JP2003312341A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2003312341A
JP2003312341A JP2002126215A JP2002126215A JP2003312341A JP 2003312341 A JP2003312341 A JP 2003312341A JP 2002126215 A JP2002126215 A JP 2002126215A JP 2002126215 A JP2002126215 A JP 2002126215A JP 2003312341 A JP2003312341 A JP 2003312341A
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airbag
state
seat
occupant
support
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JP2002126215A
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English (en)
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Kenji Mori
健二 森
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リクライニングサポート部が邪魔になること
なく、乗降を容易に行うことができるとともに、着座状
態で優れたサイドサポート性を発揮することができる車
両用シートを提供する。 【解決手段】 背もたれ部13の両サイド部に、収縮状
態C1から乗員の身体側部をリクライニングサポートす
る状態C2に膨張可能なエアバッグ17を有する一対の
サイドエアバッグ装置15L,15Rを配置する。両エ
アバッグ17はイグニションスイッチのオン信号に基づ
いて、圧縮エアの供給を受けて、リクライニングサポー
ト状態C2に膨張されるように構成する。両エアバッグ
17は左右一対の側部衝突センサの検出信号に基づい
て、インフレータ18からのガスの供給により、各別に
防護状態C4に膨張されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の車両
の運転席及び助手席に使用される車両用シートに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用シートとしては、
例えば次のような構成のサイドサポート性を良好にし
て、乗員に対するホールド性を向上させたシート、いわ
ゆるバケットシートが知られている。すなわち、この従
来構成においては、背もたれ部の両サイド部に一対のリ
クライニングサポート部が突出形成され、このリクライ
ニングサポート部により、乗員の身体両側部が支持され
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
バケットシートにおいては、前述のように背もたれ部の
両サイド部にリクライニングサポート部が盛り上がって
形成されているため、乗員がシートに乗降する際に、こ
のリクライニングサポート部が邪魔になって、乗降性が
悪いという問題があった。
【0004】また、従来のバケットシートにおいては、
リクライニングサポート部の突出量や硬度が一定であっ
て、乗員の体型等に応じて調節することができないた
め、優れたサイドサポート性を得ることができないとい
う問題もあった。
【0005】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その主たる
目的は、リクライニングサポート部が邪魔になることな
く、乗降を容易に行うことができるとともに、着座状態
で優れたサイドサポート性を発揮することができる車両
用シートを提供することにある。
【0006】この発明のその他の目的は、乗員の体型等
に応じて、リクライニングサポート部の突出度合を調節
することができて、サイドサポート性を向上させること
ができる車両用シートを提供することにある。
【0007】この発明のその上の目的は、車両の側部衝
突時に、乗員の防護性能を発揮することもできる車両用
シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、背もたれ部の両サイド
部に、収縮状態から乗員の身体側部をリクライニングサ
ポートする状態に膨張可能なエアバッグを有するサイド
エアバッグ装置を設けたことを特徴とするものである。
【0009】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、乗員がシートに乗降する際には、サイドエアバッグ
装置のエアバッグを収縮状態にして、背もたれ部の両サ
イドのリクライニングサポート部を突出量の小さい状態
にしておくことができる。よって、リクライニングサポ
ート部が邪魔になることなく、乗降を容易に行うことが
できる。また、乗員がシートに着座した後に、エアバッ
グを乗員の身体側部のリクライニングサポート状態に膨
張させて、リクライニングサポート部を突出させること
ができ、優れたサイドサポート性を発揮することができ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記両サイドエアバッグ装置のエアバ
ッグについて、リクライニングサポート状態の膨張度合
を調節するための調節手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0011】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、調節手段により、エアバッグのリクライニングサポ
ート状態の膨張度合を調節することができる。よって、
乗員の体型や好み等に応じて、リクライニングサポート
部の突出量や硬度を加減することができて、サイドサポ
ート性を一層向上させることができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記両サイドエアバッ
グ装置のエアバッグは、収縮状態から乗員の身体側部を
防護する状態に膨張可能であることを特徴とするもので
ある。
【0013】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、車両の側部衝突時に、両サイドエアバッグ装置のエ
アバッグが収縮状態から防護状態に膨張することによ
り、乗員に対する防護機能を発揮することもできる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記
両サイドエアバッグ装置のエアバッグは、イグニション
スイッチのオン信号に基づいてリクライニングサポート
状態に膨張されることを特徴とするものである。
【0015】従って、この請求項4に記載の発明によれ
ば、乗員がシートに着座した状態で、イグニションスイ
ッチのオン信号に基づいて、エアバッグをリクライニン
グサポート状態に自動的に膨張させることができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記両サイドエアバッグ装置のエアバ
ッグは、左右一対の側部衝突センサの検出信号に基づい
て各別に防護状態に膨張されることを特徴とするもので
ある。
【0017】従って、この請求項5に記載の発明によれ
ば、車両の側部衝突時に、側部衝突センサの検出信号に
基づいて、左右いずれか一方のサイドエアバッグ装置の
エアバッグを防護状態に的確に膨張させることができ
る。よって、シートに着座する乗員と車両の側壁部内面
等との衝突を抑制することができて、乗員を有効に防護
することができる。
【0018】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記両サイドエアバッグ装置のエアバ
ッグは、左右一対のプリクラッシュセンサの検出信号に
基づく衝突予測に従って各別に防護予備状態に膨張され
ることを特徴とするものである。
【0019】従って、この請求項6に記載の発明によれ
ば、車両に側部衝突のおそれがある場合、プリクラッシ
ュセンサの検出信号に基づいて衝突を予測して、左右い
ずれか一方のサイドエアバッグ装置のエアバッグを防護
状態の前段階の防護予備状態に的確に膨張させることが
できる。よって、乗員の姿勢を規正して、その後の車両
の側部衝突に備えることができるとともに、エアバッグ
を防護予備状態から防護状態に速やかに膨張させること
ができて、乗員の防護性能を向上させることができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項3〜請求
項6のうちのいずれか一項に記載の発明において、前記
両サイドエアバッグ装置のエアバッグは、ロールオーバ
ーセンサの検出信号に基づいてほぼ同時に防護状態に膨
張されることを特徴とするものである。
【0021】従って、この請求項7に記載の発明によれ
ば、車両が側部衝突時に続いて車両がロールオーバーし
た場合、両サイドエアバッグ装置のエアバッグを防護状
態に的確に膨張させることができる。よって、乗員と車
両の側壁部内面との衝突を抑制することができるととも
に、運転席と助手席との乗員同志、または乗員と室内側
の突起物との衝突等を抑制することができて、乗員を有
効に防護することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すよう
に、車両の車室内には運転席側シート11D及び助手席
側シート11Pが配置され、それらのシート11D,1
1Pには腰掛け部12及び背もたれ部13が設けられて
いる。各シート11D,11Pの背もたれ部13の両サ
イド部には、図2に2点鎖線で示すように、突出変形可
能なリクライニングサポート部14が配置されている。
このリクライニングサポート部14の表皮は、ジャージ
等の伸縮性に優れた素材により構成されている。
【0023】図1及び図2に示すように、前記各シート
11D,11Pにおける背もたれ部13の両リクライニ
ングサポート部14内には、左右一対のサイドエアバッ
グ装置15L,15Rがバッグホルダ16を介して配設
されている。各サイドエアバッグ装置15L,15R
は、袋状のエアバッグ17と、膨張用のガスを発生する
インフレータ18と、それらを収容するケース19とか
ら構成されている。
【0024】図3に示すように、前記各サイドエアバッ
グ装置15L,15Rのエアバッグ17は、例えば防炎
加工が施された織布等よりなる一対の基布17aを縫い
合わせることによって形成されている。また、エアバッ
グ17の内部には、体積の小さいサポート用バッグ部1
7bと、体積の大きい防護用バッグ部17cとが縫い合
わせ部17dを介して区画形成されている。そして、車
両の非運転時には、図2に実線で示すように、エアバッ
グ17が収縮状態C1にあって、サポート用バッグ部1
7bがリクライニングサポート部14内に収縮状態で収
容配置されるとともに、防護用バッグ部17cが折り畳
み状態でケース19内に収容配置されている。
【0025】図1に示すように、前記各シート11D,
11Pの腰掛け部12の下部には、コンプレッサ20及
び図4に示す蓄圧室28がそれぞれ配設されている。そ
して、車両の運転開始時等には、これらのコンプレッサ
20から、蓄圧室28に圧縮エアが供給されて、その蓄
圧室28で蓄えられる。そして、この蓄圧室28内の圧
縮エアが両サイドエアバッグ装置15L,15Rのエア
バッグ17のサポート用バッグ部17bに供給される。
この圧縮エアの供給により、図2に鎖線で示すように、
両エアバッグ17が収縮状態C1からリクライニングサ
ポート状態C2に膨張されて、各リクライニングサポー
ト部14が乗員の身体側部をリクライニングサポートす
る位置に突出されるようになっている。
【0026】また、車両の側部衝突の予測時には、蓄圧
室28から側部衝突側のサイドエアバッグ装置15L,
15Rのエアバッグ17のサポート用バッグ部17b
に、圧縮エアが選択的に供給される。この圧縮エアの供
給により、図2に鎖線で示すように、エアバッグ17が
各別にリクライニングサポート状態C2から防護予備状
態C3に膨張されるようになっている。
【0027】さらに、車両の側部衝突時には、側部衝突
側に位置する両サイドエアバッグ装置15L,15Rの
インフレータ18が選択的に着火されて、そのインフレ
ータ18からエアバッグ17の防護用バッグ部17cに
ガスが瞬時に供給される。このガスの供給により、図2
に鎖線で示すように、エアバッグ17が瞬時に、かつ各
別に防護予備状態C3から乗員の身体側部を防護する防
護状態C4に大きく膨張展開されるようになっている。
【0028】次に、前記のような構成の運転席側シート
11D及び助手席側シート11Pにおいて、サイドエア
バッグ装置15L,15Rのエアバッグ17にエア等を
供給する構成について説明する。
【0029】図4に示すように、前記コンプレッサ20
はエア供給経路22を介して蓄圧室28に接続されてい
る。エア供給経路22には、チェックバルブ25が接続
され、コンプレッサ20側からのみのエア通過を許容す
る。前記蓄圧室28は、一対の分岐経路24L,24R
を介して、両サイドエアバッグ装置15L,15Rのエ
アバッグ17のサポート用バッグ部17bに接続されて
いる。エア供給経路23と両分岐経路24L,24Rと
の分岐点には切替バルブ26が接続されている。
【0030】前記切替バルブ26は、第1〜第4の4つ
の位置に切替可能に構成されている。すなわち、第1位
置は、両分岐経路24L,24Rをエア供給経路23に
開放する。第2位置は、右側の分岐経路24Rのみをエ
ア供給経路23に開放する。第3位置は、左側の分岐経
路24Lのみをエア供給経路23に開放する。第4位置
は、両分岐経路24L,24Rをエア供給経路23に対
して閉鎖する。
【0031】前記両分岐経路24L,24Rには、バッ
グ用圧力検出器27L,27Rが接続されている。そし
て、前記蓄圧室28から両エアバッグ17のサポート用
バッグ部17bに圧縮エアが供給されるとき、これらの
バッグ用圧力検出器27L,27Rにより、サポート用
バッグ部17b内の圧力が検出されて、その検出信号が
出力されるようになっている。
【0032】前記エア供給経路23において、蓄圧室2
8の直近下流には蓄圧室用バルブ29を介して接続され
ている。蓄圧室28には蓄圧室用圧力検出器30が接続
され、この蓄圧室用圧力検出器30により、蓄圧室28
内の圧力が検出されて、その検出信号が出力されるよう
になっている。
【0033】前記エア供給経路23にはリリーフバルブ
31が接続され、エア供給経路23内の圧力が所定値を
越えたとき、このリリーフバルブ31が開放されて、圧
縮エアが外部に排出されるようになっている。エア供給
経路23には排気バルブ32が接続され、切替バルブ2
6が第1位置に切替えられた状態で、この排気バルブ3
2が開放されることにより、両エアバッグ17のサポー
ト用バッグ部17b内のエアが外部に排出される。この
排出により、エアバッグ17がリクライニングサポート
状態C2または防護予備状態C3から、収縮状態C1に
収縮されるようになっている。
【0034】なお、図4に示すエア回路図は、運転席側
シート11D及び助手席側シート11Pのうちのいずれ
か一方のシートに対応して設けられたエア回路を示すも
のであって、もう一方のシートにも、この図4と同様な
エア回路が設けられている。
【0035】次に、前記のように構成された運転席側シ
ート11D及び助手席側シート11Pにおいて、サイド
エアバッグ装置15L,15Rの制御構成について、図
5を参照しながら説明する。
【0036】制御装置35の記憶領域(図示しない)に
はサイドエアバッグ装置15L,15R全体の動作を制
御するためのプログラムが格納されている。制御装置3
5にはメモリ36が接続され、このメモリ36にはエア
バッグ17のリクライニングサポート状態C2及び防護
予備状態C3におけるサポート用バッグ部17bの設定
圧力に関するデータ等の各種のデータが一時的に記憶さ
れる。
【0037】前記制御装置35には、ドアスイッチ3
7、イグニションスイッチ38、着座センサ39、左右
一対のプリクラッシュセンサ40L,40R、左右一対
の側部衝突センサ41L,41R、及びロールオーバー
センサ42が接続されている。さらに、制御装置35に
は、前記一対のバッグ用圧力検出器27L,27R、蓄
圧室用圧力検出器30、及び左右一対の圧力調節器43
L,43Rが接続されている。
【0038】前記ドアスイッチ37は、運転席側の乗降
に際して車両のドアが開閉されたときに検出信号を出力
する。イグニションスイッチ38は、イグニションキー
の操作によりエンジンが始動されたときに検出信号を出
力する。着座センサ39は、図1に示すように助手席側
シート11Pの腰掛け部12に内装され、助手席側シー
ト11Pに乗員が着座したときに検出信号を出力する。
【0039】前記左右一対のプリクラッシュセンサ40
L,40Rは、車両の左側部または右側部に衝突のおそ
れがある場合に検出信号を出力する。すなわち、プリク
ラッシュセンサ40L,40Rは、車両の側部から側方
に向けて電波または超音波を発信し、近づいて来る車両
または物体を検出する。側部衝突センサ41L,41R
は、車両の左側部または右側部に衝突が生じたときに検
出信号を出力する。ロールオーバーセンサ42は、車両
が側部衝突に伴ってロールオーバーしたときに検出信号
を出力する。
【0040】前記圧力調節器43L,43Rは、手動操
作される可変コントローラ等よりなり、各エアバッグ1
7のリクライニングサポート状態C2におけるサポート
用バッグ部17bの設定圧力を調節するための調節手段
を構成している。そして、この圧力調節器43L,43
Rにて、サポート用バッグ部17bの設定圧力を変更す
ることにより、乗員の体型等に応じて、リクライニング
サポート部14の突出量や硬度を加減することができる
ようになっている。
【0041】また、前記制御装置35には、コンプレッ
サ20、切替バルブ26、蓄圧室用バルブ29、排気バ
ルブ32、及び左右一対のインフレータ18が接続され
ている。そして、これらに対して、制御装置35から作
動または切替信号が出力されるようになっている。
【0042】次に、前記のように構成された運転席側シ
ート11D及び助手席側シート11Pについて、サイド
エアバッグ装置15L,15Rの動作を説明する。ま
ず、運転席側シート11Dにおけるサイドエアバッグ装
置15L,15Rの身体サポート動作について、図6の
フローチャートに従って説明する。さて、車両の非運転
状態では、図2に実線で示すように、両エアバッグ17
が収縮状態C1にあって、背もたれ部13の両サイドの
リクライニングサポート部14が突出量の小さい状態に
保持されている。よって、運転車が車両に乗車する際に
は、リクライニングサポート部14が邪魔になることな
く、運転席側シート11Dに容易に着座することができ
る。
【0043】そして、運転者の乗車によりドアが開閉さ
れると、ドアスイッチ37から検出信号が出力される
(ステップS1)。その後、イグニションキーの操作に
よりエンジンが始動されると、イグニションスイッチ3
8から検出信号が出力される(ステップS2)。する
と、切替バルブ26が第1位置、すなわち両分岐経路2
4L,24Rをエア供給経路23に開放する位置に切替
えられるとともに、蓄圧室用バルブ29が開放される
(ステップS3)。
【0044】それとともに、コンプレッサ20が作動さ
れ(ステップS4)、コンプレッサ20から蓄圧室28
に圧縮エアが供給されるとともに、その蓄圧室28から
両エアバッグ17のサポート用バッグ部17bに圧縮エ
アが供給される。これにより、両エアバッグ17が図2
に実線で示す収縮状態C1から鎖線で示すリクライニン
グサポート状態C2に膨張されて、両リクライニングサ
ポート部14が乗員の身体側部をリクライニングサポー
トする位置に突出される。よって、乗員は運転席側シー
ト11Dにゆったりと着座した状態で運転を行うことが
できる。
【0045】また、この場合にはバッグ用圧力検出器2
7L,27Rからの圧力検出信号に基づいて、両エアバ
ッグ17のサポート用バッグ部17bの内部圧力が前記
圧力調節器43Rによって設定された設定圧力に達した
か否かが判別される(ステップS5)。そして、内部圧
力が設定圧力に達したとき、切替バルブ26が第4位
置、すなわち両分岐経路24L,24Rをエア供給経路
23に対して閉鎖する位置に切替えられるとともに、蓄
圧室用バルブ29が閉じられる(ステップS6)。
【0046】続いて、蓄圧室用圧力検出器30からの検
出信号に基づいて、蓄圧室28の内部圧力が設定圧力に
なっているか否かが判別される(ステップS7)。そし
て、内部圧力が設定圧力になっていない場合には、蓄圧
室用バルブ29が閉鎖状態が維持され、コンプレッサ2
0の作動が継続されて、蓄圧室28に圧縮エアが供給さ
れて蓄積される(ステップS8)。蓄圧室28の内部圧
力が設定圧力に達したときには、コンプレッサ20が停
止される(ステップS11)。
【0047】その後、前記バッグ用圧力検出器27L,
27Rからの圧力検出信号に基づいて、両エアバッグ1
7のサポート用バッグ部17bの内部圧力が設定圧力よ
りも低下したか否かが判別される(ステップS12)。
そして、内部圧力が低下した場合には、前記ステップS
3に戻って、ステップS3〜S11までの動作が繰り返
し行われる。これにより、蓄圧室28から両エアバッグ
17のサポート用バッグ部17bに圧縮エアが補給され
て、両エアバッグ17がリクライニングサポート状態C
2に保持される。
【0048】一方、前記ステップS12の判別におい
て、サポート用バッグ部17bの内部圧力が低下してい
ない場合には、イグニションスイッチ38がオフされた
か否かが判別され(ステップS13)、車両の運転が継
続されている間中、ステップS7〜S13の処理が繰り
返し行われる。そして、イグニションスイッチ38がオ
フされてエンジンが停止されると、切替バルブ26が開
放状態に切り替えられるとともに、排気バルブ32が開
放されて(ステップS14)、両エアバッグ17のサポ
ート用バッグ部17b内のエアが外部に排出される。こ
れにより、両エアバッグ17がリクライニングサポート
状態C2から収縮状態C1に形状変更されて、両リクラ
イニングサポート部14の突出量が低減される。よっ
て、運転者は、リクライニングサポート部14が邪魔に
なることなく、運転席側シート11Dから容易に離れる
ことができる。
【0049】次に、助手席側シート11Pにおけるサイ
ドエアバッグ装置15L,15Rの身体サポート動作に
ついて、図7のフローチャートに従って説明する。さ
て、この助手席側シート11Pにおいても、前記運転席
側シート11Dの場合と同様に、車両の非運転状態で
は、両エアバッグ17が収縮状態C1にあって、両リク
ライニングサポート部14が突出量の小さい状態に保持
されている。よって、リクライニングサポート部14が
邪魔になることなく、助手席側シート11Pに容易に着
座することができる。
【0050】そして、運転者が運転席側シート11Dに
着座するために、ドアを開閉するとドアスイッチ37か
ら検出信号が出力されるとともに(ステップS1)、助
手席側シート11Pに対する乗員の着座により着座セン
サ39から検出信号が出力される(ステップS1a)。
その後、イグニションキーの操作によりエンジンが始動
されると、イグニションスイッチ38から検出信号が出
力される(ステップS2)。以降は、前記運転席側シー
ト11Dのサイドエアバッグ装置15L,15Rの場合
と同様に、ステップS3〜S14の動作が実行される。
以上のように、助手席側シート11Pのサイドエアバッ
グ装置15L,15Rの作動は、助手席側シート11P
に対する乗員の着座を経て開始される。
【0051】次に、運転席側シート11Dにおけるサイ
ドエアバッグ装置15L,15Rの防護動作について、
図8のフローチャートに従って説明する。さて、車両の
運転中に左右いずれか一方のプリクラッシュセンサ40
L,40Rにより、車両の側部衝突のおそれとなる他の
車両や物体が検出される(ステップS15)。この検出
に基づいて、制御装置35において側部衝突のおそれが
予測されると(ステップS16)、その側部衝突の予測
が車両の右側であるか否かが判別される(ステップS1
7及びステップS25)。右側であると判別された場合
には、運転席側シート11D及び助手席側シート11P
の切替バルブ26が第2位置、すなわち右側の分岐経路
24Rのみをエア供給経路23に開放する位置に切替え
られる(ステップS18)。
【0052】また、蓄圧室用バルブ29が開放されると
ともに(ステップS19)、コンプレッサ20が作動さ
れて(ステップS20)、蓄圧室28及びコンプレッサ
20から両シート11D,11Pの右側のエアバッグ1
7のサポート用バッグ部17bに圧縮エアが供給され
る。この圧縮エアの供給により、右側のエアバッグ17
が瞬時にリクライニングサポート状態C2から防護予備
状態C3に膨張される。
【0053】その後、右側の側部衝突センサ41Rに
て、車両の右側に対する側部衝突が検出されると(ステ
ップS21)、両シート11D,11Pの右側のサイド
エアバッグ装置15Rのインフレータ18が着火される
(ステップS22)。このため、そのインフレータ18
から両シート11D,11Pの右側エアバッグ17の防
護用バッグ部17cにガスが供給される。このとき、コ
ンプレッサ20からも右側エアバッグ17のサポート用
バッグ部17bに圧縮ガスが供給され続ける。
【0054】これにより、右側エアバッグ17の両バッ
グ部17b,17c間の縫い合せ部17dが剥離され
て、両バッグ部17b,17cが連通され、瞬時に防護
予備状態C3から防護状態C4に大きく膨張される。よ
って、運転席側シート11Dに着座する乗員と車両の側
壁部内面等との衝突及び助手席側シート11Pに着座す
る乗員と運転席側シート11Dに着座する乗員との衝突
等が抑制されて、乗員に対する衝撃が効果的に緩和され
る。
【0055】また、この車両の側部衝突時に、車両がロ
ールオーバーした場合には、ロールオーバーセンサ42
から検出信号が出力される(ステップS23)。する
と、両シート11D,11Pの左側のサイドエアバッグ
装置15Rのインフレータ18も着火されて(ステップ
S24)、そのインフレータ18から左側エアバッグ1
7の防護用バッグ部17cにガスが供給される。これに
より、左側エアバッグ17も右側エアバッグ17とほぼ
同時に防護状態C4に大きく膨張される。よって、乗員
と車両の側壁部内面との衝突が抑制されるとともに、運
転席と助手席との乗員どうし、または乗員と室内側の突
起物との衝突等が抑制されて、乗員に対する衝撃がその
両サイドから効果的に緩和される。
【0056】一方、前記ステップS17の判別におい
て、側部衝突の予測が車両の右側でなかった場合には、
その側部衝突の予測が車両の左側であるか否かが判別さ
れる(ステップS25)。そして、この判別結果が左側
である場合には、前記ステップS18〜S27とそれぞ
れ対応するステップS26〜S32の動作が、右側と左
側とを逆にした状態で順に実行される。
【0057】次に、助手席側シート11Pにおけるサイ
ドエアバッグ装置15L,15Rの衝突防護動作につい
て、図9のフローチャートに従って説明する。さて、こ
の助手席側シート11Pのサイドエアバッグ装置15
L,15Rでは、まず着座センサ39から検出信号が出
力されているか否かが判別される(ステップS15
a)。そして、助手席側シート11Pに乗員が着座し
て、着座センサ39から検出信号が出力されている場合
に、前記運転席側シート11Dのサイドエアバッグ装置
15L,15Rの場合と同様に、ステップS15〜S3
2の動作が実行される。これにより、助手席側シート1
1Pの乗員についても、車両の側部衝突時の衝撃が効果
的に緩和される。
【0058】なお、プリクラッシュセンサ40L,40
Rの非検出状態において、側部衝突センサ41L,41
Rが側部衝突を検出した場合には、エアバッグ17の防
護予備状態C3を経ることなく、インフレータ18が着
火されて、エアバッグ17が防護状態C4になる。
【0059】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) この車両用シート11D,11Pにおいては、
背もたれ部13の両サイド部に、エアバッグ17を有す
る一対のサイドエアバッグ装置15L,15Rが配設さ
れている。各サイドエアバッグ装置15L,15Rのエ
アバッグ17には、エアバッグ17を収縮状態C1から
乗員の身体側部をリクライニングサポートする状態C2
に膨張させるためのサポート用バッグ部17bが設けら
れている。そして、イグニションスイッチ38のオン信
号に基づいて、両エアバッグ17のサポート用バッグ部
17bに圧縮エアが供給されて、エアバッグ17がリク
ライニングサポート状態C2に膨張されるようになって
いる。
【0060】このため、乗員がシート11D,11Pに
乗降する際には、両サイドエアバッグ装置15L,15
Rのエアバッグ17を収縮状態C1にして、背もたれ部
13の両サイドのリクライニングサポート部14を突出
量の小さい状態にしておくことができる。よって、リク
ライニングサポート部14が邪魔になることなく、乗降
を容易に行うことができる。また、乗員がシート11
D,11Pに着座した後に、イグニションスイッチ38
のオン信号に基づいて、両エアバッグ17をリクライニ
ングサポート状態C2に膨張させて、リクライニングサ
ポート部14を自動的に突出させることができる。よっ
て、この状態で乗員の身体両側部をリクライニングサポ
ートすることができて、優れたサイドサポート性、ひい
ては身体に対するホールド性を発揮することができ、し
かも、シートベルト、特にそのショルダ部が乗員から外
れるのを抑制できる。
【0061】(2) この車両用シート11D,11P
においては、前記各エアバッグ17のリクライニングサ
ポート状態C2での膨張度合を調節するための圧力調節
器43L,43Rが設けられている。このため、乗員の
体型や乗員の好み等に応じて、各エアバッグ17の膨張
度合を調節することにより、リクライニングサポート部
14の突出量や硬度を加減することができ、サイドサポ
ート性を一層向上させることができ、快適性の優れたも
のにすることができる。
【0062】(3) この車両用シート11D,11P
においては、前記両サイドエアバッグ装置15L,15
Rのエアバッグ17に、エアバッグ17を収縮状態C1
から乗員の身体側部を防護する状態C4に膨張させるた
めの防護用バッグ部17cが設けられている。そして、
左右一対の側部衝突センサ41L,41Rの検出信号に
基づいて、インフレータ18から両エアバッグ17の防
護用バッグ部17cにガスが選択的に供給されて、エア
バッグ17が各別に防護状態C4に膨張されるようにな
っている。このため、車両の側部衝突時に、側部衝突セ
ンサ41L,41Rの検出信号に基づいて、左右いずれ
か一方のエアバッグ17を防護状態C4に的確に膨張さ
せることができる。よって、シート11D,11Pに着
座する乗員と車両の側壁部内面等との衝突を抑制するこ
とができて、乗員を有効に防護することができる。
【0063】(4) この車両用シート11D,11P
においては、左右一対のプリクラッシュセンサ40L,
40Rの検出信号に基づく衝突予測に従って、コンプレ
ッサ20から両エアバッグ17のサポート用バッグ部1
7bに圧縮エアが選択的に供給されて、エアバッグ17
が各別に防護予備状態C3に膨張されるようになってい
る。このため、車両に側部衝突のおそれがある場合、プ
リクラッシュセンサ40L,40Rの検出信号に基づい
て衝突を予測して、左右いずれか一方のエアバッグ17
を防護状態C4の前段階の防護予備状態C3に的確に膨
張させることができる。よって、乗員の姿勢を規正し
て、衝突に備えることができる。また、エアバッグ17
があらかじめ防護予備状態C3に配置されるため、車両
の側部衝突時に、エアバッグ17を防護予備状態C3か
ら防護状態C4に速やかに膨張させることができて、乗
員の防護性能を向上させることもできる。
【0064】(5) この車両用シート11D,11P
においては、ロールオーバーセンサ42の検出信号に基
づいて、インフレータ18から両エアバッグ17の防護
用バッグ部17cにガスが供給されて、両エアバッグ1
7がほぼ同時に防護状態C4に膨張されるようになって
いる。このため、車両が側部衝突時にロールオーバーし
た場合、両エアバッグ17を防護状態C4に的確に膨張
させることができる。よって、乗員と車両の側壁部内面
との衝突等を抑制することができるとともに、運転席と
助手席との乗員同志、または乗員と室内側の突起物との
衝突等を抑制することができて、乗員の防護性能を一層
向上させることもできる。
【0065】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態において、専用の操作スイッチの切替
操作により、両サイドエアバッグ装置15L,15Rの
エアバッグ17が、収縮状態C1とリクライニングサポ
ート状態C2との間で収縮及び膨張されるように構成す
ること。
【0066】・ 前記実施形態において、エアバッグ1
7のサポート用バッグ部17bと防護用バッグ部17c
とをそれぞれ独立して構成すること。 ・ 前記実施形態では、エアバッグ17をインフレータ
18の着火により防護状態C4に膨張するように構成し
たが、チャンバー内の圧縮ガスを瞬時に放出することに
よりエアバッグ17が防護状態C4に膨張されるように
構成すること。
【0067】・ 前記実施形態において、コンプレッサ
20をシート11D,11Pの腰掛け部12の下部とは
異なった位置、例えばトランク内等に配置すること。 ・ 前記実施形態において、助手席側シート11Pにチ
ャイルドシートを装着したとき、解除スイッチの操作に
より、助手席側シート11Pのサイドエアバッグ装置1
5L,15Rを非動作状態に設定して、エアバッグ17
が収縮状態C1に維持されるように構成すること。ただ
し、プリクラッシュセンサの検出動作時及び衝突センサ
の検出動作時は、サイドエアバッグ装置15L,15R
が前記実施形態と同様に作動するように構成する。
【0068】・ 前記実施形態において、プリクラッシ
ュセンサ40L,40Rの検出から所定時間が経過して
も、側部衝突センサ41L,41Rで側部衝突が検出さ
れないとき、エアバッグ17が防護予備状態C3からリ
クライニングサポート状態C2に自動的に復帰されるよ
うに構成すること。
【0069】・ 前記実施形態において、プリクラッシ
ュセンサ40L,40Rの検出後に、側部衝突センサ4
1L,41Rで側部衝突が検出されないとき、復帰スイ
ッチの操作により、エアバッグ17が防護予備状態C3
からリクライニングサポート状態C2に復帰されるよう
に構成すること。
【0070】・ 前記実施形態において、プリクラッシ
ュセンサ40L,40R及び制御装置35による衝突予
測機能を省略すること。従って、エアバッグ17は、防
護予備状態C3を経ることなくリクライニングサポート
状態C2から、防護状態にC4に膨張することになる。
【0071】
【発明の効果】以上、実施形態で例示したように、この
発明においては、リクライニングサポート部が邪魔にな
ることなく、乗降を容易に行うことができるとともに、
着座状態で優れたサイドサポート性を発揮することがで
きる。また、この発明においては、乗員の体型等に応じ
て、リクライニングサポート部の突出度合を調節するこ
とができて、サイドサポート性を向上させることができ
る。さらに、この発明においては、車両の側部衝突時
に、乗員の防護性能を発揮することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の車両用シートを示す斜視図。
【図2】 図1の2−2線における部分拡大断面図。
【図3】 サイドエアバッグ装置のエアバッグを示す断
面図。
【図4】 サイドエアバッグ装置に対するエアの供給経
路を示す構成図。
【図5】 サイドエアバッグ装置の制御回路を示すブロ
ック図。
【図6】 運転席側のサイドエアバッグ装置の身体サポ
ート動作を示すフローチャート。
【図7】 助手席側のサイドエアバッグ装置の身体サポ
ート動作を示すフローチャート。
【図8】 運転席側のサイドエアバッグ装置の衝突防護
動作を示すフローチャート。
【図9】 助手席側のサイドエアバッグ装置の衝突防護
動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11D…運転席側シート、11P…助手席側シート、1
3…背もたれ部、14…リクライニングサポート部、1
5L,15R…サイドエアバッグ装置、17…エアバッ
グ、17b…サポート用バッグ部、17c…防護用バッ
グ部、18…インフレータ、20…コンプレッサ、23
…エア供給経路、26…切替バルブ、35…制御装置、
36…メモリ、38…イグニションスイッチ、40L,
40R…プリクラッシュセンサ、41L,41R…側部
衝突センサ、42…ロールオーバーセンサ、43L,4
3R…調節手段としての圧力調節器、C1…収縮状態、
C2…リクライニングサポート状態、C3…防護予備状
態、C4…防護状態。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ部の両サイド部に、収縮状態か
    ら乗員の身体側部をリクライニングサポートする状態に
    膨張可能なエアバッグを有するサイドエアバッグ装置を
    設けたことを特徴とする車両用シート。
  2. 【請求項2】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グについて、リクライニングサポート状態の膨張度合を
    調節するための調節手段を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の車両用シート。
  3. 【請求項3】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グは、収縮状態から乗員の身体側部を防護する状態に膨
    張可能であることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の車両用シート。
  4. 【請求項4】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グは、イグニションスイッチのオン信号に基づいてリク
    ライニングサポート状態に膨張されることを特徴とする
    請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載の車両
    用シート。
  5. 【請求項5】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グは、左右一対の側部衝突センサの検出信号に基づいて
    各別に防護状態に膨張されることを特徴とする請求項3
    に記載の車両用シート。
  6. 【請求項6】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グは、左右一対のプリクラッシュセンサの検出信号に基
    づく衝突予測に従って各別に防護予備状態に膨張される
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
  7. 【請求項7】 前記両サイドエアバッグ装置のエアバッ
    グは、ロールオーバーセンサの検出信号に基づいてほぼ
    同時に防護状態に膨張されることを特徴とする請求項3
    〜請求項6のうちのいずれか一項に記載の車両用シー
    ト。
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