JP6347220B2 - 乗物用シートのサポート装置 - Google Patents

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本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載されるシートに関し、特にランバーサポート等のサポート装置に関する。
下記特許文献1には、複数の空気袋の膨張・収縮の組合せにより作動されるランバーサポートであり、着座乗員に対するサポート部の頂部の高さを調整可能としたものが開示されている。この場合、上下に連結された一対の袋体を2組用意し、2組の袋体をシートバックの背面に前後方向に重ねて配置し、しかも配置高さを後側の袋体は高く、前側の袋体は低くしている。そして、後側の袋体を膨張させたときには、着座乗員に対する頂部の高さを比較的高くし、前側の袋体を膨張させたときには、着座乗員に対する頂部の高さを比較的低くするようにしている。
特表2009−523513号公報
しかし、この場合、頂部高さの調整は段階的に行われ、調整時の操作感がよくない。これに対し、機械的な機構を用いたランバーサポートにおいては、サポート高さの調整が連続的に行われるものがあり、袋体を使用したランバーサポートにおいても同様の操作感が望まれていた。
このような問題に鑑み本発明の課題は、複数の空気袋の膨張・収縮の組合せにより着座乗員に対するサポート高さを調整可能としたサポート装置において、上下方向に配置された複数の袋体の膨張・収縮の変化速度を互いに変えることにより、サポート高さ調整を連続的に行わせることにある。
第1発明は、着座乗員に対応させてシートバックに設けられ、シートバックの上下方向に沿って複数の袋体が連結されて袋体アッシーが構成され、該袋体アッシーがシートバックの前後方向に沿って複数重ねて配置され、しかも前後方向に配置された袋体アッシー同士の上下位置を互いにずらして重なり状態が袋体の全上下長の中央部の一部となるようにした乗物用シートのサポート装置であって、前記各袋体アッシーが前後方向に重ねられた状態で、上下方向に配置された複数の袋体のうち、内側に配置された袋体にそれぞれ切換弁を介して、空気供給源、若しくは大気を選択的に連通させ、前記各袋体アッシーにおける各袋体間は、連通路を介して互いに連通され、該連通路による空気の通流量は、前記切換弁を介して流れる各袋体の通流量に比べて少なくなるように設定されている。
第1発明によれば、一方の膨張している袋体アッシーが大気開放されて収縮され、同時に他方の収縮していた袋体アッシーが膨張されるとき、一方の袋体アッシーにおける外側の袋体が収縮される前に、内側の袋体は収縮され、しかも、他方の袋体アッシーにおける内側の袋体が外側の袋体より早く膨張される。その後、時間の経過と共に、一方の袋体アッシーにおける外側の袋体の収縮は進み、他方の袋体アッシーにおける外側の袋体の膨張は進む。そのため、一方の袋体アッシーにおける外側の袋体から他方の袋体アッシーにおける外側の袋体に向けて頂部が順次移動することになる。反対に、他方の膨張している袋体アッシーが大気開放されて収縮され、同時に一方の収縮していた袋体アッシーが膨張されるときは、上述とは逆向きに頂部が順次移動することになる。従って、サポート高さ調整を連続的に行わせることができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記各袋体アッシーにおける複数の袋体は、各袋体の大きさが互いに異なっており、前記内側に配置された袋体は、その他の袋体よりその大きさが小さくされている。
第2発明によれば、大きさが小さく上下方向の内側に配置された袋体が切換弁の切換に応じて素早く膨張・収縮され、それに対し、大きさが大きく上下方向の外側に配置された袋体が容積が大きいためゆっくり膨張・収縮される。そのため、前後方向に配置された袋体アッシーの一方から他方に、若しくは他方から一方に膨張・収縮が切り換えられるとき、サポート高さ調整を更に滑らかに行うことができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、複数の袋体を含む袋体アッシーは、一つの袋の内部空間を複数に分割することによって構成されている。
第3発明によれば、袋体アッシーを構成するために、一つの袋の内部空間を複数に分割するため、複数の袋体を連結して袋体アッシーを構成する場合に比べて部品点数を少なくすることができる。
本発明の第1実施形態を適用した乗物用シートの斜視図である。 第1実施形態のシステム構成図である。 第1実施形態における袋体アッシーの正面図である。 第1実施形態の動作説明図であり、高さが上から下に調整される様子を示す。 第1実施形態の動作説明図であり、高さが下から上に調整される様子を示す。 本発明の第2実施形態の袋体アッシーの斜視図である。
図1〜3は、本発明の第1実施形態を示す。第1実施形態は、自動車用フロントシート(以下、単にシートという)1に適用されたランバーサポート5である。各図中、矢印によりシートを自動車に搭載した状態における各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。
図1は、シート1の全体構成を示し、シート1は、座部を成すシートクッション3に背凭れを成すシートバック2が組み合わされて成る。シートバック2の頂部には着座乗員の頭部を後方から支持するヘッドレスト4が設けられている。ランバーサポート5は、着座乗員の腰部に対応させて、シートバック2のバックフレーム(不図示)とバックパッド(不図示)との間に挟んで設けられている。
図2は、ランバーサポート5の詳細構成を示す。ランバーサポート5は、上下2個の袋体11及び12、21及び22が連結されて前側及び後側袋体アッシー10、20がそれぞれ構成され、これらの前側及び後側袋体アッシー10、20が前後方向に重ねて配置されて袋体部6が構成されている。袋体部6は、支持板(不図示)上に支持されて、その支持板がシートバック2のバックフレーム(不図示)に固定されている。その結果、シートバック2の上下方向に沿って上下2個の袋体11及び12、21及び22が配置される。ここで、前側及び後側袋体アッシー10、20は、上下位置を互いにずらして前後方向の重なり状態が袋体部6の全上下長の中央部の一部となるようにされている。即ち、前側及び後側袋体アッシー10、20が前後方向に重ねられた状態で、上下方向に配置された複数の袋体11、12、21、22のうち、内側に配置された袋体11、21が互いに前後方向に重ねられ、外側に配置された袋体12、22は前後方向に重ねられず、単独で配置されている。
図3は、前側袋体アッシー10の詳細構成を示す。前側袋体アッシー10は、略四角形の熱可塑性ポリウレタンシート2枚を面合せに重ねて周囲を熱溶着によって固着することにより一つの袋が形成され、その一つの袋を分割するように更に熱溶着することによって2個の袋体11、12が形成されている。全体の熱溶着によって熱溶着部13が形成され、分割する熱溶着によって熱溶着部16、17が形成される。熱溶着部16、17は連続して形成されず、両者間は2箇所で離間されて、その離間部分に連通路18を形成している。このとき、熱溶着部16、17は、袋体11より袋体12が大きくなるように、袋体11側に偏倚して形成している。そして、袋体11には熱溶着部13を横切ってパイプが接続され、給排気パイプ14が形成されている。ここで、連通路18は、給排気パイプ14に比べて空気の通流抵抗が大きくされており、給排気パイプ14を通じて袋体11に空気が給排気されたとき、連通路18を通じて袋体12に対して行われる空気の通流量は、給排気パイプ14による通流量に比べて少なくされている。例えば、2つの連通路18における空気の合計通流抵抗と、給排気パイプ14における空気の通流抵抗との比は、2対1とされている。
袋体11、12の各中央部には、それぞれ熱可塑性ポリウレタンシートの対向面同士を結合して、両者が所定距離以上開かないように規制する規制帯15が設けられている。規制帯15も熱可塑性ポリウレタンシートより成り、袋体11、12を成す熱可塑性ポリウレタンシートに対して熱溶着にて固定されている。規制帯15によって袋体11、12の中央部における膨張が規制されているため、袋体11、12の膨張時に着座乗員の背骨部分に押圧力が加えられるのが抑制され、乗員に不快感を与えないようにしている。なお、図3に基づいて、前側袋体アッシー10の詳細構成について説明したが、後側袋体アッシー20についても全く同様に構成されている。
図2のように、袋体11及び袋体21の各給排気パイプ14は、第1切換弁31及び第2切換弁32を介してそれぞれポンプ33に接続されている。第1及び第2切換弁31、32は、電磁弁であり、各給排気パイプ14がポンプ33に連通された給気状態と大気開放ポートに連通された排気状態とに交互に切り換えられる。第1及び第2切換弁31、32は、通電時には排気状態とされ、非通電時には給気状態とされる。また、ポンプ33は、通電されることによって圧縮空気を発生して、第1及び第2切換弁31、32を介して袋体11及び袋体21に圧縮空気を供給する。第1及び第2切換弁31、32とポンプ33との間には、逆止弁34、35が介挿されており、各逆止弁34、35は、ポンプ33から第1及び第2切換弁31、32へ向かう空気の流れは許容し、それとは逆方向の空気の流れは阻止するものとされている。
図4、5は、ランバーサポート5の作動状態を説明している。図4は、ステップ1〜4で示すように、ランバーサポート5による支持位置が高い位置から低い位置に変更される状態を示している。図4において、△印はランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置を示している。図4のステップ1では、前側袋体アッシー10には空気が最大量供給され、後側袋体アッシー20は最小量に排気された状態で停止している。従って、ランバーサポート5による支持位置は、最も高い位置とされている。このとき、図2で示す空気配管では、ポンプ33は非作動状態とされると共に、第1及び第2切換弁31、32が共に非通電状態とされているが、それ以前に前側袋体アッシー10に供給された空気は、逆止弁34によって抜けないように保持されている。一方、後側袋体アッシー20は排気状態が継続される。
図4のステップ1の状態において、ランバーサポート5の支持位置を低くするべく操作スイッチ(不図示)が操作されると、ポンプ33が作動されると同時に、第1切換弁31が通電され排気状態とされる。そのため、前側袋体アッシー10の袋体11内の空気が排気されると同時に、後側袋体アッシー20の袋体21内に空気が供給される。このとき、袋体11の排気は迅速に行われ、袋体12の排気は袋体11に比べるとゆっくり行われる。その理由は、袋体12が袋体11に比べて大きく大容量とされていることと、連通路18による空気の通流量が給排気パイプ14による空気の通流量に比べて少なくされているためである。また、袋体21の給気は迅速に行われ、袋体22の給気は袋体21に比べるとゆっくり行われる。この理由は、袋体22が袋体21に比べて大きく大容量とされていることと、連通路18による空気の通流量が給排気パイプ14による空気の通流量に比べて少なくされているためである。その結果、操作スイッチの操作後、時間T1経過時点では図4のステップ2で示す状態となる。このステップ2の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ1よりも僅かに低下する。
更に時間が経過すると、袋体11及び12の排気、並びに袋体21及び22の給気は更に進んで、時間T1より長い時間T2経過時点では、ステップ3に示す状態となる。このステップ3の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ2よりも更に低下する。
更に時間が経過して、袋体11及び12の空気が最小量まで排気され、袋体21及び22の空気が最大量となると、ステップ4に示す状態となる。このステップ4の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ3よりも更に低下して最低位置となる。上述のスイッチ操作がこのステップ4の時点で停止されると、ポンプ33の作動が停止されると同時に、第1切換弁31が非通電とされ排気状態から給気状態に切り換えられる。そのため、各袋体11、12、21、22の状態はステップ4に示す状態で維持される。
図5のステップ1は、図4のステップ4と同じ状態であり、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、最低位置とされている。この状態で、ランバーサポート5の支持位置を高くするべく操作スイッチ(不図示)が操作されると、ポンプ33が作動されると同時に、第2切換弁32が通電され排気状態とされる。そのため、前側袋体アッシー10の袋体11内に空気が供給されると同時に、後側袋体アッシー20の袋体21内の空気が排気される。このとき、袋体11の給気は迅速に行われ、袋体12の給気は袋体11に比べるとゆっくり行われる。その理由は上述の図4の場合と同じである。また、袋体21の排気は迅速に行われ、袋体22の排気は袋体21に比べるとゆっくり行われる。この理由は上述の図4の場合と同じである。その結果、操作スイッチの操作後、時間T1経過時点では図5のステップ2で示す状態となる。このステップ2の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ1よりも僅かに上昇する。
更に時間が経過すると、袋体11及び12の給気、並びに袋体21及び22の排気は更に進んで、時間T1より長い時間T2経過時点では、ステップ3に示す状態となる。このステップ3の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ2よりも更に上昇する。
更に時間が経過して、袋体11及び12の空気が最大量まで給気され、袋体21及び22の空気が最小量まで排気されると、ステップ4に示す状態となる。このステップ4の時点では、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置は、△印で示すようにステップ3よりも更に上昇して最高位置となる。上述のスイッチ操作がこのステップ4の時点で停止されると、ポンプ33の作動が停止されると同時に、第2切換弁32が非通電とされ排気状態から給気状態に切り換えられる。そのため、各袋体11、12、21、22の状態はステップ4に示す状態で維持される。
図4、5のステップ1〜4のように、ランバーサポート5の乗員に向かう頂部位置が低下、若しくは上昇されている途中で、頂部位置の高さが、着座乗員において適正位置となって操作スイッチの操作を停止すると、その時点で、ポンプ33の作動が停止されると同時に、第1切換弁31若しくは第2切換弁32が非通電とされ排気状態から給気状態に切り換えられる。そのため、その時点における各袋体11、12、21、22の膨張、収縮状態で作動が停止され、その時点の頂部位置の高さに維持される。従って、任意の高さに頂部位置を調整することができる。但し、袋体11、12の間、及び袋体21、22の間の連通路18を通じた空気の移動は、操作スイッチの操作停止後も、連通路18の両側の袋体11、12、21、22の空気圧が等しくなるまで継続するため、頂部位置の高さは適正位置とされた位置から僅かに変化する。
第1実施形態によれば、前側袋体アッシー10又は後側袋体アッシー20において、内側の袋体11又は21が外側の袋体12又は22より大きさが小さく、しかも給気、排気が速やかに行われるため、早く膨張又は収縮される。その後、時間の経過と共に、外側の袋体12又は22の膨張又は収縮は徐々に進む。そのため、前側袋体アッシー10における外側の袋体12から後側袋体アッシー20における外側の袋体22に向けて頂部が順次移動することになる。若しくは、これとは逆向きに頂部が順次移動することになる。従って、ランバーサポート5による支持位置の調整を連続的に行わせることができる。
また、前側及び後側袋体アッシー10、20を構成するために、一つの袋の内部空間を2つに分割するため、2つの袋体11及び12、21及び22を構成するのに、別個の袋体を連結して前側及び後側袋体アッシー10、20を構成する場合に比べて部品点数を少なくすることができる。
図6は本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態が第1実施形態に対して特徴とする点は、袋体11又は21と袋体12又は22との間の連通路18にオリフィス18a及び28aを設けた点である。その他の構成は両者同一であり、同一部分についての再度の説明は省略する。
オリフィス18a及び28aは、空気の通流量を予め決められた量に規制する公知のもので、第1実施形態における連通路18に相当する通路に嵌め込まれている。そのため、袋体11又は21と袋体12又は22との間の空気の通流量は、オリフィス18a及び28aの各通流量によって決められる。ここでの通流量は第1実施形態の場合と同様に設定されており、前側袋体アッシー10及び後側袋体アッシー20に対する給気及び排気時の各袋体11、21、12、22の作動は、第1実施形態の場合と同様である。
第2実施形態によれば、袋体11又は21と袋体12又は22との間の空気の通流量がオリフィス18a及び28aの各通流量によって決められるため、第1実施形態の場合のように熱溶着部16、17の間の隙間によって連通路18を決める場合に比べて、通流量の設定を予め通流量の定められたオリフィス18a及び28aの選択によって容易に行うことができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、袋体アッシーの数を前後方向に2個としたが、3個以上としてもよい。また、上記実施形態では、袋体アッシーにおける袋体の数は2個としたが、3個以上としてもよい。更に、上記実施形態では、袋体アッシーにおける袋体は上下方向に2分割したが、分割された各袋体を幅方向に更に分割してもよい。勿論、各袋体は互いに独立して形成されたものを連結して構成されてもよい。更にまた、上記実施形態では、サポート装置としてランバーサポートに適用した例を示したが、着座乗員の肩部の支持位置を調整可能としたいわゆるショルダーサポートに適用することもできる。更にまた、上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用した例を示したが、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用することもできる。
1 自動車用フロントシート
2 シートバック
3 シートクッション
4 ヘッドレスト
5 ランバーサポート
6 袋体部
10 前側袋体アッシー(袋体アッシー)
20 後側袋体アッシー(袋体アッシー)
11、21 内側袋体
12、22 外側袋体
13、16、17 熱溶着部
14 給排気パイプ
15 規制帯
18 連通路
18a、28a オリフィス
31 第1切換弁
32 第2切換弁
33 ポンプ
34、35 逆止弁

Claims (3)

  1. 着座乗員に対応させてシートバックに設けられ、シートバックの上下方向に沿って複数の袋体が連結されて袋体アッシーが構成され、該袋体アッシーがシートバックの前後方向に沿って複数重ねて配置され、しかも前後方向に配置された袋体アッシー同士の上下位置を互いにずらして重なり状態が袋体の全上下長の中央部の一部となるようにした乗物用シートのサポート装置であって、
    前記各袋体アッシーが前後方向に重ねられた状態で、上下方向に配置された複数の袋体のうち、内側に配置された袋体にそれぞれ切換弁を介して、空気供給源、若しくは大気を選択的に連通させ、
    前記各袋体アッシーにおける各袋体間は、連通路を介して互いに連通され、該連通路による空気の通流量は、前記切換弁を介して流れる各袋体の通流量に比べて少なくなるように設定されている乗物用シートのサポート装置。
  2. 請求項1において、
    前記各袋体アッシーにおける複数の袋体は、各袋体の大きさが互いに異なっており、前記内側に配置された袋体は、その他の袋体よりその大きさが小さくされている乗物用シートのサポート装置。
  3. 請求項1又は2において、
    複数の袋体を含む袋体アッシーは、一つの袋の内部空間を複数に分割することによって構成されている乗物用シートのサポート装置。
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