際して
不要な帯域の除去、即ちエリアシングの防止の働きも有
している。
【0006】107はAD変換部であり、ベースバンド
IQ信号をAD変換するAD変換器107a、107b
からなる。108はデジタルフィルタ部であり、受信信
号から不要な成分を除去する。デジタルフィルタ部10
8は、ベースバンドIQ信号に対応した、デジタルフィ
ルタ108a、108bからなる。
【0007】また、109は復調器であり、受信信号の
変調方式に応じた復調を行う。復調器109はデジタル
回路、あるいは、DSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)と信号処理ソフトウエアにより構成される。この復
調器109は、例えば、『W−CDMA移動機用ベース
バンドLSI』、Matsushita Technical Journal 、Vol.
47、No.6 Dec.2001等に記載されるような構成となってい
る。
【0008】図8に示した従来の構成例での周波数変換
の様子を、図9に示した信号スペクトラムを用いて以下
に説明する。まず、アンテナ101で受信された無線信
号は、フロントエンド部102により周波数選択、増幅
され、第1の周波数変換部103に入力される。ここで
の受信信号スペクトラムは901のようになる。また、
第1の局部発振器103bの周波数は902のように配
置する。
【0009】第1の周波数変換部103により、受信信
号は、その信号周波数と第1の局部発振器103bの出
力周波数との差の周波数に周波数変換される。即ち、受
信信号スペクトラム901と第1の局部発振器103b
出力スペクトラム902との差が得られる。周波数変換
された受信信号は、中間周波数増幅部104において必
要な信号帯域を選択、また適切な振幅に増幅された後、
直交変換部801に入力される。直交変換部801に入
力される信号スペクトラムと第2の局部発振器801d
のスペクトラムはそれぞれ903、904のような関係
に配置する。
【0010】90度移相器801cは、第2の局部発振
器801dの出力位相を変化させ、周波数は同じで互い
に90度位相差を有する一対の信号を生成し、直交変調
部801の一対のミキサ801a、801bへ供給す
る。直交変調部801により、受信信号はさらに、スペ
クトラム903、904の差の周波数に周波数変換され
る。これにより、直交変換部801の出力での信号スペ
クトラムは905のようになり、ベースバンドIQ信号
となる。これをベースバンドフィルタ部802で不要な
成分を除去し、AD変換部107でAD変換すると、ス
ペクトラムは、最大周波数帯域がAD変換部107のサ
ンプリング周波数fsの1/2(906)に制限された
スペクトラム(907)になる。
【0011】ここで、第1の局部発振器103bと第2
の局部発振器801dは、例えば、携帯電話機の場合、
周波数シンセサイザの構成を用いて構成される。(例え
ば、『GSM方式携帯電話EB−G600シリーズ』、
Matsushita Technical Journal Vol.44 No.6 Dec.1998
記載)
【0012】これは、第1の局部発振器103bにおい
ては、発振周波数を数百MHz以上でかつ周波数可変と
する必要があるためである。また、第2の局部発振器8
01dにおいては、第1の周波数変換部103における
イメージ除去の都合等により、その発振周波数を数百M
Hzに設定する必要があるため等の理由による。
【0013】受信信号を周波数変換する方法としては、
アンダーサンプリング(またはバンドパスサンプリン
グ、あるいはIFサンプリング)と呼ばれる方法が知ら
れている。これは、受信信号をその信号周波数より低い
周波数でサンプリングし、折り返しを利用して周波数変
換するというものである。これは、例えば、米国エレク
トロニックデザイン1991年6月13日号(Exploit
Digital Advantages inan SSB Receiver,Richard Grosh
ong and Stephen Ruscak,June 13,1991)、あるいは、
特開平8−162990号公報等に示されているもので
ある。そして、上記特開平8−162990号公報に
は、受信信号をアンダーサンプリングすると共に、その
前段にバンドパスフィルタリングを施すことによって、
受信機の回路の簡素化、小電力化、低価格化を実現する
ものが記載されている。
【0014】アンダーサンプリングの方法を用いれば、
上述の従来例における第2の局部発振器801dを、数
百MHzの発振周波数を出力する周波数シンセサイザ構
成から、より周波数の低い簡易な発振器に置き換えるこ
とができる。そこで、次に、アンダーサンプリングの手
法を用いた場合の受信機の構成例について説明する。ア
ンダーサンプリングの手法を用いることにより受信機
は、例えば、図10に示したような構成となる。
【0015】以下、図10に従って説明する。なお、図
8と同一の部分については同一番号を付与し、その説明
は省略する。1001はサンプルホールド回路であり、
サンプリング信号110の周期で入力信号をサンプルホ
ールドする。ここで、サンプリング信号110は、サン
プルホールド回路1001の入力信号周波数に比べ小さ
く、かつ、サンプルホールド回路1001の入力信号帯
域の2倍以上に設定する。1002はAD変換器(AD
C)であり、サンプルホールド回路1001でサンプル
ホールドした信号をサンプリング信号110の周期でA
D変換する。
【0016】1003はデジタルミキサであり、AD変
換器1002の出力信号を、デジタル的に周波数変換
し、ベースバンドIQ信号を得る。デジタルミキサ10
03の動作は、図8に示した直交変換部801の動作と
基本的に同じものであり、直交変換部801における信
号処理をデジタル信号処理により行うものである。この
デジタルミキサ1003とデジタルフィルタ108の機
能を有する市販のICとしては、たとえばアナログ・デ
バイセズ社AD6620などがある。
【0017】次に、サンプルホールド回路1001から
デジタルミキサ1003までにおける周波数変換の様子
を、図11を用いて以下に説明する。サンプルホールド
回路1001に入力される信号スペクトラム1101の
周波数に対し、サンプリング信号110の周波数110
2(fs)は小さく設定する。かつ、サンプルホールド
回路1001に入力される信号スペクトラム1101の
信号帯域の2倍以上に、サンプリング信号の周波数11
02を設定する。
【0018】このような周波数関係に設定することによ
り、サンプルホールド回路1001の出力信号スペクト
ラムは、1103のようになる。これは、サンプリング
信号周波数1102の整数倍のスペクトラムと、信号ス
ペクトラム1101との間の周波数変換動作によって得
られるスペクトラムに同じである。サンプルホールド回
路1001の出力を、サンプリング信号110の周波数
1102(fs)でAD変換器1002によりAD変換
すると、そのスペクトラムは1104のようになる。デ
ジタルミキサ1003により、信号スペクトラム110
4からベースバンドIQ信号が得られ、そのスペクトラ
ムは1105のようになる。
【0019】ここで、図10記載のアンダーサンプリン
グの手法を用いた受信機において、周波数変換に際して
注意する必要のある事項について述べる。これは、従来
のスーパーヘテロダイン受信機において良く知られてい
る、イメージという問題である。
【0020】図10の構成でのイメージの問題を、図1
3を用いて説明する。なお、図13で図11と同じもの
については、同一の符号を付与する。中間周波数増幅部
104入力において、本来の受信信号1106に対し、
例えば、1108や1109で示す信号がイメージとし
て問題となる。1108で示す信号は、受信信号110
6と1110で示す周波数(fs×n)に対して対称な
位置の周波数である。
【0021】また、1109で示す信号は、受信信号1
106からfsだけ離れた位置の周波数である。110
8や1109の周波数にある信号は、周波数変換により
受信信号1106と同じ周波数に周波数変換されるた
め、1107に示すような特性のフィルタにより除去す
る必要がある。このフィルタ(1107)は、通常、図
10における第3のフィルタ104aにより実現され、
具体的には、例えばSAWフィルタが使用される。ここ
で、特に1108で示す信号が問題となる。
【0022】1108で示す信号は、受信信号1106
に近接しており、フィルタ(1107)による十分な減
衰特性を得にくい。1108で示す信号が、非常に大き
な信号であったような場合、フィルタ(1107)で除
去できなかった信号1111は、サンプルホールド回路
1001とAD変換器1002による周波数変換後、1
112の周波数に変換され、本来の受信信号1104に
重なり分離できなくなる。この結果、受信特性を劣化さ
せてしまうことがある。受信信号1106に対し、11
08のような位置となり、かつ、そのレベルが非常に大
きいというような条件は、無線通信、特に移動体通信に
おいては、隣接チャネル妨害として良く知られているも
のである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図10に示し
た従来の技術を用いた場合、次のような課題があった。
図8に示した従来例では、周波数シンセサイザが2つ必
要である。そして、一般に周波数シンセサイザの消費電
流は数mAと受信機の中で占める比率が大きくなってい
る。周波数シンセサイザを2つ使用する従来例の場合、
特に、低消費電流化を求められる携帯電話機等の用途に
おいては、その消費電流の削減が課題となっていた。
【0024】一方、アンダーサンプリングを用いた方式
では、周波数シンセサイザは一つで良いが、ベースバン
ドIQ信号を得るためには、デジタル信号処理により直
交復調する必要がある。このため構成が複雑となり、回
路規模の増加とそれによる消費電流の増加という課題が
あった。また、イメージ信号による問題も十分考慮する
必要があった。
【0025】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、低消費電流であり、かつ、構成が簡
易で、回路規模の増加とそれによる消費電流の増加なく
ベースバンドIQ信号を得られる周波数変換装置を提供
することを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る周波数変換装置は、入力信号の1/n
の周期を有するサンプリング信号で、入力信号の1/4
周期ずれた時点の入力信号のサンプリングを実行する第
1及び第2のサンプルホールド手段と、前記第1及び第
2のサンプルホールド手段の出力信号をAD変換するA
D変換手段とを備え、前記AD変換手段の出力からベー
スバンドIQ信号を得る。したがって、低消費電流、か
つ、構成が簡易で、回路規模の増加とそれによる消費電
流の増加なく周波数変換を実現できる。
【0027】また、本発明に係る周波数変換装置は、前
記入力信号を移相器を介して90度位相差を有する第1
及び第2の入力信号に分離する手段を備え、前記第1及
び第2のサンプルホールド手段に前記第1及び第2の入
力信号を与えて、共通のサンプリング信号でサンプリン
グを実行する。
【0028】また、本発明に係る周波数変換装置は、前
記サンプリング信号を分周器を介して90度位相差を有
する第1及び第2のサンプリング信号に分離する手段を
備え、前記第1及び第2のサンプルホールド手段に共通
の入力信号を与え、前記第1及び第2のサンプリング信
号でサンプリングを実行する。したがって、入力信号を
分離せずに第1及び第2のサンプルホールド手段に与え
ることが可能になる。
【0029】また、本発明に係る周波数変換装置は、前
記第1及び第2のサンプルホールド回路の出力信号を、
交互に切替え出力する切替手段を備え、共通のAD変換
手段によって前記第1及び第2のサンプルホールド回路
の出力信号を、交互にデジタル信号に変換する。したが
って、1台のAD変換手段で実現できる。
【0030】さらに、本発明に係るデジタル受信機は、
前記入力信号を受信信号とし、請求項1〜4のいずれか
1項に記載の周波数変換装置を有する。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明における第1の実施
の形態を示したものである。以下、図1に従って説明す
る。なお、図1において、従来例として説明した図8及
び図10と同一の構成のものについては同一番号を付与
する。
【0032】図1において、符号101は無線信号を受
信するアンテナである。102は受信した信号を周波数
選択し増幅するフロントエンド部であり、無線システム
で用いる無線周波数帯域を周波数選択する第1のフィル
タ102aと増幅器102bとからなる。103は第1
の周波数変換部であり、周波数変換を行う第1のミキサ
103a、周波数変換のためにミキサ103aに局部発
振信号を供給する第1の局部発振器103b、周波数変
換に伴うイメージ信号を除去する第2のフィルタ103
cからなる。
【0033】104は第1の周波数変換部より出力され
る中間周波数信号を増幅する、中間周波数増幅部であ
り、受信信号より必要な信号帯域のみを選択する第3の
フィルタ104aと可変利得増幅器104bからなる。
可変増幅器104bは、後に説明するAD変換部107
の入力電圧振幅が、AD変換部107の入力範囲を超さ
ないように、かつ、AD変換に伴う量子化誤差が受信特
性に影響を与えないような範囲に信号を増幅するもので
ある。ここで、可変増幅器104bの制御については詳
細な説明を省略するが、例えば、復調器109により信
号振幅を測定することで制御を行うことが可能である。
【0034】105は移相器であり、入力信号の位相を
変化させ、互いに90度位相差を有する、0度位相信号
105a、90度位相信号105bを出力する。移相器
105は、例えば、特開2001−45080号公報に
記載されているような、ポリフェーズフィルタを使って
構成することができる。
【0035】106はサンプルホールド部であり、入力
信号をサンプリング信号110の周期でサンプルホール
ドする。106a、106bは各々0度位相信号105
a、90度位相信号105bに対応したサンプルホール
ド回路である。
【0036】107はAD変換部(ADC)であり、0
度位相信号105a、90度位相信号105bに対応し
たAD変換器107a、107bからなる。108はデ
ジタルフィルタであり、受信信号から不要な成分を除去
する。デジタルフィルタ108は、0度位相信号105
a、90度位相信号105bに対応したデジタルフィル
タ108a、108bからなる。
【0037】また、109は復調器であり、受信信号の
変調方式に応じた復調を行う。復調器109はデジタル
回路、あるいは、DSP(デジタルシグナルプロセッ
サ)と信号処理ソフトウエアにより構成される。この復
調器109は、例えば、『W−CDMA移動機用ベース
バンドLSI』、Matsushita Technical Journal 、Vol.
47、No.6 Dec.2001等に記載されるような構成となってい
る。
【0038】ここで、移相器105の出力をAD変換部
107によりAD変換する動作の様子を、図2を用いて
説明する。201a、201bは移相器105の出力信
号105a、105bを表し、互いに90度の位相差を
有する。これらをサンプルホールドタイミング204で
サンプルホールドした信号は202、203のようにな
る。これを、AD変換タイミング205によりAD変換
する。サンプルホールドタイミング204とAD変換タ
イミング205とは、サンプリング信号110に同期し
て生成すれば良い。
【0039】次に、第1の実施例での周波数変換の様子
を図3に示した信号スペクトラムを用いて説明する。ア
ンテナ101で受信した信号は、フロントエンド部10
2で周波数選択され増幅されたのち、第1の周波数変換
部103に入力される。第1の周波数変換部103入力
でのスペクトラムは301のようになっている。
【0040】ここで、flo1(302)は、第1の局
部発振器103bの周波数を表す。第1の周波数変換部
103により周波数変換された信号は、第1の中間周波
数増幅部104により必要な信号帯域を選択、適切な信
号振幅に増幅されたのち、移相器105により90度位
相差を有する信号となり、サンプルホールド部106に
入力される。
【0041】サンプルホールド部106入力での、信号
スペクトラムは303のようになる。サンプルホールド
部106に入力される信号スペクトラム303の周波数
に対し、サンプリング信号110の周波数304(f
s)は小さく設定する。かつ、サンプルホールド部10
6に入力される信号スペクトラム303の信号帯域の2
倍以上に、サンプリング信号の周波数304を設定す
る。
【0042】このような周波数関係に設定することで、
サンプリングによる折り返しにより、信号スペクトラム
302は、その周波数とサンプリング周波数304(f
s)の整数倍nの周波数(n×fs)との差の周波数に
周波数変換され、このスペクトラムは305のようにな
る。AD変換部107を、サンプルホールド部106と
同期させて動作すると、AD変換によりデジタル化後に
表現される周波数範囲は、サンプリング周波数304
(fs)の1/2以下の帯域、即ち0〜fs/2である
から、306に示すベースバンド信号となる。スペクト
ラム306は、移相器105により90度位相差を有す
る信号105a、105bを信号処理したものであるか
ら、ベースバンドIQ信号となる。
【0043】ここで、本発明において、従来の例におい
て図13を用いて説明したイメージの問題がどのように
なるかを、図12を用いて説明する。なお、図12で図
3と同じものについては、同一の符号を付与する。
【0044】中間周波数増幅部104入力において、本
来の受信信号303に対し、図13で説明したものと同
じ周波数関係の信号308と309を考える。信号30
8は図13における1108に、また、信号309は図
13における1109と同じであるとする。また、図1
3と同様の特性のフィルタ307を考える。本発明にお
いては、従来例図13と異なり、受信信号303の中心
周波数と310で示す周波数(n×fs)とが等しくな
るように設定される。
【0045】従来例では問題となった信号308は、従
来例と異なりイメージとはならないことを以下に示す。
図13での説明同様に、308が非常に大きな信号であ
ったような場合、フィルタ307で除去できなかった信
号(311)は、サンプルホールド回路106とAD変
換部107とによる周波数変換後、313の周波数に変
換される。図13の従来例と異なり、図12の本発明の
場合は、受信信号306とは重ならない周波数に変換さ
れる。従って、312に示すような特性のフィルタを通
すことにより、除去することが可能である。この312
に示す特性のフィルタは、例えば、デジタルフィルタ1
08により構成すれば良い。
【0046】次に、本発明における第2の実施の形態に
ついて説明する。図4は本発明の第2の実施の形態の構
成を示すものである。なお、図4において図1と同じ構
成のものについては、図1と同一の番号を付与し、その
説明は省略する。
【0047】401は中間周波数増幅部104より出力
される中間周波数信号であり、サンプルホールド回路1
06a、106bに入力される。404は信号源であ
り、分周器403によりサンプルホールド回路106、
AD変換部107、デジタルフィルタ108、復調器1
09に必要な信号を供給する。低消費電流であり、か
つ、構成が簡易で、回路規模の増加とそれによる消費電
流の増加なくベースバンドIQ信号を得られる周波数変
換装置を構成できる。
【0048】分周器403は、サンプルホールド回路1
06a、106bへのタイミング信号402a(fs
(Φ1))、402b(fs(Φ2))を出力する。タ
イミング信号402a(fs(Φ1))、402b(f
s(Φ2))は、互いに中間周波数信号401の周波数
において90度だけ時間差(位相差)を有するように構
成する。
【0049】第2の実施の形態の動作を、図5を用いて
説明すると次のようになる。図5において501は中間
周波数信号であり、図4における401に相当する。ま
た、サンプルホールドタイミングΦ1(504)、Φ2
(505)は、中間周波数信号501をサンプルホール
ドするタイミングを表し、図4におけるタイミング信号
402a(fs(Φ1))、402b(fs(Φ2))
によるタイミングに相当する。サンプルホールドタイミ
ングΦ1(504)、Φ2(505)は、互いに中間周
波数信号501の周波数において90度だけ時間差(位
相差)を有するように設定される。
【0050】サンプルホールドされた信号は、中間周波
数信号501において90度だけずれた点をサンプルホ
ールドした信号502、503となる。このサンプルホ
ールド信号502、503を、AD変換タイミング50
6に従ってAD変換する。サンプルホールド信号50
2、503は、中間周波数信号501において90度だ
けずれた点をサンプルホールドした信号であるから、こ
れをAD変換することによりベースバンドIQ信号を得
ることができる。
【0051】次に、本発明における第3の実施の形態に
ついて説明する。これまで説明した第1の実施の形態及
び第2の実施の形態では、AD変換器を2つ用いていた
が、一つのAD変換器を時分割で動作させることによっ
ても実現可能である。図6は本発明の第1の実施の形態
に示した動作を、一つのAD変換器で構成する場合の動
作の様子を図示したものである。なお、図6において図
2と同じ意味を有するものについては同一番号を付与し
その説明は省略する。
【0052】一つのAD変換器でAD変換を行うには次
のようにすれば良い。AD変換器入力をサンプルホール
ド信号202側とサンプルホールド信号203側とに切
り替える、切替え器(切替手段)(図示せず)を用意す
る。切替え器を、切替え器タイミング601に従って、
サンプルホールド信号202側に切り替える。AD変換
タイミング602に従ってAD変換する。次に、切替え
器を、切替え器タイミング601に従って、サンプルホ
ールド信号203側に切り替える。AD変換タイミング
603に従ってAD変換する。各切替え器タイミング
は、例えば、サンプリング信号110に同期させて生成
すれば良い。このように動作させることで、一つのAD
変換器によりベースバンドIQ信号を得ることができ
る。
【0053】また、図7は本発明の第2の実施の形態に
示した動作を、一つのAD変換器で構成する場合の動作
の様子を示したものである。ここで、図7において図5
と図6と同じ意味を有するものについては同一の番号を
付与しその説明は省略する。一つのAD変換器でAD変
換を行うには次のようにすれば良い。AD変換器入力を
サンプルホールド信号502側とサンプルホールド信号
503側とに切り替える、切替え器(切替手段)(図示
せず)を用意する。切替え器を、切替え器タイミング6
01に従って、サンプルホールド信号502側に切り替
える。AD変換タイミング602に従ってAD変換す
る。次に、切替え器を、切替え器タイミング601に従
って、サンプルホールド信号503側に切り替える。A
D変換タイミング603に従ってAD変換する。このよ
うに動作させることで、一つのAD変換器によりベース
バンドIQ信号を得ることができる。
【0054】なお、本発明の第1の実施例(図1)と第
2の実施例(図4)においては、AD変換器として、フ
ラッシュ型AD変換器、あるいはサンプルホールド回路
機能を内蔵するパイプライン型AD変換器を用いれば、
実施例で説明したサンプルホールド部を省略できること
は容易に理解できる。
【0055】また、図示しないが、先に説明した受信機
を送信機と組み合わせ、無線装置、さらには前記無線装
置を複数組み合わせた無線システム(移動体無線システ
ム)を構成することもできる。なお、上記説明において
は、図1に示したように第1の周波数変換部103によ
り一旦周波数変換を行ない、中間周波数信号をAD変換
する構成として説明したが、本発明の実施の形態は、こ
の構成に限定されるものではない。本発明は、第1の周
波数変換部103を省略し、直接フロントエンド部10
2の出力をAD変換する構成に適用することも可能であ
る。例えば、使用する無線システムにおいて信号周波数
が比較的低く、直接AD変換可能な周波数帯であり、受
信信号や妨害波の条件が比較的緩やかで、その振幅がA
D変換器のダイナミックレンジを越えないような条件の
場合、第1の周波数変換部103による中間周波数信号
に変換する過程を省略することが可能である。
【0056】また、2回以上の周波数変換を行った後に
AD変換を行う構成に適用することも可能であることは
言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る周波
数変換装置によれば、低消費電流、かつ、構成が簡易
で、回路規模の増加とそれによる消費電流の増加なく周
波数変換を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関わる受信機の構
成を示す図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるAD変換動
作を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態における周波数変換
の様子を示す図
【図4】本発明の第2の実施の形態に関わる受信機の構
成を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるAD変換動
作を示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるAD変換動
作を示す図
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるAD変換動
作を示す図
【図8】従来のスーパーヘテロダイン方式に関わる受信
機の構成を示す図
【図9】従来のスーパーヘテロダイン方式の受信機にお
ける周波数変換の様子を示す図
【図10】従来のアンダーサンプリング方式に関わる受
信機の構成を示す図
【図11】従来のアンダーサンプリング方式の受信機に
おける周波数変換の様子を示す図
【図12】本発明の第1の実施の形態におけるイメージ
信号の様子を示す図
【図13】従来のアンダーサンプリング方式の受信機に
おけるイメージ信号の様子を示す図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 フロントエンド部 103 第1の周波数変換部 104 第1の中間周波数増幅部 105 移相器 106 サンプルホールド部(サンプルホールド手段) 107 AD変換部(AD変換手段) 108 デジタルフィルタ 109 復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J022 AA01 BA06 CA10 CC01 CE01 CF02 5K020 AA08 DD12 DD13 EE04 EE05 FF00 GG16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の1/nの周期を有するサンプ
    リング信号で、入力信号の1/4周期ずれた時点の入力
    信号のサンプリングを実行する第1及び第2のサンプル
    ホールド手段と、 前記第1及び第2のサンプルホールド手段の出力信号を
    AD変換するAD変換手段と、を備え、 前記AD変換手段の出力からベースバンドIQ信号を得
    ることを特徴とする周波数変換装置。
  2. 【請求項2】 前記入力信号を移相器を介して90度位
    相差を有する第1及び第2の入力信号に分離する手段を
    備え、 前記第1及び第2のサンプルホールド手段に前記第1及
    び第2の入力信号を与えて、共通のサンプリング信号で
    サンプリングを実行することを特徴とする請求項1に記
    載の周波数変換装置。
  3. 【請求項3】 前記サンプリング信号を分周器を介して
    90度位相差を有する第1及び第2のサンプリング信号
    に分離する手段を備え、 前記第1及び第2のサンプルホールド手段に共通の入力
    信号を与え、前記第1及び第2のサンプリング信号でサ
    ンプリングを実行することを特徴とする請求項1に記載
    の周波数変換装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のサンプルホールド回
    路の出力信号を、交互に切替え出力する切替手段を備
    え、 共通のAD変換手段によって前記第1及び第2のサンプ
    ルホールド回路の出力信号を、交互にデジタル信号に変
    換することを特徴とする請求項1、2または3記載の周
    波数変換装置。
  5. 【請求項5】 前記入力信号を受信信号とし、請求項1
    〜4のいずれか1項に記載の周波数変換装置を有するデ
    ジタル受信機。
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