JP2003317237A - 光記録媒体判別装置及び光記録媒体判別方法 - Google Patents

光記録媒体判別装置及び光記録媒体判別方法

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JP2003317237A
JP2003317237A JP2002117039A JP2002117039A JP2003317237A JP 2003317237 A JP2003317237 A JP 2003317237A JP 2002117039 A JP2002117039 A JP 2002117039A JP 2002117039 A JP2002117039 A JP 2002117039A JP 2003317237 A JP2003317237 A JP 2003317237A
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recording medium
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electrode
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Takasuke Namioka
高資 浪岡
Yasushi Takasugi
康史 高杉
Kazuo Fukunaga
和男 福永
Riichi Hosobuchi
利一 細渕
Giichi Shibuya
義一 渋谷
Hideki Hirata
秀樹 平田
Kazuki Suzawa
和樹 須澤
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    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B2007/0003Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
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    • G11B2007/0013Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録媒体の種類を速やかに判別可能な光記
録媒体判別装置を提供する。 【解決手段】 基板21、基板21上に設けられた導電
層22(23)及び導電層22上に設けられた光透過層
24を少なくとも有する光記録媒体20の種類を判別す
る光記録媒体判別装置であって、光記録媒体20の表面
のうち、基板21とは反対側に位置する光透過層24の
表面に接触乃至は近接して配置される第1及び第2の電
極11,12と、第1の電極11に信号Aを印加する交
流信号生成回路13と、第2の電極12に現れる信号B
を検出する検出回路14とを備える。これにより、レー
ザビームの入射面から基板21上に設けられた導電層2
2までの間の層構成や各層の材料が異なる複数種類の光
記録媒体が存在する場合であっても、これら光記録媒体
の種類を速やかに判別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体判別装
置及び光記録媒体判別方法に関し、さらに詳細には、光
記録媒体の種類を速やかに判別可能な光記録媒体判別装
置及び光記録媒体判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルデータを記録するた
めの記録媒体として、CDやDVDに代表される光記録
媒体が広く利用されているが、近年においては、より大
容量で且つデータ転送レートの非常に高い次世代型の光
記録媒体の開発が盛んに行われている。
【0003】このような次世代型の光記録媒体において
は、大容量・高データ転送レートを実現するため、必然
的に、データの記録・再生に用いるレーザビームのスポ
ット径を非常に小さく絞らなければならない。ここで、
スポット径を小さく絞るためには、レーザビームを集束
するための対物レンズの開口数(NA)を0.7以上、
例えば、0.85程度まで大きくするとともに、レーザ
ビームの波長λを450nm以下、例えば400nm程
度まで短くする必要がある。
【0004】しかしながら、レーザビームを集束するた
めの対物レンズを高NA化すると、光記録媒体の反りや
傾きの許容度、すなわちチルトマージンが非常に小さく
なるという問題が生じる。チルトマージンTは、記録・
再生に用いるレーザビームの波長をλ、レーザビームの
光路となる光透過層(透明基体)の厚さをdとすると、
次式によって表すことができる。
【0005】
【数1】 式(1)から明らかなように、チルトマージンは対物レ
ンズのNAが大きいほど小さくなってしまう。また、波
面収差(コマ収差)が発生する光透過層(透明基体)の
屈折率をn、傾き角をθとすると、波面収差係数Wは、
次式によって表すことができる。
【0006】
【数2】 式(1)及び式(2)から明らかなように、チルトマー
ジンを大きくし、且つ、コマ収差の発生を抑えるために
は、記録・再生に用いるレーザビームが入射する光透過
層(透明基体)の厚さdを小さくすることが非常に有効
である。
【0007】このような理由から、次世代型の光記録媒
体においては、十分なチルトマージンを確保しつつ、コ
マ収差の発生を抑えるために、光透過層(透明基体)の
厚さを100μm程度まで薄くすることが要求される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
次世代型の光記録媒体の多くは開発途上の段階にあり、
このため今後、複数種類の次世代型光記録媒体が併存す
ることが予想される。例えば、ある種類の光記録媒体に
対するデータの記録・再生においてはλ=430nmの
レーザビームが必要であり、別の種類の光記録媒体に対
するデータの記録・再生においてはλ=380nmのレ
ーザビームが必要であるという状況も考えられる。ま
た、ある種類の光記録媒体においては光透過層の厚みが
120μmであり、別の種類の光記録媒体においては光
透過層の厚みが50μmであるという状況も考えられ
る。
【0009】このような場合であっても、CDとDVD
の関係と同様、これら複数種類の次世代型光記録媒体の
外形・サイズは統一されたものになると予想される。し
たがって、このような次世代型の光記録媒体に対してデ
ータの記録・再生を行う記録再生装置(ドライブ)側に
おいては、挿入された光記録媒体が、複数種類存在する
次世代型の光記録媒体のうち、どの種類の光記録媒体で
あるのかを判別する必要性が生じることになる。
【0010】この場合、挿入された光記録媒体に対して
実際にレーザビームを照射すれば、挿入された光記録媒
体がどの種類の光記録媒体であるのかを判別可能であ
る。例えば、上述した例のように、λ=430nmのレ
ーザビームが必要な光記録媒体とλ=380nmのレー
ザビームが必要な光記録媒体が併存している場合、ま
ず、λ=430nmのレーザビームを光記録媒体に照射
し、正常な再生信号が得らるか否かを判断すればよい。
その結果、正常な再生信号が得られた場合には、当該光
記録媒体はλ=430nmのレーザビームが必要な光記
録媒体であると判断することができ、レーザビームを切
り替えることなく、そのままデータの記録・再生を行う
ことができる。一方、正常な再生信号が得られない場合
には、当該光記録媒体はλ=430nmのレーザビーム
が必要な光記録媒体ではないと判断することができるの
で、λ=380nmのレーザビームに切り替えればよ
い。
【0011】しかしながら、このような方法による判別
には、フォーカスサーチ等の動作が必要であることから
判断に長い時間がかかり、また、場合によってはレーザ
ビームの切り替え動作が必要となることから、光記録媒
体がドライブに挿入されてから実際にデータの記録・再
生を開始できる状態となるまでに多くの時間がかかって
しまうという問題が生じる。
【0012】したがって、本発明の目的は、光記録媒体
の種類を速やかに判別可能な光記録媒体判別装置及び光
記録媒体判別方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
基板、前記基板上に設けられた導電層及び前記導電層上
に設けられた光透過層を少なくとも有する光記録媒体の
種類を判別する光記録媒体判別装置であって、前記光記
録媒体の表面のうち、前記基板とは反対側に位置する前
記光透過層の表面に接触乃至は近接して配置される第1
及び第2の電極と、前記第1の電極に信号を印加する手
段と、前記第2の電極に現れる信号を検出する手段とを
備えることを特徴とする光記録媒体判別装置によって達
成される。
【0014】本発明の前記目的はまた、基板、前記基板
上に設けられた導電層及び前記導電層上に設けられ、第
1の材料からなる光透過層を少なくとも有する第1の種
類の光記録媒体と、基板、前記基板上に設けられた導電
層及び前記導電層上に設けられ、前記第1の材料とは異
なる第2の材料からなる光透過層を少なくとも有する第
2の種類の光記録媒体とを判別可能な光記録媒体判別装
置であって、前記光記録媒体の表面のうち、前記基板と
は反対側に位置する前記光透過層の表面に接触乃至は近
接して配置される第1及び第2の電極と、前記第1の電
極に信号を印加する手段と、前記第2の電極に現れる信
号を検出する手段とを備えることを特徴とする光記録媒
体判別装置によって達成される。
【0015】本発明の前記目的はまた、基板、前記基板
上に設けられた少なくとも1層の記録層及び前記記録層
上に設けられた光透過層を少なくとも有する光記録媒体
の前記記録層の数を判別可能な光記録媒体判別装置であ
って、前記光記録媒体の表面のうち、前記基板とは反対
側に位置する前記光透過層の表面に接触乃至は近接して
配置される第1及び第2の電極と、前記第1の電極に信
号を印加する手段と、前記第2の電極に現れる信号を検
出する手段とを備えることを特徴とする光記録媒体判別
装置によって達成される。
【0016】本発明の前記目的はまた、基板、前記基板
上に設けられた導電層及び前記導電層上に設けられた光
透過層を少なくとも有する光記録媒体の種類を判別する
光記録媒体判別方法であって、第1及び第2の電極を、
前記光記録媒体の表面のうち前記基板とは反対側に位置
する前記光透過層の表面に接触乃至は近接して配置し、
この状態において前記第1の電極に信号を印加した場合
に前記第2の電極に現れる信号を検出することによって
前記光記録媒体の種類を判別することを特徴とする光記
録媒体判別方法によって達成される。
【0017】本発明の前記目的はまた、基板、前記基板
上に設けられた導電層及び前記導電層上に設けられ、第
1の材料からなる光透過層を少なくとも有する第1の種
類の光記録媒体と、基板、前記基板上に設けられた導電
層及び前記導電層上に設けられ、前記第1の材料とは異
なる第2の材料からなる光透過層を少なくとも有する第
2の種類の光記録媒体とを判別する光記録媒体判別方法
であって、第1及び第2の電極を、前記光記録媒体の表
面のうち前記基板とは反対側に位置する前記光透過層の
表面に接触乃至は近接して配置し、この状態において前
記第1の電極に信号を印加した場合に前記第2の電極に
現れる信号を検出することによって前記光記録媒体が前
記第1の種類であるか前記第2の種類であるかを判別す
ることを特徴とする光記録媒体判別方法によって達成さ
れる。
【0018】本発明の前記目的はまた、基板、前記基板
上に設けられた少なくとも1層の記録層及び前記記録層
上に設けられた光透過層を少なくとも有する光記録媒体
の前記記録層の数を判別する光記録媒体判別方法であっ
て、第1及び第2の電極を、前記光記録媒体の表面のう
ち前記基板とは反対側に位置する前記光透過層の表面に
接触乃至は近接して配置し、この状態において前記第1
の電極に信号を印加した場合に前記第2の電極に現れる
信号を検出することによって前記光記録媒体に含まれる
記録層の数を判別することを特徴とする光記録媒体判別
方法によって達成される。
【0019】本発明によれば、レーザビームの入射面か
ら基板上に設けられた導電層までの間の層構成や各層の
材料が異なる複数種類の光記録媒体が存在する場合であ
っても、これら光記録媒体の種類を速やかに判別するこ
とができる。このため、光記録媒体がドライブに挿入さ
れてから実際にデータの記録・再生を開始できる状態と
なるまでの時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る光記録媒体判別装置10の構成を概略的に示すブロッ
ク図である。
【0022】図1に示すように、本実施態様にかかる光
記録媒体判別装置10は、第1及び第2の電極11、1
2と、第1の電極11に交流信号Aを印加する交流信号
生成回路13と、第2の電極12に現れる交流信号Bの
レベルを検出する検出回路14と、交流信号生成回路1
3及び検出回路14の動作を制御する制御回路15とを
備えており、制御回路15内にはテーブル15aが設け
られている。
【0023】図2は、本発明において判別対象となる光
記録媒体20の構造を概略的に示す略断面図であり、
(a)は追記型光記録媒体若しくは書き換え型光記録媒
体である場合の構造を示しており、(b)はROM型光
記録媒体である場合の構造を示している。本発明におい
て判別対象となる光記録媒体20は、CDやDVDと比
べて光透過層の厚みが非常に薄い次世代型の光記録媒体
であり、その具体的な構造は次の通りである。
【0024】すなわち、本発明において判別対象となる
光記録媒体20は、追記型光記録媒体若しくは書き換え
型光記録媒体である場合、図2(a)に示すように、基
板21と、基板21上に設けられた反射層22と、反射
層22上に設けられた記録層23と、記録層23上に設
けられた光透過層24によって構成され、光記録媒体2
0の中央部分には孔25が設けられている。このような
構造を有する光記録媒体20に対しては、光透過層24
側からレーザビームを照射することによってデータの再
生(及び記録)が行われる。
【0025】基板21は、光記録媒体20の機械的強度
を確保する役割を果たし、その表面にはグルーブ21a
及びランド21bが設けられている。これらグルーブ2
1a及び/又はランド21bは、データの再生(及び記
録)を行う場合におけるレーザビームのガイドトラック
としての役割を果たす。基板21の厚さは約1.1mm
に設定され、その材料としては種々の材料を用いること
が可能であるが、加工性、光学特性などの観点から、ほ
とんどの場合、ポリカーボネート樹脂が用いられる。
【0026】反射層22は、光透過層24側から入射さ
れるレーザビームを反射し、再び光透過層24から出射
させる役割を果たし、その厚さは10〜300nm程度
に設定される。反射層22の材料としては、レーザビー
ムを効果的に反射させる目的から、銀等の金属が用いら
れる。本明細書においては、反射層22のように導電性
を有する層を「導電層」と呼ぶことがある。
【0027】記録層23は、本光記録媒体20が追記型
光記録媒体である場合には一般に有機色素によって構成
され、書き換え型光記録媒体である場合には一般に相変
化膜及びこれを挟んで設けられた誘電体膜によって構成
される。追記型光記録媒体においては、記録層23を構
成する有機色素の所定の領域を変質させることによって
当該領域を記録マークとすることができ、書き換え型光
記録媒体においては、記録層23に含まれる相変化膜を
結晶相からアモルファス相に相変化させることによって
当該領域を記録マークとすることができる。また、光記
録媒体20が書き換え型光記録媒体である場合、記録層
23に含まれる相変化膜の材料は導電性を有しているこ
とが一般的であり、この場合には、記録層23を導電層
と考えることができる。
【0028】光透過層24は、レーザビームの光路とな
る層であり、その厚さとしては、光記録媒体の種類にも
よるが、10〜300μm程度に設定される。光透過層
24の材料についても光記録媒体の種類によって異な
り、紫外線硬化性樹脂やポリカーボネート、ポリオレフ
ィン等の誘電体が用いられる。
【0029】一方、本発明において判別対象となる光記
録媒体20がROM型光記録媒体である場合、図2
(b)に示すように、基板21の表面にはグルーブ及び
ランドが設けられず、また、記録層23も設けられな
が、製造時において基板21の表面に設けらるプリピッ
ト(図示せず)によりデータが記録される。
【0030】このような構造を有する光記録媒体20
は、上述のとおり、光透過層24の膜厚が非常に薄い次
世代型の光記録媒体であり、今後とも、様々な種類の次
世代型光記録媒体が登場することが予想される。この場
合、基板21の材料(ポリカーボネート)及び厚み(約
1.1mm)については、種類ごとの相違はほとんどな
いものと予想されるが、その他の層、特に、記録層23
や光透過層24についてはその材料・厚みは種類ごとに
実質的に異なるものと予想される。
【0031】次に、本実施態様にかかる光記録媒体判別
装置10を用いた光記録媒体判別方法について説明す
る。
【0032】本実施態様にかかる光記録媒体判別装置1
0を用いて光記録媒体20の種類を判別する場合、図3
に示すように、第1及び第2の電極11、12を光記録
媒体20の光透過層24に接触乃至は近接させる。この
場合、上述のとおり、光透過層24は誘電体によって構
成され、反射層22は金属によって構成されることか
ら、光記録媒体20が追記型光記録媒体である場合に
は、第1の電極11と第2の電極12との間には、図4
(a)に示す回路が形成されることになり、光記録媒体
20が書き換え型光記録媒体であって記録層23に含ま
れる相変化膜が導電性材料からなる場合には、第1の電
極11と第2の電極12との間には、図4(b)に示す
回路が形成されることになり、光記録媒体20がROM
型光記録媒体である場合には、第1の電極11と第2の
電極12との間には、図4(c)に示す回路が形成され
ることになる。
【0033】このような回路が形成された状態、すなわ
ち、第1及び第2の電極11、12を光記録媒体20の
光透過層24に接触乃至は近接させた状態で、制御回路
15による制御のもと交流信号生成回路13によって生
成された交流信号Aを第1の電極11に印加する。これ
により、交流信号Aは、図4に示す回路を介して第2の
電極12に伝達されるので、第2の電極12側に現れる
交流信号Bは、図4(a)に示す回路が形成されている
場合には記録層23及び光透過層24の材料及び厚み、
主に、光透過層24の誘電率及び厚みによって変化し、
図4(b)及び図4(c)に示す回路が形成されている
場合には光透過層24の材料及び厚みによって変化す
る。したがって、光記録媒体20の種類ごとに得られる
べき交流信号Bのレベル範囲を予め制御回路15内のテ
ーブル15aに用意しておけば、かかるテーブル15a
を参照することによって、実際に検出回路14にて検出
された交流信号Bのレベルから、当該光記録媒体20の
種類を判別することが可能となる。
【0034】したがって、このような光記録媒体判別装
置10を記録再生装置(ドライブ)に搭載すれば、実際
にレーザビームの照射を行う前に、挿入された光記録媒
体20の種類を直ちに判別することが可能となる。この
ように、本実施態様にかかる光記録媒体判別装置10を
用いれば、例えば、光透過層24の材料が互いに異なる
次世代型の光記録媒体が複数種類存在する場合であって
も、フォーカスサーチやレーザビームの切り替え動作を
行うことなく、挿入された光記録媒体20の種類を直ち
に判別することが可能となることから、光記録媒体がド
ライブに挿入されてから実際にデータの記録・再生を開
始できる状態となるまでの時間を大幅に短縮することが
可能となる。
【0035】尚、上述した光記録媒体判別装置10にお
いては、第1及び第2の電極11、12を基板21とは
反対側の面に接触乃至は近接させることによって光記録
媒体20の種類を判別しているが、本実施態様のように
次世代型の光記録媒体の種類を判別する場合には、これ
ら第1及び第2の電極11、12を基板21側に接触乃
至は近接させて光記録媒体20の種類を判別することは
極めて困難乃至は実質的に不可能である。なぜなら、次
世代型の光記録媒体においては、基板21とは反対側の
層である光透過層24の表面(光入射面)から反射層2
2までの間に存在する層の構造・材料・厚みは光記録媒
体の種類によって実質的に異なるものの、基板21の表
面から反射層22までの間に存在するのは、いずれの種
類の光記録媒体においても実質的に同じ厚みを有するポ
リカーボネートのみだからである。このため、第1及び
第2の電極11、12を基板21側に接触乃至は近接さ
せながら交流信号Aを与えても、得られる交流信号Bの
レベルは、各光記録媒体について実質的に差が生じない
ので、光記録媒体の種類を判別することは極めて困難乃
至は実質的に不可能である。これに対して、上述したよ
うに、第1及び第2の電極11、12を基板21とは反
対側の面に接触乃至は近接させれば、各光記録媒体の種
類ごとに異なる記録層23や光透過層24の厚みや材
料、特に、光透過層24の厚みや材料を、交流信号Bの
レベルの相違として検出することが可能となる。
【0036】また、次世代型の光記録媒体においては、
複数の記録層が積層されたタイプの光記録媒体も提案さ
れているが、本実施態様は、このようなタイプの光記録
媒体が存在している場合には特に好適である。複数の記
録層が積層されたタイプの光記録媒体は、特に書き換え
型光記録媒体において多く提案されている。
【0037】図5は、記録層を2層有する次世代型の光
記録媒体30の構造を概略的に示す略断面図である。
【0038】図5に示されるように、光記録媒体30
は、基板31と、中間層32と、光透過層33と、基板
31と中間層32との間に設けられた反射層34及びL
1記録層35と、中間層32と光透過層33との間に設
けられたL0記録層36とを備え、光記録媒体30の中
央部分には孔37が設けられている。このような構造を
有する光記録媒体30に対しては、光透過層33側から
レーザビームを照射することによってデータの再生(及
び記録)が行われる。
【0039】このような光記録媒体30においても、基
板31は、光記録媒体30の機械的強度を確保する役割
を果たし、記録層が1層である光記録媒体20と同様、
その厚さは約1.1mmに設定され、材料としては、ほ
とんどの場合、ポリカーボネート樹脂が用いられる。
【0040】また、中間層32は、L1記録層35とL
0記録層36とを十分な距離をもって離間させる役割を
果たし、その厚みとしては、約10〜50μmに設定さ
れる。中間層32の材料としては、紫外線硬化性樹脂や
ポリカーボネート、ポリオレフィン等の誘電体が用いら
れる。
【0041】さらに、光透過層33の厚みは、光記録媒
体20の光透過層24に比べ、中間層32の厚み分だけ
薄く設定される。
【0042】尚、この種の光記録媒体30においては、
レーザビームをL1記録層35に十分に到達させる目的
から、L0記録層36に対応する反射膜は設けられない
ことが多い。
【0043】このような構造を有する光記録媒体30の
光透過層33に、第1及び第2の電極11、12を接触
乃至は近接させると、当該光記録媒体30が書き換え型
光記録媒体であってL1記録層35及びL0記録層36
に含まれる相変化膜が導電性の材料からなる場合には、
第1の電極11と第2の電極12との間には、図4
(d)に示す回路が形成されることになる。光記録媒体
30においては、L0記録層36が光入射面に最も近い
導電層となることから、図4(d)に示すように、その
下層に位置する中間層32やL1記録層35等が第1の
電極11と第2の電極12との間に形成される回路に対
し、実質的に影響を与えることはなく、したがってその
回路定数は光記録媒体30の光透過層33の材料及び厚
みによって実質的に決まることになる。この場合、図4
(b)に示す回路に比べて、光記録媒体20の光透過層
24よりも光記録媒体30の光透過層33の厚みが薄く
設定されることから、図4(d)に示す回路の回路定数
は、図4(b)に示す回路の回路定数とは異なったもの
となる。
【0044】したがって、このような構造を有する光記
録媒体30と上述した光記録媒体20が併存する場合に
おいても、本実施態様においては、第1及び第2の電極
11、12を基板31(21)とは反対側の面に接触乃
至は近接させていることから、光記録媒体20及び光記
録媒体30において得られるべき交流信号Bのレベル範
囲をそれぞれ予め制御回路15内のテーブル15aに用
意しておけば、対象となる光記録媒体が2層の記録層を
有する光記録媒体30であるのか、1層の記録層を有す
る光記録媒体20であるのかを容易に判別することが可
能となる。したがって、記録層の数が異なる複数の光記
録媒体において得られるべき交流信号Bのレベル範囲を
それぞれ予め制御回路15内のテーブル15aに用意し
ておけば、対象となる光記録媒体に備えられた記録層の
数を判別することが可能となる。
【0045】尚、このような記録層の数の判別は、対象
が書き換え型光記録媒体である場合に限らず、追記型光
記録媒体である場合やROM型光記録媒体である場合に
おいても可能である。すなわち、次世代型の追記型光記
録媒体やROM型光記録媒体においては、基板の表面に
設けられる反射層が光入射面に最も近い導電層となるこ
とから、反射層と光入射面との間に存在する記録層の数
の相違に基づく交流信号Bのレベルの相違を利用して、
追記型光記録媒体やROM型光記録媒体においても記録
層の数を判別することが可能である。
【0046】尚、光記録媒体30の基板31と光記録媒
体20の基板21の厚みが多少異なる場合、第1及び第
2の電極11、12を基板31(21)側に接触乃至は
近接させることによりその種類を判別することが可能で
あるが、基板の厚みの違いは僅か(多くの場合、約1.
1mmに対して50μm以下)であることから正確な判
別は困難である。また、一般的には、光記録媒体30の
基板31と光記録媒体20の基板21とは実質的に同じ
厚みを有していることから、この場合には、第1及び第
2の電極11、12を基板31(21)側に接触乃至は
近接させることにより判別を行うことは不可能である。
これに対し、基板31(21)と反対側の面から反射層
34(22)までの距離は、光記録媒体30と光記録媒
体20とで大きく異なり、またその層構成も大きく異な
ることから、本実施態様のように、第1及び第2の電極
11、12を基板31(21)とは反対側の面に接触乃
至は近接させれば、その種類を判別を容易に行うことが
可能となる。
【0047】また、記録再生装置(ドライブ)への光記
録媒体判別装置10の搭載方法としては、特に限定され
るものではないが、図6に示すように、ドライブの本体
40に収容/排出可能に設けられ、光記録媒体20(3
0)が載置されるトレイ41に第1及び第2の電極1
1、12を設けたり、図7に示すように、上下動可能な
支持体42の先端に第1及び第2の電極11、12を設
け、光記録媒体20(30)が載置されたトレイ41を
ドライブの本体40に収容してから光記録媒体20(3
0)を回転させる前に、かかる支持体42の先端を光記
録媒体20(30)の基板21(31)とは反対側の面
に接触乃至は近接させればよい。
【0048】さらに、記録再生装置(ドライブ)がスロ
ットローディング式である場合においては、図8(a)
及びそのA−A断面を示す図8(b)に示すように、ロ
ーラー43の軸心自体を第1及び第2の電極11、12
として用いることができる。
【0049】このように、本実施態様においては、光記
録媒体20(30)の基板21(31)の反対側の面に
第1及び第2の電極11、12を接触乃至は近接させる
ことによって光記録媒体20(30)の種類を判別して
いることから、次世代型の光記録媒体が複数種類存在す
る場合であっても、フォーカスサーチやレーザビームの
切り替え動作を行うことなく、挿入された光記録媒体2
0(30)の種類を直ちに判別することが可能となる。
これにより、光記録媒体20がドライブに挿入されてか
ら実際にデータの記録・再生を開始できる状態となるま
での時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0050】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0051】例えば、上記実施態様においては、第1及
び第2の電極11、12を用い、第1の電極11に交流
信号Aを印加した場合に第2の電極12に現れる交流信
号Bを検出することによって光記録媒体20(30)の
種類を判別しているが、平面コイル状の電極を用い、か
かる平面コイル状の電極に電流を流すことにより生じる
渦電流を検出することによって光記録媒体20(30)
の種類を判別しても構わない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光透過層の厚みが非常に薄い次世代型の光記録媒体の種
類を速やかに判別することができるので、この種の光記
録媒体がドライブに挿入されてから実際にデータの記録
・再生を開始できる状態となるまでの時間を大幅に短縮
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかる光記録媒体
判別装置10の構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】光記録媒体20の構造を概略的に示す略断面図
であり、(a)は追記型光記録媒体若しくは書き換え型
光記録媒体である場合の構造を示しており、(b)はR
OM型光記録媒体である場合の構造を示している。
【図3】光記録媒体判別装置10を用いて光記録媒体2
0の種類を判別する方法を示す図である。
【図4】第1の電極11と第2の電極12との間に形成
される回路を示す図であり、(a)は光記録媒体20が
追記型光記録媒体である場合に形成される回路を示し、
(b)は光記録媒体20が書き換え型光記録媒体であっ
て記録層23に含まれる相変化膜が導電性材料からなる
場合に形成される回路を示し、(c)は光記録媒体20
がROM型光記録媒体である場合に形成される回路を示
し、(d)は光記録媒体30が書き換え型光記録媒体で
あってL1記録層35及びL0記録層36に含まれる相
変化膜が導電性の材料からなる場合に形成される回路を
示している。
【図5】記録層を2層有する次世代型の光記録媒体30
の構造を概略的に示す略断面図である。
【図6】トレイ41に第1及び第2の電極11、12を
設けた例を示す図である。
【図7】上下動可能な支持体42の先端に第1及び第2
の電極11、12を設けた例を示す図である。
【図8】ローラー43の軸心自体を第1及び第2の電極
11、12として用いた例を示す図であり、(a)は側
面図、(b)は(a)に示すA−A線に沿った断面図で
ある。
【符号の説明】
10 光記録媒体判別装置 11 第1の電極 12 第2の電極 13 交流信号生成回路 14 検出回路 15 制御回路 15a テーブル 20,30 光記録媒体 21,31 基板 22,34 反射層 23 記録層 24,33 光透過層 25,37 孔 32 中間層 35 L1記録層 36 L0記録層 40 ドライブ本体 41 トレイ 42 支持体 43 ローラー
フロントページの続き (72)発明者 福永 和男 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 細渕 利一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 渋谷 義一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 平田 秀樹 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 須澤 和樹 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 CC09 CC18 DD03 HH01 HH03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、前記基板上に設けられた導電層及
    び前記導電層上に設けられた光透過層を少なくとも有す
    る光記録媒体の種類を判別する光記録媒体判別装置であ
    って、前記光記録媒体の表面のうち、前記基板とは反対
    側に位置する前記光透過層の表面に接触乃至は近接して
    配置される第1及び第2の電極と、前記第1の電極に信
    号を印加する手段と、前記第2の電極に現れる信号を検
    出する手段とを備えることを特徴とする光記録媒体判別
    装置。
  2. 【請求項2】 基板、前記基板上に設けられた導電層及
    び前記導電層上に設けられ、第1の材料からなる光透過
    層を少なくとも有する第1の種類の光記録媒体と、基
    板、前記基板上に設けられた導電層及び前記導電層上に
    設けられ、前記第1の材料とは異なる第2の材料からな
    る光透過層を少なくとも有する第2の種類の光記録媒体
    とを判別可能な光記録媒体判別装置であって、前記光記
    録媒体の表面のうち、前記基板とは反対側に位置する前
    記光透過層の表面に接触乃至は近接して配置される第1
    及び第2の電極と、前記第1の電極に信号を印加する手
    段と、前記第2の電極に現れる信号を検出する手段とを
    備えることを特徴とする光記録媒体判別装置。
  3. 【請求項3】 基板、前記基板上に設けられた少なくと
    も1層の記録層及び前記記録層上に設けられた光透過層
    を少なくとも有する光記録媒体の前記記録層の数を判別
    可能な光記録媒体判別装置であって、前記光記録媒体の
    表面のうち、前記基板とは反対側に位置する前記光透過
    層の表面に接触乃至は近接して配置される第1及び第2
    の電極と、前記第1の電極に信号を印加する手段と、前
    記第2の電極に現れる信号を検出する手段とを備えるこ
    とを特徴とする光記録媒体判別装置。
  4. 【請求項4】 基板、前記基板上に設けられた導電層及
    び前記導電層上に設けられた光透過層を少なくとも有す
    る光記録媒体の種類を判別する光記録媒体判別方法であ
    って、第1及び第2の電極を、前記光記録媒体の表面の
    うち前記基板とは反対側に位置する前記光透過層の表面
    に接触乃至は近接して配置し、この状態において前記第
    1の電極に信号を印加した場合に前記第2の電極に現れ
    る信号を検出することによって前記光記録媒体の種類を
    判別することを特徴とする光記録媒体判別方法。
  5. 【請求項5】 基板、前記基板上に設けられた導電層及
    び前記導電層上に設けられ、第1の材料からなる光透過
    層を少なくとも有する第1の種類の光記録媒体と、基
    板、前記基板上に設けられた導電層及び前記導電層上に
    設けられ、前記第1の材料とは異なる第2の材料からな
    る光透過層を少なくとも有する第2の種類の光記録媒体
    とを判別する光記録媒体判別方法であって、第1及び第
    2の電極を、前記光記録媒体の表面のうち前記基板とは
    反対側に位置する前記光透過層の表面に接触乃至は近接
    して配置し、この状態において前記第1の電極に信号を
    印加した場合に前記第2の電極に現れる信号を検出する
    ことによって前記光記録媒体が前記第1の種類であるか
    前記第2の種類であるかを判別することを特徴とする光
    記録媒体判別方法。
  6. 【請求項6】 基板、前記基板上に設けられた少なくと
    も1層の記録層及び前記記録層上に設けられた光透過層
    を少なくとも有する光記録媒体の前記記録層の数を判別
    する光記録媒体判別方法であって、第1及び第2の電極
    を、前記光記録媒体の表面のうち前記基板とは反対側に
    位置する前記光透過層の表面に接触乃至は近接して配置
    し、この状態において前記第1の電極に信号を印加した
    場合に前記第2の電極に現れる信号を検出することによ
    って前記光記録媒体に含まれる記録層の数を判別するこ
    とを特徴とする光記録媒体判別方法。
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