JP2004182225A - 可変つなぎシステムを有するエアバッグモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】エアバッグモジュールの膨張式クッションで使用されるように構成された可変つなぎシステムを提供すること。
【解決手段】第1の対のつなぎ要素34が各々、膨張式クッション20に固定されない第1端部38と第2端部44との間の部分を有し、さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素36を有し、第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の一方の一部に固定され、第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の他方の一部に固定され、第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成される。
【選択図】図2
【解決手段】第1の対のつなぎ要素34が各々、膨張式クッション20に固定されない第1端部38と第2端部44との間の部分を有し、さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素36を有し、第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の一方の一部に固定され、第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の他方の一部に固定され、第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成される。
【選択図】図2
Description
本開示は、一般に、車両用のエアバッグモジュールに関する。詳細には、本開示は、膨張式クッションおよびエアバッグモジュールのための可変つなぎシステムに関する。
本出願は、参照により本明細書に内容が組み込まれている、2002年12月2日付出願の米国仮出願第60/430387号の恩恵を主張する。
本発明はさらに、参照により本明細書に内容が組み込まれている、2001年9月13日付出願の米国特許出願第09/951809号および2002年7月23日付発行の米国特許第6422597号に関連する。本出願はさらに、参照により本明細書に内容が組み込まれている、米国特許第6454300号に関連する。
本発明はさらに、参照により本明細書に内容が組み込まれている、2001年9月13日付出願の米国特許出願第09/951809号および2002年7月23日付発行の米国特許第6422597号に関連する。本出願はさらに、参照により本明細書に内容が組み込まれている、米国特許第6454300号に関連する。
最近の自動車には、エアバッグモジュールが一般に装備されている。一般に、エアバッグモジュールは、ハウジング内に膨張式クッションとインフレータとを含む。モジュールは、車両内の所望の位置、例えばハンドル、ダッシュボード、シート、Aピラー、その他の位置に据え付けられる。膨張式クッションは、インフレータと流体連通した状態でハウジング内に折り畳まれて保管される。起動事象に応答して、センサがインフレータを起動するための信号を発する。インフレータは、膨張ガスをクッションに供給してクッションを膨張させ、ハウジングから車両内に配備する。
膨張式クッションの膨張レベルを特定の状態により密接に結び付けるために、種々の方法が使用されている。例えば、二段階インフレータを使用して、膨張式クッションの膨張レベルを増減する。あるいは、可変通気方式を使用して、発生した膨張ガスの一部をクッションから離れる方向に向ける。さらに、可変つなぎシステムを使用して、クッション全体の容積を制限するか、または変化させる。
米国仮出願第60/430387号
米国特許出願第09/951809号
米国特許第6422597号
米国特許第6454300号
米国特許第10/295932号
エアバッグモジュールの膨張式クッションで使用されるように構成された可変つなぎシステムであって、第1の端部と第2の端部とを各々持つ第1の対のつなぎ要素を有し、第1の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第2の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第1の端部が第2の端部から離れた位置で膨張式クッションに固定され、第2の端部が第1の端部よりも膨張式クッションの膨張開口に近い位置で膨張式クッションに固定され、第1の対のつなぎ要素が各々、膨張式クッションに固定されない第1の端部と第2の端部との間の部分を有し、さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素を有し、前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の一方の一部に固定され、第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の他方の一部に固定され、第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成されるシステムが提供される。
可変つなぎシステムを有するエアバッグモジュールも提供される。モジュールは、ハウジングと、膨張式クッションと、インフレータと、作動機構と、つなぎ要素とを含む。第1のつなぎ要素は、膨張式クッションの第1の内部に固定された第1の端部と、膨張式クッションの第2の内部に固定された第2の端部とを有する。第2のつなぎ要素は、第1の端部と第2の端部との間の点で第1のつなぎ要素に嵌合する第1の側部を有する。作動機構は、第2のつなぎ要素の第2の側部を選択的に保持または解放するように構成される。膨張式クッションが第1の膨張状態に広がるように第2のつなぎ要素が保持されると、第2のつなぎ要素は第1のつなぎ要素を第1の長さに制限する。第1の長さは第1のつなぎ要素の全長よりも短い。膨張式クッションが第2の膨張状態まで広がるように第2のつなぎ要素が解放されると、第2のつなぎ要素は第1のつなぎ要素を全長まで延ばすことができる。
ハウジングと、ハウジングから配備される膨張式クッションと、膨張式クッションに流体連通する、ある量の膨張ガスを供給して膨張式クッションをハウジングから配備するためのインフレータと、エアバッグモジュールの膨張式クッションで使用されるように構成された可変つなぎシステムとを含み、可変つなぎシステムが、第1の端部と第2の端部とを各々持つ第1の対のつなぎ要素を含み、第1の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第2の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第1の端部が各々第2の端部から離れた位置で膨張式クッションに固定され、第2の端部が膨張式クッションの膨張開口により近い位置で膨張式クッションに固定され、第1の対のつなぎ要素が各々、膨張式クッションに固定されない第1の端部と第2の端部との間の部分を有し、さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素を含み、前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が前記第1の対のつなぎ要素の一方の一部に固定され、第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が第1の対のつなぎ要素の他方の一部に固定され、第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成されるエアバッグモジュールが提供される。
以下の詳細な説明、図面、および添付の特許請求の範囲から、当業者は本開示の前記その他の特徴を理解するだろう。
図1は車両10の一部を示す。車両10の内部区画には、シート構造12と、シート構造に対して選択された空間をおいて配置されたエアバッグモジュール14とが含まれる。エアバッグモジュール14は、ハウジング16と、インフレータ18と、膨張式クッション20とを含む。モジュール14は、クッション20をハウジング16から離して(例えば、後方へ)配備するように車両10内に配置される。
インフレータ18は、1回分の量の膨張ガスをクッション20内に放出することのできる一段階インフレータとすることができる。あるいは、インフレータ18は、少なくとも2つのレベルの膨張ガスをクッション20内に放出するように構成された二段階インフレータとすることができる。インフレータ18は、例えば、純ガスインフレータ、ハイブリッドインフレータ、火工インフレータ等とすることができる。
センサまたは検知および診断モジュール22は、起動事象を検出して起動信号24をインフレータ18に送るように構成される。車両の周りに配置された1つまたは複数のセンサにより、起動事象の検出を判定することができる。したがって、モジュール22は起動信号24を介してエアバッグモジュール14の起動を制御する。
クッション20は、ハウジング16内に折り畳まれた状態または配備されない状態で保管され、インフレータ18に流体連通する。検知および診断モジュール22により起動事象が検出されると、インフレータ18は信号24を介して起動され、膨張ガスを発生する。膨張ガスによりクッション20が膨張して、仮想線で示すように、ハウジング16から車両10の内部区画26内に広がる。
モジュール14は、車両10のインストルメントパネルまたはダッシュボードに含まれるものとして、単に例として示したものであることを理解すべきである。勿論、モジュール14を、車両10の他の部分、例えば、限定されないが、ハンドル、シート、Aピラー、屋根、その他の位置に据え付けることも考えられる。さらに、車両内のモジュールの角度構成およびその構造が、図に示すものと違っていてもよい。
さらに、本開示を、種々のタイプの膨張式クッションおよびインフレータと共に使用することも考えられる。例えば、特別な方法で折り畳まれて種々の配備構成を達成するクッション、および種々のタイプのインフレータ(例えば、二段階インフレータ)がある。
さらに、本開示によれば、検知および診断モジュールを、シート構造の1つまたは複数の状態を検出するように構成することもできる。例えば、検知および診断モジュール22を、シート構造12にかかる荷重または荷重量(例えば、乗員の体重)、シート構造の位置、シート構造の一部と別の部分との角度、シート構造からエアバッグモジュール14までの距離、および自動車の周りに配置された複数のセンサからの入力を受けることによるエアバッグの配備に関連する他のデータのうちの1つまたは複数を検出するように構成することができる。
例えば、検知および診断モジュールは、限定されないが、シート位置センサ、光学式スキャナ、荷重センサ、シートリクライニングセンサ、シートベルト使用検出センサ、ベルト張力センサ等の1つまたは複数のセンサからの入力を受けることができる。センサは、1つまたは複数のシート状態を示す入力信号をモジュール22に送るように配置される。乗員のサイズ(例えば、センサにより判定される体重)と組み合わせた1つまたは複数のシート状態が、膨張式クッションの所望の配備方式を判定するために検知および診断モジュール内に配置されたマイクロプロセッサに常駐する制御アルゴリズムに入力される。例えば、マイクロプロセッサまたは他の読取可能なフォーマットのメモリに記憶されたルックアップテーブルとデータ入力を比較することにより、アルゴリズムが、エアバッグの完全配備または部分配備のどちらが望ましいかを判定する(例えば、クッション配備特性を修正するように設計されたシステムを起動することにより、または起動しないことによりエアバッグモジュールを調整する)ことができる。種々のセンサを連続してサンプリングすることにより、検知および診断モジュールが、どのタイプの配備が望ましいかを起動事象(配備)前に判定することができる。本開示の解放可能なつなぎ装置を、前記センサのあらゆる組合せと共に使用することが考えられており、前記した特定のタイプのセンサによって限定されるものではないことに注目されたい。例えば、システムは1つのセンサ入力(例えば、乗員の体重)または複数の入力(例えば、乗員の体重、シート位置、シートベルト操作、乗員の高さ等)と共に動作することができる。したがって、エアバッグの配備を助けるために、センサおよびセンサ入力のあらゆる組合せを使用することができる。
シート位置センサは、シート構造12のエアバッグモジュール14に対する位置または距離を検出する。同様に、光学式スキャナを使用して、シート構造12の位置を検出することができる。荷重センサはシート構造12内に配置され、これを使用してシート構造にかかる荷重を検出することができる。したがって、荷重センサは、シート構造12の一部にかかる特定の重量および荷重を検出することができる。シートリクライニングセンサを使用して、シート構造12の上部または後部がシート構造12の下部またはシート部に対してリクライニングまたは配置される程度もしくは角度を検出することができる。シートベルト使用検出センサは、シートベルトが固定されているか否か(例えば、バックルが対応する留め金に挿入されているか否か)を判定することができる。シートベルト張力センサを単独で、または荷重センサと組み合わせて使用して、シート構造12にかかる荷重を判定することができる。
本開示の一実施形態のエアバッグモジュールは、2つの膨張状態、すなわち第1の膨張状態および第2の膨張状態のうち少なくとも一方をクッションに提供するように構成された、可変つなぎシステムを含む。可変つなぎシステムは、第1の膨張状態で、クッションをハウジングから第1の距離だけ広げることができる。可変つなぎシステムは、第2の膨張状態で、クッションをハウジングから第2の距離だけ広げることができる。第2の距離は第1の距離よりも長い。したがって、可変つなぎシステムは、第2の膨張状態で第1の膨張状態よりもハウジングから遠くへクッションを広げることができる。
可変つなぎシステム28を有するエアバッグモジュール14の例示的な実施形態が図2、3に示される。図2は、可変つなぎシステム28がクッション20を第1の膨張状態30に制限する状態を示し、図3は、可変つなぎシステムがクッションを第2の膨張状態32まで広げることのできる状態を示す。図に示す状態は例として挙げたものであり、本開示は、第1の膨張状態および第2の膨張状態として示される特定の構成により限定されるものではない。
可変つなぎシステム28は、第2のつなぎ要素36と各々協働する1つまたは複数の第1のつなぎ要素34を含む。理解しやすいように、本明細書中では、可変つなぎシステム28を、2つの第1のつなぎ要素34および2つの第2のつなぎ要素36を含むものとして説明し図示する。勿論、2以外の数のつなぎ要素を有する可変つなぎシステム28も考えられる。例えば、膨張式クッションの他の部分に各々固定された複数対のつなぎ要素が考えられる。さらに、奇数のつなぎ要素を本開示の可変つなぎシステムと共に使用することも考えられる。前記構成は実現可能な代替つなぎ方式の例として提供されるが、勿論、他の構成を本開示と共に使用することも考えられる。
各第1のつなぎ要素34の第1の端部38は、クッション20の第1の内部40に固定される。第1の内部40は、ハウジング16から離れて、クッションの配備構成を修正する位置に配置される。例えば、第1の内部40をクッションのシート構造対向面42に隣接させることができる。各第1のつなぎ要素34の第2の端部44は、クッション20の第2の内部46に固定される。第2の内部46はハウジング16に隣接している。第1のつなぎ要素34は、例えば第1のつなぎ要素をクッションに縫い付けることにより、第1の内部40および第2の内部46に固定することができる。勿論、つなぎの固定位置およびそれにつながるクッション構成の位置を変えることもできる。
クッション20、第1のつなぎ要素34、および第2のつなぎ要素36を、張力を加えたときの実質的な伸長に耐える構造を有する織地または編地等の柔軟な材料から形成することができる。ナイロン糸の織構造は、このような材料の一例である。あるいは、つなぎ要素は、不織布の材料またはひも、ならびに伸長に弱い材料から形成される。
各第2のつなぎ要素36は、ハウジング16に固定可能な作動機構に第1のつなぎ要素34を解放可能に固定するように構成される。例えば、可変つなぎシステム28は、第2のつなぎ要素の一端部を解放可能に固定するように作動可能な作動機構48を含むことができる。一実施形態では、作動機構が、第2のつなぎ要素36の一端部を解放可能に固定するための作動可能なプランジャを含む。一実施形態では、作動機構48がハウジング16上に配置される。勿論、第2のつなぎ要素36の一端部を解放可能に固定するという機能を提供することができれば、作動機構48の位置を変えてもよい。作動機構48の一例が図6に示される。作動機構48の別の例が、参照により本明細書に組み込まれている米国特許第6422597号に見られる。考えられる作動機構の他の例が、参照により本明細書に内容が組み込まれている、2002年11月15日付出願の、同一の出願人による米国特許第10/295932号に見られる。したがって、作動機構48は、前記特許および特許出願またはその等価物に開示された装置のいずれか1つであると考えられる。
第2のつなぎ要素36の端部を固定するのに使用される作動機構のタイプに関係なく、各作動機構は、検知および診断モジュールまたは他のコントローラから受信した信号により作動されるように構成される。この信号は、検知および診断モジュールが受信して分析する複数の車両、乗員、その他の信号に対応し、第2のつなぎ要素が解放されるか、または固定されたままであるか、あるいはこれらの組合せかの複数の配備方式に備えている。信号を受信すると、配備前および/または配備中に、作動機構(例えば、ソレノイド、火工装置、起爆装置等)が第2のつなぎ要素36の一端部を解放する。
作動機構48は、各第2のつなぎ要素36のループ50を受けるように構成される。部材48の一部は、火工アクチュエータまたはソレノイド等のアクチュエータによりループ50から後退してループを解放し、これにより第2のつなぎ要素36をハウジング16から解放するように構成される。
作動機構48が第2のつなぎ要素36をハウジング16または他の位置に固定すると、クッション20は第1の膨張状態30に広がる。ここで、第2のつなぎ要素36は第1のつなぎ要素34の長さをその全長よりも短く制限する。第1のつなぎ要素34の全長は、第1の端部38と第2の端部44との間の距離として画定される。すなわち、第2のつなぎ要素36は第1のつなぎ要素34の長さを、第1の端部38と点52との間に画定された距離に制限する。この点52は、第1のつなぎ要素と第2のつなぎ要素とが接触する位置である。したがって、第2のつなぎ要素は、第1の膨張状態30でクッション20がハウジング16から広がることのできる距離を制限する。
第2のつなぎ要素36は、例えば第1のつなぎ要素と第2のつなぎ要素とを縫い合わせることにより、点52で第1のつなぎ要素34に固定される。あるいは、第2のつなぎ要素36のループ部または金属性のアイレット54が第1のつなぎ要素34上で緩く受けられて、第2のつなぎ要素がハウジング16に固定されると、ループ部54が第1のつなぎ要素に摺動可能に固定されて、点52が画定されるまで第1のつなぎ要素の周りを移動するようになっている。本開示は、位置の例として挙げた、図中の点52で示す特定の固定位置(一定または摺動可能)に限定されるものではなく、点52の位置を変更できることに注目されたい。
第2のつなぎ要素36が第1のつなぎ要素34の長さを制限する量は、第1のつなぎ要素、第2のつなぎ要素の長さを変えることにより、第1のつなぎ要素上の点52の位置を変えることにより、およびこれらの組合せにより調節することができる。
第2のつなぎ要素36がハウジング16から解放されると、クッション20は第2の膨張状態32に広がる。ここでは、第1のつなぎ要素34はその全長(内部40と内部46との間)まで広がり、クッション20を第2の膨張状態まで広げることができる。したがって、第2の膨張状態は、第1のつなぎ要素34の位置および長さにより画定される。第1のつなぎ要素34を膨張式クッション内のどこに配置しても、第2の膨張状態の所望の構成を提供することができる。例えば、一実施形態では、第1のつなぎ要素は、第2の膨張状態がクッション自体により画定されるようにクッション20の側部に沿って延びる。あるいは、クッションと第2の膨張状態とが第1のつなぎ要素により画定されるように、第1のつなぎ要素の端部が膨張式クッション内の位置に固定される。勿論、本開示による、第1のつなぎ要素の複数の構成および位置が考えられる。
第2のつなぎ要素36は第1のつなぎ要素34をハウジング16または他の位置に固定して、第1のつなぎ要素の長さをその全長よりも短く制限し、これによりクッション20を第1の膨張状態30に制限する。第2のつなぎ要素36を作動機構48から解放すると、第1のつなぎ要素34をその全長まで延ばすことができるので、クッション20が第2の膨張状態32まで広がる。このようにして、可変つなぎシステム28は、クッション20に調節可能な膨張状態を提供するように構成される。
可変つなぎシステム28の一実施形態では、第1のつなぎ要素および第2のつなぎ要素が各々分離されて互いに別々になっている。第2のつなぎ要素はすべて、中心点、すなわち作動機構48でハウジング16に固定され、1つの機構(例えば作動機構48)を起動することにより第2のつなぎ要素36が解放されて、第1の膨張状態と第2の膨張状態との間で変化する。
つなぎ要素が分離されて互いに別々になっているので、クッション20の第1の膨張状態および第2の膨張状態を異なる方法で調整するように、第1のつなぎ要素および第2のつなぎ要素の各々を構成することができる。例えば、第1のつなぎ要素および第2のつなぎ要素は各々異なる長さを有することができる。さらに、第1のつなぎ要素および第2のつなぎ要素のいくつかを、クッション20の異なる領域を形成するように構成することができる。この例では、つなぎ要素のいくつかが配備されたクッションの上部領域56(図1)を形成し、他のつなぎ要素が配備されたクッションの中央領域58を形成するように構成され、さらに他のつなぎ要素が配備されたクッションの下部領域60を形成するように構成される。第1のつなぎ要素と第2のつなぎ要素とが分離していることと、第2のつなぎ要素のための作動機構48が中心にあることを組み合わせることにより、クッションを形成する単純かつ容易なシステムが提供され、従来よりもクッション形成時の柔軟性が高まる。
さらに、代替形態として、膨張式クッションの複数の配備構成を提供するために、クッション特性がさらに修正された、1つまたは複数の第2のつなぎ要素36を選択的に解放するための更なる作動機構が考えられる。したがって、例えば、第2のつなぎ要素の一方のみを解放して他方を固定したままにしておく第3の状態を使用することができる。本実施形態では、クッションが、第1の状態と第2の状態との間の配備構成を有する第3の状態に広がる。
作動機構48について、単に例として前記したことを理解すべきである。勿論、第2のつなぎ要素36をハウジング16または他の位置に解放可能に固定するように構成された代替作動機構を、本開示と共に使用することが考えられる。例えば、作動機構48の一部が、ループ50を部材から外して第2のつなぎ要素36をハウジング16から解放するように構成される。
あるいは、作動機構48が、ループ50の一部を分断(例えば、切断または焼損)して第2のつなぎ要素36をハウジング16から解放するように構成される。本実施形態では、分断すべき部分が、ループの切断および/または焼損を促進するための装置に隣接して配置される。一実施形態では、別個の起爆装置を配置してループの焼損を行う。あるいは、ソレノイドまたはアクチュエータを配置して、必要なときにループを分断する切断装置を操作することよりループを分断する。
さらに別の代替形態では、分断すべきループ50の部分がインフレータのディフューザ開口に密接して配置され、膨張ガスが十分に高温である場合に、このガスを使用してループ部を分断する。勿論、本実施形態では、ループ部は常に切断される。しかし、ループ部が切断される時間はループの厚さおよび材料の種類によって決まるため、厚みの少ないループ部の方が、厚いループ部よりも速く焼損される。したがって、本実施形態のループ部は、事前に判定されるループの厚さに基づいて、配備中のある時間に解放されるように構成することができる。したがって、第2のつなぎ要素36をハウジング16または他の位置に解放可能に取り付けるあらゆる手段が、本開示の範囲に含まれるものと考えられる。
さらに、可変つなぎシステム28について、クッション20に第1の膨張状態および第2の膨張状態を提供する1つの作動機構48を含むものとして、単に例として前記したことを理解すべきである。勿論、3つ以上の膨張状態を調節するために、可変つなぎシステム28が複数の作動機構を含むことも考えられる。例えば、一代替形態として、つなぎが固定され、半径方向(例えば、車両を横切る方向)および前後方向(車両シートに向かう方向)への配備を制限するように構成される。さらに別の代替実施形態では、つなぎが固定され、半径方向(例えば、車両を横切る方向)または前後方向(車両シートに向かう方向)のいずれかへの配備のみを制限するように構成される。
さらに、図は1つの平面図が示されるが、解放機構を各々有する連続面にある複数対のつなぎを本開示で使用することが考えられる。本実施形態では、複数対が同時に、連続して、または検知および診断モジュールが受けた入力に従って解放され、かつ各対のつなぎが、2つの作動機構もしくは一対の解放可能なつなぎの一方のみを解放するように構成された1つの作動機構を有する。勿論、所定の配備構成と、検知および診断モジュールが受けた入力を使用する能動的に適合されたシステムのいずれかに応じて、複数対のつなぎの1つのみを解放し、残りは解放しないままとする。このようにして、複数種類の配備構成が使用可能であり、検知および診断モジュールが受けた入力により各構成を判定することができる。
図4、5は、可変つなぎシステム128を有するエアバッグモジュール114の例示的な代替形態を示す。ここでは、同様または類似の機能を果たす構成部分に、100倍した符号を付す。図4は、可変つなぎシステム128がクッション120を第1の膨張状態130に制限する状態を示し、図5は、可変つなぎシステムがクッションを第2の膨張状態132まで広げることのできる状態を示す。
可変つなぎシステム128は、第2のつなぎ要素136を各々有する1つまたは複数の第1のつなぎ要素134を含む。本明細書中では、可変つなぎシステム128を、2つの第1のつなぎ要素134および2つの第2のつなぎ要素136を含むものとして説明し図示する。勿論、2以外の数のつなぎ要素を有する可変つなぎシステム128も考えられる。
第1のつなぎ要素134および第2のつなぎ要素136の第1の端部138は、クッション120の第1の内部140に固定される。第1の内部140はクッションのシート構造対向面142に隣接している。各第1のつなぎ要素134の第2の端部144は、クッション120の第2の内部146に固定され、ここでは第2の内部がハウジング116に隣接している。つなぎ要素134、136を、例えばクッションに縫い付けることにより、第1の内部140および第2の内部146にそれぞれ固定することができる。
各第2のつなぎ要素136の第2の端部162は、ハウジング116または他の位置に解放可能に固定されるように構成される。例えば、可変つなぎシステム128は、ハウジング116または他の位置に配置された作動機構148を含むことができる。作動機構148は、各第2のつなぎ要素136のループ150を受けるように構成される。作動機構148の一部は、火工アクチュエータまたはソレノイド等のアクチュエータによりループ150から後退してループを解放し、これにより第2のつなぎ要素136をハウジング116から解放するように構成される。勿論、可変つなぎシステム128が、第2のつなぎ要素136を解放するための、複数の作動機構148を有することもできる。
第1のつなぎ要素134の長さは第2のつなぎ要素136の長さよりも長い。第1のつなぎ要素134の長さは第1の端部138と第2の端部144と間の距離として画定される。第2のつなぎ要素136の長さは第1の端部138と第2の端部162と間の距離として画定される。
作動機構148が第2のつなぎ要素136をハウジング116に固定すると、クッション120は第1の膨張状態130に広がる。ここでは、第2のつなぎ要素136はその全長まで広がり、クッション120を第1の膨張状態130まで広げることができるが、第1のつなぎ要素134は緩んだままとなる。
しかし、第2のつなぎ要素136がハウジング116から解放されると、クッション120は第2の膨張状態132に広がる。ここでは、第1のつなぎ要素134はその全長まで広がり、クッション120を第2の膨張状態まで広げることができるが、第2のつなぎ要素136は、その第2の端部162が機構148から解放されると緩んだままとなる。
したがって、第2のつなぎ要素136がハウジング116に固定されて、クッション120を完全な膨張状態から制限することにより、クッションを第1の膨張状態130に維持する。第2のつなぎ要素136を作動機構148から解放すると、第1のつなぎ要素134をその全長まで延ばすことができるので、クッション120が第2の膨張状態132まで広がる。このようにして、可変つなぎシステム128は、クッション120に調節可能な膨張状態を提供するように構成される。
第1のつなぎ要素および第2のつなぎ要素は各々分離されて互いに別々になっているが、第2のつなぎ要素はすべて、中心点、すなわち作動機構148でハウジング116に固定される。したがって、1つの機構(例えば作動機構148)を起動することにより、クッション120の第1の膨張状態および第2の膨張状態を異なる方法で調整して、第2のつなぎ要素が解放されて、第1の膨張状態と第2の膨張状態との間で変化するように、各つなぎ要素を構成することができる。
作動機構148について、単に例として前記したことを理解すべきである。勿論、第2のつなぎ要素136をハウジング116に解放可能に固定するように構成された代替作動機構を、本開示と共に使用することが考えられる。
「第1の」、「第2の」、「第3の」等という語は、本明細書中で同様かつ/または類似の機能を果たす要素を修飾するために使用されることに注目すべきである。これらの修飾語は、特に記載のない限り、修飾された要素の空間、連続、または階層の順序を示すものではない。
例示的な実施形態を参照しながら本発明について説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変更を加えることができ、本発明の要素の代わりに等価物を使用することができることを当業者は理解するだろう。さらに、本発明の基本的な範囲を逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に合わせるように、多くの修正を行うことができる。したがって、本発明は、本発明を実施するために考えられた最良の形態として開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に含まれるすべての実施形態を含むものである。
14 エアバッグモジュール
16 ハウジング
18 インフレータ
20 膨張式クッション
28 可変つなぎシステム
30 第1の膨張状態
32 第2の膨張状態
34 第1のつなぎ要素
36 第2のつなぎ要素
38 第1の端部
44 第2の端部
48 作動機構
16 ハウジング
18 インフレータ
20 膨張式クッション
28 可変つなぎシステム
30 第1の膨張状態
32 第2の膨張状態
34 第1のつなぎ要素
36 第2のつなぎ要素
38 第1の端部
44 第2の端部
48 作動機構
Claims (21)
- エアバッグモジュールの膨張式クッションで使用されるように構成された可変つなぎシステムであって、
第1の端部と第2の端部とを各々持つ第1の対のつなぎ要素を含み、第1の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第2の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第1の端部が各々第2の端部から離れた位置で膨張式クッションに固定され、第2の端部が第1の端部よりも膨張式クッションの膨張開口に近い位置で膨張式クッションに固定され、前記第1の対のつなぎ要素が各々、膨張式クッションに固定されない第1の端部と第2の端部との間の部分を有し、
さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素を含み、前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が前記第1の対のつなぎ要素の一方の前記部分に固定され、前記第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が前記第1の対のつなぎ要素の他方の前記部分に固定され、前記第2の対のつなぎ要素の第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成されるシステム。 - 前記第2の対のつなぎ要素が作動機構に固定されると、膨張式クッションが第1の膨張状態に広がることができ、前記第2の対のつなぎ要素が作動機構から解放されると、膨張式クッションが第2の膨張状態に広がることができ、前記第2の膨張状態が前記第1の膨張状態よりも大きい、請求項1に記載の可変つなぎシステム。
- 前記第1の膨張状態が、前記第1の対のつなぎ要素が完全伸長状態まで延びるのを防ぐことにより画定され、前記完全伸長状態が、前記第1の対のつなぎ要素の各々の第1の端部と第2の端部との間の距離により画定される、請求項2に記載の可変つなぎシステム。
- 前記第2の対のつなぎ要素の第1の側部が前記部分に摺動可能に固定される、請求項2に記載の可変つなぎシステム。
- 前記第2の対のつなぎ要素の第1の側部が前記部分に固定される、請求項2に記載の可変つなぎシステム。
- 前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が、前記第1の対のつなぎ要素の一方の第2の端部に固定され、前記第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が、前記第1の対のつなぎ要素の他方の第2の端部に固定される、請求項1に記載の可変つなぎシステム。
- 可変つなぎシステムを有するエアバッグモジュールであって、
車両内に据え付けられるように構成されたハウジングと、
前記ハウジング内に配備されない状態で保管され、前記ハウジングから配備されるように構成された膨張式クッションと、
前記膨張式クッションに流体連通するようにハウジング内に保管され、ある量の膨張ガスを発生して前記膨張式クッションを前記ハウジングから配備するように構成されたインフレータと、
第1の端部と第2の端部とを各々持つ第1の対のつなぎ要素とを含み、第1の端部が各々前記膨張式クッションの内部に固定され、第2の端部が各々前記膨張式クッションの内部に固定され、膨張式クッションが膨張すると、第1の端部が第2の端部よりも前記ハウジングから離れ、
さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素を含み、前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が、前記第1の端部と前記第2の端部との間で、前記第1の対のつなぎ要素の一方の一部に固定され、前記第2の対のつなぎ要素の他方が、前記第1の端部と前記第2の端部との間で、前記第1の対のつなぎ要素の他方の一部に固定され、
さらに前記ハウジング上に配置された作動機構を含み、前記作動機構が、前記第2の対のつなぎ要素の各々の第2の側部を選択的に保持または解放するように構成され、膨張式クッションが第1の膨張状態に広がるように、前記第2のつなぎ要素が前記第1のつなぎ要素を制限し、
前記第2のつなぎ要素を解放することにより、前記膨張式クッションが第2の膨張状態に広がるように、前記第1の対のつなぎ要素が前記膨張式クッションの膨張と共に延び、前記第2の膨張状態が前記第1の膨張状態よりも大きいエアバッグモジュール。 - 前記第2の膨張状態が、前記第1の端部と前記第2の端部との間の前記第1の対のつなぎ要素の伸長により画定される、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 各第2のつなぎ要素の第1の側部が、対応する第1のつなぎ要素の第1の端部と第2の端部との間の点で、対応する第1のつなぎ要素に固定される、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 前記作動機構が、前記各第2のつなぎ要素の第2の側部から画定される第2のループに係合するように構成された部分をさらに含み、前記部分を前記第2のループから切り離すように構成される、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 前記第1の対のつなぎ要素が複数対の前記第1のつなぎ要素を含み、前記第2の対のつなぎ要素が対応する複数対の前記第2のつなぎ要素を含み、前記作動機構が対応する数の作動機構を含む、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 前記複数対の第1のつなぎ要素の1つが膨張式クッションの第1の方向への配備を制限し、前記複数対の第1のつなぎ要素の別の1つが膨張式クッションの第2の方向への配備を制限する、請求項11に記載のエアバッグモジュール。
- 作動機構が各々、検知および診断モジュールからの信号を受信するように構成され、前記信号が前記第2の対のつなぎ要素の一方を解放するように作動機構に指示する、請求項12に記載のエアバッグモジュール。
- 作動機構が検知および診断モジュールからの信号を受信するように構成され、前記信号が前記第2の対のつなぎ要素を解放するように作動機構に指示する、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 別の作動機構をさらに含み、一方の作動機構が前記第2の対のつなぎ要素の一方を解放可能に保持し、他方の作動機構が前記第2の対のつなぎ要素の他方を解放可能に保持する、請求項7に記載のエアバッグモジュール。
- 作動機構が各々、検知および診断モジュールからの信号を受信するように構成され、前記信号が前記第2の対のつなぎ要素の一方を解放するように作動機構に指示する、請求項15に記載のエアバッグモジュール。
- ハウジングと、
前記ハウジングから配備される膨張式クッションと、
前記膨張式クッションに流体連通する、ある量の膨張ガスを供給して前記膨張式クッションを前記ハウジングから配備するためのインフレータと、
エアバッグモジュールの膨張式クッションで使用されるように構成された可変つなぎシステムとを含み、可変つなぎシステムが、
第1の端部と第2の端部とを各々持つ第1の対のつなぎ要素を含み、第1の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第2の端部が各々膨張式クッションの内部に固定され、第1の端部が第2の端部から離れた位置で膨張式クッションに固定され、第2の端部が膨張式クッションの膨張開口により近い位置で膨張式クッションに固定され、前記第1の対のつなぎ要素が各々、膨張式クッションに固定されない第1の端部と第2の端部との間の部分を有し、
さらに第1の側部と第2の側部とを各々持つ第2の対のつなぎ要素を含み、前記第2の対のつなぎ要素の一方の第1の側部が前記第1の対のつなぎ要素の一方の前記部分に固定され、前記第2の対のつなぎ要素の他方の第1の側部が前記第1の対のつなぎ要素の他方の前記部分に固定され、第2の側部が作動機構に解放可能に固定されるように構成されるエアバッグモジュール。 - 前記第2の対のつなぎ要素が前記作動機構に固定されると、膨張式クッションが第1の膨張状態に広がることができ、前記第2の対のつなぎ要素が前記作動機構から解放されると、膨張式クッションが第2の膨張状態に広がることができ、前記第2の膨張状態が前記第1の膨張状態よりも大きい、請求項17に記載のエアバッグモジュール。
- 前記第1の膨張状態が、前記第1の対のつなぎ要素が完全伸長状態まで延びるのを防ぐことにより画定され、前記完全伸長状態が、前記第1の対のつなぎ要素の各々の第1の端部と第2の端部との間の距離により画定される、請求項18に記載のエアバッグモジュール。
- 前記第2の対のつなぎ要素の第1の側部が前記部分に摺動可能に固定される、請求項18に記載のエアバッグモジュール。
- 作動機構が、前記第2の対のつなぎ要素の一方の少なくとも第1の側部を固定かつ解放するための手段を提供し、前記作動機構が検知および診断モジュールからの信号を受信するように構成され、前記信号が前記第2の対のつなぎ要素の一方の少なくとも第1の側部を解放するように作動機構に指示する、請求項17に記載のエアバッグモジュール。
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