JP2008264291A - 格納式シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シートにおける厚みの変化量は一定であっても、エア袋の容積を小さく設定することができる格納式シートを提供する。
【解決手段】シートが折り畳まれた格納状態では、シート内に設けられたエア袋のエアを排出してシートの厚みを薄くするとともに、シートの使用状態ではエア袋にエアを供給してシートの厚みを確保する格納式シートであって、シートフレーム(バックフレーム40)に対してシート(シートバック10)の厚みを変化させる方向へ移動可能に支持されたコンターマット42と、シートのメイン部50においてコンターマット42の裏面側とシートフレーム側との間に設けられた第1エア袋30と、シートの両サイド部60においてコンターマット42の表面側にそれぞれ一体的に設けられた第2エア袋とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばチルトダウンタイプの格納式シートに関し、格納状態ではシート内のエア袋からエアを排出してシートの厚みを薄くし、使用状態ではエア袋にエアを供給してシートに所定の厚みを確保する形式の格納式シートに関する。
このようにシート内のエア袋に対するエアの供給および排出により、格納状態におけるシートの薄型化を図る技術については、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、シートバックを前方へ倒し込んでシートクッションに重合させた格納状態において、シートバックとシートクッションとが互いに干渉する部位と容積とを予め特定しておく。そして、これらの部位と容積とに対応させて、シートバック内およびシートクッション内のフレームとパッドとの間にエア袋を設けている。シートバックを前方へ倒し込んだ格納状態では、個々のエア袋内からエアを排出してシートの厚みを薄くする。
特開2005−515号公報
特許文献1に開示された技術では、シートの格納時にシートバックとシートクッションとが干渉する部位と容積に対応した範囲にわたって比較的大きな容積のエア袋が設けられている。つまり、シートに要求される厚みの変化量を一定とした場合のエア袋の容積が大きく、このエア袋からエアを排出するときに時間がかかり、かつ、エア袋にエアを供給するために大型のエアポンプなどが必要となる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シートにおける厚みの変化量は一定であってもエア袋の容積を小さく設定することができる格納式シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、シートが折り畳まれた格納状態では、シート内に設けられたエア袋のエアを排出してシートの厚みを薄くするとともに、シートの使用状態ではエア袋にエアを供給してシートの厚みを確保する格納式シートであって、シートフレームに対してシートの厚みを変化させる方向へ移動可能に支持されたコンターマットと、シートのメイン部においてコンターマットの裏面側とシートフレーム側との間に設けられた第1エア袋と、シートの両サイド部においてコンターマットの表面側にそれぞれ一体的に設けられた第2エア袋とを備えている。
この構成においては、第1エア袋に対するエアの供給あるいは排出に基づき、この第1エア袋の容積変化によってコンターマットを移動させ、該コンターマットが占める面積の範囲においてシートのメイン部の厚みを変えることができる。また、コンターマットと一緒に移動する第2エア袋に対してエアを供給あるいは排出することに基づき、その容積変化とコンターマットの移動量との相互作によってシートの両サイド部の厚みを変えることができる。この結果、シートにおける厚みの変化量を一定とすれば、第1エア袋および第2エア袋の容積を比較的小さく設定することができる。これにより、第1エア袋および第2エア袋に対するエアの供給および排出に要する時間を短縮でき、エア供給用のエアポンプなども小型で済む。
第2の発明は、第1の発明の格納式シートにおけるエアの供給制御方法であって、シートが折り畳まれた格納状態から使用状態に操作されたとき、シートのメイン部に設けられている第1エア袋にエアを供給して膨らませた後、シートの両サイド部に設けられている第2エア袋にエアを供給する。
このようにシートの両サイド部に設けられている第2エア袋を第1エア袋の後から膨らませることにより、シートの両サイドの厚みが大きくなる前の通過しやすい状態で車内に乗り込むことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、チルトダウンタイプの格納式シートを表した側面図である。図2は、同じく格納式シートを表した斜視図である。これらの図面で示されているシートの構成は、シートバック10、シートクッション20およびフロアFに固定されたシート支持体12に大別される。シートバック10の下部は、シート支持体12のリヤ側に対してリクライニング機構14の軸心回りに前後方向への回転可能に連結されている。このリクライニング機構14により、シートの使用状態におけるシートバック10は図1の実線で示す位置でロックされている。一方、シートクッション20は、そのフロント側がフロントリンク22によってシート支持体12のフロント側に連結され、リヤ側がリヤリンク24によってリクライニング機構14の軸心から離れた箇所に連結されている。なお、リヤリンク24については、互いに連結された二つのリンク部材からなり、片方のリンク部材がピン26によってシート支持体12に回転自在に支持された構成になっている。
シートを格納するには、リクライニング機構14のロックを解除してシートバック10を図1の実線で示す状態から前方へ倒し込む。これに連動してシートクッション20がリンク22,24の作動に伴い、図1の実線で示す状態から前方へ移動しながらフロアFに接触した状態に沈み込む。このシートクッション20の上にシートバック10が重なり、シートは図1の仮想線で示すように折り畳まれた格納状態となる。この格納状態におけるシートバック10及び/又はシートクッション20の厚みを使用状態よりも薄くすれば、シートをよりコンパクトに折り畳むことができる。本実施の形態では、シートバック10の厚みを変化させる場合を例にとって、その具体的な構成を以下に説明する。
図2で示すように、シートバック10におけるメイン部50には第1エア袋30が内蔵され、両サイド部60には第2エア袋32がそれぞれ内蔵されている。これらの各エア袋30,32からエアを排出することでシートバック10の厚みを薄くでき、各エア袋30,32にエアを供給することでシートの使用状態におけるシートバック10の適正な厚みを確保できる。各エア袋30,32に対するエアの供給および排出は、ECUボックス34内の制御装置(図示省略)によって切り換え制御される電磁弁(図示省略)を通じて行われ、エアの供給源にはエアポンプ36が使用されている。なお、ECUボックス34およびエアポンプ36は、例えばシートクッション20のリヤ側下部に配置されている。
ECUボックス34内の制御装置に対しては、第1エア袋30および第2エア袋32のエア圧を個別に検出可能な圧力検出センサ(図示省略)の検出信号と、シートバック10の傾き角度を検出する角度検出センサ38の検出信号とがそれぞれ入力される。これらの検出信号に基づき、制御装置によって電磁弁が切り換えられて各エア袋30,32に対するエアの供給あるいは排出が制御される。なお、角度検出センサ38はシートバック10に設けられ、図1で示すシートバック10の傾斜角度θに応じてオン・オフするようになっている。つまり、角度θが所定値(45°程度)を下回っているときは「シート折り畳み時」としての信号がECUボックス34内の制御装置に発信され、逆に所定値を超えているときは「シート起こし時」としての信号が制御装置に発信される。
図3〜図5は、シートバック10の内部構造をそれぞれ表した斜視図である。図6および図7は、シートバック10の内部をそれぞれ表した縦断面図である。図8および図9は、シートバック10の片側内部をそれぞれ表した横断面図である。これらの図面から明らかなようにバックフレーム40(シートフレーム)の前面側には、コンターマット42が配置されている。このコンターマット42はワイヤーによって構成され、シートバック10の内部においてパッド46を背面から支えるクッション部材である。コンターマット42の左右両側の上端部は、バックフレーム40におけるアッパフレーム40Aの左右両端部に対し、ヒンジプレート43によってそれぞれ結合されている。これにより、コンターマット42はバックフレーム40に対し、両ヒンジプレート43による結合部を支点として前後方向へ回転動作(移動)することが可能である(図6,図7)。
コンターマット42の左右両側の下部は、バックフレーム40におけるロアフレーム40Bの左右両端部にそれぞれ固定されているブラケット44とは、個々のスライドリンク45によって連結されている(図3〜図5)。これによってコンターマット42の回転作動が案内されるとともに、回転範囲が規制される。なお、コンターマット42の前面側にはパッド46が位置し、パッド46の表面は表皮48で被われている(図6〜図9)。
シートバック10のメイン部50においては、バックフレーム40に対し、その両サイドフレーム40Cの間に架け渡された状態で固定プレート52が固定されている。この固定プレート52と対向する位置のコンターマット42に対し、可動プレート56が取り付けられている。具体的には可動プレート56における片側面の上下に、係合爪56aおよび結合爪56bがそれぞれ左右方向に沿って複数個(3個)ずつ設けられている。これらの係合爪56aおよび結合爪56bは相互の形状が異なり、まず上側の各係合爪56aをコンターマット42の上部横ワイヤーに引っ掛けた後、下側の各結合爪56bをコンターマット42の下部横ワイヤーに嵌めて結合する。これにより、可動プレート56がコンターマット42に取り付けられる。
シートバック10におけるメイン部50の第1エア袋30は、固定プレート52と可動プレート56との間に設けられている。そして、この第1エア袋30における上縁部が複数個(左右2個)のクリップ54によって固定プレート52に取り付けられている。これらのクリップ54により、第1エア袋30はバックフレーム40側に支持されたこととなる。なお、第1エア袋30と可動プレート56とは互いに接しているだけである。
シートバック10の両サイド部60においては、コンターマット42の左右両側の縦ワイヤーに固定プレート62がそれぞれ取り付けられている。この取り付け構造は、メイン部50においてコンターマット42の横ワイヤーに対する可動プレート56の取り付け構造と同じである。すなわち、固定プレート62における片側面の左右両側には、係合爪62aおよび結合爪62bがそれぞれ設けられている(図8、図9)。そこで、係合爪62aを対応する縦ワイヤーに引っ掛けた後、結合爪62bを対応する縦ワイヤーに嵌めて結合するにより、固定プレート62がコンターマット42に取り付けられる。
両サイド部60における固定プレート62の前面側には可動プレート66が相互に重なり合うように配置され、相互の片側の縦縁がヒンジ68によって連結されている。したがって可動プレート66は、固定プレート62に対してヒンジ68を支点として回転可能であり、結果としてシートバック10の前後方向へ移動することができる。
シートバック10における両サイド部60の第2エア袋32は、固定プレート62と可動プレート66との間にそれぞれ設けられている。これらの第2エア袋32における上下の両端部が、それぞれクリップ64によって固定プレート62に取り付けられている(図3〜図5)。これによって両第2エア袋32はコンターマット42側に支持されたこととなり、第2エア袋32と可動プレート66とは互いに接しているだけである。
つづいて、シートバック10の厚みを変える際のメイン部50および両サイド部60の動きについて説明する。まず、図2で示すエアポンプ36の作動によってメイン部50の第1エア袋30にエアが供給されると、この第1エア袋30が図6の状態から図7の状態に膨らむ。これにより、メイン部50の可動プレート56を通じてコンターマット42の下部がシートバック10の前面方向へ押され、このコンターマット42が両ヒンジプレート43との結合部を支点として回転する。つまり、コンターマット42がバックフレーム40に対して図3および図6の状態から図4および図7の状態に移動する。この結果、シートバック10のメイン部50がシートの使用状態に適した厚みとなる。
つぎに両サイド部60の第2エア袋32にエアが供給されると、これらの第2エア袋32が図8の状態から図9の状態に膨らむ。これにより、両サイド部60の可動プレート66が、既に第1エア袋30によって移動しているコンターマット42の位置を基準とし、そこからシートバック10の前面方向へ押し動かされる。したがって、シートバック10の両サイド部60が図4および図8の状態から図5および図9の状態に変化し、シートの使用状態に適した厚みとなる。
ここで、図2で示すECUボックス34内の制御装置によって各エア袋30,32にエアを供給あるいは排出するための制御を図10のフローチャートにしたがって説明する。
まず、図10のステップS1において、角度検出センサ38からの検出信号に基づいて既に説明した「シート折り畳み時」であるか「シート起こし時」であるかを判断し、「シート折り畳み時」であればステップS2に移行する。このステップS2において電磁弁を開放側に切り換え制御し、各エア袋30,32内のエアを一挙に排出させる。また、ステップS1において「シート起こし時」と判断された場合は、ステップS3に移行する。
ステップS3において、メイン部50の第1エア袋30にエアを供給するように電磁弁を切り換えるとともに、エアポンプ36を作動させた後、ステップS4に移行する。ステップS4においては、第1エア袋30のエア圧を検出する圧力検出センサからの検出信号に基づき、第1エア袋30の膨らみ量が充分か否かを判断する。この膨らみ量が充分でない場合はステップS3に戻り、同様の処理をつづける。第1エア袋30の膨らみ量が充分であれば、ステップS5に移行して第1エア袋30へのエア供給を停止するように電磁弁を切り換えるとともに、エアポンプ36の作動を止める。
つぎに、ステップS6に移行してサイド部60の両第2エア袋32にエアを供給するように電磁弁を切り換え、かつ、エアポンプ36を作動させる。この後、ステップS7に移行し、両第2エア袋32のエア圧を検出する圧力検出センサからの検出信号に基づき、両第2エア袋32の膨らみ量が充分か否かを判断する。この膨らみ量が充分でない場合はステップS6に戻り、同様の処理をつづける。両第2エア袋32の膨らみ量が充分であれば、ステップS8に移行して両第2エア袋32へのエア供給を停止するように電磁弁を切り換えるとともに、エアポンプ36の作動を止める。
このように、各エア袋30,32に対するエアの供給あるいは排出を制御することにより、図1の仮想線で示すシートが折り畳まれた格納状態ではシートバック10の厚みを薄くでき、シートの使用状態ではシートバック10の厚みを適正な状態に確保できる。そして、シートバック10のメイン部50においては、第1エア袋30に対するエアの供給あるいは排出に基づき、この第1エア袋30の容積変化によってコンターマット42をバックフレーム40に対して前後方向へ移動させている。したがって、第1エア袋30の容積を比較的小さく設定しても、コンターマット42が占める面積の範囲においてメイン部50の厚みを変えることができる。一方、シートバック10の両サイド部60においては、コンターマット42と一緒に移動する両第2エア袋32に対するエアの供給あるいは排出に基づき、これらの第2エア袋32の容積を変化させている。このため、両第2エア袋32の容積の変化とコンターマット42の移動量との相互作用によって両サイド部60の厚みを変えることができ、これらの第2エア袋32についても容積を小さく設定できる。
また、シートを格納状態から使用状態に操作するときは、既に説明したようにシートバック10におけるメイン部50の第1エア袋30にエアを供給して膨らませた後、両サイド部60の第2エア袋32にエアを供給して膨らませるように制御している。つまり、シートバック10を使用状態に起こした直後においては、両サイド部60の第2エア袋32は未だ完全に膨らんでいないので、両サイド部60の厚みが大きくなる前に車内に乗り込むことができる。
以上は本発明を実施するための最良の形態を図面に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるものである。
例えば本実施の形態では、シートバック10の厚みを変化させる場合を例にとって説明したが、既に述べたようにシートバック10に代えてシートクッション20の厚みを変化させ、あるいはシートバック10とシートクッション20との双方の厚みを共に変化させる場合もある。また、メイン部50およびサイド部60の固定プレート52,62と可動プレート56,66とを他の部材に代えることも可能である。すなわち、メイン部50の第1エア袋30については、バックフレーム40の構成部材とコンターマット42の構成部材との間に配置すればよく、第2エア袋32についてはコンターマット42の表面側に配置するだけでもよい。
チルトダウンタイプの格納式シートを表した側面図 格納式シートを表した斜視図 シート格納状態におけるシートバックの内部構造を表した斜視図 シート使用状態への操作途中におけるシートバックの内部構造を表した斜視図 シート使用状態におけるシートバックの内部構造を表した斜視図 シート格納状態におけるシートバックの内部を表した縦断面図 シート使用状態におけるシートバックの内部を表した縦断面図 シート格納状態におけるシートバックの片側内部を表した横断面図 シート使用状態におけるシートバックの片側内部を表した横断面図 エア袋にエアを供給あるいは排出するための制御を表したフローチャート
符号の説明
30 第1エア袋
32 第2エア袋
40 バックフレーム(シートフレーム)
42 コンターマット
50 メイン部
60 サイド部

Claims (2)

  1. シートが折り畳まれた格納状態では、シート内に設けられたエア袋のエアを排出してシートの厚みを薄くするとともに、シートの使用状態ではエア袋にエアを供給してシートの厚みを確保する格納式シートであって、
    シートフレームに対してシートの厚みを変化させる方向へ移動可能に支持されたコンターマットと、シートのメイン部においてコンターマットの裏面側とシートフレーム側との間に設けられた第1エア袋と、シートの両サイド部においてコンターマットの表面側にそれぞれ一体的に設けられた第2エア袋とを備えている格納式シート。
  2. 請求項1に記載された格納式シートにおけるエアの供給制御方法であって、
    シートが折り畳まれた格納状態から使用状態に操作されたとき、シートのメイン部に設けられている第1エア袋にエアを供給して膨らませた後、シートの両サイド部に設けられている第2エア袋にエアを供給するエアの供給制御方法。
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