JP2710406B2 - 自動二輪車のシート装置 - Google Patents

自動二輪車のシート装置

Info

Publication number
JP2710406B2
JP2710406B2 JP1119430A JP11943089A JP2710406B2 JP 2710406 B2 JP2710406 B2 JP 2710406B2 JP 1119430 A JP1119430 A JP 1119430A JP 11943089 A JP11943089 A JP 11943089A JP 2710406 B2 JP2710406 B2 JP 2710406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cushion
motorcycle
width direction
vehicle width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1119430A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02296584A (ja
Inventor
儀一郎 秋森
隆章 多田
義昭 樫尾
隆男 斉藤
勝己 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1119430A priority Critical patent/JP2710406B2/ja
Publication of JPH02296584A publication Critical patent/JPH02296584A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2710406B2 publication Critical patent/JP2710406B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シート、或いはシート、及びシートバック
の車幅方向両側部に、圧縮空気のようなな流体の作用で
膨張する袋手段を収容し、シート、或いはシート、及び
シートバック両側部を上動するように変形させ、快適な
乗車姿勢をとることができるようにした自動二輪車のシ
ート装置に関するものである。
(従来の技術) 自動二輪車の乗車状態において、乗車姿勢の自由度を
大きくとることを目的としたシート装置が、実公昭63−
47189号公報等で提案されている。
かかる実公昭63−47189号公報記載のシート装置は、
シート及びシートバックのクッション内にエアバックを
収容し、該エアバックをサスペンションの車高調節用の
コンプレッサと連絡し、エアバック内の空気量を操作ス
イッチで調節するようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した実公昭63−47189号公報記載
のシート装置にあっては、エアバックをシート及びシー
トバックに中央部に配置するため、エアバックの膨張時
に乗員の臀部保持性については必ずしも考慮されていな
かった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、快適な
乗車姿勢をとることができる自動二輪車のシート装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するため本発明は、請求項1では、
シートフレーム上の車幅方向両側寄り部分と、この部分
の上のクッションとの間に、車幅方向内方側を中心とし
て車幅方向の両側部寄り部分が上方に広がる正面視が略
扇状に膨張する袋手段を設け、袋手段の内側端は、前記
クッションの車幅方向内側部に設けた空洞部内において
可撓性布状部材で被覆し、袋手段の膨張でシート両側部
の端部を上動するように変形させるようにした自動二輪
車のシート装置である。
請求項2では、前記シートフレームの車幅方向両側縁
に、夫々下方に垂下するフランジ部一体に設け、該フラ
ンジ部の外面にサイドクッションを前記クッションから
分離させて設けた。
請求項3では、前記カバーの車幅方向両側縁部に伸縮
可能な伸縮布を接合し、該伸縮布を介して前記カバーを
前記シートフレームに取り付けた。
請求項4では、前記カバーの車幅方向中央部を、可撓
性のひも状部材で、前記シートフレームに連結した。
請求項5では、前記シートは、前席のドライバーシー
ト部、及びこれと一体の後席のパッセンジャーシート部
とからなり、各部のクッションとシートフレームとの間
の両側部に、前記袋手段を夫々備える。
請求項6では、前記後席のパッセンジャーシート部の
後部にはシートバック部を立設し、該シートバック部内
に収容空間を画成し、該収容空間内に前記シートバック
部、及び前記パッセンジャーシート部、前記ドライバー
シート部を包覆可能としたシートカバーを収容するよう
にした。
請求項7では、前記袋手段は、車幅方向内方端を揺動
自在に支持したプレートと、該支持プレートの下方と、
前記シートフレーム上との間に介設され、圧縮空気の作
用で膨張するエアバックとで構成した。
(作用) シートの両側寄り部内に内装した袋手段を膨張させる
ことで、シートの両側より部が上方に上動するように変
形し、乗車姿勢を変えることができる。又袋手段は、上
記のように変形することから、袋手段はシート、或いは
シート、及びシートバックの車幅方向に配置されて乗員
(着座者)の臀部両側部を包み込むように膨出、変形
し、快適な乗車姿勢をとることができる。
(実施例) 以下の本発明の実施例を添付した図面を参照して説明
する 第1図から第5図は、本発明の一実施例にかかる自動
二輪車のシート装置を表し、第1図は自動二輪車の側面
図、第2図はシートの斜視図、第3図はシートの一の主
要部分の断面図、第4図はシートの他の一主要部分の断
面図、第5図はシートカバーを取り出した状態を示すシ
ートの斜視図である。
第1図において11は自動二輪車を示し、自動二輪車11
は、図示しない車体フレーム上に運転者用の前席を構成
するドライバーシート12と、同乗者用の後席を構成する
パッセンジャーシート13とがタンデムに載設されてい
る。
第2図で明らかなように、ドライバーシート12は、後
部にシートバック12aが一体的に設けられている。又パ
ッセンジャーシート13は、前記シートバック12aの上部
から後方に向けて一体的に延設されており、該パッセン
ジャーシート13の後部にも、シートバック13aが一体的
に設けられている。
ドライバーシート12は、第3図で示すように、ボトム
プレート(シートフレームに相当)14が車体フレームに
固定され、該ボトムプレート14上に載置されたクッショ
ン材15をカバー材16で被覆して構成されている。
ボトムプレート14は、車幅方向両側縁に下方に垂下す
るフランジ部14aを備えて断面略門型をなす。クッショ
ン材15は、ボトムプレート14の上面に載置されたクッシ
ョンを構成するウレタンフォーム17と、ボトムプレート
14の両側部のフランジ部14aの外側面に固着したサイド
クッションを構成するウレタンスラブ18とからなる。
前記したボトムプレート14の上面に載置されたウレタ
ンフォーム17は、車幅方向に中央部に上下に貫通する孔
17a、及び該孔17aの両側部に配置され、ボトムプレート
14上に下向きに開口する空洞部17bを形成する。孔17aに
は、後述する可撓性のひも状部材からなる吊り込み部材
が上下に挿通されている。サイドクッションを構成する
左右のウレタンスラブ18は、夫々ウレタンフォーム17と
分離独立し、ボトムプレート14のフランジ部14a外側面
に接着等で固着されている。
カバー材16は、上皮20、上皮20の車幅方向両側に接合
されて垂下する側皮21、及び側皮21の下縁に接合され、
下方に垂下された伸縮皮22から構成され、ボトムプレー
ト14の両フランジ部14aの下縁間に車幅方向に張設され
ている。上皮20は、前後方向に延在してワディング材23
が充填された複数の中空部23aを有し、ウレタンフォー
ム17の上面を覆っている。
この上皮20は、車幅方向中央部分が前述の孔17aを挿
通したひも状部材19でボトムプレート14に止着されてい
る。側皮21は、ウレタンフォーム17、及びウレタンスラ
ブ18の側方を覆い、又伸縮皮22は、断面が略鎖状をなす
伸縮可能な生地から構成され、下縁部がボトムプレート
14のフランジ部14aの下端に止着されている。ひも状部
材19は可撓性を有する材料で形成し、上端が上皮20の下
面中央部に固着され、下端がボトムプレート14に係止具
41を介して係止されている。
以上のシートにおいて、ボトムプレート14上で、ウレ
タンフォーム17下面との間の車幅方向両側寄り部に、対
称的に夫々エアバック24と、プレート25とを配設する。
エアバック24は下位で、プレート25は上位に配置する。
プレート25は、合成樹脂等の比較的軟質の材料からな
り、前記した空洞部17b内において内方側縁部がボトム
プレート14にリベット26で取り付けられ、該内方側縁部
を中心として、前具方向軸廻りに揺動自在に支持されて
いる。該プレート25は内方側の上面とボトムプレート14
との間に不織布27が架設され、該不織布27で内方側縁部
が覆われている。
エアバック24はゴム等の弾性材料からなり、上部がプ
レート25の下面に、下部がボトムプレート14の上面に固
着され、ボトムプレート14とプレート25との間に膨張可
能に介設する。エアバック24は、ボトムプレート14を貫
通したホース34で、コントロールユニット29を介してコ
ンプレッサ30に接続されている。該エアバック24は、圧
縮空気を内部に供給して膨張させ、プレート25を押上げ
てウレタンフォーム17の両側寄り部分〜両側端部を押上
げ変形させ、カバー材16の上皮20の車幅方向両側部を上
方に膨出させる。これらエアバック424、及びプレート2
5で袋手段40を構成する。
以上の袋手段40は、後述するようにパッセンジャーシ
ート13、及びシートバック12a,13aにも夫々左右一対設
けるが、これらドライバシート12、パッセンジャーシー
ト13、及びシートバック12a,13a、又はこれ等袋手段40
は、同様の構成ので、以下、同一符号を付して説明を省
略する。
同様に、図中明示しないが、ドラーバシート12のシー
トバック12a、及びパッセンジャーシート13も、ボトム
プレート14上に載置されたクッション材15をカバー材16
で包覆してなり、ボトムプレート15とクッション材15と
の間にエアバッグ24、及びプレート25が配置されてい
る。これ等パッセンジャーシート13、及びシートバック
13aのエアバグ24も、コントロールユニット29を介して
コンプレッサ30に接続されている。
パッセンジャーシート30のシートバック13aは、第4
図に示すように、バッグ部31と背もたれ部32とを有す
る。バック部31はパッセンジャイシート13の後端部に立
設され、背もたれ部32はバック部31上に取り付けられて
いる。バック部31は、中空箱状の枠体31aと、枠体31aに
その前面開口を開閉可能に取り付けられたカバー部材31
bとを有し、内部に収容空間31cが画成されている。
カバー部材31bは、前述した上皮20と同様にワディン
グ材23を内包し、下縁部が枠体31aの下部に接合され、
両側縁、及び上端部がマジックテープ等で取り外し自在
に枠体31aに止着されている。収容空間31c内には、2つ
のシートカバー33F,33Rが折り畳まれて収容されてい
る。これらシートカバー33F,33Rは、第5図に示すよう
に、一方33Fを駐車時等に収容空間31cから引出されてド
ライバシート12、シートバック12a、及びパッセンジャ
ーシート13を被覆する。
背もたれ部32は、前述のドライバシート12等と同様
に、ボトムプレート14の前面をカバー材16で包囲して内
部にクッション材15を充填し、ボトムプレート14とクッ
ション材15との間に、エアバック24、及びプレート25が
配置されている。このエアバック24も、コントロールユ
ニット29を介してコンプレッサ30接続されている。尚、
以下にドライバシート12、S−とバック12aと、パッセ
ンジャーシート13、及びシートバック13aを総称してシ
ートSで表し、必要に応じてシートSで代表して説明す
る。
コンプレッサ30は、前述の公報に記載されたものと同
様に車高調整式エアサスペンションと共用し、図示しな
い分流用の空気回路等を介してホース34によってコント
ロールユニット29と接続されている。この分流用の空気
回路は、コンプレッサ30が吐出する圧縮空気をエアサス
ペンションに優先的に供給する。コントロールユニット
29は、ドライバシート12の前方等の一に配設され、各種
のスイッチと、制御弁等の流体制御素子とを有する。該
コントロールユニット29は、操作スイッチの操作で、コ
ンプレッサ30の圧縮空気を各エアバッグ24に供給し、ま
た各エアバック24を大気に開放してエアバック24内の圧
縮空気を排出する。
次に本発明にかかる上記シート装置の作用を説明す
る。
コントロールユニット29の操作スイッチの操作で、各
エアバック24は、夫々独立して選択的ににコンプレッサ
30に接続され、又大気に開放される。
左右のエアバック24は、コンプレッサ30から圧縮空気
の供給を受けると、第3図中仮想線で示すように一体的
に膨張し、プレート25を押上げる。プレート25は、ボト
ムプレート14の車幅方向内方寄り部分において、前述の
ように揺動自在に止着されており、エアバック24の膨張
により、プレート25は外方側の端部が上動する。第3図
は右側のみを示しているが、左側も同様に上動する。
この結果、シートSは、全体として左右両側部が、着
座者の臀部左右を、側方から包み込むように変形し、着
座者は乗車姿勢を容易に変えることができ、又快適な乗
車姿勢をとることができる。そして、エアバック24内の
圧縮空気量、即ち圧力を変えることで、エアバック24の
膨張大きさが変化し、従って、シート両側部の上動によ
る膨出量が変化し、乗車姿勢を変えることができる。
特に本発明にかかるシート装置にあっては、ボトムプ
レート14の外側面にウレタンスラブ18をウレタンフォー
ム17と分離して設け、サイドクッションとしたので、メ
インのクッションを構成するウレタンフォーム17の疲労
に対する形状の変化を小さくすることができ、更に、カ
バー材16も一部に伸縮可能な伸縮皮22を用いたので、エ
アバック24の膨張に対する抵抗を小さくできる。
そして、プレート25は、内方側の端部がウレタンフォ
ーム17の空洞部17b内で不織布27で覆われて保護される
ので、プレート25の内方側の端部の疲労を軽減すること
ができる。
更にカバー材16は、中央部がひも状部材19によってボ
トムプレート14に止着されているので、エアバック24の
膨張時にも、カバー材16の中央部が持上げられることが
無く、カバー材16の上皮20と、ウレタンフォーム17との
剥離を防止することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明にかかる自動二輪車のシー
ト装置によれば、 先ず請求項1では、シートフレームに載設されたクッ
ションの表面をカバーで包覆し、シートを構成するよう
にした自動二輪車のシート装置において、シートフレー
ム上の車幅方向両側寄り部分と、この部分の上のクッシ
ョンとの間に、車幅方向内方側を中心として車幅方向の
両側部寄り部分が上方に広がる正面視が略扇状に膨張す
る袋手段を設け、袋手段の内側端は、前記クッションの
車幅方向内側部に設けた空洞部内において可撓性布状部
材で被覆し、袋手段の膨張で、シート両側部の端部は、
これを上動するように変形させることとなり、エアバッ
グは正面視が略扇状に膨張し、シートの全体としては、
左右両側部が、着座者の臀部左右を、側方から包み込む
ように膨出、変形し、着座者(乗員)は快適な乗車姿勢
を乗車姿勢をとることができる。そして、上記を袋手段
で行なうので、エアバッグ等を用い、これの圧縮空気量
(圧力)を変えることで、シート両側部の膨張大きさを
変化させることができ、従って、シート両側部の上動に
よる膨出量が変化させて、乗車姿勢を変えることができ
る。
又袋手段の内方側の端部がクッションの車幅方向内側
部に設けた空洞部内で不織布で覆われて保護されるの
で、膨張、収縮を反復する袋手段の内方側の端部の疲労
を軽減することができる。
又請求項2では、シートフレームの車幅方向両側縁
に、夫々下方に垂下するフランジ部一体に設け、該フラ
ンジ部の外面にサイドクッションを前記クッションから
分離させて設けたので、シートフレーム上のクッション
の疲労に対する形状の変化を小さくすることができる。
請求項3では、カバーの車幅方向両側縁部に伸縮可能
な伸縮布を接合し、該伸縮布を介して前記カバーを前記
シートフレームに取り付けたので、袋手段の膨張に対す
る抵抗を小さくできる。
請求項4では、カバーの車幅方向中央部を、可撓性の
ひも状部材で、シートフレームに連結したので、袋手段
の膨張時にも、カバー材の中央部が持上げられることが
無く、カバーとクッションとの剥離を防止することがで
きる。
請求項5では、シートを、前席のドライバーシート
部、及びこれと一体の後席のパッセンジャーシート部と
とし、各部のクッションとシートフレームとの間の両側
部に、前記袋手段を夫々備えるようにしたので、タンデ
ム式の自動二輪車用のシートにおいて、ドライバ、パッ
センジャーシートの夫々に、請求項1の効果を付与する
ことができる。
請求項6では、後席のパッセンジャーシート部の後部
に、シートバック部を立設し、該シートバック部内に収
容空間を画成し、該収容空間内に前記シートバック部、
及び前記パッセンジャーシート部、前記ドライバシート
部を包覆可能としたシートカバーを収容するようにした
ので、シートカバーを駐車時等に収容空間から引出して
ドライバシート部、シートバック部、これに連続するパ
ッセンジャーシート部、シートバック部等をシートカバ
ーで被覆することができる。
請求項7では、前記袋手段を、車幅方向内方端を揺動
自在に支持したプレートと、該支持プレートの下方と、
前記シートフレーム上との間に介設され、圧縮空気の作
用で膨張するエアバックとで構成したので、袋手段の膨
張作用の円滑、確実、プレートによるエアバックの保
護、膨張時の保形等を確実化し、又構造も簡単であり、
エアバックなので、膨張、縮小も迅速、円滑になされ、
更に膨張量の調節、従って、シート両側部の膨出量の調
節も容易に、円滑に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は、本発明の一実施例にかかる自動二
輪車のシート装置を表し、第1図は自動二輪車の側面
図、第2図はシートの斜視図、第3図はシートの一の主
要部分の断面図、第4図はシートの他の一主要部分の断
面図、第5図はシートカバーを取り出した状態を示すシ
ートの斜視図である。 図面中11は自動二輪車、12はドラーバシート、12aはシ
ートバック、13はパッセンジャーシート、14はシートフ
レーム、15はクッション材、17はクッション、17aは空
洞部、18はサイドクッション、19はひも状部材、22は伸
縮布、24はエアバック、25はプレート、27は不織布、31
はパッセンジャーシート部13のシートバック部、31cは
収容空間、33F,33Rはシートカバー、40は袋手段であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 樫尾 義昭 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 斉藤 隆男 埼玉県朝霞市栄町3丁目7番27号 東京 シート株式会社内 (72)発明者 原田 勝己 埼玉県朝霞市栄町3丁目7番27号 東京 シート株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−191276(JP,A) 実開 昭61−3180(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートフレームに載設されたクッションの
    表面をカバーで包覆し、シートを構成するようにした自
    動二輪車のシート装置において、 前記シートフレーム上の車幅方向両側寄り部分と、この
    部分の上のクッションとの間に、車幅方向内方側を中心
    として車幅方向の両側部寄り部分が上方に広がる正面視
    が略扇状に膨張する袋手段を設け、 前記袋手段の内側端は、前記クッションの車幅方向内側
    部に設けた空洞部内において可撓性布状部材で被覆し、 前記袋手段の膨張でシート両側部の端部を上動するよう
    に変形させる、 ようにしたことを特徴とする自動二輪車のシート装置。
  2. 【請求項2】前記シートフレームの車幅方向両側縁に、
    夫々下方に垂下するフランジ部一体に設け、該フランジ
    部の外面にサイドクッションを前記クッションから分離
    させて設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪
    車のシート装置。
  3. 【請求項3】前記カバーの車幅方向両側縁部に伸縮可能
    な伸縮布を接合し、該伸縮布を介し前記カバーを前記シ
    ートフレームに取り付けたことを特徴とする請求項1記
    載の自動二輪車のシート装置。
  4. 【請求項4】前記カバーの車幅方向中央部を、可撓性の
    ひも状部材で、前記シートフレームに連結したことを特
    徴とする請求項1記載の自動二輪車のシート装置。
  5. 【請求項5】前記シートは、前席のドライバーシート
    部、及びこれと一体の後席のパッセンジャーシート部と
    からなり、各部のクッションとシートフレームとの間の
    両側部に、前記袋手段を夫々備えることを特徴とする請
    求項1記載の自動二輪車のシート装置。
  6. 【請求項6】前記後席のパッセンジャーシート部の後部
    にはシートバック部を立設し、該シートバック部内に収
    容空間を画成し、該収容空間内に前記シートバック部、
    及び前記パッセンジャーシート部、前記ドライバーシー
    ト部を包覆可能としたシートカバーを収容するようにし
    たことを特徴とする請求項5記載の自動二輪車のシート
    装置。
  7. 【請求項7】前記袋手段は、車幅方向内方端を揺動自在
    に支持したプレートと、該支持プレートの下方と、前記
    シートフレーム上との間に介設され、圧縮空気の作用で
    膨張するエアバッグとで構成したことを特徴とする請求
    項1、又は請求項5記載の自動二輪車のシート装置。
JP1119430A 1989-05-12 1989-05-12 自動二輪車のシート装置 Expired - Fee Related JP2710406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1119430A JP2710406B2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 自動二輪車のシート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1119430A JP2710406B2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 自動二輪車のシート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02296584A JPH02296584A (ja) 1990-12-07
JP2710406B2 true JP2710406B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=14761241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1119430A Expired - Fee Related JP2710406B2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 自動二輪車のシート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2710406B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004006887A1 (de) * 2004-02-12 2005-09-01 Bayerische Motoren Werke Ag Motorradsitz mit gasdichten, aufblasbaren Elementen
JP5823265B2 (ja) 2011-11-28 2015-11-25 テイ・エス テック株式会社 二輪車用シート
JP6700548B2 (ja) * 2014-01-09 2020-05-27 テイ・エス テック株式会社 座席装置
DE102018132229A1 (de) * 2018-12-14 2020-06-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verstellbare Sitzbaugruppe für ein Kraftrd sowie Kraftrad

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613180U (ja) * 1984-06-13 1986-01-10 スズキ株式会社 シ−トのエア−クツシヨン装置
JPS62191276A (ja) * 1986-02-17 1987-08-21 本田技研工業株式会社 自動2輪車用シ−ト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02296584A (ja) 1990-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4865388A (en) Headrest for automotive seat
US7441797B2 (en) Vehicle seat assembly
US5137329A (en) Articulated lumbar support for a seat
JP6926959B2 (ja) 車両用シート
US20060119149A1 (en) Passenger-protecting apparatus
JP6546145B2 (ja) 車両用シート
US20070057551A1 (en) Vehicle seat comprising lateral cheeks
US9834166B1 (en) Side airbag energy management system
JP2000510078A (ja) 膨脹可能な座席バック
JP2001508379A (ja) 空気圧式エネルギ吸収形シート組立体
ITVR20100042A1 (it) Assieme di copertura per un sedile e sedile adatto per una protezione di un utilizzatore.
JP2007530106A5 (ja)
JP7250156B2 (ja) エアバッグ装置及び車両用シート
WO2002049874A1 (en) An accessory for a vehicle seat
CN113212269A (zh) 具有带用于气动激活的集成气囊的缓冲支撑件的座椅总成
CN109649233A (zh) 车辆用座椅
JP2710406B2 (ja) 自動二輪車のシート装置
JP2002254999A (ja) エアバッグ
KR20220131391A (ko) 에어백 장치 및 차량용 시트
EP3526076B1 (en) Adjustable seat
JP4259218B2 (ja) 格納シート
JP7450461B2 (ja) エアバッグ装置
JP2022058117A (ja) 乗り物用シート
JP7230761B2 (ja) 乗物用シート
JP7166991B2 (ja) 車両用シート

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees