JP2003315901A - カメラ - Google Patents
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- JP2003315901A JP2003315901A JP2002125695A JP2002125695A JP2003315901A JP 2003315901 A JP2003315901 A JP 2003315901A JP 2002125695 A JP2002125695 A JP 2002125695A JP 2002125695 A JP2002125695 A JP 2002125695A JP 2003315901 A JP2003315901 A JP 2003315901A
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- Japan
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- camera
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- shutter
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Abstract
において、撮影者自身を撮影するときの手ぶれの影響を
抑えるカメラを提供する。 【解決手段】セルフタイマ機能を、撮影者自身を撮影す
るセルフポートレート撮影モードと併用可能にした。セ
ルフポートレート撮影モードとセルフタイマ機能を併用
することで、シャッタ釦を押すタイミングとシャッタが
切れるタイミングとをずらし、シャッタ釦を押すときに
起こることの多い手ぶれの影響を低減することが可能に
なる。
Description
するセルフポートレート撮影モードを備えたカメラに関
する。
影する場合、カメラを三脚にセットし、カメラに備えら
れたセルフタイマモード機能を用いて撮影することが一
般的である。しかし、三脚は重くて嵩張るものであり、
常時携帯するには不便であるうえ、撮影者が撮影を所望
する場所で、常に三脚が使えるとは限らない。したがっ
て、第3者に撮影をお願いするのが難しい場合、撮影者
が片手でカメラを自分の方に向けて持ち、その手を伸ば
して撮影することが多い。ところが、このような撮影方
法で撮影する場合、そのような近距離撮影に対応したカ
メラでないために、大きなピントずれが起こったり、撮
影者がファインダを覗くことができないために、ときに
は撮影者自身が写真等に写っていないことがある。近
年、この問題を解消する、セルフポートレート撮影モー
ドを備えたカメラが知られてきている。このセルフポー
トレート撮影モードでは、例えば、被写体までの距離情
報を予め用意されている値に固定したり、ズームを広角
にして撮影画角を広くするなど、撮影者自身が撮影画角
内に入り、かつ撮影者にピントが合うような諸設定を行
なう。このセルフポートレート撮影モードを用いること
によって、撮影者自身が写真等に写っていない、あるい
は大きなピントずれが生じるという失敗は起こりにくく
なっている。
メラを持ち、さらにその手を伸ばして撮影する方法は、
手ぶれが起こり易いという問題があり、この問題は従来
のセルフポートレート撮影モード機能では解決されてい
ない。
レート撮影モード機能を備えたカメラにおいて、撮影者
自身を撮影するときの手ぶれの影響を抑えるカメラを提
供することを目的とする。
明のカメラは、被写体の撮影を行なうカメラにおいて、
このカメラの撮影モードを、シャッタボタンを押して撮
影者から離れた被写体を撮影する通常撮影モードと、撮
影レンズを撮影者側に向けてシャッタボタンを押すこと
により撮影者を被写体として撮影するセルフポートレー
ト撮影モードとのいずれかの撮影モードに自在に切り替
えるモード切替手段と、シャッタボタンを押してから所
定時間経過後に撮影を行う、通常撮影モードおよびセル
フポートレート撮影モードのいずれのモードにおいても
動作するセルフタイマ機能を設定するセルフタイマ設定
手段と、このカメラを、モード切替手段により切り替え
られた撮影モードおよびセルフタイマ設定手段によるセ
ルフタイマ機能の設定の有無に応じた状態に設定する状
態設定手段とを備えたことを特徴とする。
は、撮影者自身を撮影するときに、例えば、ズームレン
ズを広角に設定するなどして、撮影者自身が撮影画角内
に収まるような撮影を行なう機能である。
記のセルフポートレート撮影モードの併用が可能であ
る。通常、撮影者が片手でカメラを持ち、その手を伸ば
して撮影者自身を撮影する場合、シャッタ釦を押すタイ
ミングでカメラが動いてしまうことが多い。本発明のカ
メラによると、例えば、シャッタ釦を押したときにカメ
ラが動いてしまっても、セルフタイマ機能の作用によ
り、シャッタ釦を押して暫らくしてからカメラの内部で
シャッタが切られるため、写真等には手ぶれの影響がで
にくい。さらに、セルフポートレート撮影モードを併用
するため、写真等に撮影者自身が写っていないという失
敗も起こりにくい。
手段は、セルフポートレート撮影モードとセルフタイマ
機能とが併設された場合のセルフタイマ秒時を、通常撮
影モードとセルフタイマ機能とが併設された場合のセル
フタイマ秒時よりも短い時間に設定するものであること
が好ましい。
三脚等にカメラがセットされて行なわれることが多い。
これに対し、セルフタイマ機能をセルフポートレート撮
影モードと併用する場合、撮影者自身がカメラを持って
撮影するため、セルフタイマ秒時がある程度短い方が、
疲労感が少ない快適な撮影を行なうことができる。
説明する。
観図である。ここで、本実施形態のカメラは、撮影画角
の中央付近にある被写体に自動的にピントを合わせるオ
ートフォーカスカメラであり、焦点距離を決めるズーム
は、Z1(広角撮影を行なう)、Z2、Z3、Z4、Z
5(望遠撮影を行なう)の5段階に切替可能である。
る。
されるシャッタ釦110、撮影者が被写体の位置などを
定めるために覗くファインダ120、撮像信号の明るさ
を測定するAE窓121、セルフタイマ撮影時に点灯あ
るいは点滅して撮影タイミングを知らせるセルフタイマ
ランプ122、被写体に焦点を合わせるためのレンズ1
30、シャッタ釦110の押下に同期して発光する閃光
発光装置140、閃光発光装置140から発光された光
量を計測する閃光調光センサ141、測距用の赤外光を
被写体方向に投光する投光窓150、および投光窓15
0から投光された赤外光が被写体で反射されて戻ってき
た反射光を受光する受光窓160が備えられている。こ
こで、シャッタ釦110は半押し、および全押しの2段
階に押下可能であり、シャッタ釦110が半押しされる
と焦点を合わせるための動作等の撮影準備がカメラ10
0の内部で行われ、シャッタ釦110が全押しされると
実際の撮影が行われる。
上面図である。
ャッタ釦110とレンズ130、通常撮影モード(レバ
ーをTの方に合わせる)とセルフポートレート撮影モー
ド(レバーをSの方にあわせる)とを切り替える撮影モ
ード切替レバー170、セルフタイマの使用(レバーを
ONの方に合わせる)および不使用(レバーをOFFの
方に合わせる)を切り替えるセルフタイマ設定レバー1
80、およびズームレバー190を倒すことで5段階の
ズーム位置が切替可能なズームレバー190が備えられ
ている。
距離が長くなり、望遠撮影向きとなる。逆にズーム位置
が小さいほど焦点距離が短くなり、広角撮影向きとな
る。電源ONでZ1にセットされ、Tに倒すことによっ
てZ2−Z3−Z4−Z5とズームし、Wに倒すと逆に
ズームする。
ーム位置がズームレバー190を用いて撮影者によって
設定され、被写体までの距離を表わす距離情報が、図1
(a)の投光窓150および受光窓160で投光および
受光される赤外光を使って、カメラ100に内蔵されて
いるCPUで算出される撮影モードである。これに対
し、セルフポートレート撮影モードは、ズーム位置およ
び距離情報として、予め用意されている値が用いられる
撮影モードである。また、撮影モード切替レバー170
とセルフタイマ設定レバー180は、相互に独立に設定
可能である。この通常撮影モードは、本発明にいう通常
撮影モードにあたり、セルフポートレート撮影モード
は、本発明にいうセルフポートレート撮影モードにあた
る。また、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイ
マの使用が設定された状態は、本発明にいうセルフタイ
マ機能が設定された状態にあたる。さらに、撮影モード
切替レバー170は、本発明のカメラのモード切替手段
の一例に相当し、セルフタイマ設定レバー180は、本
発明のカメラのセルフタイマ設定手段の一例に相当す
る。
て説明する。
る。
影モード切替スイッチ211、セルフタイマ設定スイッ
チ212、ズーム切替スイッチ213、シャッタスイッ
チ214、測距回路220、測光回路230、閃光発光
回路240、メモリ250、鏡胴制御回路260、鏡胴
261、ズームレンズ262、シャッタ駆動回路27
0、絞り兼用シャッタ271、およびフィルム給送回路
280が具備されており、さらに、フィルム300が装
填されている。
(b)の撮影モード切替レバー170と連動し、撮影モ
ードを切り替えるスイッチである。撮影モード切替レバ
ー170で通常撮影モードあるいはセルフポートレート
撮影モードが選択されると、撮影モードが撮影モード切
替スイッチ211からCPU200に伝えられる。セル
フタイマ設定スイッチ212は、図1(b)のセルフタ
イマ設定レバー180でセルフタイマの使用あるいは不
使用が設定されると、CPU200にセルフタイマの使
用および不使用を伝える。ズーム切替スイッチ213
は、図1(b)のズームレバー190でズーム位置が指
定されると、そのズーム位置をCPU200に伝える。
シャッタスイッチ214は、図1(b)のシャッタ釦1
10が半押しされると1段目のスイッチが入り、CPU
200にシャッタが半押しされたことを表わすシャッタ
半押し情報を伝える。また、シャッタ釦110が全押し
されると2段目のスイッチが入り、CPU200にシャ
ッタが全押しされたことを表わすシャッタ全押し情報を
伝える。
る。
る被写体にピントを合わせるときの合焦位置の算出、絞
り量およびシャッタスピードの算出、および図2の各部
への動作の指示等を行なう。
の指示を受けると、図1(a)の投光窓150から撮影
画角の中央部にある被写体の方向に赤外光を投光し、受
光窓160で被写体が反射する反射光を受光する。さら
に、受光窓で反射光を受光した位置から、被写体までの
距離情報を算出する。この距離情報は、CPU200に
伝えられる。
の指示により、撮影場所の明るさを測光する。測光結果
は、CPU200に送られる。
閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光
発光装置140から閃光を発光する。このとき発光した
閃光の発光量を閃光調光センサ141で計測し、適性発
光量を発光すると、発光を停止する。
モード時の距離情報、およびセルフタイマ撮影モード時
のセルフタイマ秒時等を記憶するメモリである。
ズームレンズ262のレンズ位置を指示されると、鏡胴
261に取りつけられたモータを駆動し、指示されたレ
ンズ位置にズームレンズ262を設定する。
から受け取った絞り情報、およびシャッタ速度に従っ
て、絞り兼用シャッタ271に取りつけられたモータを
駆動して、絞り兼用シャッタ271を切る。
0、およびシャッタ駆動回路270は、セルフポートレ
ート撮影モード選択時およびセルフタイマ設定時の諸設
定を行なう回路であり、これは本発明のカメラにおける
状態設定手段の一例に相当する。
撮影が終了すると、CPU200は、フィルム300に
取りつけられたモータを駆動し、フィルムを1駒巻き上
げる。撮影可能な全ての駒が撮影されると、CPU20
0は、フィルム給送回路280に動作指示を送る。CP
U200から動作指示を受けると、フィルム給送回路2
80はフィルムを巻き取る動作を行う。
ように構成されるものであり、次にこのカメラ100を
用いて被写体を撮影する手順について説明する。
ときの撮影場面の場合分けを示すフローチャート図であ
る。以下、このフローチャート図を使って説明する。
使わずに通常撮影モードで撮影を行なうときの手順につ
いて説明する。
切替レバー170をT(通常撮影モード)、セルフタイ
マ設定レバー180をOFF(セルフタイマ不使用)に
合わせる。尚、今回はズームレバー190は倒さずに、
初期状態であるZ1が設定された状態で撮影する。
が選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211
からCPU200に通常撮影モードを選択したことが伝
えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセ
ルフタイマ不使用を設定したことが、セルフタイマ設定
スイッチ212からCPU200に伝えられ、ズームレ
バー190で選択されたZ1がズーム切替スイッチ21
3からCPU200に伝えられる。
3から送られたズーム位置から、ズームレンズ262の
ズームレンズ位置を決定し、ズームレンズ位置の情報を
鏡胴制御回路260に伝える。CPU200からズーム
レンズ位置の情報を受け取った鏡胴制御回路260は、
鏡胴261に取りつけられているモータを駆動し、指示
されたズームレンズ位置にズームレンズ262を設定す
る。
て、今回は通常撮影モードで撮影するため、ステップ
(b)に進む。
は使用しないので、ステップ(d)に進む。
インダ120をのぞき、所望の被写体がカメラの撮影画
角の中央にくるようにカメラを動かし、シャッタ釦11
0を半押しする。
まるが、以下の説明は図4のフローチャート図を用いて
説明する。
0の内部の動作を示すフローチャート図である。
すると、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイ
ッチが入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャ
ッタスイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU2
00に伝えられる。
00は、測距回路220および測光回路230に動作の
指示を与える。
の指示を受けると、図1(a)の投光窓150から赤外
光を投光し、その反射光を受光窓160で受光する。さ
らに、被写体までの距離情報を算出し、この距離情報を
CPU200に伝える(図4のステップ(イ))。
さを測定し、測光結果をCPU200に送る(図4のス
テップ(ウ))。
CPU200は、この距離情報を基に、被写体に焦点が
合うときのズームレンズ262のフォーカス位置を算出
する(図4のステップ(エ))。このフォーカス位置の
情報は、鏡胴制御回路260に伝えられる。
ら測光結果を受け取り、その測光結果を基に、絞り量、
およびシャッタ速度を算出する(図4のステップ
(オ))。さらに、絞りを小さくするに従って低下する
露出量を補うための、閃光の適性発光量を算出する。
受け取った鏡胴制御回路260は、鏡胴261に取りつ
けられているモータを駆動し、指示されたフォーカス位
置にズームレンズ262を設定する(ステップ
(カ))。
し、撮影者によって図1(a)のシャッタ釦110が全
押しされるまでの間、待機状態になる。
を半押し後、暫くしてからシャッタ釦110を全押しす
る。
のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る
(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッ
チ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝え
られる。
00は、算出した絞り量およびシャッタ速度をシャッタ
駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃光発光
回路240に送る。
閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光
発光装置140から閃光を発光する。このとき発光した
閃光の発光量を閃光調光センサ141で計測し、適性発
光量を発光すると、発光を停止する。
から絞り量およびシャッタ速度を受けると、絞り兼用シ
ャッタ271に取りつけられたモータを駆動して、絞り
兼用シャッタ271を切る(図4のステップ(ク))。
ここで、フィルム300への露光が行われ、1回の撮影
が終了する。
了し、図3のフローチャート図に戻って説明する。
ように、図3のステップ(d)の通常モード撮影が終了
すると、図2のCPU200は、フィルム300を駆動
し、フィルムを1駒巻き上げる。
いが、この時点で図1のカメラ100の背面に備えられ
ている電源スイッチが押されると、全ての撮影が終了す
る。さらに撮影を続ける場合、ステップ(a)に戻って
撮影が始められる。
ードで撮影を行なう第1の場面の説明を終了し、次にセ
ルフタイマを使って通常撮影モードで撮影を行なう第2
の場面の手順について説明する。尚、第2の場面の説明
を行なうにあたり、第1の場面と重なる部分の説明は省
略する。
切替レバー170をT(通常撮影モード)、セルフタイ
マ設定レバー180をON(セルフタイマ使用)に合わ
せる。尚、今回もズームレバー190は倒さずに、初期
状態であるZ1が設定された状態で撮影する。
が選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211
からCPU200に通常撮影モードを選択したことが伝
えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセ
ルフタイマ使用を設定したことが、セルフタイマ設定ス
イッチ212からCPU200に伝えられ、ズームレバ
ー190で選択されたZ1がズーム切替スイッチ213
からCPU200に伝えられる。さらに、第1の場面と
同様に、ズームレンズ262がZ1に対応するズームレ
ンズ位置に設定される。
て、今回は通常撮影モードで撮影するため、ステップ
(b)に進む。
を使用するので、ステップ(c)に進む。
インダ120をのぞき、所望の被写体がカメラの撮影画
角の中央にくるようにカメラを動かし、シャッタ釦11
0を半押しする。
と、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイッチ
が入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャッタ
スイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU200
に伝えられる。
ャート図のステップ(ア)からステップ(カ)までの処
理がカメラ100の内部で行われる。
全押しする。
のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る
(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッ
チ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝え
られる。
00は、メモリ250から、通常撮影モード時のセルフ
タイマ秒時を取得する。この通常撮影モード時のセルフ
タイマ秒時は、本発明にいう、「セルフタイマ撮影モー
ドのみが設定された場合のセルフタイマ秒時」にあた
る。本実施形態においては、通常撮影モード時のセルフ
タイマ秒時は5秒であるとする。
け取ってから5秒後に、絞り量およびシャッタ速度をシ
ャッタ駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃
光発光回路240に送る。
閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光
発光装置140から閃光を発光する。同様に、シャッタ
駆動回路270は、CPU200から絞り量およびシャ
ッタ速度を受けると、絞り兼用シャッタ271に取りつ
けられたモータを駆動して、絞り兼用シャッタ271を
切り、撮影が行われる(図4のステップ(ク))。
プ(c)で1回の撮影が終了すると、フィルム300が
1駒巻き上げられ、第1の場面の場合と同様に、ステッ
プ(h)に進む。
ードで撮影を行なう第2の場面の説明を終了する。
に、セルフポートレート撮影モードで撮影者自身を撮影
する第3の場面の手順について説明する。尚、第1およ
び第2の場面と異なる部分の説明のみ行う。
切替レバー170をS(セルフポートレート撮影モー
ド)、セルフタイマ設定レバー180をOFF(セルフ
タイマ不使用)に合わせる。
が選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211
からCPU200にセルフポートレート撮影モードを選
択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レ
バー180でセルフタイマ不使用を設定したことが、セ
ルフタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝え
られる。また、第1および第2の場面とは異なり、ズー
ム位置については、CPU200が、最も広角な撮影画
可能であるズーム位置1に自動的に設定する。さらに、
第1および第2の場面と同様に、ズームレンズ262が
Z1に対応するズームレンズ位置に設定される。
て、今回はセルフポートレート撮影モードで撮影するた
め、ステップ(e)に進む。
は使用しないので、ステップ(g)に進む。
自身の方を向くように片手でカメラを持ち、カメラを持
った手を伸ばしてシャッタ釦110を半押しする。
と、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイッチ
が入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャッタ
スイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU200
に伝えられる。
00は、測光回路230に動作の指示を与える。
ート撮影モード選択時には、被写体までの距離情報は予
め用意されている値を用いる。CPU200は、メモリ
250からセルフポートレート撮影モード時の距離情報
を取得する。本実施形態において、この距離情報は、手
の長さ程度の60cmであるとする。
路230は、撮影場所の明るさを測定し、測光結果をC
PU200に送る(図4のステップ(ウ))。
に焦点が合うときのズームレンズ262のレンズ位置を
算出する。(図4のステップ(エ))。このレンズ位置
の情報は、鏡胴制御回路260に伝えられる。
(オ)からステップ(ク)までの処理が行われ、1回の
撮影が終了する。
ト撮影が終了すると、図2のCPU200は、フィルム
300を駆動し、フィルムを1駒巻き上げる。さらに、
第1の場合と同様に、ステップ(h)の処理が行われ
る。
せず、セルフポートレート撮影モードで撮影を行なう第
3の場面の撮影が行われる。ここで、第3の場面の撮影
方法で撮影した写真は、セルフポートレート撮影モード
を適用するため、撮影者自身は確実に撮影画角内に収ま
り、写真に写っていないという事故は起こり難いが、シ
ャッタ釦110を押すときに手が動いてしまい、手ぶれ
の影響を受け易い。
トレート撮影モードで撮影を行なう第4の場面について
説明する。尚、第1、第2、および第3の場面と異なる
部分の説明のみ行う。
切替レバー170をS(セルフポートレート撮影モー
ド)、セルフタイマ設定レバー180をON(セルフタ
イマ使用)に合わせる。尚、今回もズームレバー190
は押さずに、初期状態であるZ1が設定された状態で撮
影する。
が選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211
からCPU200にセルフポートレート撮影モードを選
択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レ
バー180でセルフタイマ使用を設定したことが、セル
フタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝えら
れる。さらに、第3の場面と同様に、CPU200によ
って、Z1が設定され、ズームレンズ262がZ1に対
応するレンズ位置に設定される。
て、今回はセルフポートレート撮影モードで撮影するた
め、ステップ(e)に進む。
を使用するので、ステップ(f)に進む。
自身の方を向くように片手でカメラを持ち、カメラを持
った手を伸ばしてシャッタ釦110を半押しする。
プ(ア)からステップ(カ)までの処理が行われる。
全押しする。
のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る
(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッ
チ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝え
られる。
00は、メモリ250から、セルフポートレート撮影モ
ード時のセルフタイマ秒時を取得する。セルフポートレ
ート撮影モード時のセルフタイマ秒時は、通常撮影モー
ド時のセルフタイマ秒時よりも短く、本実施形態におい
ては、セルフポートレート撮影モード時のセルフタイマ
秒時は2秒であるとする。このセルフポートレート撮影
モード時のセルフタイマ秒時は、本発明にいう、「セル
フポートレート撮影モードとセルフタイマ撮影モードと
が併設された場合のセルフタイマ秒時」に相当する。
け取ってから2秒後に、絞り量およびシャッタ速度をシ
ャッタ駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃
光発光回路240に送る。
(ク)の処理が行われる。
プ(f)で1回の撮影が終了すると、フィルム300が
1駒巻き上げられ、第3の場面の場合と同様に、ステッ
プ(h)に進む。
なり、シャッタ釦110が全押しされた後、2秒後に撮
影が行われる。したがって、シャッタ釦110を押すと
きに手が動いてしまっても、手ぶれの影響を受け難い。
また、通常撮影モード時のセルフタイマ秒時よりも短い
ため、カメラを片手で持っていても疲労感は少ない。こ
のように、本実施形態のカメラを用いると、手ぶれの影
響を受け難く、さらに疲労感の少ない撮影を行なうこと
ができる。
て写真を撮影するカメラについて説明したが、被写体の
撮影画像を得るものであればよく、画像データから撮影
画像を生成するデジタルカメラでもよい。
ト撮影モード選択時に、被写体までの距離情報を固定
し、広角撮影を行うカメラについて説明したが、例え
ば、距離情報を固定するだけのものであってもよい。
ば、セルフポートレート撮影モードを備えたカメラにお
いて、撮影者自身を撮影するときの手ぶれの影響を抑え
るカメラを提供することが可能である。
図である。
面の場合分けを示すフローチャート図である。
作を示すフローチャート図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 被写体の撮影を行なうカメラにおいて、 このカメラの撮影モードを、シャッタボタンを押して撮
影者から離れた被写体を撮影する通常撮影モードと、撮
影レンズを撮影者側に向けてシャッタボタンを押すこと
により撮影者を被写体として撮影するセルフポートレー
ト撮影モードとのいずれかの撮影モードに自在に切り替
えるモード切替手段と、 シャッタボタンを押してから所定時間経過後に撮影を行
う、前記通常撮影モードおよび前記セルフポートレート
撮影モードのいずれのモードにおいても動作するセルフ
タイマ機能を設定するセルフタイマ設定手段と、 このカメラを、前記モード切替手段により切り替えられ
た撮影モードおよび前記セルフタイマ設定手段によるセ
ルフタイマ機能の設定の有無に応じた状態に設定する状
態設定手段とを備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記状態設定手段は、セルフポートレー
ト撮影モードとセルフタイマ機能とが併設された場合の
セルフタイマ秒時を、通常撮影モードとセルフタイマ機
能とが併設された場合のセルフタイマ秒時よりも短い時
間に設定するものであることを特徴とする請求項1記載
のカメラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002125695A JP3970676B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | カメラ |
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---|---|---|---|
JP2002125695A JP3970676B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | カメラ |
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JP2003315901A true JP2003315901A (ja) | 2003-11-06 |
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020187239A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、および記憶媒体 |
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