JP2003316946A - ホームサーバを活用した商品付帯情報管理方法、およびそのシステム - Google Patents

ホームサーバを活用した商品付帯情報管理方法、およびそのシステム

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JP2003316946A
JP2003316946A JP2002126139A JP2002126139A JP2003316946A JP 2003316946 A JP2003316946 A JP 2003316946A JP 2002126139 A JP2002126139 A JP 2002126139A JP 2002126139 A JP2002126139 A JP 2002126139A JP 2003316946 A JP2003316946 A JP 2003316946A
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consumer
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Masanobu Nakada
雅信 中田
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NEC Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者の手間をかけずに商品付帯情報を管理
するとともに、商品付帯情報を復旧する。 【解決手段】 店舗端末40は、商品購入時に商品の付
帯情報530及び消費者1のホームサーバ80のホーム
サーバアドレス620を商品情報データベース50及び
消費者情報データベース60から取得し、サービス提供
者端末30に送信する。サービス提供者端末30は、店
舗端末40から受信した付帯情報530をホームサーバ
80に配布し、そのサービス内容をサービス履歴データ
ベース70に格納する。サービス提供者端末30は、消
費者端末10から付帯情報の復旧要求を受信すると、復
旧要求された付帯情報をサービス履歴データベース70
を参照して確認し、その付帯情報の送信要求を商品提供
者端末20に対して行い、商品提供者端末20から受信
した付帯情報をホームサーバ80に再配布し、そのサー
ビス内容をサービス履歴データベース70に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費者の家庭にあ
るホームサーバを活用した商品付帯情報管理方法、およ
びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、(1)食品類の賞味期限、製造年
月日等の商品付帯情報、(2)家電製品の保証書、取扱
説明書、メーカーへのユーザ登録葉書等の商品付帯情報
については、消費者自身で固有の方法により管理されて
いたか、あるいは、管理されていないかのどちらかであ
った。
【0003】商品付帯情報を消費者自身で管理する方法
としては、例えば、消費者が既に購入して家庭の冷蔵庫
等に保管してある食品類の賞味期限、製造年月日等の商
品付帯情報を、消費者の家庭にあるホームサーバに格納
して管理する方法がある。
【0004】この方法では、消費者は、携帯電話を使用
してホームサーバにアクセスすることにより、家庭の冷
蔵庫等に保管されている食品の賞味期限情報等を店舗先
から確認することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術には、下記の問題点があった。
【0006】第1の問題点は、上記(1)の商品付帯情
報を消費者自身で事前にホームサーバに入力しておかな
ければならないという手間が発生していたことである。
【0007】第2の問題点は、(1)の商品付帯情報の
みが管理の対象になっており、(2)の商品付帯情報に
ついては、消費者が独自に管理・保管しなければならな
いという手間が発生していたことである。
【0008】第3の問題点は、上記(1)(2)の商品
付帯情報を紛失してしまった場合には、その付帯情報を
復旧することができないということである。
【0009】本発明の目的は、消費者の手間をかけずに
商品付帯情報を管理することができるとともに、商品付
帯情報を復旧することができる、ホームサーバを活用し
た商品付帯情報管理方法、およびそのシステムを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のホームサーバを活用した商品付帯情報管理方
法は、消費者が所有するホームサーバを活用して商品付
帯情報を管理する商品付帯情報管理方法であって、前記
消費者による店舗での商品購入時に、当該店舗が、前記
商品の前記商品付帯情報および前記消費者が所有する前
記ホームサーバのホームサーバアドレスを取得し、取得
した前記商品付帯情報および前記ホームサーバアドレス
をネットワークを介してサービス提供者に送信するステ
ップと、前記サービス提供者が、前記ホームサーバアド
レスに対応する前記ホームサーバに前記ネットワークを
介して前記商品付帯情報を配布するステップとを有する
ことを特徴とするものである。
【0011】この場合、前記商品の前記商品付帯情報を
前記商品ごとに商品情報データベースに格納するステッ
プと、前記消費者が所有する前記ホームサーバの前記ホ
ームサーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情報デー
タベースに格納するステップとをさらに有し、前記店舗
が、前記消費者による前記店舗での商品購入時に、前記
商品の前記商品付帯情報を前記商品情報データベースか
ら取得するとともに、前記消費者が所有する前記ホーム
サーバの前記ホームサーバアドレスを前記消費者情報デ
ータベースから取得することとしても良い。
【0012】また、前記サービス提供者が、前記消費者
による前記店舗での商品購入時に前記商品付帯情報を前
記ホームサーバに配布した際のサービス内容の履歴を、
前記消費者ごとサービス履歴データベースに格納し管理
するステップをさらに有することとしても良い。
【0013】また、前記消費者が、前記商品付帯情報の
復旧要求を前記ネットワークを介して前記サービス提供
者に送信するステップと、前記サービス提供者が、前記
サービス履歴データベースに格納されたサービス内容の
履歴に基づいて、前記消費者から復旧要求された前記商
品付帯情報を確認し、確認した前記商品付帯情報の送信
要求を前記ネットワークを介して該当する商品提供者に
送信するステップと、前記商品提供者が、前記サービス
提供者から送信要求された前記商品付帯情報を前記ネッ
トワークを介して前記サービス提供者端末に送信するス
テップと、前記サービス提供者が、前記商品提供者端末
から前記ネットワークを介して受信した商品付帯情報を
前記ネットワークを介して前記ホームサーバに再配布す
るステップとをさらに有することとしても良い。
【0014】また、前記サービス提供者が、前記消費者
から復旧要求された前記商品付帯情報を前記ホームサー
バに再配布した際のサービス内容の履歴を、前記消費者
ごとに前記サービス履歴データベースに格納し管理する
ステップをさらに有することとしても良い。
【0015】上記目的を達成するために本発明のホーム
サーバを活用した商品付帯情報管理システムは、消費者
が所有するホームサーバを活用して商品付帯情報を管理
する商品付帯情報管理システムにおいて、前記消費者に
よる商品購入時に、前記商品の前記商品付帯情報および
前記消費者が所有する前記ホームサーバのホームサーバ
アドレスを取得する店舗端末と、前記店舗端末にて取得
された前記商品付帯情報および前記ホームサーバアドレ
スをネットワークを介して受信し、前記商品付帯情報を
前記ホームサーバアドレスに対応する前記ホームサーバ
に前記ネットワークを介して配布するサービス提供者端
末とを有することを特徴とするものである。
【0016】この場合、前記商品の前記商品付帯情報を
前記商品ごとに商品情報データベースに格納する商品提
供者端末と、前記消費者が所有する前記ホームサーバの
前記ホームサーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情
報データベースに格納する消費者端末とをさらに有し、
前記店舗端末は、前記消費者による商品購入時に、前記
商品の前記商品付帯情報を前記商品情報データベースか
ら取得するとともに、前記消費者が所有する前記ホーム
サーバの前記ホームサーバアドレスを前記消費者情報デ
ータベースから取得することとしても良い。
【0017】また、前記商品の前記商品付帯情報を前記
商品ごとに商品情報データベースに格納し管理するとと
もに、前記消費者が所有する前記ホームサーバの前記ホ
ームサーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情報デー
タベースに格納し管理する管理機関端末と、前記商品情
報データベースに格納する前記商品付帯情報を前記ネッ
トワークを介して前記管理機関端末に送信する商品提供
者端末と、前記消費者情報データベースに格納する前記
ホームサーバアドレスを前記ネットワークを介して前記
管理機関端末に送信する消費者端末とをさらに有し、前
記店舗端末は、前記消費者による商品購入時に、前記商
品の前記商品付帯情報を前記商品情報データベースから
前記ネットワークを介して取得するとともに、前記消費
者が所有する前記ホームサーバの前記ホームサーバアド
レスを前記消費者情報データベースから前記ネットワー
クを介して取得することとしても良い。
【0018】また、前記サービス提供者端末は、前記消
費者による商品購入時に前記商品付帯情報を前記ホーム
サーバに配布した際のサービス内容の履歴を、前記消費
者ごとにサービス履歴データベースに格納し管理するこ
ととしても良い。
【0019】また、前記消費者端末は、前記商品付帯情
報の復旧要求を前記ネットワークを介して前記サービス
提供者端末に送信し、前記サービス提供者端末は、前記
サービス履歴データベースに格納されたサービス内容の
履歴に基づいて、前記消費者端末から復旧要求された前
記商品付帯情報を確認し、確認した前記商品付帯情報の
送信要求を前記ネットワークを介して該当する商品提供
者端末に送信し、前記商品提供者端末は、前記サービス
提供者端末から送信要求された前記商品付帯情報を前記
ネットワークを介して前記サービス提供者端末に送信
し、前記サービス提供者端末は、前記商品提供者端末か
ら前記ネットワークを介して受信した前記商品付帯情報
を、前記ネットワークを介して前記ホームサーバに再配
布することとしても良い。
【0020】また、前記サービス提供者端末は、前記消
費者端末から復旧要求された前記商品付帯情報を前記ホ
ームサーバに再配布した際のサービス内容の履歴を、前
記消費者ごとに前記サービス履歴データベースに格納し
管理することとしても良い。
【0021】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、消費者による商品購入時に、サービス提供者
が、その商品の商品付帯情報を店舗端末からネットワー
クを介して受信し、受信した商品付帯情報をネットワー
クを介してホームサーバに自動的に配布している。
【0022】それにより、消費者が家庭にあるホームサ
ーバに商品付帯情報(賞味期限、製造年月日、保証書、
取扱説明書等)を逐一入力する必要がなくなるため、消
費者の手間をかけずに商品付帯情報を管理することが可
能となる。
【0023】また、サービス提供者がサービス内容の履
歴を消費者ごとにサービス履歴データベースに格納し管
理し、さらに、商品提供者を含む関係者が端末等により
ネットワークで相互接続された環境が構築されているた
め、商品付帯情報を紛失した場合の復旧が可能となる具
体的には、商品付帯情報の復旧時に、サービス提供者
は、消費者から復旧要求があった商品付帯情報の送信要
求を該当する商品提供者に対して行うことで、その商品
提供者から商品付帯情報をネットワークを介して受信
し、受信した商品付帯情報をネットワークを介してホー
ムサーバに再配布する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態による商品付帯情報管理システムのブロック
図である。
【0026】図1に示すように本発明の第1の実施形態
による商品付帯情報管理システムは、消費者端末10
と、商品提供者端末20と、サービス提供者端末30
と、店舗端末40と、商品情報データベース50と、消
費者情報データベース60と、サービス履歴データベー
ス70と、ホームサーバ80と、ネットワーク90とを
有している。
【0027】消費者端末10は、消費者1が使用する携
帯型の端末である。
【0028】消費者情報データベース60は、消費者1
が消費者端末10を使用して構築するものであり、店舗
端末40からアクセス可能となっている。この消費者情
報データベース60には、消費者1を識別するための消
費者識別子610と、消費者1の家庭にあるホームサー
バ80のインターネットアドレスであるホームサーバア
ドレス620とが格納される。
【0029】商品提供者端末20は、店舗で販売する商
品を提供する商品提供者2が使用する端末である。
【0030】商品情報データベース50は、商品提供者
2が商品提供者端末20を使用して構築するものであ
り、店舗端末40からアクセス可能となっている。この
商品情報データベース50には、商品を識別するための
商品識別子510と、商品提供者2の商品提供者名52
0と、賞味期限、製造年月日、電子媒体化された保証
書、電子媒体化された取扱説明書等を含む付帯情報53
0とが格納される。
【0031】店舗端末40は、店舗内に設置される端末
である。この店舗端末40は、消費者1が店舗で商品を
購入する際に、消費者1を識別するための消費者識別情
報110および商品を識別するための商品識別情報41
0が入力される。そして、入力された商品識別情報41
0に対応する付帯情報530を商品情報データベース5
0から取得するとともに、入力された消費者識別情報1
10に対応する消費者1のホームサーバ80のホームサ
ーバアドレス620を消費者情報データベース60から
取得し、取得した情報をサービス提供者端末30に送信
する。
【0032】サービス提供者端末30は、本発明による
サービスを提供するサービス提供者3が使用するもので
ある。例えば、サービス提供者3は、サービス提供者端
末30を使用して、店舗端末40から送信されてきた商
品の付帯情報530をホームサーバアドレス620に対
応するホームサーバ80に配布するサービスを提供する
とともに、消費者1が以前に購入した商品の付帯情報5
30を復旧するサービスを提供する。
【0033】サービス履歴データベース70は、サービ
ス提供者3がサービス提供者端末30を使用して構築し
管理するものである。このサービス履歴データベース7
0には、サービス提供対象者となる消費者1の消費者識
別子と、消費者1に提供したサービス内容の履歴とが格
納される。
【0034】ホームサーバ80は、消費者1の家庭に設
置されたサーバであり、サービス提供者3がサービス提
供者端末30を使用して送信した商品の付帯情報を格納
する情報格納ディスク81を具備している。消費者1
は、消費者端末10を使用してホームサーバ80にアク
セスすれば、ホームサーバ80内の情報格納ディスク8
1に格納された商品の付帯情報を確認することが可能で
ある。
【0035】ネットワーク90は、消費者端末10、商
品提供者端末20、サービス提供者端末30、店舗端末
40、ホームサーバ80等を接続し、インターネットの
技術を用いて相互に通信することを可能とする。
【0036】以下に、図1に示した商品付帯情報管理シ
ステムの動作について説明する。
【0037】最初に、商品購入時に、商品の付帯情報5
30が消費者1のホームサーバ80に格納される処理の
流れについて、図2のフローチャートを参照して説明す
る。
【0038】まず、サービス提供者3は、サービス提供
者端末30を使用し、店舗端末40に、本発明によるサ
ービスを実現するためのサービス実行プログラムを配布
する(ステップA1)。以下で説明する店舗端末40の
処理は、このサービス実行プログラムによって制御・実
行されるものとする。
【0039】次に、商品提供者2は、商品提供者端末2
0を使用し、店舗で販売される商品ごとに、それぞれの
賞味期限、製造年月日、保証書、取扱説明書等の付帯情
報を付帯情報530として商品情報データベース50に
格納し、商品識別子510や商品提供者名520をキー
にして取り出せるようにしておく(ステップA2)。
【0040】また、消費者1は、消費者端末10を使用
し、自身の家庭にあるホームサーバ80のインターネッ
トアドレスをホームサーバアドレス620として消費者
情報データベース60に格納し、消費者識別子610を
キーにして取り出せるようにしておく(ステップA
3)。
【0041】このような状態で、消費者1が店舗にて商
品を購入すると、その商品を識別するための商品識別情
報410、および、消費者1を識別するための消費者識
別情報110が店舗端末40に入力される(ステップA
4)。
【0042】商品識別情報410は、例えば、消費者1
が食品類を購入する場合、POS(Point Of Sales)端
末等としての店舗端末40にバーコードによる情報とし
て入力される場合が考えられる。また、商品識別情報4
10は、例えば、消費者1が家電製品等を購入する場
合、販売員がレジ等としての店舗端末40に製品固有に
付けられた番号を入力することにより入力される場合が
考えられる。
【0043】また、消費者識別情報110は、例えば、
消費者1が所有するICカードに保存されていて、店舗
の店頭に設置されているICカードリーダーで読み取ら
れる等して、店舗端末40に入力される場合が考えられ
る。
【0044】次に、店舗端末40は、商品識別情報11
0に対応する商品の付帯情報を取得するため、商品情報
データベース50にアクセスし、商品識別情報110を
商品識別子510として引き渡す(ステップA5)。
【0045】商品情報データベース50は、商品識別子
510をキーにして対応する付帯情報530を抽出し、
抽出した付帯情報530を店舗端末40に返却する(ス
テップA6)。例えば、消費者1が食品類を購入した場
合は、賞味期限、製造年月日等の付帯情報530が返却
される。また、消費者1が家電製品等を購入した場合
は、保証書、取扱説明書、製造年月日等の付帯情報53
0が返却される。
【0046】次に、店舗端末40は、上記で取得した付
帯情報530を送信すべきホームサーバ80、すなわち
消費者識別情報110に対応する消費者1のホームサー
バ80のアドレスを取得するために、消費者情報データ
ベース60にアクセスし、消費者識別情報110を消費
者識別子610として引き渡す(ステップA7)。
【0047】消費者情報データベース60は、消費者識
別子610をキーにして対応するホームサーバアドレス
620を抽出し、抽出したホームサーバアドレス620
を店舗端末40に返却する(ステップA8)。
【0048】次に、店舗端末40は、上記で取得した付
帯情報530を、上記で取得したホームサーバアドレス
620に対応する消費者1のホームサーバ80に配布す
るために、ホームサーバアドレス620と付帯情報53
0との組合せをネットワーク90を介してサービス提供
者端末30に送信する(ステップA9)。このとき、店
舗端末40は、ステップA4で入力された消費者識別情
報110および商品識別情報410も併せてネットワー
ク90を介してサービス提供者端末30に送信する。
【0049】次に、サービス提供者3は、サービス料金
の課金等で後に利用するため、サービス提供者端末30
を使用し、サービス提供対象者となる消費者1の識別子
と、消費者1に提供するサービス内容(商品付帯情報の
配布サービスの内容)の履歴とをサービス履歴データベ
ース70に格納する(ステップA10)。このときに格
納されるサービス内容は、どのような商品のどのような
付帯情報をどのようなホームサーバに配布したかを特定
できる内容を含むものとし、付帯情報そのものを格納す
るわけではない。
【0050】その後、サービス提供者3は、最終宛先で
ある該当消費者1のホームサーバ80にネットワーク9
0を介して付帯情報530を配布する(ステップA1
1)。この付帯情報530は、ホームサーバ80内の情
報格納ディスク81に格納される(ステップA12)。
【0051】以降、消費者1は、次の新たな消費活動時
に店舗等から既に購入済の商品の付帯情報を確認する場
合、消費者端末10を使用してネットワーク90経由で
ホームサーバ80にアクセスすれば(ステップA1
2)、ホームサーバ80から付帯情報が表示された画面
を取得することが可能となる(ステップA13)。例え
ば、消費者1は、購入済みの食品類については、賞味期
限、製造年月日等をリモートで確認できるし、既に購入
済の家電製品等については、保証書や取扱説明書等をホ
ームサーバ80において保管し、随時参照することが可
能となる。
【0052】次に、以前に購入した商品の付帯情報を復
旧する処理の流れについて、図3のフローチャートを参
照して説明する。
【0053】まず、消費者1は、以前に購入した商品の
付帯情報(保証書、取扱説明書等)が紛失してしまった
場合(ホームサーバ80内の情報格納ディスク81から
も何らかの事情で消えてしまった場合を含む)、消費者
端末10を使用し、消費者識別子を添えて付帯情報の復
旧要求を、ネットワーク90を介してサービス提供者端
末30に送信する(ステップB1)。このとき、消費者
1は、以前に購入した特定の商品に関する全ての付帯情
報が紛失した場合には、その特定の商品を指定して復旧
要求を行い、以前に購入した特定の商品に関する特定の
付帯情報のみが紛失した場合には、その特定の商品に関
する特定の付帯情報を指定して復旧要求を行うことにな
る。ただし、以前に購入した全ての商品に関する全ての
付帯情報が紛失した場合には、このような指定を行う必
要はない。ここでは、消費者1は、以前に購入した特定
の商品に関する全ての付帯情報が紛失したと仮定し、特
定の商品を指定して復旧要求を行うものとして説明す
る。
【0054】次に、サービス提供者3は、消費者1に以
前に提供したサービス内容の履歴を取得するため、サー
ビス提供者端末30を使用して商品情報データベース5
0にアクセスし、消費者識別子を引き渡す(ステップB
2)。
【0055】サービス履歴データベース70は、消費者
識別子をキーにして対応するサービス内容の履歴を抽出
し、抽出した履歴情報をサービス提供者端末30に返却
する(ステップB3)。このときに抽出される履歴情報
は、以前にどのような商品のどのような付帯情報をどの
ようなホームサーバ宛に配布したかを特定できる情報を
含むものとする。
【0056】次に、サービス提供者3は、上記で取得し
た履歴情報に基づいて、該当する商品に関して以前に配
布した全ての付帯情報を確認する。そして、サービス提
供者端末30を使用し、必要な付帯情報の送信要求を、
該当する商品提供者2の商品提供者端末20にネットワ
ーク90を介して行う(ステップB4)。
【0057】次に、商品提供者2は、商品提供者端末2
0を使用し、サービス提供者端末30から送信要求があ
った商品の付帯情報を、ネットワーク90を介してサー
ビス提供者端末30に返却する(ステップB5)。
【0058】次に、サービス提供者3は、サービス提供
者端末30を使用し、サービス提供対象者となる消費者
1の識別子と、消費者1に提供するサービス内容(商品
付帯情報の復旧サービスの内容)の履歴とをサービス履
歴データベース70に格納する(ステップB6)。
【0059】その後、サービス提供者3は、最終宛先で
ある該当消費者1のホームサーバ80にネットワーク9
0を介して付帯情報を再配布する(ステップB7)。こ
の付帯情報は、ホームサーバ80内の情報格納ディスク
81に格納される(ステップB8)。
【0060】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態による商品付帯情報管理システムのブロック
図である。
【0061】図4に示すように本発明の第2の実施形態
による商品付帯情報管理システムは、商品情報データベ
ース50および消費者情報データベース60を専門の管
理機関が保有し、店舗端末40からネットワーク90経
由でアクセス可能にした点が図1に示した第1の実施形
態とは異なる。
【0062】この場合、管理機関内に設置された管理機
関端末100は、消費者端末10からネットワーク90
を介して送信されてきた消費者情報を消費者情報データ
ベース60に格納して管理し、商品提供者端末20から
ネットワーク90を介して送信されてきた商品情報を商
品情報データベース50に格納して管理する。
【0063】なお、上記以外の構成や、システム全体と
しての動作は、第1の実施形態と同様であるため、説明
を省略する。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるため、以下に記載するような効果を奏する。
【0065】第1の効果は、消費者が家庭にあるホーム
サーバに商品付帯情報(賞味期限、製造年月日、保証
書、取扱説明書等)を逐一入力する必要がなくなり、ネ
ット家電等の利便性が向上するということである。
【0066】その理由は、消費者による商品購入時に、
サービス提供者が、その商品の商品付帯情報を店舗端末
からネットワークを介して受信し、受信した商品付帯情
報をネットワークを介してホームサーバに自動的に配布
しているためである。
【0067】第2の効果は、商品付帯情報を紛失した場
合の復旧が可能となることである。
【0068】その理由は、サービス提供者が、サービス
内容の履歴を消費者ごとにサービス履歴データベースに
格納し、後で利用できるように管理しているためであ
る。また、商品提供者を含む関係者が端末等によりネッ
トワークで相互接続された環境が構築されていることも
理由の1つである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による商品付帯情報管
理システムのブロック図である。
【図2】図1に示した商品付帯情報管理システムにおけ
る、商品購入時に商品付帯情報を配布する場合の動作を
説明するフローチャートである。
【図3】図1に示した商品付帯情報管理システムにおけ
る、商品付帯情報を復旧する場合の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態による商品付帯情報管
理システムのブロック図である。
【符号の説明】
1 消費者 2 商品提供者 3 サービス提供者 10 消費者端末 20 商品提供者端末 30 サービス提供者端末 40 店舗端末 50 商品情報データベース 60 消費者情報データベース 70 サービス履歴データベース 80 ホームサーバ 81 情報格納ディスク 90 ネットワーク 110 消費者識別情報 410 商品識別情報 510 商品識別子 520 商品提供者名 530 付帯情報 610 消費者識別子 620 ホームサーバアドレス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者が所有するホームサーバを活用し
    て商品付帯情報を管理する商品付帯情報管理方法であっ
    て、 前記消費者による店舗での商品購入時に、当該店舗が、
    前記商品の前記商品付帯情報および前記消費者が所有す
    る前記ホームサーバのホームサーバアドレスを取得し、
    取得した前記商品付帯情報および前記ホームサーバアド
    レスをネットワークを介してサービス提供者に送信する
    ステップと、 前記サービス提供者が、前記ホームサーバアドレスに対
    応する前記ホームサーバに前記ネットワークを介して前
    記商品付帯情報を配布するステップとを有する、商品付
    帯情報管理方法。
  2. 【請求項2】 前記商品の前記商品付帯情報を前記商品
    ごとに商品情報データベースに格納するステップと、 前記消費者が所有する前記ホームサーバの前記ホームサ
    ーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情報データベー
    スに格納するステップとをさらに有し、 前記店舗が、前記消費者による前記店舗での商品購入時
    に、前記商品の前記商品付帯情報を前記商品情報データ
    ベースから取得するとともに、前記消費者が所有する前
    記ホームサーバの前記ホームサーバアドレスを前記消費
    者情報データベースから取得する、請求項1に記載の商
    品付帯情報管理方法。
  3. 【請求項3】 前記サービス提供者が、前記消費者によ
    る前記店舗での商品購入時に前記商品付帯情報を前記ホ
    ームサーバに配布した際のサービス内容の履歴を、前記
    消費者ごとサービス履歴データベースに格納し管理する
    ステップをさらに有する、請求項2に記載の商品付帯情
    報管理方法。
  4. 【請求項4】 前記消費者が、前記商品付帯情報の復旧
    要求を前記ネットワークを介して前記サービス提供者に
    送信するステップと、 前記サービス提供者が、前記サービス履歴データベース
    に格納されたサービス内容の履歴に基づいて、前記消費
    者から復旧要求された前記商品付帯情報を確認し、確認
    した前記商品付帯情報の送信要求を前記ネットワークを
    介して該当する商品提供者に送信するステップと、 前記商品提供者が、前記サービス提供者から送信要求さ
    れた前記商品付帯情報を前記ネットワークを介して前記
    サービス提供者端末に送信するステップと、 前記サービス提供者が、前記商品提供者端末から前記ネ
    ットワークを介して受信した商品付帯情報を前記ネット
    ワークを介して前記ホームサーバに再配布するステップ
    とをさらに有する、請求項9に記載の商品付帯情報管理
    方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス提供者が、前記消費者から
    復旧要求された前記商品付帯情報を前記ホームサーバに
    再配布した際のサービス内容の履歴を、前記消費者ごと
    に前記サービス履歴データベースに格納し管理するステ
    ップをさらに有する、請求項4に記載の商品付帯情報管
    理方法。
  6. 【請求項6】 消費者が所有するホームサーバを活用し
    て商品付帯情報を管理する商品付帯情報管理システムに
    おいて、 前記消費者による商品購入時に、前記商品の前記商品付
    帯情報および前記消費者が所有する前記ホームサーバの
    ホームサーバアドレスを取得する店舗端末と、 前記店舗端末にて取得された前記商品付帯情報および前
    記ホームサーバアドレスをネットワークを介して受信
    し、前記商品付帯情報を前記ホームサーバアドレスに対
    応する前記ホームサーバに前記ネットワークを介して配
    布するサービス提供者端末とを有することを特徴とする
    商品付帯情報管理システム。
  7. 【請求項7】 前記商品の前記商品付帯情報を前記商品
    ごとに商品情報データベースに格納する商品提供者端末
    と、 前記消費者が所有する前記ホームサーバの前記ホームサ
    ーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情報データベー
    スに格納する消費者端末とをさらに有し、 前記店舗端末は、前記消費者による商品購入時に、前記
    商品の前記商品付帯情報を前記商品情報データベースか
    ら取得するとともに、前記消費者が所有する前記ホーム
    サーバの前記ホームサーバアドレスを前記消費者情報デ
    ータベースから取得する、請求項6に記載の商品付帯情
    報管理システム。
  8. 【請求項8】 前記商品の前記商品付帯情報を前記商品
    ごとに商品情報データベースに格納し管理するととも
    に、前記消費者が所有する前記ホームサーバの前記ホー
    ムサーバアドレスを前記消費者ごとに消費者情報データ
    ベースに格納し管理する管理機関端末と、 前記商品情報データベースに格納する前記商品付帯情報
    を前記ネットワークを介して前記管理機関端末に送信す
    る商品提供者端末と、 前記消費者情報データベースに格納する前記ホームサー
    バアドレスを前記ネットワークを介して前記管理機関端
    末に送信する消費者端末とをさらに有し、 前記店舗端末は、前記消費者による商品購入時に、前記
    商品の前記商品付帯情報を前記商品情報データベースか
    ら前記ネットワークを介して取得するとともに、前記消
    費者が所有する前記ホームサーバの前記ホームサーバア
    ドレスを前記消費者情報データベースから前記ネットワ
    ークを介して取得する、請求項6に記載の商品付帯情報
    管理システム。
  9. 【請求項9】 前記サービス提供者端末は、前記消費者
    による商品購入時に前記商品付帯情報を前記ホームサー
    バに配布した際のサービス内容の履歴を、前記消費者ご
    とにサービス履歴データベースに格納し管理する、請求
    項7または8に記載の商品付帯情報管理システム。
  10. 【請求項10】 前記消費者端末は、前記商品付帯情報
    の復旧要求を前記ネットワークを介して前記サービス提
    供者端末に送信し、 前記サービス提供者端末は、前記サービス履歴データベ
    ースに格納されたサービス内容の履歴に基づいて、前記
    消費者端末から復旧要求された前記商品付帯情報を確認
    し、確認した前記商品付帯情報の送信要求を前記ネット
    ワークを介して該当する商品提供者端末に送信し、 前記商品提供者端末は、前記サービス提供者端末から送
    信要求された前記商品付帯情報を前記ネットワークを介
    して前記サービス提供者端末に送信し、 前記サービス提供者端末は、前記商品提供者端末から前
    記ネットワークを介して受信した前記商品付帯情報を、
    前記ネットワークを介して前記ホームサーバに再配布す
    る、請求項9に記載の商品付帯情報管理システム。
  11. 【請求項11】 前記サービス提供者端末は、前記消費
    者端末から復旧要求された前記商品付帯情報を前記ホー
    ムサーバに再配布した際のサービス内容の履歴を、前記
    消費者ごとに前記サービス履歴データベースに格納し管
    理する、請求項10に記載の商品付帯情報管理システ
    ム。
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