JP2003312364A - 車両用ミラーの角度制御装置 - Google Patents

車両用ミラーの角度制御装置

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JP2003312364A
JP2003312364A JP2002117393A JP2002117393A JP2003312364A JP 2003312364 A JP2003312364 A JP 2003312364A JP 2002117393 A JP2002117393 A JP 2002117393A JP 2002117393 A JP2002117393 A JP 2002117393A JP 2003312364 A JP2003312364 A JP 2003312364A
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mirror
tilting
drive circuit
rotation
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JP2002117393A
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Ayako Yamada
亜矢子 山田
Mitsuyoshi Nagao
光芳 長尾
Hidenori Satou
英法 佐藤
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Murakami Corp
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Murakami Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/062Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
    • B60R1/07Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両のリバース操作に連動して傾動用モータを
正転方向に所定量回転させてミラー角度を後方車輪視認
位置へ傾動させ、リバース解除操作に連動して該モータ
を逆転方向に所定量回転させてミラー角度を定常位置に
復帰させる。その際、該モータのブラシ切換時に発生す
る高周波信号をピックアップコイルで検出して該モータ
の回転量を検出する。その場合に、正転時と逆転時とで
ピックアップコイルを共用できるようにする。 【解決手段】バッテリ3の電圧はモータ用安定化電源回
路10で安定化され、モータ駆動回路8を介して傾動用
モータM2に供給される。モータ用安定化電源回路10
の出力電圧の極性は固定である。モータ駆動回路8の出
力電圧の極性は、駆動方向指令に基づく該モータ駆動回
路8の回路切換に応じて切り換えられる。ピックアップ
コイルL10をモータ用安定化電源回路10とモータ駆
動回路8の間に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアミラーやフェ
ンダーミラー等の車両用ミラーの傾斜角度を制御する車
両用ミラーの角度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車、ワゴン車及びトラック
等の車両は、後方の安全を確認するために、ドアミラー
やフェンダーミラー等のバックミラーが搭載されてい
る。このようなバックミラーでは、運転者に合った位置
に鏡面角度を設定できるように、リモコンによる角度調
節用アクチェータを具備しており、運転者は、運転席で
リモコン操作することにより鏡面角度を好適な位置に設
定することができる。
【0003】また、車庫入れ時等、車両を後退させる際
には、運転者は車両の後輪部近傍を視界に入れることが
望ましい。しかし、上記の角度調節用アクチェータで
は、鏡面角度を下方向に傾斜させて後輪近傍を視野範囲
に入れるためには、その都度運転者がミラー角度調整用
のボタンを押して操作する必要があり、また、元の角度
に戻す場合も同様に操作する必要があるので、利便性が
悪いという欠点がある。
【0004】そこで、従来より、例えば実開平4−95
846号CD−ROM(以下、従来例1という)に記載
されているように、車両のシフトレバーをリバースギヤ
に入れたことを検出して自動的に所望の傾動位置までミ
ラー角度を変化させるように構成したミラー装置が提案
され、実用に供されている。
【0005】該従来例1では、オートマチック式シフト
レバーをリバースギヤに入れたことが検出されると、こ
の検出信号により、自動的にバックミラーの傾斜角度を
下方向に所定量傾斜させて車両の後輪部近傍が視野に入
るようにし、リバースギヤが解除された場合には、元の
角度に復帰させることができる内容について記載されて
いる。更に、シフトレバーのリバースギヤを通過させる
場合(例えば、パーキングからドライブに切り換える場
合)等、瞬時的にリバースギヤへの投入が検出された場
合には、これに反応してミラー角度が下方向に傾動しな
いように、遅延タイマー回路を具備している。そして、
このような構成によれば、車両後退時には、自動的にミ
ラー角度が傾動するので、運転者は面倒な操作が無く、
操作性が向上するという利点がある。
【0006】ところが、このような構成では、リバース
ギヤと連動したミラーの傾動操作を複数回繰り返すと、
ミラー位置が徐々にずれるという問題が発生する。以
下、これについて詳細に説明する。なお、以下ではミラ
ーが通常の後方視認位置にある場合を「定常位置」、ミ
ラーが車両の後輪近傍を映す位置にある場合を「設定位
置」といい、且つ、定常位置から設定位置へと傾動用モ
ータを回転させる場合を「正転」、この反対を「逆転」
ということにする。
【0007】シフトレバーがリバースギヤに入れられる
と、この信号を受けてミラーは正転し、定常位置から設
定位置へと移動する。このとき、ミラーは設定位置にて
正確に停止するわけではなく、実際には、傾動用モータ
への電圧供給を停止した後も該傾動用モータは惰性によ
り若干回転し、ミラーは若干傾動する。一方、この位置
でリバースギヤが解除されると、ミラーは設定位置から
定常位置へ逆転する。この際、正転時と同様に、ミラー
は定常位置にて正確に停止するわけではなく、傾動用モ
ータへの電圧の供給を停止した後も該傾動用モータは惰
性により若干回転し、ミラーは若干傾動する。
【0008】そして、惰性による回転量は、正転時と逆
転時とでは相違することが多いので、正転、逆転を複数
回繰り返すと、惰性による回転量の相違による誤差が累
積されて、ミラーの傾斜角度が徐々にずれてしまうとい
う問題が発生する。
【0009】他方において、例えば車両運転中にて高速
道路に侵入する際には、安全確認のために右側の側方の
視野範囲を広くすることが望まれる。しかし、高速道路
侵入時に上記の角度調節用アクチェータを調節して鏡面
の視野範囲を変更することは容易ではなく、従来より、
例えば、実開昭58−29540号マイクロフィルム
(以下、従来例2という)に記載されているように、ウ
インカーのスイッチがオンとされたときの信号を検出し
て、自動的にバックミラーの鏡面角度を左右方向に傾斜
させるものが知られている。ところが、この従来例2の
場合においても上記した従来例1と同様に、傾動用モー
タの正転、逆転を複数回繰り返すと、ミラーの傾斜角度
が徐々にずれてしまうという問題が発生する。
【0010】上記したように、従来におけるミラー角度
の制御装置では、リバースギヤと連動してミラー角度を
下方向(後方車輪視認位置)へ傾動させるものや、ウイ
ンカーと連動して、ミラー角度を横方向に傾動させるよ
うに動作するものが提案されているが、このような従来
のミラー角度の制御装置では、リバースギヤ或いはウイ
ンカーと連動させてミラー角度を傾動させる操作を複数
回繰り返すと、徐々にミラー角度がずれてしまうという
欠点があった。
【0011】そこで、このような従来の課題を解決し
て、リバースギヤ或いはウインカー等の外部信号と連動
してミラー角度を傾動させた場合において、ミラー角度
のずれを補正できるようにした車両用ミラーの角度制御
装置として、特開2001−138812号公報(以
下、従来例3という)に記載されたものがある。これ
は、傾動用モータ回転時のブラシ切換時に発生する高周
波信号を検出し、該高周波信号のパルス数をカウント
し、傾動用モータを正転または逆転させてミラー角度を
設定位置または定常位置とする際に、惰性により当該設
定位置または定常位置を越えた分の傾動用モータの回転
に対応する高周波信号のパルス数を超過カウント値とし
て検出し、次回傾動用モータを逆転または正転させてミ
ラー角度を定常位置または設定位置とする際に、当該超
過カウント値に基づいて逆転時または正転時の回転角度
を補正するようにしたものである。このような操作によ
れば、ミラー角度のずれがその都度補正されるので、外
部信号と連動したミラー角度制御を複数回繰り返した場
合でも、ミラー角度がずれることがなく、常に好適な角
度とすることができる。
【0012】従来例3に開示された実施の形態では、傾
動用モータの給電路にピックアップコイルを挿入して、
傾動用モータ回転時のブラシ切換時に発生する高周波信
号を検出している。図2は従来例3に開示された該高周
波信号検出のための回路構成である。バッテリ3から出
力される直流電圧は、モータ用安定化電源回路10で安
定化されてモータ駆動回路8に供給される。モータ駆動
回路8は、直流ブラシモータで構成される上下用モータ
M2に対して極性を切換可能に電圧を供給することによ
り、該上下用モータM2の正転、逆転を制御するもの
で、トランジスタ制御部12と、4つのトランジスタQ
1〜Q4で構成されている。トランジスタ制御部12
は、上下用モータM2を正転させる際には、トランジス
タQ1,Q4を導通させ、逆転させる際には、トランジ
スタQ2,Q3を導通させる。トランジスタQ1〜Q4
をすべて遮断させると、上下用モータM2は停止する。
モータ駆動回路8から上下用モータM2に至る給電路に
は、上下用モータM2の回転時のブラシ切換時に発生す
る高周波信号を検出する検出部7が配置されている。検
出部7は、モータ駆動回路8から上下用モータM2に至
る2本の給電線にそれぞれ挿入された2個のピックアッ
プコイルL1、L2で構成されている。ピックアップコ
イルL1は正転方向回転時のブラシ切換時に発生する高
周波信号を検出するものであり、ピックアップコイルL
2は逆転方向回転時のブラシ切換時に発生する高周波信
号を検出するものである。
【0013】図3は図2の回路における正転時(トラン
ジスタQ1,Q4導通時)の各部の波形である。(a)
は上下用モータM2に流れる電流波形で、ブラシ切換に
伴う高周波信号が周期的に発生している。(b)はこの
ときのピックアップコイルL1の端子P1の電圧の高周
波成分波形、(c)はこのときのピックアップコイルL
2の端子P2の電圧の高周波成分波形である。波形整形
部14aは、正転時にピックアップコイルL1で検出さ
れる図3(b)の高周波信号を矩形波パルス信号に波形
整形する。波形整形部14bは、逆転時にピックアップ
コイルL2で検出される図3(b)と同様の高周波信号
を矩形波パルス信号に波形整形する。波形整形部14a
の出力パルスは後段のカウンタでカウントされて、正転
方向回転時の回転量が求められる。波形整形部14bの
出力パルスは後段のカウンタでカウントされて、逆転方
向回転時の回転量が求められる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来例3に開示された
図2の回路構成によれば、上下用モータM2への給電路
に2個のピックアップL1,L2が挿入されているた
め、お互いに影響し合い、検出される高周波信号の大き
さが半減して検出感度が低下し、ミラー角度制御に誤差
が生じ、該誤差が累積されていく問題があった。また、
ピックアップコイルおよび波形整形部が正転方向用と逆
転方向用で個別に必要なため回路構成が複雑化し、コス
トが高くなる問題があった。
【0015】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、検出感度の改善と回路構成の簡素化を図った車両
用ミラーの角度制御装置を提供しようとするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、ミラー角度
調整を行う傾動用モータとして直流ブラシモータを具備
する車両用ミラーの角度制御装置であって、該傾動用モ
ータの給電路にピックアップコイルを挿入し、該ピック
アップコイルで該傾動用モータの回転時にブラシ切換に
伴い発生する高周波信号を抽出し、一方向(例えば正転
方向)に所定量駆動する指令または逆方向(例えば逆転
方向)に所定量駆動する指令が与えられたとき、該傾動
用モータを該当する方向に駆動するとともに、前記抽出
される高周波信号に基づき該傾動用モータの回転量を検
出し、該検出に基づき該傾動用モータの駆動を制御する
車両用ミラーの角度制御装置において、前記給電路が、
直流電源からモータ駆動回路を介して前記傾動用モータ
へ至る経路を有し、該直流電源と該モータ駆動回路間の
極性は固定であり、該モータ駆動回路と該傾動用モータ
間の極性は、駆動方向指令に基づく該モータ駆動回路の
回路切換に応じて切り換えられ、前記ピックアップコイ
ルを該直流電源と該モータ駆動回路間に挿入し、該ピッ
クアップコイルを該傾動用モータの一方向(例えば正転
方向)の駆動時および逆方向(例えば逆転方向)の駆動
時で共用して前記高周波信号を抽出してなるものであ
る。
【0017】この発明は、直流ブラシモータで構成され
る傾動用モータに対し、手動操作で電源電圧を印加する
ことにより、当該傾動用モータを回転させてミラー角度
を調整可能とし、且つ、外部信号の供給に連動して前記
傾動用モータを正転させてミラーを所望の設定位置に傾
動させると共に、外部信号の供給停止に連動して前記傾
動用モータを逆転させてミラーを定常位置に復帰させる
ように制御する車両用ミラーの角度制御装置において、
前記傾動用モータの給電路に挿入され該傾動用モータ回
転時のブラシ切換時に発生する高周波信号を検出するピ
ックアップコイルと、前記ピックアップコイルで検出さ
れた高周波信号をカウントするパルス数カウント手段
と、前記傾動用モータを正転または逆転させてミラー角
度を設定位置または定常位置とする際に、惰性により当
該設定位置または定常位置を越えた分の傾動用モータの
回転に対応する高周波信号のパルス数を超過カウント値
として検出し、次回傾動用モータを逆転または正転させ
てミラー角度を定常位置または設定位置とする際に、当
該超過カウント値に基づいて逆転時または正転時の回転
角度を補正する手段とを具備し、前記給電路が、直流電
源からモータ駆動回路を介して前記傾動用モータへ至る
経路を有し、該直流電源と該モータ駆動回路間の極性は
固定であり、該モータ駆動回路と該傾動用モータ間の極
性は、駆動方向指令に基づく該モータ駆動回路の回路切
換に応じて切り換えられ、前記ピックアップコイルを該
直流電源と該モータ駆動回路間に挿入し、該ピックアッ
プコイルを該傾動用モータの正転方向の駆動時および逆
転方向の駆動時に共用して前記高周波信号を抽出してな
るものである。
【0018】この発明は、直流ブラシモータで構成され
る傾動用モータに対し、手動操作で電源電圧を印加する
ことにより、当該傾動用モータを回転させてミラー角度
を調整可能とし、且つ、外部信号の供給に連動して前記
傾動用モータを正転させてミラーを所望の設定位置に傾
動させると共に、外部信号の供給停止に連動して前記傾
動用モータを逆転させてミラーを定常位置に復帰させる
ように制御する車両用ミラーの角度制御装置において、
前記傾動用モータの給電路に挿入され該傾動用モータ回
転時のブラシ切換時に発生する高周波信号を検出するピ
ックアップコイルと、前記ピックアップコイルで検出さ
れた高周波信号をカウントするパルス数カウント手段
と、前記傾動用モータを正転または逆転させてミラー角
度を設定位置または定常位置に移動する際の、前記高周
波信号のパルス数のカウント値を基準カウント値として
設定する基準カウント値設定手段と、前記傾動用モータ
を正転または逆転させてミラー角度を設定位置または定
常位置とする際に、惰性により当該設定位置または定常
位置を越えた分の傾動用モータの回転に対応する高周波
信号のパルス数を超過カウント値として記憶する超過カ
ウント値記憶手段と、次回傾動用モータを逆転または正
転させてミラー角度を定常位置または設定位置とする際
に、逆転時または正転時に発生する高周波信号のパルス
数が、前記基準カウント値に前記超過カウント値を加算
したパルス数となるように前記傾動用モータを逆転また
は正転させるべく駆動制御信号を出力する駆動制御手段
と、前記駆動制御信号に基づいて、前記傾動用モータを
正転または逆転させるモータ駆動回路とを具備し、前記
給電路が、直流電源から前記モータ駆動回路を介して前
記傾動用モータへ至る経路を有し、該直流電源と該モー
タ駆動回路間の極性は固定であり、該モータ駆動回路と
該傾動用モータ間の極性は、駆動方向指令に基づく該モ
ータ駆動回路の回路切換に応じて切り換えられ、前記ピ
ックアップコイルを該直流電源と該モータ駆動回路間に
挿入し、該ピックアップコイルを該傾動用モータの正転
方向の駆動時および逆転方向の駆動時に共用して前記高
周波信号を抽出してなるものである。
【0019】この発明によれば、ピックアップコイルを
双方向の回転で共用できるので、回転方向ごとにピック
アップコイルを個別に設ける必要がなくなる。従って、
ピックアップコイルを回転方向ごとに個別に設ける場合
のようにピックアップコイルどうしが互いに影響し合う
ことがなくなり、検出感度を向上させて、ミラー角度制
御の誤差を低減することができる。また、ピックアップ
コイルおよびその検出信号の処理回路(波形整形回路
等)を双方向の回転で共用できるので、回路構成が簡素
化され、低コスト化を図ることができる。
【0020】なお、この発明の角度制御装置は、例え
ば、前記ピックアップコイルで検出された高周波信号を
波形整形して、1回のブラシ切換に対応する一纏まりの
矩形波を生成する波形整形手段を具備し、且つ、前記一
纏まりの矩形波の発生のタイミングに同期して一定時間
オンとなる矩形波を生成する矩形波生成手段を有し、前
記パルス数カウント手段は、前記波形整形手段の出力信
号と、前記矩形波生成手段の出力信号との論理演算に基
づいて得られるパルス信号のパルス数をカウントするも
のとすることができる。
【0021】また、この発明の角度制御装置は、例え
ば、前記直流電源が、バッテリと、該バッテリの出力電
圧を安定化させて前記モータ駆動回路に供給するモータ
用安定化電源回路とを具備し、前記ピックアップコイル
が該モータ用安定化電源回路と該モータ駆動回路との間
に配したものとすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態にかか
るミラー角度制御装置1及びバックミラー2の構成を示
すブロック図、図4は、その具体的な構成を示す回路図
である。同図に示すように、このミラー角度制御装置1
は、バックミラー2に搭載される左右用モータM1及び
上下用モータM2の回転を手動操作により可逆的に制御
して、バックミラー2の傾斜角度を所望の角度に調整す
る。
【0023】更に、車両のシフトレバーがリバースギヤ
(後退ギヤ)に投入された際に出力されるリバース信号
(外部信号)が与えられた際には、上下方向用モータM
2を正転させてミラーを自動的に所望の設定位置まで傾
動させて、車両後方の車輪近傍を視認することができる
ようにし、且つ、リバース信号が解除された際には、上
下用モータM2を逆転させてミラーを元の位置(定常位
置)に復帰させるように動作するものである。なお、以
下では、外部信号としてリバース信号を例に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】図1に示すように、このミラー角度制御装
置1は、直流電源としてのバッテリ3と、左右用モータ
M1及び上下用モータM2に手動操作でバッテリ3より
の電圧を供給し、ミラーが所望の角度となるように回転
させるためのミラースイッチ4と、通常時にはミラース
イッチ4による操作で左右用モータM1及び上下用モー
タM2を回転駆動させると共に、リバース信号S1が与
えられたときには、当該リバース信号S1と連動して上
下用モータM2の回転を制御する連動制御手段5と、を
有している。左右用モータM1及び上下用モータM2
は、それぞれ直流ブラシモータで構成されている。
【0025】連動制御手段5は、手動操作及び連動操作
を切り換える切換部6と、上下用モータM2回転時のブ
ラシ切換時に発生する高周波信号を検出する検出部7
と、連動操作時に上下用モータM2に対して極性を切換
可能に電圧を供給することにより、該上下用モータM2
の正転、逆転を制御するモータ駆動回路8と、検出部7
にて検出される高周波信号のパルス数に応じて上下用モ
ータM2の回転数を制御する制御回路9と、モータ駆動
回路8に供給する電圧を安定化させるモータ用安定化電
源回路10と、制御回路9に供給する電圧を安定化させ
る回路用安定化電源回路11と、を具備している。
【0026】また、ミラースイッチ4とバッテリ3との
間には、車両のイグニッションと連動してオン、オフ動
作するイグニッションスイッチSW1が設置されてお
り、該イグニッションスイッチSW1のオン、オフ検知
信号S2は、制御回路9に供給される。
【0027】図4に示すように、バッテリ3から出力さ
れる直流電圧は、モータ用安定化電源回路10で安定化
されてモータ駆動回路8に供給される。モータ駆動回路
8は、トランジスタ制御部12と、4つのトランジスタ
Q1〜Q4で構成されている。トランジスタQ1、Q3
はPNP型とされ、トランジスタQ2、Q4はNPN型
とされている。トランジスタ制御部12は、連動操作時
に、上下用モータM2を正転させる際には、トランジス
タQ1,Q4を導通させ、逆転させる際には、トランジ
スタQ2,Q3を導通させる。トランジスタQ1〜Q4
をすべて遮断させると、上下用モータM2は停止する。
【0028】モータ用安定化電源回路10からモータ駆
動回路8に至る1本の給電路15には、検出部7を構成
する1個のピックアップコイルL10が挿入されてい
る。給電路15の極性は上下用モータM2の回転方向に
かかわらず正極性で固定である(つまり、電流の流れる
方向は一定である)。従って、ピックアップコイルL1
0は、連動操作時に、上下用モータM2の正転方向駆動
時と逆転方向駆動時で共用されて、該上下用モータM2
のブラシ切換時に発生する高周波信号を検出する。
【0029】切換部6は、スイッチング用のトランジス
タQ5と、抵抗R9と、リレーコイルRC1と、該リレ
ーコイルRC1と連動する3つのリレー接点RY1〜R
Y3とから構成されている。各リレー接点RY1〜RY
3の端子RY1b、RY2b、RY3bはそれぞれミラ
ースイッチ4に連結されており、端子RY1cは左右用
モータM1の一端に接続され、端子RY2cは左右用モ
ータM1の他端、及び上下用モータM2の一端に接続さ
れ、更に、端子RY3cは上下用モータM2の他端に接
続されている。また、端子RY2a及び端子RY3a
は、モータ駆動回路8の出力に接続されている。
【0030】モータ用安定化電源回路10からモータ駆
動回路8に至る極性固定の給電路15上の、ピックアッ
プコイルL10とモータ駆動回路8との間の点P10
は、制御回路9に接続されている。
【0031】制御回路9は、主制御部13、波形整形部
14、及び各種の回路素子から構成されている。波形整
形部14は、ピックアップコイルL10で検出された高
周波信号の数をカウントするための矩形波を生成するも
のであり、交流パス用コンデンサC3と、インバータ回
路NOT1と、ナンド回路NA1との直列接続回路を有
している。
【0032】そして、交流パス用コンデンサC3の入力
側はピックアップコイルL10の一端P10と接続さ
れ、ナンド回路NA1の出力側は、主制御部13の入力
端子IN2に接続されている。ナンド回路NA1の一方
の入力端子には、主制御部13より出力される矩形波信
号(後述)が供給されるようになっている。
【0033】また、交流パス用コンデンサC3とインバ
ータ回路NOT1との接続点は、抵抗R5を介して電源
電位に接続されると共に、抵抗R6を介してグランド電
位に接続されている。
【0034】主制御部13は、入力端子IN1,IN
2,IN4と、出力端子OUT1〜OUT3を有してお
り、リバース信号S1は、ダイオードD1、抵抗R1、
ツェナーダイオードZD1、コンデンサC1、抵抗R2
を介して入力端子IN1に供給される。また、イグニッ
ションの検知信号S2は、抵抗R3、ツェナーダイオー
ドZD2、コンデンサC2、抵抗R4を介して入力端子
IN4に供給される。
【0035】出力端子OUT1は、抵抗R9を介してト
ランジスタQ5のベースに接続され、出力端子OUT2
は、モータ用安定化電源回路10に接続され、出力端子
OUT3は、トランジスタ制御部12に接続されてい
る。
【0036】図5は、主制御部13の内部構成を示すブ
ロック図である。図示のように、主制御部13は、上下
用モータM2を正転させて定常位置から設定位置とする
とき、或いは、逆転させて設定位置から定常位置とする
ときに発生する高周波信号のパルス数を基準カウント値
として予め設定する基準カウント値設定部13aと、波
形整形部14より与えられるパルス信号に基づいて、上
下用モータM2正転時、逆転時のパルス数をカウントす
るパルス数カウント部13bと、上下用モータM2が停
止位置(正転の場合は設定位置、逆転の場合は定常位
置)に達した後、惰性により回転したときの高周波信号
のパルス数を超過カウント値として記憶する超過カウン
ト値記憶部13cを具備している。
【0037】更に、主制御部13は、イグニッションの
検出信号S2が与えられた際に、モータ用安定化電源回
路10をオンとし、検出信号S2の供給が停止した際に
は、該モータ用安定化電源回路10をオフとする制御を
行う電源制御部13dと、リバース信号(外部信号)が
与えられた際にはトランジスタQ5のベースに駆動用信
号を出力すると共に、リバース信号の供給が停止し、且
つ、ミラー角度が定常位置に復帰した後にこの駆動用信
号の出力を停止させるように制御するリレー制御部13
eと、トランジスタ制御部12にモータ駆動用の信号を
出力するモータ駆動制御部13fと、ナンド回路NA1
の入力端子に供給するための矩形波信号を生成する矩形
波生成部13hを有している。
【0038】図6は、左右用モータM1、及び上下用モ
ータM2として用いられる3極の直流ブラシモータ21
の構成を示す説明図であり、同図に示すように、該直流
ブラシモータ21は、中央部にブラシ21aを有してい
る。従って、モータの回転に伴い、モータ1回転で6回
ブラシが切り換えられることになり、これにより、モー
タ1回転当たり6回の高周波信号が発生する。なお、本
発明は、3極の直流ブラシモータに限定されるものでは
なく、他の極数のブラシモータを使用することも可能で
ある。
【0039】次に、上記のように構成された本実施形態
の動作を図7に示すフローチャートを参照しながら説明
する。まず、初期設定として、運転者は、図5に示す基
準カウント値設定部13aに、ミラー角度が定常位置か
ら設定位置に達するまでに発生する高周波信号のパルス
数を基準カウント値として設定する。即ち、ミラー角度
が定常位置から設定位置に達するまでの、上下用モータ
M2の回転数を予め算出し、これに対応するパルスカウ
ント値(3極モータの場合はモータ1回転につき6パル
ス)を基準カウント値として、基準カウント値設定部1
3aに設定する。
【0040】車両のイグニッションがオンとなると、イ
グニッションスイッチSW1が導通し、ミラースイッチ
4にバッテリ3よりの電源電圧が供給される。このと
き、切換部6のリレーコイルRC1は励磁されていない
ので、各リレー接点RY1〜RY3はそれぞれ、端子R
Y1b〜RY3b側に接続されている。
【0041】従って、ミラースイッチ4を操作すること
により、左右用モータM1、及び上下用モータM2に対
して可逆的に電圧を印加し、正転、逆転させることがで
きる。即ち、ミラーの傾斜角度を任意に設定することが
できる。
【0042】ここで、運転者がシフトレバーをリバース
ギヤ(後退ギヤ)に入れると、これと連動してリバース
信号S1が与えられる(図7のステップST1でYE
S)。このリバース信号S1は、ツェナーダイオードZ
D1及びコンデンサC1により安定化されて主制御部1
3の入力端子IN1に供給される。
【0043】図5に示すリレー制御部13eは、リバー
ス信号S1の供給を受けて、トランジスタQ5のベース
に駆動用信号を出力する。これにより、該トランジスタ
Q5のコレクタ、エミッタ間が導通されるので、リレー
コイルRC1が励磁され、各リレー接点RY1〜RY3
の接続が切り換えられる。即ち、端子RY1a〜RY3
a側に接続される。
【0044】次いで、パルス数カウント部13bは、基
準カウント値設定部13aに設定されている基準カウン
ト値を読み込み(ステップST2)、且つ、モータ駆動
制御部13fは、トランジスタ制御部12にモータ駆動
制御信号を出力する。これを受けて、トランジスタ制御
部12では、トランジスタQ1,Q4のベースに駆動用
信号を出力する。これにより、トランジスタQ1,Q4
は導通状態とされるので、モータ用安定化電源回路10
より出力される電圧が上下用モータM2に対して順方向
に印加される。即ち、モータ用安定化電源回路10、ト
ランジスタQ1、リレー接点RY2、上下用モータM
2、リレー接点RY3、トランジスタQ4、グランド、
の経路を介して電流が流れることになる。従って、上下
用モータM2には順方向に電流が流れるので、該上下用
モータM2は正転し、ミラーを定常位置(通常運転時に
後方を視認する位置)から設定位置(車両後輪部の近傍
を視認可能とする位置)へと移動させる(ステップST
3)。
【0045】上下用モータM2が回転駆動すると、当該
上下用モータM2の回転に伴うブラシ切換時に高周波信
号が発生し、この高周波信号が上下用モータM2に流れ
る電流に重畳される。そして、この高周波信号は、ピッ
クアップコイルL10により検出され、交流パスコンデ
ンサC3により直流成分が除去され、更に、抵抗R5,
R6の分圧比に応じて直流成分が重畳される。これによ
り、交流パス用コンデンサC3の出力点(点P3)の信
号波形は、図8(a)に示すように、略一定の時間間隔
で高周波信号が発生する波形となる。上下用モータM2
の回転方向にかかわらずピックアップコイルL10に流
れる電流の方向は一定なので、この高周波信号の波形
は、上下用モータM2の正転時と逆転時とで同じにな
る。従って、波形整形部14は、上下用モータM2の正
転時と逆転時とで回路を共用することができる。また、
図4の回路構成では1個のピックアップコイルL10し
か具えていないので、図2の従来装置のように2個のピ
ックアップコイルL1,L2が互いに影響し合うといっ
たことがなく、高周波信号は大きな電圧で得られる。従
って、上下用モータM2の回転に伴うブラシ切換を感度
よく検出して、ミラー角度制御の誤差を低減することが
でき、もって該誤差の累積を低減することができる。
【0046】次いで、この信号波形(点P3の信号波
形)は、インバータ回路NOT1を通過することにより
波形整形され、点P4の信号波形は、図8(b)に示す
よう矩形波状となる。また、図5に示す矩形波生成部1
3hでは、常時「H」レベルとなる信号を出力してお
り、この信号(点P5の信号)はナンド回路NA1に供
給されている。従って、該ナンド回路NA1の出力信号
(点P6)は、点P4の信号波形が「H」レベルから
「L」レベルに切り換わったときに、「L」レベルから
「H」レベルへと切り換えられる。
【0047】そして、矩形波生成部13hでは、点P6
の信号が「H」レベルとなったときから所定時間t1だ
け、オン信号(「L」レベル信号)を出力するように動
作する。従って、点P5における信号波形は、図8
(c)に示すように、ブラシ切換時の高周波信号が発生
する度に、時間t1だけオン(「L」レベル)となるよ
うに変化する矩形波となる。これにより、ナンド回路N
A1の出力信号(点P6)は、図8(d)に示すよう
に、高周波パルス信号が発生する度に1回のパルスが立
ち上がる矩形波信号となる。
【0048】図5に示すパルス数カウント部13bで
は、このパルス数(点P6に発生するパルス数)をカウ
ントし、このカウント値が基準カウント値設定部13a
に設定されている基準カウント値となった時点で(実際
には、基準カウント値に前回の超過カウント値を加算し
た値であるが、ここではその説明を省略する)、モータ
駆動制御部13fに、上下用モータM2の回転を停止さ
せるべき制御信号を出力する(ステップST4でYE
S、ステップST5)。これにより、トランジスタ制御
部12は、トランジスタQ1,Q4を駆動させる信号出
力を停止するので、上下用モータM2は停止し、ミラー
角度は設定位置となる。
【0049】このとき、上下用モータM2は、パルス数
のカウント値が基準カウント値となったところで丁度停
止するわけではなく、実際には惰性により、電圧の供給
を停止した後にも若干角度回転する。そして、図5に示
す超過カウント値記憶部13cでは、基準カウント値を
越えてカウントされた値を超過カウント値として記憶す
る(ステップST6)。
【0050】次いで、運転者がシフトレバーをリバース
ギヤから他のポジション(例えば、ドライブギヤ)に移
動させると、リバース信号S1の供給が停止される(ス
テップST7でYES)。すると、トランジスタ制御部
12は、トランジスタQ2,Q3のベースに駆動用の信
号を供給し、当該トランジスタQ2,Q3が導通状態と
なる。従って、モータ用安定化電源回路10より出力さ
れる電圧は、トランジスタQ3,Q2を介して上下用モ
ータM2に対して逆方向に印加されることになる。即
ち、モータ用安定化電源回路10、トランジスタQ3、
リレー接点RY3、上下用モータM2、リレー接点RY
2、トランジスタQ2、グランド、の順に電流が流れる
ことになり、上下用モータM2は逆転を開始する(ステ
ップST8)。なお、イグニッションスイッチSW1が
オフすることにより、リバースギヤの供給が停止した場
合においても同様に、上下用モータM2は逆転を開始す
る。
【0051】上下用モータM2の回転(逆転)に伴って
発生する高周波信号は、ピックアップコイルL10によ
り検出され、正転時と同様に、波形整形回路14により
波形整形されるので、図5に示すパルス数カウント部1
3bでは、高周波信号のパルス数がカウントされる。そ
して、超過カウント値記憶部13cには、前回正転した
ときの、超過カウント値が記憶されているので、この超
過カウント値と基準カウント値設定部13aに設定され
ている基準カウント値とを加算し、この加算値となるま
でモータ駆動制御部13fは、上下用モータM2を逆転
させるべき制御信号を出力する(ステップST9)。
【0052】そして、カウント値が基準カウント値と超
過カウント値との加算値に達したとところで(ステップ
ST9でYES)、上下用モータM2の回転(逆転)を
停止させるべき制御信号を出力する。これにより、トラ
ンジスタQ2,Q3のベースへの駆動用信号の供給が停
止され、上下用モータM2の回転が停止される(ステッ
プST10)。また、この際、惰性により回転した分の
カウント値を新たな超過カウント値として超過カウント
値記憶部13cに記憶する(ステップST11)。この
超過カウント値は、次回上下用モータM2を正転させる
際に、基準カウント値に加算する。
【0053】図9は、連動操作時の、ミラー角度と上下
用モータM2の回転数との関係を模式的に示す説明図で
あり、同図を基に上下用モータM2の回転動作をより詳
細に説明する。同図において、下方向の矢印は正転、上
方向の矢印は逆転を示し、rは基準カウント値、p1、
p2、・・は正転時の超過カウント値、q1、q2、・
・は逆転時の超過カウント値を示す。
【0054】まず、1回目の動作で、ミラーを定常位置
としている上下用モータM2を、基準カウント値rとな
るまで正転させると、ミラーは設定位置に達し、更に、
惰性により超過カウント値p1だけ回転して停止する。
そして、この停止位置から上下用モータM2を逆転させ
て定常位置に戻す場合には、基準カウント値rと超過カ
ウント値p1とを加算したカウント値(r+p1)とな
るまで上下用モータM2を逆転させる。その結果、ミラ
ーは定常位置に達し、更に、惰性により超過カウント値
q1だけ回転して停止する。
【0055】次いで、2回目の動作では、基準カウント
値rと超過カウント値q1とを加算したカウント値(r
+q1)となるまで上下用モータM2を正転させる。そ
して、このような手順で上下用モータM2の回転動作を
制御すれば、正転、逆転の動作を複数回繰り返しても、
惰性回転による位置ずれが累積することがなく、1回の
惰性による回転分だけずれることになる。この1回分の
ずれは極めて小さいので、運転者にとって大きな問題と
ならない。
【0056】こうして、上下用モータM2を正転させる
際には、基準カウント値に前回逆転させたときの超過カ
ウント値を加算したカウント値となるまで回転させ、上
下用モータM2を逆転させる際には、基準カウント値に
前回正転させたときの超過カウント値を加算したカウン
ト値となるまで回転させるので、ミラー角度のずれを防
止することができるのである。
【0057】また、図5に示す電源制御部13dは、イ
グニッションスイッチSW1がオンとされたときには、
モータ用安定化電源回路10をオンとし、イグニッショ
ンスイッチSW1がオフとされた場合には、モータ用安
定化電源回路10をオフとする。また、イグニッション
スイッチSW1がオフとされたときに、ミラーが設定位
置にある場合には、上下用モータM2を逆転させてミラ
ーが定常位置に達した後にモータ用安定化電源回路10
をオフするように制御する。従って、バッテリ3の電力
消費を低減することができる。
【0058】このようにして、本実施形態では、上下用
モータM2の回転に伴って発生する高周波信号を検出
し、このパルス数をカウントし、このカウント値が予め
設定した基準カウント値に達するまで上下用モータM2
を正転、或いは逆転させることにより、ミラーを設定位
置、或いは定常位置へ移動させるようにしている。更
に、上下用モータM2の正転時にて、惰性により基準カ
ウント値を越えてカウントされた超過カウント値を記憶
し、次回逆転させる際には、この超過カウント値を基準
カウント値に加算し、同様に、逆転時にて、惰性により
基準カウント値を越えてカウントされた超過カウント値
を記憶し、次回正転させる際には、この超過カウント値
を基準カウント値に加算している。
【0059】従って、正転時と逆転時とで、惰性による
回転量が異なる場合であっても、このずれを補正するこ
とができ、リバースギヤと連動させてミラー角度を設定
位置に傾動させる操作を複数回繰り返した場合でも、ミ
ラー角度が徐々にずれることは無く、ミラー角度を常時
好適な角度に保持することができる。
【0060】また、モータ用安定化電源回路10を備え
ているので、バッテリ3の出力電圧が変動した場合にお
いても、この影響を受けることがない。
【0061】また、ミラーが設定位置にあるときに、イ
グニッションがオフとなった場合においても、上下用モ
ータM2が逆転してミラーが定常位置に戻されるので、
次回運転を開始するときには、ミラーは定常位置となっ
ており、再度運転を開始する際に不具合は発生しない。
【0062】更に、基準カウント値設定部13aにて、
任意の基準カウント値を設定することができるので、運
転者にとって最適となるように、設定位置を決めること
ができる。
【0063】また、リバースギヤと連動していない既存
の車両用ミラーに対して、図4に示す連動制御手段5を
取り付ければ、本実施形態の角度制御装置を構成するこ
とができるので、容易に後付することができ、汎用性に
富む。更に、設定位置へ傾動させるための特別な機構
や、ミラー角度を検出するための位置検出手段等を用い
ないので、構成が簡単であり、且つ安価となる。
【0064】なお、上記した実施形態では、外部信号と
してシフトレバーをリバースギヤに入れたときに得られ
るリバース信号を例とし、また、外部信号と連動して動
作する傾動用モータとして上下用モータM2を例に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その
他の外部信号と連動させることも可能であり、また、外
部信号と連動して動作する傾動用モータを左右用モータ
M1とすることも可能である。例えば、外部信号とし
て、ウインカー信号を用い、これと連動して左右用モー
タM1を傾動させるように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用ミラーの角
度制御装置、及びバックミラーの構成を示すブロック図
である。
【図2】 従来装置を示す回路図である。
【図3】 図2の回路における正転時の各部の波形であ
る。
【図4】 図1に示した車両用ミラーの角度制御装置、
及びバックミラーの、具体的な回路構成を示す説明図で
ある。
【図5】 主制御部の内部構成を示す機能ブロック図で
ある。
【図6】 直流ブラシモータの構成を示す説明図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態に係る車両用ミラーの角
度制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 波形整形回路の各点における波形図であり、
(a)は点P3、(b)は点P4、(c)は点P5、及
び(d)は点P6の信号波形をそれぞれ示す。
【図9】 ミラー角度と上下用モータの回転数との関係
を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 ミラー角度制御装置 2 バックミラー 3 バッテリ 4 ミラースイッチ 5 連動制御手段 6 切換部 7 検出部 8 モータ駆動回路 9 制御回路 10 モータ用安定化電源回路 11 回路用安定化電源回路 12 トランジスタ制御部 13 主制御部 13a 基準カウント値設定部(基準カウント値設定手
段) 13b パルス数カウント部(パルス数カウント手段) 13c 超過カウント値記憶部(超過カウント値記憶手
段) 13d 電源制御部 13e リレー制御部 13f モータ駆動制御部(駆動制御手段) 13h 矩形波生成部(矩形波生成手段) 14 波形整形部(波形整形手段) 21 直流ブラシモータ 21a ブラシ M1 左右用モータ M2 上下用モータ(傾動用モータ) SW1 イグニッションスイッチ Q1〜Q4 トランジスタ Q5 リレー用トランジスタ L10 ピックアップコイル C3 交流パス用コンデンサ NA1 ナンド回路 NOT1 インバータ回路 RC リレーコイル RY1〜RY3 リレー接点 S1 リバース信号 S2 イグニッション検知信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 英法 静岡県藤枝市兵太夫748番地 株式会社村 上開明堂藤枝事業所内 Fターム(参考) 3D053 FF03 GG05 GG06 HH18 MM02 MM22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミラー角度調整を行う傾動用モータとして
    直流ブラシモータを具備する車両用ミラーの角度制御装
    置であって、該傾動用モータの給電路にピックアップコ
    イルを挿入し、該ピックアップコイルで該傾動用モータ
    の回転時にブラシ切換に伴い発生する高周波信号を抽出
    し、一方向に所定量駆動する指令または逆方向に所定量
    駆動する指令が与えられたとき、該傾動用モータを該当
    する方向に駆動するとともに、前記抽出される高周波信
    号に基づき該傾動用モータの回転量を検出し、該検出に
    基づき該傾動用モータの駆動を制御する車両用ミラーの
    角度制御装置において、 前記給電路が、直流電源からモータ駆動回路を介して前
    記傾動用モータへ至る経路を有し、該直流電源と該モー
    タ駆動回路間の極性は固定であり、該モータ駆動回路と
    該傾動用モータ間の極性は、駆動方向指令に基づく該モ
    ータ駆動回路の回路切換に応じて切り換えられ、前記ピ
    ックアップコイルを該直流電源と該モータ駆動回路間に
    挿入し、該ピックアップコイルを該傾動用モータの一方
    向の駆動時および逆方向の駆動時で共用して前記高周波
    信号を抽出してなる車両用ミラーの角度制御装置。
  2. 【請求項2】直流ブラシモータで構成される傾動用モー
    タに対し、手動操作で電源電圧を印加することにより、
    当該傾動用モータを回転させてミラー角度を調整可能と
    し、且つ、外部信号の供給に連動して前記傾動用モータ
    を正転させてミラーを所望の設定位置に傾動させると共
    に、外部信号の供給停止に連動して前記傾動用モータを
    逆転させてミラーを定常位置に復帰させるように制御す
    る車両用ミラーの角度制御装置において、 前記傾動用モータの給電路に挿入され該傾動用モータ回
    転時のブラシ切換時に発生する高周波信号を検出するピ
    ックアップコイルと、 前記ピックアップコイルで検出された高周波信号をカウ
    ントするパルス数カウント手段と、 前記傾動用モータを正転または逆転させてミラー角度を
    設定位置または定常位置とする際に、惰性により当該設
    定位置または定常位置を越えた分の傾動用モータの回転
    に対応する高周波信号のパルス数を超過カウント値とし
    て検出し、次回傾動用モータを逆転または正転させてミ
    ラー角度を定常位置または設定位置とする際に、当該超
    過カウント値に基づいて逆転時または正転時の回転角度
    を補正する手段とを具備し、 前記給電路が、直流電源からモータ駆動回路を介して前
    記傾動用モータへ至る経路を有し、該直流電源と該モー
    タ駆動回路間の極性は固定であり、該モータ駆動回路と
    該傾動用モータ間の極性は、駆動方向指令に基づく該モ
    ータ駆動回路の回路切換に応じて切り換えられ、前記ピ
    ックアップコイルを該直流電源と該モータ駆動回路間に
    挿入し、該ピックアップコイルを該傾動用モータの正転
    方向の駆動時および逆転方向の駆動時に共用して前記高
    周波信号を抽出してなる車両用ミラーの角度制御装置。
  3. 【請求項3】直流ブラシモータで構成される傾動用モー
    タに対し、手動操作で電源電圧を印加することにより、
    当該傾動用モータを回転させてミラー角度を調整可能と
    し、且つ、外部信号の供給に連動して前記傾動用モータ
    を正転させてミラーを所望の設定位置に傾動させると共
    に、外部信号の供給停止に連動して前記傾動用モータを
    逆転させてミラーを定常位置に復帰させるように制御す
    る車両用ミラーの角度制御装置において、 前記傾動用モータの給電路に挿入され該傾動用モータ回
    転時のブラシ切換時に発生する高周波信号を検出するピ
    ックアップコイルと、 前記ピックアップコイルで検出された高周波信号をカウ
    ントするパルス数カウント手段と、 前記傾動用モータを正転または逆転させてミラー角度を
    設定位置または定常位置に移動する際の、前記高周波信
    号のパルス数のカウント値を基準カウント値として設定
    する基準カウント値設定手段と、 前記傾動用モータを正転または逆転させてミラー角度を
    設定位置または定常位置とする際に、惰性により当該設
    定位置または定常位置を越えた分の傾動用モータの回転
    に対応する高周波信号のパルス数を超過カウント値とし
    て記憶する超過カウント値記憶手段と、 次回傾動用モータを逆転または正転させてミラー角度を
    定常位置または設定位置とする際に、逆転時または正転
    時に発生する高周波信号のパルス数が、前記基準カウン
    ト値に前記超過カウント値を加算したパルス数となるよ
    うに前記傾動用モータを逆転または正転させるべく駆動
    制御信号を出力する駆動制御手段と、 前記駆動制御信号に基づいて、前記傾動用モータを正転
    または逆転させるモータ駆動回路とを具備し、 前記給電路が、直流電源から前記モータ駆動回路を介し
    て前記傾動用モータへ至る経路を有し、該直流電源と該
    モータ駆動回路間の極性は固定であり、該モータ駆動回
    路と該傾動用モータ間の極性は、駆動方向指令に基づく
    該モータ駆動回路の回路切換に応じて切り換えられ、前
    記ピックアップコイルを該直流電源と該モータ駆動回路
    間に挿入し、該ピックアップコイルを該傾動用モータの
    正転方向の駆動時および逆転方向の駆動時に共用して前
    記高周波信号を抽出してなる車両用ミラーの角度制御装
    置。
  4. 【請求項4】前記ピックアップコイルで検出された高周
    波信号を波形整形して、1回のブラシ切換に対応する一
    纏まりの矩形波を生成する波形整形手段を具備し、且
    つ、前記一纏まりの矩形波の発生のタイミングに同期し
    て一定時間オンとなる矩形波を生成する矩形波生成手段
    を有し、 前記パルス数カウント手段は、前記波形整形手段の出力
    信号と、前記矩形波生成手段の出力信号との論理演算に
    基づいて得られるパルス信号のパルス数をカウントする
    ことを特徴とする請求項2または3記載の車両用ミラー
    の角度制御装置。
  5. 【請求項5】前記直流電源が、バッテリと、該バッテリ
    の出力電圧を安定化させて前記モータ駆動回路に供給す
    るモータ用安定化電源回路とを具備し、前記ピックアッ
    プコイルが該モータ用安定化電源回路と該モータ駆動回
    路との間に配されている請求項1〜4のいずれかに記載
    の車両用ミラーの角度制御装置。
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