JP2007017787A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

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秀久 高崎
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Abstract

【課題】 移動被写体を撮影する撮影モードにおいて、新しい被写体をすばやく捕捉する撮影を可能にする。
【解決手段】 焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、予め設定した焦点調節開始遅延時間の間、新たな焦点調節動作を禁止する自動焦点調節装置であって、焦点調節動作を開始させるためのシャッターボタン31(第1の操作部材)の他にAF-ONボタン33(第2の操作部材)を設け、移動被写体を撮影する撮影モードが設定された場合に、シャッターボタン31に対して設定されたAFロックオン時間(焦点調節開始遅延時間)よりも短いAFロックオン時間をAF-ONボタン33に設定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は撮影レンズの自動焦点調節装置に関する。
移動する被写体を撮影画面内の焦点検出エリアに捕捉しながら合焦状態を維持したまま撮影する場合に、一時的に主要被写体が焦点検出エリアから外れて大きな焦点ずれ量が検出されても、その焦点検出結果が信頼できないと判定される確率が高くなるように判定基準を変更することによって、直ちに新しい被写体に対する焦点調節動作が開始されないようにし、動きのある主要被写体を容易に捕捉し続けられるようにした焦点調節装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平08−076007号公報
ところで、移動被写体を追尾して撮影している場合であっても、それまでの主要被写体から別の被写体へ構図を変更したい場合がある。しかしながら、上述した従来の焦点調節装置では、意図的に構図を変更して他の被写体を捕捉し直しても直ちに新しい被写体に対する焦点調節動作が開始されず、合焦に手間取って撮影のチャンスを逃してしまうという問題がある。
(1) 請求項1の発明は、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、予め設定した焦点調節開始遅延時間の間、新たな焦点調節動作を禁止する自動焦点調節装置であって、焦点調節動作を開始させるための第1の操作部材の他に第2の操作部材を設け、移動被写体を撮影する撮影モードが設定された場合に、第1の操作部材に対して設定された焦点調節開始遅延時間よりも短い焦点調節開始遅延時間を第2の操作部材に設定する。
(2) 請求項3の発明は、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、焦点検出結果を判定基準と比較して信頼性を判定し、その焦点検出結果に信頼性があると判定されると撮影光学系の焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、焦点調節動作を開始させるための第1の操作部材の他に第2の操作部材を設け、移動被写体を撮影する撮影モードが設定され、かつ、第2の操作部材により焦点調節動作が開始された場合には、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、その焦点検出結果に信頼性がないと判定される確率が高くなるように判定基準を変更する。
本発明によれば、移動被写体を撮影する撮影モードにおいても、新しい被写体をすばやく捕捉する撮影が可能になる。
図1は一実施の形態の構成を示す図である。この一実施の形態では、カメラボディ1に撮影レンズ鏡筒2を装着した一眼レフカメラの焦点調節装置を例に上げて説明する。撮影レンズ鏡筒2の撮影光学系21を透過した被写体からの光束はカメラボディ1のメインミラー11へ入射し、その一部はメインミラー11を透過してサブミラー12で反射され、焦点検出装置13へ入射する。一方、被写体光の他の一部はメインミラー11で反射され、ファインダー14へ入射する。
焦点検出装置13は図示しない焦点検出光学系とイメージセンサーを備えており、予め設定された撮影画面内の焦点検出エリアにおける撮影光学系21の焦点調節状態を表す位相差信号(焦点ずれ量信号)を出力する。焦点検出演算回路15はマイクロコンピューターを備え、焦点検出装置13から入力した位相差信号に基づいて焦点検出エリアにおける撮影光学系21の焦点調節状態を表すデフォーカス量を演算する。
制御回路16はマイクロコンピューターを備え、焦点検出演算回路15および駆動制御回路20を制御してカメラの各種シーケンス制御、焦点検出制御、焦点調節制御、測光制御などを行う。焦点調節制御において、制御回路16は、焦点検出演算回路15から入力したデフォーカス量に基づいて撮影光学系21のレンズ駆動量を演算し、演算結果のレンズ駆動量を駆動制御回路20へ出力する。制御回路16には、レリーズ半押しスイッチ17、AF-ONスイッチ18、ダイヤルスイッチ19などが接続されている。これらのスイッチ17〜19については後述する。
駆動制御回路20は、制御回路16から入力したレンズ駆動量にしたがって撮影レンズ鏡筒2内のモーター22を駆動制御し、撮影光学系21の焦点調節を行う。
図2は一実施の形態のカメラの正面斜示図、図3は一実施の形態のカメラの背面斜示図である。図2に示すように、カメラボディ1の右上にはシャッターボタン31が設けられている。このシャッターボタン31が押し込まれると、半押し状態で上述したレリーズ半押しスイッチ17がオンし、全押し状態でレリーズスイッチ(不図示)がオンする。シャッターボタン31が半押しされてレリーズ半押しスイッチ17がオンすると、制御回路16は後述する焦点調節動作を開始する。
また、図2に示すように、カメラボディ1の右上には撮影モードを設定するための撮影モードダイヤル32が設けられている。上述したダイヤルスイッチ19はこの撮影モードダイヤル32の回転に連動して作動し、撮影モードダイヤル32により選択された撮影モードのスイッチがオンする。撮影モードには、スポーツモード、マクロモード、ポートレートモードなどがある。なお、撮影モードの設定方法はこの一実施の形態の設定方法に限定されず、撮影モードメニューをモニターに表示して方向キーにより撮影モードを選択するようにしてもよい。
さらに、図3に示すように、カメラボディ1の左上にはAF-ONボタン33が設けられている。AF-ONボタン33が押圧されると上述したAF-ONスイッチ18がオンし、制御回路16はシャッターボタン31の半押し時と同様に後述する焦点調節動作を開始する。
ここで、一実施の形態の焦点調節動作の開始方法を説明する。この一実施の形態では、例えばスポーツ撮影モードのような移動被写体の撮影に適した撮影モードを含むいずれかの撮影モードが設定されているときに、シャッターボタン31が半押しされてレリーズ半押しスイッチ17がオンすると、制御回路16は焦点調節動作を開始する。なお、この一実施の形態では移動被写体の撮影に適した撮影モードとして“スポーツ撮影モード”を例に上げて説明する。
焦点調節動作において、制御回路16は、焦点検出装置13および焦点検出演算回路15により撮影光学系21の撮影画面内に予め設定された焦点検出エリアにおける撮影光学系21のデフォーカス量を検出し、デフォーカス量に基づいて撮影光学系21のレンズ駆動量を演算する。そして、レンズ駆動量に基づいて駆動制御回路20を制御し、駆動制御回路20によりモーター22を駆動制御して撮影光学系21の合焦状態を達成すべく焦点調節を行う。
焦点調節により撮影光学系21の合焦状態が達成された後に、それまで捕捉していた主要被写体が焦点検出エリアから外れたり、あるいは主要被写体に別の被写体が被さったりしてふたたび非合焦状態が検出されると、新しい被写体に対して直ちに焦点調節動作を開始せずに、焦点調節動作の開始を遅らせる。以下、この明細書ではこの機能をAFロックオン機能という。
ところが、スポーツ撮影モードのような移動被写体の撮影に適した撮影モードにおいて、それまでの主要被写体から別の被写体へ構図を変更したい場合があるため、この一実施の形態では焦点調節動作を開始させるための第1の操作部材、すなわちシャッターボタン31に対しては従来と同様のAFロックオン機能を設定しておき、焦点調節動作を開始させるための第2の操作部材、すなわちAF-ONボタン33に対してはシャッターボタン31のAFロックオン機能を制限したAFロックオン機能を設定するか、またはAFロックオン機能を停止する。
具体的には、第1操作部材のシャッターボタン31に対しては、いったん合焦状態が検出された後に非合焦状態が検出されても所定時間の間、新しい被写体に対する焦点調節動作を禁止し、所定時間後に新しい被写体に対する焦点調節動作を開始する。この明細書では、新しい被写体に対する焦点調節動作を禁止する上記の所定時間をAFロックオン時間Tthという。これに対し第2操作部材のAF-ONボタン33に対しては、シャッターボタン31に設定されたAFロックオン時間よりも短いAFロックオン時間を設定し、AFロックオン機能を抑制または停止する。つまり、2つの焦点検出動作開始操作部材に対して異なるAFロックオン時間Tthを設定し、撮影シーンに応じて使い分けができるようにする。
例えば、シャッターボタン31の半押しによる焦点調節動作の開始に対しては、AFロックオン時間をT1=0.3〜0.7秒とし、他方、AF-ONボタン33の押圧操作による焦点調節動作の開始に対してはAFロックオン時間をT1より短いT2=0〜0.3秒とする。シャッターボタン31のAFロックオン時間T1に0.5秒を設定し、AF-ONボタン33のAFロックオン時間T2に0を設定した場合(AFロックオン機能の停止)には、スポーツ撮影モードでAFロックオン機能を使用する撮影シーンに対してはシャッターボタン31の半押しにより焦点調節動作を開始させ、スポーツ撮影モードでAFロックオン機能を使用しない撮影シーンに対してはAF-ONボタン33により焦点調節動作を開始する。
図4はスポーツ撮影モード設定時の焦点調節プログラムを示すフローチャートであり、図5は焦点調節サブルーチンを示すフローチャートである。これらのフローチャートにより、一実施の形態のスポーツ撮影モード設定時の焦点調節動作を説明する。制御回路16は、ダイヤルスイッチ19によりスポーツ撮影モードが設定され、レリーズ半押しスイッチ17またはAF-ONスイッチ18がオンすると、図4に示す焦点調節プログラムの実行を開始する。
ステップ1においてフラグA、B、デフォーカス量Df、Timmerをそれぞれ0に初期化する。フラグAは撮影光学系21の合焦状態で1にセットされ、非合焦状態で0にクリヤーされる。フラグBは“AFロックオン”開始時に1にセットされ、所定のAFロックオン時間が経過すると0にクリヤーされる。TimmerはAFロックオン時間を計時するためのタイマーである。
ステップ2でシャッターボタン31の半押しによりレリーズ半押しスイッチ17がオンしているか否かを確認し、オンしている場合はステップ3へ進み、AFロックオン時間Tthにシャッターボタン31のAFロックオン時間T1を設定する。
一方、レリーズ半押しスイッチ17がオンしていないときはステップ4へ進み、AF-ONボタン33の押圧によりAF-ONスイッチ18がオンしているか否かを確認し、オンしている場合はステップ5へ進み、AFロックオン時間TthにAF-ONボタン33のAFロックオン時間T2を設定する。なお、レリーズ半押しスイッチ17とAF-ONスイッチ18のいずれもオンしていないときはステップ8へ進む。
AFロックオン時間TthにT1またはT2を設定した後のステップ6において、図5に示す焦点調節(AF)サブルーチンを実行し、撮影光学系21の焦点調節を行う。この焦点調節動作については後述する。焦点調節動作後のステップ7では、シャッターボタン31の解放によりレリーズ半押しスイッチ17がオフしたか、またはAF-ONボタン33の解放によりAF-ONスイッチ18がオフしたか否かを確認し、スイッチ17または18がオンしているときはステップ6へ戻って焦点調節動作を繰り返す。
一方、スイッチ17と18がともにオフしているときはステップ8へ進み、カメラの電源スイッチ34(図2参照)によりカメラの電源がオフされたか否かを確認する。カメラの電源がオフされていないときはステップ1へ戻って上述した動作を繰り返し、電源がオフされたときは焦点調節プログラムの実行を終了する。
次に、図5に示す焦点調節サブルーチンを説明する。ステップ11において焦点検出演算回路15により撮影光学系21の焦点検出を行ってデフォーカス量Dfを演算する。続くステップ12でデフォーカス量の絶対値|Df|と合焦判定基準値Dthとを比較し、撮影光学系21が合焦状態にあるか非合焦状態にあるかを判定する。
デフォーカス量|Df|が合焦判定基準値Dthより小さく、合焦状態にある場合にはステップ13へ進み、フラグAに1を設定して図4のプログラムへリターンする。一方、デフォーカス量|Df|が合焦判定基準値Dth以上で非合焦状態の場合にはステップ14へ進み、フラグAに1が設定されているか否かを確認する。
フラグAが1、すなわち前回の焦点検出時は合焦状態にあって、今回の焦点検出時に非合焦状態になった場合は、それまで捕捉していた動きのある主要被写体が焦点検出エリアから外れたか、あるいは主要被写体に他の被写体が被さり、主要被写体以外の被写体に対して焦点検出を行ったものと考えられる。この場合はステップ18へ進み、フラグBに1が設定されているか否かを確認する。
前回の焦点検出時は合焦状態にあって今回の焦点検出時に非合焦状態になり、かつフラグBが1でなく、まだAFロックオンが開始されていない場合にはステップ21へ進み、フラグBに1を設定してAFロックオンを開始する。
一方、フラグBが1ですでにAFロックオンが開始されている場合はステップ19へ進み、ロックオンタイマーTimmerの計時値と予め設定したAFロックオン時間Tth(=T1またはT2)とを比較する。Timmer<TthでAFロックオンを開始してから予め設定したAFロックオン時間Tthが経過していないときはステップ20へ進み、タイマーTimmerに1を加算して図4のプログラムへリターンする。
Timmerの計時値がAFロックオン時間Tth以上の場合はステップ15へ進み、予め設定したAFロックオン時間Tth(=T1またはT2)が経過したのでAFロックオンを終了し、焦点調節動作を開始する。すなわち、ステップ15で今回の焦点検出結果のデフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を演算し、駆動制御回路20によりモーター22を駆動制御して撮影光学系21の焦点調節を行う。その後、ステップ16〜17でフラグA、Bをともに0にクリヤーし、図4に示すプログラムへリターンする。
なお、ステップ12で今回の焦点検出時に非合焦状態であると判定され、またステップ14で前回の焦点検出時も非合焦状態にあると判定された場合はステップ15へ進み、今回の焦点検出結果のデフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を演算し、駆動制御回路20によりモーター22を駆動制御して撮影光学系21の焦点調節を行う。その後、ステップ16〜17でフラグA、Bをともに0にクリヤーし、図4に示すプログラムへリターンする。
このように、この一実施の形態によれば、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、予め設定した焦点調節開始遅延時間の間、新たな焦点調節動作を禁止する自動焦点調節装置であって、焦点調節動作を開始させるためのシャッターボタン31(第1の操作部材)の他にAF-ONボタン33(第2の操作部材)を設け、移動被写体を撮影する撮影モードが設定された場合に、シャッターボタン31に対して設定されたAFロックオン時間(焦点調節開始遅延時間)よりも短いAFロックオン時間をAF-ONボタン33に設定するようにしたので、移動被写体を撮影する撮影モードでAFロックオン機能を使用する撮影シーンに対してはシャッターボタン31の半押しにより焦点調節動作を開始させ、一方、同じ撮影モードでAFロックオン機能を使用しない撮影シーンに対してはAF-ONボタン33の押圧操作により焦点調節動作を開始させることができ、撮影シーンに適したAFロックオン時間を選択することができる。したがって、移動被写体を撮影する撮影モードにおいても、新しい被写体をすばやく捕捉する撮影が可能になる。
また、一実施の形態によれば、AF-ONボタン33のAFロックオン時間を0にするようにしたので、撮影シーンに応じてAFロックオン機能の使用、不使用を選択することができる。
なお、上述した一実施の形態では焦点調節動作を開始させるための2つの操作部材に異なるAFロックオン時間を設定してAFロックオンを行う例を示したが、焦点調節動作を開始させる操作部材の個数と各操作部材に設定するAFロックオン時間は上述した一実施の形態に限定されない。例えば、シャッターボタンおよびAF-ONボタンのいずれかまたは両方に、横位置(正位置)撮影用と縦位置撮影用とが設けられているカメラでは、それぞれの操作ボタンに最適なAFロックオン時間を設定する。
また、上述した一実施の形態では、焦点調節動作を開始させるための2つの操作部材、シャッターボタン31とAF-ONボタン33に異なるAFロックオン時間を設定し、撮影シーンに応じてAFロックオン機能を選択可能にする例を示したが、一方の操作部材であるシャッターボタン31に対しては焦点検出結果の信頼性判定基準に従来と同様な値を設定しておき、他方の操作部材であるAF-ONボタン33に対しては焦点検出結果に信頼性がないと判定される確率が高くなるように、焦点検出結果の信頼性判定基準を高くしてもよい。
すなわち、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、焦点検出結果を予め設定された判定基準と比較して信頼性を判定し、その焦点検出結果に信頼性があると判定されると撮影光学系の焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、焦点調節動作を開始させるためのシャッターボタン31(第1操作部材)の他にAF-ONボタン33(第2操作部材)を設け、移動被写体を撮影する撮影モードが設定され、かつ、AF-ONボタン33により焦点調節動作が開始された場合には、焦点検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、その焦点検出結果に信頼性がないと判定される確率が高くなるように判定基準を変更する。
これにより、上述した一実施の形態の効果と同様な効果が得られる。
一実施の形態の構成を示す図である。 一実施の形態のカメラの正面斜示図である。 一実施の形態のカメラの背面斜示図である。 一実施の形態の焦点調節プログラムを示すフローチャートである。 一実施の形態の焦点調節サブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
13 焦点検出装置
15 焦点検出演算回路
16 制御回路
17 レリーズ半押しスイッチ
18 AF-ONスイッチ
19 ダイヤルスイッチ
20 駆動制御回路
21 撮影光学系
22 モーター
31 シャッターボタン
32 撮影モードダイヤル
33 AF-ONボタン

Claims (3)

  1. 撮影光学系の撮影画面に設定された焦点検出領域において前記撮影光学系の焦点調節状態を繰り返し検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段により検出された焦点調節状態に基づいて逐次前記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
    前記焦点調節手段の焦点調節動作を開始させるための第1の操作部材と、
    移動被写体を撮影する撮影モードを設定可能な撮影モード設定手段と、
    前記焦点検出手段による検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、予め設定した時間(以下、焦点調節開始遅延時間という)の間、前記焦点調節手段による新たな焦点調節動作を禁止する焦点調節開始遅延手段とを備えた自動焦点調節装置であって、
    前記焦点調節手段の焦点調節動作を開始させるための第2の操作部材を備え、
    前記撮影モード設定手段により移動被写体を撮影する撮影モードが設定された場合に、前記第1の操作部材に対して設定された前記焦点調節開始遅延時間よりも短い焦点調節開始遅延時間を前記第2の操作部材に設定することを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. 請求項1に記載の自動焦点調節装置において、
    前記第2の操作部材の前記焦点調節開始遅延時間を0にすることを特徴とする自動焦点調節装置。
  3. 撮影光学系の撮影画面に設定された焦点検出領域において前記撮影光学系の焦点調節状態を繰り返し検出する焦点検出手段と、
    前記焦点検出手段の検出結果の信頼性を予め設定した判定基準と比較して判定する信頼性判定手段と、
    前記信頼性判定手段により前記焦点検出手段の検出結果に信頼性があると判定されると、前記焦点検出手段の検出結果に基づいて前記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
    前記焦点調節手段の焦点調節動作を開始させるための第1の操作部材と、
    移動被写体を撮影する撮影モードを設定可能な撮影モード設定手段とを備え、
    前記焦点検出手段による検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、前記信頼性判定手段で前記焦点検出手段の検出結果を前記判定基準と比較して信頼性を判定し、検出結果に信頼性があると判定されると前記焦点調節手段で前記撮影光学系の焦点調節を行う自動焦点調節装置であって、
    前記焦点調節手段の焦点調節動作を開始させるための第2の操作部材を備え、
    前記撮影モード設定手段により移動被写体を撮影する撮影モードが設定され、かつ、前記第2の操作部材により焦点調節動作が開始された場合には、前記焦点検出手段による検出結果が合焦状態から非合焦状態へ変化したときに、その検出結果に信頼性がないと判定される確率が高くなるように前記判定基準を変更する判定基準変更手段を備えることを特徴とする自動焦点調節装置。
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