JP2002294880A - 木造軸組の柱と梁の結合構造と結合金物 - Google Patents

木造軸組の柱と梁の結合構造と結合金物

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JP2002294880A JP2001092853A JP2001092853A JP2002294880A JP 2002294880 A JP2002294880 A JP 2002294880A JP 2001092853 A JP2001092853 A JP 2001092853A JP 2001092853 A JP2001092853 A JP 2001092853A JP 2002294880 A JP2002294880 A JP 2002294880A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 梁の重量に対する弱さを重量を分散すること
でカバーしうる木造軸組の柱と梁の結合構造と結合金物
を提供すること。 【解決手段】 柱と梁に取り付けられた結合金物素材
D、Gの構成体の斜辺部分が接合する形で結合金物素材
D、Gが嵌合し、もって柱と梁を固定する。このように
斜辺同士が接合することから梁の重量が垂直方向のみな
らず斜め方向にも分散してかかっていくことになる。か
ようにして本発明では、梁の重量に対する弱さを重量を
分散することでカバーしうる木造軸組の柱と梁の結合構
造と結合金物を提供することが可能となるのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は木造軸組における柱
と梁の結合構造及びこの結合構造に使用される結合金物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造軸組における柱と梁の結合方法とし
ては従来図5に示すようなものがあった。ここに図5は
従来の結合金物を使用して柱と梁を結合する場合の斜視
図である。
【0003】結合金物80の当て板部81を、柱82の
側面に設けたほぞ溝に嵌入する。そのうえで柱82に設
けたボルト挿入孔83、当て板部81に設けられたボル
ト挿入孔84及び柱82の側面に当接された座金板85
に設けられたボルト挿入孔86にボルトを挿入し固定す
る。
【0004】そして梁87を、梁87に設けられたスリ
ット88が結合金物80の側板部89に嵌入される形態
で柱82と梁87を結合する。
【0005】係る状態のもと側板部89に設けられたボ
ルト挿入孔90及び梁87に設けられたボルト挿入孔9
1にボルトを挿入し固定する。かようにして柱82と梁
87を結合するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に木材は繊維方向
の力には強いが繊維方向と直交する方向の力には弱いと
いう性質を有する。これを柱と梁にかかる重量について
みると、柱にかかる重量は繊維方向にかかり、梁にかか
る重量は繊維方向と直交する方向にかかることになる。
【0007】そして、かような梁の重量に対する弱さは
上述の従来例のような発明ではうまく解消されない。
【0008】そこで本発明は、梁の重量に対する弱さを
重量を分散することでカバーしうる木造軸組の柱と梁の
結合構造と結合金物を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】一、 上記課題を解決す
るために、本発明にかかる木造軸組の柱と梁の結合構造
は以下のような工程より構成される。
【0010】1、 下辺に比して上辺の短い台形形状を
有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部
と、この側板部の基端側から垂直方向に延出すると共に
ボルト挿入孔が複数個設けられた当て板部と、から成る
固定板A。
【0011】下辺に比して上辺の短い台形形状を有する
と共にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部と、この
側板部の基端側から固定板Aと逆向きの垂直方向に延出
すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた当て板部
と、から成る固定板B。
【0012】固定板Aと固定板Bとにより挟持される形
状で使用されると共に、ボルト挿入孔を複数個設けた板
材であり、一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であ
ると共に、該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす切
り欠き部と、一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺
であると共に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をな
す凸部と、から成る板材C。
【0013】以上の固定板A、固定板B及び板材Cを固
着して成る柱取り付け型結合金物素材Dの構成要素たる
固定板Aの当て板部を、柱側面に設けられたほぞ溝に嵌
入した状態でボルトで固定する工程と、 2、 下辺に比して上辺の長い台形形状を有すると共に
ボルト挿入孔を複数個設けた側板E。
【0014】二枚の側板E・Eにより挟持される形状で
使用されると共にボルト挿入孔を複数個設けた板材であ
り、一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であると共
に、該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす凸部と、
一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であると共
に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす切り欠き
部と、から成る板材F。
【0015】以上の側板E・E及び板材Fを固着して成
る梁取り付け型結合金物素材Gを、梁に設けられたスリ
ットに嵌入し、且つボルトで固定する工程と、 3、 柱に取り付けられた結合金物素材Dの構成要素た
る板材Cの凸部が、梁に嵌入された結合金物素材Gの構
成要素たる板材Fの切り欠き部に嵌まり込み、且つ、板
材Cの切り欠き部に板材Fの凸部が嵌まり込む形状で結
合金物素材Dと結合金物素材Gを嵌合させ、係る状態の
もと梁の側面から挿入されたボルトで結合金物素材Dと
結合金物素材Gを固着し、もって柱と梁を固定する工
程。二、 また本発明に係る結合金物は以下の部材で構
成される。
【0016】1、 (1) 下辺に比して上辺の短い台
形形状を有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた
側板部と、この側板部の基端側から垂直方向に延出する
と共にボルト挿入孔が複数個設けられた当て板部と、か
ら成る固定板A。
【0017】(2) 下辺に比して上辺の短い台形形状
を有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部
と、この側板部の基端側から固定板Aと逆向きの垂直方
向に延出すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた当
て板部と、から成る固定板B。
【0018】(3) 固定板Aと固定板Bとにより挟持
される形状で使用されると共に、ボルト挿入孔を複数個
設けた板材であり、一辺が垂直辺であり他辺が右上りの
斜辺であると共に、該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状
をなす切り欠き部と、一辺が左下がりの斜辺であり他辺
が垂直辺であると共に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧
形状をなす凸部と、から成る板材C。
【0019】(4) 以上の固定板A、固定板B及び板
材Cを固着して成る柱取り付け型結合金物素材D。
【0020】2、 (1) 下辺に比して上辺の長い台
形形状を有すると共にボルト挿入孔を複数個設けた側板
E。
【0021】(2) 二枚の側板E、Eにより挟持され
る形状で使用されると共にボルト挿入孔を複数個設けた
板材であり、一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺で
あると共に、該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす
凸部と、一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であ
ると共に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす切
り欠き部と、から成る板材F。
【0022】(3) 以上の側板E・E及び板材Fを固
着して成る梁取り付け型結合金物素材G。三、 以下上
述のように構成される結合構造及び結合金物が如何に作
用して課題を解決するかを図面を参照しながら述べる。
【0023】図1は本発明の実施形態を示す柱と梁の結
合部分の斜視図であり、図2は本発明の結合工程を示す
斜視図であり、図3は結合金物素材D及びその構成体の
斜視図であり、図4は結合金物素材G及びその構成体の
斜視図である。
【0024】本発明おいては図3において示される結合
金物素材Dを柱に取り付け、他方で図4において示され
る結合金物素材Gを梁に取り付け、両者を嵌合して柱と
梁を結合するものである。
【0025】そしてこの際、結合金物素材Dの構成要素
である固定板A及び固定板Bの側板部10・10の斜辺
11・11が、結合金物素材Gの構成要素である側板
E、Eの斜辺20・20に接合することになる。
【0026】他方で結合金物素材Dの構成要素である板
材Cの斜辺12が、結合金物素材Gの構成要素である板
材Fの斜辺21に接合することになる。
【0027】上述のように、本発明では柱と梁に取り付
けられた結合金物素材D、Gの構成体の斜辺部分が接合
する形で結合金物素材D、Gが嵌合し、もって柱と梁を
固定するものである。このように斜辺同士が接合するこ
とから梁の重量が垂直方向のみならず斜め方向にも分散
してかかっていくことになる。
【0028】かようにして本発明では、梁の重量に対す
る弱さを重量を分散することでカバーしうる木造軸組の
柱と梁の結合構造と結合金物を提供することが可能とな
るのである。
【0029】
【発明の実施の形態】1、 以下好ましい発明の実施の
形態につき図面を参照しながら述べる。
【0030】2、 本発明にかかる木造軸組の柱と梁の
結合は、以下のような手順で行われる。
【0031】まず図3(a)において示される固定板
A、図3(b)において示される板材C、及び図3
(c)において示される固定板Bを、固定板Aと固定板
Bが板材Cを挟む形で一体にし溶接、かしめ又はネジ着
といった方法で固着し、図3(d)において示す結合金
物素材Dとなす。
【0032】この結合金物素材Dを図1、図2に示すよ
うに柱30に設けたほぞ溝31に、当て板部13a、1
3bが嵌合する形で嵌め込む。そのうえで柱30に設け
たボルト挿入孔32・・・、当て板部13a、13bに
設けたボルト挿入孔14・・・、柱30のほぞ溝31が
設けられた面と反対面に当接された座金板50に設けら
れたボルト挿入孔51・・・及び当て板部13a、13
bに重ねて使用される板状のネジ付座金70に設けたボ
ルト挿入孔71に、ボルト60・・・を挿入し固定す
る。
【0033】次に図4(a)、図4(c)において示さ
れる側板E・Eと、図4(b)において示される側板F
を側板E・Eが側板Fを挟む形で一体にし溶接、かしめ
又はネジ着といった方法で固着し、図4(d)において
示す結合金物素材Gとなす。
【0034】この結合金物素材Gを図1、図2に示すよ
うに、梁40に設けたスリット41に嵌め込む。そのう
えで側板E及び側板Fの正面視右辺及び上辺に設けたボ
ルト挿入孔22・・・及び梁40に設けたボルト挿入孔
42・・・に、ボルト61・・・を挿入し固定する。
【0035】以上のように結合金物素材Dを柱30に取
り付け、結合金物素材Gを梁40に取り付けたうえで、
当該結合金物素材Dと当該結合金物素材Gとが嵌合する
形で図1に示すように柱と梁を結合する。
【0036】この際結合金物素材Dの構成要素である板
材Cの凸部15が、結合金物素材Gの構成要素である板
材Fの切り欠き部24に嵌合し、板材Fの凸部23が板
材Cの切り欠き部16に嵌合する形で結合金物素材Dと
結合金物素材Gを結合する。
【0037】かような結合状態のもと固定板A、固定板
B及び板材Cに設けられたボルト挿入孔17・・・、側
板E及び側板Fに設けられたボルト挿入孔25・・・及
び梁40に設けたボルト挿入孔43・43にボルト62
・62を挿入し、結合金物素材同士及び結合金物素材と
梁とを固定する。
【0038】また固定板A及び固定板Bの側板部10・
10の正面視右下端部に設けられたボルト挿入孔18・
18、板材Cの凸部15の正面視左下端部に設けられた
ボルト挿入孔18及び梁40に設けられたボルト挿入孔
44にボルト63を挿入し、結合金物素材Dを梁40に
固定する。
【0039】以上のようにして結合金物素材同士及び柱
と梁を固定するのである。
【0040】3、 次に結合金物素材の構造につき述べ
る。
【0041】図3(a)は固定板Aの斜視図である。固
定板Aは、下辺に比して上辺の短い台形形状を有すると
共にボルト挿入孔17及びボルト挿入孔18が設けられ
た側板部10と、この側板部10の基端側から垂直方向
に延出すると共にボルト挿入孔14が複数個設けられた
当て板部13aとで形成されるものである。
【0042】図3(b)は板材Cの斜視図である。板材
Cはボルト挿入孔17、ボルト挿入孔18が設けられた
板材であり、一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺で
あると共に、該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす
切り欠き部16と、一辺が左下がりの斜辺であり他辺が
垂直辺であると共に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形
状をなす凸部15とが形成されている。
【0043】図3(c)は固定板Bの斜視図である。固
定板Bは下辺に比して上辺の短い台形形状を有すると共
にボルト挿入孔17、ボルト挿入孔18が設けられた側
板部10と、この側板部10の基端側から固定板Aと逆
向きの垂直方向に延出すると共にボルト挿入孔14が複
数個設けられた当て板部13bとで形成される。
【0044】図4(a)及び図4(c)は側板Eの斜視
図である。側板Eは下辺に比して上辺の長い台形形状を
有すると共に、複数のボルト挿入孔22及びボルト挿入
孔25が設けられたものである。
【0045】図4(b)は板材Fの斜視図である。板材
Fは複数のボルト挿入孔22・・・及びボルト挿入孔2
5が設けられた板材であり、一辺が垂直辺であり他辺が
右上りの斜辺であると共に、該垂直辺と該斜辺の交部が
円弧形状をなす凸部23と、一辺が左下がりの斜辺であ
り他辺が垂直辺であると共に、該斜辺と該垂直辺の交部
が円弧形状をなす切り欠き部24とが形成されている。
【0046】
【発明の効果】本発明の以上のように構成されているこ
とから、梁の重量に対する弱さを重量を分散することで
カバーしうる木造軸組の柱と梁の結合構造と結合金物を
提供することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す柱と梁の結合部分の
斜視図。
【図2】 本発明の結合工程を示す斜視図。
【図3】 結合金物素材D及びその構成体の斜視図。
【図4】 結合金物素材G及びその構成体の斜視図。
【図5】 従来の結合金物を使用して柱と梁を結合する
場合の斜視図
【符号の説明】
10・・側板部 11、12・・斜辺 13a、13b・・当て板部 14、17、18・
・ボルト挿入孔 20、21・・斜辺 22、25・・ボルト挿入孔 23・・凸部 24・・切り欠き部 30・・柱 31・・ほぞ溝 32・・ボルト挿入孔 40・・梁 41・・スリット 42、43、44・・ボルト挿入孔 50・・座金板 51・・ボルト挿入孔 60、61、62、63・・ボルト 70・・ネジ付座金 71・・ボルト挿入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1、 下辺に比して上辺の短い台形形状を
    有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部
    と、 この側板部の基端側から垂直方向に延出すると共にボル
    ト挿入孔が複数個設けられた当て板部と、 から成る固定板A。下辺に比して上辺の短い台形形状を
    有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部
    と、 この側板部の基端側から固定板Aと逆向きの垂直方向に
    延出すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた当て板
    部と、 から成る固定板B。固定板Aと固定板Bとにより挟持さ
    れる形状で使用されると共に、ボルト挿入孔を複数個設
    けた板材であり、 一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であると共に、
    該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす切り欠き部
    と、 一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であると共
    に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす凸部と、 から成る板材C。以上の固定板A、固定板B及び板材C
    を固着して成る柱取り付け型結合金物素材Dの構成要素
    たる固定板Aの当て板部を、柱側面に設けられたほぞ溝
    に嵌入した状態でボルトで固定する工程と、 2、 下辺に比して上辺の長い台形形状を有すると共に
    ボルト挿入孔を複数個設けた側板E。二枚の側板E・E
    により挟持される形状で使用されると共にボルト挿入孔
    を複数個設けた板材であり、 一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であると共に、
    該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす凸部と、 一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であると共
    に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす切り欠き
    部と、 から成る板材F。以上の側板E・E及び板材Fを固着し
    て成る梁取り付け型結合金物素材Gを、梁に設けられた
    スリットに嵌入し、且つボルトで固定する工程と、 3、 柱に取り付けられた結合金物素材Dの構成要素た
    る板材Cの凸部が、梁に嵌入された結合金物素材Gの構
    成要素たる板材Fの切り欠き部に嵌まり込み、且つ、板
    材Cの切り欠き部に板材Fの凸部が嵌まり込む形状で結
    合金物素材Dと結合金物素材Gを嵌合させ、係る状態の
    もと梁の側面から挿入されたボルトで結合金物素材Dと
    結合金物素材Gを固着し、もって柱と梁を固定する工
    程。 4、 以上の工程より成ることを特徴とする木造軸組の
    柱と梁の結合構造。
  2. 【請求項2】1、 (1) 下辺に比して上辺の短い台
    形形状を有すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた
    側板部と、 この側板部の基端側から垂直方向に延出すると共にボル
    ト挿入孔が複数個設けられた当て板部と、 から成る固定板A。 (2) 下辺に比して上辺の短い台形形状を有すると共
    にボルト挿入孔が複数個設けられた側板部と、 この側板部の基端側から固定板Aと逆向きの垂直方向に
    延出すると共にボルト挿入孔が複数個設けられた当て板
    部と、 から成る固定板B。 (3) 固定板Aと固定板Bとにより挟持される形状で
    使用されると共に、ボルト挿入孔を複数個設けた板材で
    あり、 一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であると共に、
    該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす切り欠き部
    と、 一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であると共
    に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす凸部と、 から成る板材C。 (4) 以上の固定板A、固定板B及び板材Cを固着し
    て成る柱取り付け型結合金物素材D。 2、 (1) 下辺に比して上辺の長い台形形状を有す
    ると共にボルト挿入孔を複数個設けた側板E。 (2) 二枚の側板E・Eにより挟持される形状で使用
    されると共にボルト挿入孔を複数個設けた板材であり、 一辺が垂直辺であり他辺が右上りの斜辺であると共に、
    該垂直辺と該斜辺の交部が円弧形状をなす凸部と、 一辺が左下がりの斜辺であり他辺が垂直辺であると共
    に、該斜辺と該垂直辺の交部が円弧形状をなす切り欠き
    部と、 から成る板材F。 (3) 以上の側板E・E及び板材Fを固着して成る梁
    取り付け型結合金物素材G。 3、 以上の柱取り付け型結合金物素材Dと梁取り付け
    型結合金物素材Gより成る木造軸組の柱と梁の結合金
    物。
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CN108755957A (zh) * 2018-06-30 2018-11-06 浙江飞屋建筑科技有限公司 一种钢结构的快装结构

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