JP2003313947A - 建材接合具及び建材接合構造 - Google Patents

建材接合具及び建材接合構造

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JP2003313947A
JP2003313947A JP2002122973A JP2002122973A JP2003313947A JP 2003313947 A JP2003313947 A JP 2003313947A JP 2002122973 A JP2002122973 A JP 2002122973A JP 2002122973 A JP2002122973 A JP 2002122973A JP 2003313947 A JP2003313947 A JP 2003313947A
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Shuji Yura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの建材接合具によって上下の柱体の接
合、及び柱体と二方向以上の位置に配置される梁体との
接合ができ、接合構造の構成部材数を少なくすることが
できるようにする。 【解決手段】 その厚さ方向に貫通する複数の第1孔1
1を有する2つの柱体接合板1,1と、該柱体接合板
1,1の一面1a,1aに、該一面1a,1aの中央部
で十文字に交えるように結合され、その厚さ方向に貫通
する複数の第2孔21,21を有する4つの梁体接合板
2……とを備え、該梁体接合板2……は前記柱体接合板
の一面1a,1aの周縁に対して内側となる位置に前記
第2孔21,21を配置してある構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柱体、梁体からなる
建材の建材接合具及び建材接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨ブレース構造の建築物等では、柱体
と梁体との接合、及び2つの梁体同士の接合にボルトが
用いられる。
【0003】図9は従来の建材接合構造の柱体の構成を
示す斜視図、図10は従来の建材接合構造で、梁体同士
を接合する部分の構成を示す斜視図である。柱体と梁体
とを接合する接合構造は、図9で示すように、断面四角
形のパイプの一側面に複数の貫通孔100を有する梁体
接合板101が固定された第1の柱体102(図9の
a)と、前記パイプの一側面及び他側面に複数の貫通孔
100を有する梁体接合板101が夫々固定された第2
の柱体103(図9のb)と、前記パイプの三つの側面
に複数の貫通孔100を有する梁体接合板101が夫々
固定された第3の柱体104(図9のc)と、前記パイ
プの四つの側面に複数の貫通孔100を有する梁体接合
板101が夫々固定された第4の柱体105(図9の
d)と、前記梁体接合板101の貫通孔100に符合す
る挿通孔がその端部に穿設された梁体とが用いられる。
【0004】また、梁体同士を接合する接合構造は、図
10で示すように、互いに交差する二面を有するH形鋼
等の比較的長い梁体107の長手方向途中に、梁体10
7の長手方向に貫通する貫通孔108が前記梁体107
よりも外側となる2つの梁体接合板109を備えた第1
の大梁体110と、比較的長い梁体107の長手方向途
中に、梁体107の長手方向に貫通する貫通孔108が
前記梁体107よりも外側となる1つの梁体接合板10
9を備えた第2の大梁体と、梁体接合板109の貫通孔
108に符合する挿通孔112がその端部に穿設された
比較的短い小梁体113が用いられる。
【0005】図11は従来の建材接合構造の柱体に梁体
を接合した状態を示す断面図である。以上のように構成
された接合構造において、柱体102〜105と梁体1
14とを接合する場合、柱体102〜105及び梁体1
14の位置関係によって第1の柱体102の1つの梁体
接合板101に、前記貫通孔100及び梁体の挿通孔に
挿入されるボルト115及び該ボルト115に螺着され
るナット116によって一方向に配置される1つの梁体
114が接合、又は、第2の柱体103の2つの梁体接
合板101に、前記貫通孔100及び梁体の挿通孔に挿
入されるボルト115及び該ボルト115に螺着される
ナット116によって二方向に配置される2つの梁体1
14が接合、又は、第3の柱体104の3つの梁体接合
板101に、前記貫通孔100及び梁体の挿通孔に挿入
されるボルト115及び該ボルト115に螺着されるナ
ット116によって三方向に配置される3つの梁体11
4が接合、又は、第4の柱体105の4つの梁体接合板
101に、前記貫通孔100及び梁体の挿通孔に挿入さ
れるボルト115及び該ボルト115に螺着されるナッ
ト116によって四方向に配置される4つの梁体114
が接合される。
【0006】図12は従来の建材接合構造の梁体同士を
接合した状態を示す断面図である。また、大梁体110
の長手方向途中に小梁体113を接合する場合、大梁体
110及び小梁体113の位置関係によって第1の大梁
体110の2つの梁体接合板109に、前記貫通孔10
8及び挿通孔112に挿入されるボルト115及び該ボ
ルト115に螺着されるナット116によって二方向に
配置される2つの小梁体113が接合、又は、第2の大
梁体の1つの梁体接合板109に、前記貫通孔108及
び挿通孔112に挿入されるボルト115及び該ボルト
115に螺着されるナット116によって一方向に配置
される1つの小梁体113が接合される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
にボルト115、ナット116を用いて柱体102〜1
05及び梁体114がピン接合され、大梁体110及び
小梁体113がピン接合された鉄骨ブレース構造の建築
物は、主に2〜3階建ての建築物に用いられているが、
従来の柱体及び梁体を接合する接合構造は、図9で示す
ように第1〜第4の柱体102〜105が用いられるた
め、柱体の種類、換言すれば接合構造の構成部材数が多
く、接合構造の構成部材の管理が煩雑であった。また、
大梁体及び小梁体を接合する接合構造は、図10で示す
ように第1、第2の大梁体110が用いられるため、大
梁体の種類が多く、大梁体の管理が煩雑であり、改善策
が要望されていた。
【0008】しかも、複数の梁体接合板101を有する
柱体102〜105の全ての梁体接合板101に梁体1
14が接続されない場合、非接合の梁体接合板101が
柱体の周縁よりも外側へ張り出した状態となり、また、
2つの梁体接合板109を有する大梁体110の全ての
梁体接合板109に小梁体113が接続されない場合、
非接合の梁体接合板109が大梁体の幅方向端縁よりも
外側へ張り出した状態となるため、柱体及び梁体が接合
された鉄骨建材の周り、大梁体及び小梁体が接合された
鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚さで施工される場合、
前記非接合の梁体接合板部分で壁体が室内側、又は、室
外側へ張り出すことになり、改善策が要望されていた。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、主たる目的は柱体の端面に穿設されたねじ孔に
対応すべき第1孔を有する柱体接合板と、その端部に複
数の貫通孔が穿設された梁体の前記貫通孔に対応すべき
第2孔が前記柱体接合板の一面の周縁に対して内側とな
る位置に穿設され、前記柱体接合板の一面にその面が前
記一面と交差するように結合された複数の梁体接合板と
を備える建材接合具によって柱体及び梁体を接合する構
成とすることにより、接合構造の構成部材数を少なくす
ることができる建材接合具を提供することにある。
【0010】また、他の目的は離間して向き合う2つの
柱体接合板を有し、2つの柱体接合板の間に、前記一面
の中央部で十文字に交える4つの梁体接合板を有する構
成とすることにより、1つの建材接合具によって2つの
柱体同士の接合及び柱体と一方向〜四方向に配置される
梁体の接合とを行うことができる建材接合具、及び建材
接合構造を提供することにある。
【0011】また、他の目的は柱体の端面に穿設された
ねじ孔に対応すべき第1孔を有する柱体接合板と、その
端部に複数の貫通孔が穿設された梁体の前記貫通孔に対
応すべき第2孔が前記柱体接合板の一面の周縁に対して
内側となる位置に穿設され、前記柱体接合板の一面にそ
の面が前記一面と交差するように結合された複数の梁体
接合板とを備える建材接合具の柱体接合板に柱体を接合
し、梁体を梁体接合板に接合する構成とすることによ
り、接合構造の構成部材数を少なくすることができる建
材接合構造を提供することにある。
【0012】また、他の目的は柱体がパイプと、該パイ
プ内に開口する前記ねじ孔を有し、前記パイプの開口端
を閉鎖する閉鎖板とからなり、前記第1孔は隣り合う前
記梁体接合板の間に開設されている構成とすることによ
り、柱体の周縁に対して建材接合具及びボルトを突出さ
せることなく上下の柱体を接合することができる建材接
合構造を提供することにある。
【0013】さらに、他の目的は互いに交差する二面を
有する第1の梁体の長手方向途中で、第1の梁体の二面
と交差するように結合される梁体接合板が、第1の梁体
の二面の端縁に対して内側となる位置に第3孔を配置し
てあり、該第3孔に対応する第4孔を有する被接合板が
第2の梁体の一端に突設されている構成とすることによ
り、第2の梁体が接合されない第1の梁体を用いる場合
においても、第1の梁体の梁体接合板が第1の梁体の端
縁よりも外側へ張り出すことを回避することができる建
材接合構造を提供することにある。
【0014】また、他の目的は第1の梁体が幅方向両側
に前記二面を有し、2つの二面に梁体接合板を有する構
成とすることにより、2つの梁体接合板の1つに第2の
梁体が接合されない場合においても、第1の梁体の梁体
接合板が第1の梁体の端縁よりも外側へ張り出すことを
回避することができ、第1の梁体の種類を少なくするこ
とができる建材接合構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る建材接合
具は、その端面に複数のねじ孔が穿設された柱体の前記
ねじ孔に対応すべき第1孔を有し、前記端面に接合され
る柱体接合板と、その端部に複数の貫通孔が穿設された
梁体の前記貫通孔に対応すべき第2孔が前記柱体接合板
の一面の周縁に対して内側となる位置に穿設され、前記
柱体接合板の一面にその面が前記一面と交差するように
結合された複数の梁体接合板とを備えることを特徴とす
る。
【0016】第1発明にあっては、柱体接合板の第1孔
に挿入されるボルトによって建材接合具を柱体に接合す
ることができ、さらに、梁体接合板の第2孔に挿入され
るボルト及び該ボルトに螺着されるナットによって梁体
を建材接合具に接合することができる。しかも、1つの
建材接合具によって上下の柱体の接合、及び柱体と二方
向以上の位置に配置される梁体との接合ができ、接合構
造の構成部材数を少なくすることができ、接合構造の構
成部材の管理を簡易にできる。また、梁体接合板は該梁
体接合板に穿設された第2孔が、柱体接合板の梁体接合
板が結合される一面の周縁に対して内側となる位置に配
置してあるため、建材接合具における梁体接合板の全て
に梁体が接合されない場合においても、非接合の梁体接
合板が柱体接合板の周縁よりも外側へ張り出すことを回
避することができる。この結果、柱体、梁体が接合され
た鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚さで施工される場合
においても、非接合の梁体接合板部分による壁体の室内
側、室外側への張り出しをなくすることができる。
【0017】第2発明に係る建材接合具は、離間して向
き合う2つの柱体接合板を有し、2つの柱体接合板の間
に、前記一面の中央部で十文字に交える4つの梁体接合
板を有することを特徴とする。第4発明に係る建材接合
構造は、離間して向き合う2つの柱体接合板を有し、2
つの柱体接合板の間に、前記一面の中央部で十文字に交
える4つの梁体接合板を有することを特徴とする。
【0018】第2発明及び第4発明にあっては、1つの
建材接合具によって上下の柱体同士の接合及び柱体と一
方向〜四方向に配置される梁体の接合とを行うことがで
きる。
【0019】第3発明に係る建材接合構造は、その端面
に複数のねじ孔が穿設された柱体の前記ねじ孔に対応す
べき第1孔を有し、前記端面に接合される柱体接合板
と、その端部に複数の貫通孔を有する被接合板が突設さ
れた梁体の前記貫通孔に対応すべき第2孔が前記柱体接
合板の一面の周縁に対して内側となる位置に穿設され、
前記柱体接合板の一面にその面が前記一面と交差するよ
うに結合された複数の梁体接合板とを備える建材接合具
の前記柱体接合板に、前記第1孔及び前記ねじ孔に挿入
されるボルトにより柱体を接合し、前記第2孔及び前記
貫通孔に挿入されるボルト及び該ボルトに螺着されるナ
ットにより梁体を梁体接合板に接合することを特徴とす
る。
【0020】第3発明にあっては、柱体のねじ孔及び柱
体接合板の第1孔に挿入されるボルトによって建材接合
具を柱体に接合することができ、さらに、梁体接合板の
第2孔及び梁体の貫通孔に挿入されるボルト及び該ボル
トに螺着されるナットによって梁体を建材接合具に接合
することができる。しかも、1つの建材接合具によって
上下の柱体の接合、及び柱体と二方向以上の位置に配置
される梁体との接合ができ、接合構造の構成部材数を少
なくすることができ、接合構造の構成部材の管理を簡易
にできる。また、梁体接合板は該梁体接合板に穿設され
た第2孔が、柱体接合板の梁体接合板が結合される一面
の周縁に対して内側となる位置に前記第2孔を配置して
あり、該第2孔に対応する第3孔を有する被接合板が前
記梁体の一端に突設されているため、建材接合具におけ
る梁体接合板の全てに梁体が接合されない場合において
も、非接合の梁体接合板が柱体接合板の周縁よりも外側
へ張り出すことを回避することができる。この結果、柱
体、梁体が接合された鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚
さで施工される場合においても、非接合の梁体接合板部
分による壁体の室内側、室外側への張り出しをなくする
ことができる。
【0021】第5発明に係る建材接合構造は、前記柱体
はパイプと、該パイプ内に開口する前記ねじ孔を有し、
前記パイプの開口端を閉鎖する閉鎖板とからなり、前記
第1孔は隣り合う前記梁体接合板の間に開設されている
ことを特徴とする。
【0022】第5発明にあっては、柱体の周縁に対して
建材接合具及びボルトを突出させることなく上下の柱体
を接合することができる。
【0023】第6発明に係る建材接合構造は、互いに交
差する二面を有する第1の梁体の長手方向途中に、その
面が前記二面と交差するように結合され、その厚さ方向
に挿入する第3孔を有する梁体接合板を備え、該梁体接
合板に、前記第3孔に挿入されるボルト及び該ボルトに
螺着されるナットにより第2の梁体を接合する建材接合
構造において、前記梁体接合板は第1の梁体の二面の端
縁に対して内側となる位置に前記第3孔を配置してあ
り、該第3孔に対応する第4孔を有する被接合板が第2
の梁体の一端に突設されていることを特徴とする。
【0024】第6発明にあっては、第1の梁体の長手方
向途中に第2の梁体を接合する場合、梁体接合板の第3
孔及び第2の梁体の第4孔に挿入されるボルト及び該ボ
ルトに螺着されるナットにより第2の梁体を第1の梁体
に接合することができる。しかも、梁体接合板は該梁体
接合板に穿設された第3孔が、第1の梁体の二面の端縁
に対して内側となる位置に配置してあり、該第3孔に対
応する第4孔を有する被接合板が第2の梁体の一端に突
設されているため、第2の梁体が接合されない第1の梁
体を用いる場合においても、第1の梁体の梁体接合板が
第1の梁体の端縁よりも外側へ張り出すことを回避する
ことができる。この結果、第1の梁体が接合された鉄骨
建材の周りに壁体が所定の厚さで施工される場合におい
ても、非接合の梁体接合板部分による壁体の室内側、室
外側への張り出しをなくすることができる。
【0025】第7発明に係る建材接合構造は、前記第1
の梁体は幅方向両側に前記二面を有し、2つの二面に梁
体接合板を有することを特徴とする。
【0026】第7発明にあっては、二方向に配置される
2つの第2の梁体を第1の梁体に接合することができ、
しかも、2つの梁体接合板の1つに第2の梁体が接合さ
れない場合においても、第1の梁体の梁体接合板が第1
の梁体の端縁よりも外側へ張り出すことを回避すること
ができるため、第1の梁体の種類を少なくすることがで
き、第1の梁体の管理を簡易にできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係る建材接合具及び建材接合構造の構成
を示す分解斜視図、図2は建材接合具の構成を示す分解
斜視図である。建材接合具Aは、その厚さ方向に貫通す
る4つの第1孔11……を有し、上下に離間して配置さ
れる略四角形の2つの柱体接合板1,1と、該柱体接合
板1,1が向き合う夫々の一面1a,1aにその面が前
記一面1a,1aと交差するように結合され、その厚さ
方向に貫通する2つの第2孔21,21が、前記一面1
a,1aの周縁に対して内側となる位置に配置された複
数の梁体接合板2……とを備えている。
【0028】この梁体接合板2……は前記一面1a,1
aの中央部で4つが十文字となるように配置されてい
る。また、夫々の梁体接合板2……は柱体接合板1,1
間の長さが柱体接合板1,1の一面1a,1aに沿う方
向の長さよりも長い矩形になっており、長手方向に離間
した位置に前記第2孔21,21が穿設されている。さ
らに、2つの梁体接合板2,2は一枚の板体からなり、
他の2つの梁体接合板2,2は前記一枚の板体の途中に
溶接によって結合されている。このように4つの梁体接
合板2……が一体に結合された状態で梁体接合板2……
の長手方向両端が前記柱体接合板1,1の一面1a,1
aで、前記第1孔11……と離間した位置に溶接等の固
定手段によって結合されている。また、前記第1孔11
……は隣り合う前記梁体接合板2……の間に開設されて
いる。
【0029】建材接合構造は以上のように構成された建
材接合具Aと、前記第1孔11……に対応するねじ孔3
1……を有する被接合板32がその上端に固定された下
側の柱体3と、前記第1孔11……に対応するねじ孔4
1……を有する被接合板42がその下端に固定された上
側の柱体4と、前記第2孔21,21に対応する貫通孔
51,51を有する被接合板52がその長手方向一端に
突設された4つの梁体5……と、前記第1孔11……及
びねじ孔31……,41……に挿入されるボルト6……
と、前記第2孔21,21及び貫通孔51,51に挿入
されるボルト7……と、該ボルト7……に螺着されるナ
ット8……とを備えている。 柱体3,4は断面四角形
のパイプと、該パイプ内に開口する前記ねじ孔31…
…,41……を有し、前記パイプの開口端を閉鎖する閉
鎖板とからなる。
【0030】被接合板32,42は溶接等の固定手段に
よって柱体3,4に固定されており、また、被接合板5
2は溶接等の固定手段によって梁体5……の一面に固定
されている。また、被接合板32,42のねじ孔31…
…,41……は、被接合板32,42を厚さ方向に貫通
する貫通孔と該貫通孔の一端側に固定されたナットとか
らなる。
【0031】図3は建材接合構造の縦断側面図、図4は
建材接合構造の横断平面図である。以上のように構成さ
れた建材接合構造は、例えば鉄骨ブレース構造の建築物
の施工に用いられるのであり、1つの建材接合具Aを用
いて2つの柱体3,4の接合、及び平面視で+字形、T
字形、I字形に配置される梁体5……のいずれでも接合
することができる。例えば平面視で+字形となる梁体5
……及び上下の柱体3,4を接合する場合、下側の柱体
3の上端に一方の柱体接合板1を対接させ、該柱体接合
板1の第1孔11……から前記被接合板32のねじ孔3
1……へボルト6……をねじ込むことにより、建材接合
具Aを下側の柱体3に結合し、上側の柱体4の下端を前
記建材接合具Aにおける他方の柱体接合板1に対接さ
せ、該柱体接合板1の第1孔11……から前記被接合板
42のねじ孔41……へボルト6……をねじ込むことに
より上側の柱体4を下側の柱体3に接合する。さらに、
1つの梁体5の一端部を前記梁体接合板2……の1つに
対接させ、梁体接合板2の第2孔21,21から梁体5
の貫通孔51,51にボルト7,7を挿入し、該ボルト
7,7にナット8,8を螺着することにより1つの梁体
5を結合し、この順序で他の3つの梁体5……を他の3
つの梁体接合板2……に接合する。
【0032】図5は建材接合構造の他の形態を示す横断
平面図、図6は建材接合構造のさらに他の形態を示す横
断平面図である。また、1つの建材接合具Aを用いて平
面視でT字形となる梁体5……及び柱体3,4を接合す
る場合、及び1つの建材接合具Aを用いて平面視でI字
形となる梁体5,5及び柱体3,4を接合する場合、平
面視で+字形となる梁体5……の接合と同様に柱体3,
4、梁体5を接合することになるが、建材接合具Aの梁
体接合板2は4つあるのに対し、梁体5は3つ、又は、
2つであるため、梁体5が接合されない1つ、又は、2
つの梁体接合板2が発生することになる。
【0033】しかしながら、建材接合具Aの全ての梁体
接合板2は、該梁体接合板2に穿設された第2孔21,
21が、柱体接合板1,1の梁体接合板2……が結合さ
れる一面1a,1aの周縁に対して内側となる位置に配
置してあるため、非接合の梁体接合板2……が柱体接合
板1,1の周縁よりも外側へ張り出すことを回避するこ
とができる。従って、柱体3,4、梁体5……が接合さ
れた鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚さで施工される場
合においても、非接合の梁体接合板2部分による壁体の
室内側、室外側への張り出しをなくすることができる。
【0034】実施の形態2 図7は建材接合構造の実施の形態2の構成を示す平面
図、図8は建材接合構造の実施の形態2の構成を示す縦
断側面図である。実施の形態2の建材接合構造は、互い
に交差する略コ字形の三面(上面9a,側面9b,下面
9c)を幅方向の両側に有するH形鋼からなる比較的長
い大梁体としての第1の梁体9の長手方向途中に比較的
短い小梁体としての第2の梁体10を接合する構造であ
り、第1の梁体9の長手方向途中にその面が前記幅方向
両側の三面と交差するように結合され、その厚さ方向に
貫通する2つの第3孔61,61が、互いに向き合う前
記2つの面(上面9a,下面9c)の端縁に対して内側
となる位置に配置された2つの梁体接合板60,60を
備えており、前記第3孔61,61に対応する第4孔1
0b,10bを有する被接合板10aが第2の梁体10
の一端に突設されている。この梁体接合板60,60は
第1の梁体9の前記三面(上面9a,側面9b,下面9
c)に溶接等の固定手段によって固定されている。ま
た、第1の梁体9の上面9a及び下面9cには前記柱体
3,4の前記ねじ31,41に対応する第6孔91……
が穿設されている。
【0035】実施の形態2のように構成された建材接合
構造は、例えば鉄骨ブレース構造の建築物の施工に用い
られるのであり、第1の梁体9の長手方向途中に第2の
梁体10を接合する場合、第2の梁体10の一端部に突
設された被接合板10aを梁体接合板60に対接させ、
梁体接合板60の第3孔61,61から被接合板10a
の第4孔10b,10bにボルト70,70を挿入し、
該ボルト70,70にナット80,80を螺着すること
により第2の梁体10を接合する。
【0036】このように第2の梁体10が接合される第
1の梁体9の長手方向途中に備える梁体接合板60,6
0は該梁体接合板60,60に穿設された第3孔61,
61が、第1の梁体9の二面(上面9a,下面9c)の
端縁に対して内側となる位置に配置してあり、該第3孔
61,61に対応する第4孔10b,10bを有する被
接合板10aが第2の梁体10の一端に突設されている
ため、第2の梁体10が接合されない第1の梁体9を用
いる場合においても、第1の梁体の梁体接合板60,6
0が第1の梁体9の周縁よりも外側へ張り出すことを回
避することができる。この結果、第1の梁体9が接合さ
れた鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚さで施工される場
合においても、非接合の梁体接合板60,60部分によ
る壁体の室内側、室外側への張り出しをなくすることが
できる。また、実施の形態2にあっては、第1の梁体9
の上面9a及び下面9cに穿設された第6孔91……に
ボルトを挿入することにより、前記柱体3,4を接合す
ることができる。
【0037】尚、以上説明した実施の形態では、柱体接
合板1,1の一面に4つの梁体接合板2……が結合され
た建材接合具A及び建材接合構造について説明したが、
本発明の建材接合具A及び建材接合構造は、2つ、又
は、3つの梁体接合板2……を備える構造であってもよ
い。また、柱体接合板1,1は2つとしてあるが、その
他、この柱体接合板1,1は1つであってもよい。ま
た、梁体接合板2……は柱体接合板1,1の一面1a,
1aの周縁に対して内側となる位置に前記第2孔21が
配置されている構造であれば、梁体接合板2……が柱体
接合板1,1よりも外側に多少張り出す大きさであって
もよい。また、梁体接合板2……には上下に離間して2
つの第2孔21を設けたが、その他、この第2孔21は
上下に離間して最大で5〜6つ、好ましくは3つであっ
てもよい。
【0038】また、第1の梁体9は、幅方向の両側に三
面(上面9a,側面9b,下面9c)を有するH形鋼で
ある他、互いに交差する二面を有するL形鋼であっても
よい。また、この第1の梁体9の長手方向途中に備える
梁体接合板60,60は、上面9aと該上面9aに連な
る側面9bとからなる二面を備えた梁体における前記二
面の端縁に対して内側となる位置に前記第3孔61,6
1が配置されている構造であれば、梁体接合板60,6
0が第1の梁体9よりも外側に多少張り出す大きさであ
ってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように第1発明及び第3発
明によれば、1つの建材接合具によって上下の柱体の接
合、及び柱体と二方向以上の位置に配置される梁体との
接合ができ、接合構造の構成部材数を少なくすることが
でき、接合構造の構成部材の管理を簡易にできる。しか
も、梁体接合板は該梁体接合板に穿設された第2孔が、
柱体接合板の梁体接合板が結合される一面の周縁に対し
て内側となる位置に配置してあるため、建材接合具にお
ける梁体接合板の全てに梁体が接合されない場合におい
ても、非接合の梁体接合板が柱体接合板の周縁よりも外
側へ張り出すことを回避することができ、柱体、梁体が
接合された鉄骨建材の周りに壁体が所定の厚さで施工さ
れる場合においても、非接合の梁体接合板部分による壁
体の室内側、室外側への張り出しをなくすることができ
る。
【0040】第2発明及び第4発明によれば、離間して
向き合う2つの柱体接合板を有するため、1つの建材接
合具によって上下の柱体同士を接合することができ、し
かも、十文字に交える4つの梁体接合板を有するため、
1つの建材接合具によって柱体と一方向〜四方向に配置
される梁体の接合とを行うことができる。
【0041】第5発明によれば、柱体はパイプと、該パ
イプ内に開口する前記ねじ孔を有し、前記パイプの開口
端を閉鎖する閉鎖板とからなり、第1孔は隣り合う梁体
接合板の間に開設されているため、柱体の周縁に対して
建材接合具及びボルトを突出させることなく上下の柱体
を接合することができる。
【0042】第6発明によれば、梁体接合板は該梁体接
合板に穿設された第3孔が、第1の梁体の二面の端縁に
対して内側となる位置に配置してあり、該第3孔に対応
する第4孔を有する被接合板が第2の梁体の一端に突設
されているため、第2の梁体が接合されない第1の梁体
を用いる場合においても、第1の梁体の梁体接合板が第
1の梁体の端縁よりも外側へ張り出すことを回避するこ
とができ、第1の梁体が接合された鉄骨建材の周りに壁
体が所定の厚さで施工される場合においても、非接合の
梁体接合板部分による壁体の室内側、室外側への張り出
しをなくすることができる。
【0043】第7発明によれば、二方向に配置される2
つの第2の梁体を第1の梁体に接合することができ、し
かも、2つの梁体接合板の1つに第2の梁体が接合され
ない場合においても、第1の梁体の梁体接合板が第1の
梁体の端縁よりも外側へ張り出すことを回避することが
できるため、第1の梁体の種類を少なくすることがで
き、第1の梁体の管理を簡易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建材接合具及び建材接合構造の構
成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る建材接合具の構成を示す分解斜視
図である。
【図3】本発明に係る建材接合構造の縦断側面図であ
る。
【図4】本発明に係る建材接合構造の横断平面図であ
る。
【図5】本発明に係る建材接合構造の他の形態を示す横
断平面図である。
【図6】本発明に係る建材接合構造のさらに他の形態を
示す横断平面図である。
【図7】本発明に係る建材接合構造の実施の形態2の構
成を示す平面図である。
【図8】本発明に係る建材接合構造の実施の形態2の構
成を示す縦断側面図である。
【図9】従来の建材接合構造の柱体の構成を示す斜視図
である。
【図10】従来の建材接合構造で、梁体同士を接合する
部分の構成を示す斜視図である。
【図11】従来の建材接合構造の柱体に梁体を接合した
状態を示す断面図である。
【図12】従来の建材接合構造の梁体同士を接合した状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
A 建材接合具 1 柱体接合具 1a 一面 11 第1孔 2 梁体接合板 21 第2孔 3,4 柱体 32,42,52 被接合板 5 梁体 51 貫通孔 6,7 ボルト(接合軸) 9 第1の梁体 10 第2の梁体 60 梁体接合板 61 第3孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その端面に複数のねじ孔が穿設された柱
    体の前記ねじ孔に対応すべき第1孔を有し、前記端面に
    接合される柱体接合板と、その端部に複数の貫通孔が穿
    設された梁体の前記貫通孔に対応すべき第2孔が前記柱
    体接合板の一面の周縁に対して内側となる位置に穿設さ
    れ、前記柱体接合板の一面にその面が前記一面と交差す
    るように結合された複数の梁体接合板とを備えることを
    特徴とする建材接合具。
  2. 【請求項2】 離間して向き合う2つの柱体接合板を有
    し、2つの柱体接合板の間に、前記一面の中央部で十文
    字に交える4つの梁体接合板を有する請求項1記載の建
    材接合具。
  3. 【請求項3】 その端面に複数のねじ孔が穿設された柱
    体の前記ねじ孔に対応すべき第1孔を有し、前記端面に
    接合される柱体接合板と、その端部に複数の貫通孔を有
    する被接合板が突設された梁体の前記貫通孔に対応すべ
    き第2孔が前記柱体接合板の一面の周縁に対して内側と
    なる位置に穿設され、前記柱体接合板の一面にその面が
    前記一面と交差するように結合された複数の梁体接合板
    とを備える建材接合具の前記柱体接合板に、前記第1孔
    及び前記ねじ孔に挿入されるボルトにより柱体を接合
    し、前記第2孔及び前記貫通孔に挿入されるボルト及び
    該ボルトに螺着されるナットにより梁体を梁体接合板に
    接合することを特徴とする建材接合構造。
  4. 【請求項4】 離間して向き合う2つの柱体接合板を有
    し、2つの柱体接合板の間に、前記一面の中央部で十文
    字に交える4つの梁体接合板を有する請求項3記載の建
    材接合構造。
  5. 【請求項5】 前記柱体はパイプと、該パイプ内に開口
    する前記ねじ孔を有し、前記パイプの開口端を閉鎖する
    閉鎖板とからなり、前記第1孔は隣り合う前記梁体接合
    板の間に開設されている請求項4記載の建材接合構造。
  6. 【請求項6】 互いに交差する二面を有する第1の梁体
    の長手方向途中に、その面が前記二面と交差するように
    結合され、その厚さ方向に挿入する第3孔を有する梁体
    接合板を備え、該梁体接合板に、前記第3孔に挿入され
    るボルト及び該ボルトに螺着されるナットにより第2の
    梁体を接合する建材接合構造において、前記梁体接合板
    は第1の梁体の二面の端縁に対して内側となる位置に前
    記第3孔を配置してあり、該第3孔に対応する第4孔を
    有する被接合板が第2の梁体の一端に突設されているこ
    とを特徴とする建材接合構造。
  7. 【請求項7】 前記第1の梁体は幅方向両側に前記二面
    を有し、2つの二面に梁体接合板を有する請求項6記載
    の建材接合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103132601A (zh) * 2012-11-26 2013-06-05 北京工业大学 一种工业化装配式柱座节点及其施工方法
CN106836512A (zh) * 2017-03-08 2017-06-13 国住人居工程顾问有限公司 一种嵌入式集装箱房屋模块间连接点结构及连接方法
CN112554349A (zh) * 2020-12-15 2021-03-26 甘尚萍 一种可快速接合的建筑用连接结构

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