JP6930504B2 - 乗員保護装置 - Google Patents
乗員保護装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6930504B2 JP6930504B2 JP2018139834A JP2018139834A JP6930504B2 JP 6930504 B2 JP6930504 B2 JP 6930504B2 JP 2018139834 A JP2018139834 A JP 2018139834A JP 2018139834 A JP2018139834 A JP 2018139834A JP 6930504 B2 JP6930504 B2 JP 6930504B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- occupant
- expansion
- roof
- protection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
前記エアバッグが、膨張完了時に、収納部位から下方へ延びる基部と、該基部の下端側に配設される乗員受止部と、を備える構成として、
前記乗員受止部が、
前記乗員受止部の後端下面側に配設されて、前記乗員の胸部に対向する斜め後下向きとして、前記胸部を受止可能な胸部受止面と、
前記乗員受止部の後端上面側に配設されて、前記胸部受止面の上縁側から連なるように、斜め後上向きとして、前記乗員の頭部を受止可能な頭部受止面と、
を備えて構成されていることを特徴とする。
前記前席の前方側の車体側部位に収納されて、作動時に、収納部位から着座した乗員の前方側に展開膨張する前エアバッグを備え、
膨張完了時の前記前エアバッグが、膨張完了時の前記ルーフエアバッグの前面側を支持可能に、配設されていることが望ましい。
膨張完了時の後面側を、
前記ルーフエアバッグの非膨張時に、前方移動する乗員を、直接、受止可能な乗員拘束面として構成されるとともに、
前記ルーフエアバッグの膨張完了時に、前記ルーフエアバッグを支持可能な支持面として構成されていることが望ましい。
前記エアバッグが、膨張用ガスを流入させて膨張し、前記収納部位から下方に延びる前側部と、該前側部の下端側の反転部から反転して、前記前側部の後方側で上方側へ延びる後側部と、を備えて構成されるとともに、前記後側部に、前記収納部位側から延びるストラップを連結させて、配設され、
前記ストラップが、
前記後側部に連結させた先端部から離れた元部側を、前記後側部へ連結した前記先端部までの長さ寸法を調整可能な長さ調整手段に連結させるとともに、
前記長さ調整手段の調整により、膨張完了時の前記エアバッグにおける前記前側部の後面側と前記後側部の前面側との間の隙間状態として、前記後側部の後面側を前記乗員の胸部に対向可能な第1隙間状態と、該第1隙間状態より隙間を狭くする第2隙間状態との少なくとも2段階に調整されるように、配設されていることを特徴とする。
前記前席の前方側の車体側部位に収納されて、作動時に、収納部位から着座した乗員の前方側に展開膨張する前エアバッグを備え、
膨張完了時の前記前エアバッグが、膨張完了時の前記ルーフエアバッグにおける前記前側部の前面側を支持可能に、配設されていることが望ましい。
16,16A…ルーフエアバッグ、17…基部、17b…下端、18…乗員受止部、19…胸部受止面、19a…上縁、20…頭部受止面、26…前エアバッグ、26a…後面、
36,36C…ルーフエアバッグ、38,38C…前側部、38a…前面、38b…後面、39…下端、40…反転部、42…後側部、42a…前面、42b…後面、43a…胸部受止部、43b…頭部受止部、44…(先端)上端、45…支持部、50,50D…ストラップ、50a…先端部、50b…元部、52,72…長さ調整手段、66…前エアバッグ、66a…後面、67…支持面、
FS…前席、H1…第1隙間状態、H2…第2隙間状態、H3…第3隙間状態、G…膨張用ガス、OP…乗員、H…頭部、B…胸部。
Claims (8)
- 車両における着座した乗員の上方のルーフ側に収納されて、膨張用ガスの流入時に下方に展開膨張し、シートの背もたれ部を後傾させて胸部を前上方向に向けた安楽姿勢の乗員を、車両衝突時に保護可能に受け止めるエアバッグ、を備えた乗員保護装置であって、
前記エアバッグが、膨張完了時に、収納部位から下方へ延びる基部と、該基部の下端側に配設される乗員受止部と、を備える構成として、
前記乗員受止部が、
前記乗員受止部の後端下面側に配設されて、前記乗員の胸部に対向する斜め後下向きとして、前記胸部を受止可能な胸部受止面と、
前記乗員受止部の後端上面側に配設されて、前記胸部受止面の上縁側から連なるように、斜め後上向きとして、前記乗員の頭部を受止可能な頭部受止面と、
を備えて構成されていることを特徴とする乗員保護装置。 - 前記エアバッグが、車両の前席の上方に配設されるルーフエアバッグとして配設されるとともに、
前記前席の前方側の車体側部位に収納されて、作動時に、収納部位から着座した乗員の前方側に展開膨張する前エアバッグを備え、
膨張完了時の前記前エアバッグが、膨張完了時の前記ルーフエアバッグの前面側を支持可能に、配設されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。 - 前記前エアバッグが、車両衝突時において、
膨張完了時の後面側を、
前記ルーフエアバッグの非膨張時に、前方移動する乗員を、直接、受止可能な乗員拘束面として構成されるとともに、
前記ルーフエアバッグの膨張完了時に、前記ルーフエアバッグを支持可能な支持面として構成されていることを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置。 - 車両における着座した乗員の上方のルーフ側に収納されて、膨張用ガスの流入時に下方に展開膨張し、シートの背もたれ部を後傾させて胸部を前上方向に向けた安楽姿勢の乗員を、車両衝突時に保護可能に受け止めるエアバッグ、を備えた乗員保護装置であって、
前記エアバッグが、膨張用ガスを流入させて膨張し、前記収納部位から下方に延びる前側部と、該前側部の下端側の反転部から反転して、前記前側部の後方側で上方側へ延びる後側部と、を備えて構成されるとともに、前記後側部に、前記収納部位側から延びるストラップを連結させて、配設され、
前記ストラップが、
前記後側部に連結させた先端部から離れた元部側を、前記後側部へ連結した前記先端部までの長さ寸法を調整可能な長さ調整手段に連結させるとともに、
前記長さ調整手段の調整により、膨張完了時の前記エアバッグにおける前記前側部の後面側と前記後側部の前面側との間の隙間状態として、前記後側部の後面側を前記乗員の胸部に対向可能な第1隙間状態と、該第1隙間状態より隙間を狭くする第2隙間状態との少なくとも2段階に調整されるように、配設されていることを特徴とする乗員保護装置。 - 前記エアバッグの前記後側部が、前記胸部を受止可能な胸部受止部と、該胸部受止部より先端に配置されて、前記乗員の頭部を受止可能な頭部受止部と、を備えて構成されていることを特徴とする請求項4に記載の乗員保護装置。
- 前記第1隙間状態に調整されている前記エアバッグの後側部が、先端に、前記ルーフに支持される支持部を配設させて、構成されていることを特徴とする請求項4若しくは請求項5に記載の乗員保護装置。
- 前記エアバッグが、車両の前席の上方に配設されるルーフエアバッグとして配設されるとともに、
前記前席の前方側の車体側部位に収納されて、作動時に、収納部位から着座した乗員の前方側に展開膨張する前エアバッグを備え、
膨張完了時の前記前エアバッグが、膨張完了時の前記ルーフエアバッグにおける前記前側部の前面側を支持可能に、配設されていることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の乗員保護装置。 - 前記ストラップが、
前記長さ調整手段の調整により、
膨張完了時の前記エアバッグにおける前記前側部の後面側と前記後側部の前面側との間の隙間状態として、前記第1隙間状態、前記第2隙間状態、及び、第1,2隙間状態以外の隙間状態、に調整できるように、配設されていることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018139834A JP6930504B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018139834A JP6930504B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乗員保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015424A JP2020015424A (ja) | 2020-01-30 |
JP6930504B2 true JP6930504B2 (ja) | 2021-09-01 |
Family
ID=69579946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018139834A Active JP6930504B2 (ja) | 2018-07-25 | 2018-07-25 | 乗員保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6930504B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11565647B2 (en) * | 2020-08-31 | 2023-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle occupant restraint system |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220026388A (ko) * | 2020-08-25 | 2022-03-04 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 에어백 시스템 및 제어방법 |
JP7298571B2 (ja) * | 2020-09-16 | 2023-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | ルーフエアバッグシステム及び車両 |
JP7314920B2 (ja) * | 2020-11-30 | 2023-07-26 | 豊田合成株式会社 | 乗員保護装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7607511B2 (en) * | 2005-07-07 | 2009-10-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | Vehicle passenger-restraining device and method |
KR20100127982A (ko) * | 2009-05-27 | 2010-12-07 | 현대자동차주식회사 | 도어 회전이 제한되는 루프 에어백 장치 |
DE102012213284A1 (de) * | 2012-07-27 | 2014-02-13 | Takata AG | Gassackanordnung für ein Fahrzeuginsassen-Rückhaltesystem |
JP6017270B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2016-10-26 | 芦森工業株式会社 | エアバッグ装置 |
JP6885046B2 (ja) * | 2016-07-12 | 2021-06-09 | Joyson Safety Systems Japan株式会社 | エアバッグ |
JP6759792B2 (ja) * | 2016-07-15 | 2020-09-23 | Joyson Safety Systems Japan株式会社 | 後席用エアバッグ |
-
2018
- 2018-07-25 JP JP2018139834A patent/JP6930504B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11565647B2 (en) * | 2020-08-31 | 2023-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle occupant restraint system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020015424A (ja) | 2020-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6930504B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
US11584326B2 (en) | Roof airbag system and vehicle | |
US20200023801A1 (en) | Occupant protection device | |
JP2021049898A (ja) | ファーサイドエアバッグ装置 | |
JP2003335206A (ja) | 乗員保護装置 | |
JP2008110660A (ja) | 車両用サイドエアバッグ装置 | |
JP7056508B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP6900868B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6958506B2 (ja) | シートクッションエアバッグ装置 | |
JPWO2006003749A1 (ja) | 腰部拘束用エアバッグ装置及びこれを用いたシートクッション装置 | |
JP6751581B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP7078742B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6836449B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP2019123446A (ja) | 車両用シート | |
WO2022071408A1 (ja) | 車両用シート装置 | |
KR102064843B1 (ko) | 자동차의 에어백 장치 | |
US6575494B1 (en) | Active head restraint with gas bag module | |
JP6960236B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
JP2021181305A (ja) | 乗物用シート | |
CN111086477B (zh) | 安全气囊装置 | |
JP6958454B2 (ja) | 車両用乗員保護装置 | |
US11865991B1 (en) | Overhead airbag cushions and related systems | |
JP4781699B2 (ja) | 車両用エアバッグ装置 | |
JP7381772B2 (ja) | シート内蔵エアバッグ装置 | |
JP2018172003A (ja) | 車両の乗員保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210713 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6930504 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |