JP2003316040A - 電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、ならびに該電子写真感光体を含むプロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体の製造方法、ならびに該電子写真感光体を含むプロセスカートリッジおよび電子写真装置

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JP2003316040A
JP2003316040A JP2002116984A JP2002116984A JP2003316040A JP 2003316040 A JP2003316040 A JP 2003316040A JP 2002116984 A JP2002116984 A JP 2002116984A JP 2002116984 A JP2002116984 A JP 2002116984A JP 2003316040 A JP2003316040 A JP 2003316040A
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Miki Tanabe
幹 田辺
Kazunari Nakamura
一成 中村
Hirotoshi Uesugi
浩敏 上杉
Miyako Osada
宮子 長田
Noriyuki Takagi
則行 高木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真感光体の感光層を形成するときに、
溶媒として有機溶媒のみを含む塗液を用いて電荷発生層
を形成した後、電荷発生層の加熱乾燥工程を省いて電荷
輸送層をディップコーティングにより形成しても、感光
層に欠陥が発生することなく、電子写真特性も劣化しな
い電子写真感光体の提供。 【解決手段】 導電性支持体上に中間層を形成し;中間
層上に、沸点が異なる二種以上の有機溶剤を含む塗液を
用いて電荷発生層を形成し;そして、前期有機溶剤のう
ち最も低沸点の溶剤の沸点以上にワークを昇温すること
なしに、電荷輸送層を塗布、形成してなる電子写真感光
体において、前記支持体の表面粗さ(最大高さ、十点平
均粗さ、算術平均粗さ、凹凸の平均間隔)を特定の範囲
とし、前記中間層の厚さを十点平均粗さ以下にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体、
電子写真感光体の製造方法、および前記電子写真感光体
を用いたプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式を用いた複写機、プ
リンター、ファクシミリなどの発展は目覚しく、それに
伴い、より良い品質の画像を高速で出力可能な電子写真
装置を実現させることのできる、優れた特性を持つ電子
写真感光体への期待も高まっている。従来、電子写真感
光体としては、アモルファスシリコンなどの無機電子写
真感光体と、有機電荷発生材料と有機電荷輸送材料を用
いた有機電子写真感光体が広く知られている。このうち
有機電子写真感光体は、簡便かつ安価に製造可能であ
り、また使用する材料の選択の幅が広いなど、多くの利
点があるため、数多くの提案がこれまでになされ、その
一部は実用化されている。
【0003】電子写真感光体に求められる特性には様々
なものがあるが、像露光の波長域において十分な感度を
有することは特に重要である。電子写真感光体の感度は
使用される電荷発生材料の種類に大きく依存することが
知られており、過去に様々な電荷発生材料が提案されて
きた。
【0004】電子写真感光体に用いられる代表的な電荷
発生材料の例としては、ピリリウム、チオピリリウム染
料、フタロシアニン顔料、アントアントロン顔料、ジベ
ンズピレンキノン顔料、ピラトロン顔料、アゾ顔料、イ
ンジゴ顔料、キナクリドン系顔料、非対称キノシアニン
及びキノシアニンなどが挙げられる。
【0005】中でもフタロシアニン顔料は、いわゆるデ
ジタル複写機やレーザービームプリンター(LBP)に
おいて現在主に用いられる半導体レーザーの発振波長で
ある、650〜820nm程度の比較的長波長の光に対
する感度に優れることが知られており、その中でもガリ
ウムフタロシアニン化合物、オキシチタニウムフタロシ
アニン化合物は特に高感度を示すことが知られている。
【0006】ガリウムフタロシアニン化合物としては、
例を挙げれば特開平5−98181号公報等にクロロガ
リウムフタロシアニン結晶が、特開平5−263007
号公報、特開平6−93203号公報、特開平8−10
0134号公報等に数種類のヒドロキシガリウムフタロ
シアニン結晶の製造法が開示されている。一方、オキシ
チタニウムフタロシアニン化合物としては、例えば、特
開昭59−49544号公報(USP4,444,86
1)、特開昭59−166959号公報、特開昭61−
239248号公報(USP4,728,592)、特
開昭62−67094号公報(USP4,664,99
7)、特開昭63−366号公報、特開昭63−116
158号公報、特開昭63−198067号公報および
特開昭64−17066号公報等に各々結晶形の異なる
オキシチタニウムフタロシアニンが報告されている。
【0007】これとは異なる電子写真特性改善の方法と
して、感光層の構成を改良することにより、感度や耐久
性を向上させる方法も知られている。電荷発生機能と電
荷輸送機能とをそれぞれ別々の物質に分担させた、いわ
ゆる機能分離型電子写真感光体は、従来の単層型の有機
感光体の欠点とされていた感度や耐久性に著しい改善を
もたらした。このような機能分離型感光体は、電荷発生
物質と電荷輸送物質の材料選択範囲が広く、所望の特性
を有する電子写真感光体を比較的容易に作成できるとい
う利点を有している。
【0008】一方、有機電子写真感光体の製造方法に目
を転じると、感光層の塗工方法について、生産性の向上
などを目的とする様々な提案が過去になされている。塗
工法の例としてはディップ法、スプレー塗工法、リング
塗工法、ブレード塗工法、ビームコーティング法等が挙
げられる。上述したような塗工法による塗布の後、加熱
乾燥工程を経て感光層は形成される。乾燥温度と乾燥時
間は過度の加熱により塗布層の劣化が起こらない範囲で
選択されるが、塗液に用いられている溶剤を十分揮発さ
せる必要性から、その溶剤の沸点程度まで加温するのが
一般的である。また、塗液の溶剤に沸点の異なる2種類
以上の溶媒を用いることがあるが、この場合、塗工性と
生産性の向上、および塗液のハンドリングを向上させる
ために、低沸点溶剤と高沸点溶剤を混合して用いる方法
が広く行われている。また、このような混合溶媒を用い
た塗液の乾燥にあたっては、低沸点溶剤の沸点以上の温
度にワークを昇温するのが一般的である。しかしなが
ら、これらの塗工法で機能分離型感光体の感光層を塗布
する場合、単層型感光体では一度で済む塗布と加熱乾燥
の工程を、機能分離型感光体では電荷発生層、電荷輸送
層の各層に対して行わなければならないため、生産工程
の増加による生産性の低下や、乾燥用設備の導入などに
伴う生産コストの上昇といった問題が指摘されていた。
また、省エネルギーの観点からも、加熱に大きなエネル
ギーを要する乾燥工程が多いことは好ましくない。
【0009】これに対し、電荷発生層の乾燥工程を省い
て電子写真感光体を製造する方法に関する提案が、特開
平4−43363や、特開平5−34955などになさ
れている。特開平4−43363は、電荷発生層を実質
的に溶媒が塗膜に残存しない条件でスプレー塗布し、そ
の後、乾燥手段を経ることなく直ちに電荷輸送層をスプ
レー塗布することを特徴とする方法を開示している。し
かしながら、スプレー塗工法は塗液の損失が大きいた
め、同じ品質の感光体を安価に大量生産するためにはデ
ィップ法に比べて不向きな塗工方法であるという問題が
ある。一方、特開平5−34955は、電荷発生層用塗
液に用いる溶媒中に1〜99%の水を含有せしめ、塗布
後の乾燥を行わない電荷発生層を水分が被服している間
に電荷輸送層を塗布することにより、電荷発生層と電荷
輸送層の接着性を向上させ、感光体の感度、耐久性を向
上させることを特徴とする電子写真感光体の製造方法を
開示している。しかしながら、この方法では、電荷発生
層用塗液に用いる有機溶剤が親水性を有している必要が
あり、また、電荷発生層用の結着樹脂として、水/親水
性有機溶剤の混合溶媒に溶解するものを選択しなければ
ならないなど、材料選択の幅が限定される。一方、電荷
発生層用塗液の溶媒が有機溶媒のみで、かつ電荷輸送層
をディップ法で塗布する場合、電荷発生層塗布後に乾燥
を行わないと電荷発生層の下地への密着性が低下し、電
荷輸送層塗工時に電荷発生層の剥離や溶出が起こり、ス
ジやムラなどの画像欠陥の原因となる場合があった。ま
た、電荷輸送層塗工後の電荷発生層と電荷輸送層の界面
が極めて不明瞭になり、それによって電子写真特性が悪
化する場合もあった。さらに、電荷発生層の溶出は、電
荷輸送層用塗液の劣化の一因となるので好ましくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、電荷発生層用塗液の溶媒に有機溶剤のみを用いるこ
とによって材料選択の幅をより広くし、かつ電荷発生層
塗布後の加熱乾燥工程を省いて電荷輸送層をディップ塗
工によって形成しても感光層に欠陥が生じず、電子写真
特性も劣化しない電子写真感光体およびその製造方法を
提供することを目的とする。さらに、本発明は、該写真
感光体を含むプロセスカートリッジおよび電子写真装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような実情に鑑み、
本発明者らが、電荷発生層の乾燥工程を省略しても電荷
発生層の下地への密着性を低下させず、電荷輸送層塗工
時に電荷発生層の剥離や溶出を生じない電子写真感光体
の構成について検討を重ねた結果、適度に粗面化された
導電性支持体の上に中間層を設け、その上に電荷発生層
を塗布することにより、電荷発生層塗布後の加熱乾燥工
程を経ずに電荷輸送層をディップ法で塗布しても上述し
たような問題を生じない電子写真感光体が得られること
を見出し、本発明に至った。
【0012】すなわち、本発明は、導電性支持体の上に
中間層、電荷発生層および電荷輸送層を順次積層してな
る積層型電子写真感光体において、前記導電性支持体
が、下記条件: 1.2μm≦最大高さ(RmaxD)≦4.5μm 1.2μm≦十点平均粗さ(Rz)≦2.0μm 0.15μm≦算術平均粗さ(Ra)≦0.3μm 30μm<凹凸の平均間隔(Sm)≦80μm を満足する表面粗さを有し、前記中間層が、0.1μm
以上、かつ十点平均粗さ(Rz)未満の厚さを有する、こと
を特徴とする電子写真感光体である。特に、本発明は、
前記電荷発生層が、沸点が異なる2種以上の有機溶剤を
含む混合溶剤に結着樹脂を溶解してなる結着樹脂溶液中
に電荷発生物質が分散されている電荷発生層用塗液を塗
布して形成された層であり、そして前記電荷輸送層が、
前記電荷発生層の上に、前記有機溶剤のうち最も低沸点
の溶剤の沸点以上にワークを昇温することなしに、電荷
輸送層用塗液をディップ法により塗布して形成された層
である電子写真感光体である。
【0013】また、本発明は、導電性支持体の上に中間
層、電荷発生層および電荷輸送層を順次積層してなる積
層型電子写真感光体の製造方法において、該製造方法
が、前記中間層の上に、沸点が異なる2種以上の有機溶
剤を含む混合溶剤に結着樹脂を溶解してなる結着樹脂溶
液中に電荷発生物質が分散されている電荷発生層用塗液
を塗布して電化発生層を形成する工程、および該電荷発
生層の上に、前期有機溶剤のうち最も低沸点の溶剤の沸
点以上にワークを昇温することなしに、電荷輸送層用塗
液をディップ法により塗布して電荷輸送層を形成する工
程を含み、前記導電性支持体として、下記条件: 1.2μm≦最大高さ(RmaxD)≦4.5μm 1.2μm≦十点平均粗さ(Rz)≦2.0μm 0.15μm≦算術平均粗さ(Ra)≦0.3μm 30μm<凹凸の平均間隔(Sm)≦80μm を満足する表面粗さを有する導電性支持体を使用し、前
記中間層を、0.1μm以上、かつ十点平均粗さ(Rz)未
満の厚さで形成することを特徴とする製造方法である。
【0014】さらに、本発明は、前記の電子写真感光体
を、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像
の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手
段、及び転写工程後の電子写真感光体上に残存するトナ
ーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれた
少なくとも一つの手段と共に一体に支持し、電子写真装
置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカー
トリッジである。
【0015】さらにまた、本発明は、前記の電子写真感
光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電し
た電子写真感光体を露光し静電潜像を形成する露光手
段、電子写真感光体上に形成された静電潜像をトナーで
現像する現像手段、及び電子写真感光体上のトナー像を
転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする
電子写真装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の電子写真感光体に用いられる導電性支持体とし
ては、導電性を有し、かつその表面が適度に粗面化され
ていればいずれのものでもよく、材料としては例えばア
ルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレ
ス、バナジウム、モリブデン、クロム、チタン、ニッケ
ル、インジウム、金及び白金を用いることができる。
【0017】本発明では以下に述べるような方法で導電
性支持体の表面を粗面化し、その上に適当な膜厚の中間
層を形成することにより、中間層の表面に凹凸を持たせ
ている。これによって電荷発生層と中間層との密着性が
向上し、電荷輸送層塗工時における電荷発生層の剥離や
溶出が抑制されると考えられる。
【0018】また、この粗面化は、像露光光源としてレ
ーザーを用いた電子写真装置においては干渉縞の抑制に
も効果を発揮する。
【0019】本発明で必要とする粗面化を施す方法とし
ては、センタレス研磨やホーニング処理等が挙げられ
る。ホーニング処理には乾式及び湿式での処理方法があ
るがいずれを用いてもよい。湿式であるところの液体ホ
ーニング処理は、水等の液体に粉末状の研磨剤(砥粒)
を懸濁させ、高速度で導電性支持体の表面に吹き付けて
粗面化する方法であり、表面粗さは吹き付け圧力、速
度、研磨剤の量、種類、形状、大きさ、硬度、比重又は
懸濁濃度等により制御することができる。同様に、乾式
ホーニング処理は、研磨剤をエア圧により、高速度で導
電性支持体表面に吹き付けて粗面化する方法であり、液
体ホーニング処理と同じように表面粗さを制御すること
ができる。これら湿式又は乾式ホーニング処理に用いる
研磨剤としては、炭化ケイ素、アルミナ、ジルコニア、
ステンレス、鉄、ガラスビーズ及びプラスティックショ
ット等の粒子が挙げられる。
【0020】しかし、乾式ブラストや不定形アルミナ砥
粒を用いた液体ホーニング処理では、砥粒が支持体表面
に突き刺さり、電子写真感光体を作製した時に反転現像
系における白画像上の黒ポチ、正転現像系における黒画
像上の白抜けとして現れてしまう。ガラスビーズを用い
た液体ホーニングでは、ガラスが割れて支持体表面に突
き刺さり、粗さのコントロールが難しい。そのため、研
磨剤として球状アルミナ砥粒やステンレス砥粒等を用い
た液体ホーニング処理方法にて支持体を粗面化した後、
中間層及び感光層を形成して、電子写真感光体を作製す
るのが一般的である。
【0021】本発明では、図2に示すように、導電性支
持体である切削管又は引抜き管を被加工物4とし、その
表面に対し一定の角度θで、球状アルミナやジルコニア
砥粒等のホーニング砥粒13を液体と共に吐出し、液体
ホーニング処理を行う。角度θは0°<θ<180°の
範囲で任意に選択できるが、30°≦θ≦150°の範
囲内から選ばれるのが好ましい。
【0022】図1に示す液体ホーニング方法は、砥粒を
液体に懸濁させて被加工物に細いノズル1の先からエア
圧で投射させて表面を粗面化する方法で、懸濁媒体7と
しては一般的に水を用い、分散質(砥粒)としてはアル
ミナ、ジルコニア又はステンレスビーズ等が用いられ
る。この液体ホーニングに用いられる砥粒の粒径は、5
μm〜数100μm程度である。これらの種類や粒径等
は、使用目的に応じて使い分けられる。
【0023】これらの分散質(砥粒)は懸濁媒体(主に
水)に対して2%〜30%の割合で混合させる。分散質
(砥粒)の割合が少な過ぎると加工の効率が低下してし
まい、多過ぎると懸濁媒体の流動性が悪くなりノズルか
らの吐出量が少なくなるか、もしくは出なくなる。
【0024】液体ホーニングは、砥粒を懸濁させた液体
をポンプ11で循環し、ノズルの噴射口形状が円形の場
合、口径5mm〜20mmのノズルの先から吐出させ、
被加工物4に投射するが、毎分5リットル〜50リット
ル程度の循環量では、懸濁液が被加工物に当たっても表
面の粗さはあまり変わらない。投射時のエアの圧力によ
り、大きく粗さが変化する。このエア圧力は、一般には
0.01MPa〜0.6MPa程度である。0.01M
Pa未満では加工の効率が低下し、0.6MPaを超え
ると表面粗さが大きくなり過ぎる傾向にある。
【0025】球状アルミナの砥粒を用いた場合、平均粒
径が20〜30μmで、粒度分布としては2〜40μm
の粒径のものが含まれる。ある程度粒度分布がシャープ
なものを製造することは、可能ではあるが完全に小粒径
の砥粒を無くすことは出来ないし、コストが高くなる。
【0026】ノズル1の先端と被加工物4との距離は近
いほど効率がよいが、一般的に、円筒状のものを回転さ
せながらノズル1を移動させていく方法では、ノズルを
近付け過ぎると加工ムラが出てしまうため、10mm〜
400mmの距離で加工を行う。ノズルの移動速度は、
毎分0.2m〜2m程度であり、一般に被加工物を回転
させながらノズルを移動させてホーニングする方法が用
いられる。回転数は速い程ムラが出にくいが、実用的に
は0.5s−1〜10s−1程度が好ましく、ノズルの
移動速度に合わせて調節する。ノズルから吐出された砥
粒は、同時に吐出された水の影響で被加工物にソフトに
衝突する。そのため、懸濁媒体(水)を用いない乾式サ
ンドブラスト方法よりも砥粒の衝撃が少なく、従って同
じ条件では加工する表面の粗さは乾式サンドブラスト方
法に比して少なく、砥粒の割れる割合も少ない。乾式サ
ンドブラスト方法や液体ホーニング方法では、一般に表
面を粗らすということは表面を削ると考えられている
が、実際には殆ど表面は削れておらず、主に砥粒が衝突
した衝撃で表面が塑性変形を起こし凹んでいるのであ
る。特に、球状の砥粒を用いた場合にはその傾向が強
い。それゆえに乾式サンドブラスト方法や液体ホーニン
グ方法では表面に隈無く砥粒を投射すれば、それ以上は
同じ条件で砥粒を当てても表面の粗さは殆ど変化しな
い。
【0027】液体ホーニングによる支持体表面の粗面化
工程の後、支持体上に感光層を形成する前に通常表面の
洗浄を行い、付着した研磨剤(砥粒)、研磨液、ごみ、
油系物質、人の指紋等の除去を行う。支持体の洗浄工程
において、支持体の清浄度を高めるために、界面活性剤
等の補助剤を水と併用したり、超音波発振によるキャビ
テーション効果やジェットノズル等による高圧噴射、更
にはブラシやブレード等を併用すると効果的である。
【0028】本発明で用いられる支持体の表面粗さは最
大高さ(RmaxD)が1.2μm≦RmaxD)≦
4.5μm、十点平均粗さ(Rz)が1.2μm≦Rz
≦2.0μm、算術平均粗さ(Ra)が0.15μm≦
Ra≦0.3μm、凹凸の平均間隔(Sm)が30μm
<Sm≦80μmの範囲であることが必要である。これ
らの条件を満たすことにより、単一波長レーザーを用い
ても干渉縞が現れず、耐久試験においても絶縁破壊を起
こさない感光体が得られる。また、特に本発明において
は、Rzが1.2μmよりも小さくなると中間層と電荷
発生層の密着性が低下し、電荷輸送層塗工中の電荷発生
層の剥離や溶出が起こり易くなり好ましくない。一方、
Rzが2.0μmよりも大きいと下引き層又は電荷発生
層が表面を被覆しきれなくなり、黒ポチ等の画像欠陥が
生じ易くなるのでやはり好ましくない。
【0029】本発明の感光体においては、導電性支持体
と電荷発生層の間に中間層が設けられる。下引き層の材
料としてはポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシ
ド、エチルセルロース、メチルセルロース、カゼイン、
ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン61
0、共重合ナイロン及びN−アルコキシメチル化ナイロ
ンなど)、ポリウレタン、にかわ、酸化アルミニウム及
びゼラチンなどが用いられる。
【0030】上述したように、電荷発生層と中間層との
密着性を向上させるためには中間層の表面に適度な凹凸
がなければならない。そのため、本発明では粗面化され
た導電性支持体表面の凹凸を完全に無くしてしまう程中
間層が厚いことは好ましくない。よって、中間層の膜厚
の上限は、導電性支持体の表面粗さのRz(μm)未満
であることが本発明では必要である。それ以上の膜厚で
は中間層の表面が平滑になりすぎるため、電荷発生層と
中間層の密着性が不足し好ましくない。また、膜厚の下
限については、導電性支持体を被覆する必要性から0.
1μm以上であることが好ましい。
【0031】本発明に用いられる電子写真感光体の電荷
発生層は、電荷発生物質を質量基準で0.2〜4倍量の
バインダー樹脂、沸点の異なる2種類以上の有機溶剤を
混合した混合溶剤と共に、ホモジナイザー、超音波、ボ
ールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライター
及びロールミルなどを用いてよく分散し、塗布し、乾燥
して形成される。
【0032】電荷発生層の塗工後から電荷輸送層の塗工
開始までの間に電荷発生層が風乾されていると本発明の
効果は一層高まるため、前記電荷発生層用塗料に用いら
れる混合溶剤が、沸点が78℃以下の溶剤を50%より
多く含有しているとより好ましい。また、電荷発生層の
膜厚が0.5μm以下であると風乾しやすく好ましい。
【0033】上記電荷発生物質としては、ピリリウム、
チオピリリウム染料、フタロシアニン顔料、アントアン
トロン顔料、ジベンズピレンキノン顔料、ピラトロン顔
料、アゾ顔料、インジゴ顔料、キナクリドン系顔料、非
対称キノシアニン及びキノシアニンなどが挙げられる。
中でも赤色レーザー光に対して高い感度を示すフタロシ
アニン顔料が好適で、その中でもガリウムフタロシアニ
ン化合物及びオキシチタニウムフタロシアニン化合物が
好ましい特性を示す。さらに、ガリウムフタロシアニン
化合物の中でも、CuKα特性X線回折におけるブラッ
グ角2θ±0.2°の7.4°及び28.2°に強いピ
ークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶
が、また、オキシチタニウムフタロシアニン化合物の中
でも、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±
0.2°の24.0°及び27.2°にピークを有する
オキシチタニウムフタロシアニン結晶が高感度を有する
ため、本発明に用いるのにより好ましい。
【0034】一方、電荷発生層に用いられるバインダー
樹脂としては、例えばポリエステル、アクリル樹脂、ポ
リビニルカルバゾール、フェノキシ樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、ポリビニ
ルアセテート、ポリサルホン、ポリアリレート、ポリ塩
化ビニリデン、アクリロニトリル共重合体及びポリビニ
ルベンザールなどの樹脂を挙げることができる。これら
の樹脂を溶解するための溶剤は、例えばシクロヘキサノ
ン、酢酸ブチル、MEK、モノクロロベンゼンなどであ
り、本発明で好ましく用いられる沸点78℃以下の溶剤
としては、例えばTHFや酢酸エチルなどが挙げられ
る。
【0035】本発明の電子写真感光体の電荷輸送層は、
主として電荷輸送物質とバインダー樹脂とを溶剤中に溶
解させた塗料を塗布し、乾燥して形成する。その膜厚は
9〜35μmであることが好ましい。
【0036】電荷輸送物質としては、各種のトリアリー
ルアミン系化合物、ヒドラゾン系化合物、スチルベン系
化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール系化合物、
チアゾール系化合物及びトリアリルメタン系化合物など
が挙げられる。
【0037】電荷輸送層に用いられるバインダー樹脂と
しては、例えばポリエステル、アクリル樹脂、ポリビニ
ルカルバゾール、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、
ポリビニルブチラール、ポリスチレン、ポリビニルアセ
テート、ポリサルホン、ポリアリレート、ポリ塩化ビニ
リデン、アクリロニトリル共重合体及びポリビニルベン
ザールなどの樹脂が挙げられる。中でもポリアリレート
を用いた電荷輸送層は電子写真感光体の連続使用による
削れが小さく、高耐久性の観点から好ましいバインダー
樹脂である。
【0038】本発明に用いられる電子写真感光体は、必
要に応じ、上記の感光層の上に保護層を設けて使用して
もよい。
【0039】本発明では電荷輸送層はディップ法により
塗工されるが、それ以外の上記の各層の塗布方法として
は、スプレー塗工法、スピンナーコーティング法、リン
グ塗工法、ブレード塗工法、ビームコーティング法など
の塗布方法を用いることができる。
【0040】上記の電荷発生物質、電荷輸送物質、及び
各層に用いられるバインダー樹脂は、それぞれ単独で使
用しても、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
【0041】また、各層には必要に応じて分散剤、酸化
防止剤、紫外線防止剤及び潤滑剤など種々の添加剤を含
有させることができる。
【0042】本発明による電子写真装置の画像形成の方
法は、図3で示される電子写真装置を例に挙げると、ま
ず電子写真感光体21上に接触配置されている帯電用部
材23に電圧を印加し、感光体21表面を帯電し、像露
光手段24によって原稿に対応した画像を感光体21に
像露光し、静電潜像を形成する。次に、現像器25中の
トナーを感光体21に付着させることにより感光体21
上の静電潜像を現像(可視像化)する。更に、感光体2
1上に形成されたトナー像を供給された紙などの転写材
27上に転写帯電器26によって転写し、クリーナー2
9によって、転写材に転写されずに感光体21上に残っ
た残トナーを回収する。一方、トナー像が形成された転
写材は搬送部(図示せず)によって定着器28に送られ
てトナー像が定着される。なお、必要ならば、前露光手
段30などの除電手段を用いて感光体を除電しても良
い。また、この画像形成装置において、像露光手段24
の光源はハロゲン光,蛍光灯及びレーザー光などを用い
ることができる。また、必要に応じて他の補助プロセス
を加えてもよい。また、上記の電子写真装置例の帯電手
段は接触帯電方式であるが、帯電方法はこれに限定され
ず、コロナ帯電方式や、注入帯電方式などの帯電方法を
用いても良い。また、近年はクリーナーレスシステムも
開発されているので、クリーナー29は必ずしも必用な
い。
【0043】本発明においては、上述の電子写真感光体
21、帯電用部材23、現像器25、及びクリーナー2
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例え
ば、帯電用部材23、現像器25及びクリーナー29の
少なくともひとつを感光体21と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール32等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジと
することができる。
【0044】また、本発明の電子写真装置は電子写真複
写機として適用できるのみならず、レーザービームプリ
ンター、CRTプリンター、LEDプリンター、液晶プ
リンター及びレーザー製版などの電子写真応用分野にも
広く適用できる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。以下
に示す「%」及び「部」は、それぞれ「質量%」及び
「質量部」を意味する。本発明では、表面粗さの測定
は、JIS B 0601(1994)に準じ、小坂研
究所表面粗さ計サーフコーダーSE3500を用い、カ
ットオフ0.8mm、測定長さ8mmで行った。なお、
算術平均粗さRa、十点平均粗さRz、凹凸の平均間隔
Smは、サーフコーダーSE3500の設定をJIS
B0601(1994)とした時に得られた値を示し、
最大高さRmaxDとはすなわちRmax(DIN)を
示す。
【0046】〔実施例1〕熱間押し出しにより得たA6
063の外径φ30.5mm、内径φ28.5mm、長
さ260.5mm、振れ精度100μm、表面の十点平
均粗さRz=10μmのアルミニウム管を準備した。
【0047】この管を旋盤に装着し、焼結ダイヤモンド
バイトにて、外径30.0±0.02mm、振れ精度1
5μm、表面の十点平均粗さRz=0.2μmになるよ
うに切削加工した。この時の主軸回転数は3000rp
m、バイトの送り速度は0.3mm/revで、加工時
間はワークの着脱を除き24秒であった。
【0048】得られたアルミニウム切削管に対して、図
1に示す液体(湿式)ホーニング装置(不二精機製造所
製)を用いて、下記条件にて液体ホーニング処理を行っ
た。 <液体ホーニング条件> 研磨材砥粒=球状アルミナビーズ 平均粒径30μm
(商品名:CB−A30S 昭和電工株式会社製) 懸濁媒体=水 研磨材/懸濁媒体=1/9(体積比) アルミニウム切削管の回転数=1.67s−1 エア吹き付け圧力=0.14MPa ガン移動速度=13.3mm/sec ガンノズルとアルミニウム管の距離=200mm ホーニング砥粒吐出角度=45° 研磨液投射回数=1回(片道)
【0049】ホーニング後のシリンダー表面粗さは、R
maxD=2.50μm、Rz=1.3μm、Ra=
0.23μm、Sm=35μmであった。
【0050】次に、6−66−610−12四元系ポリ
アミド共重合体5部をメタノール70部とブタノール2
5部を混合溶媒に溶解した溶液をディップ法で塗布し、
100℃で10分間乾燥して、膜厚0.65μmの中間
層を形成した。中間層形成後のワークは、乾燥炉から取
り出した後、室温(25℃)まで冷却した。
【0051】電荷発生層用塗液は、CuKαのX線回折にお
けるブラッグ角2θ±0.2°が7.4°、28.2°
に強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニ
ン結晶15部を、ポリビニルブチラール樹脂(商品名:
エスレックBX−1 積水化学工業製)3部をシクロヘ
キサノン100部に溶解した樹脂溶液と混合し、1mm
φのガラスビーズを用いたサンドミルで6時間分散して
分散液を作り、これに100部の酢酸エチルを加えて希
釈、調製したものをあらかじめ用意した。
【0052】この電荷発生層用塗液を前記中間層上にデ
ィップ法で塗布した。なお、電荷発生層塗工時のワーク
や、電荷発生層用塗液には加熱や冷却を施しておらず、
両者を室温程度の温度に保ったまま一連の作業を行っ
た。
【0053】図4に上記のヒドロキシガリウムフタロシ
アニン結晶粉末のX線回折パターンを示す。粉末X線回
折の測定にはCuKα線を用い、次の条件で行なった。 使用測定機:マック・サイエンス社製、全自動X線回折
装置MXP18 X線管球:Cu 管電圧:50KV 管電流:300mA スキャン方法:2θ/θスキャン スキャン速度:2deg./min サンプリング間隔:0.020deg. スタート角度(2θ):5deg. ストップ角度(2θ):40deg. ダイバージェンススリット:0.5deg. スキャッタリングスリット:0.5deg. レシービングスリット:0.3deg. 湾曲モノクロメーター使用
【0054】また、電荷発生層の膜厚測定用として、上
と同条件で塗工したサンプルを100℃で10分間乾燥
したものを用いて測定した電荷発生層の膜厚は0.25
μmであった。
【0055】電荷発生層用塗液としては、下記構造式の
アミン化合物9部、
【化1】 下記構造式のアミン化合物1部
【化2】 と下記構造式で表されるポリアリレート樹脂(粘度平均
分子量約10万)10部
【化3】 を、モノクロロベンゼン70部とジクロロメタン30部
の混合溶媒に溶解し、調整したものをあらかじめ用意し
た。この電荷輸送層用塗液を、加熱乾燥を行っていない
電荷発生層の上にディップ法で塗布し、120℃で1時
間乾燥し、膜厚が17μmの電荷輸送層を形成した。な
お、電荷輸送層用塗液の塗工時にも、ワークには加熱や
冷却を行っておらず、両者の温度を室温(25℃)程度
に保ったまま塗工作業を行った。また、電荷輸送層塗布
前のワークには溶剤臭があり、電荷発生層は乾燥してい
ない状態にあった。
【0056】このようにして作製した電子写真感光体に
ついて、電荷発生層の剥離や溶出による欠陥の有無を目
視によって評価を行った。次に、この電子写真感光体
を、ヒューレット・パッカード(株)社製プリンターL
aserJet 4000の改造機に設置してベタ白画
像を出力し、黒ポチに関する評価を行った。なお、黒ポ
チの画像評価は、ドラム一回転分に相当する白画像上の
黒点の数および大きさについて以下のような基準で行っ
た。 ○:直径1.5mm未満の黒点が3個以内 △:直径1.5mm未満の黒点が5個以内、又は直径
1.5mm以上の黒点が1個 ×:直径1.5mm未満の黒点が6個以上、又は直径
1.5mm以上の黒点が2個以上 また、1ドット1スペースのハーフトーン画像を出力
し、干渉縞が見られなかった場合は○、見られた場合は
×として評価を行った。感光体の目視評価と出力画像評
価の結果を表1に示す。
【0057】〔実施例2〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.22MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=2.76μm、R
z=2.0μm、Ra=0.24μm、Sm=31μm
であった。
【0058】〔比較例1〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.13MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し評価を行
った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシ
リンダー表面粗さは、RmaxD=2.26μm、Rz
=1.0μm、Ra=0.22μm、Sm=40μmで
あった。
【0059】〔比較例2〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.25MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=3.64μm、R
z=2.2μm、Ra=0.25μm、Sm=25μm
であった。
【0060】〔実施例3〕液体ホーニング処理におい
て、研磨剤をアルミナからステンレスに変更し、液体ホ
ーニング条件を下記のようにした以外は、実施例1と同
様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。評価
結果を表1に示す。 <液体ホーニング条件> 研磨材砥粒=ステンレスビーズ 粒径50〜150μm
{商品名:BPS150(SUS304)、伊藤機工株
式会社製} 懸濁媒体=水 研磨材/懸濁媒体=1/9(体積比) アルミニウム切削管の回転数=1.67s−1 エア吹き付け圧力=0.06MPa ガン移動速度=13.3mm/sec ガンノズルとアルミニウム管の距離=200mm ホーニング砥粒吐出角度=45° 研磨液投射回数=1回(片道) なお、ホーニング後のシリンダー表面粗さは、Rmax
D=2.57μm、Rz=1.3μm、Ra=0.21
μm、Sm=36μmであった。
【0061】〔実施例4〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.10MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作製し評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=2.28μm、Rz=2.
0μm、Ra=0.24μm、Sm=31μmであっ
た。 〔実施例5〕湿式ホーニング処理において、研磨剤砥粒
をジルコニアビーズ、粒径70〜125μm(商品名:
ジルブライトB120、マテリアルサイエンス社製)に
変更し、エア吹き付け圧力を0.05MPa、ガンノズ
ルとアルミニウム管の距離=180mmとした以外は実
施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例1
と同様にして電子写真感光体を作製し評価を行った。評
価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダー
表面粗さは、RmaxD=2.11μm、Rz=1.2
μm、Ra=0.17μm、Sm=76μmであった。
【0062】〔比較例3〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.04MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作製し評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=2.74μm、Rz=1.
0μm、Ra=0.2μm、Sm=38μmであった。
【0063】〔比較例4〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.12MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、実施例
1と同様にして電子写真感光体を作製し評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=3.56μm、Rz=2.
2μm、Ra=0.25μm、Sm=26μmであっ
た。
【0064】〔実施例6〜9〕実施例1において、電荷
発生物質として、CuKαの特性X線回折におけるブラ
ッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、2
3.9°及び27.1°に強いピークを有するチタニル
フタロシアニン顔料を用い、電荷発生層の膜厚を0.3
μmとした他は、実施例1〜4と同様にして電子写真感
光体を作製し、評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0065】〔実施例10、11〕A3003の外径φ
30.0mm、内径φ28.5mm、長さ260.5m
m、表面の十点平均粗さRz=1.2μmのアルミニウ
ムシリンダー(ED管)を準備した。準備したアルミニ
ウムシリンダー(ED管)に対して、図1に示す液体
(湿式)ホーニング装置(不二精機製造所製)を用い
て、液体ホーニング処理を行った以外は、実施例1、5
と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=2.61μm、Rz=1.
3μm、Ra=0.24μm、Sm=37μmであっ
た。
【0066】〔実施例12、13〕A3003の外径φ
30.0mm、内径φ28.5mm、長さ260.5m
m、表面の十点平均粗さRz=1.2μmのアルミニウ
ムシリンダー(ED管)を準備した。準備したアルミニ
ウムシリンダー(ED管)に対して、図1に示す液体
(湿式)ホーニング装置(不二精機製造所製)を用い
て、液体ホーニング処理を行った以外は、それぞれ実施
例1、5と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=3.34μm、R
z=2.0μm、Ra=0.27μm、Sm=31μm
であった。
【0067】〔比較例5、6〕A3003の外径φ3
0.0mm、内径φ28.5mm、長さ260.5m
m、表面の十点平均粗さRz=1.2μmのアルミニウ
ムシリンダー(ED管)を準備した。準備したアルミニ
ウムシリンダー(ED管)に対して、図1に示す液体
(湿式)ホーニング装置(不二精機製造所製)を用い
て、液体ホーニング処理を行った以外は、実施例1、5
と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=2.26μm、Rz=1.
0μm、Ra=0.21μm、Sm=41μmであっ
た。
【0068】〔比較例7、8〕A3003の外径φ3
0.0mm、内径φ28.5mm、長さ260.5m
m、表面の十点平均粗さRz=1.2μmのアルミニウ
ムシリンダー(ED管)を準備した。準備したアルミニ
ウムシリンダー(ED管)に対して、図1に示す液体
(湿式)ホーニング装置(不二精機製造所製)を用い
て、液体ホーニング処理を行った以外は、実施例1、5
と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。
評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後のシリンダ
ー表面粗さは、RmaxD=3.67μm、Rz=2.
2μm、Ra=0.28μm、Sm=25μmであっ
た。
【0069】〔比較例9〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.12MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=2.22μm、R
z=0.9μm、Ra=0.14μm、Sm=44μm
であった。
【0070】〔比較例10〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.26MPaとした以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=3.74μm、R
z=2.25μm、Ra=0.31μm、Sm=31μ
mであった。
【0071】〔比較例11〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.03MPaとした以外は、
実施例3と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=2.60μm、R
z=0.8μm、Ra=0.19μm、Sm=81μm
であった。
【0072】〔比較例12〕湿式ホーニング処理におい
て、エア吹き付け圧力を0.22MPaとした以外は、
実施例3と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を
行った。評価結果を表1に示す。なお、ホーニング後の
シリンダー表面粗さは、RmaxD=4.76μm、R
z=2.00μm、Ra=0.23μm、Sm=32μ
mであった。
【0073】〔比較例13〕中間層の膜厚を1.5μm
とした以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作製し、評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0074】〔比較例14〕中間層の膜厚を3μmとし
た以外は、実施例2と同様にして電子写真感光体を作製
し、評価を行った。評価結果を表1に示す。
【表1】
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電荷発
生層が電荷輸送層塗布中に剥離や溶出することにより生
じる欠陥が無く、干渉縞や黒ポチなどの欠陥のない画像
の形成を可能にする電子写真感光体、および該電子写真
感光体を含むプロセスカートリッジおよび電子写真装置
を提供することができた。また、該電子写真感光体の生
産にあたっては電荷発生層の乾燥工程が不要であるた
め、安価、簡便、かつ省エネルギーに該電子写真感光体
を生産できる製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される液体ホーニング装置
の一例を示す略図である。
【図2】ホーニング加工において、被加工物の面に対し
て一定の角度θで設定されたノズルからホーニング砥粒
が吐出されることを示す図である。
【図3】本発明電子写真感光を含む電子写真装置の一例
を示す略図である。
【図4】ヒドロキンガリウムフタロシアニン結晶粉末の
X線回折パターンを示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 浩敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長田 宮子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高木 則行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H068 AA13 AA19 AA20 AA37 AA41 AA59 BA14 BA39 BB27 EA07 EA14 EA16

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体の上に中間層、電荷発生層
    および電荷輸送層を順次積層してなる積層型電子写真感
    光体において、 前記導電性支持体が、下記条件: 1.2μm≦最大高さ(RmaxD)≦4.5μm 1.2μm≦十点平均粗さ(Rz)≦2.0μm 0.15μm≦算術平均粗さ(Ra)≦0.3μm 30μm<凹凸の平均間隔(Sm)≦80μm を満足する表面粗さを有し、 前記中間層が、0.1μm以上、かつ十点平均粗さ(Rz)
    未満の厚さを有し、前記電荷発生層が、沸点が異なる2
    種以上の有機溶剤を含む混合溶剤に結着樹脂を溶解して
    なる結着樹脂溶液中に電荷発生物質が分散されている電
    荷発生層用塗液を塗布して形成された層であり、そして
    前記電荷輸送層が、前記電荷発生層の上に、前記有機溶
    剤のうち最も低沸点の溶剤の沸点以上にワークを昇温す
    ることなしに、電荷輸送層用塗液をディップ法により塗
    布して形成された層である、ことを特徴とする電子写真
    感光体。
  2. 【請求項2】 前記混合溶剤が、78℃以下の沸点を有
    する溶剤を50%より多く含有している溶剤である請求
    項1に記載の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 前記電荷発生層の厚さが0.5μm以下
    である請求項1または2のいずれか1項に記載の電子写
    真感光体。
  4. 【請求項4】 前記導電性支持体の表面粗さがホーニン
    グ加工によって得られた請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記電荷発生層が電荷発生物質としてフ
    タロシアニン化合物を含む請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載の電子写真感光体。
  6. 【請求項6】 前記フタロシアニン化合物がガリウムフ
    タロシアニン化合物またはオキシチタニウムフタロシア
    ニン化合物である請求項5に記載の電子写真感光体。
  7. 【請求項7】 前記ガリウムフタロシアニン化合物が、
    CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±0.2
    °の7.4°および28.2°に強いピークを有するヒ
    ドロキシガリウムフタロシアニン結晶である請求項6に
    記載の電子写真感光体。
  8. 【請求項8】 前記オキシチタニウムフタロシアニン化
    合物が、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ
    ±0.2°の24.0°および27.2°にピークを有
    するオキシチタニウムフタロシアニン結晶である請求項
    6に記載の電子写真感光体。
  9. 【請求項9】 前記電荷輸送層がポリアリレートを含有
    する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電子写真感
    光体。
  10. 【請求項10】 導電性支持体の上に中間層、電荷発生
    層および電荷輸送層を順次積層してなる積層型電子写真
    感光体の製造方法において、該製造方法が、 前記中間層の上に、沸点が異なる2種以上の有機溶剤を
    含む混合溶剤に結着樹脂を溶解してなる結着樹脂溶液中
    に電荷発生物質が分散されている電荷発生層用塗液を塗
    布して電荷発生層を形成する工程、および該電荷発生層
    の上に、前記有機溶剤のうち最も低沸点の溶剤の沸点以
    上にワークを昇温することなしに、電荷輸送層用塗液を
    ディップ法により塗布して電荷輸送層を形成する工程を
    含み、 前記導電性支持体として、下記条件: 1.2μm≦最大高さ(RmaxD)≦4.5μm 1.2μm≦十点平均粗さ(Rz)≦2.0μm 0.15μm≦算術平均粗さ(Ra)≦0.3μm 30μm<凹凸の平均間隔(Sm)≦80μm を満足する表面粗さを有する導電性支持体を使用し、 前記中間層を、0.1μm以上、かつ十点平均粗さ(Rz)
    未満の厚さで形成することを特徴とする製造方法。
  11. 【請求項11】 前記電荷発生層の厚さが0.5μm以
    下である請求項10に記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記混合溶剤が、78℃以下の沸点を
    有する溶剤を50%より多く含有している請求項10ま
    たは請求項11に記載の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記電荷輸送層の形成工程において、
    電荷輸送層用塗液に浸漬する直前のワークの温度が電荷
    輸送層用塗液の温度より高く保たれていることを特徴と
    する請求項10乃至12のいずれか1項に記載の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記導電性支持体の表面粗さがホーニ
    ング加工によって得られた請求項10乃至13のいずれ
    か1項に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記電荷発生層が電荷発生物質として
    フタロシアニン化合物を含む請求項10乃至14のいず
    れか1項に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記フタロシアニン化合物がガリウム
    フタロシアニン化合物またはオキシチタニウムフタロシ
    アニン化合物である請求項15に記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ガリウムフタロシアニン化合物
    が、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2θ±
    0.2°の7.4°および28.2°に強いピークを有
    するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶である請求
    項16に記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記オキシチタニウムフタロシアニン
    化合物が、CuKα特性X線回折におけるブラッグ角2
    θ±0.2°の24.0°および27.2°にピークを
    有するオキシチタニウムフタロシアニン結晶である請求
    項16に記載の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記電荷輸送層がポリアリレートを含
    有する請求項10乃至18のいずれか1項に記載の製造
    方法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    電子写真感光体を、該電子写真感光体を帯電させる帯電
    手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで
    現像する現像手段、及び転写工程後の電子写真感光体上
    に残存するトナーを回収するクリーニング手段からなる
    群より選ばれた少なくとも一つの手段と共に一体に支持
    し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
    るプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手
    段、帯電した電子写真感光体を露光し静電潜像を形成す
    る露光手段、電子写真感光体上に形成された静電潜像を
    トナーで現像する現像手段、及び電子写真感光体上のト
    ナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特
    徴とする電子写真装置。
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