JP3782426B2 - 光情報記録媒体及びその記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光ディスク等の光情報記録媒体、より具体的には、記録層を2層有する光情報記録媒体、及びその記録再生装置に関する。
コンパクトディスク(CD)が普及し、光ディスクは記録媒体として重要な地位を築いた。また、再生専用だけでなく、情報を記録できる追記型及び書き換え型ディスクとしてCD−R/RW、DVD±R/RWの普及も著しい。近年では、より高密度な光ディスクの研究開発が盛んに行われている。
これらのディスクは、追記型であるCD−R、DVD±Rの場合、色素の変形による反射率変化で記録再生を行い、書き換え型ディスクの場合、非晶質と結晶状態の屈折率差によって生じる反射率差及び位相差変化を利用して記録情報信号の検出を行う。
1枚の光ディスクの記憶容量を増加するため、複数データ層システムが提案されている。2層以上のデータ層を有する光ディスクでは、レンズの焦点を変更することによって様々な層にアクセスすることができる。
例えば、特許文献1には複数データ層光ディスク・ドライブ・システムが記載されているが、該システムで用いられる光ディスクは、それぞれがエア・ギャップで間隔を設けたデータ層を備えた複数の基板か、又は固体構造の複数のデータ層の何れかを含む。
また、特許文献2では、複数のデータ層を備えた固体構造を採用しているが、それぞれのデータ層はCDタイプのデータ層である。
また、特許文献3〜4に開示された媒体では、記録層が色素膜又は相変化膜のみからなり、反射率やDVD等との互換性を考慮した層構成ではない。実施形態1に「情報層を少なくとも2層以上の複数層で構成することが好ましい。」旨の記載はあるが、実際には2層記録層構成は考慮していない。
また、特許文献5〜6には無機材料からなる2層の記録層を有する媒体が開示されているが、実用可能なレベルのものではない。
以上のように種々の提案はあるが、実際には実用化に至らなかったものや反射率等の互換性を考慮していないものばかりである。
また、特許文献7には「前記記録薄膜層が少なくとも2つの層からなり、薄膜材料はレーザー光照射により光学定数が変化し、検知し得る変化が主として入射した光の反射光或いは透過光の位相の変化によるものであること」という記載があるが、ROM(リードオンリーメモリー)との互換までは考慮されておらず、しかも「基材上に基材と屈折率が異なる第1の透明層、第1の記録薄膜層、第2の透明層、第2の記録薄膜層、第3の透明層、反射層をそれぞれ順次設けた構造の光学的光情報記録媒体であって、前記第1の透明層、第1の記録薄膜層、第2の透明層、第2の記録薄膜層、第3の透明層及び反射層の膜厚を記録材料の変化に際して入射した光の透過光或いは反射光の位相が変化するように選ぶ。」とあるように本発明とは層構成も相違する。
再生専用の2層構成媒体としてはDVD−ROMが実用化されているが、追記型又は書き換え型の2層構成媒体は未だ実用化されていない。
特許文献8には、情報層を2層有する媒体が開示されており、請求項16には、第2の基板のサンプルピット又はガイド溝のトラックピッチを、第1の基板よりも小さくすることも記載されており、効果については光学系の焦点深度から外れた情報層に対して良好な信号再生を行うことができると記載されている。
しかしながら、この媒体の場合、偏芯が異なる2枚の基板を貼り合わせるため、夫々の層の回転中心が貼り合わせによりずれてしまい、ドライブ等の記録或いは記録再生装置のクランプにより、手前の基板の偏芯状態が再生され、更に光入射側からみて奥側の基板の偏芯は、貼り合わせ時の回転中心のずれにより光入射側の基板の偏芯に加算される状態となる。その結果、ドライブ等の再生する装置からみて奥側の基板の偏芯は、最悪の場合、光入射側からみて手前の基板の偏芯+奥側の基板の偏芯量となり、トラッキングすら掛からなくなって、再生及び記録再生が不可能となる。
米国特許第5202875号明細書 米国特許第4450553号明細書 国際公開00/016320号パンフレット 国際公開00/023990号パンフレット 特開2001−084643号公報 特開2001−10709号公報 特開平3−157830号公報 特表平10−505188号公報
2組の記録層構成体を有する実用可能な追記型又は書き換え型光情報記録媒体及びその記録再生装置の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)〜11)の発明(以下、本発明1〜11という)によって解決される。
1) 基板上に、2組の記録層構成体が樹脂中間層を挟んで積層され、記録・再生光が一方の面から照射される、2層構成の追記型又は書き換え型光情報記録媒体において、2組の記録層構成体のトラックピッチが異なり、且つ、2組の記録層構成体のトラックピッチ差の割合=(T2−T1)/T1(但し、T1は光入射側記録層構成体のトラックピッチ、T2は奥側記録層構成体のトラックピッチ)が+0.03以上+0.15以内であることを特徴とする光情報記録媒体。
2) 2組の記録層構成体を記録・再生する際のそれぞれの記録層の反射率が、光入射側の基板表面の反射率と2%以上相違していることを特徴とする1)記載の光情報記録媒体。
3) 2層の記録層共に反射率変動の割合=(反射率−反射率の平均値)/反射率の平均値が面内で±0.15以内であることを特徴とする1)又は2)の何れかに記載の光情報記録媒体。
4) 光入射面とは反対側の基板表面の反射率が4%未満であることを特徴とする1)〜3)の何れかに記載の光情報記録媒体。
5) 2組の記録層構成体の記録線密度の差の割合=(S1−S2)/S1(但し、S1は光入射側記録層構成体の線密度、S2は奥側記録層構成体の線密度)が±0.1以内であることを特徴とする1)〜4)の何れかに記載の光情報記録媒体。
6) 2組の記録層構成体の少なくとも一方に、追記及び書き換えができないピット領域(ROM領域)が設けられていることを特徴とする1)〜5)の何れかに記載の光情報記録媒体。
7) 2組の記録層構成体の両方にROM領域が設けられ、且つ、二つのROM領域の端同士が重ならないように設けられていることを特徴とする6)記載の光情報記録媒体。
8) 樹脂中間層の膜厚の変動割合=「(膜厚max−膜厚min)/膜厚平均」が周内で±0.1以内であることを特徴とする1)〜7)の何れかに記載の光情報記録媒体。
9) 2層の記録層の反射率が5%以上12%未満の範囲にある場合には、検出する和信号を3倍以上に増幅してフォーカスの引き込み閾値を決める機能を有することを特徴とする1)〜8)の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
10) 2層の記録層の反射率が12%以上24%未満の範囲にある場合には、検出する和信号を2倍以上に増幅してフォーカスの引き込み閾値を決める機能を有することを特徴とする1)〜8)の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
11) 追記型媒体、書き換え型媒体、再生専用媒体の何れであるかを、異なる二つの波長で再生したときの媒体の反射率で識別する機能を有することを特徴とする1)〜8)の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
以下、上記本発明について詳しく説明する。
図1〜図4に本発明の光情報記録媒体の層構成例を示す。図1、図2は記録層材料として、非晶質(アモルファス)と結晶の間で光学的特性が変化する材料(いわゆる相変化記録材料)を用いた例であり、図3、図4は、記録層材料として色素材料を用いた例である。なお、図2、図4は、それぞれ図1、図3の各層について具体的材料を記載したものである。各記録層への情報の記録は、マークと呼ばれるパターンの記録により行われる。
図1の場合、案内溝を有する基板上に第1の記録層構成体を形成し、別に案内溝を有するカバー基板上に第2の記録層構成体を形成し、両者を樹脂中間層を介して積層して作製する。第1の記録層構成体は、第1記録層を第1保護層と第2保護層で挟み、熱が逃げ易いように反射放熱層を設けた構成となっている。第2の記録層構成体は、第2記録層を第4保護層と第5保護層で挟み、更にAg又はAg合金層を形成した構成となっている。第4保護層に硫黄Sを含有する場合には、Ag又はAg合金層と第4保護層の間に硫化防止層を設けるとよい。
図3、図4のように、記録層材料として色素を用いる場合も、第1の記録層構成体を形成した基板と第2の記録層構成体を形成したカバー基板を、樹脂中間層を介して積層するという基本的な構成及び製法は同じである。
本発明では、2組の記録層構成体のトラックピッチが異なるようにし、且つ、2組の記録層構成体のトラックピッチ差の割合=(T2−T1)/T1(但し、T1は光入射側記録層構成体のトラックピッチ、T2は奥側記録層構成体のトラックピッチ)を+0.03以上+0.15以内にする。好ましくは+0.05以上である。
各記録層構成体のトラックピッチはそれらの基板のトラックピッチに対応するので、光入射側から見て奥側の基板のトラックピッチを手前の基板のトラックピッチよりも広くすることにより、奥側の偏芯が少なくなり、ドライブ等の再生及び記録再生装置からみて奥側の基板のトラックピッチと手前の基板のトラックピッチが同じである場合よりもトラッキングが外れ難くなり、安定な記録及び再生が可能となる。
下記表1は、図2に示す層構成の光情報記録媒体について、トラックピッチ差の割合とトラッキング外れとの関係を調べた結果であり、○はトラッキング外れを起さなかった場合、×はトラッキング外れを起した場合を示している。測定は市販の4分割PD(フォトディテクター)を用いて行った。
表1からトラックピッチ差の割合が0.15を超えるとトラッキングが不安定になることが分る。この傾向は図4に示す層構成の光情報記録媒体についても同様である。
Figure 0003782426
また、下記表2は、図2に示す層構成の光情報記録媒体について、2層のそれぞれの記録層の反射率と光入射側の基板表面の反射率の差(%)がフォーカシングに与える影響を調べた結果であり、○は支障なくフォーカスを引き込める場合、×はフォーカスの引き込みに支障がある場合を示している。なお、通常のポリカーボネート基板の表面反射率は4%程度である。
フォーカシングの測定は、市販の4分割PDを用いて行った。また、該PDで得られたフォーカス信号の振幅(peak−to−peak)を測定し、絶対反射率が判っている媒体、即ち、ガラス基板のGe膜の反射率30%を基準として、各媒体の反射率を測定した。
表2から、反射率が2%以上相違すれば基板との識別は可能であり、フォーカスが引き込める層として分離できることが分る。しかし、測定装置の機能に限界があるため、検出誤差を考慮すると、20%以上相違しない方が好ましい。
この傾向は図4に示す層構成の光情報記録媒体についても同様である。
Figure 0003782426
2層の記録層間の反射率差の割合=(R1−R2)/〔(R1+R2)/2〕(但し、R1は光入射側記録層の反射率、R2は奥側記録層の反射率)は±0.15以内にすることが好ましい。この範囲内であれば、例えば2層の平均反射率を7%とした場合、反射率が低い方は7%×(1−0.15)=5.95%であるから基板(ポリカーボネート基板で4%程度)との反射率差が約2%となり、前述したようにフォーカシングに影響を与えることはない。また、反射率の高い方は7%×(1+0.15)=8.05%であって、平均反射率に比べて+1%程度であるから、フォーカスサーボの引き込み閾値変動が少なくて済む。
2層の記録層間の反射率差の割合が±0.15を超えた場合、例えば第1記録層の反射率が2%、第2記録層の反射率が18%の場合には、第2記録層にはフォーカスが入るが、第1記録層には入らない。
2組の記録層構成体を記録・再生する際のそれぞれの記録層の反射率が、光入射側の基板表面の反射率と2%以上相違していることがフォーカスを引き込める条件となる。
また、例えばフォーカスの引き込み反射率が4.5〜5.5%の場合、即ち、5±0.5%の場合、反射率範囲が狭くて正確な引き込みが難しい。従って、5%程度の低反射率の媒体の場合には、反射率を3倍以上に増幅して、フォーカスの引き込み反射率範囲を5±1.5%以上とし、フォーカスを引き込めるようにすることが好ましい。更に、記録再生装置としては、2層の記録層の反射率が5〜10%の範囲にある2層構成媒体の場合に、PDが検出する和信号を3倍以上に増幅してフォーカスの引き込み閾値を決めるように設定することが望ましい。
反射率が最小の5%では、基板の反射率が約4%程度(通常光ディスクで使用されているポリカーボネート基板の反射率)あるため、反射率差が約1%となり検出誤差が出てしまう。そこで、反射率つまりPDが検出する和信号を3倍以上に増幅することにより、反射率差を3%以上にして検出し易くする。2倍でも検出可能であるが、3倍にすることで、より検出し易くなる。
また、2層の記録層の反射率が12%以上24%未満の範囲にある2層構成型媒体に関しては、例えば2層の平均反射率が18%で、2層の記録層の反射率差の割合が±0.15の場合、低い方の反射率は18%×(1−0.15)=15.3%、高い方の反射率は18%×(1+0.15)=20.7%となり、平均値に比べて±3%程度ずれるが、基板との反射率差が大きいので、フォーカスが入る閾値を余裕を持って取ることができる。しかし、記録再生装置としては、更に余裕を持たせるために、検出する和信号を2倍以上に増幅し、フォーカスの引き込み閾値を決めるように設定することが望ましい。
安定な記録再生を行うには、2層の記録層共に反射率変動の割合=(反射率−反射率の平均値)/反射率の平均値を面内で±0.15以内とすることが望ましい。
また、光入射面とは反対側の基板表面の反射率をコーティングなどにより4%未満とし、反対側の面から読めないようにすることが望ましい。これにより記録再生装置が読み取り作業に入れないため、無駄なフォーカス動作をしないで済む。
更に、2組の記録層構成体の記録線密度の差の割合=(S1−S2)/S1(但し、S1は光入射側記録層構成体の線密度、S2は奥側記録層構成体の線密度)を±0.1以内にすれば、信号処理的にみて回路変更しなくてもよいので記録再生装置に対する影響がなく好ましい。即ち、線密度のバラツキが上記範囲内であれば、通常のデータの時間的なバラツキ範囲なので、データを判別できる。なお、通常の記録の場合、最悪で10%程度の時間的ずれがあってもエラーは生じない。
また、2層構成の追記型及び/又は書き換え型光情報記録媒体の場合、追記及び書き換えが出来ないピット領域(ROM領域)を持たせてもよい。2層構成の媒体の場合、情報量が多くなるので、媒体としての利用方法も多種類となる。そこでROM領域を設けて、変更できないか又は変更させない情報(ROM情報)を記録させておくことにより、媒体の利用価値や利用効率を高めることができる。
しかし、2層構成の何れかの層にROM領域を設けた場合、ROM領域は光の干渉が大きいため、ROM領域が無い方の層の、ROM領域と対応する位置にある部分では、記録・再生特性が劣化してしまうこともある。例えば光入射側にROM領域がある場合は、ROM領域のピットが深いため光の散乱が大きく、奥側の層の対応する位置への追記又は書き換えがうまくできない。また、光入射側が追記型媒体で、奥側にROM領域があり、追記型媒体が色素からなる変形を伴う記録層を有するような場合は、奥側の層の再生特性(ジッタ)が、追記型媒体の記録前後で悪くなる。
また、ROM領域は一般的に溝深さが深く、ROM領域を設けることによりROM領域と記録領域の境、即ちROM領域の端で反射率が急激に変化するため、2値化する際のスライスレベルが変化しエラーになり易い。即ち、ROM領域を2組の記録層構成体の両方に設けるとき、ROM領域と記録領域(グルーブやランド等に記録する領域)の境があるため、2層記録層間の信号干渉(クロストーク)によりエラーを増加させてしまう。従って、2層の記録層のROM領域と記録領域の境(ROM領域の端)が重ならないようにしてエラーを少なくすることが好ましい。
通常DVD−ROMでは中間層の膜厚は55±15μmであるが、この媒体は再生専用であって反射率が高いので中間層の膜厚が多少変動しても、基板厚差による収差ずれ(フォーカスずれに近い)が起きても、S/N(シグナルとノイズの比)が高く再生が可能である。
しかし、追記型又は書き換え型媒体の場合には、反射率が低いためS/Nが低く、膜厚変動がRF変動になるため、低周波の変動は信号処理で無視できるが、周波数が高いとジッタが悪くなりエラーが増えることになる。特に高速記録の場合は顕著に現れるのでエラーになり易い。
従って、樹脂中間層の膜厚の変動割合=(膜厚max−膜厚min)/膜厚平均を周内で±0.1以内とすること(即ち、膜厚の変動割合を平均膜厚の10%以内とすること)が望ましく、これにより収差変動が少なく済み、記録マークがきれいに記録できるので、内周から外周までの何処でもエラーを少なくできる。
図2に示す層構成のDVD+RWディスク、図4に示す層構成のDVD+Rディスク、市販の2層型DVD−ROMディスクの反射率について、PD(フォトディテクタ)を用いて再生波長660nmと780nmで測定した結果を表3に示す。
表3から、DVD+Rでは波長の違いにより反射率に顕著な違いがあり、DVD+RWでは反射率にある程度の違いがあり、DVD−ROMでは反射率が全く同じであることが分る。即ち、異なる二つの波長で再生したときのディスク反射率の違いにより、DVD+R、DVD+RW、DVD−ROMの何れであるかを明瞭に識別できることが分る。従って、この特性を利用して再生対象媒体の種類を識別できる情報記録再生装置を作製することができる。
Figure 0003782426
2層構成の相変化型記録媒体のような5%以上12%未満程度の低い反射率の媒体に対しては、2層構成の色素記録層を有する追記型記録媒体の反射率(15%程度)と同等の反射率にするため、フォーカスを引き込めるレベルを増幅してフォーカスの引き込み易さを拡大することにより、2層間ジャンプ等によるフォーカス外れを無くすことができるような機能を有する記録再生装置を用いることが好ましい。
また、無機記録膜(例えばSi系記録層:SiC等)を有する2層構成媒体のように、反射率が12%以上24%未満程度の媒体に対しては、2層構成の色素記録層を有する追記型記録媒体の反射率(15%程度)と同等の反射率にするため、フォーカスを引き込めるレベルを調整してフォーカス引き込み易さを拡大することにより、2層間ジャンプ等によるフォーカス外れを無くすことができるような機能を有する記録再生装置を用いることが好ましい。
また、二つの波長、例えばCD波長(780nm)とDVD波長(660nm)における反射率が、追記型媒体、書き換え型媒体、再生専用媒体で違うことを利用すれば、媒体の種類が判別できる機能を有する記録再生装置を提供できる。
2組の記録層構成体を有する実用可能な追記型又は書き換え型光情報記録媒体及びその記録再生装置を提供できる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
<相変化型媒体の場合>
トラックピッチ0.80μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製基板上に、第1の記録層構成体として、Agからなる膜厚120nmの反射放熱層、ZnSSiOからなる膜厚70nmの第1保護層、AgInGeSb67Te18からなる膜厚17nmの第1記録層、ZnSSiOからなる膜厚17nmの第2保護層を順にスパッタにより形成した。
一方、トラックピッチ0.74μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製カバー基板上に、第2記録層構成体として、ZnSSiOからなる膜厚70nmの第5保護層、AgInGeSb67Te18からなる膜厚7nmの第2記録層、ZnSSiOからなる膜厚18nmの第4保護層、膜厚3nmのZr5045層(硫化防止層)、膜厚10nmのAg層、膜厚100nmのITO(InとSnOの混合物)からなる半透明層を順にスパッタにより形成した。
次いで、上記各層を形成した基板とカバー基板とを、記録層が内側になるように、膜厚50μmのUV硬化樹脂(大日本インキ化学工業社製SD318)からなる樹脂中間層を介して貼り合わせ、本発明の光情報記録媒体を得た。
この媒体について、パルステック工業社製光ディスク評価装置DDU−1000(LD波長660nm、NA=0.65)を用いてカバー基板側から光を入射し評価した。
記録再生条件は、再生パワー:0.7mW、ボトムパワー:0.7mW、記録パワー:光入射側の記録層(18mW)、奥側の記録層(23mW)とし、記録ストラテジーは先頭パルス:0.7T、マルチパルス:0.4T、オフパルス:0.1T(T:15.9ns)という発光波形とした。線密度は2層とも0.267μm/bitで記録再生した。
その結果、サーボに関しては、2層の記録層共にフォーカスが良好に入り、トラッキング及び記録再生も良好であった。記録再生特性であるジッタ特性は7.5%と良好であった。ジッタが15%までが、エラー訂正可能な範囲である。
また、各記録層の反射率は7%と8%であった。
実施例2
<色素を用いた追記型媒体の場合>
トラックピッチ0.74μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製基板上に、膜厚100nmのシアニンからなる第1色素層をスピンコートで形成し、その上に第1半透明層として膜厚80nmのIZO(InOx、ZnOx)をスパッタで形成した。
一方、トラックピッチ0.80μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製カバー基板上に、Ag97InCuPdからなる層を厚さ150nm作成し、その上に膜厚100nmのシアニンからなる第2色素層をスピンコートで形成し、その上に第2半透明層として膜厚100nmのIZOをスパッタで形成した。
次いで、上記各層を形成した基板とカバー基板とを、色素層が内側になるように、膜厚38μmのUV硬化樹脂(大日本インキ化学工業社製SD318)からなる樹脂中間層を介して貼り合わせ、本発明の光情報記録媒体を得た。
この媒体について、パルステック工業社製光ディスク評価装置DDU−1000(LD波長660nm、NA=0.65)を用いて基板側から光を入射し評価した。
その結果、サーボに関しては、2層の記録層ともにフォーカスが良好に入り、トラッキング及び記録再生も良好であった。記録再生特性であるジッタ特性は7.5%と良好であった。
また、各記録層の反射率は19%と18%であった。
実施例3
トラックピッチ0.74μmの案内溝のカバー基板上に作成するZnSSiOの屈折率を2.4とし膜厚を60nmとし、スパッタ時のAr流量を従来の1mTorrから12mTorrにした点以外は、実施例1と同様にして光情報記録媒体を得た。
その結果、光入射側からみて奥側の層であるトラックピッチ0.74μmのカバー基板側の層の反射率変動の割合〔(反射率−反射率の平均値)/反射率の平均値〕が0.19となった。また、この層のフォーカスは入ったがトラッキングが不安定になり、記録再生特性であるジッタ特性は12.3%と良くなかった。
実施例4
実施例1の媒体の光入射面とは反対側の面にラッカーをスクリーン印刷(紫外硬化)し、該印刷面がDVD再生装置における光入射側となるように挿入した結果、媒体反射率が低いため、該再生装置は再生操作に入ることなく媒体を排出してしまった。
実施例5
実施例1で作成した媒体に対し、奥側の層(トラックピッチ0.8μm)の記録線密度を0.30μm/bitとして評価した。比較として記録線密度0.267μm/bitでも評価した。光入射側と奥側の回転中心のずれ(偏芯)は30μmであった。
記録再生条件は、再生パワー:0.7mW、ボトムパワー:0.7mW、記録パワー:光入射側の記録層(18mW)、奥側の記録層(23mW)とし、記録ストラテジーは先頭パルス:0.7T、マルチパルス:0.4T、オフパルス0.1T(T:15.9ns)という発光波形とした。
その結果、記録線密度を0.30μm/bitで記録した場合は、再生時にエラーにならなかったが、記録線密度0.267μm/bitで記録した場合は、記録再生特性であるジッタ特性が13.1%と良くなかった。
実施例6
実施例1で作成した媒体において、光入射側からみて奥側の記録層の内周24〜35mmの範囲にピット(ROM部)を設けた。
ROM部を再生パワー0.7mWで再生したところ、エラー無く再生可能であった。
ROM部以外は実施例1と同様に良好な結果が得られた。
実施例7
実施例6で作成した媒体において、光入射側の記録層にも半径45〜58mmの範囲にピット(ROM部)を形成した。
ROM部を再生パワー0.7mWで再生したところ、エラー無く再生可能であった。
ROM部以外は実施例1と同様に良好な結果が得られた。
比較例1
実施例6で作成した媒体において、光入射側の記録層にも半径35〜45mmの範囲にピット(ROM部)を形成した。
ROM部を再生パワー0.7mWで再生したところ、2層の記録層のROM部の端が重なる半径位置35mmでエラーが発生した。
実施例8
実施例1と同じ層構成の媒体を作成する際に、樹脂中間層の膜厚変動が±0.1以内に収まるように、貼り合せる両方の媒体に対し目標とする中間層膜厚50μmの半分の25μmを狙ってそれぞれスピンコートで中間層を作成し貼り合わせた。薄い膜厚の方が均一性を出し易いので、中間層膜厚は48μm〜52μm(膜厚変動±0.04)であった。
この媒体に対し、再生パワー:0.7mW、ボトムパワー:0.7mW、記録パワー:光入射側の記録層(18mW)、奥側の記録層(23mW)で記録再生を行った。記録ストラテジーは、先頭パルス:0.7T、マルチパルス:0.4T、オフパルス0.1T(T:15.9ns)という発光波形とした。線密度は2層とも0.267μm/bitで記録再生した。
その結果、ジッタが7%以下で、内周から外周にかけて良好でエラーが少なかった。
比較例2
樹脂中間層の膜厚変動が±0.1を超えた場合として、膜厚変動を大きくするためにスピンコート条件を変えた点以外は、実施例8と同様にして貼り合わせを行った。その結果、膜厚は42μmから58μm(膜厚変動±0.16)となった。
この媒体に対し、実施例8と同様にして記録再生を行ったところ、ジッタが内周から外周にかけて悪く、12〜14%となった。
実施例9
実施例1で作成した媒体について、パルステック工業社製光ディスク評価装置DDU−1000(LD波長660nm、NA=0.65)を用いて評価した。
フォーカスゲインの増幅率とフォーカスエラーの関係を調べたところ、表4に示したような結果が得られた。なお、「×」はフォーカスエラーが生じるケース、「△」はフォーカスエラーが生じる場合と生じない場合があるケース、「○」はフォーカスエラーが生じないケースを表す。
表4から、増幅率が3倍以上であればフォーカスエラーがなくなり良好なトラッキングが可能となることが分る。
Figure 0003782426
実施例10
<無機材料を用いた追記型媒体の場合>
トラックピッチ0.74μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製基板上に、Zr5045からなる膜厚15nmの第1無機記録層、IZO(InOx、ZnOx)からなる膜厚80nmの第1半透明層を順にスパッタで形成した。
一方、トラックピッチ0.80μmの案内溝を有する厚さ0.6mmのポリカーボネート製カバー基板上に、Zr5045からなる膜厚10nmの第2無機記録層、IZO(InOx、ZnOx)からなる膜厚40nmの第2半透明層を順にスパッタで形成した。
次いで、上記各層を形成した基板とカバー基板とを、記録層が内側になるように、膜厚55μmのUV硬化樹脂(大日本インキ化学工業社製SD318)からなる樹脂中間層を介して貼り合わせ、本発明の光情報記録媒体を得た。
この媒体について、パルステック工業社製光ディスク評価装置DDU−1000(LD波長660nm、NA=0.65)を用いて基板側から光を入射し評価した。
フォーカスゲインの増幅率とフォーカスエラーの関係を調べたところ、表5に示したような結果が得られた。なお、「△」はフォーカスエラーが生じる場合と生じない場合があるケース、「○」はフォーカスエラーが生じないケースを表す。
表5から、増幅率が2倍以上であればフォーカスエラーがなくなり安定かつ良好なトラッキングが可能となることが分る。
また、各記録層の反射率は12%と14%であった。
Figure 0003782426
実施例11
種々の1層と2層の媒体の反射率(%)の測定結果を下記表6に纏めて示した。
ドライブとしてCD(780nm)とDVD(660nm)が読める装置を用いて再生を行った。表中のDVD+Rの2層媒体は実施例2の媒体であり、DVD+RWの2層媒体は実施例1の媒体であり、その他の媒体は市販の媒体である。
表から判るように、異なる二つの波長で再生したときのディスク反射率の違いにより、DVD+R、DVD+RW、DVD−ROMの何れであるかを明瞭に識別できる。従って、この特性を利用して再生対象媒体の種類を識別できる情報記録再生装置を作製することができる。但し、CD−ROMの1層媒体とDVD−ROMの1層媒体はフォーカスしたときの反射率だけでは判別できないが、トラッキングを行ってトラッキング可能かどうかを見れば判別できる。しかし実際に市販されているDVD−ROMは殆どが2層媒体なので、フォーカスした時の反射率により判別可能である。
Figure 0003782426
本発明の光情報記録媒体の層構成例を示す図(相変化記録材料を用いた例)。 図1の各層の具体的材料を例示した図。 本発明の光情報記録媒体の他の層構成例を示す図(色素材料を用いた例)。 図3の各層の具体的材料を例示した図。

Claims (11)

  1. 基板上に、2組の記録層構成体が樹脂中間層を挟んで積層され、記録・再生光が一方の面から照射される、2層構成の追記型又は書き換え型光情報記録媒体において、2組の記録層構成体のトラックピッチが異なり、且つ、2組の記録層構成体のトラックピッチ差の割合=(T2−T1)/T1(但し、T1は光入射側記録層構成体のトラックピッチ、T2は奥側記録層構成体のトラックピッチ)が+0.03以上+0.15以内であることを特徴とする光情報記録媒体。
  2. 2組の記録層構成体を記録・再生する際のそれぞれの記録層の反射率が、光入射側の基板表面の反射率と2%以上相違していることを特徴とする請求項1記載の光情報記録媒体。
  3. 2層の記録層共に反射率変動の割合=(反射率−反射率の平均値)/反射率の平均値が面内で±0.15以内であることを特徴とする請求項1又は2記載の光情報記録媒体。
  4. 光入射面とは反対側の基板表面の反射率が4%未満であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光情報記録媒体。
  5. 2組の記録層構成体の記録線密度の差の割合=(S1−S2)/S1(但し、S1は光入射側記録層構成体の線密度、S2は奥側記録層構成体の線密度)が±0.1以内であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光情報記録媒体。
  6. 2組の記録層構成体の少なくとも一方に、追記及び書き換えができないピット領域(ROM領域)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の光情報記録媒体。
  7. 2組の記録層構成体の両方にROM領域が設けられ、且つ、二つのROM領域の端同士が重ならないように設けられていることを特徴とする請求項6記載の光情報記録媒体。
  8. 樹脂中間層の膜厚の変動割合=「(膜厚max−膜厚min)/膜厚平均」が周内で±0.1以内であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の光情報記録媒体。
  9. 2層の記録層の反射率が5%以上12%未満の範囲にある場合には、検出する和信号を3倍以上に増幅してフォーカスの引き込み閾値を決める機能を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
  10. 2層の記録層の反射率が12%以上24%未満の範囲にある場合には、検出する和信号を2倍以上に増幅してフォーカスの引き込み閾値を決める機能を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
  11. 追記型媒体、書き換え型媒体、再生専用媒体の何れであるかを、異なる二つの波長で再生したときの媒体の反射率で識別する機能を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の光情報記録媒体の記録再生装置。
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