JP2003317238A - 光記録媒体判別装置及び光記録媒体判別方法 - Google Patents

光記録媒体判別装置及び光記録媒体判別方法

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JP2003317238A
JP2003317238A JP2002120419A JP2002120419A JP2003317238A JP 2003317238 A JP2003317238 A JP 2003317238A JP 2002120419 A JP2002120419 A JP 2002120419A JP 2002120419 A JP2002120419 A JP 2002120419A JP 2003317238 A JP2003317238 A JP 2003317238A
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recording medium
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electrode
dielectric layer
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Kazuo Fukunaga
和男 福永
Riichi Hosobuchi
利一 細渕
Takasuke Namioka
高資 浪岡
Yasushi Takasugi
康史 高杉
Giichi Shibuya
義一 渋谷
Hideki Hirata
秀樹 平田
Kazuki Suzawa
和樹 須澤
Tsutomu Kotani
勉 小谷
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TDK Corp
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
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    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
    • G11B2007/0006Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier adapted for scanning different types of carrier, e.g. CD & DVD

Abstract

(57)【要約】 【課題】 判別対象となる光記録媒体に反りが存在する
場合であっても、正確な判別を行うことが可能な光記録
媒体判別装置を提供する。 【解決手段】 第1及び第2の誘電体層と、第1の誘電
体層と第2の誘電体層との間に設けられた導電層とを少
なくとも備える光記録媒体の種類を判別する光記録媒体
判別装置であって、電極11,12を有する検出部18
と、電極11に検出用の信号を印加する交流信号生成回
路13と、検出部18を第1の誘電体層の表面に接触さ
せる駆動機構17とを備え、検出部18が第1の誘電体
層の表面に接触している状態で電極11に検出用の交流
信号Aを印加することにより、光記録媒体の種類を判別
する。これにより、判別対象となる光記録媒体に反りが
存在する場合であっても、正確な判別を行うことが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体判別装
置及び光記録媒体判別方法に関し、さらに詳細には、光
記録媒体の種類を正確に判別可能な光記録媒体判別装置
及び光記録媒体判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを記録するための記録媒
体としては、現在、CDやDVDに代表される光記録媒
体が広く用いられており、これらCDやDVD等、複数
の種類の光記録媒体に対する再生(及び記録)が可能な
コンパチブルドライブも数多く開発されている。特に、
近年においては、より大容量で且つデータ転送レートの
非常に高い次世代型の光記録媒体の開発が盛んに行われ
ており、光記録媒体の種類は今後ともますます増えるこ
とが予想される。
【0003】このようなコンパチブルドライブにおいて
は、挿入された光記録媒体が複数種類存在する光記録媒
体のうち、どの種類の光記録媒体であるのかを判別する
必要があるが、これら光記録媒体の外形は統一されてい
ることから、挿入された光記録媒体の外形に基づいて判
別を行うことはできない。このため、コンパチブルドラ
イブにおいては、挿入された光記録媒体に対して再生
(及び記録)に用いるレーザビームを実際に照射し、こ
れに基づいて、挿入された光記録媒体がどの種類の光記
録媒体であるのかを判別するのが一般的である。
【0004】例えば、CDとDVDの両方を再生(及び
記録)可能なコンパチブルドライブにおいては、実際に
フォーカスサーチを行うことによって光入射面から記録
層(反射層)までの距離を測定し、その結果、光入射面
から記録層(反射層)までの距離が約1.1mmであ
り、挿入された光記録媒体がCDであることが判明すれ
ば、λ=780nmであるCD用のレーザビームを選択
し、光入射面から記録層(反射層)までの距離が約0.
6mmであり、挿入された光記録媒体がDVDであるこ
とが判明すればλ=650nmであるDVD用のレーザ
ビームを選択するといった動作が行われる。
【0005】一方、次世代型の光記録媒体では、チルト
マージンを十分に確保する等の目的より、光入射面から
記録層(反射層)までの距離が非常に短く(約0.1m
m程度)設定されており、このため、次世代型の光記録
媒体においては、基板を光透過層として用いるCDやD
VDとは異なり、記録層(反射層)から見て基板と反対
側の面に設けられる層が光透過層として用いられる。こ
のため、CDやDVD等、現行の光記録媒体に加えてこ
のような次世代型の光記録媒体に対するデータの再生
(及び記録)を行うことができるコンパチブルドライブ
においては、フォーカスサーチによって光入射面から記
録面までの距離約0.1mmであることが判明すれば、
例えばλ=400nmである次世代型光記録媒体用のレ
ーザビームを選択するといった動作が行われる。
【0006】しかしながら、上記方法による判別には比
較的長い時間がかかるため、光記録媒体がドライブに挿
入されてから実際にデータの記録・再生を開始できる状
態となるまでに多くの時間がかかってしまうという問題
が生じる。このような問題を解決すべく、特開平10−
143986号公報には、ドライブのトレイに電極を設
け、かかる電極に交流信号を印加することによってトレ
イに載置された光記録媒体の種類を判別する方法が提案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−143986号公報に記載された方法では、トレ
イに固定された電極を用いていることから、判別対象と
なる光記録媒体に反り等が存在する場合、判別の精度が
低下するという問題があった。この様子を図面を用いて
説明する。
【0008】図10は、検出用の電極が設けられたトレ
イの略断面図である。
【0009】図10に示すように、トレイ1は、直径が
120mmである光記録媒体を載置するための第1の載
置部1aと、載置部1aの中央に設けられ、直径が80
mmである光記録媒体を載置するための第2の載置部1
bを有しており、第2の載置部1bには、光記録媒体の
種類を検出するための電極2,3が設けられている。ま
た、第1の載置部1aの外周部分には肩部4aが設けら
れており、直径が120mmである光記録媒体がトレイ
1に載置された場合、当該光記録媒体は肩部4aによっ
て保持される。同様に、第2の載置部1bの外周部分に
は肩部4bが設けられており、直径が80mmである光
記録媒体がトレイ1に載置された場合、当該光記録媒体
は肩部4bによって保持される。このため、トレイ1に
光記録媒体が載置された場合、光記録媒体の記録面(光
入射面のうちデータが記録された部分に対応する領域を
指し、直径が120mmの光記録媒体においては、その
内径は50mm、外径は117mmである)がトレイ1
に直接接することはなく、これにより、トレイ1との接
触による記録面への傷の発生が防止されている。
【0010】図11は、トレイ1に直径が120mmの
光記録媒体20が載置された状態を示す略断面図であ
り、(a)は光記録媒体20が一方向に反っている場合
を示し、(b)は光記録媒体20が逆方向に反っている
場合を示している。尚、図11(a)、(b)において
は、光記録媒体20の反りの大きさが強調して示されて
いる。
【0011】図11(a)及び(b)から明らかなよう
に、光記録媒体20が一方向に反っている場合、トレイ
1に設けられている検出用の電極2,3と光記録媒体2
0に含まれる導電層(反射層等)との距離が通常(光記
録媒体20に反りがない場合)よりも長くなり、光記録
媒体20が逆方向に反っている場合、トレイ1に設けら
れている検出用の電極2,3と光記録媒体20に含まれ
る導電層(反射層等)との距離が通常よりも短くなって
しまうことが分かる。このため、電極2,3の一方に交
流信号を印加した場合に電極2,3の他方より得られる
信号のレベルは、光記録媒体20の反りの有無や反りの
方向によって変化し、正確な判別が妨げられるおそれが
ある。
【0012】かかる問題は、CDとDVDとの判別のよ
うに、系が全く異なる光記録媒体を判別する場合にはさ
ほど深刻ではないと考えられるが、同じ系に属する複数
種類の光記録媒体を判別する場合には大きな問題とな
る。例えば、片面1層記録のDVDと片面2層記録のD
VDとを判別する場合のように、光入射面から導電層
(反射層等)までの距離の差が互いに小さい複数の光記
録媒体を判別する場合においては、光記録媒体の反りに
起因する検出信号の変化が判別に大きな影響を与えてし
まう。
【0013】また、次世代型の光記録媒体については、
多くが開発途上の段階にあり、このため今後、光透過層
の厚みや材料が微妙に異なる複数種類の次世代型光記録
媒体が登場することが予想される。したがって、特開平
10−143986号公報に記載された方法を用いてこ
れら複数種類の次世代型光記録媒体を判別しようとする
と、光記録媒体の反りに起因する検出信号の変化が判別
に極めて大きな影響を与えてしまう。
【0014】したがって、本発明の目的は、改良された
光記録媒体判別装置及び改良された光記録媒体判別方法
を提供することである。
【0015】また、本発明の他の目的は、判別対象とな
る光記録媒体に反りが存在する場合であっても、正確な
判別を行うことが可能な光記録媒体判別装置及び光記録
媒体判別方法を提供することである。
【0016】また、本発明のさらに他の目的は、導電層
(反射層等)から見て基板と反対側の面が光入射面とな
る光記録媒体が複数種類存在する場合において、これら
の種類を正確に判別することが可能な光記録媒体判別装
置及び光記録媒体判別方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
第1及び第2の誘電体層と、前記第1の誘電体層と前記
第2の誘電体層との間に設けられた導電層とを少なくと
も備える光記録媒体の種類を判別する光記録媒体判別装
置であって、電極を有する検出部と、前記電極に検出用
の信号を印加する第1の手段と、前記検出部を前記第1
の誘電体層の表面に接触させる第2の手段とを備え、前
記検出部が前記第1の誘電体層の表面に接触している状
態で前記電極に前記検出用の信号を印加することによ
り、前記光記録媒体の種類を判別することを特徴とする
光記録媒体判別装置によって達成される。
【0018】本発明にかかる光記録媒体判別装置によれ
ば、検出部が第1の誘電体層の表面に接触している状態
で電極に検出用の信号を印加することにより、光記録媒
体の種類を判別していることから、判別対象となる光記
録媒体に反りが存在する場合であっても、正確な判別を
行うことが可能となる。このため、同じ系に属する複数
種類の光記録媒体を判別する場合であっても、これを正
しく判別することが可能となる。
【0019】本発明の好ましい実施態様においては、前
記検出部は、前記電極の表面を覆う保護膜をさらに有
し、前記第2の手段は、前記検出部の前記保護膜を前記
第1の誘電体層の表面に接触させる。
【0020】本発明の好ましい実施態様によれば、検出
部の接触による傷の発生を防止することができる。
【0021】本発明の好ましい実施態様においては、前
記第2の手段は、前記光記録媒体が回転する前に、前記
検出部を前記第1の誘電体層の表面から離す。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、光記録媒体の回転中に検出部がその表面に接触する
ことがないので、回転中の接触による傷が生じることが
ない。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記検出部がドライブのトレイに設けられており、
前記第2の手段は、前記トレイの排出及び収容に連動し
て前記検出部を駆動する。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、光記録媒体がトレイに載置されてから実際にデータ
の記録・再生を開始できる状態となるまでの時間をより
短縮することが可能となる。
【0025】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の誘電体層が光透過層であり、前記第2の
誘電体層が基板である。
【0026】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記電極が、スロットローディング機構におけるロ
ーラーの軸心である。
【0027】本発明の前記目的はまた、第1及び第2の
誘電体層と、前記第1の誘電体層と前記第2の誘電体層
との間に設けられた導電層とを少なくとも備える光記録
媒体の種類を判別する光記録媒体判別方法であって、電
極を有する検出部を前記第1の誘電体層の表面に接触さ
せ、この状態で前記電極に前記検出用の信号を印加する
ことにより、前記光記録媒体の種類を判別することを特
徴とする光記録媒体判別方法によって達成される。
【0028】本発明にかかる光記録媒体判別方法によれ
ば、判別対象となる光記録媒体に反りが存在する場合で
あっても、正確な判別を行うことが可能となる。このた
め、同じ系に属する複数種類の光記録媒体を判別する場
合であっても、これを正しく判別することが可能とな
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る光記録媒体判別装置10の構成を概略的に示すブロッ
ク図である。
【0031】図1に示すように、本実施態様にかかる光
記録媒体判別装置10は、第1及び第2の電極11、1
2と、第1の電極11に交流信号Aを印加する交流信号
生成回路13と、第2の電極12に現れる交流信号Bの
レベルを検出する検出回路14と、第1及び第2の電極
11、12を支持する支持体16と、支持体16を上下
動させる駆動機構17と、交流信号生成回路13、検出
回路14及び駆動機構17の動作を制御する制御回路1
5とを備えており、制御回路15内にはテーブル15a
が設けられている。これらのうち、第1の電極11、第
2の電極12及びこれらが支持された支持体16は検出
部18を構成する。
【0032】図2は検出部18の物理的な構成の一例を
概略的に示す図であり、(a)は略斜視図、(b)は
(a)に示すA−A線に沿った略断面図である。
【0033】図2(a)に示すように、支持体16は、
駆動機構17によって上下動されるアーム16aと、ア
ーム16aの先端に設けられた平板状の電極搭載部16
bによって構成される。電極搭載部16bの表面には第
1及び第2の電極11、12が搭載されており、図2
(b)に示すように、第1及び第2の電極11、12の
表面は保護膜19によって覆われている。保護膜19
は、第1及び第2の電極11、12の腐食を防止すると
ともに、第1及び第2の電極11、12が光記録媒体の
記録面に直接接することによって光記録媒体の記録面に
傷が生じるのを防止する役割を果たす。したがって、保
護膜19の材料としては、これら役割を果たすことが可
能な材料、すなわち、防湿性や表面の潤滑性に優れると
ともに、ゴム弾性を有し、光記録媒体の記録面を構成す
る材料よりも硬度が低く、さらに、耐熱性・耐薬品性・
成形加工性に優れた材料を用いる必要があり、具体的に
は、熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマー、シリ
コン樹脂、フッ素樹脂等を用いることが好ましい。
【0034】このような構成を有する検出部18は、図
3に示すように、光記録媒体20が載置されたトレイ4
1がドライブの本体40に収容された場合に、駆動機構
17による上下動により光記録媒体20の一方の表面に
接触可能な位置に設けられる。
【0035】図4は様々な種類の光記録媒体の概略的な
構造を示す図であり、(a)はCD型の光記録媒体20
aの略断面図、(b)はDVD型の光記録媒体20bの
略断面図、(c)は次世代型の光記録媒体20cの略断
面図である。
【0036】図4(a)に示すように、CD型の光記録
媒体20aは、基板21aと、基板21a上に設けられ
た記録層22aと、記録層22a上に設けられた反射層
23aと、反射層23a上に設けられた保護層24aに
よって構成され、中央部分には孔25aが設けられてい
る。このような構造を有するCD型の光記録媒体20a
に対しては基板21a側から波長λ=780nmのレー
ザビームL20aを照射することによってデータの再生
(及び記録)が行うことができる。
【0037】基板21aは、光記録媒体20aの機械的
強度を確保する役割を果たすとともに、レーザビームL
20aの光路となり、光記録媒体20aが追記型光記録
媒体(CD−R)または書き換え型光記録媒体(CD−
RW)である場合には、その表面にグルーブ及びランド
が設けられる。これらグルーブ及び/又はランドは、デ
ータの再生(及び記録)を行う場合におけるレーザビー
ムL20aのガイドトラックとしての役割を果たす。基
板21aの厚さは約1.1mmに設定され、その材料と
しては、ほとんどの場合、ポリカーボネート樹脂が用い
られる。
【0038】記録層22aは、光記録媒体20aが追記
型光記録媒体(CD−R)または書き換え型光記録媒体
(CD−RW)である場合に設けられる層であり、追記
型光記録媒体(CD−R)である場合には一般に有機色
素によって構成され、書き換え型光記録媒体(CD−R
W)である場合には一般に相変化膜及びこれを挟んで設
けられた誘電体膜によって構成される。追記型光記録媒
体(CD−R)においては、記録層22aを構成する有
機色素の所定の領域を変質させることによって当該領域
を記録マークとすることができ、書き換え型光記録媒体
(CD−RW)においては、記録層22aに含まれる相
変化膜を結晶相からアモルファス相に相変化させること
によって当該領域を記録マークとすることができる。
【0039】尚、光記録媒体20aがROM型の光記録
媒体(CD−ROM)である場合には、記録層22aは
設けられず、製造時において基板21aの表面に設けら
れるプリピットによりデータが記録される。
【0040】反射層23aは、基板21a側から入射さ
れるレーザビームL20aを反射し、再び基板21aか
ら出射させる役割を果たし、その厚さは10〜300n
m程度に設定される。反射層23aの材料としては、レ
ーザビームL20aを効果的に反射させる目的から、ア
ルミニウムや銀等の金属が用いられる。本明細書におい
ては、反射層23のように導電性を有する層を「導電
層」と呼ぶことがある。尚、光記録媒体20aが書き換
え型光記録媒体(CD−RW)である場合、記録層22
aに含まれる相変化膜の材料が導電性を有していること
が一般的であることから、この場合には、記録層22a
を導電層と考えることができる。
【0041】保護層24aは、反射層23aを物理的・
化学的に保護するための層であり、その厚さは、約10
0μm程度に設定される。保護層24aの材料として
は、紫外線硬化性樹脂等が用いられる。
【0042】かかる構成により、CD型の光記録媒体2
0aにおいては光入射面となる基板21aの表面から導
電層である反射層23a(または記録層22a)までの
距離は約1.1mmとなる。
【0043】また、図4(b)に示すように、DVD型
の光記録媒体20bは、第1の基板21bと、第1の基
板21b上に設けられた記録層22bと、記録層22b
上に設けられた反射層23bと、反射層23b上に設け
られた接着層28bと、接着層28b上に設けられた第
2の基板26bによって構成され、中央部分には孔25
bが設けられている。このような構造を有するDVD型
の光記録媒体20bに対しては第1の基板21b側から
波長λ=650nmのレーザビームL20bを照射する
ことによってデータの再生(及び記録)が行うことがで
きる。
【0044】第1の基板21bは、CD型の光記録媒体
20aにおける基板21aに対応する要素であり、光記
録媒体20bが追記型光記録媒体(DVD−R)または
書き換え型光記録媒体(DVD−RW)である場合に
は、その表面にガイドトラックとしての役割を果たすグ
ルーブ及びランドが設けられる。また、第2の基板26
bは、CD型の光記録媒体20aにおける保護層24a
に対応する要素である。これら第1の基板21b及び第
2の基板26bの厚さは約0.6mmに設定され、その
材料としては、ほとんどの場合、ポリカーボネート樹脂
が用いられる。
【0045】記録層22bは、CD型の光記録媒体20
aにおける記録層22aと同様、光記録媒体20bが追
記型光記録媒体(DVD−R)または書き換え型光記録
媒体(DVD−RW)である場合に設けられる層であ
り、その材料としては、DVD型光記録媒体20bが追
記型光記録媒体(DVD−R)である場合には一般に有
機色素によって構成され、書き換え型光記録媒体(DV
D−RW)である場合には一般に相変化膜及びこれを挟
んで設けられた誘電体膜によって構成される。同様に、
光記録媒体20bがROM型の光記録媒体(DVD−R
OM)である場合には、記録層22bは設けられず、製
造時において基板21bの表面に設けられるプリピット
によりデータが記録される。
【0046】反射層23bは、基板21b側から入射さ
れるレーザビームL20bを反射し、再び基板21bか
ら出射させる役割を果たし、その厚さは10〜300n
m程度に設定される。反射層23bの材料としては、上
述した反射層23aと同様の理由により、アルミニウム
や銀等の金属が用いられる。
【0047】かかる構成により、DVD型の光記録媒体
20bにおいては光入射面となる第1の基板21bの表
面から導電層である反射層23b(または記録層22
b)までの距離は約0.6mmとなる。
【0048】さらに、図4(c)に示すように、次世代
型の光記録媒体20cは、基板21cと、基板21c上
に設けられた反射層23cと、反射層23c上に設けら
れた記録層22cと、記録層22c上に設けられた光透
過層27cによって構成され、中央部分には孔25cが
設けられている。このような構造を有する次世代型の光
記録媒体20cに対しては基板21cの反対側から波長
λ=400nm程度のレーザビームL20cを照射する
ことによってデータの再生(及び記録)が行うことがで
きる。
【0049】基板21cは、光記録媒体20cの機械的
強度を確保する役割を果たし、光記録媒体20cが追記
型光記録媒体または書き換え型光記録媒体である場合、
その表面にはグルーブ及びランドが設けられる。次世代
型の光記録媒体20cにおいては、CD型の光記録媒体
20aやDVD型の光記録媒体20bとは異なり、基板
21cはレーザビームL20cの光路とはならない。基
板21cの厚さは約1.1mmに設定され、その材料と
しては、ほとんどの場合、ポリカーボネート樹脂が用い
られる。
【0050】反射層23cは、光透過層27c側から入
射されるレーザビームL20cを反射し、再び光透過層
27cから出射させる役割を果たし、その厚さは10〜
300nm程度に設定される。反射層23cの材料とし
ては、上述した反射層23aと同様の理由により、アル
ミニウムや銀等の金属が用いられる。
【0051】記録層22cは、CD型の光記録媒体20
aにおける記録層22a及びDVD型の光記録媒体20
bにおける記録層22bと同様、光記録媒体20cが追
記型光記録媒体または書き換え型光記録媒体である場合
に設けられる層である。同様に、光記録媒体20cがR
OM型の光記録媒体である場合には、記録層22cは設
けられず、製造時において基板21cの表面に設けられ
るプリピットによりデータが記録される。
【0052】光透過層27cは、レーザビームL20c
の光路となる層であり、その厚さとしては、次世代型の
光記録媒体20cの種類にもよるが、10〜300μm
程度に設定される。光透過層27cの材料についても次
世代型の光記録媒体20cの種類によって異なり、紫外
線硬化性樹脂やポリカーボネート、ポリオレフィン等の
誘電体が用いられる。
【0053】かかる構成により、次世代型の光記録媒体
20cがROM型または追記型である場合には、光入射
面となる光透過層27cの表面から導電層である反射層
23cまでの距離は10〜300μm程度となり、次世
代型の光記録媒体20cが書き換え型である場合には、
光入射面となる光透過層27cの表面から最も近い導電
層である記録層22cまでの距離は、光透過層27cの
表面から反射層23cまでの距離よりも僅かに短くな
る。
【0054】次に、本実施態様にかかる光記録媒体判別
装置10を用いた光記録媒体判別方法について説明す
る。
【0055】図5は、光記録媒体判別装置10を用いた
光記録媒体判別方法を示すフローチャートである。
【0056】光記録媒体判別装置10を用いて光記録媒
体20の種類を判別する場合、まず、ドライブのトレイ
41が本体40から排出され(ステップS1)、ユーザ
によりトレイ41上に光記録媒体20が載置された後
(ステップS2)、トレイ41がドライブの本体40に
収容されると(ステップS3)、これに応答して制御回
路15による制御のもと、検出部18が光記録媒体20
の光入射面に接触するまで、駆動機構17によって検出
部18が光記録媒体20側(図3では上方向)に駆動さ
れる(ステップS4)。
【0057】検出部18が光記録媒体20の光入射面に
接触した状態を図6に示す。図6に示すように、検出部
18が光記録媒体20の表面に接触すると、光記録媒体
20の光入射面と第1及び第2の電極11、12との間
には、実質的に保護膜19のみが介在した状態となる。
したがって、トレイ41に載置された光記録媒体20が
CD型の光記録媒体20aであれば、第1及び第2の電
極11、12と導電層である反射層23(又は記録層2
2)までの距離は1.1mm+保護層19の厚みとな
り、DVD型の光記録媒体20bであれば0.6mm+
保護層19の厚みとなり、次世代型の光記録媒体20c
であれば10〜300μm+保護層19の厚みとなる。
尚、この場合、保護膜19の表面は上述のとおり潤滑性
に優れていることから、接触によって光記録媒体20の
表面に傷がつくことはない。
【0058】このようにして、検出部18が光記録媒体
20の光入射面に接触すると、第1の電極11と第2の
電極12との間には、図7に示す回路が形成されること
になる。図7において、C1は、第1の電極11、反射
層23(又は記録層22)及びこれらの間に存在する誘
電体によって構成される容量成分、C2は、第2の電極
12、反射層23(又は記録層22)及びこれらの間に
存在する誘電体によって構成される容量成分であり、C
1=C2である。したがって、これら容量成分C1、C
2の値は、第1及び第2の電極11、12と反射膜23
(又は記録層22)との間に存在する誘電体の厚み及び
誘電率によって決まり、トレイ41に載置された光記録
媒体20がCD型の光記録媒体20aである場合にはC
a、DVD型の光記録媒体20bである場合にはCb
(>Ca)、次世代型の光記録媒体20cである場合に
はCc(>Cb)となる。
【0059】次に、このような回路が形成された状態、
すなわち、検出部18が光記録媒体20の光入射面に接
触した状態で、制御回路15による制御のもと交流信号
生成回路13によって生成された交流信号Aを第1の電
極11に印加する(ステップS5)。これにより、交流
信号Aは、図7に示す回路を介して第2の電極12に伝
達されるので、第2の電極12側に現れる交流信号B
は、容量成分C1、C2の値によって変化する。
【0060】第2の電極12側に現れる交流信号Bは、
検出回路14によって検出され、制御回路15はこれに
基づいて当該光記録媒体20の種類を判別する(ステッ
プS6)。つまり、交流信号Bのレベルが、容量成分C
1、C2の値がCaである場合に得られるレベルであれ
ば、トレイ41に載置されている光記録媒体20をCD
型の光記録媒体20aであると判別し、Cbである場合
に得られるレベルであればDVD型の光記録媒体20b
であると判別し、Ccである場合に得られるレベルであ
れば次世代型の光記録媒体20cであると判別する。こ
のような判断は、光記録媒体20の種類ごとに得られる
べき交流信号Bのレベル範囲を予め制御回路15内のテ
ーブル15aに用意しておき、検出時においてこれを参
照することにより行うことができる。
【0061】このような判別が完了すると、制御回路1
5による制御のもと、検出部18が光記録媒体20の光
入射面から離れるように、駆動機構17により検出部1
8が光記録媒体20とは反対側(図3では下方向)に駆
動される(ステップS7)。
【0062】その後、図示しないスピンドルモータによ
り光記録媒体20を回転させるとともに(ステップS
8)、ステップS6において判別された光記録媒体20
の種類に対応するレーザ素子(及び光学系)を選択し、
これを点灯させる(ステップS9)。その後は、通常の
ドライブにおいて行われる初期設定動作等が行われ、光
記録媒体20に対するデータの再生(及び記録)が可能
となる。
【0063】このように、本実施態様にかかる光記録媒
体判別装置10を記録再生装置(ドライブ)に搭載すれ
ば、実際にレーザビームの照射を行う前に、挿入された
光記録媒体20の種類を直ちに判別することが可能とな
る。しかも、本実施態様においては、検出部18を光記
録媒体20の表面に接触させながら判別を行っているこ
とから、対象となる光記録媒体20に反り等が存在する
場合であっても、実質的にその影響を受けることなく正
確な判別を行うことが可能となる。したがって、上記実
施態様においては、挿入された光記録媒体20がいずれ
の系(CD型の光記録媒体20aの系、DVD型の光記
録媒体20bの系または次世代型の光記録媒体20cの
系)に属する光記録媒体であるかを判別する場合を例に
説明したが、片面1層記録のDVDと片面2層記録のD
VDとを判別する場合のように、同じ系に属する複数種
類の光記録媒体を判別する場合においては、より効果的
である。
【0064】特に、光透過層27cの厚みや材料が微妙
に異なる複数種類の次世代型の光記録媒体20cが併存
する場合においてこれらを判別する場合のように、第2
の電極12側に現れる交流信号Bの差が非常に小さい場
合においては、本実施態様にかかる光記録媒体判別装置
10は非常に有効である。
【0065】また、本実施態様においては、潤滑性に優
れた保護膜19によって第1及び第2の電極が覆われて
いることから、接触によって光記録媒体20の表面に傷
がつくことはない。さらに、検出部18を光記録媒体2
0に接触させることによって判別を行った後、スピンド
ルモータによって光記録媒体20を回転させる前に、駆
動機構17によって検出部18を光記録媒体20の表面
から離しているので(ステップS7)、光記録媒体20
の回転中に検出部18がその表面に接触することはな
い。
【0066】尚、上記実施態様においては、検出部18
を光記録媒体20の光入射面に接触させることによって
判別を行っているが、逆に、光記録媒体20の光入射面
とは反対側の面に接触させることによって判別を行って
も構わない。
【0067】また、記録再生装置(ドライブ)への光記
録媒体判別装置10の搭載方法としては、上記実施態様
のように検出部18を本体40側に設けるのではなく、
図8(a)、(b)に示すように検出部18をトレイ4
1側に設け、トレイ41の収容/排出に連動して検出部
18を上下動させても良い。ここで、図8(a)は、ト
レイ41が本体40から排出された場合の状態を示して
おり、図8(b)は、トレイ41が本体40に収容され
た場合の状態を示している。つまり、本例においては、
トレイ41が本体40から排出されている際には、検出
部18が光記録媒体20の表面に接触する位置に移動
し、トレイ41が本体40に収容されている際には、検
出部18が光記録媒体20の表面から離れた位置に移動
する。このような方法によれば、光記録媒体20をトレ
イ41に載置した後、トレイ41がドライブの本体40
に収容される前に判別を完了することができることか
ら、光記録媒体20がトレイ41に載置されてから実際
にデータの記録・再生を開始できる状態となるまでの時
間をより短縮することが可能となる。
【0068】さらに、記録再生装置(ドライブ)がスロ
ットローディング式である場合においては、図9(a)
及びそのB−B断面を示す図9(b)に示すように、ロ
ーラー43の軸心自体を第1及び第2の電極11、12
として用いることができる。
【0069】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0070】例えば、上記実施態様においては、第1及
び第2の電極11、12を用い、第1の電極11に交流
信号Aを印加した場合に第2の電極12に現れる交流信
号Bを検出することによって光記録媒体20の種類を判
別しているが、平面コイル状の電極を用い、かかる平面
コイル状の電極に電流を流すことにより生じる渦電流を
検出することによって光記録媒体20の種類を判別して
も構わない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
判別対象となる光記録媒体に反りが存在する場合であっ
ても、正確な判別を行うことが可能となる。このため、
同じ系に属する複数種類の光記録媒体を判別する場合で
あっても、これを正しく判別することが可能となる。し
たがって、本発明は、導電層(反射層や記録層)から見
て基板と反対側の面が光入射面となる光記録媒体が複数
種類存在する場合において、これらの種類を判別する場
合に特に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかる光記録媒体
判別装置10の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】検出部18の物理的な構成の一例を概略的に示
す図であり、(a)は略斜視図、(b)は(a)に示す
A−A線に沿った略断面図である。
【図3】ドライブの本体40内における検出部18の位
置を概略的に示す図である。
【図4】各種光記録媒体の概略的な構造を示す図であ
り、(a)はCD型の光記録媒体20aの略断面図、
(b)はDVD型の光記録媒体20bの略断面図、
(c)は次世代型の光記録媒体20cの略断面図であ
る。
【図5】光記録媒体判別装置10を用いた光記録媒体判
別方法を示すフローチャートである。
【図6】検出部18が光記録媒体20の光入射面に接触
した状態を概略的に示す部分断面図である。
【図7】第1の電極11と第2の電極12との間に形成
される回路を示す図である。
【図8】検出部18をトレイ41側に設けた例を示す図
であり、(a)はトレイ41が本体40から排出された
場合の状態を示しており、(b)はトレイ41が本体4
0に収容された場合の状態を示している。
【図9】ローラー43の軸心自体を第1及び第2の電極
11、12として用いた例を示す図であり、(a)は側
面図、(b)は(a)に示すB−B線に沿った断面図で
ある。
【図10】固定された検出用の電極が設けられたトレイ
1の略断面図である。
【図11】トレイ1に直径が120mmの光記録媒体2
0が載置された状態を示す略断面図であり、(a)は光
記録媒体20が一方向に反っている場合を示し、(b)
は光記録媒体20が逆方向に反っている場合を示してい
る。
【符号の説明】
10 光記録媒体判別装置 11 第1の電極 12 第2の電極 13 交流信号生成回路 14 検出回路 15 制御回路 15a テーブル 16 支持体 16a アーム 16b 電極搭載部 17 駆動機構 18 検出部 19 保護膜 20,20a,20b,20c 光記録媒体 21a,21c 基板 21b 第1の基板 22a,22b,22c 記録層 23a,23b,23c 反射層 24a 保護層 25a,25b,25c 孔 26b 第2の基板 27c 光透過層 28b 接着層 40 ドライブ本体 41 トレイ 42 支持体 43 ローラー L20a,L20b,L20c レーザビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浪岡 高資 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 高杉 康史 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 渋谷 義一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 平田 秀樹 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 須澤 和樹 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 小谷 勉 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 BB05 BB12 CC01 CC04 CC18 DD03 FF08 FF11 FF21 HH02 KK06 KK09 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の誘電体層と、前記第1の
    誘電体層と前記第2の誘電体層との間に設けられた導電
    層とを少なくとも備える光記録媒体の種類を判別する光
    記録媒体判別装置であって、電極を有する検出部と、前
    記電極に検出用の信号を印加する第1の手段と、前記検
    出部を前記第1の誘電体層の表面に接触させる第2の手
    段とを備え、前記検出部が前記第1の誘電体層の表面に
    接触している状態で前記電極に前記検出用の信号を印加
    することにより、前記光記録媒体の種類を判別すること
    を特徴とする光記録媒体判別装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部は、前記電極の表面を覆う保
    護膜をさらに有し、前記第2の手段は、前記検出部の前
    記保護膜を前記第1の誘電体層の表面に接触させること
    を特徴とする請求項1に記載の光記録媒体判別装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の手段は、前記光記録媒体が回
    転する前に、前記検出部を前記第1の誘電体層の表面か
    ら離すことを特徴とする請求項1または2に記載の光記
    録媒体判別装置。
  4. 【請求項4】 前記検出部がドライブのトレイに設けら
    れており、前記第2の手段は、前記トレイの排出及び収
    容に連動して前記検出部を駆動することを特徴とする請
    求項3に記載の光記録媒体判別装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の誘電体層が光透過層であり、
    前記第2の誘電体層が基板であることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の光記録媒体判別装
    置。
  6. 【請求項6】 前記電極が、スロットローディング機構
    におけるローラーの軸心であることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか1項に記載の光記録媒体判別装置。
  7. 【請求項7】 第1及び第2の誘電体層と、前記第1の
    誘電体層と前記第2の誘電体層との間に設けられた導電
    層とを少なくとも備える光記録媒体の種類を判別する光
    記録媒体判別方法であって、電極を有する検出部を前記
    第1の誘電体層の表面に接触させ、この状態で前記電極
    に前記検出用の信号を印加することにより、前記光記録
    媒体の種類を判別することを特徴とする光記録媒体判別
    方法。
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