JP2003313176A - アミノアゾール誘導体 - Google Patents

アミノアゾール誘導体

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JP2003313176A
JP2003313176A JP2002121597A JP2002121597A JP2003313176A JP 2003313176 A JP2003313176 A JP 2003313176A JP 2002121597 A JP2002121597 A JP 2002121597A JP 2002121597 A JP2002121597 A JP 2002121597A JP 2003313176 A JP2003313176 A JP 2003313176A
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apci
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Application number
JP2002121597A
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English (en)
Inventor
Ichiro Hayakawa
市郎 早川
Yuichi Sugano
祐一 菅野
Toshinori Azuma
利紀 我妻
Hidehiko Furukawa
秀比古 古川
Shinichi Kurakata
慎一 蔵方
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】優れた細胞増殖抑制活性を有し、抗癌剤として
有用な化合物を提供すること。 【解決手段】一般式1 (式中、Ar1は,C1−6アルキル基,置換可能のア
リール基,ヘテロ環基,架橋縮合炭化水素環基等を,A
2は,置換可能のアリール基又はヘテロ環基を,R1
水素原子,アルカノイル基を,R2は水素原子,置換可
能のアルカノイル基を,Xは−NH−,硫黄原子,酸素
原子を示す)で表される化合物又はその薬理上許容され
る塩である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、優れた腫瘍増殖抑
制活性を有するアミノアゾ−ル誘導体に関する。 【0002】 【従来の技術】本発明の化合物と関連する化学構造を有
する化合物としては、 【0003】 【化2】 【0004】が知られているが、該化合物が、腫瘍増殖
抑制活性を有することは知られていなかった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、優れた
腫瘍増殖抑制活性を有する誘導体の合成とその薬理活性
について永年に亘り鋭意研究を行なった結果、チアゾー
ル誘導体が優れた腫瘍増殖抑制活性を有することを見出
し、本発明を完成した。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の新規なアミノア
ゾ−ル化合物は、下記一般式(I) 【0007】 【化3】 【0008】[式中、Ar1は、C1−6アルキル基
(ハロゲン原子で1乃至5個置換されていてもよい)、
C1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキル基、置
換基群(a)から選択される基で1乃至5個置換されて
いてもよいC6−10アリール基、置換基群(a)から
選択される基で1乃至5個置換されていてもよいヘテロ
環基、C7−14アラルキル基(ベンジルオキシカルボ
ニルアミノ基で置換されていてもよい)又はC7−14
架橋縮合炭化水素環基を示し、Ar2は、置換基群
(b)から選択される基で1乃至5個置換されていても
よいC6−10アリール基又は置換基群(b)から選択
される基で1乃至5個置換されていてもよいヘテロ環基
を示し、R1は、水素原子又はC2−6アルカノイル基
を示し、R2は、水素原子又はC2−6アルカノイル基
(アミノ基、アセチルアミノ基、モノ若しくはジ(C1
−6アルキル)アミノ基、C1−6アルコキシ基又はC
2−6アルカノイルオキシ基で置換されていてもよい)
を示し、Xは、−NH−、硫黄原子、酸素原子を示す。 【0009】上記において、置換基群(a)とは、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、ジ(C1−6アルキ
ル)アミノ基、水酸基、シアノ基、ベンゼンアゾ基、C
1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C2−6ア
ルカノイル基、トリフルオロメチル基、C1−6アルコ
キシカルボニルC1−6アルキル基、C6−10アリー
ル基(1乃至3個のハロゲン原子で置換されていてもよ
い)、C7−14アラルキル基(1乃至3個のハロゲン
原子で置換されていてもよい)、ヘテロ環基からなる置
換基群であり、置換基群(b)とは、シアノ基、ハロゲ
ン原子、C1−6アルキル基(ハロゲン原子で1乃至5
個置換されていてもよい)、C1−6アルコキシ基、C
2−6アルカノイル基及びホルミルアミノ基からなる置
換基群である。]で表される化合物又はその薬理上許容
される塩である。 【0010】上記Ar1、置換基群(a)及び置換基群
(b)の「C1−6アルキル基」、Ar1の「C1−6
アルコキシカルボニルC1−6アルキル基」における
「C1−6アルキル」部分及び置換基群(a)における
「ジ(C1−6アルキル)アミノ基」における「C1−
6アルキル」部分、R2における「モノ若しくはジ(C
1−6アルキル)アミノ基」の「C1−6アルキル部
分」、並びに、R2、置換基群(a)及び置換基群
(b)の「C1−6アルコキシ基」における「C1−6
アルキル」部分は、直鎖又は分枝状の炭素数1乃至6個
のアルキル基であり、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−
ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、2
−メチルブチル、ネオペンチル、1−エチルプロピル、
n−ヘキシル、イソヘキシル、4−メチルペンチル、3
−メチルペンチル、2−メチルペンチル、1−メチルペ
ンチル、3,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブ
チル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチルブチ
ル、1,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチルブチル
又は2−エチルブチル基を挙げることができる。 【0011】「C1−6アルキル基」として好適には、
炭素数1乃至4個の直鎖又は分枝状のアルキル基であ
る。Ar1として好適には、メチル基、エチル基又はt
−ブチル基であり、最も好適にはメチル基である。置換
基群(a)として好適には、メチル基、エチル基、t−
ブチル基又はペンチル基であり、最も好適にはメチル基
である。置換基群(b)として好適には、メチル基であ
る。 【0012】「C1−6アルコキシカルボニルC1−6
アルキル基」として好適には、C1−4アルコキシカル
ボニルC1−4アルキル基であり、最も好適には、メト
キシカルボニルメチル基である。 【0013】「C1−6アルコキシ基」として好適に
は、C1−4アルコキシ基であり、最も好適には、メト
キシ基である。 【0014】上記R1、R2、置換基群(a)及び置換基
群(b)の「C2−6アルカノイル基」及びR2におけ
る「C2−6アルカノイルオキシ基」の「C2−6アル
カノイル」部分は、炭素数2乃至6個の直鎖又は分枝状
のアルカノイル基であり、例えば、アセチル、プロピオ
ニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、ピバロ
イル又はヘキサノイル基を挙げることがでる。これらの
うち、好適にはC2−4アルカノイル基であり、最も好
適にはアセチル基である。 【0015】上記Ar1、Ar2又は置換基群(a)の
「C6−10アリール基」としては、例えば、フェニ
ル、ナフチル基を挙げることができ、好適には、フェニ
ル基である。 【0016】上記Ar1、Ar2又は置換基群(a)にお
ける「ヘテロ環基」は、硫黄原子、酸素原子又は/及び
窒素原子を1乃至3個含む5乃至7員複素環基であり、
該複素環基は他の環式基(ベンゼン環あるいは硫黄原
子、酸素原子又は/及び窒素原子を1乃至3個含む5乃
至7員複素環)と縮合していてもよい。このような「ヘ
テロ環基」としては、例えば、フリル、チエニル、ピロ
リル、アゼピニル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサ
ゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリ
ル、1,2,3−オキサジアゾリル、トリアゾリル、テ
トラゾリル、チアジアゾリル、ピラニル、ピリジル、ピ
リダジニル、ピリミジニル、ピラジニル基のような芳香
族複素環基、及び、モルホリニル、チオモルホリニル、
ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、イミダ
ゾリニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジ
ル、ピペラジニル基のような部分若しくは完全還元型の
複素環基を挙げることができる。また、他の環式基と縮
環している基としては、例えば、イソベンゾフラニル、
クロメニル、キサンテニル、フェノキサチイニル、イン
ドリジニル、イソインドリル、インドリル、インダゾリ
ル、プリニル、キノリジニル、イソキノリル、キノリ
ル、フタラジニル、ナフチリジニル、キノキサリニル、
キナゾリニル、カルバゾリル、カルボリニル、アクリジ
ニル、イソインドリニル、1,4−ベンゾジオキシル、
1,5−ベンゾジオキセピニル、イミダゾチアゾリル、
イミダゾピリミジン、イミダゾピリジン、キノリル、イ
ンドリル、ピラゾロピリジル、ベンゾイミダゾリル又は
ベンゾチエニル基を挙げることができる。 【0017】Ar1における「ヘテロ環基」として、好
適には、芳香族複素環基であり、更に好適には、チエニ
ル、イソキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ベンゾチ
エニル、1,4−ベンゾジオキシル、1,5−ベンゾジ
オキセピニル、イミダゾチアゾリル、イミダゾピリミジ
ニル、キノリル、インドリル、ピラゾロピリジル、ベン
ゾイミダゾリル基であり、より更に好適には、イミダゾ
[1,2−α]ピリミジニル、チアゾリル、イミダゾ
[2,1−β][1,3]チアゾリル、ピラゾロ[1,
5−α]ピリジル基であリ、最も好適には、チアゾリ
ル、ピラゾロ[1,5−α]ピリジル基である。 【0018】Ar2における「ヘテロ環基」として、好
適には、ピリジル、1,4−ベンゾジオキシル基であ
り、更に好適には、ピリジル基である。 【0019】置換基群(a)における「ヘテロ環基」と
して好適には、単環の5乃至7員複素環基であり、更に
好適には、ピロリジニル、イミダゾリル基である。 【0020】上記Ar1又は置換基群(a)の「C7−
14アラルキル基」は、炭素数7乃至14個の直鎖又は
分枝状アラルキル基であり、例えば、ベンジル、α−ナ
フチルメチル、β−ナフチルメチル、インデニルメチ
ル、フェナンスレニルメチル、アントラセニルメチル、
ジフェニルメチル、トリフェニルメチル、1−フェネチ
ル、2−フェネチル、1−ナフチルエチル、2−ナフチ
ルエチル、1−フェニルプロピル、2−フェニルプロピ
ル、3−フェニルプロピル、1−ナフチルプロピル、2
−ナフチルプロピル、3−ナフチルプロピル、1−フェ
ニルブチル、2−フェニルブチル、3−フェニルブチ
ル、4−フェニルブチル、1−ナフチルブチル、2−ナ
フチルブチル、3−ナフチルブチル、4−ナフチルブチ
ル、1−フェニルペンチル、2−フェニルペンチル、3
−フェニルペンチル、4−フェニルペンチル、5−フェ
ニルペンチル、1−フェニルヘキシル、2−フェニルヘ
キシル、3−フェニルヘキシル、4−フェニルヘキシ
ル、5−フェニルヘキシル又は6−フェニルヘキシル基
を挙げることができる。Ar1として好適には、ベンジ
ル又はフェネチル基であり、さらに好適には、フェネチ
ル基である。置換基群(a)として好適にはベンジル又
はフェネチル基であり、さらに好適には、ベンジル基で
ある。 【0021】上記Ar1、Ar2、置換基群(a)又は置
換基群(b)の「ハロゲン原子」としては、フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を挙げることがで
き、好適には、フッ素又は塩素原子であり、さらに好適
には、フッ素原子である。 【0022】上記Ar1の「C7−14架橋縮合炭化水
素環基」とは、縮合環上の異なる二つの原子を連結する
架橋結合を有する炭素数7乃至14個の炭化水素環基で
あり、例えば、トリシクロ[2,2,1,0]−ヘプチル
基、アダマンチル基又はトリシクロ[5,3,1,1]ド
デシル基を挙げることができ、好適には、アダマンチル
基である。 【0023】Ar1又は置換基群(b)のハロゲン原子
で置換されたC1−6アルキル基としては、例えば、ト
リフルオロメチル、トリクロロメチル、ジフルオロメチ
ル、ジクロロメチル、ジブロモメチル、フルオロメチ
ル、2,2,2−トリフルオロエチル、2,2,2−ト
リクロロエチル、2−ブロモエチル、2−クロロエチ
ル、2−フルオロエチル、2−ヨードエチル、3−クロ
ロプロピル、4−フルオロブチル、6−ヨードヘキシ
ル、2,2−ジブロモエチル又はペンタフルオロエチル
基を挙げることができ、Ar1として好適には、ペンタ
フルオロエチル基であり、置換基群(b)として好適に
は、トリフルオロメチル基である。 【0024】Ar1の「C1−6アルコキシカルボニル
C1−6アルキル基」としては、例えば、メトキシカル
ボニルメチル、エトキシカルボニルメチル、プロピルオ
キシカルボニルメチル、イソプロピルオキシカルボニル
メチル、ブトキシカルボニルメチル、t−ブトキシカル
ボニルメチル、ペンチルオキシカルボニルメチル、ヘキ
シルオキシカルボニルメチル、メトキシカルボニルエチ
ル、エトキシカルボニルエチル、プロピルオキシカルボ
ニルエチル、イソプロピルオキシカルボニルエチル、ブ
トキシカルボニルエチル、t−ブトキシカルボニルエチ
ル、ペンチルオキシカルボニルエチル、ヘキシルオキシ
カルボニルエチル、メトキシカルボニルプロピル、エト
キシカルボニルプロピル、プロピルオキシカルボニルプ
ロピル、ブトキシカルボニルプロピル、ペンチルオキシ
カルボニルプロピル、ヘキシルオキシカルボニルプロピ
ル、メトキシカルボニルブチル、エトキシカルボニルブ
チル、メトキシカルボニルペンチル、エトキシカルボニ
ルペンチル、メトキシカルボニルヘキシル又はエトキシ
カルボニルヘキシル基を挙げることができ、好適には、
メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメチ
ル、メトキシカルボニルエチル、エトキシカルボニルエ
チル基であり、更に好適には、メトキシカルボニルメチ
ル基である。 【0025】R2のアミノ基で置換されたC2−6アル
カノイル基としては、アミノアセチル、3−アミノプロ
ピオニル、2−アミノプロピオニル、4−アミノブチリ
ル、3−アミノブチリル、2−アミノブチリル、3−ア
ミノイソブチリル、2−アミノイソブチリル、5−アミ
ノペンタノイル、4−アミノペンタノイル、3−アミノ
ペンタノイル、3−アミノピバロイル又は6−アミノヘ
キサノイル基等を挙げることができ、好適には、アミノ
アセチル基である。 【0026】R2のモノ若しくはジ(C1−6アルキ
ル)アミノ基で置換されたC2−6アルカノイル基とし
ては、メチルアミノアセチル、エチルアミノアセチル、
プロピルアミノアセチル、ブチルアミノアセチル、ペン
チルアミノアセチル、ヘキシルアミノアセチル、メチル
アミノプロピオニル、メチルアミノブチリル、メチルア
ミノペンタノイル、メチルアミノヘキサノイル、ジメチ
ルアミノアセチル、エチルメチルアミノアセチル、ジエ
チルアミノアセチル、メチルプロピルアミノアセチル、
ジプロピルアミノアセチル、メチルブチルアミノアセチ
ル、ジブチルアミノアセチル、メチルペンチルアミノア
セチル、ジペンチルアミノアセチル、メチルへキシルア
ミノアセチル又はジヘキシルアミノアセチル基等を挙げ
ることができ、好適には、メチルアミノアセチル又はジ
メチルアミノアセチル基である。 【0027】R2のC1−6アルコキシ基で置換された
C2−6アルカノイル基としては、メトキシアセチル、
3−メトキシプロピオニル、2−メトキシプロピオニ
ル、4−メトキシブチリル、3−メトキシブチリル、2
−メトキシブチリル、3−メトキシイソブチリル、2−
メトキシイソブチリル、5−メトキシペンタノイル、4
−メトキシペンタノイル、3−メトキシペンタノイル、
3−メトキシピバロイル、6−メトキシヘキサノイル、
エトキシアセチル、3−エトキシプロピオニル、2−エ
トキシプロピオニル、4−エトキシブチリル、3−エト
キシブチリル、2−エトキシブチリル、3−エトキシイ
ソブチリル、2−エトキシイソブチリル、5−エトキシ
ペンタノイル、4−エトキシペンタノイル、3−エトキ
シペンタノイル、3−エトキシピバロイル、6−エトキ
シヘキサノイル、プロポキシアセチル、ブトキシアセチ
ル、ペントキシアセチル又はヘキシルオキシアセチル基
等を挙げることができ、好適には、C1−4アルコキシ
C2−4アルカノイル基であり、最も好適には、メトキ
シアセチル基である。 【0028】R2のC2−6アルカノイルオキシ基で置
換されたC2−6アルカノイル基としては、アセトキシ
アセチル、アセトキシプロピオニル、アセトキシブチリ
ル、アセトキシイソブチリル、アセトキシペンタノイ
ル、アセトキシピバロイル、アセトキシヘキサノイル、
プロピオニルオキシアセチル、プロピオニルオキシプロ
ピオニル、プロピオニルオキシブチリル、プロピオニル
オキシイソブチリル、プロピオニルオキシペンタノイ
ル、プロピオニルオキシピバロイル、プロピオニルオキ
シヘキサノイル、ブチリルオキシアセチル、イソブチリ
ルオキシアセチル、ペンタノイルオキシアセチル、ピバ
ロイルオキシアセチル又はヘキサノイルオキシアセチル
基等をあげることができ、好適には、C2−4アルカノ
イルオキシC2−4アルカノイル基であり、更に好適に
は、アセトキシアセチル基である。 【0029】置換基群(a)の「ジ(C1−6アルキ
ル)アミノ基」としては、例えば、ジメチルアミノ、エ
チルメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミ
ノ、ジイソプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ジイソブ
チルアミノ、ジ(s−ブチル)アミノ、ジ(tert−ブチ
ル)アミノ、ジペンチルアミノ、ジイソペンチルアミ
ノ、ジ(2−メチルブチル)アミノ、ジネオペンチルア
ミノ、ジ(1−エチルプロピル)アミノ、ジヘキシルア
ミノ、ジイソヘキシルアミノ、ジ(4−メチルペンチ
ル)アミノ、ジ(3−メチルペンチル)アミノ、ジ(2
−メチルペンチル)アミノ、ジ(1−メチルペンチル)
アミノ、ジ(3,3−ジメチルブチル)アミノ、ジ
(2,2−ジメチルブチル)アミノ、ジ(1,1−ジメ
チルブチル)アミノ、ジ(1,2−ジメチルブチル)ア
ミノ、ジ(1,3−ジメチルブチル)アミノ、ジ(2,
3−ジメチルブチル)アミノ又はジ(2−エチルブチ
ル)アミノ基を挙げることができ、好適には、ジ(C1
−4アルキル)アミノ基であり、さらに好適には、ジメ
チルアミノ基である。 【0030】置換基群(a)の1乃至3個のハロゲン原
子で置換されたフェニル基としては、例えば、フルオロ
フェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、ヨードフ
ェニル、ジフルオロフェニル、ジクロロフェニル、クロ
ロフルオロフェニル、ブロモクロロフェニル、ブロモフ
ルオロフェニル、トリフルオロフェニル、トリクロロフ
ェニル基を挙げることができ、好適には、2,4−ジク
ロロフェニル基である。 【0031】置換基群(a)の1乃至3個のハロゲン原
子で置換されたベンジル基としては、例えば、フルオロ
フェニルメチル、クロロフェニルメチル、ブロモフェニ
ルメチル、ヨードフェニルメチル、ジフルオロフェニル
メチル、ジクロロフェニルメチル、クロロフルオロフェ
ニルメチル、ブロモクロロフェニルメチル、トリクロロ
フェニルメチル、フェニルフルオロメチル、フルオロフ
ェニルクロロメチル、クロロフェニルクロロメチル、フ
ェニルクロロメチル又はフェニルブロモメチル基を挙げ
ることができ、好適には、4−クロロフェニルメチル基
である。 【0032】本発明の化合物のうち、好適なものは以下
の化合物である。 (1)Ar1が、C1−4アルキル基(ハロゲン原子で置
換されていてもよい)、5乃至7員芳香族複素環基、フ
ェニル基(置換基群(a)から選択される基で1乃至5
個置換されていてもよい)、ナフチル基(置換基群
(a)から選択される基で1乃至5個置換されていても
よい)、ベンジル基、フェネチル基(ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ基で置換されていてもよい)又はアダマ
ンチル基である化合物。 (2)Ar1が、メチル基、t−ブチル基、n−ペンチ
ル基、トリフルオロフェニル基、2−(ベンジルオキシ
カルボニルアミノ)−3−フェニルエチル基、あるい
は、次に示す基であって下記置換基群(a1)から選択
される基で1乃至5個置換されていてもよい基、チエニ
ル基、イソキサゾリル基、チアゾリル基、ピリジル基、
ベンゾチエニル基、1,4−ベンゾジオキシル基、1,
5−ベンゾジオキセピニル基、イミダゾチアゾリル基、
イミダゾピリミジニル基、キノリル基、インドリル基、
ピラゾロピリジル基、ベンゾイミダゾリル基、イミダゾ
チアゾリル基、フェニル基、ナフチル基又はアダマンチ
ル基である化合物。 【0033】上記において、置換基群(a1)とは、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、ジメチルアミノ基、
水酸基、シアノ基、ベンゼンアゾ基、メチル基、エチル
基、t−ブチル基、n−ペンチル基、トリフルオロメチ
ル基、アセチル基、エトキシカルボニルメチル基、ジク
ロロフェニル基、クロロフェニルメチル基、ピロリジニ
ル基及びイミダゾリル基からなる置換基群である。 (3)Ar1が、次に示す基であって下記置換基群(a
2)から選択される基で1乃至5個置換されていてもよ
い基、イミダゾ[1,2−α]ピリミジニル基、チアゾ
リル基、イミダゾ[2,1−β][1,3]チアゾリル
基、ピラゾロ[1,5−α]ピリジル基、イミダゾ
[1,2−α][1,3]チアゾリル基又はフェニル
基、である化合物。 【0034】上記において、置換基群(a2)とは、メ
チル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基及び塩素原
子からなる置換基群である。 (4)Ar1が、2−メチルイミダゾ[1,2−α]ピ
リミジン−3−イル基、6−クロロ−2−メチルイミダ
ゾ[1,2−α]ピリミジン−3−イル基、2,6−ジ
メチルイミダゾ[1,2−α]ピリミジン−3−イル
基、2−トリフルオロメチルイミダゾ[1,2−α]ピ
リミジン−3−イル基、2,4−ジメチルチアゾール−
5−イル基、6−メチルイミダゾ[2,1−β][1,
3]チアゾール−5−イル基、2,6−ジメチルイミダ
ゾ[2,1−β][1,3]チアゾール−5−イル基、
2−メチルピラゾロ[1,5−α]ピリジン−3−イル
基、2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−α]ピリジン
−3−イル基、2,6−ジメチルイミダゾ[1,2−
α][1,3]チアゾ−ル−2−イル基又は2,4−ジ
メチルフェニル基である化合物。 (5)Ar1が、2,4−ジメチルチアゾール−5−イ
ル基、2−メチルピラゾロ[1,5−α]ピリジン−3
−イル基又は2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−α]
ピリジン−3−イル基である化合物。 (6)Ar2が、次に示す基であって下記置換基群(b
1)から選択される基で1乃至5個置換されていてもよ
い基、フェニル基、ナフチル基、ピリジル基又は1,4
−ベンゾジオキシル基、である化合物。 【0035】上記において、置換基群(b1)とは、メ
チル基、シアノ基、トリフルオロメチル基、メトキシ
基、エトキシ基、アセチル基、ホルミルアミノ基及びフ
ッ素原子からなる置換基群である。 (7)Ar2が、下記置換基群(b2)から選択される
基で1乃至5個置換されていてもよいフェニル基又は下
記置換基群(b2)から選択される基で1乃至5個置換
されていてもよいピリジル基である化合物。 【0036】上記において、置換基群(b2)とは、メ
チル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、エトキシ
基、アセチル基及びフッ素原子からなる置換基群であ
る。 (8)Ar2が、4−メトキシフェニル基、4−メチル
フェニル基、4−アセチルフェニル基、4−トリフルオ
ロフェニル基、3−フルオロ−4−メチルフェニル基、
2−メトキシピリジン−5−イル基、2−メチルピリジ
ン−5−イル基、2−エトキシピリジン−5−イル基又
は2−トリフルオロピリジン−5−イル基である化合
物。 (9)Ar2が、2−メトキシピリジン−5−イル基、
2−メチルピリジン−5−イル基、2−エトキシピリジ
ン−5−イル基又は2−トリフルオロピリジン−5−イ
ル基である化合物。 (10)R1が、水素原子又はC2−4アルカノイル基
である化合物。 (11)R1が、水素原子又はアセチル基である化合
物。 (12)R1が、水素原子である化合物。 (13)R2が、水素原子又はC2−4アルカノイル基
(アミノ基で置換されていてもよい)である化合物。 (14)R2が、水素原子又はアミノアセチル基である
化合物。 (15)R2が、水素原子である化合物。 (16)Xが、硫黄原子である化合物。 【0037】本発明の式(I)で表される化合物は、酸
性基を有することができるため、塩基と反応させること
により塩にすることができ、また、塩基性のアミノ基を
有することができるため、酸と反応させることにより塩
にすることができる。そのような塩基との塩としては、
例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩のよう
なアルカリ金属との塩;カルシウム塩、マグネシウム塩
のようなアルカリ土類金属との塩;またはアンモニウム
塩、トリエチルアミン塩、ジイソプロピルアミン塩、シ
クロヘキシルアミン塩のような有機塩基との塩を挙げる
ことができる。 【0038】また、酸との塩としては、例えば、塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などの無
機酸の塩;酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、シュウ
酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、リンゴ酸
塩などのカルボン酸の塩;メタンスルホン酸塩、エタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホ
ン酸塩などのスルホン酸の塩;グルタミン酸塩、アスパ
ラギン酸塩などのアミノ酸の塩等が挙げられ、好適には
無機酸の塩又はカルボン酸の塩であり、更に好適には塩
酸塩、硝酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩又はシュウ酸
塩を挙げることができる。 【0039】また、本発明の化合物(I)は、大気中に
放置しておくことにより、水分を吸収し、吸着水が付い
たり、水和物となる場合があり、そのような塩も本発明
に包含される。 【0040】さらに、本発明の化合物(I)は、他のあ
る種の溶媒を吸収し、溶媒和物となる場合があるが、そ
のような塩も本発明に包含される。 【0041】本発明の式(I)で表される化合物は、分
子中に不斉炭素を有する場合があるため、各々がS配
位、R配位である立体異性体が存在するが、本発明は、
それら各々の異性体、及びそれら異性体の任意の割合の
混合物のいずれをも包含する。 【0042】本発明の化合物としては、例えば、実施例
の化合物及び以下の化合物を挙げることができる。な
お、下記の表において、Meはメチル基、Phはフェニル
基、Pyはピリジル基を示す。 【0043】 【化4】【0044】 【表1】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― No X R12 Ar2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― A-1 S H H 4-MeO-Ph- A-2 S H -COMe 4-MeO-Ph- A-3 S H -COCH2OMe 4-MeO-Ph- A-4 S H -COCH2OCOMe 4-MeO-Ph- A-5 S H -COCH2NH2 4-MeO-Ph- A-6 S H -COCH2NHMe 4-MeO-Ph- A-7 S H -COCH2NMe2 4-MeO-Ph- A-8 S H -COCH2NHCOMe 4-MeO-Ph- A-9 S H H 6-MeO-Py-3- A-10 S H -COMe 6-MeO-Py-3- A-11 S H -COCH2OMe 6-MeO-Py-3- A-12 S H -COCH2OCOMe 6-MeO-Py-3- A-13 S H -COCH2NH2 6-MeO-Py-3- A-14 S H -COCH2NHMe 6-MeO-Py-3- A-15 S H -COCH2NMe2 6-MeO-Py-3- A-16 S H -COCH2NHCOMe 6-MeO-Py-3- ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【0045】 【化5】 【0046】 【表2】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― No R234 Ar2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― B-1 H H Me 4-MeO-Ph- B-2 -COMe H Me 4-MeO-Ph- B-3 -COCH2OMe H Me 4-MeO-Ph- B-4 -COCH2OCOMe H Me 4-MeO-Ph- B-5 -COCH2NH2 H Me 4-MeO-Ph- B-6 -COCH2NHMe H Me 4-MeO-Ph- B-7 -COCH2NMe2 H Me 4-MeO-Ph- B-8 -COCH2NHCOMe H Me 4-MeO-Ph- B-9 H H CF3 4-MeO-Ph- B-10 -COMe H CF3 4-MeO-Ph- B-11 -COCH2OMe H CF3 4-MeO-Ph- B-12 -COCH2OCOMe H CF3 4-MeO-Ph- B-13 -COCH2NH2 H CF3 4-MeO-Ph- B-14 -COCH2NHMe H CF3 4-MeO-Ph- B-15 -COCH2NMe2 H CF3 4-MeO-Ph- B-16 -COCH2NHCOMe H CF3 4-MeO-Ph- B-17 H Me Me 4-MeO-Ph- B-18 -COMe Me Me 4-MeO-Ph- B-19 -COCH2OMe Me Me 4-MeO-Ph- B-20 -COCH2OCOMe Me Me 4-MeO-Ph- B-21 -COCH2NH2 Me Me 4-MeO-Ph- B-22 -COCH2NHMe Me Me 4-MeO-Ph- B-23 -COCH2NMe2 Me Me 4-MeO-Ph- B-24 -COCH2NHCOMe Me Me 4-MeO-Ph- B-25 H Me CF3 4-MeO-Ph- B-26 -COMe Me CF3 4-MeO-Ph- B-27 -COCH2OMe Me CF3 4-MeO-Ph- B-28 -COCH2OCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- B-29 -COCH2NH2 Me CF3 4-MeO-Ph- B-30 -COCH2NHMe Me CF3 4-MeO-Ph- B-31 -COCH2NMe2 Me CF3 4-MeO-Ph- B-32 -COCH2NHCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- B-33 H Cl Me 4-MeO-Ph- B-34 -COMe Cl Me 4-MeO-Ph- B-35 -COCH2OMe Cl Me 4-MeO-Ph- B-36 -COCH2OCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- B-37 -COCH2NH2 Cl Me 4-MeO-Ph- B-38 -COCH2NHMe Cl Me 4-MeO-Ph- B-39 -COCH2NMe2 Cl Me 4-MeO-Ph- B-40 -COCH2NHCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- B-41 H Cl CF3 4-MeO-Ph- B-42 -COMe Cl CF3 4-MeO-Ph- B-43 -COCH2OMe Cl CF3 4-MeO-Ph- B-44 -COCH2OCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- B-45 -COCH2NH2 Cl CF3 4-MeO-Ph- B-46 -COCH2NHMe Cl CF3 4-MeO-Ph- B-47 -COCH2NMe2 Cl CF3 4-MeO-Ph- B-48 -COCH2NHCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- B-49 H H Me 6-MeO-Py-3- B-50 -COMe H Me 6-MeO-Py-3- B-51 -COCH2OMe H Me 6-MeO-Py-3- B-52 -COCH2OCOMe H Me 6-MeO-Py-3- B-53 -COCH2NH2 H Me 6-MeO-Py-3- B-54 -COCH2NHMe H Me 6-MeO-Py-3- B-55 -COCH2NMe2 H Me 6-MeO-Py-3- B-56 -COCH2NHCOMe H Me 6-MeO-Py-3- B-57 H H CF3 6-MeO-Py-3- B-58 -COMe H CF3 6-MeO-Py-3- B-59 -COCH2OMe H CF3 6-MeO-Py-3- B-60 -COCH2OCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- B-61 -COCH2NH2 H CF3 6-MeO-Py-3- B-62 -COCH2NHMe H CF3 6-MeO-Py-3- B-63 -COCH2NMe2 H CF3 6-MeO-Py-3- B-64 -COCH2NHCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- B-65 H Me Me 6-MeO-Py-3- B-66 -COMe Me Me 6-MeO-Py-3- B-67 -COCH2OMe Me Me 6-MeO-Py-3- B-68 -COCH2OCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- B-69 -COCH2NH2 Me Me 6-MeO-Py-3- B-70 -COCH2NHMe Me Me 6-MeO-Py-3- B-71 -COCH2NMe2 Me Me 6-MeO-Py-3- B-72 -COCH2NHCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- B-73 H Me CF3 6-MeO-Py-3- B-74 -COMe Me CF3 6-MeO-Py-3- B-75 -COCH2OMe Me CF3 6-MeO-Py-3- B-76 -COCH2OCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- B-77 -COCH2NH2 Me CF3 6-MeO-Py-3- B-78 -COCH2NHMe Me CF3 6-MeO-Py-3- B-79 -COCH2NMe2 Me CF3 6-MeO-Py-3- B-80 -COCH2NHCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- B-81 H Cl Me 6-MeO-Py-3- B-82 -COMe Cl Me 6-MeO-Py-3- B-83 -COCH2OMe Cl Me 6-MeO-Py-3- B-84 -COCH2OCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- B-85 -COCH2NH2 Cl Me 6-MeO-Py-3- B-86 -COCH2NHMe Cl Me 6-MeO-Py-3- B-87 -COCH2NMe2 Cl Me 6-MeO-Py-3- B-88 -COCH2NHCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- B-89 H Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-90 -COMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-91 -COCH2OMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-92 -COCH2OCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-93 -COCH2NH2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-94 -COCH2NHMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-95 -COCH2NMe2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- B-96 -COCH2NHCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【0047】 【化6】 【0048】 【表3】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― No R234 Ar2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― C-1 H H Me 4-MeO-Ph- C-2 -COMe H Me 4-MeO-Ph- C-3 -COCH2OMe H Me 4-MeO-Ph- C-4 -COCH2OCOMe H Me 4-MeO-Ph- C-5 -COCH2NH2 H Me 4-MeO-Ph- C-6 -COCH2NHMe H Me 4-MeO-Ph- C-7 -COCH2NMe2 H Me 4-MeO-Ph- C-8 -COCH2NHCOMe H Me 4-MeO-Ph- C-9 H H CF3 4-MeO-Ph- C-10 -COMe H CF3 4-MeO-Ph- C-11 -COCH2OMe H CF3 4-MeO-Ph- C-12 -COCH2OCOMe H CF3 4-MeO-Ph- C-13 -COCH2NH2 H CF3 4-MeO-Ph- C-14 -COCH2NHMe H CF3 4-MeO-Ph- C-15 -COCH2NMe2 H CF3 4-MeO-Ph- C-16 -COCH2NHCOMe H CF3 4-MeO-Ph- C-17 H Me Me 4-MeO-Ph- C-18 -COMe Me Me 4-MeO-Ph- C-19 -COCH2OMe Me Me 4-MeO-Ph- C-20 -COCH2OCOMe Me Me 4-MeO-Ph- C-21 -COCH2NH2 Me Me 4-MeO-Ph- C-22 -COCH2NHMe Me Me 4-MeO-Ph- C-23 -COCH2NMe2 Me Me 4-MeO-Ph- C-24 -COCH2NHCOMe Me Me 4-MeO-Ph- C-25 H Me CF3 4-MeO-Ph- C-26 -COMe Me CF3 4-MeO-Ph- C-27 -COCH2OMe Me CF3 4-MeO-Ph- C-28 -COCH2OCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- C-29 -COCH2NH2 Me CF3 4-MeO-Ph- C-30 -COCH2NHMe Me CF3 4-MeO-Ph- C-31 -COCH2NMe2 Me CF3 4-MeO-Ph- C-32 -COCH2NHCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- C-33 H Cl Me 4-MeO-Ph- C-34 -COMe Cl Me 4-MeO-Ph- C-35 -COCH2OMe Cl Me 4-MeO-Ph- C-36 -COCH2OCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- C-37 -COCH2NH2 Cl Me 4-MeO-Ph- C-38 -COCH2NHMe Cl Me 4-MeO-Ph- C-39 -COCH2NMe2 Cl Me 4-MeO-Ph- C-40 -COCH2NHCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- C-41 H Cl CF3 4-MeO-Ph- C-42 -COMe Cl CF3 4-MeO-Ph- C-43 -COCH2OMe Cl CF3 4-MeO-Ph- C-44 -COCH2OCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- C-45 -COCH2NH2 Cl CF3 4-MeO-Ph- C-46 -COCH2NHMe Cl CF3 4-MeO-Ph- C-47 -COCH2NMe2 Cl CF3 4-MeO-Ph- C-48 -COCH2NHCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- C-49 H H Me 6-MeO-Py-3- C-50 -COMe H Me 6-MeO-Py-3- C-51 -COCH2OMe H Me 6-MeO-Py-3- C-52 -COCH2OCOMe H Me 6-MeO-Py-3- C-53 -COCH2NH2 H Me 6-MeO-Py-3- C-54 -COCH2NHMe H Me 6-MeO-Py-3- C-55 -COCH2NMe2 H Me 6-MeO-Py-3- C-56 -COCH2NHCOMe H Me 6-MeO-Py-3- C-57 H H CF3 6-MeO-Py-3- C-58 -COMe H CF3 6-MeO-Py-3- C-59 -COCH2OMe H CF3 6-MeO-Py-3- C-60 -COCH2OCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- C-61 -COCH2NH2 H CF3 6-MeO-Py-3- C-62 -COCH2NHMe H CF3 6-MeO-Py-3- C-63 -COCH2NMe2 H CF3 6-MeO-Py-3- C-64 -COCH2NHCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- C-65 H Me Me 6-MeO-Py-3- C-66 -COMe Me Me 6-MeO-Py-3- C-67 -COCH2OMe Me Me 6-MeO-Py-3- C-68 -COCH2OCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- C-69 -COCH2NH2 Me Me 6-MeO-Py-3- C-70 -COCH2NHMe Me Me 6-MeO-Py-3- C-71 -COCH2NMe2 Me Me 6-MeO-Py-3- C-72 -COCH2NHCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- C-73 H Me CF3 6-MeO-Py-3- C-74 -COMe Me CF3 6-MeO-Py-3- C-75 -COCH2OMe Me CF3 6-MeO-Py-3- C-76 -COCH2OCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- C-77 -COCH2NH2 Me CF3 6-MeO-Py-3- C-78 -COCH2NHMe Me CF3 6-MeO-Py-3- C-79 -COCH2NMe2 Me CF3 6-MeO-Py-3- C-80 -COCH2NHCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- C-81 H Cl Me 6-MeO-Py-3- C-82 -COMe Cl Me 6-MeO-Py-3- C-83 -COCH2OMe Cl Me 6-MeO-Py-3- C-84 -COCH2OCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- C-85 -COCH2NH2 Cl Me 6-MeO-Py-3- C-86 -COCH2NHMe Cl Me 6-MeO-Py-3- C-87 -COCH2NMe2 Cl Me 6-MeO-Py-3- C-88 -COCH2NHCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- C-89 H Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-90 -COMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-91 -COCH2OMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-92 -COCH2OCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-93 -COCH2NH2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-94 -COCH2NHMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-95 -COCH2NMe2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- C-96 -COCH2NHCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【0049】 【化7】 【0050】 【表4】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― No R234 Ar2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― D-1 H H Me 4-MeO-Ph- D-2 -COMe H Me 4-MeO-Ph- D-3 -COCH2OMe H Me 4-MeO-Ph- D-4 -COCH2OCOMe H Me 4-MeO-Ph- D-5 -COCH2NH2 H Me 4-MeO-Ph- D-6 -COCH2NHMe H Me 4-MeO-Ph- D-7 -COCH2NMe2 H Me 4-MeO-Ph- D-8 -COCH2NHCOMe H Me 4-MeO-Ph- D-9 H H CF3 4-MeO-Ph- D-10 -COMe H CF3 4-MeO-Ph- D-11 -COCH2OMe H CF3 4-MeO-Ph- D-12 -COCH2OCOMe H CF3 4-MeO-Ph- D-13 -COCH2NH2 H CF3 4-MeO-Ph- D-14 -COCH2NHMe H CF3 4-MeO-Ph- D-15 -COCH2NMe2 H CF3 4-MeO-Ph- D-16 -COCH2NHCOMe H CF3 4-MeO-Ph- D-17 H Me Me 4-MeO-Ph- D-18 -COMe Me Me 4-MeO-Ph- D-19 -COCH2OMe Me Me 4-MeO-Ph- D-20 -COCH2OCOMe Me Me 4-MeO-Ph- D-21 -COCH2NH2 Me Me 4-MeO-Ph- D-22 -COCH2NHMe Me Me 4-MeO-Ph- D-23 -COCH2NMe2 Me Me 4-MeO-Ph- D-24 -COCH2NHCOMe Me Me 4-MeO-Ph- D-25 H Me CF3 4-MeO-Ph- D-26 -COMe Me CF3 4-MeO-Ph- D-27 -COCH2OMe Me CF3 4-MeO-Ph- D-28 -COCH2OCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- D-29 -COCH2NH2 Me CF3 4-MeO-Ph- D-30 -COCH2NHMe Me CF3 4-MeO-Ph- D-31 -COCH2NMe2 Me CF3 4-MeO-Ph- D-32 -COCH2NHCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- D-33 H Cl Me 4-MeO-Ph- D-34 -COMe Cl Me 4-MeO-Ph- D-35 -COCH2OMe Cl Me 4-MeO-Ph- D-36 -COCH2OCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- D-37 -COCH2NH2 Cl Me 4-MeO-Ph- D-38 -COCH2NHMe Cl Me 4-MeO-Ph- D-39 -COCH2NMe2 Cl Me 4-MeO-Ph- D-40 -COCH2NHCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- D-41 H Cl CF3 4-MeO-Ph- D-42 -COMe Cl CF3 4-MeO-Ph- D-43 -COCH2OMe Cl CF3 4-MeO-Ph- D-44 -COCH2OCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- D-45 -COCH2NH2 Cl CF3 4-MeO-Ph- D-46 -COCH2NHMe Cl CF3 4-MeO-Ph- D-47 -COCH2NMe2 Cl CF3 4-MeO-Ph- D-48 -COCH2NHCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- D-49 H H Me 6-MeO-Py-3- D-50 -COMe H Me 6-MeO-Py-3- D-51 -COCH2OMe H Me 6-MeO-Py-3- D-52 -COCH2OCOMe H Me 6-MeO-Py-3- D-53 -COCH2NH2 H Me 6-MeO-Py-3- D-54 -COCH2NHMe H Me 6-MeO-Py-3- D-55 -COCH2NMe2 H Me 6-MeO-Py-3- D-56 -COCH2NHCOMe H Me 6-MeO-Py-3- D-57 H H CF3 6-MeO-Py-3- D-58 -COMe H CF3 6-MeO-Py-3- D-59 -COCH2OMe H CF3 6-MeO-Py-3- D-60 -COCH2OCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- D-61 -COCH2NH2 H CF3 6-MeO-Py-3- D-62 -COCH2NHMe H CF3 6-MeO-Py-3- D-63 -COCH2NMe2 H CF3 6-MeO-Py-3- D-64 -COCH2NHCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- D-65 H Me Me 6-MeO-Py-3- D-66 -COMe Me Me 6-MeO-Py-3- D-67 -COCH2OMe Me Me 6-MeO-Py-3- D-68 -COCH2OCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- D-69 -COCH2NH2 Me Me 6-MeO-Py-3- D-70 -COCH2NHMe Me Me 6-MeO-Py-3- D-71 -COCH2NMe2 Me Me 6-MeO-Py-3- D-72 -COCH2NHCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- D-73 H Me CF3 6-MeO-Py-3- D-74 -COMe Me CF3 6-MeO-Py-3- D-75 -COCH2OMe Me CF3 6-MeO-Py-3- D-76 -COCH2OCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- D-77 -COCH2NH2 Me CF3 6-MeO-Py-3- D-78 -COCH2NHMe Me CF3 6-MeO-Py-3- D-79 -COCH2NMe2 Me CF3 6-MeO-Py-3- D-80 -COCH2NHCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- D-81 H Cl Me 6-MeO-Py-3- D-82 -COMe Cl Me 6-MeO-Py-3- D-83 -COCH2OMe Cl Me 6-MeO-Py-3- D-84 -COCH2OCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- D-85 -COCH2NH2 Cl Me 6-MeO-Py-3- D-86 -COCH2NHMe Cl Me 6-MeO-Py-3- D-87 -COCH2NMe2 Cl Me 6-MeO-Py-3- D-88 -COCH2NHCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- D-89 H Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-90 -COMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-91 -COCH2OMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-92 -COCH2OCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-93 -COCH2NH2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-94 -COCH2NHMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-95 -COCH2NMe2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- D-96 -COCH2NHCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【0051】 【化8】 【0052】 【表5】 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― No R234 Ar2 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― E-1 H H Me 4-MeO-Ph- E-2 -COMe H Me 4-MeO-Ph- E-3 -COCH2OMe H Me 4-MeO-Ph- E-4 -COCH2OCOMe H Me 4-MeO-Ph- E-5 -COCH2NH2 H Me 4-MeO-Ph- E-6 -COCH2NHMe H Me 4-MeO-Ph- E-7 -COCH2NMe2 H Me 4-MeO-Ph- E-8 -COCH2NHCOMe H Me 4-MeO-Ph- E-9 H H CF3 4-MeO-Ph- E-10 -COMe H CF3 4-MeO-Ph- E-11 -COCH2OMe H CF3 4-MeO-Ph- E-12 -COCH2OCOMe H CF3 4-MeO-Ph- E-13 -COCH2NH2 H CF3 4-MeO-Ph- E-14 -COCH2NHMe H CF3 4-MeO-Ph- E-15 -COCH2NMe2 H CF3 4-MeO-Ph- E-16 -COCH2NHCOMe H CF3 4-MeO-Ph- E-17 H Me Me 4-MeO-Ph- E-18 -COMe Me Me 4-MeO-Ph- E-19 -COCH2OMe Me Me 4-MeO-Ph- E-20 -COCH2OCOMe Me Me 4-MeO-Ph- E-21 -COCH2NH2 Me Me 4-MeO-Ph- E-22 -COCH2NHMe Me Me 4-MeO-Ph- E-23 -COCH2NMe2 Me Me 4-MeO-Ph- E-24 -COCH2NHCOMe Me Me 4-MeO-Ph- E-25 H Me CF3 4-MeO-Ph- E-26 -COMe Me CF3 4-MeO-Ph- E-27 -COCH2OMe Me CF3 4-MeO-Ph- E-28 -COCH2OCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- E-29 -COCH2NH2 Me CF3 4-MeO-Ph- E-30 -COCH2NHMe Me CF3 4-MeO-Ph- E-31 -COCH2NMe2 Me CF3 4-MeO-Ph- E-32 -COCH2NHCOMe Me CF3 4-MeO-Ph- E-33 H Cl Me 4-MeO-Ph- E-34 -COMe Cl Me 4-MeO-Ph- E-35 -COCH2OMe Cl Me 4-MeO-Ph- E-36 -COCH2OCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- E-37 -COCH2NH2 Cl Me 4-MeO-Ph- E-38 -COCH2NHMe Cl Me 4-MeO-Ph- E-39 -COCH2NMe2 Cl Me 4-MeO-Ph- E-40 -COCH2NHCOMe Cl Me 4-MeO-Ph- E-41 H Cl CF3 4-MeO-Ph- E-42 -COMe Cl CF3 4-MeO-Ph- E-43 -COCH2OMe Cl CF3 4-MeO-Ph- E-44 -COCH2OCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- E-45 -COCH2NH2 Cl CF3 4-MeO-Ph- E-46 -COCH2NHMe Cl CF3 4-MeO-Ph- E-47 -COCH2NMe2 Cl CF3 4-MeO-Ph- E-48 -COCH2NHCOMe Cl CF3 4-MeO-Ph- E-49 H H Me 6-MeO-Py-3- E-50 -COMe H Me 6-MeO-Py-3- E-51 -COCH2OMe H Me 6-MeO-Py-3- E-52 -COCH2OCOMe H Me 6-MeO-Py-3- E-53 -COCH2NH2 H Me 6-MeO-Py-3- E-54 -COCH2NHMe H Me 6-MeO-Py-3- E-55 -COCH2NMe2 H Me 6-MeO-Py-3- E-56 -COCH2NHCOMe H Me 6-MeO-Py-3- E-57 H H CF3 6-MeO-Py-3- E-58 -COMe H CF3 6-MeO-Py-3- E-59 -COCH2OMe H CF3 6-MeO-Py-3- E-60 -COCH2OCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- E-61 -COCH2NH2 H CF3 6-MeO-Py-3- E-62 -COCH2NHMe H CF3 6-MeO-Py-3- E-63 -COCH2NMe2 H CF3 6-MeO-Py-3- E-64 -COCH2NHCOMe H CF3 6-MeO-Py-3- E-65 H Me Me 6-MeO-Py-3- E-66 -COMe Me Me 6-MeO-Py-3- E-67 -COCH2OMe Me Me 6-MeO-Py-3- E-68 -COCH2OCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- E-69 -COCH2NH2 Me Me 6-MeO-Py-3- E-70 -COCH2NHMe Me Me 6-MeO-Py-3- E-71 -COCH2NMe2 Me Me 6-MeO-Py-3- E-72 -COCH2NHCOMe Me Me 6-MeO-Py-3- E-73 H Me CF3 6-MeO-Py-3- E-74 -COMe Me CF3 6-MeO-Py-3- E-75 -COCH2OMe Me CF3 6-MeO-Py-3- E-76 -COCH2OCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- E-77 -COCH2NH2 Me CF3 6-MeO-Py-3- E-78 -COCH2NHMe Me CF3 6-MeO-Py-3- E-79 -COCH2NMe2 Me CF3 6-MeO-Py-3- E-80 -COCH2NHCOMe Me CF3 6-MeO-Py-3- E-81 H Cl Me 6-MeO-Py-3- E-82 -COMe Cl Me 6-MeO-Py-3- E-83 -COCH2OMe Cl Me 6-MeO-Py-3- E-84 -COCH2OCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- E-85 -COCH2NH2 Cl Me 6-MeO-Py-3- E-86 -COCH2NHMe Cl Me 6-MeO-Py-3- E-87 -COCH2NMe2 Cl Me 6-MeO-Py-3- E-88 -COCH2NHCOMe Cl Me 6-MeO-Py-3- E-89 H Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-90 -COMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-91 -COCH2OMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-92 -COCH2OCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-93 -COCH2NH2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-94 -COCH2NHMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-95 -COCH2NMe2 Cl CF3 6-MeO-Py-3- E-96 -COCH2NHCOMe Cl CF3 6-MeO-Py-3- ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【0053】 【発明の実施の形態】本発明の化合物(I)は、以下の
A法により製造することができる。以下において、Ar
1、Ar2、R1及びXは前述と同意義であり、R3は、C
1−6アルキル基(アミノ基又はC1−6アルカノイル
オキシ基で置換されていてもよい)を示し、Halはハ
ロゲン原子を示し、Lは水酸基又は脱離基を示す。[A
法] 【0054】 【化9】 【0055】(第A1工程)本工程は、化合物(1)と
化合物(2)を反応させ、本発明の化合物(I)のうち
2が水素原子である化合物(Ia)を製造する方法で
ある。 【0056】使用される溶媒としては、例えば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;蟻
酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、炭
酸ジエチルのようなエステル類;メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、t‐ブタノール、ジエチレング
リコール、グリセリン、オクタノール、シクロヘキサノ
ールのようなアルコール類;アセトン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘ
キサノンのようなケトン類;ニトロエタン、ニトロベン
ゼンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル、イソブ
チロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミド、N,
N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトア
ミド、N−メチル−2‐ピロリドン、N−メチルピロリ
ジノン、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミ
ド類;ジメチルスルホキシド、スルホランのようなスル
ホキシド類を挙げることができ、好適には、アルコール
類であり、特に好適には、エタノールである。 【0057】反応温度は、使用される原料化合物、溶媒
により異なるが、通常、0℃から100℃であり、好適
には、20℃乃至80℃である。 【0058】反応時間は、使用される原料化合物、溶
媒、反応温度により異なるが、通常、30分ないし36
時間であり、好適には1時間ないし12時間である。 【0059】反応終了後、本反応の目的化合物(Ia)
は、例えば、反応混合物を濃縮し、水と酢酸エチルのよ
うな混和しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を
含む有機層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥
後、溶剤を留去するか、又は、副生物のハロゲン化水素
酸をアミノ化レジンに吸着し、残査を減圧濃縮すること
で得られる。 【0060】得られた化合物は、必要ならば、常法、例
えば、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。 (第A2工程)本工程は、化合物(Ia)のアミノ基に
アシル置換基を導入して化合物(Ib)を製造する工程
である。 <Lが水酸基の場合>本工程は、不活性溶剤中、塩基及
び縮合剤の存在化、化合物(Ia)と化合物(3)を反
応させることにより達成される。 【0061】使用される溶媒としては、例えば、ジエチ
ルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリ
コールジメチルエーテルのようなエーテル類;アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノンのようなケトン類;ニトロエタン、ニト
ロベンゼンのようなニトロ化合物類;アセトニトリル、
イソブチロニトリルのようなニトリル類;ホルムアミ
ド、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチル
アセトアミド、N‐メチル−2‐ピロリドン、n−メチ
ルピロリジノン、ヘキサメチルホスホロトリアミドのよ
うなアミド類;ジメチルスルホキしド、スルホランのよ
うなスルホキシド類;N−メチルモルホリン、トリエチ
ルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミノピリジン、4−(N,N‐ジ
メチルアミノ)ピリジン、2,6−ジ(t−ブチル)−
4−メチルピリジン、キノリン、N,N−ジメチルアニ
リン、N,N−ジエチルアニリンのような有機溶媒を挙
げることができる。 【0062】使用される塩基としては、通常の反応にお
いて塩基として使用されるものであれば特に限定はない
が、好適には、N−メチルモルホリン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、
ジシクロへキシルアミン、N−メチルピペリジン、ピリ
ジン、4−ピロリジノピリジン、4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジン、2、6−ジ(t−ブチル)−4−
メチルピリジン、キノリン、N、N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリンのような有機塩基類をあ
げることができ、好適には、N、N−ジメチルアニリン
である。 【0063】使用される縮合剤としては、例えば(i)
ジエチルホスホリルシアニド、ジフェニルホスホリルア
ジド、シアノ燐酸ジエチルのような燐酸エステル類と上
記塩基の組合せ;(ii)1,3−ジシクロヘキシルカル
ボジイミド、1,3−ジイソプロピルカルボジイミド、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド等のカルボジイミド類;前記カルボジイミド
類と下記塩基の組合せ;前記カルボジイミド類とN−ヒ
ドロキシスクシンイミド、1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾール、N−ヒドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシイミドのようなN−ヒドロキシ類の組合
せ;(iii)2,2’−ジピリジル ジサルファイド、
2,2’−ジベンゾチアゾリル ジサルファイドのよう
なジサルファイド類とトリフェニルホスフィン、トリブ
チルホスフィンのようなホスフィン類の組合せ;(iv)
N,N’−ジスクシンイミジルカ−ボネート、ジ−2−
ピリジル カーボネート、S、S’−ビス(1−フェニ
ル−1H−テトラゾール−5−イル)ジチオカーボネー
トのようなカーボネート類;(v)N,N’−ビス(2
−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィニッククロ
ライドのようなホスフィニッククロライド類;(vi)
N,N’−ジスクシンイミジルオキザレート、N,N’
−ジフタルイミドオキザレート、N,N’−ビス(5−
ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミジル)オキザ
レート、1,1’−ビス(ベンゾトリアゾリル)オキザ
レート、1,1’−ビス(6−クロロベンゾトリアゾリ
ル)オキザレート、1,1’−ビス(6−トリフルオロ
メチルベンゾトリアゾリル)オキザレートのようなオキ
ザレート類;(vii)前記ホスフィン類とアゾジカルボ
ン酸ジエチル、1,1’−(アゾジカルボニル)ジピペ
リジンのようなアゾジカルボン酸エステル又はアゾジカ
ルボキシアミド類の組合せ;前記ホスフィン類と上記塩
基の組合せ;(viii)N−エチル−5−フェニルイソオ
キサゾリウム−3’−スルホナートのようなN−低級ア
ルキル−5−アリールイソオキサゾリウム−3’−スル
ホナート類;(ix)ジ−2−ピリジルジセレニドのよう
なジヘテロアリールジセレニド類;(x)p−ニトロベ
ンゼンスルホニルトリアゾリドのようなアリールスルホ
ニルトリアゾリド類;(xi)2−クロル−1−メチルピ
リジニウム ヨーダイドのような2−ハロ−1−低級ア
ルキルピリジニウム ハライド類;(xii)1,1’−
オキザリルジイミダゾール、N,N’−カルボニルジイ
ミダゾールのようなイミダゾール類;(xiii)3−エチ
ル−2−クロロ−ベンゾチアゾリウム フルオロボレー
トのような3−低級アルキル−2−ハロゲン−ベンゾチ
アゾリウム フルオロボレート類;(xiv)3−メチル
−ベンゾチアゾール−2−セロンのような3−低級アル
キル−ベンゾチアゾール−2−セロン類;(xv)O−
(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,
N’,N’−テトラメチルオニウム ヘキサフルオロホ
スフェート(HATU)、フェニルジクロロホスフェー
ト、ポリホスフェートエステルのようなホスフェート
類;(xvi)クロロスルホニルイソシアネートのような
ハロゲノスルホニルイソシアネート類;(xvii)トリメ
チルシリルクロリド、トリエチルシリルクロリドのよう
なハロゲノシラン類;(xviii)メタンスルホニルクロ
リドのような低級アルカンスルホニルハライドと上記塩
基の組合せ;(xix)N,N,N’,N’−テトラメチ
ルクロロホルマミジウムクロリドのようなN,N,
N’,N’−テトラ低級アルキルハロゲノホルマミジウ
ムクロリド類を挙げることができるが、好適には、ホス
フェート類であり、特に好適にはO−(7−アザベンゾ
トリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テト
ラメチルオニウム ヘキサフルオロホスフェート(HA
TU)である。 【0064】反応温度は、原料化合物、反応試薬によっ
て異なるが、−20℃乃至80℃で行なわれ、好適に
は、室温乃至70℃である。 【0065】反応時間は、反応温度、原料化合物、反応
試薬又は使用される溶媒の種類によって異なるが、通
常、10分間乃至3日間で、好適には、15乃至40時
間である。 【0066】反応終了後、本反応の目的化合物は、例え
ば、反応混合物を濃縮し、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機
層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を
留去することで得られる。 【0067】得られた化合物は、必要ならば、常法、例
えば、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。 <Lが脱離基の場合>本工程は、不活性溶剤中、塩基の
存在下、化合物(Ia)と化合物(3)を反応させるこ
とにより達成される。 【0068】使用される溶剤としては、例えば、ヘキサ
ン、ヘプタンのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、ト
ルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;メチレン
クロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲ
ン化炭化水素類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテルのようなエーテル類;アセ
トニトリル、イソブチロニトリルのようなニトリル類;
ホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリド
ン、N−メチルピロリジノン、ヘキサメチルホスホロト
リアミドのようなアミド類;N−メチルモルホリン、ト
リエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、ジシクロヘキシルア
ミン、N−メチルピペリジン、ピリジン、4−ピロリジ
ノピリジン、ピコリン、4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ピリジン、2,6−ジ(t−ブチル)−4−メチル
ピリジン、キノリン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリンのような有機塩基類を挙げること
ができ、好適にはエーテル類である。 【0069】使用される塩基としては、例えば、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウムのようなアルカ
リ金属炭酸塩類;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素リチウムのようなアルカリ金属炭酸水素塩
類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウムメトキシド、カリウムエトキシド、カリウムt−
ブトキシド、リチウムメトキシドのようなアルカリ金属
アルコキシド類;N−メチルモルホリン、トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、N−メチルピペリジン、
ピリジン、4−ピロリジノピリジン、ピコリン、4−
(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、2,6−ジ(te
rt−ブチル)−4−メチルピリジン、キノリン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリンのよう
な有機塩基類を挙げることができ、好適には、有機塩基
類であり、特に好適にはジメチルアニリンである。 【0070】溶媒として当該有機塩基類が用いられてい
る場合には、追加して塩基を使用しなくとも良い。 【0071】反応温度は、原料化合物、反応試薬によっ
て異なるが、−20℃乃至100℃で行なわれ、好適に
は、室温乃至70℃である。 【0072】反応時間は、反応温度、原料化合物、反応
試薬又は使用される溶媒の種類によって異なるが、通
常、10分間乃至3日間で、好適には、15時間乃至4
0時間である。 【0073】反応終了後、本反応の目的化合物は、例え
ば、反応混合物を濃縮し、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機
層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を
留去することで得られる。 【0074】得られた化合物は、必要ならば、常法、例
えば、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。 [B法]B法は、A法第1工程における原料化合物
(1)のうち、R1が水素原子である化合物(1a)を
製造する方法である。 【0075】 【化10】 【0076】(第B1工程)本工程は、不活性溶剤中、
酸又は塩基の存在下、化合物(4)にハロゲン化試薬を
反応させ、化合物(1a)を製造する工程である。 <酸の存在下に行う場合>使用される溶剤としては、例
えば、水;ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エー
テルのような脂肪族炭化水素類;ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類;メチレンクロリ
ド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン、クロ
ロベンゼン、ジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化
水素類;蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸
ブチル、炭酸ジエチルのようなエステル類;ジエチルエ
−テル、ジイソプロピルエ−テル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメトキシエタン、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルのようなエ−テル類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノンのようなケトン類をあげること
ができるが、好適には、水である。 【0077】使用される酸としては、例えば、塩酸、臭
化水素酸、硫酸、過塩素酸、燐酸のような無機酸又は酢
酸、蟻酸、蓚酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸、カンファースルホン酸、トリフルオロ酢酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸のような有機酸等を挙げる
ことができ、好適には、無機酸である。 【0078】使用されるハロゲン化試薬としては、例え
ば、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン分子;チオニ
ルクロリド、チオニルブロミド、チオニルアイオダイド
のようなチオニルハライド類;スルフリルクロリド、ス
ルフリルブロミド、スルフリルアイオダイドのようなス
ルフリルハライド類;N-ブロモスクシニルイミド、N-
クロロスクシニルイミド等のN-ハロゲン化イミド類を
挙げることができ、好適には、ハロゲン分子である。 【0079】反応温度は、使用される原料化合物、溶
媒、酸触媒により異なるが、通常、0℃から100℃で
あり、好適には、50℃乃至80℃である。 【0080】反応時間は、使用される原料化合物、溶
媒、酸触媒、反応温度により異なるが、通常、5分乃至
8時間であり、好適には、10分乃至3時間である。 【0081】反応終了後、本反応の目的化合物は、例え
ば、反応混合物を濃縮し、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機
層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を
留去することで得られる。 【0082】得られた化合物は、必要ならば、常法、例
えば、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。 <塩基の存在下に行う場合>塩基の存在下に行う場合に
は、(a)エノール化工程及び(b)ハロゲン化工程で
行う。 (a)エノール化工程 使用される溶剤としては、例えば、ヘキサン、ヘプタ
ン、リグロイン、石油エーテルのような脂肪族炭化水素
類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類;ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、
ジエチレングリコールジメチルエーテルのようなエ−テ
ル類を挙げることができ、好適にはエーテル類である。 【0083】使用される塩基としては、例えば、水素化
リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムのような
アルカリ金属水素化物類;水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化バリウム、水酸化リチウムのようなアル
カリ金属水酸化物類;ナトリウムメトキシド、ナトリウ
ムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド、リチウムメトキシドのよ
うなアルカリ金属アルコキシド類;ブチルリチウム、リ
チウムジイソプロピルアミド、リチウムビス(トリメチ
ルシリル)アミドのような有機金属塩基類を挙げること
ができ、好適には有機金属塩基類である。 【0084】反応温度は、使用される原料化合物、溶
媒、塩基触媒により異なるが、通常、−100℃から0
℃であり、好適には、−80℃乃至−20℃である。 【0085】反応時間は、使用される原料化合物、溶
媒、塩基触媒、反応温度により異なるが、通常、1分乃
至5時間であり、好適には、1乃至3時間である。 【0086】反応終了後、エノール体は、溶液のままハ
ロゲン化に用いられるか、所望に応じて、トリメチルシ
リルクロライドのようなシリル化試薬でシリル化され、
飽和アンモニウムクロライドのような塩基で中和後、水
と酢酸エチルのような混和しない有機溶媒を加え、水洗
後、目的化合物を含む有機層を分離し、無水硫酸マグネ
シウム等で乾燥後、溶剤を留去することで得られる。 (b)ハロゲン化 使用される溶剤としては、エノール体を溶液のまま用い
る場合には、エノール化の際に用いた溶媒をそのまま用
い、シリル化した場合には、例えば、ヘキサン、ヘプタ
ン、リグロイン、石油エーテルのような脂肪族炭化水素
類;ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化
水素類;ジエチルエ−テル、ジイソプロピルエ−テル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン、
ジエチレングリコールジメチルエーテルのようなエ−テ
ル類を挙げることができ、好適にはエーテル類である。 【0087】ハロゲン化試薬としては、例えば、塩素、
臭素、ヨウ素のようなハロゲン分子;チオニルクロリ
ド、チオニルブロミド、チオニルアイオダイドのような
チオニルハライド類;スルフリルクロリド、スルフリル
ブロミド、スルフリルアイオダイドのようなスルフリル
ハライド類;N-ブロモスクシニルイミド、N-クロロス
クシニルイミド等のN-ハロゲン化イミド類を挙げるこ
とができ、好適には、N-ブロモスクシニルイミドであ
る。 【0088】反応温度は、使用される原料化合物、溶
媒、塩基触媒により異なるが、通常、−20℃から50
℃であり、好適には、0℃乃至室温である。 【0089】反応時間は、使用される原料化合物、溶
媒、塩基触媒、反応温度により異なるが、通常、30分
乃至36時間であり、好適には、1時間乃至12時間で
ある。 【0090】反応終了後、本反応の目的化合物は、例え
ば、反応混合物を濃縮し、水と酢酸エチルのような混和
しない有機溶媒を加え、水洗後、目的化合物を含む有機
層を分離し、無水硫酸マグネシウム等で乾燥後、溶剤を
留去することで得られる。 【0091】得られた化合物は、必要ならば、常法、例
えば、再結晶、シリカゲルカラムクロマトグラフィー等
によって更に精製できる。 【0092】なお、上記の各方法は、使用する化合物の
置換基をその種類に応じて適宜保護して反応を行い、反
応後に該保護基を脱保護により取り除く工程を含んでい
てもよい。置換基の保護及び保護基の脱保護は、例え
ば、プロテクティブグループスインオーガニックシンセ
シス第3版(Protekutive Groups in Organic Synthesi
s third edition : 1999, Wiley-Interscience社発行)
記載の方法により行うことができる。 【0093】本発明の化合物(1)の投与形態として
は、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくは
シロップ剤等による経口投与又は注射剤若しくは坐剤等
による非経口投与を挙げることができ、これらの製剤
は、賦形剤(例えば、乳糖、白糖、葡萄糖、マンニトー
ル、ソルビトールのような糖誘導体;トウモロコシデン
プン、バレイショデンプン、α澱粉、デキストリンのよ
うな澱粉誘導体;結晶セルロースのようなセルロース誘
導体;アラビアゴム;デキストラン;プルランのような
有機系賦形剤:及び、軽質無水珪酸、合成珪酸アルミニ
ウム、珪酸カルシウム、メタ珪酸アルミン酸マグネシウ
ムのような珪酸塩誘導体;燐酸水素カルシウムのような
燐酸塩;炭酸カルシウムのような炭酸塩;硫酸カルシウ
ムのような硫酸塩等の無機系賦形剤を挙げることができ
る。)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウムのようなステア
リン酸金属塩;タルク;コロイドシリカ;ビーガム、ゲ
イ蝋のようなワックス類;硼酸;アジピン酸;硫酸ナト
リウムのような硫酸塩;グリコール;フマル酸;安息香
酸ナトリウム;DLロイシン;脂肪酸ナトリウム塩;ラ
ウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸マグネシウムのよ
うなラウリル硫酸塩;無水珪酸、珪酸水和物のような珪
酸類;及び、上記澱粉誘導体を挙げることができ
る。)、結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリビニル
ピロリドン、マクロゴール、及び、前記賦形剤と同様の
化合物を挙げることができる。)、崩壊剤(例えば、低
置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、内部架橋カルボキシメチルセルロースナトリウムの
ようなセルロース誘導体;カルボキシメチルスターチ、
カルボキシメチルスターチナトリウム、架橋ポリビニル
ピロリドンのような化学修飾されたデンプン・セルロー
ス類を挙げることができる。) 、安定剤(メチルパラベン、プロピルパラベンのような
パラオキシ安息香酸エステル類;クロロブタノール、ベ
ンジルアルコール、フェニルエチルアルコールのような
アルコール類;塩化ベンザルコニウム;フェノール、ク
レゾールのようなフェノール類;チメロサール;デヒド
ロ酢酸;及び、ソルビン酸を挙げることができる。)、
矯味矯臭剤(例えば、通常使用される、甘味料、酸味
料、香料等を挙げることができる。)、希釈剤等の添加
剤を用いて周知の方法で製造される。 【0094】その使用量は症状、年齢、投与方法等によ
り異なるが、例えば、経口投与の場合には、1回当り、
下限として、0.01mg/kg体重(好ましくは、
0.1mg/kg体重)、上限として、100mg/k
g体重(好ましくは、10mg/kg体重)を、静脈内
投与の場合には、1回当り、下限として、0.001m
g/kg体重(好ましくは、0.01mg/kg体
重)、上限として、10mg/kg体重(好ましくは、
1mg/kg体重)を1日当り1乃至数回症状に応じて
投与することが望ましい。 【0095】 【実施例】以下に、実施例において各種分析データを測
定した装置及び液体クロマトグラフィーの測定条件を記
す。 (液体クロマトグラフィーおよび質量分析の測定条件)
液体クロマトグラフ−質量分析の測定装置はHP−11
00 LC/MSD(ヒーウレットパッカード社製)を
使用した。順層系(N)の測定条件を記す。カラムはワ
コーシル 5CN 4.0mm×150mm(和光純薬
社製)を使用した。分析条件はカラム温度25℃、移動
層としてヘキサンとイソプロパノール(含0.5%酢
酸)を使用した。流速は1.5ml/minでイソプロ
パノール(含5%酢酸)は5%から90%まで10分間
の直線グラジェントとした。質量分析装置では大気圧化
学イオン化法(以下APCI)を使用した。逆層系
(R)の測定条件を記す。カラムはCD−C18(イン
タクト社製)を使用した。分析条件はカラム温度40
℃、移動層としてアセトニトリルと水(含0.01%ト
リフルオロ酢酸)を使用した。流速は1.5ml/mi
nでアセトニトリルは8%から99%まで10分間の直
線グラジェントとした。質量分析装置ではAPCIを使
用した。なお本文中で順層系は(N)逆層系は(R)と
記載した。その他のマススペクトルとしてFABマスス
ペクトルとEIマススペクトルはJEOL JMS‐D
300 測定装置にて測定した。 (核磁気共鳴スペクトル(以下、1H-NMR)の測定装置)
1H-NMRデータはJEOLJNM‐GX 270 FT−
NMRもしくはVarian Mercury 400
測定装置にて測定した。テトラメチルシランを基準物質
としてケミカルシフト値をδppmにて記載した。分裂
パターンは一重線はs、二重線はd、三重線はt、四重
線はq、そして七重線はsepで記載した。 【0096】(実施例1) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(4-メトキシフェニル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4'-メトキシ
フェナシル ブロマイドを使用し、実施例7と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 313(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5min. 【0097】(実施例2) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(4-ニトロフェニル)-1,3
-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-4'-
ニトロアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 328(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.9min. 【0098】(実施例3) N-[4-(2,4-ジフルオロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2,4-ジフル
オロフェナシル クロライドを使用し、実施例7と同様
に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 319(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.8min. 【0099】(実施例4) N-[4-(2,5-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-2',
5'-ジメトキシアセトフェノンを使用し、実施例7と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 343(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0100】(実施例5) 4-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チアゾール-4-イル]-
1,2-ベンゼンジオール (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-クロロ-3',
4'-ジヒドロキシアセトフェノンを使用し、実施例7と
同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 315(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.9min. 【0101】(実施例6) N-[4-(4-ブロモフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-
(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2,4'-ジブロ
モアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 361, 363(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0102】(実施例7) N-[4-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレア15mg(8
2.3マイクロモル)と2-ブロモ-2',4'-ジメトキシア
セトフェノン21mg(82.3マイクロモル)をエタ
ノール1mlに溶解し70℃で10時間攪拌した。反応
液にメタノール1mlを加えトリス‐(2‐アミノエチ
ル)‐アミン ポリスチレン HL レジン50mg
(122マイクロモル、2.43ミリモル/g)を加
え、室温で3分間撹拌した。反応液をろ過し、ろ液を減
圧濃縮した。得られた結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−
酢酸エチルで洗浄し、表記化合物26mg(95%)を得
た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.10 (brs, 1H), 7.97 (d, 1H,
J=8.6Hz), 7.59 (d, 2H,J=8.9Hz), 7.14 (s, 1H), 6.95
(d, 2H, J=8.9Hz), 6.66 (s, 1H), 6.64 (d, 1H, J=8.
6Hz), 3.90 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 3.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 343(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0min. 【0103】(実施例8) N-[4-(1-ベンゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3-クロロアセ
チルベンゾ[b]チオフェンを使用し、実施例7と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 339(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0104】(実施例9) N-[4-(1-アダマンチル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-
メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと1-アダマンチ
ル ブロモエチルケトンを使用し、実施例7と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 341(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 1.7min. 【0105】(実施例10) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-ニトロフェニル)-1,3
-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-2'-
ニトロアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 328(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.9min. 【0106】(実施例11) N-[4-(2,4-ジクロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]
-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2,2',4'-トリ
クロロアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 351(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.4min. 【0107】(実施例12) 4-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チアゾール-4-イル]ベ
ンゾニトリル (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-シアノフェ
ナシル ブロマイドを使用し、実施例7と同様に反応を
行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 308(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.9min. 【0108】(実施例13) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-[4-(1-ピロリジニル)フ
ェニル]-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアとアルファ-ブ
ロモ-4-(1-ピロリジノ)アセトフェノンを使用し、実施
例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 352(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0109】(実施例14) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(1,1,2,2,2-ペンタフル
オロエチル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと1-ブロモ-1,
1,2,2,2-ペンタフルオロ2-ブタノンを使用し、実施例7
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 325(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.6min. 【0110】(実施例15) メチル [2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チアゾール-4-イ
ル]アセテート (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-クロロアセ
ト酢酸メチルを使用し、実施例7と同様に反応を行い、
表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 279(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9min. 【0111】(実施例16) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-ナフチル)-1,3-チア
ゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモアセ
チルナフタレンを使用し、実施例7と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 333(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0112】(実施例17) N-[4-(3,4-ジフルオロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3,4-ジフルオ
ロフェナシル ブロマイドを使用し、実施例7と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 319(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0113】(実施例18) N-[4-(4-クロロ-3-ニトロフェニル)-1,3-チアゾール-2-
イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-クロロ-3-
ニトロフェナシル ブロマイドを使用し、実施例7と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 362(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0min. 【0114】(実施例19) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(4-ペンチルフェニル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-n-ペンチル
フェナシルブロマイドを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 353(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.4min. 【0115】(実施例20) N-[4-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-1,
3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3,4-(エチレ
ンジオキシ)フェナシルブロマイドを使用し、実施例7
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 341(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.3min. 【0116】(実施例21) N-[4-(3,4-ジヒドロ-2H-1,5-ベンゾジオキセピン-7-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)
アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3,4-(トリメ
チルエチレンジオキシ)フェナシル ブロマイドを使用
し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 355(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.2min. 【0117】(実施例22) N-[4-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-1,3-チ
アゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3,5-ビス(ト
リフルオロメチル)フェナシルブロマイドを使用し、実
施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ 8.27 (s, 2H), 7.79 (s, 1H), 7.31
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.10(brs, 1H), 6.94 (d, 2H, J=8.
9Hz), 6.94 (s, 1H), 3.84 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 419(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1min. 【0118】(実施例23) N-[4-[3-(2,4-ジクロロフェニル)-5-イソキサゾリル]-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと5-(ブロモア
セチル)-3-(2,4-ジクロロフェニル)イソキサゾールを使
用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 418, 420(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0119】(実施例24) N-[4-(4-tert-ブチル-2,6-ジメチル-3,5-ジニトロフェ
ニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニ
ル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-tert-ブチ
ル-2,6-ジメチル-3,5-ジニトロフェナシルブロマイドを
使用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 457(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9min. 【0120】(実施例25) 2,6-ジtert-ブチル-4-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チ
アゾール-4-イル]フェノール (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3,5-ジ(tert-
ブチル)-4-ヒドロキシフェナシルブロマイドを使用し、
実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 411(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9min. 【0121】(実施例26) N-[4-[5-(2,6-ジクロロフェニル)-3-メチル-4-イソキサ
ゾリル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニ
ル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-1-
[3-(2,6-ジクロロフェニル)-5-メチルイソキサゾール-4
-イル]エタン-1-オンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 432, 434(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.7min. 【0122】(実施例27) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(3-メチル-1-ベンゾチエ
ン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-(ブロモア
セチル)-3-メチル ベンゾ[b]チオフェンを使用し、実施
例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 353(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7min. 【0123】(実施例28) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-(トリフル
オロメチル)フェナシルブロマイドを使用し、実施例7
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 351(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0124】(実施例29) N-[4-[5-(2,4-ジクロロフェニル)-2-フリル]-1,3-チア
ゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-1-
[5-(2,4-ジクロロフェニル)-2-フリル]エタン-1-オンを
使用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 417, 419(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.0min. 【0125】(実施例30) エチル [5-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チアゾール-4
-イル]-2-チエニル]アセテート (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと5-(クロロア
セチル)チオフェン-2-酢酸を使用し、実施例7と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ 7.29 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.21 (d, 1
H, J=3.8Hz), 7.06 (brs, 1H), 6.92 (d, 2H, J=8.9H
z), 6.86 (d, 1H, J=3.8Hz), 6.58 (s, 1H), 4.19,(q,
2H, J=7.3Hz), 3.82 (s, 3H), 3.81 (s, 2H), 1.26 (t,
3H, J=7.3Hz); MS (APCI, m/z): 375(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.1min. 【0126】(実施例31) N-[4-(5-クロロ-3-メチル-1-ベンゾチエン-2-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-(ブロモア
セチル)-5-クロロ-3-メチル ベンゾ[b]チオフェンを使
用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 387(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7min. 【0127】(実施例32) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(3-フェニル-5-イソキサ
ゾリル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと5-(ブロモア
セチル)-3-フェニルイソキサゾールを使用し、実施例7
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 350(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.3min. 【0128】(実施例33) N-[4-[3-(3,4-ジクロロフェニル)-5-イソキサゾリル]-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと5-(ブロモア
セチル)-3-(3,4-ジクロロフェニル)イソキサゾールを使
用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 418, 420(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.1min. 【0129】(実施例34) N-[4-[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-1-
[2,6-ジクロロ-4-(トリフルオロメチル)フェニル]エタ
ン-1-オンを使用し、実施例7と同様に反応を行い、表
記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 419, 421(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 1.8min. 【0130】(実施例35) N-(4-tert-ブチル-1,3-チアゾール-2-イル)-N-(4-メト
キシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと1-ブロモ-3,3
-ジメチル-2-ブタノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.83 (s, 1H), 7.52 (d, 2H, J=
8.6Hz), 6.89 (d, 2H, J=8.6Hz), 6.32 (s, 1H), 3.71
(s, 3H), 1.25 (s, 9H); MS (APCI, m/z): 263(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.8min. 【0131】(実施例36) N-[4-(4-アジドフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-
(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアとp-アジドフェ
ナシルブロマイドを使用し、実施例7と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.06 (s, 1H), 7.94 (d, 2H, J=
8.4Hz), 7.62 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.26 (s, 1H), 7.17
(d, 2H, J=8.4Hz), 6.94 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.74 (s,
3H); MS (APCI, m/z): 324(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5min. 【0132】(実施例37) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(4-メチルフェニル)-1,3
-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-4'-
メチルアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.03 (s, 1H), 7.79 (d, 2H, J=
8.1Hz), 7.62 (d, 2H, J=9.4Hz), 7.22 (d, 2H, J=8.1H
z), 7.18 (s, 1H), 6.94 (d, 2H, J=9.2Hz), 3.74 (s,
3H), 2.33 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 297(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1min. 【0133】(実施例38) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メトキシフェニル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-2'-
メトキシアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.97 (s, 1H), 8.15-8.11 (m, 1
H), 7.62 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.34 (s, 1H), 7.29-7.26
(m, 1H), 7.12-7.02 (m, 2H), 6.94 (d, 2H, J=8.9H
z), 3.92 (s, 3H), 3.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 313(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0134】(実施例39) ベンジル (1R)-1-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-チアゾ
ール-4-イル]-2-フェニルエチルカーバメート (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアとN-カルボベン
ゾオキシ-L-フェニルアラニン クロロメチルケトンを使
用し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.94 (s, 1H), 7.75 (d, 1H, J=
8.9Hz), 7.53 (d, 2H, J=9.2Hz), 7.33-7.20 (m, 10H),
6.89 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.46 (s, 1H), 5.02-4.91
(m, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.33-3.18 (m, 2H), 2.95-2.8
6 (m, 1H); MS (APCI, m/z): 460(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0min. 【0135】(実施例40) N-[4-(3-ブロモフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-
(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2,4'-ジブロ
モアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.10 (s, 1H), 8.07 (s, 1H),
7.91 (d, 1H, J=7.3Hz),7.60 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.51-
7.39 (m, 3H), 6.95(d, 2H, J=8.9Hz), 3.74 (s,3H); MS (APCI, m/z): 361, 363(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.8min. 【0136】(実施例41) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(3-メトキシフェニル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-3'-
メトキシ アセトフェノンを使用し、実施例7と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.05 (s, 1H), 7.62 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.50-7.45 (m,2H), 7.36-7.29 (m, 2H), 6.95
(d, 2H, J=8.9Hz), 6.88 (dd, 1H, J=2.7Hz, 8.4Hz),
3.81 (s, 3H), 3.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 313(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0min. 【0137】(実施例42) N-[4-(4-クロロフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-
(4-メトキシフェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと2-ブロモ-4'-
クロロアセトフェノンを使用し、実施例7と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.08 (s, 1H), 7.92 (d, 2H, J=
8.6Hz), 7.62 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.48 (d, 2H, J=8.6H
z), 7.34 (s, 1H), 6.94(d, 2H, J=8.9Hz), 3.74(s, 3
H); MS (APCI, m/z): 317, 319(M+1)+HPLC (R): Rt. = 4.0m
in. 【0138】(実施例43) N-(4-エチル-1,3-チアゾール-2-イル)-N-(4-メトキシフ
ェニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと1-ブロモ-2-
ブタノンを使用し、実施例7と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.84 (s, 1H), 7.50 (dd, 2H, J=
2.4Hz, 6.8Hz), 6.88 (dd, 2H, J=2.7Hz, 7.0Hz), 6.34
(s, 1H), 3.71 (s, 3H), 2.53 (q, 2H, J=7.6Hz), 1.1
8 (t, 3H, J=7.6Hz); MS (APCI, m/z): 235(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.3min. 【0139】(実施例44) N-(4-メトキシフェニル)-N-(4-[4-[(E)-フェニルジアゼ
ニル]フェニル]-1,3-チアゾール-2-イル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと4-フェニルア
ゾフェナシルブロマイドを使用し、実施例7と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.14 (s, 1H), 8.14 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.98-7.90 (m,4H), 7.67-7.57 (m, 5H), 7.51
(s, 1H), 6.97(d, 2H, J=8.6Hz), 3.75 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 387(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.2min. 【0140】(実施例45) N-(4-メトキシフェニル)-N-(4-メチル-1,3-チアゾール-
2-イル)アミン(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア
とクロロアセトンを使用し、実施例7と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.84 (s, 1H), 7.50 (d, 2H, J=
8.9Hz), 6.89 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.39 (s, 1H), 3.71
(s, 3H), 2.19 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 221(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.0min. 【0141】(実施例46) 4-(3,4-ジクロロフェニル)-N-(4-メトキシフェニル)-1,
3-チアゾール-2-アミン(4−メトキシ−フェニル)−チ
オウレアと3,4-ジクロロフェナシルブロマイドを使用
し、実施例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.12 (s, 1H), 8.12 (s, 1H),
7.99 (d, 1H, J=8.6Hz),7.68 (dd, 1H, J=1.4Hz, 8.6H
z), 7.59 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.49(d, 1H, J=1.4Hz),
6.95 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.73 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 351, 353(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7min. 【0142】(実施例47) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(トリフルオロメチル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと3-ブロモ-1,
1,1-トリフルオロアセトンを使用し、実施例7と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.34 (s, 1H), 7.55 (s, 1H),
7.48 (d, 2H, J=8.9Hz),6.94 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.73
(s, 3H); MS (APCI, m/z): 275(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0143】(実施例48) 1-[2-(4-メトキシアニリノ)-4-メチル-1,3-チアゾール-
5-イル]エタノン(4−メトキシ−フェニル)−チオウレ
アと3-クロロアセチルアセトンを使用し、実施例7と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.54 (s, 1H), 7.48 (d, 2H, J=
8.9Hz), 6.95 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.74 (s, 3H), 2.52
(s, 3H), 2.40 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 263(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0144】(実施例49) N-[4-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン1塩酸塩 実施例7の化合物を塩酸メタノールに溶解した後、減圧
濃縮し、得られた結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸
エチルで洗浄し、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.14 (brs, 1H), 8.00 (d, 1H,
J=8.6Hz), 7.59 (d, 2H,J=8.9Hz), 7.15 (s, 1H), 6.95
(d, 2H, J=8.9Hz), 6.66 (s, 1H), 6.63 (d, 1H, J=8.
6Hz), 3.91 (s, 3H), 3.81 (s, 3H), 3.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 343(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.1min. 【0145】(実施例50) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2,3,4-トリメトキシフ
ェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 2',3',4'-トリメトキシアセトフェノン100μl
(0.548ミリモル)をメタノール3mlに溶解しピ
リジン ハイドロブロマイド パーブロマイド ポリマー
バンド411mg(0.822ミリモル、2.0ミリモ
ル/g)を加え3時間加熱還流した。反応液をろ過し、
ろ液を減圧濃縮して得られた残さをジオキサン2mlに
溶解し、参考例18で得た固相単体D100mg(63
マイクロモル)とN-メチルモルホリン0.2mlを加え
50℃で15時間攪拌した。反応液をろ過し、樹脂をN,
N-ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、メタノ
ールの順に3回洗浄した。得られた樹脂にトリフルオロ
酢酸95%水溶液2mlと縣濁させ、室温で3時間攪拌
した。反応液をろ過し、ろ液を減圧濃縮した。得られた
残さをHPLC(メタノール−水、グラジェント)で精製し
表記化合物4mgを得た。 1H-NMR (CDCl3)δ 7.69 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.34 (d, 2
H, J=9.2Hz), 7.05 (s,1H),6.93 (d, 2H, J=9.2Hz), 6.
77 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.91 (s, 3H), 3.90 (s,3H), 3.
89 (s, 3H), 3.86 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 373(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0146】(実施例51) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-
α]ピリミジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン 36mg
(0.11ミリモル)のエタノール溶液4mlに、(4
−メトキシ−フェニル)−チオウレア 21mg(0.1
1ミリモル)を加え2時間還流した。放冷後、反応液を
酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒
を減圧濃縮して得られた粗結晶を細かく粉砕し、クロロ
ホルム、エーテルで洗浄して、表記化合物を32.0m
g(収率86%)を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.22 (s, 1H), 9.38 (dd, 1H, J
=1.9Hz, 6.8Hz), 8.60 (dd, 1H, J=1.6Hz, 4.3Hz), 7.5
2 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.23 (dd, 1H, J=4.3Hz, 7.0Hz),
7.13 (s, 1H), 6.94 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.73 (s, 3
H), 2.60 (s, 3H);MS (APCI, m/z): 338(M+1)+HPLC
(R): Rt. =6.4 min. 【0147】(実施例52) N-[4-[4-(1H-イミダゾール-1-イル)フェニル]-1,3-チア
ゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと4-(イミダゾール-1-イ
ル)アセトフェノンを使用し、実施例50と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.14 (s, 1H), 9.65 (s, 1H),
8.31 (brs, 1H), 8.14 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.91 (s, 1
H), 7.86 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.64 (d, 2H, J=8.9Hz),
7.49 (s, 1H), 6.96 (d, 2H, J=9.2Hz), 3.75 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 349(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0148】(実施例53) N-[4-(2,4-ジメチルフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル]
-N-(4-メトキシフェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと2',4'-ジメチルアセトフ
ェノンを使用し、実施例50と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.04 (s, 1H), 7.57 (d, 2H, J=
9.2Hz), 7.50 (d, 1H, J=7.8Hz), 7.08 (s, 1H), 7.05
(d, 1H, J=8.1Hz), 6.91 (d, 2H, J=9.2Hz), 6.82 (s,
1H), 3.72 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 2.30 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 311(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.6min. 【0149】(実施例54) N-(4-メシチル1,3-チアゾール-2-イル)-N-(4-メトキシ
フェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと2',4',6'-トリメチルア
セトフェノンを使用し、実施例50と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.11 (brs, 1H), 7.50 (d, 2H,
J=8.9Hz), 6.91 (s, 2H), 6.89 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.6
1 (s, 1H), 3.74 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 2.11(s, 6
H); MS (APCI, m/z): 325(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.2min. 【0150】(実施例55) N-[4-(3,5-ジメチル-2-チエニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと2-アセチル-3,5-ジメチ
ルチオフェンを使用し、実施例50と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.98 (s, 1H), 7.58 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.03 (s, 1H), 6.91 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.84
(s, 1H), 3.73 (s, 3H), 2.60 (s, 3H), 2.38 (s,3H); MS (APCI, m/z): 317(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.0min. 【0151】(実施例56) N-[4-(2,4-ジメチル-5-チアゾイル)-1,3-チアゾール-2-
イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと5-アセチル-2,4-ジメチ
ルチアゾールを使用し、実施例50と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.12 (s, 1H), 7.55 (d, 2H, J=
8.9Hz), 6.91 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.89 (s, 1H), 3.73
(s, 3H), 2.60 (s, 3H), 2.50 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 318(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.5min. 【0152】(実施例57) N-[4-[3-ブロモ-4-(ジメチルアミノ)フェニル]-1,3-チ
アゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン 参考例18で得た固相単体Dと4'-ジメチルアミノアセ
トフェノンを使用し、実施例50と同様に反応を行い、
表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.06 (brs, 1H), 8.07 (d, 1H,
J=1.6Hz), 7.84 (d, 1H,J=8.4Hz), 7.58 (d, 2H, J=9.2
Hz), 7.25 (s, 1H), 7.22 (d, 1H, J=9.7Hz), 6.94 (d,
2H, J=8.9Hz),3.74 (s, 3H), 2.76 (s, 6H); MS (APCI, m/z): 404, 406(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0153】(実施例58) 4-ブロモ-5-メトキシ-2-[2-(4-メトキシアニリノ)-1,3-
チアゾール-4-イル]フェノール 参考例18で得た固相単体Dと2'-ヒドロキシ-4'-メト
キシアセトフェノンを使用し、実施例50と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 406, 408(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0min. 【0154】(実施例59) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-ピリジニル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン参考例18で得た固相単体Dと
2-アセチルピリジンを使用し、実施例50と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ 8.66 (brs, 1H), 7.82 (brs, 2H),
7.35 (d, 2H, J=8.9Hz),7.07 (s, 1H), 6.94 (d, 2H, J
=8.9Hz), 3.83 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 284(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 1.9min. 【0155】(実施例60) 1-(4-[[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-(4-アセチ
ルフェニル)チオウレアを使用し、実施例51と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.94 (s, 1H), 9.37 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.74 (s, 1H),7.96 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.73
(d, 2H, J=8.4Hz), 7.41-7.38 (m, 2H), 2.49 (s, 3H),
2.63 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 350(M+1)+ HPLC (R): Rt. =2.9 min. 【0156】(実施例61) N-(4-[[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)アセトア
ミド 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-[4-[(アミ
ノカルボチオイル)アミノ]フェニル]アセタミドを使用
し、実施例51と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.40 (s, 1H), 9.86 (s, 1H),
9.45 (d, 1H, J=6.8Hz),8.78 (s, 1H), 7.52 (s, 4H),
7.43-7.42 (m, 1H), 7.27 (s, 1H), 2.63 (s, 3H), 2.0
1 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 365(M+1)+ HPLC (R): Rt. =2.5 min. 【0157】(実施例62) N-[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-(4-メチル
フェニル)チオウレアを使用し、実施例51と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.32 (s, 1H), 9.33 (d, 1H, J=
4.9Hz), 8.52 (d, 1H, J=2.4Hz), 7.50 (d, 2H, J=8.4H
z), 7.17-7.12 (m, 4H), 2.85 (s, 3H), 2.26 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 322(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.4 min. 【0158】(実施例63) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチルイミダゾ
[1,2-α]ピリミジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アミン 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-(6-メトキ
シ-3-ピリジニル)チオウレアを使用し、実施例51と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.40 (s, 1H), 9.38 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.77 (d, 1H, J=4.1Hz), 8.45 (d, 1H, J=1.1H
z), 7.95 (dd, 1H, J=2.7Hz, 8.9Hz), 7.43-7.40(m, 1
H), 7.29 (s, 1H), 6.84 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.81 (s,
3H), 2.61 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 339(M+1)+ HPLC (R): Rt. =2.8 min. 【0159】(実施例64) 4-[[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]ベンゾニトリル 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-(4-シアノ
フェニル)チオウレアを使用し、実施例51と同様に反
応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 11.04 (s, 1H), 9.34 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.76 (s, 1H),7.78 (s, 4H), 7.45 (s, 1H),
7.40-7.39 (m, 1H), 2.62 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 333(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.0 min. 【0160】(実施例65) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-
α]ピラジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 参考例2に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エタノンと(4−メトキシ
−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例51と同様
に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.25 (s, 1H), 9.00 (s, 1H),
8.98 (d, 1H, J=4.9Hz),7.97 (d, 1H, J=4.6Hz), 7.54
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.20 (s, 1H), 6.96 (d, 2H,J=8.9H
z), 3.74 (s, 3H), 2.62 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 338(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.7 min. 【0161】(実施例66) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-[2-(トリフルオロメチ
ル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル]-1,3-チアゾール
-2-イル]アミン 参考例17に従って合成した2-ブロモ-1-[2-(トリフル
オロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル]エタノ
ン と(4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用
し、実施例51と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.30 (s, 1H), 9.31 (d, 1H, J=
1.4Hz), 8.78 (dd, 1H,J=1.4Hz, 4.6Hz), 8.13 (d, 1H,
J=4.6Hz), 7.54 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.32 (s,1H), 6.9
2 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.73 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 392(M+1)+ HPLC (R): Rt. =4.7 min. 【0162】(実施例67) N-(4-メチルフェニル)-N-[4-[2-(トリフルオロメチル)
イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル]-1,3-チアゾール-2-
イル]アミン 参考例17に従って合成した2-ブロモ-1-[2-(トリフル
オロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル]エタノ
ンとN-(4-メチルフェニル)チオウレアを使用し、実施例
51と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.41 (s, 1H), 9.31 (d, 1H, J=
1.4Hz), 8.77 (dd, 1H,J=1.4Hz, 4.9Hz), 8.13 (d, 1H,
J=4.6Hz), 7.52 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.36 (s,1H), 7.1
4 (d, 2H, J=8.6Hz), 2.25 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 376(M+1)+ HPLC (R): Rt. =5.2 min. 【0163】(実施例68) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(6-メチルイミダゾ[2,1-
β][1,3]チアゾール-5-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アミン 2-ブロモ-1-(6-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾー
ル-5-イル)エタノン(参考例3)17mg(66マイク
ロモル)と(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア12
mg(66マイクロモル)にエタノール1mlを加え、
70℃で15時間撹拌した。反応液にエチルエーテル約
3mlを加えろ過した。得られた結晶をメタノール3m
lとテトラヒドロフラン3mlに溶解し、トリス‐(2
‐アミノエチル)‐アミン ポリスチレン HL レジ
ン100mg(244マイクロモル、2.43ミリモル
/g)を加え、室温で3分間撹拌した。反応液をろ過
し、ろ液を減圧濃縮した。得られた結晶を細かく粉砕
し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.11 (s, 1H), 8.17 (d, 1H, J=
4.6Hz), 7.53 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.31 (d, 1H, J=4.6H
z), 6.94 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.87 (s, 1H), 3.74 (s,
3H), 2.47 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 343(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0164】(実施例69) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(6-メチルイミダゾ
[2,1-β][1,3]チアゾール-5-イル)-1,3-チアゾール-2-
イル]アミン N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)チオウレアと参考例3の
化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.24 (s, 1H), 8.45 (s, 1H),
8.11 (d, 1H, J=4.1Hz),7.97 (d, 1H, J=8.1Hz), 7.32
(d, 1H, J=4.3Hz), 6.93 (s, 1H), 6.86 (d, 1H,J=8.9H
z), 3.83 (s, 3H), 2.47 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 344(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1min. 【0165】(実施例70) N-[4-(6-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-5-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]アミン N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]チオウレアと参考
例3の化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.79 (s, 1H), 8.14 (d, 1H, J=
4.6Hz), 7.83 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.70 (d, 2H, J=8.6H
z), 7.33 (d, 1H, J=4.6Hz), 7.08 (s, 1H), 2.49 (s,
3H); MS (APCI, m/z): 381(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.1min. 【0166】(実施例71) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(3-メチル-5,6-ジヒドロ
イミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと参考例4の化
合物を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化
合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.07 (s, 1H), 7.50 (d, 2H, J=
8.9Hz), 6.91 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.59 (s, 1H), 4.11-
4.05 (m, 2H), 3.94-3.87 (m, 2H), 3.73 (s, 3H), 2.3
4 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 345(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.0min. 【0167】(実施例72) 1-(4-[[4-(3-メチル-5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-β][1,
3]チアゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]
フェニル)エタノン N-(4-アセチルフェニル)チオウレアと参考例4の化合物
を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化合物
を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.77 (s, 1H), 7.95 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.72 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.81 (s, 1H), 4.13-
4.07 (m, 2H), 3.96-3.90 (m, 2H), 2.50 (s, 3H), 2.0
9 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 357(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.0min. 【0168】(実施例73) N-[4-(3-メチル-5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-β][1,3]チ
アゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチ
ルフェニル)アミン N-(4-メチルフェニル)チオウレアと参考例4の化合物を
使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.18 (s, 1H), 7.47 (d, 2H, J=
8.1Hz), 7.13 (d, 2H, J=8.1Hz), 6.63 (s, 1H), 4.13-
4.05 (m, 2H), 3.94-3.87 (m, 2H), 2.34 (s, 3H), 2.2
5 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 329(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0169】(実施例74) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(3-メチル-5,6-ジ
ヒドロイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]アミン N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)チオウレアと参考例4の
化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.28 (s, 1H), 8.49 (d, 1H, J=
2.4Hz), 7.90 (dd, 1H,J=3.0Hz, 9.5Hz), 6.84 (d, 1H,
J=8.9Hz), 6.79 (s, 1H), 4.13-4.06 (m, 4H),3.82
(s, 3H), 2.36 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 346(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.7min. 【0170】(実施例75) N-[4-(3-メチル-5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-β][1,3]チ
アゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]アミン N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]チオウレアと参考
例4の化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.72 (s, 1H), 7.80 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.68 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.76 (s, 1H), 4.11-
4.04 (m, 2H), 3.91-3.85 (m, 2H), 2.35 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 383(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0171】(実施例76) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(3-メチルイミダゾ[2,1-
β][1,3]チアゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアと参考例5の化
合物を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化
合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.21 (s, 1H), 7.82 (s, 1H),
7.54 (d, 2H, J=8.9Hz),7.28 (d, 1H, J=1.6Hz), 7.05
(s, 1H), 6.97 (d, 2H, J=8.9Hz), 3.74 (s, 3H), 2.68
(s, 3H); MS (APCI, m/z): 343(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0172】(実施例77) 1-(4-[[4-(3-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-
2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタ
ノン N-(4-アセチルフェニル)チオウレアと参考例5の化合物
を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化合物
を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.88 (brs, 1H), 7.98 (d, 2H,
J=8.6Hz), 7.85 (d, 1H,J=1.4Hz), 7.76 (d, 2H, J=8.6
Hz), 7.30 (d, 1H, J=1.4Hz), 7.26 (s, 1H), 2.66 (s,
3H), 2.53 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 355(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0173】(実施例78) N-[4-(3-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)ア
ミン N-(4-メチルフェニル)チオウレアと参考例5の化合物を
使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.31 (s, 1H), 7.82 (d, 1H, J=
1.4Hz), 7.52 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.29 (d, 1H, J=1.4H
z), 7.16 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.08 (s, 1H), 2.69 (s,
3H), 2.27 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 327(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0174】(実施例79) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(3-メチルイミダゾ
[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-
イル]アミン N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)チオウレアと参考例5の
化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.35 (brs, 1H), 8.50 (d, 1H,
J=2.7Hz), 7.97 (dd, 1H, J=3.0Hz, 8.9Hz), 7.83 (d,
1H, J=1.4Hz), 7.29 (d, 1H, J=1.4Hz), 7.11 (s, 1H),
6.86 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.84 (s, 3H), 2.68 (s, 3
H); MS (APCI, m/z): 344(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9min. 【0175】(実施例80) N-[4-(3-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]アミン N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]チオウレアと参考
例5の化合物を使用し、実施例68と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.85 (brs, 1H), 7.87-7.83 (m,
3H), 7.72 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.30 (d, 1H, J=0.8H
z), 7.25 (s, 1H), 2.70 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 381(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0176】(実施例81) N-[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]アミン 参考例1に従って合成した2-ブロモ-1-(2-メチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタノン とN-[4-(トリ
フルオロメチル)フェニル]チオウレアを使用し、実施例
51と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.86 (s, 1H), 9.26 (dd, 1H, J
=1.9Hz, 6.8Hz), 8.54 (dd, 1H, J=1.9Hz, 4.1Hz), 7.8
3 (d, 2H, J=8.4Hz), 7.70 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.30
(s, 1H), 7.17 (dd, 1H, J=4.1Hz, 7.0Hz), 2.59 (s, 3
H); MS (APCI, m/z): 376(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.6 min. 【0177】(実施例82) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(6-メチルイミダゾ
[2,1-β][1,3]チアゾール-5-イル)-1,3-チアゾール-2-
イル]アセトアミド 実施例69の化合物494mg(1.44ミリモル)を
ピリジン10mlに溶解し無水酢酸2mlを加え70℃
で3時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、残さを酢酸エ
チルで希釈し、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮
し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル)で精製した。得られた結晶を細かく粉砕し、ヘ
キサン−酢酸エチルで洗浄し、表記化合物を514mg
(収率90%)得た。 m.p. 186-189℃ 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.39 (d, 1H, J=2.4Hz), 7.98 (d
d, 1H, J=2.7Hz, 8.9Hz), 7.45 (d, 1H, J=4.6Hz), 7.3
4 (s, 1H), 7.14 (d, 1H, J=4.6Hz), 7.07 (d, 1H, J=
8.9Hz), 3.95 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.09 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 386(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0178】(実施例83) N-[4-(6-クロロ-2-メチルイミダゾ[1,2-β]ピリダジン-
3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピ
リジニル)アミン 参考例6に従って合成した2-ブロモ-1-(6-クロロ-2-メ
チルイミダゾ[1,2-β]ピリダジン-3-イル)エタノン とN
-(6-メトキシ-3-ピリジニル)チオウレアを使用し、実施
例51と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.29 (s, 1H), 8.55 (d, 1H, J=
2.7Hz), 8.24 (d, 1H, J=9.5Hz), 8.06 (dd, 1H, J=2.7
Hz, 8.9Hz), 7.74 (s, 1H), 7.46 (d, 1H, J=9.5Hz),
6.86 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.84 (s, 3H), 2.84 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 373(M+1)+ HPLC (R): Rt. =4.8 min. 【0179】(実施例84) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチル-3-キュ
イノリニル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)−チオウレア402mg
(2.20ミリモル)と2-ブロモ-1-(2-メチル-3-キノ
リニル)エタノン580mg(2.20ミリモル)をエ
タノール50mlに溶解し70℃で24時間攪拌した。
反応液を減圧濃縮し、残さを細かく粉砕し、ヘキサン−
酢酸エチルで洗浄した。得られた結晶を酢酸エチルに溶
解し、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮した後、
結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄する
ことにより表記化合物を697mg(収率91%)得
た。 m.p. 173-175 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.26 (s, 1H), 8.53-8.52 (m, 2
H), 8.51-7.94 (m, 3H),7.73 (dt, 1H, J=1.4Hz, 7.0H
z), 7.57 (t, 1H, J=7.0Hz), 7.21 (s, 1H), 6.85 (d,
1H, J=8.9Hz), 3.82 (s, 3H), 2.84 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 349(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0180】(実施例85) N-[4-(2,6-ジメチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-
5-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピ
リジニル)アミン N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)チオウレアと参考例7を
使用し、実施例84と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.22 (s, 1H), 8.43 (d, 1H, J=
3.0Hz), 7.97 (dd, 1H,J=2.7Hz, 8.9Hz), 7.92 (d, 1H,
J=1.4Hz), 6.90 (s, 1H), 6.87 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.
83 (s, 3H), 2.44 (s, 3H), 2.42 (s, 3H); m.p. 186-193(dec.) MS (APCI, m/z): 358(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0181】(実施例86) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチル-3-キュ
イノリニル)-1,3-チアゾール-2-イル]アセトアミド 実施例84の化合物を使用し実施例82と同様に反応を
行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.36 (dd, 1H, J=0.5Hz, 2.7Hz),
8.29 (s, 1H), 7.94 (dd, 1H, J=2.7Hz, 8.6Hz), 7.90
(d, 2H, J=9.7Hz), 7.73-7.67 (m, 1H), 7.63 (s, 1
H), 7.53 (t, 1H, J=8.1Hz), 7.02 (dd, 1H, J=0.5Hz,
8.9Hz), 3.91 (s, 3H), 2.51 (s, 3H), 2.07 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 391(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0182】(実施例87) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチル-3-キノ
リニル)-1,3-チアゾール-2-イル]アセトアミド2塩酸塩 実施例86の化合物430mg(1.10ミリモル)を
エチルエーテル10mlに溶解し塩酸メタノール3ml
を加えた。反応液を減圧濃縮し、得られた残さをヘキサ
ン−酢酸エチルで洗浄することにより表記化合物486
mgを得た。 m.p. 182-184 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.12 (s, 1H), 8.39-8.35 (m, 2
H), 8.26 (d, 1H, J=8.1Hz), 8.07 (t, 1H, J=7.6Hz),
7.99-7.85 (m, 3H), 7.05 (d, 1H, J=8.9Hz), 3.92 (s,
3H), 2.83 (s, 3H), 2.10 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 391(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0183】(実施例88) N-[4-(2,6-ジメチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-
5-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピ
リジニル)アセトアミド 実施例85の化合物を使用し実施例82と同様に反応を
行い、表記化合物を得た。 m.p. 216-219 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.41 (d, 1H, J=2.7Hz), 7.99 (d
d, 1H, J=2.7Hz, 8.9Hz), 7.28 (s, 1H), 7.14 (d, 1H,
J=0.5Hz), 7.12 (d, 1H, J=9.5Hz), 3.96 (s, 3H), 2.
34 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.11 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 400(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0184】(実施例89) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチルイミダゾ
[1,2-α]ピリミジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アセトアミド 実施例63に従って合成したN-(6-メトキシ-3-ピリジニ
ル)-N-[4-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン613mg(1.8
1ミリモル)を、ピリジン−トリエチルアミン(2.
5:1)の混合溶媒35mlに溶解し、無水酢酸10m
lを加え、70℃で12時間撹拌した。放冷後、反応液
を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製した。得ら
れた粗結晶を細かく粉砕し、酢酸エチル、ヘキサンで洗
浄し、表記化合物379mg(収率55%)を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.81 (d, 1H, J=6.8Hz), 8.45
(d, 1H, J=2.2Hz), 8.43 (d, 1H, J=5.7Hz), 8.02 (dd,
1H, J=0.8Hz, 8.6Hz), 7.56 (d, 2H, J=1.1Hz), 7.07
(d, 1H, J=8.4Hz), 6.87 (dd, 1H, J=4.3Hz, 5.7Hz),
3.94 (s, 3H), 2.51(s, 3H), 2.11 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 381(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.0 min. 【0185】(実施例90) N-[4-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニ
ル)アミン 参考例8に従って合成した2-ブロモ-1-(2,6-ジメチルイ
ミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エタノン とN-(6-メト
キシ-3-ピリジニル)チオウレア を使用し、実施例51
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.33 (s, 1H), 8.90 (s, 1H),
8.83 (s, 1H), 8.46 (d,1H, J=2.7Hz), 8.00 (dd, 1H,
J=2.4Hz, 8.9Hz), 7.22 (s, 1H), 6.87 (d, 1H,J=8.9H
z), 3.84 (s, 3H), 2.60 (s, 3H), 2.45 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 353(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.4 min. 【0186】(実施例91) N-[4-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニ
ル)アセトアミド 実施例90に従って合成したN-[4-(2,6-ジメチルイミダ
ゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-
N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)アミン395mg(1.
12ミリモル)を使用し、実施例89と同様に反応を行
い、表記化合物333mg(収率75%)を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.83 (d, 1H, J=1.4Hz), 8.46
(d, 1H, J=2.7Hz), 8.32 (s, 1H), 8.04 (dd, 1H, J=2.
7Hz, 8.9Hz), 7.62 (s, 1H), 7.10 (d, 1H, J=8.6Hz),
3.95 (s, 3H), 2.55 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.12 (s,
3H); MS (APCI, m/z): 395(M+1)+ HPLC (R): Rt. =3.7 min. 【0187】(実施例92) N-[4-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例7と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 m.p. 141-142 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.07 (s, 1H), 8.59 (d, 1H, J=
2.2Hz), 8.04-7.98 (m,2H), 7.19 (s, 1H), 6.82 (d, 1
H, J=9.2Hz), 6.67-6.63 (m, 2H), 3.90 (s, 3H), 3.82
(s, 3H), 3.80 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 344(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0min. 【0188】(実施例93) N-[4-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)アセトアミド 実施例92の化合物を使用し、実施例82と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 m.p. 183-186 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.31 (d, 1H, J=2.7Hz), 7.89 (d
d, 1H, J=2.4Hz, 8.6Hz), 7.54 (s, 1H), 7.48 (d, 1H,
J=8.6Hz), 7.02 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.59 (d, 1H, J=
2.2Hz), 6.49 (dd, 1H, J=2.4Hz, 8.6Hz), 3.94 (s, 3
H), 3.87 (s, 3H),3.73 (s, 3H), 2.02 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 386(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.4min. 【0189】(実施例94) 2-アミノ-N-[4-(2,4-ジメトキシフェニル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)アセトアミ
ド2塩酸塩 1)窒素気流下で実施例92の化合物501mg(1.
46ミリモル)とN−(tert−ブトキシカルボニル)グ
リシン383mg(2.19ミリモル)をN,N−ジメチ
ルアセトアミド10mlに溶解したものにトリエチルア
ミン2mlを加えた。O−アザベンゾトリアゾール−1
イル−N,N,N’,N−テトラメチロニウム ヘキサフロロフ
ォスフェート(以下HATUと略)832mg(2.19ミ
リモル)を加え室温で18時間撹拌した。反応液に酢酸
エチルを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食
塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:
1)で精製した後、得られた結晶をヘキサン−酢酸エチ
ルで洗浄することによりtert-ブチル 2-[[4-(2,4-ジメ
トキシフェニル)-1,3-チアゾール-2-イル](6-メトキシ-
3-ピリジニル)アミノ]-2-オキソエチルカーバメイト6
28mgを得た。 【0190】2)実施例378 1)で得られた化合物
628mg(1.25ミリモル)をエタノール10m
l、テトラヒドロフラン10mlの混合溶媒に溶解し、
4Nジオキサン−塩酸15mlを加え室温で1.5時間
撹拌した。反応液を減圧濃縮し得られた残さに酢酸エチ
ルを加え、結晶をろ過することにより表記化合物を55
4mg得た。 m.p. 152-156 (dec.) 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.42-8.39 (m, 3H), 7.94 (dd, 1
H, J=2.7Hz, 8.9Hz), 7.66 (s, 1H), 7.52 (brs, 1H),
7.09 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.63 (d, 1H, J=2.2Hz), 6.52
(dd, 1H, J=2.7Hz, 8.6Hz), 3.94 (s, 3H), 3.91 (s,
3H), 3.75 (s, 3H), 3.71 (brs, 2H); MS (APCI, m/z): 401(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0191】(実施例95) N-[4-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-インドール-
3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-イン
ドール-3-イル]-エタノン50mg(0.113ミリモ
ル)と(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア21mg
(0.113ミリモル)をエタノール10mlに溶解
し、70℃に加熱後、6時間撹拌した。反応液を減圧濃
縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエ
ーテル−エタノールで洗浄し表記化合物43mg(63
%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.09 (s, 1H), 8.33 (s, 1H),
8.03 (s, 1H), 7.63 (d,2H, J=8.9Hz), 7.49 (d, 1H,
J=8.9Hz), 7.40 (d, 2H, J=8.4Hz),7.35-7.20 (m, 3H),
7.01 (s, 1H), 6.95 (d, 2H, J=8.9Hz), 5.05 (s, 2
H), 3.75 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 524 (M+1)+, 526 (M+1); HPLC (R): Rt. = 7.1 min. 【0192】(実施例96) N-[4-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-インドール-
3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-エトキシフェニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 (4−エトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.05 (s, 1H), 8.34 (s, 1H),
8.03 (s, 1H), 7.62 (d,2H, J=8.9Hz), 7.48 (d, 1H,
J=8.9Hz), 7.40 (d, 2H, J=8.4Hz),7.35-7.20 (m, 3H),
7.00 (s, 1H), 6.93 (d, 2H, J=8.9Hz), 5.05 (s, 2
H), 4.00 (q, 2H, J=7.0Hz), 1.32 (t, 3H, J=7.0Hz); MS (APCI, m/z): 538 (M+1)+, 540 (M+1); HPLC (R): Rt. = 7.6 min. 【0193】(実施例97) 1-[4-([4-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-インド
ール-3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ)フェニ
ル]エタノン1臭化水素酸塩 (4−アセチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.72 (s, 1H), 8.35 (s, 1H),
8.13 (s, 1H), 7.98 (d,2H, J=8.9Hz), 7.87 (d, 2H, J
=8.6Hz), 7.50 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.40 (d, 2H,J=6.8H
z), 7.34-7.21 (m, 4H), 5.53 (s, 2H), 2.53 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 536 (M+1)+, 538 (M+1); HPLC (R): Rt. = 7.3 min. 【0194】(実施例98) N-[4-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-インドール-
3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリ
ジニル)アミン1臭化水素酸塩 (6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使用
し、実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.11 (s, 1H), 9.23 (s, 1H),
8.49 (d, 1H, J=8.6Hz),8.21 (s, 1H), 8.14 (s, 1H),
7.81 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.52 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.45
-7.30 (m, 4H), 7.24 (d, 2H, J=8.4Hz), 5.52 (s, 2
H), 2.65 (s, 3H);MS (APCI, m/z): 509 (M+1)+, 511
(M+1); HPLC (R): Rt. = 4.6 min. 【0195】(実施例99) N-[4-[5-ブロモ-1-(4-クロロベンジル)-1H-インドール-
3-イル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(3,4,5-トリメトキ
シフェニル)アミン1臭化水素酸塩 (3,4,5−トリメトキシ−フェニル)−チオウレアを使用
し、実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.16 (s, 1H), 8.29 (s, 1H),
7.95 (s, 1H), 7.55 (d,1H, J=8.9Hz), 7.41 (d, 2H, J
=8.4Hz), 7.35-7.25 (m, 3H), 7.07 (d, 2H, J=9.5Hz),
6.61 (s, 1H), 5.48 (s, 2H), 3.67-3.62 (m, 9H); MS (APCI, m/z): 584 (M+1)+, 586 (M+1); HPLC (R): Rt. = 7.2 min. 【0196】(実施例100) N-[4-(5-ブロモ-1H-インドール-3-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン1塩酸塩 1-(5-ブロモ-1H-インドール-3-イル)-2-クロロ-エタ
ノン(J. Chem. Sect. B. 1977, 15, 473-477)37mg
(0.136ミリモル)と(4−メトキシ−フェニル)−チ
オウレア25mg(0.136ミリモル)をエタノール
15mlに溶解し、70℃に加熱後、15時間撹拌し
た。反応液を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕
した後、ジエチルエーテル−エタノールで洗浄し表記化
合物46mg(77%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.62 (s, 1H), 8.27 (s, 1H),
7.89 (s, 1H), 7.63 (d,2H, J=8.9Hz), 7.43 (d, 1H, J
=8.4Hz), 7.27 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.10-6.80 (m, 4H),
3.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 400 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.3 min. 【0197】(実施例101) N-[4-(5-ブロモ-1H-インドール-3-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミン1塩酸塩 (6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使用
し、実施例100と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.72 (s, 1H), 11.40 (s, 1H),
9.33 (s, 1H), 8.53 (d,1H, J=8.4Hz), 8.17 (s, 1H),
7.93 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.45 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.35
-7.25 (m, 2H), 2.67 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 385 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5 min. 【0198】(実施例102) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン1
塩酸塩 2-クロロ-1-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-
イル)-エタノン(J. Med. Chem 1990, 33(2), 543-552)
30mg(0.124ミリモル)と(4−メトキシ−フェニ
ル)−チオウレア21mg(0.124ミリモル)をエ
タノール10mlに溶解し、70℃に加熱後、20時間
撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細か
く粉砕した後、ジエチルエーテル−エタノールで洗浄し
表記化合物42mg(83%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.49 (s, 1H), 10.25 (s, 1H),
7.97 (s, 1H), 7.61 (d,2H, J=8.9Hz), 7.34 (d, 1H, J
=8.6Hz), 7.07 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.95 (d, 2H, J=8.9
Hz), 6.75 (s, 1H), 3.75 (s, 3H), 2.62 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 370 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.1 min. 【0199】(実施例103) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミン
1塩酸塩 (6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使用
し、実施例102と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.84 (s, 1H), 11.59 (s, 1H),
9.60 (s, 1H), 8.71 (d,1H, J=6.5Hz), 8.20-8.00 (m,
2H), 7.68 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.45-7.35 (m, 2H), 2.9
6 (s, 3H), 2.99 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 355 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0 min. 【0200】(実施例104) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオ
キシン-6-イル)アミン1塩酸塩 (2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)−チ
オウレアを使用し、実施例102と同様に反応を行い、
表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.45 (s, 1H), 10.13 (s, 1H),
7.96 (s, 1H), 7.40-7.30 (m, 2H), 7.10-7.00 (m, 2
H), 6.82 (d, 1H, J=8.9Hz), 6.76 (s, 1H), 4.30-4.10
(m, 2H), 7.68 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.45-7.35 (m, 2
H), 2.96 (s, 3H), 2.99 (m, 4H), 2.62 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 398 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.5 min. 【0201】(実施例105) N-[4-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン1塩酸塩 2-クロロ-1-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-
イル)-エタノン30mg(0.117ミリモル)と(4−メ
トキシ−フェニル)−チオウレア21mg(0.117
ミリモル)をエタノール10mlに溶解し、70℃に加
熱後、15時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られ
た粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル−エタ
ノールで洗浄し表記化合物32mg(65%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.24 (s, 1H), 7.92 (s, 1H),
7.60 (d, 2H, J=8.9Hz),7.51 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.15
(d, 1H, J=8.6Hz), 6.94 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.78 (s,
1H), 3.77 (s, 3H), 2.65 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 384 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.8 min. 【0202】(実施例106) N-[4-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)ア
ミン1塩酸塩 (6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使用
し、実施例105と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.34 (s, 1H), 9.27 (s, 1H),
8.40 (d, 1H, J=8.9Hz),7.85-7.75 (m, 2H), 7.54 (d,
1H, J=8.6Hz), 7.17 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.08 (s, 1H),
3.77 (s, 3H), 2.69 (s, 3H), 2.64 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 369 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.8 min. 【0203】(実施例107) 1-(4-[[4-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン 2-クロロ-1-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-
イル)-エタノン24mg(0.094ミリモル)と(4−
アセチル−フェニル)−チオウレア18mg(0.09
4ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム12mg(0.
141ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン10mlに懸
濁し、70℃に加熱後、20時間撹拌した。反応液を酢
酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び
飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結晶を細かく
粉砕し、ヘキサン−ジエチルエーテルで洗浄し表記化合
物27mg(73%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.72 (s, 1H), 8.00-7.90 (m, 3
H), 7.83 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.52 (d, 2H, J=8.6Hz),
7.16 (d, 2H, J=8.6Hz), 6.99 (s, 1H), 3.76 (s, 3H),
2.70 (s, 3H), 2.53 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 396 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.3 min. 【0204】(実施例108) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-
α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-エタノン39mg(0.154ミリモル)と(4−
メトキシ−フェニル)−チオウレア28mg(0.15
4ミリモル)をエタノール20mlに溶解し、70℃に
加熱後、15時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで稀釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチルのみ)で精製した。得られた粗結晶を
細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し表記化合
物19mg(37%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.03 (s, 1H), 8.60 (d, 1H, J=
7.0Hz), 8.13 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.60 (d, 2H, J=8.9H
z), 7.30 (dd, 1H, J=6.5Hz, J=6.5Hz), 6.95 (d, 2H,
J=9.2Hz), 6.87 (dd, 1H, J=6.7Hz, J=6.7Hz), 6.81
(s, 1H), 3.74 (s,3H), 2.60 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 337 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.7 min. 【0205】(実施例109) N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミ
ン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-エタノン30mg(0.119ミリモル)と(6−
メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレア20mg
(0.119ミリモル)をエタノール20mlに溶解
し、70℃に加熱後、15時間撹拌した。反応液を減圧
濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチル
エーテル−エタノールで洗浄し表記化合物42mg(8
8%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.18 (s, 1H), 9.34 (s, 1H),
8.65 (d, 1H, J=6.5Hz),8.30 (d, 1H, J=8.9Hz), 8.00
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.83 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.33 (dd,
1H, J=7.8Hz, J=7.8Hz), 7.13 (s, 1H), 6.93 (dd, 1
H, J=7.0Hz, J=5.4Hz), 2.55-2.45 (m, 6H); MS (APCI, m/z): 322 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9 min. 【0206】(実施例110) 1-(4-[[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン 2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-エタノン30mg(0.118ミリモル)と(4−
アセチル−フェニル)−チオウレア23mg(0.11
8ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム15mg(0.
179ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン20mlに懸
濁し、70℃に加熱後、15時間撹拌した。反応液を酢
酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び
飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチルのみ)で精製した。得
られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで
洗浄し表記化合物23mg(56%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.75 (s, 1H), 8.63 (d, 1H, J=
7.0Hz), 8.12 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.99 (d, 2H, J=8.6H
z), 7.82 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.35 (dd, 1H, J=7.0Hz,
J=7.0Hz), 7.03 (s, 1H), 6.90 (dd, 1H, J=7.0Hz, J=
7.0Hz), 2.64 (s,3H), 2.53 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 349 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.7 min. 【0207】(実施例111) N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]アミン (4−トリフルオロメチル−フェニル)−チオウレアを使
用し、実施例110と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.71 (s, 1H), 8.62 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.10 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.90 (d, 2H, J=8.6H
z), 7.71 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.34 (dd, 1H, J=7.8Hz,
J=7.8Hz), 7.01 (s, 1H), 6.90 (dd, 1H, J=6.8Hz, J=
6.8Hz), 2.63 (s,3H), 2.52 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 375 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.2 min. 【0208】(実施例112) N-[4-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3
-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジ
ニル)アミン1臭化水素酸塩 1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-
3-イル)-2-ブロモ-エタノン30mg(0.091ミリモ
ル)と(6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレア
16mg(0.091ミリモル)をエタノール20ml
に懸濁し、70℃に加熱後、15時間撹拌した。反応液
を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジ
エチルエーテル−エタノールで洗浄し表記化合物42m
g(97%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.24 (s, 1H), 9.25 (s, 1H),
8.34 (d, 1H, J=8.6Hz),8.18 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.85-
7.75 (m, 2H), 7.36 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.30 (s, 1H),
2.81 (s, 3H), 2.80 (s, 3H), 2.67 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 397 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7 min. 【0209】(実施例113) N-[4-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例107と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 9.99 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.
61 (d, 2H, J=8.4Hz), 7.49 (d, 1H, J=8.6Hz), 7.14
(d, 1H, J=8.6Hz), 6.91 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.76(s, 1
H), 3.90-3.70 (m, 6H), 2.67 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 384 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.7 min. 【0210】(実施例114) 1-(4-[[4-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドー
ル-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)
エタノン 1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-
3-イル)-2-ブロモ-エタノン30mg(0.091ミリモ
ル)と(4−アセチル−フェニル)−チオウレア18mg
(0.091ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム12
mg(0.137ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン2
0mlに懸濁し、70℃に加熱後、25時間撹拌した。
反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチルのみ)で精
製した。得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢
酸エチルで洗浄し表記化合物26mg(67%)を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.83 (s, 1H), 8.19 (d, 1H, J=
8.9Hz), 7.95 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.89 (s, 1H), 7.81
(d, 2H, J=8.6Hz), 7.35 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.21 (s,
1H), 2.83 (s, 3H), 2.79 (s, 3H), 2.52 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 424 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.0 min. 【0211】(実施例115) N-[4-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3
-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニ
ル)アミン (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例114と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.12 (s, 1H), 8.17 (d, 1H, J=
8.9Hz), 7.91 (s, 1H),7.59 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.33
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.00-6.85 (m, 3H), 3.73 (s, 3H),
2.81 (s, 3H), 2.77 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 412 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.0 min. 【0212】(実施例116) 1-(4-[[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン 2-クロロ-1-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-
イル)-エタノン30mg(0.124ミリモル)と(4−
アセチル−フェニル)−チオウレア23mg(0.12
4ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム16mg(0.
186ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン20mlに懸
濁し、70℃に加熱後、25時間撹拌した。反応液を酢
酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び
飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(酢酸エチルのみ)で精製した。得
られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで
洗浄し表記化合物33mg(70%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.47 (s, 1H), 10.71 (s, 1H),
8.10-7.90 (m, 3H), 7.84 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.35 (d,
1H, J=8.6Hz), 7.09 (d, 1H, J=8.6Hz), 2.67 (s, 3
H), 2.52 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 382 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.1 min. 【0213】(実施例117) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)アミ
ン1塩酸塩 (6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使
用し、実施例102と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.49 (s, 1H), 10.32 (s, 1H),
8.54 (s, 1H), 8.10 (d,1H, J=8.9Hz), 7.92 (s, 1H),
7.34 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.07 (d, 1H, J=8.4Hz), 6.88
(d, 1H, J=8.9Hz), 6.82 (s, 1H), 3.87 (s, 3H), 2.6
3 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 371 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0 min. 【0214】(実施例118) N-[4-(5-クロロ-1,2-ジメチル-1H-インドール-3-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)
アミン1塩酸塩 (6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使
用し、実施例105と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.28 (s, 1H), 8.54 (s, 1H),
8.06 (d, 1H, J=8.9Hz),7.89 (s, 1H), 7.51 (d, 1H, J
=8.6Hz), 7.15 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.90-6.80 (m, 2H),
3.84 (s, 3H), 2.66 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 385 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.7 min. 【0215】(実施例119) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ
[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ア
ミン1臭化水素酸塩 (6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使
用し、実施例109と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.29 (s, 1H), 8.70-8.50 (m, 2
H), 8.10-8.00 (m, 2H),7.30 (dd, 1H, J=7.8Hz), 6.95
-6.80 (m, 3H), 3.86 (s, 3H), 2.60 (s, 3H);MS (APC
I, m/z): 338 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.4 min. 【0216】(実施例120) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-
α]ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾール-2-イル]アミン 2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-エタノン30mg(0.119ミリモル)とN-(4
−メトキシ−フェニル)−グアニジン1塩酸塩24mg
(0.119ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム48
mg(0.356ミリモル)をエタノール30mlに懸
濁し、60℃に加熱後、二日間撹拌した。反応液を酢酸
エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽
和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結晶を細かく粉
砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し表記化合物16m
g(42%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.34 (d, 1H, J=7.0Hz), 8.11
(d, 1H, J=8.1Hz), 7.39(d, 2H, J=8.9Hz), 7.15-6.90
(m, 3H), 6.80-6.60 (m, 2H), 4.40-4.20 (brs,2H), 3.
87 (s, 3H), 2.60 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 320 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1 min. 【0217】(実施例121) N-(6-エトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ
[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ア
ミン1臭化水素酸塩 (4−エトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例109と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.25 (s, 1H), 8.61 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.53 (s, 1H),8.10-7.95 (m, 2H), 7.29 (dd,
1H, J=8.0Hz, J=8.0Hz), 6.95-6.80 (m, 3H), 4.28 (q,
2H, J=7.0Hz), 2.60 (s, 3H), 1.32 (t, 3H, J=7.0H
z); MS (APCI, m/z): 352 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.8 min. 【0218】(実施例122) N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチル)-3-ピ
リジニル]アミン1臭化水素酸塩 (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例109と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.00 (s, 1H), 8.96 (s, 1H),
8.63 (d, 1H, J=7.0Hz),8.48 (d, 1H, J=8.9Hz), 8.05
(d, 1H, J=9.2Hz), 7.91 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.35 (dd,
1H, J=7.8Hz, J=7.8Hz), 7.09 (s, 1H), 6.91 (dd, 1
H, J=6.8Hz, J=6.8Hz), 2.63 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 376 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0 min. 【0219】(実施例123) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(6-エトキシ-3-ピリジニル)アミ
ン1臭化水素酸塩 1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-
3-イル)-2-ブロモ-エタノン20mg(0.061ミリモ
ル)と(6−エトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレ
ア12mg(0.061ミリモル)をエタノール15m
lに溶解し、70℃に加熱後、15時間撹拌した。反応
液を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、
ジエチルエーテル−エタノールで洗浄し表記化合物13
mg(46%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.44 (s, 1H), 10.23 (s, 1H),
8.51(s, 1H), 8.08 (d,1H, J=8.9Hz), 7.93(s, 1H), 7.
33 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.07 (d, 1H, J=8.6Hz),6.90-6.
80 (m, 2H), 4.28 (q, 2H, J=7.0Hz), 2.62 (s, 3H),
1.32 (t, 3H, J=7.0Hz); MS (APCI, m/z): 385 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.4 min. 【0220】(実施例124) N-[4-(5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチル)-3-ピ
リジニル]アミン1臭化水素酸塩 (6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−チオ
ウレアを使用し、実施例123と同様に反応を行い、表
記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.48 (s, 1H), 10.95 (s, 1H),
8.96(s, 1H), 8.50 (d,1H, J=6.2Hz), 7.95-7.80 (m, 2
H), 7.35 (d, 2H, J=8.4Hz), 7.15-7.00 (m, 2H), 2.67
(s, 3H); MS (APCI, m/z): 409 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.6 min. 【0221】(実施例125) N-(4-メチルフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-
α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン1
塩酸塩 (4−メチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例
110と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.25 (s, 1H), 8.61 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.13 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.58 (d, 2H, J=8.4H
z), 7.30 (dd, 1H, J=7.4Hz, J=7.4Hz), 7.16 (d, 2H,
J=8.1Hz), 6.95-6.85 (m, 2H), 2.61 (s, 3H), 2.27
(s, 3H);MS (APCI, m/z): 321 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.4 min. 【0222】(実施例126) N-(3-フルオロ-4-メチルフェニル)-N-[4-(2-メチルピラ
ゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]アミン (3−フルオロ−4−メチル−フェニル)−チオウレアを
使用し、実施例110と同様に反応を行い、表記化合物
を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.40 (s, 1H), 8.62 (d, 1H, J=
6.8Hz), 8.11 (d, 1H, J=9.2Hz), 7.77 (d, 1H, J=13.8
Hz), 7.35-7.20 (m, 3H), 6.95-6.85 (m, 2H), 2.62
(s, 3H), 2.19 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 339 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.7 min. 【0223】(実施例127) N-(3,4-ジメトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ
[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]ア
ミン1塩酸塩 (3,4−ジメトキシ−フェニル)−チオウレアを使用
し、実施例と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.18 (s, 1H), 8.60 (d, 1H, J=
7.3Hz), 8.16 (d, 1H, J=9.2Hz), 7.52 (s, 1H), 7.27
(t, 1H, J=8.4Hz), 7.05 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.00-6.80
(m, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.73 (s, 3H), 2.60 (s, 3
H); MS (APCI, m/z): 367 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.4 min. 【0224】(実施例128) N-(4-メチルフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-
α]ピリジン-3-イル)-1H-イミダゾール-2-イル]アミン N-(4−メチル−フェニル)−グアニジンを使用し、実施
例120と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.50 (d, 1H, J=7.0Hz), 8.19
(d, 1H, J=8.9Hz), 7.44 (d, 2H, J=8.1Hz), 7.32 (d,
2H, J=8.1Hz), 7.15 (dd, 1H, J=7.6Hz, J=7.6Hz),6.77
(dd, 1H, J=6.5Hz, J=6.5Hz), 5.60-5.40 (br, 2H),
2.60-2.45 (m, 3H),2.37 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 304 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1 min. 【0225】(実施例129) N-[4-[3-(2,6-ジクロロフェニル)-5-メチル-4-イソキサ
ゾリル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-[3-(2,6-ジクロロ-フェニル)-5-メチル-イ
ソオキサゾール-4-イル)-エタノン60mg(0.172
ミリモル)と(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア32
mg(0.172ミリモル)をエタノール30mlに溶
解し、70℃に加熱後、15時間撹拌した。反応液を減
圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチ
ルエーテル−エタノールで洗浄し表記化合物37mg
(42%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 7.50-7.32 (m, 3H), 7.30-7.19
(m, 3H), 6.86 (d, 2H,J=9.2Hz), 5.85 (s, 1H), 3.80
(s, 3H), 2.80 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 432 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.9 min. 【0226】(実施例130) N-[4-[3-(2,6-ジクロロフェニル)-5-メチル-4-イソキサ
ゾリル]-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 (4−メチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例
129と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 7.60(s, 1H), 7.50-7.30 (m, 3
H), 7.20-7.00 (m, 4H),5.89(s, 1H), 2.79(s, 3H), 2.
31 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 416 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.5 min. 【0227】(実施例131) N-[4-(5-クロロ-3-メチル-1-ベンゾチエン-2-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン1
塩酸塩 2-クロロ-1-(5-クロロ-3-メチル-ベンゾ[β]チオフェ
ン-2-イル)-エタノン40mg(0.154ミリモル)と
(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア28mg(0.
154ミリモル)をエタノール30mlに溶解し、70
℃に加熱後、15時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、
得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル
−エタノールで洗浄し表記化合物43mg(66%)を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.29(s, 1H), 7.98 (d, 1H, J=
8.6Hz), 7.90 (s, 1H),7.64 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.38
(d, 1H, J=8.6Hz), 7.18 (s, 1H), 6.95 (d, 2H,J=8.9H
z), 3.75(s, 3H), 2.59(s, 3H); MS (APCI, m/z): 387 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 7.8 min. 【0228】(実施例132) N-[4-(5-クロロ-3-メチル-1-ベンゾチエン-2-イル)-1,3
-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン1塩
酸塩 (4−メチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例
131と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.36(s, 1H), 7.99 (d, 1H, J=
8.6Hz), 7.90 (s, 1H),7.60 (d, 2H, J=8.1Hz), 7.39
(d, 1H, J=8.6Hz), 7.30-7.05 (m, 3H), 2.60(s,3H),
2.27 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 371 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 8.4 min. 【0229】(実施例133) N-[4-(3-メチル-1-ベンゾチエン-2-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン1臭化水素酸
塩 2-ブロモ-1-(メチル-ベンゾ[β]チオフェン-2-イル)-
エタノン30mg(0.134ミリモル)と(4−メチル−
フェニル)−チオウレア22mg(0.134ミリモ
ル)をエタノール30mlに溶解し、70℃に加熱後、
15時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた粗結
晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル−エタノール
で洗浄し表記化合物38mg(68%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.29 (s, 1H), 7.94 (d, 2H, J
=7.3Hz), 7.83 (d, 2H,J=6.8Hz), 7.60 (d, 2H, J=8.4H
z), 7.45-7.30 (m, 3H), 7.20-7.10 (m, 2H), 2.62(s,
3H), 2.27 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 337 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 7.7 min. 【0230】(実施例134) N-[4-(1-ベンゾチエン-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]-N-(4-メチルフェニル)アミン1塩酸塩 1-ベンゾ[β]チオフェン-3-イル-2-クロロ-エタノン2
0mg(0.190ミリモル)と(4−メチル−フェニル)
−チオウレア32mg(0.190ミリモル)をエタノ
ール20mlに溶解し、70℃に加熱後、15時間撹拌
した。反応液を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉
砕した後、ジエチルエーテル−エタノールで洗浄し表記
化合物36mg(52%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.30(s, 1H), 8.45 (d, 1H, J=
7.8Hz), 8.15-8.00 (m,2H), 7.61 (d, 2H, J=8.4Hz),
7.55-7.40 (m, 2H), 7.29(s, 1H), 7.15 (d, 2H,J=8.4H
z), 2.27 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 323 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 7.2 min. 【0231】(実施例135) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-
α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン1
塩酸塩 (4−メトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例110と同様に反応を行い、N-(4-メトキシフェニル)
-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,
3-チアゾール-2-イル]アミンを得た。N-(4-メトキシフ
ェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン100mg(0.
297ミリモル)にエタノール5mlと4N塩酸ジオキ
サン溶液5mlを加えて5分間室温で放置した。反応液
を減圧濃縮し、得られた粗結晶を細かく粉砕した後、ジ
エチルエーテル−エタノールで洗浄し表記化合物95m
g(86%)を得た。 【0232】1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.40(s, 1H), 8.6
2 (d, 1H, J=6.8Hz), 8.08 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.60
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.31 (dd, 1H, J=7.0Hz, J=7.0Hz),
6.97 (d, 2H, J=8.9Hz), 6.96-6.80 (m, 2H), 3.75
(s, 3H), 2.59 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 337 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.8 min. 【0233】(実施例136) 2-[4-メトキシ[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-
3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アニリノ]-2-オキソエ
チル アセテート 実施例135の過程で得られるN-(4-メトキシフェニル)
-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,
3-チアゾール-2-イル]アミン600mg(1.78ミリ
モル)をN,N-ジメチルアセトアミド40mlに溶解し
た。アセティックアシッドクロロカルボニルメチルエス
テル700mg(5.35ミリモル)を加え70℃に加
温して、4時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで稀釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(メチレンクロライド/メタノール=15:1)で
精製した。得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−
酢酸エチルで洗浄し表記化合物570mg(73%)を
得た。 【0234】1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.52 (d, 1H, J=6.
8Hz), 7.60-7.40 (m, 3H), 7.30 (s,1H), 7.19 (d, 2H,
J=8.6Hz), 7.00 (dd, 1H, J=7.8Hz, J=7.8Hz), 6.79
(dd, 1H, J=6.2Hz, J=6.2Hz), 4.61 (s, 2H), 3.88 (s,
3H), 2.44 (s, 3H), 2.12 (s,3H); MS (APCI, m/z): 437 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.7 min. 【0235】(実施例137) 2-メトキシ-N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピ
ラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]アセトアミド メトキシ−アセチルクロライドを使用し、実施例136
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.51 (d, 1H, J=6.8Hz), 7.60-
7.45 (m, 3H), 7.27 (s,1H), 7.15 (d, 2H, J=8.9Hz),
6.98 (dd, 1H, J=7.7Hz, J=7.7Hz), 6.78 (dd, 1H, J=
7.0Hz, J=7.0Hz), 5.76 (s, 1H), 4.01 (s, 2H), 3.87
(s, 3H), 3.31 (s,3H), 2.44 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 409 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.6 min. 【0236】(実施例138) 2-アミノ-N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラ
ゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]アセトアミド 窒素気流下、実施例135の過程で得られるN-(4-メト
キシフェニル)-N-[4-(2-メチルピラゾロ[1,5-α]ピリジ
ン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン800mg
(2.38ミリモル)をN,N-ジメチルホルムアミド40
mlに溶解した。N-(tert-ブトキシカルボニル)-グリシ
ン1.25g(7.13ミリモル)、1-ヒドロキシ-7-
アザベンゾトリアゾール650mg(4.76ミリモ
ル)さらに1-エチル-3-(3’-ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド1.81g(4.76ミリモル)を順次
加え、室温で4時間撹拌した。N-(tert-ブトキシカルボ
ニル)-グリシン1.25g(7.13ミリモル)、1-ヒ
ドロキシ-7-アザベンゾトリアゾール650mg(4.
76ミリモル)さらに1-エチル-3-(3’-ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド1.81g(4.76ミリモ
ル)を再び加え、40℃で3時間撹拌した。反応液を酢
酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び
飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(メチレンクロライド/メタノール
=15:1)で精製した。得られたオイル状の化合物を
エタノール10mlとジオキサン20mlに溶解した。
4N塩酸ジオキサン溶液10mlを加え室温で6時間撹
拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、
反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(メチレンクロライド/
メタノール=10:1)で精製した。得られた粗結晶を
細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し表記化合
物520mg(56%)を得た 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.51 (d, 1H, J=6.8Hz), 7.55-
7.40 (m, 3H), 7.25 (s,1H), 7.15 (d, 2H, J=8.9Hz),
6.98 (dd, 1H, J=7.3Hz, J=7.3Hz), 6.81 (dd, 1H, J=
6.8Hz, J=6.8Hz), 3.87 (s, 3H), 3.25 (s, 2H), 2.44
(s, 3H); MS (APCI, m/z): 394 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1 min. 【0237】(実施例139) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(2-メチル-1-ベンゾチエ
ン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン 2-ブロモ-1-(2-メチル-ベンゾ[β]チオフェン-3-イ
ル)-エタノン20mg(0.078ミリモル)と(4−メ
トキシ−フェニル)−チオウレア14mg(0.078
ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム10mg(0.1
17ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン20mlに懸濁
し、70℃に加熱後、20時間撹拌した。反応液を酢酸
エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽
和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチルのみ)で精製し表記化合
物27mg(98%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.45-8.20 (br, 1H), 7.90 (d,
1H, J=8.6Hz), 7.72 (d,1H, J=8.4Hz), 7.40-7.20 (m,
2H), 7.09 (d, 2H, J=8.6Hz), 6.75 (d, 2H, J=9.2Hz),
3.78 (s, 3H), 2.63 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 353 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.3 min. 【0238】(実施例140) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチル-1-ベン
ゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン (6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使
用し、実施例139と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.80-8.60 (br, 1H), 8.04 (s,
1H), 7.85 (d, 1H, J=8.1Hz), 7.68 (d, 1H, J=8.4Hz),
7.35-7.15 (m, 4H), 6.55-6.45 (m, 2H), 3.92(s, 3
H), 2.61 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 354 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.0 min. 【0239】(実施例141) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(2-メチル-1-ベン
ゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン2塩
酸塩 実施例140で得られたN-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-
N-[4-(2-メチル-1-ベンゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]アミン10mg(0.028ミリモル)にエタ
ノール2mlと4N塩酸ジオキサン溶液2mlを加えて
5分間室温で放置した。反応液を減圧濃縮し、得られた
粗結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル−エタノ
ールで洗浄し表記化合物11mg(92%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 10.60-10.40 (br, 1H), 8.55
(s, 1H), 8.04 (d, 1H, J=8.9Hz), 8.00-7.85 (m, 2H),
7.45-7.30 (m, 2H), 7.04 (s, 1H), 6.87 (d, 2H, J=
8.9Hz), 3.83 (s, 3H), 2.65 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 354 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.0 min. 【0240】(実施例142) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン 2-ブロモ-1-(2,5-ジメチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジ
ン-3-イル)-エタノン20mg(0.075ミリモル)と
(4−メトキシ−フェニル)−チオウレア13.6mg
(0.075ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム10
mg(0.117ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン2
0mlに懸濁し、70℃に加熱後、20時間撹拌した。
反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結
晶を細かく粉砕した後、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し
表記化合物26mg(99%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6) δ: 8.23 (d, 1H, J=7.3Hz), 7.88
(s, 1H), 7.33 (d, 2H, J=8.9Hz), 7.26 (s, 1H), 6.89
(d, 2H, J=9.2Hz), 6.53 (d, 1H, J=7.0Hz), 6.44 (s,
1H), 3.82 (s, 3H), 2.63 (s, 3H), 2.38 (s, 3H);MS
(APCI, m/z): 351 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0 min. 【0241】(実施例143) N-(4-メトキシフェニル)-N-[4-(1-メチル-1H-ベンゾイ
ミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミン1
臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン(Indian J.Chem.Sect.B 1999, 38, 302 - 30
7.)及び(4-メトキシ-フェニル)-チオウレアを使用し、
実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 337(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4 min. 【0242】(実施例144) N-[4-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン1臭
化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及びp-トリル-チオウレアを使用し、実施例14
3と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 321(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5 min. 【0243】(実施例145) N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(1-メチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミ
ン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(6-メトキシ-ピリジン-3-イル)-チオウレ
アを使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化合
物を得た。 MS (APCI, m/z): 338(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.1 min. 【0244】(実施例146) N-[4-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミン
1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(6-メチル-ピリジン-3-イル)-チオウレア
を使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化合物
を得た。 MS (APCI, m/z): 322(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.3 min. 【0245】(実施例147) N-[4-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)フェニ
ル]アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(4-トリフルオロメチル-フェニル)-チオ
ウレアを使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 375(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9 min. 【0246】(実施例148) N-[4-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-
チアゾール-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチル)-3-ピ
リジニル]アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(6-トリフルオロメチル-ピリジン-3-イ
ル)-チオウレアを使用し、実施例143と同様に反応を行
い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 376(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.8 min. 【0247】(実施例149)N-(4-エトキシフェニル)-N-
[4-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(4-エトキシ-フェニル)-チオウレアを使
用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 351(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6 min. 【0248】(実施例150) N-(6-エトキシ-3-ピリジニル)-N-[4-(1-メチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミ
ン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(6-エトキシ-ピリジン-3-イル)-チオウレ
アを使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化合
物を得た。 MS (APCI, m/z): 352(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3 min. 【0249】(実施例151) N-(3-フルオロ-4-メチルフェニル)-N-[4-(1-メチル-1H-
ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(3-フルオロ-4-メチル-フェニル)-チオウ
レアを使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化
合物を得た。 MS (APCI, m/z): 339(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.8 min. 【0250】(実施例152) N-(3,4-ジメトキシフェニル)-N-[4-(1-メチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミ
ン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(3,4-ジメトキシ-フェニル)-チオウレア
を使用し、実施例143と同様に反応を行い、表記化合物
を得た。 MS (APCI, m/z): 367(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2 min. 【0251】(実施例153) N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-N-[4-
(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミン1臭化水素酸塩 2-ブロモ-1-(1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン及び(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-
イル)-チオウレアを使用し、実施例143と同様に反応を
行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 365(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3 min. 【0252】(実施例155) N-[4-(2-メチル-1-ベンゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミン2塩酸塩 2-ブロモ-1-(2-メチル-ベンゾ[β]チオフェン-3-イ
ル)-エタノン20mg(0.0743ミリモル)と(6−
メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレア12mg
(0.0743ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム1
0mg(0.117ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン
20mlに懸濁し、70℃に加熱後、2日間撹拌した。
反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣にエタノ
ール2mlと4N塩酸ジオキサン溶液2mlを加えて5
分間室温で放置した。反応液を減圧濃縮し、得られた粗
結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル−エタノー
ルで洗浄し表記化合物17mg(56%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 11.48 (s, 1H), 9.28 (s, 1H),
8.36 (d, 1H, J=8.9Hz),7.94 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.78
(d, 1H, J=8.6Hz), 7.45-7.30 (m, 2H), 7.28 (s, 1H),
2.67 (s, 3H), 2.62 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 338 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7 min. 【0253】(実施例156) N-[4-(2-メチル-1-ベンゾチエン-3-イル)-1,3-チアゾー
ル-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン1塩酸塩 (4−メチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例
155と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.30 (s, 1H), 7.98 (d, 1H, J=
6.2Hz), 7.92 (d, 1H, J=7.0Hz), 7.56 (d, 2H, J=8.6H
z), 7.40-7.25 (m, 2H), 7.11 (d, 2H, J=8.4Hz), 7.01
(s, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.25 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 337 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.9 min. 【0254】(実施例157) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニ
ル)アミン (6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使
用し、実施例142と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.25-8.20 (m, 2H), 7.84
(s, 1H), 7.73 (d, 1H, J=8.9H z), 6.74 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.53 (d, 1H, J=6.8Hz),
6.46 (s, 1H), 3.94 (s,3H), 2.62 (s, 3H), 2.36 (s,
3H); MS (APCI, m/z): 352 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.8 min. 【0255】(実施例158) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン (4−メチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施例
142と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.23 (d, 1H, J=7.3Hz), 7.91
(s, 1H), 7.30 (d, 2H, J=8.6Hz), 7.16 (d, 2H, J=8.1
Hz), 6.54 (d, 1H, J=7.0Hz), 6.48 (s, 1H), 2.64(s,
3H), 2.38 (s, 3H), 2.34 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 335 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.8 min. 【0256】(実施例159) 1-(4-[[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-
イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノ
ン (4−アセチル−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例142と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.25 (d, 1H, J=6.8Hz), 7.98
(d, 2H, J=8.6Hz), 7.88 (s, 1H), 7.52 (d, 2H, J=8.6
Hz), 6.63 (s, 1H), 6.57 (d, 1H, J=7.0Hz), 2.67(s,
3H), 2.59 (s, 3H), 2.40 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 363 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.9 min. 【0257】(実施例160) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)
フェニル]アミン (4−トリフルオロメチル−フェニル)−チオウレアを使
用し、実施例142と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.25 (d, 1H, J=7.0Hz), 7.87
(s, 1H), 7.75-7.50 (m, 5H), 6.57 (d, 1H, J=7.0Hz),
6.61 (s, 1H), 2.66 (s, 3H), 2.39 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 389 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 6.3 min. 【0258】(実施例161) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)
アミン (6−メチル−ピリジン−3−イル)−チオウレアを使用
し、実施例142と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.54 (s, 1H), 8.24 (d, 1H, J=
7.3Hz), 7.97 (d, 1H, J=8.4Hz), 7.84 (s, 1H), 7.16
(d, 1H, J=8.4Hz), 6.60-6.45 (m, 2H), 2.64 (s,3H),
2.55 (s, 3H), 2.39 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 336 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2 min. 【0259】(実施例162) N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)
-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-エトキシフェニル)アミ
ン (4−エトキシ−フェニル)−チオウレアを使用し、実施
例142と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.23 (d, 1H, J=7.0Hz), 7.89
(s, 1H), 7.33 (d, 2H, J=6.8Hz), 6.91 (d, 2H, J=8.9
Hz), 6.53 (d, 1H, J=7.3Hz), 6.43 (s, 1H), 4.04(q,
2H, J=7.0Hz), 2.63 (s, 3H), 2.39 (s, 3H), 1.43 (t,
3H, J=6.8Hz);MS (APCI, m/z): 365 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.8 min. 【0260】(実施例163) N-(3,4-ジメトキシフェニル)-N-[4-(2,5-ジメチルピラ
ゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イ
ル]アミン2塩酸塩 2-ブロモ-1-(2,5-ジメチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジ
ン-3-イル)-エタノン18mg(0.067ミリモル)と
(3,4−ジメトキシ−フェニル)−チオウレア14mg
(0.067ミリモル)そして炭酸水素ナトリウム10
mg(0.117ミリモル)を1,2-ジメトキシエタン2
0mlに懸濁し、70℃に加熱後、20時間撹拌した。
反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残さにエタノ
ール2mlと4N塩酸ジオキサン溶液2mlを加えて5
分間室温で放置した。反応液を減圧濃縮し、得られた粗
結晶を細かく粉砕した後、ジエチルエーテル−エタノー
ルで洗浄し表記化合物18mg(59%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 10.20-10.10 (br, 1H),8.47 (d,
1H, J=7.3Hz), 7.90 (s,1H), 7.45 (s, 1H), 7.11 (d,
1H, J=8.6Hz), 6.94 (d, 1H, J=8.6Hz), 6.78 (s, 1H),
6.71 (d, 1H, J=7.0Hz), 3.80-3.60 (m, 6H), 2.57
(s, 3H), 2.36 (s,3H); MS (APCI, m/z): 381 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.8 min. 【0261】(実施例164) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミ
ン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-メトキシ-フ
ェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 351(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5min. 【0262】(実施例165) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン
1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及びp-トリル-チオウ
レアを使用し、実施例95と同様に反応を行い、表記化
合物を得た。 MS (APCI, m/z): 335(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.8min. 【0263】(実施例166) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジニル)
アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-メトキシ-ピ
リジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例95と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 352(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2min. 【0264】(実施例167) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)ア
ミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-メチル-ピリ
ジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様
に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 336(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.4min. 【0265】(実施例168) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)フ
ェニル]アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-トリフルオロ
メチル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と
同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 389(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0min. 【0266】(実施例169) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチル)-3
-ピリジニル]アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-トリフルオロ
メチル-ピリジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例
95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 390(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6min. 【0267】(実施例170) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-エトキシフェニル)アミ
ン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-エトキシ-フ
ェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 365(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7min. 【0268】(実施例171) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-エトキシ-3-ピリジニル)
アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-エトキシ-ピ
リジン-3-イル)−チオウレアを使用し、実施例95と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 366(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5min. 【0269】(実施例172) N-[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
1,3-チアゾール-2-イル]-N-(3-フルオロ-4-メチルフェ
ニル)アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(3-フルオロ-4-
メチル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と
同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 353(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0270】(実施例173) N-(3,4-ジメトキシフェニル)-N-[4-(1,5-ジメチル-1H-
ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]
アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(3,4-ジメトキシ
-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様に
反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 381(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3min. 【0271】(実施例174) N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-N-[4-
(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チ
アゾール-2-イル]アミン1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(2,3-ジヒドロ-
1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-チオウレアを使用し、
実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 379(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.5min. 【0272】(実施例175) 1-(4-[[4-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン
1臭化水素酸塩 参考例15の化合物2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベン
ゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-アセチル-フ
ェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 363(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6 min. 【0273】(実施例176) 2-アミノ-N-[4-(2,5-ジメチルピラゾロ[1,5-α]ピリジ
ン-3-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフ
ェニル)アセトアミド 窒素気流下、実施例142で得られるN-[4-(2,5-ジメチ
ルピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-1,3-チアゾール-
2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン690mg
(1.97ミリモル)をN,N-ジメチルアセとアミド40
mlに溶解した。N-(tert-ブトキシカルボニル)-グリシ
ン517mg(2.95ミリモル)、O-(7-アザベンゾ
トリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウ
ムヘキサフルオロフォスフェイト1.12g(2.95
ミリモル)さらにピロリジノピリジン10mgを順次加
え、室温で5時間撹拌した。N-(tert-ブトキシカルボニ
ル)-グリシン517mg(2.95ミリモル)、O-(7-
アザベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチ
ルウロニウムヘキサフルオロフォスフェイト1.12g
(2.95ミリモル)を再び加え、50℃で5時間撹拌
した。反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メチレンクロラ
イド/メタノール=15:1)で精製した。得られたオ
イル状の化合物をエタノール5mlとジオキサン10m
lに溶解した。4N塩酸ジオキサン溶液5mlを加え室
温で7時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
中和した後、反応液を酢酸エチルで稀釈し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メチレン
クロライド/メタノール=10:1)で精製した。得ら
れた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗
浄し表記化合物380mg(47%)を得た 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.36 (d, 1H, J=7.0Hz), 7.45
(d, 2H, J=8.9Hz), 7.23(s, 1H), 7.20-7.15 (m, 3H),
6.60 (d, 1H, J=7.0Hz), 3.86 (s, 3H), 3.24 (s, 1H),
2.46 (s, 3H), 2.13 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 408 (M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.0 min. 【0274】(実施例177) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)
アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-メトキ
シ-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様
に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 371(M+1)+, 373(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.3 min. 【0275】(実施例178) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)ア
ミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及びp-トリル-
チオウレアを使用し、実施例95と同様に反応を行い、
表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 355(M+1)+, 357(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.7 min. 【0276】(実施例179) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メトキシ-3-ピリジ
ニル)アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-メトキ
シ-ピリジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例95
と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 372(M+1)+, 374(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.0 min. 【0277】(実施例180) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-メチル-
ピリジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例95と
同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 356(M+1)+, 358(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.9 min. 【0278】(実施例181) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチ
ル)フェニル]アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-トリヒ
ルオロメチル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例
95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 409(M+1)+, 411(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.2 min. 【0279】(実施例182) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチ
ル)-3-ピリジニル]アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(6-トリフ
ルオロメチル-ピリジン-3-イル)-チオウレアを使用し、
実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 410(M+1)+, 412(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.6 min. 【0280】(実施例183) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(3-フルオロ-4-メチル
フェニル)アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(3-フルオ
ロ-4-メチル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例9
5と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 373(M+1)+, 375(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.0 min. 【0281】(実施例184) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(3,4-ジメトキシフェニ
ル)アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(3,4-ジメ
トキシ-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と
同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 401(M+1)+, 403(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.1 min. 【0282】(実施例185) N-[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イ
ル)-1,3-チアゾール-2-イル]-N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベ
ンゾジオキシン-6-イル)アミン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(2,3-ジヒ
ドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-チオウレアを使用
し、実施例95と同様に反応を行い、表記化合物を得
た。 MS (APCI, m/z): 399(M+1)+, 401(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.2 min. 【0283】(実施例186) 1-(4-[[4-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-
2-イル)-1,3-チアゾール-2-イル]アミノ]フェニル)エタ
ノン1臭化水素酸塩 参考例16の化合物2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H
-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン及び(4-アセチ
ル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施例95と同様
に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 383(M+1)+, 385(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 4.3 min. 【0284】(実施例187) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(6-メチル-3-ピリジニル)アミン3トリフル
オロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
(Chem.Lett. 1992, 9,1779-1782.)及び(6-メチル-ピリ
ジン-3-イル)-チオウレアを使用し、実施例188と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.7 (s, 1H), 8.97 (s, 1H), 8.
32 (brd, 1H, J=7.8Hz),7.79 (s, 1H), 7.68-7.61 (m,
2H), 7.37-7.25 (m, 3H), 1.91 (s, 3H);MS (APCI, m/
z): 308(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 2.3min. 【0285】(実施例188) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(4-クロロフェニル)アミン2トリフルオロ
酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
(Chem.Lett. 1992, 9,1779-1782.)75mg(0.31
ミリモル)と(4-クロロ-フェニル)-チオウレア38mg
(0.20ミリモル)をエタノールに溶解し、50℃で
30時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残さ
をHPLC分取(カラム Wakosil−II5C1
8HGを使用)、メタノール−水(0.01%トリフル
オロ酢酸含む)のグラジェント系により精製し、表記化
合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 10.6 (s, 1H), 7.89 (d, 2H, J=
8.9Hz), 7.79 (s, 1H),7.69-7.63 (m, 2H), 7.40 (d, 2
H, J=8.9Hz), 7.32-7.27 (m, 2H); MS (APCI, m/z): 327(M+1)+, 329(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 5.5min. 【0286】(実施例189) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(4-メトキシフェニル)アミン2トリフルオ
ロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(4-メトキシ-フェニル)-チオウレアを使用し、実施
例188と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 323(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2 min. 【0287】(実施例190) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(4-メチルフェニル)アミン2トリフルオロ
酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及びp-トリル-チオウレアを使用し、実施例188と同
様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 307(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4 min. 【0288】(実施例191) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]アミン
2トリフルオロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(4-トリフルオロメチル-フェニル)-チオウレアを使
用し、実施例188と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 MS (APCI, m/z): 361(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.7 min. 【0289】(実施例192) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジニル]ア
ミン3トリフルオロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(6-トリフルオロメチル-ピリジン-3-イル)-チオウ
レアを使用し、実施例188と同様に反応を行い、表記
化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 362(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4 min. 【0290】(実施例193) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(4-エトキシフェニル)アミン2トリフルオ
ロ酢酸塩1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-
エタノン及び(4-エトキシ-フェ ニル)-チオウレアを使用し、実施例188と同様に反応
を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 337(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4 min. 【0291】(実施例194) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(3-フルオロ-4-メチルフェニル)アミン2ト
リフルオロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(3-フルオロ-4-メチル-フェニル)-チオウレアを使
用し、実施例188と同様に反応を行い、表記化合物を
得た。 MS (APCI, m/z): 325(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.6 min. 【0292】(実施例195) N-[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾール
-2-イル]-N-(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イ
ル)アミン2トリフルオロ酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン-6-イル)-チ
オウレアを使用し、実施例188と同様に反応を行い、
表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 351(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.2 min. 【0293】(実施例196) 1-(4-[[4-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-1,3-チアゾ
ール-2-イル]アミノ]フェニル)エタノン2トリフルオロ
酢酸塩 1-(1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-2-ブロモ-エタノン
及び(4-アセチル-フェニル)-チオウレアを使用し、実施
例188と同様に反応を行い、表記化合物を得た。 MS (APCI, m/z): 335(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.3 min. 【0294】(参考例1) 2-ブロモ-1-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-
イル)エタノン 1-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピリミジン-3-イル)エタ
ノン(Chem. Ber. 1985,118, 9, 4099)500mg(2.8
5ミリモル)を48%−臭化水素酸12mlに溶解し、7
0℃に加熱後、臭素142μl(2.85ミリモル)の
48%−臭化水素酸5ml溶液を1時間で滴下した。反応
液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液約150mlに少量
づつ加えた後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧濃縮した。薄層分取クロマトグラフィー(ヘキサン−
酢酸エチル=1:4)による単離後、得られた粗結晶を
細かく粉砕し、クロロホルムで洗浄して、表記化合物3
86mg(収率53%)を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 9.84 (dd, 1H, J=2.2Hz, 7.0Hz),
8.80 (dd, 1H, J=1.9Hz, 4.1Hz), 7.38 (dd, 1H, J=4.
3Hz, 7.0Hz), 4.82 (s, 2H), 2.81 (s, 3H);MS (APCI,
m/z): 254 (M)+, 256 (M+2)+; HPLC (R): Rt. = 2.7 min. 【0295】(参考例2) 2-ブロモ-1-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イ
ル)エタノン 1)1-(2-メチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エ
タノン 2,4-ジオン1.0g(10.0ミリモル)を四塩化炭素
−水(1:1)100mlに溶解し、氷冷下ブロミン
0.51ml(10.0ミリモル)の四塩化炭素溶液
(4ml)を1時間かけて滴下した後、30分間室温で
撹拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、水及び飽
和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧濃縮して得られた残渣と、2−アミノ
ピラジン1.0g(9.16ミリモル)をジメトキシエ
タン10mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム0.77g
(9.16ミリモル)を加え70℃で16時間撹拌し
た。放冷後、反応液を酢酸エチルで希釈し、水及び飽和
食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル)で精製し、1-(2-メチル-イ
ミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エタノン0.14g
(収率8%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.52 (dd, 1H, J=1.4Hz, 4.6Hz),
9.15 (d, 1H, J=1.1Hz),8.14 (d, 1H, J=4.6Hz), 2.86
(s, 3H), 2.68 (s, 3H) 2)2-ブロモ-1-(2-メチル-イミダゾ[1,2-α]ピラジン-
3-イル)エタノン 1-(2-メチル-イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エタノ
ン44mg(0.25ミリモル)を48%−臭化水素酸
0.75mlに溶解し、70℃に加熱後、臭素13μl
(0.25ミリモル)の48%−臭化水素酸0.2ml溶
液を30分で滴下した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液約10mlに少量づつ加えた後、酢酸エチルで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結晶
を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄して、表
記化合物48mg(収率75%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.49 (dd, 1H, J=1.4Hz, 4.6Hz),
9.19 (s, 1H), 4.39 (s,2H), 2.92 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 254 (M)+, 256 (M+2)+; HPLC (R): Rt. = 3.0 min. 【0296】(参考例3) 2-ブロモ-1-(6-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾー
ル-5-イル)エタノン 1-(6-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-5-イル)
エタノン(J.Chem.Soc.Perkin Trans.1, 1992, 15, 202
9-2032.)69mg(383マイクロモル)を48%−
臭化水素酸2mlに溶解し70℃に加熱後、臭素20μl
(383マイクロモル)の48%−臭化水素酸1ml溶液
を40分間で滴下した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液に少しづつ加えた(PH=8)。反応液を酢酸
エチルで抽出した後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得ら
れた粗結晶を細かく粉砕しヘキサンー酢酸エチルで洗浄
し表記化合物69mg(70%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ 8.40 (d, 1H, J=4.6Hz), 6.98 (d, 1
H, J=4.6Hz), 4.29 (s,2H), 2.76 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 259, 261(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.4min. 【0297】(参考例4) 2-ブロモ-1-(3-メチル-5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-β]
[1,3]チアゾール-2-イル)エタノン1臭化水素酸塩 1-(3-メチル-5,6-ジヒドロイミダゾ[2,1-β][1,3]チア
ゾール-2-イル)エタノン(J.Heterocycl.Chem. FR, 197
9, 16, 1201-1207.)を使用し参考例3と同様に反応を
行ない表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.77 (s, 2H), 4.48-4.41 (m, 2
H), 4.32-4.25 (m, 2H),2.58 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 261, 263(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 1.8min. 【0298】(参考例5) 2-ブロモ-1-(3-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾー
ル-2-イル)エタノン1臭化水素酸塩 1-(3-メチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チアゾール-2-イ
ル)エタノン(Chem.Heterocycl.Compd.(Engl.Transl.),
1970, 6, 474-476)を使用し参考例3と同様に反応を行
ない表記化合物を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 8.33 (d, 1H, J=2.2Hz), 8.25
(d, 1H, J=2.2Hz), 4.92 (s, 2H), 2.86 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 259, 261(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.0min. 【0299】(参考例6) 2-ブロモ-1-(6-クロロ-2-メチルイミダゾ[1,2-β]ピリ
ダジン-3-イル)エタノン 1-(6-クロロ-2-メチルイミダゾ[1,2-β]ピリダジン-3-
イル)エタノン(Synthesis, 1984, 3, 263)100mg
(0.48ミリモル)を48%−臭化水素酸2mlに溶解
し、70℃に加熱後、臭素24.6μl(0.48ミリ
モル)の48%−臭化水素酸1.5ml溶液を1時間で
滴下した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液約1
5mlに少量づつ加えた後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結晶を細かく粉砕
し、ジエチルエーテルで洗浄して、表記化合物53mg
(収率55%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 7.95 (d, 1H, J=9.5Hz), 7.28 (d,
1H, J=9.5Hz), 4.78 (s,2H), 2.78 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 288 (M)+, 290 (M+2)+; HPLC (R): Rt. = 4.1 min. 【0300】(参考例7) 2-ブロモ-1-(2,6-ジメチルイミダゾ[2,1-β][1,3]チア
ゾール-5-イル)エタノン1-(2,6-ジメチルイミダゾ[2,1-
β][1,3]チアゾール-5-イル)エタノン(J.Chem.Soc.Per
kin Trans.1, 1992, 15, 2029-2032.)を使用し参考例
3と同様に反応を行ない表記化合物を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 8.10 (s, 1H), 4.26 (s, 2H), 2.72
(s, 3H), 2.47 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 273, 275(M+1)+ HPLC (R): Rt. = 3.9min. 【0301】(参考例8) 2-ブロモ-1-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3
-イル)エタノン 1)1-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イ
ル)エタノン 2,4-ジオン1.43g(14.3ミリモル)を四塩化炭
素−水(1:1)80mlに溶解し、氷冷下ブロミン
0.74ml(14.3ミリモル)の四塩化炭素溶液
(4ml)を1時間かけて滴下した後、30分間室温で
撹拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、水及び飽
和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧濃縮して得られた残渣と、5-メチル-2
-ピラジンアミン(J. Heterocycle. Chem., 1980, 17, 1
43)1.56g(14.3ミリモル)をジメトキシエタ
ン70mlに溶解し、炭酸水素ナトリウム1.32g(1
5.7ミリモル)を加え70℃で16時間撹拌した。放
冷後、反応液を酢酸エチルで希釈し、水及び飽和食塩水
で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶
媒を減圧濃縮して得られた残渣を、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)に
かけ、1-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イ
ル)エタノン1.01g(収率37%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.38 (s, 1H), 9.06 (s, 1H), 2.83
(s, 3H), 2.66 (s, 3H), 2.60 (s, 3H) 【0302】2)2-ブロモ-1-(2,6-ジメチルイミダゾ
[1,2-α]ピラジン-3-イル)エタノン 1-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イル)エ
タノン1.01g(5.34ミリモル)を48%−臭化
水素酸8.0mlに溶解し、70℃に加熱後、臭素0.2
8ml(5.43ミリモル)の48%−臭化水素酸1.
0ml溶液を60分で滴下した。反応液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液約20mlに少量づつ加えた後、酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮して得られた残
渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル)にかけ、2-ブロモ-1-(2,6-ジメチルイミダゾ[1,2-
α]ピラジン-3-イル)エタノンを0.65g(収率46
%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.37 (d, 1H, J=0.8Hz), 9.10 (d,
1H, J=1.6Hz), 4.37 (s,2H), 2.89 (s, 3H), 2.63 (s,
3H); MS (APCI, m/z): 268 (M)+, 270 (M+2)+; HPLC (R): Rt. = 3.4 min. 【0303】(参考例9) 2-ブロモ-1-[5-ブロモ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1H-イン
ドール-3-イル]-エタノン (1)1-[5-ブロモ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1H-インド
ール-3-イル]-エタノン窒素気流下、N,N-ジメチルホル
ムアミド30mlに溶解した1-(5-ブロモ-1H-インドー
ル-3-イル)-エタノン(Tetrahedron 2001, 57(12), 2355
-2366)1.00g(4.20ミリモル)に、60%―水
素化ナトリウム(350mg)を加え、室温で30分間
撹拌した。1-ブロモメチル-4-クロロ-ベンゼン1.00
g(4.67ミリモル)を加え50℃に加熱後、3時間
撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得
られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで
洗浄し1-[5-ブロモ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1H-インド
ール-3-イル]-エタノン1.10g(72%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.61 (s, 1H), 8.33 (s, 1H), 7.
52 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.45-7.34 (m, 3H), 7.31 (d, 2
H, J=8.4Hz), 5.52 (s, 2H), 2.47 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 364 (M+H)+, 362 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 5.8 min. (2)2-ブロモ-1-[5-ブロモ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1
H-インドール-3-イル]-エタノン 1-[5-ブロモ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1H-インドール-3-
イル]-エタノン500mg(1.38ミリモル)を無水テ
トラヒドロフラン20mlに溶解し、-78℃撹拌下、
リチウムヘキサメチルジシラザンの1.0Mテトラヒド
ロフラン溶液4.1mlを滴下した。-78℃で1.5時間撹
拌後トリメチルシリルクロライド0.60ml(5.3
ミリモル)を加え、さらに2時間撹拌した。反応液に飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液2mlを加え反応を停止さ
せ、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。窒素気流下、残さ
に無水テトラヒドロフラン20mlを加え、室温下N-ブ
ロモスクシンイミド246mg(1.38ミリモル)を
加え4時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した後、酢酸エ
チルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和
食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧濃縮した。得られた粗結晶を細かく粉砕
し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し2-ブロモ-1-[5-ブロ
モ-1-(4-クロロ-ベンジル)-1H-インドール-3-イル]-エ
タノン280mg(46%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.74 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 7.
58 (d, 1H, J=8.9Hz), 7.45-7.35 (m, 3H), 7.32 (d, 2
H, J=8.1Hz), 5.54 (s, 2H), 4.65 (s, 2H); MS (APCI, m/z): 442 (M+H)+, 444 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 6.1 min. 【0304】(参考例10) 2-クロロ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H-インドール-3-イ
ル)-エタノン 窒素気流下、5-クロロ-1-メチル-1H-インドール(Bayer
& Co; DE 128660; FTFVA6;)400mg(2.33ミリ
モル)を無水塩化メチレン20mlに溶解し、0℃撹拌
下、ジエチルアルミニウムクロライドの0.98Mトル
エン溶液4.6mlを滴下した。0℃で30分間撹拌
後、無水塩化メチレン5mlに溶解したクロロアセチル
クロライド380mgを滴下した。0℃から室温に昇温
し2時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液2m
lを加えて反応を停止させ、酢酸エチルで稀釈し、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢
酸エチルのみ)で精製した。得られた粗結晶を細かく粉
砕し、ヘキサン−酢酸エチルで洗浄し2-クロロ-1-(5-ク
ロロ-1-メチル-1H-インドール-3-イル)-エタノン230
mg(40%)を得た 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.01 (s, 1H), 7.62 (d, 1H, J=
8.9Hz), 7.26 (d, 1H, J=8.9Hz), 4.98 (s, 2H), 3.77
(s, 3H), 2.74 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 256 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 5.0 min. 【0305】(参考例11) 2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イ
ル)-エタノン 1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-エタ
ノン(Heterocycles 1993, 35(2), 915-924)2.10g
(12.1ミリモル)を臭素酸20mlに溶解し、70
℃攪拌下、臭化水素酸5mlに溶解した臭素0.680
ml(13.3ミリモル)を1時間かけて滴下した。3
0分間攪拌後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて
中和した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。得
られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エチルで
洗浄し2-ブロモ-1-(2-メチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジ
ン-3-イル)-エタノン2.30g(75%)を得た。 1H-NMR (DMSOd-6)δ: 8.82 (d, 1H, J=7.0Hz), 8.18
(d, 1H, J=8.9Hz), 7.65 (dd, 1H, J=8.1Hz, 1.4Hz),
7.18 (dd, 1H, J=7.0Hz, 1.4Hz), 4.74 (s, 2H), 2.51
(s, 3H); MS (APCI, m/z): 253 (M+H)+, 255 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 3.8 min. 【0306】(参考例12) 1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イ
ル)-2-ブロモ-エタノン (1)1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドー
ル-3-イル)-エタノン 窒素気流下、N,N-ジメチルホルムアミド50mlに溶解
した3-アセチル-5-クロロ-2-メチル‐インドール(Synth
Commun. 1996, 26(17), 3267-3276)320mg(1.
54ミリモル)に、60%NaH(185mg)を加え、
室温で30分間撹拌した。アセチルクロライド487m
g(6.20ミリモル)を加え50℃に加熱後、3時間
撹拌した。水2mlを加えて反応を停止させ、酢酸エチ
ルで稀釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食
塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=1:1)で精
製し、得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸
エチルで洗浄し1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-
インドール-3-イル)-エタノン200mg(52%)を
得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ 8.10-8.00 (m, 2H), 7.35 (dd, 1
H, J=8.9Hz, 2.2Hz), 2.86 (s, 3H), 2.79(s, 3H), 2.7
9 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 208 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 4.6 min. 【0307】(2)1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-
1H-インドール-3-イル)-2-ブロモ-エタノン 1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-インドール-3-イ
ル)-エタノン200mg(0.800ミリモル)を無水テ
トラヒドロフラン15mlに溶解し、-78℃撹拌下、
リチウムヘキサメチルジシラザンの1.0Mテトラヒド
ロフラン溶液2.4mlを滴下した。-78℃で1時間撹拌
後トリメチルシリルクロライド0.36ml(3.2ミ
リモル)を加え、さらに1時間撹拌した。反応液に飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液2mlを加え反応を停止さ
せ、酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮した。窒素気流下、残さ
に無水テトラヒドロフラン15mlを加え、室温下N-ブ
ロモスクシンイミド157mg(0.88ミリモル)を
加え5時間撹拌した。反応液を減圧濃縮した後、酢酸エ
チルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和
食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル=2:1)で精
製し、得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸
エチルで洗浄し1-(1-アセチル-5-クロロ-2-メチル-1H-
インドー ル-3-イル)-2-ブロモ-エタノン140mg(53%)を
得た。 MS (APCI, m/z): 288 (M+H)+, 286 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 4.5 min. 【0308】(参考例13) 2-ブロモ-1-(2-メチル-ベンゾ[β]チオフェン-3-イル)-
エタノン 1-(2-メチル-ベンゾ[β] チオフェン-3-イル)-エタノン
(J.Org.Chem. 1958, 23, 1024)125mg(0.657
ミリモル)を臭素酸2ml及びメタノール2mlにに溶
解し、70℃攪拌下、臭素34μl(0.657ミリモ
ル)を加えた。30分間攪拌後、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加えて中和した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で洗
浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧濃縮した。得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサ
ン−酢酸エチルで洗浄し2-ブロモ-1-(2-メチル-ベンゾ
[β]チオフェン-3-イル)-エタノン84mg(50%)を
得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 8.11 (d, 1H, J=8.1Hz), 7.76 (d,
1H, J=7.6Hz), 7.50-7.25 (m, 2H), 4.44 (s, 2H), 2.
81(s, 3H); 【0309】(参考例14) 2-ブロモ-1-(2,5-ジメチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-
3-イル)-エタノン 1-(2,5-ジメチル-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-
エタノン(Chem Abstr 1973, 80, 14923)を使用して参考
例11と同様に反応を行ない2-ブロモ-1-(2,5-ジメチル
-ピラゾロ[1,5-α]ピリジン-3-イル)-エタノンを得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 8.32 (d, 1H, J=6.8Hz), 8.05 (s,
1H), 6.82 (d, 1H, J=6.8Hz), 4.31 (s, 2H), 2.73 (s,
3H), 2.46 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 267 (M+H)+, 268 (M+H)+; HPLC(R): Rt = 4.2 min. 【0310】(参考例15) 2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-
イル)-エタノン 1)1-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-
エタノン 1-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタ
ノール(J.Org.Chem. 1976, 41, 776-780.)1.51g
(7.94ミリモル)をジクロロメタン30mlに溶解
し、室温で二酸化マンガン5.18g(59.6ミリモ
ル)を加えた。反応混合液を3.5日間室温で撹拌した
後、セライトを用いて濾過し濾液を減圧濃縮した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン:酢酸エチル=2:1)で精製し、1-(1,5-ジメチ
ル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン1.11g
(収率74%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 7.65 (s, 1H), 7.34-7.24 (m, 2H),
4.11 (s, 3H), 2.83 (s, 3H), 2.50 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 189 (M+H)+; HPLC (R): Rt. = 4.1 min. 2)2-ブロモ-1-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール
-2-イル)-エタノン 1-(1,5-ジメチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタ
ノン1.11g(5.90ミリモル)を酢酸10mlに
溶解し、100℃に加熱後、臭素304μl(5.90
ミリモル)の酢酸3ml溶液を30分間で滴下した。反
応液を1時間100℃で撹拌した後、反応液を大過剰の
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に少量づつ加えた後、ジ
クロロメタンで抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄し無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し
た。得られた粗結晶を細かく粉砕し、ヘキサン−酢酸エ
チルで洗浄し表記化合物862mg(56%)を得た。
1H-NMR (CDCl3)δ: 7.65 (brs, 1H), 7.37-7.27 (m, 2
H), 4.90 (s, 2H),4.13 (s, 3H), 2.50 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 267(M+H)+, 269(M+H)+; HPLC (R): Rt. = 4.9 min. 【0311】(参考例16) 2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾー
ル-2-イル)-エタノン 1)1-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-
イル)-エタノン 4-クロロ-N1-1-メチル-ベンゼン-1,2-ジアミン(J.Amer.
Chem.Soc. 1998, 120(10), 2251-2255.)3.78g
(2.41ミリモル)と2-ヒドロキシ-プロピオン酸を
5N塩酸25mlに溶解し、85℃で16時間撹拌し
た。放冷後、大過剰の飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に
少量づつ加えた後、ジクロロメタンで抽出、有機層を飽
和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過
後、濾液を減圧濃縮し、無定形固体3.30gを得た。
これ以上の精製は行わずにこの固体1.51gを用い
て、参考例15(1)と同様に反応を行い、1-(5-クロ
ロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)-エタノン
226mgを得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 7.86 (brs, 1H),7.45-7.34 (m, 2
H), 4.12 (s, 3H), 2.83 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 209(M+H)+, 211(M+H)+; HPLC (R): Rt. = 4.4 min. 2)2-ブロモ-1-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダ
ゾール-2-イル)-エタノン 1-(5-クロロ-1-メチル-1H-ベンゾイミダゾール-2-イル)
-エタノン226mg(1.08ミリモル)を用いて、
参考例15(2)と同様に反応を行い、表記化合物21
0mg(67%)を得た。 1H-NMR (DMSO-d6)δ: 7.87 (brs, 1H), 7.47-7.37 (m,
2H), 4.87 (s, 2H), 4.15 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 287(M+H)+, 289(M+H)+, 291(M+H)+; HPLC (R): Rt. = 5.1 min. 【0312】(参考例17) 2-ブロモ-1-[2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]
ピラジン-3-イル]エタノン 1)エチル2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピ
ラジン-3-カルボキシレート エチル-4,4,4-トリフルオロアセトアセテート3.0g
(16.3ミリモル)を四塩化炭素−水(1:1)80
mlに溶解し、氷冷下ブロミン0.84ml(16.3
ミリモル)の四塩化炭素溶液(4ml)を1時間かけて
滴下した後、30分間室温で撹拌した。反応液をジクロ
ロメタンで希釈し、水及び飽和食塩水で洗浄した。有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮して
得られた残渣と、2-ピラジンアミン1.5g(13.7
ミリモル)をジメトキシエタン70mlに溶解し、炭酸水
素ナトリウム1.18g(14.0ミリモル)を加え7
0℃で16時間撹拌した。放冷後、反応液を酢酸エチル
で希釈し、水及び飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮して得られた
残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エ
チル:ヘキサン=9:1)にかけ、エチル2-(トリフル
オロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-カルボキシレ
ート0.89g(収率25%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.34 (d, 1H, J=1.4Hz), 9.27 (dd,
1H, J=1.6Hz, 4.6Hz),8.26 (d, 1H, J=4.6Hz), 4.51
(q, 2H, J=7.1Hz), 1.46 (t, 3H, J=7.2Hz) 2)N-メトキシ-N-メチル-2-(トリフルオロメチル)イミ
ダゾ[1,2-α]ピラジン-3-カルボキシアミド エチル2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジ
ン-3-カルボキシレート0.99g(3.82ミリモル)
のエタノール溶液(20ml)に1N水酸化ナトリウム
水溶液2.55mlを加え、2時間還流した。溶媒溜去
した残渣を水(10ml)に溶解したものに、濃塩酸を
加えて酸性とした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮して得ら
れた白色固体をジメチルホルムアミド6mlに溶解し、
氷冷下HOBt0.52g(3.85ミリモル)、N,O-ジメ
チルヒドロキシルアミン塩酸塩0.56g(5.78ミ
リモル)、WSC1.10g(5.78ミリモル)、トリ
エチルアミン1.07ml(7.70ミリモル)を加
え、室温で16時間撹拌した。反応液を吸引ろ過し、ろ液
を炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮
して得られた残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(酢酸エチル)にかけ、N-メトキシ-N-メチル-2-
(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-カ
ルボキシアミド0.64g(収率62%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.26 (d, 1H, J=1.6Hz), 8.30 (dd,
1H, J=1.6Hz, 4.9Hz),8.10 (d, 1H, J=4.9Hz), 3.52
(s, 3H), 3.48 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 275 (M+1)+; HPLC (R): Rt. = 3.2 min. 3)1-[2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラ
ジン-3-イル]エタノン 窒素気流下、N-メトキシ-N-メチル-2-(トリフルオロメ
チル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-カルボキシアミド
0.808g(3.12ミリモル)のTHF溶液(15m
l)にメチルマグネシウムブロマイドTHF溶液3.80
ml(0.93M)を滴下し、3時間室温で撹拌した。反
応溶液に炭酸水素ナトリウム水溶液5mlを加え、有機
層を飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮して得られた残渣を、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)にかけ、1-[2-
(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-3-イ
ル]エタノン0.203g(収率24%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.54 (d, 1H, J=4.1Hz), 9.37 (s,
1H), 8.29 (d, 1H, J=4.9Hz), 2.78 (s, 3H); MS (APCI, m/z): 230 (M+1)+; HPLC (R): Rt. = 3.6 min. 4)2-ブロモ-1-[2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2
-α]ピラジン-3-イル]エタノン 1-[2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2-α]ピラジン-
3-イル]エタノン0.07g(0.31ミリモル)を4
8%−臭化水素酸2.0mlに溶解し、70℃に加熱後、
臭素15.7μl(0.31ミリモル)の48%−臭化
水素酸1.0ml溶液を30分で滴下した。反応液を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液約10mlに少量づつ加えた
後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮して
得られた粗結晶を細かく粉砕し、酢酸エチルで洗浄し
て、2-ブロモ-1-[2-(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2
-α]ピラジン-3-イル]エタノンを0.093g(収率9
9%)を得た。 1H-NMR (CDCl3)δ: 9.45 (dd, 1H, J=1.6Hz, 4.6Hz),
9.42 (d, 1H, J=5.1Hz),8.37 (d, 1H, J=4.6Hz), 4.65
(s, 2H); MS (APCI, m/z): 308 (M)+, 310 (M+2)+; HPLC (R): Rt. = 4.1 min. 【0313】(参考例18) 固相単体D リンクアシッドレジン2.58g(1.63ミリモル、
0.63ミリモル/g)をテトラハイドロフラン40m
lに縣濁させ、ヘキサクロロエタン2.31g(9.7
5ミリモル)を加えた後、トリフェニルフォスフィン
2.56g(9.75ミリモル)を加え室温で6時間撹
拌した。反応液をろ過し、樹脂をテトラヒドロフラン,
ジクロロメタンの順に5回洗浄することにより固相単体
Aを得た。固相単体Aをジクロロメタン15mlに縣濁
させ、4−メトキシアニリン1.20g(9.75ミリ
モル)とジイソプロピルエチルアミン0.94mlを加
え室温で24時間撹拌した。反応液をろ過し、樹脂をジ
クロロメタン、メタノール、N,N−ジメチルホルムア
ミド、テトラヒドロフランの順に3回洗浄することによ
り固相単体Bを得た。固相単体Bをジクロロメタン25
mlに縣濁させ、Fmoc−イソチオシアネート(FmocNC
S)2.74g(9.75ミリモル)を加え室温で3時
間撹拌した。反応液をろ過し、樹脂をジクロロメタン、
メタノール、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフランの順に3回洗浄することにより固相単体Cを
得た。固相単体Cを20%−ピペリジン−ジクロロメタ
ン溶液25mlに縣濁させ、室温で1時間撹拌した。反
応液をろ過し、樹脂をジクロロメタン、メタノール、
N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフランの
順に3回洗浄することにより固相単体Dを得た。 【0314】(試験例1) 種々癌細胞に対する細胞毒
性試験 癌細胞株としてHL−60(大日本製薬 CCL−24
0)、HeLa(ATCC CCL−2)、U937
(ATCC CRL−1593)、CaSki(ATC
C CRL−1550)を用いた。培養液には以下に示
す培地にウシ胎児血清(ハイクローン社製)を10%添
加したものを用いた。HL−60、U937:RPMI
1640培地(旭硝子社製)、CaSki:MEM培地
(ギブコ社製)、HeLa:DMEM培地(ギブコ社
製)まず、実施例3、実施例269及び実施例280の
化合物を、ジメチルスルフォキシドに溶解し10mg/
ml溶液を作製した。この溶液を10%ウシ胎児血清含
有RPMI1640培地で希釈することにより4倍の段
階希釈液を作製し、これを50μl/ウェルとなるよう
に96ウェル平底プレート(コーニング・コスター社製
3598)にn=3で分注した。この時、ジメチルスル
フォキシドの最終濃度が0.5%を超えないようにし
た。さらに、各癌細胞株を4万細胞/mlの密度でそれ
ぞれの培養液に懸濁させた液を150μl/ウェルで分
注し、5%CO2、37℃条件下で72時間培養した。
培養終了後、XTT/PMS液(1mg/ml 2,3
−ビス[2−メトキシ−4−ニトロ−5−スルホフェニ
ル]−2H−テトラゾリウム−5−カルボキサニリド
(シグマ社製)、25mMフェナジン・メトサルフェー
ト(シグマ社製)を培養液に溶かしたもの)を50μl
/ウェル添加し、37℃で2乃至4時間インキュベート
し、プレートリーダー(スペクトラ・マックス250、
モレキュラー・デバイセズ社製)にて450nmの吸光
度を測定し、以下の式に基づき生細胞百分率(%)を算
出した。 【0315】生細胞百分率(%)=(検体添加・細胞添
加ウェルの吸光度−細胞非添加ウェルの吸光度)×10
0/(検体非添加・細胞添加ウェルの吸光度−細胞非添
加ウェルの吸光度)。 【0316】最終的に、濃度の対数と生細胞百分率とを
プロットしたグラフを作成し、生細胞百分率を50%減
少させる濃度(以下「ED50値」という)を求め、細胞
毒性の指標とした。 【0317】 【表6】 --------------------------------------------------------- 実施例番号 ED50(μg/mg) ------------------------------------------ 細胞株 Hela CaSki U-937 HL-60 --------------------------------------------------------- 7 0.050 0.075 0.050 0.060 65 0.038 0.060 0.012 0.013 66 0.050 0.090 0.040 0.050 69 0.049 0.060 0.020 0.020 82 0.030 0.080 0.028 0.028 85 0.026 0.069 0.013 0.017 90 0.049 0.075 0.024 0.030 ------------------------------------------------------ (製剤例1)ハードカプセル剤 標準二分式ハードゼラチンカプセルの各々に、下記組成
の化合物を充填することにより、単位カプセルを製造
し、洗浄後、乾燥する。 【0318】 化合物(I) 100 mg ラクトース 150 mg セルロース 50 mg ステアリン酸マグネシウム 6 mg 306 mg (製剤例2)ソフトカプセル剤 消化性油状物、例えば、大豆油、綿実油又はオリーブ油
中に入れた、化合物(I)の混合物を調製し、ゼラチン
中に注入して、100 mgの活性成分を含有するソフトカプ
セルを得て、洗浄後、乾燥する。 (製剤例3)錠剤 常法に従って、下記組成の錠剤を製造する。 【0319】 尚、所望により、剤皮を塗布することができる。 【0320】 【発明の効果】本発明の化合物は、優れた腫瘍増殖抑制
活性を有するので、ガンの予防剤及び治療剤として有用
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/4985 A61K 31/4985 4C086 31/519 31/519 A61P 35/00 A61P 35/00 C07D 417/12 C07D 417/12 471/04 106 471/04 106A 487/04 144 487/04 144 513/04 331 513/04 331 (72)発明者 我妻 利紀 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 古川 秀比古 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 (72)発明者 蔵方 慎一 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内 Fターム(参考) 4C033 AD13 AD17 AD20 4C050 AA01 BB05 CC08 EE03 FF05 4C063 AA01 BB09 CC62 DD12 EE01 4C065 AA03 BB05 CC01 DD02 EE02 HH01 HH02 JJ02 KK04 LL01 PP03 PP12 4C072 AA01 BB02 CC02 CC16 EE13 FF05 GG01 GG06 UU01 4C086 AA03 BC82 CB05 CB27 GA08 MA01 NA14 ZB26

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 [式中、Ar1は、C1−6アルキル基(ハロゲン原子
    で1乃至5個置換されていてもよい)、C1−6アルコ
    キシカルボニルC1−6アルキル基、置換基群(a)か
    ら選択される基で1乃至5個置換されていてもよいC6
    −10アリール基、置換基群(a)から選択される基で
    1乃至5個置換されていてもよいヘテロ環基、C7−1
    4アラルキル基(ベンジルオキシカルボニルアミノ基で
    置換されていてもよい)又はC7−14架橋縮合炭化水
    素環基を示し、 Ar2は、置換基群(b)から選択される基で1乃至5
    個置換されていてもよいC6−10アリール基又は置換
    基群(b)から選択される基で1乃至5個置換されてい
    てもよいヘテロ環基を示し、 R1は、水素原子又はC2−6アルカノイル基を示し、 R2は、水素原子又はC2−6アルカノイル基(アミノ
    基、アセチルアミノ基、モノ若しくはジ(C1−6アル
    キル)アミノ基、C1−6アルコキシ基又はC2−6ア
    ルカノイルオキシ基で置換されていてもよい)を示し、 Xは、−NH−、硫黄原子、酸素原子を示す。上記にお
    いて、置換基群(a)とは、ハロゲン原子、ニトロ基、
    アミノ基、ジ(C1−6アルキル)アミノ基、水酸基、
    シアノ基、ベンゼンアゾ基、C1−6アルキル基、C1
    −6アルコキシ基、C2−6アルカノイル基、トリフル
    オロメチル基、C1−6アルコキシカルボニルC1−6
    アルキル基、C6−10アリール基(1乃至3個のハロ
    ゲン原子で置換されていてもよい)、C7−14アラル
    キル基(1乃至3個のハロゲン原子で置換されていても
    よい)、ヘテロ環基からなる置換基群であり、 置換基群(b)とは、シアノ基、ハロゲン原子、C1−
    6アルキル基(ハロゲン原子で1乃至5個置換されてい
    てもよい)、C1−6アルコキシ基、C2−6アルカノ
    イル基及びホルミルアミノ基からなる置換基群であ
    る。]で表される化合物又はその薬理上許容される塩。
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