JP6546145B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
下記特許文献1には、ネックサポート装置が開示されている。このネックサポート装置では、車両用シートのシートバックとヘッドレストとの間に乗員の頚部を支持するネックサポートが設けられている。ネックサポートは、略シート上下方向に移動可能とされていると共に、締結ボルトの締結によって固定される。これにより、乗員の頚部の位置に合せてネックサポートを配置できるので、頚部を適切に支持することができる。
特開2013−189029号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、ネックサポートの高さを調整する際は、締結ボルトを緩めてネックサポートを移動させた後に締結ボルトを締める必要があり、ネックサポートの位置調整に手間が掛かる。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、乗員の頚部を支持する部位の位置調整を容易に行うことができる車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る車両用シートは、乗員が着座するシートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックの上部に設けられると共に、表皮材に覆われたヘッドレスト本体部と、前記ヘッドレスト本体部の内部に設けられていると共に、シート上下方向に複数配置されかつ内部に空気が供給されることで膨張する空気袋を含んで構成され、シート下方側に配置された前記空気袋は、シート上方側に配置された前記空気袋よりも膨張状態におけるシート幅方向の寸法が大きく設定されており、作動することで前記表皮材におけるシート前方側の面に当該表皮材のシート上下方向の一部がシート前方側へ膨出する膨出部を形成すると共に、当該膨出部の形成位置をシート上下方向に変更可能とした駆動体と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、シートクッションに回動可能に支持されたシートバックの上部には、表皮材に覆われたヘッドレスト本体部が設けられており、ヘッドレスト本体部には、ヘッドレスト本体部の内部に設けられた駆動体を作動させることで表皮材におけるシート前方側の面に表皮材のシート上下方向の一部がシート前方側へ膨出する膨出部が形成される。したがって、この膨出部により、ヘッドレスト本体部に対してシート前方側に位置する乗員の頚部を支持することが可能となる。また、膨出部は、駆動体によって形成位置をシート上下方向に変更可能とされているため、乗員によって異なる頚部の位置に合わせて容易に移動させることができる。さらに、駆動体は、内部に空気が供給されることで膨張する空気袋を有していることから、この空気袋に空気を供給することで膨出部を形成することができる。また、空気袋をシート上下方向に複数配置してそれぞれの空気袋への空気の供給量を調整することで、膨出部の形成位置をシート上下方向に変更することができる。つまり、一般的に、膨出部をアクチュエータやモータ等で形成する構成の場合、この膨出部の形成位置をシート上下方向にて変更するために別のアクチュエータやモータ等が必要となる。しかし、本発明では、1つの空気の供給源を用いてそれぞれの空気袋への供給量を調整することで、膨出部の形成位置をシート上下方向に変更することができるので、少ない構成部品で膨出部を膨出及び移動させることができる。また、駆動体のシート上下方向に複数並べて設けられている空気袋のうち、シート下方側に配置された空気袋は、シート上方側に配置された空気袋よりも膨張状態におけるシート幅方向の寸法が大きく設定されている。一般的に、比較的体格が大きい乗員が着座する場合、この乗員の肩部は、ヘッドレスト本体部のシート下方側に設けられた空気袋の近傍に位置するが、本発明の場合、この乗員の肩部に対応した空気袋の膨張状態におけるシート幅方向の寸法がシート上方側の空気袋より大きく設定されているため、シート下方側に配置された空気袋によって肩部を幅広く支持することができる。
請求項記載の発明に係る車両用シートは、請求項記載の発明において、前記空気袋は、分割されかつ前記ヘッドレスト本体部のシート幅方向両端側にそれぞれ配置されている。
請求項記載の発明によれば、空気袋は、分割されかつヘッドレスト本体部のシート幅方向両端部にそれぞれ配置されていることから、空気が供給されると乗員の頭部の左右側方からシート前方側へ膨出する。したがって、乗員の頭部を左右から支持することができる。
請求項記載の発明に係る車両用シートは、請求項1又は請求項に記載の発明において、前記ヘッドレスト本体部の表皮材は、前記シートバックを覆う表皮材と連続して構成されている。
請求項記載の発明によれば、ヘッドレスト本体部を覆う表皮材は、シートバックを覆う表皮材と連続して構成されているため、膨出部が形成されると、乗員の頚部からシートバックに対応する乗員の肩部までを表皮材によって連続して支持することができる。つまり、乗員の頚部から肩部までを広く包み込むことができる。
請求項1記載の本発明に係る車両用シートは、乗員の頚部を支持する部位の位置調整を容易に行うことができるという優れた効果を有する。また、省スペース化を図ることができるという優れた効果を有する。さらに、着座時の快適性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用シートは、乗員頭部の保持性を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項記載の本発明に係る車両用シートは、着座時の快適性をさらに向上させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部における第1空気袋が作動した状態を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部における第2空気袋が作動した状態を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部における第3空気袋が作動した状態を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部における第1空気袋及び第2空気袋が作動した状態を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部における第2空気袋及び第3空気袋が作動した状態を車両側方側から見た状態を示す断面図である。 (A)は、第1実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部の内部を車両前方側から見た状態を示す正面図であり、(B)は(A)におけるA−A線に沿って切断した状態を示す断面図である。 第2実施形態に係る車両用シートのヘッドレスト本体部を車両側方側から見た状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図7を用いて、本発明に係る車両用シートの第1実施形態について説明する。なお、これらの図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。なお、この実施形態では、車両用シートは、シート前後方向が車両の前後方向に一致され、シート上下方向が車両の上下方向に一致され、シート幅方向が車両幅方向に一致されている。
図1に示すように、図示しない車両の車室内に設けられた車両用シート10は、乗員が着座するシートクッション(不図示)と、シートクッションの後端部に回動可能に支持されたシートバック12と、シートバック12の上部に一体に設けられたヘッドレスト本体部14と、表皮材16とを含んで構成されている。シートバック12は、内部にシートバックフレーム18と、シートバックフレーム18に取り付けられたシートバッククッション20とを含んで構成されている。
ヘッドレスト本体部14は、内部にヘッドレスト骨格部24と、ヘッドレストクッション26と、駆動体28とを含んで構成されている。ヘッドレスト骨格部24は、ヘッドレストステー30と、ヘッドレストプレート32(図7(A)参照)とを含んで構成されている。ヘッドレストステー30は、金属製のパイプ材等が曲げ加工されることにより形成されたものであり、車両正面視で車両下方側が開放された略U字状に形成されている。ヘッドレストプレート32は、ヘッドレストステー30を車両前方側から覆うようにヘッドレストステー30に取り付けられている。そして、ヘッドレストステー30の下端部は、シートバックフレーム18の上端部に挿入されており、これによってヘッドレストステー30延いてはヘッドレスト骨格部24はシートバックフレーム18に保持されている。
ヘッドレストクッション26は、一例としてウレタンフォーム等の柔軟性を有する材料で形成されかつシートバッククッション20と一体に構成されており、ヘッドレスト骨格部24の車両前方側及び車両後方側にそれぞれ設けられている。
シートバック12、ヘッドレスト本体部14及びシートクッションは、表皮材16によって覆われている。表皮材16は、伸縮性を有する布製とされており、本実施形態の表皮材16は、シートバック12の車両前方側を覆うシートバック前面被覆部34と、シートバック12の車両後方側及びヘッドレスト本体部14の車両前方側及び車両後方側を連続して覆うヘッドレスト被覆部36と、を含めて適宜縫製されることによって形成されている。具体的には、ヘッドレスト被覆部36の端部38が車両前方側へ折り返されると共に、この端部38とシートバック前面被覆部34の車両上方側の端部40とが縫製されている。つまり、ヘッドレスト被覆部36は、シートバック前面被覆部34と連続している。
ヘッドレスト被覆部36の端部38が折り返された部位の内部には、ワイヤ42が挿入されており、端部38の折り返された部位とワイヤ42とがシートバッククッション20(ヘッドレストクッション26)に形成された車両前方側へ開放された溝部44内に収容されている。ワイヤ42は、シートバッククッション20にインサート成形されたインサートワイヤ46にホグリング48によって連結されている。
駆動体28は、複数の空気袋50を含んで構成されており、この空気袋50は、ヘッドレストステー30に対して車両前方側に配置されたヘッドレストクッション26の車両前方側面に取り付けられている。空気袋50は、具体的には、車両上方側に配置された第1空気袋52と、第1空気袋52の車両下方側に配置された第2空気袋54と、第2空気袋54の車両下方側に配置された第3空気袋56とされている。つまり、第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56はシート上下方向に配置されている。なお、第1空気袋52の下端部53は、第2空気袋54の上端部55に車両前後方向で重なるように配置されている。同様に、第2空気袋54の下端部57は、第3空気袋56の上端部59に車両前後方向で重なるように配置されている。なお、第3空気袋56の下端部61は、ヘッドレストプレート32の下端部60に対応した位置に配置されている(図7(A)参照)。
また、第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56は、それぞれの内部に連通されたパイプを介して車両用シート10の内部に設けられたポンプ(いずれも不図示)に接続されている。ポンプからパイプを介して空気が供給されることで、第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56はそれぞれ膨張する構成とされている。なお、ポンプには、制御部(不図示)が設けられており、この制御部によって第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56へそれぞれ個別に空気を供給することが可能とされている。
図7(A)に示されるように、第1空気袋52は、車両正面視でシート幅方向中間を通る鉛直線Vを中心に左右一対に配置されている。また、第1空気袋52の上端部におけるシート幅方向外側は、ヘッドレストプレート32のシート幅方向外側端部に対応した位置に配置されている。なお、図7(A)では、ヘッドレストプレート32と複数の空気袋50との関係をわかり易く示すため、ヘッドレストクッション26を省略して図示している。
第2空気袋54は、第1空気袋52と同様に、車両正面視で鉛直線Vを中心に左右一対に配置されている。また、第2空気袋54の膨張状態におけるシート幅方向の寸法は、第1空気袋52の膨張状態におけるシート幅方向の寸法と略同一に設定されている。
第3空気袋56は、単体で構成されていると共に、第1空気袋52及び第2空気袋54の膨張状態におけるシート幅方向の寸法よりも大きく設定されている。
(空気袋の作動について)
上記空気袋50は、以下のように作動する。まず、体格が比較的大きい乗員A(不図示)が車両用シート10に着座する場合、乗員Aの頚部は、ヘッドレスト本体部14における車両上方側に位置する。この場合、図示しない操作スイッチを操作してポンプ及び制御部を作動させて、図2に示されるように空気を第1空気袋52に供給することで、第1空気袋52が車両前方側へ膨出される。このため、ヘッドレスト本体部14の車両上方側にヘッドレスト被覆部36(表皮材16)のシート上下方向の一部を車両前方側へ膨出させた膨出部22が形成される。このヘッドレスト本体部14の車両上方側に形成された膨出部22によって乗員Aの頚部を支持することができる。
また、体格が標準体型程度の乗員B(不図示)が車両用シート10に着座する場合、乗員Bの頚部は、ヘッドレスト本体部14における車両上下方向略中間に位置する。この場合、操作スイッチを操作してポンプ及び制御部を作動させて、図3に示されるように空気を第2空気袋54に供給することで、第2空気袋54が車両前方側へ膨出される。このため、ヘッドレスト本体部14における車両上下方向略中間にヘッドレスト被覆部36(表皮材16)のシート上下方向の一部を車両前方側へ膨出させた膨出部22が形成される。このヘッドレスト本体部14の車両上下方向略中間に形成された膨出部22によって乗員Bの頚部を支持することができる。
さらに、体格が比較的小さい乗員C(不図示)が車両用シート10に着座する場合、乗員Cの頚部はヘッドレスト本体部14における車両下方側に対応した位置に位置する。この場合、図示しない操作スイッチを操作してポンプ及び制御部を作動させて、図4に示されるように空気を第3空気袋56に供給することで、第3空気袋56が車両前方側へ膨出される。このため、ヘッドレスト本体部14における車両下方側にヘッドレスト被覆部36(表皮材16)のシート上下方向の一部をシート前方側へ膨出させた膨出部22が形成される。このヘッドレスト本体部14の車両下方側に形成された膨出部22によって乗員Cの頚部を支持することができる。
なお、上述の通り、第1空気袋52の下端部53は、第2空気袋54の上端部55に車両前後方向で重なるように配置されていることから、図5に示されるように、空気を第1空気袋52及び第2空気袋54それぞれに供給することで、ヘッドレスト本体部14における膨出部22は第1空気袋52と第2空気袋54とが重なり合った部位に対応した位置にて形成される。この場合、第1空気袋52のみに空気を供給した場合よりも膨出部22が車両下方側に配置されると共に、第2空気袋54のみに空気を供給した場合よりも膨出部22が車両上方側に配置される。
また、第2空気袋54の下端部57は、第3空気袋56の上端部59に車両前後方向で重なるように配置されているから、図6に示されるように、空気を第2空気袋54及び第3空気袋56のそれぞれに供給することで、ヘッドレスト本体部14における膨出部22は第2空気袋54と第3空気袋56とが重なり合った部位に対応した位置にて形成される。この場合、第2空気袋54のみに空気を供給した場合よりも膨出部22が車両下方側に配置されると共に、第3空気袋56のみに空気を供給した場合よりも膨出部22が車両上方側に配置される。したがって、第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56へ供給する空気量をそれぞれ制御することで、膨出部22の車両前後方向の膨出量をコントロールできると共に、膨出部22の形成位置をシート上下方向に変更可能とされている。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、シートクッションに回動可能に支持されたシートバック12の上部には、表皮材16に覆われたヘッドレスト本体部14が設けられており、ヘッドレスト本体部14には、ヘッドレスト本体部14の内部に設けられた駆動体28における空気袋50を作動させることで表皮材16におけるシート前方側の面に表皮材16のシート上下方向の一部が車両前方側へ膨出する膨出部22が形成される。したがって、この膨出部22により、ヘッドレスト本体部14に対して車両前方側に位置する乗員の頚部を支持することが可能となる。また、膨出部22は、第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56へ供給する空気量をそれぞれ制御することで形成位置をシート上下方向に変更可能とされているため、乗員によって異なる頚部の位置に合わせて容易に移動させることができる。これにより、乗員の頚部を支持する部位の位置調整を容易に行うことができる。
また、駆動体28は、内部に空気が供給されることで膨張する空気袋50を含んで構成されていることから、この空気袋50と空気袋50に空気を供給するポンプとがあれば膨出部22を形成させることができる。また、空気袋50の第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56を車両上下方向に沿って複数配置してそれぞれの空気袋50への空気の供給量を制御部にて調整することで、膨出部22をシート上下方向に変更させることができる。つまり、一般的に、膨出部22をアクチュエータやモータ等で形成する構成の場合、この膨出部22の形成位置をシート上下方向にて変更するために別のアクチュエータやモータ等が必要となる。しかし、本発明では、1つのポンプと制御部とを用いて第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56への供給量を調整することで、膨出部22の形成位置をシート上下方向に変更することができるので、少ない構成部品で膨出部22を膨出及び移動させることができる。これにより、省スペース化を図ることができる。
さらに、ヘッドレスト本体部14を覆う表皮材16のヘッドレスト被覆部36は、シートバック12を覆うシートバック前面被覆部34と連続して設けられているため、膨出部22が形成されると、乗員の頚部からシートバック12にて支持する乗員の肩部までを表皮材16によって連続して支持することができる。つまり、乗員の頚部から肩部までを広く包み込むことができる。これにより、着座時の快適性を向上させることができる。
さらにまた、図7(A)に示されるように、第1空気袋52は、車両正面視にてヘッドレスト本体部14のシート幅方向略中間を通る鉛直線Vを中心として左右に分割されかつヘッドレスト本体部14のシート幅方向両端部にそれぞれ配置されていることから、空気が供給されると図7(B)に示されるように、乗員の頭部Hの左右側方から車両前方側へ膨出する。したがって、乗員の頭部Hを左右から支持することができる。これにより、乗員頭部の保持性を向上させることができる。
また、車両下方側に配置された第3空気袋56は、車両上方側に配置された第1空気袋52及び第2空気袋54よりも膨張状態におけるシート幅方向の寸法が大きく設定されている。一般的に、比較的体格が大きい乗員Aが着座する場合、この乗員Aの肩部は、ヘッドレスト本体部14の車両下方側に設けられた第3空気袋56の近傍に位置するが、本実施形態の場合、この乗員Aの肩部に対応した第3空気袋56の膨張状態におけるシート幅方向の寸法が第1空気袋52及び第2空気袋54より大きく設定されているため、乗員Aの肩部を幅広く支持することができる。これにより、着座時の快適性をさらに向上させることができる。
なお、第1実施形態では、空気袋50が第1空気袋52、第2空気袋54及び第3空気袋56にて構成されているが、これに限らず、空気袋が2つでもよいし4つ以上で構成されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、図8を用いて、本発明の第2実施形態に係る車両用シートについて説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係る車両用シート62は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、駆動体64がモータ駆動により作動する点に特徴がある。
すなわち、図8に示されるように、ヘッドレスト本体部14の内部には、駆動体64が設けられている。この駆動体64は、伸縮部66と、第1ワイヤ68と、第2ワイヤ70と、前後調整モータ72と、上下調整モータ74と、を含んで構成されている。
伸縮部66は、湾曲板76と上部支持部78と下部支持部80とを含んで構成されている。上部支持部78及び下部支持部80は、車両上下方向に延設されたヘッドレストステー82の車両前方側に配置されると共にヘッドレストステー82に取り付けられており、ヘッドレストステー82に対して車両上下方向に相対移動可能とされている。湾曲板76は、弾性変形可能な材料で構成されており、上部支持部78及び下部支持部80の車両前方側面に取り付けられている。
第1ワイヤ68は、第1保持筒86内に挿通されていると共に、一端部84が伸縮部66の下部支持部80に取り付けられている。また、第1ワイヤ68の他端部88は、巻き取りギヤ90に取り付けられている。この巻き取りギヤ90は、図示しない操作スイッチに接続されている前後調整モータ72からの駆動力によって回転して第1ワイヤ68を巻き取ることが可能とされている。また、第1保持筒86の一端部92は、上部支持部78に保持されている。したがって、第1保持筒86は、上部支持部78と一体的に移動する。さらに、巻き取りギヤ90及び前後調整モータ72は、図示しない保持部材によって上部支持部78と一体的に移動するよう構成されている。
第2ワイヤ70は、ヘッドレストステー82の車両後方側に配置されていると共に、ヘッドレストステー82に取り付けられた第2保持筒94及び第3保持筒96に挿通されている。具体的には、第2ワイヤ70は、車両側面視で車両上下方向を長軸とする楕円環状とされており、第2ワイヤ70の車両上方側において第2保持筒94が挿通され、第2ワイヤ70の車両下方側において第3保持筒96が挿通されている。また、第2ワイヤ70の車両前方側の一部は、下部支持部80に固定されている。さらに、第2ワイヤ70の車両後方側の一部には、ラックギヤ98が取り付けられている。このラックギヤ98は、柔軟性を有する部材で構成されていると共に、ヘッドレスト本体部14の内部に固定された図示しない操作スイッチに接続されている上下調整モータ74の駆動力によって回転する上下調整ギヤ100に噛合うよう構成されている。
(駆動体の作動について)
上記駆動体64は、以下のように作動する。まず、体格が比較的大きい乗員Aが車両用シート62に着座する場合、乗員Aの頚部はヘッドレスト本体部14における車両上方側に位置する。この場合、操作スイッチを操作して前後調整モータ72を作動させて上部支持部78及び下部支持部80の間隔を近づけることで、湾曲板76が車両前方側へ弾性変形する。これにより、ヘッドレスト被覆部36(表皮材16)の一部を車両前方側へ膨出させた膨出部22が形成される(図中二点鎖線参照)。これと共に、操作スイッチを操作して上下調整モータ74を作動させて下部支持部80を車両上方側へ移動させることで、伸縮部66全体がヘッドレストステー82に沿って車両上方側へ移動するため、膨出部22をヘッドレスト本体部14における車両上方側に移動させることができる。このヘッドレスト本体部14の車両上方側に形成された膨出部22によって乗員Aの頚部を支持することができる。
また、体格が標準体型程度の乗員B(不図示)が車両用シート62に着座する場合、乗員Bの頚部はヘッドレスト本体部14における車両上下方向略中間に位置する。この場合、前後調整モータ72を作動させて湾曲板76を車両前方側へ弾性変形させると共に、上下調整モータ74を作動させて伸縮部66全体をヘッドレスト本体部14における車両上下方向略中間へ移動させることで、膨出部22がヘッドレスト本体部14における車両上下方向略中間に形成される。このヘッドレスト本体部14の車両上下方向略中間に形成された膨出部22によって乗員Bの頚部を支持することができる。
さらに、体格が比較的小さい乗員C(不図示)が車両用シート10に着座する場合、乗員Cの頚部はヘッドレスト本体部14における車両下方側に対応した位置に位置する。この場合、前後調整モータ72を作動させて湾曲板76を車両前方側へ弾性変形させると共に、上下調整モータ74を作動させて伸縮部66全体をヘッドレスト本体部14における車両下方側へ移動させることで、膨出部22がヘッドレスト本体部14における車両下方側に形成される。このヘッドレスト本体部14の車両下方側に形成された膨出部22によって乗員Cの頚部を支持することができる。なお、前後調整モータ72の作動量を調整することで、膨出部22の車両前方側への膨出量を調整できると共に、上下調整モータ74の作動量を調整することで、膨出部22における膨出位置の車両上下方向の位置を調整することができる。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、駆動体64がモータ駆動により作動する点以外は第1実施形態の車両用シート10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、駆動体64が前後調整モータ72及び上下調整モータ74によって作動することから、膨出部22の膨出位置の移動や膨出量の調整を素早く行うことが可能となる。
なお、上述した第1、第2実施形態の車両用シート10、62は、ヘッドレスト本体部14がシートバック12と一体で構成されているが、これに限らず、ヘッドレスト本体部14がシートバック12と別体で構成されていてもよい。
また、駆動体28、64は、それぞれ操作スイッチを操作して作動させる構成とされているが、これに限らず、図示しないセンサを用いて車両用シート10、62に着座した乗員の頚部の位置を検出し、この検出結果に基づいて膨出部22の形成位置を自動で調整する構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 車両用シート
12 シートバック
14 ヘッドレスト本体部
16 表皮材
22 膨出部
28 駆動体
34 シートバック前面被覆部(シートバックを覆う表皮材)
36 ヘッドレスト被覆部(ヘッドレスト本体部の表皮材)
50 空気袋
56 第3空気袋(シート下方側に配置された空気袋)
62 車両用シート
64 駆動体

Claims (3)

  1. 乗員が着座するシートクッションに対して回動可能に支持されたシートバックの上部に設けられると共に、表皮材に覆われたヘッドレスト本体部と、
    前記ヘッドレスト本体部の内部に設けられていると共に、シート上下方向に複数配置されかつ内部に空気が供給されることで膨張する空気袋を含んで構成され、シート下方側に配置された前記空気袋は、シート上方側に配置された前記空気袋よりも膨張状態におけるシート幅方向の寸法が大きく設定されており、作動することで前記表皮材におけるシート前方側の面に当該表皮材のシート上下方向の一部がシート前方側へ膨出する膨出部を形成すると共に、当該膨出部の形成位置をシート上下方向に変更可能とした駆動体と、
    を有する車両用シート。
  2. 前記空気袋は、分割されかつ前記ヘッドレスト本体部のシート幅方向両端側にそれぞれ配置されている、
    請求項記載の車両用シート。
  3. 前記ヘッドレスト本体部の表皮材は、前記シートバックを覆う表皮材と連続して構成されている、
    請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
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