JP2003312118A - パール調印刷物の印刷方法およびパール調印刷物 - Google Patents

パール調印刷物の印刷方法およびパール調印刷物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度の高いパール印刷の印刷方法およびパー
ル調印刷物を提供する。 【解決手段】 本発明の印刷方法は、パール調印刷物を
パールインキを用いて印刷する印刷方法において、パー
ル印刷版を重ね刷り印刷する際に、最上層に印刷するパ
ール印刷のパールインキのパール顔料の含有量を、先に
印刷するパールインキのパール顔料含有量よりも多くし
たことを特徴とする。本発明のパール調印刷物は、パー
ル調印刷物のパールインキ印刷部が、多層のパールイン
キ印刷層の刷り重ねにより構成され、かつ当該多層のパ
ールインキ印刷層のうち、最上層のパール印刷層14中
のパール顔料含有量が、下層のパール印刷層13中のパ
ール顔料含有量よりも多くなっていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パールインキを
使用する印刷方法とパール調印刷物に関する。詳しく
は、パールインキを使用して印刷する場合のパールイン
キの輝度を高める印刷技術であって、主として商品券や
証券、株券等の金券類、クレジットカード、定期券等の
カード類、その他の商業印刷物、書籍刊行物等の各種印
刷物に適用できる。
【0002】
【従来技術】パール顔料を含有する印刷用パールインキ
(真珠光沢のある印刷塗膜を得ることができるインキ)
はシルクスクリーン印刷用、あるいはグラビア印刷用イ
ンキとして従来から存在し、金券類やカード類の複写を
防止して高い偽造防止効果が得られることと、高度の意
匠性を付与できることから、従来よりこれら各種の印刷
物に使用されている。
【0003】このパールインキの先行技術に、特開平7-
34021号「オフセット印刷インク」や特開2001−240786
号「印刷用パールインキおよびパール調印刷物」があ
る。特開平7- 34021号には、真珠光沢顔料を含有する酸
化重合型の印刷用インクが開示されている。また、特開
2001−240786号は、紫外線硬化性等の不飽和結合を有す
るバインダー成分を用いたパールインキ、を提案してい
る。当該パールインキにより従来不可能であった、高速
輪転オフセット印刷やプラスチックシートへの印刷が可
能となるとのことである。平版印刷及び凸版印刷の場合
にはシルクスクリーン印刷やグラビア印刷の場合と比較
して、原理的にインキ転移量が少ないことから一般的と
される平版印刷条件よりもインキ転移量を多くする方法
や、複数回重ねて絵柄を印刷する方法でパール印刷絵柄
の輝度を増加させる必要がある。
【0004】一般的とされる印刷条件よりもインキ量を
多くして印刷した場合には、印刷版の画線部に付着した
パールインキが印圧によって非画線部へはみ出してしま
い、結果として用紙等の基材に形成される絵柄は太った
形状となってしまうため、絵柄としては太りが目立たな
くなるような工夫が必要となる。また、同一絵柄のパー
ルインキを複数回重ねて印刷し輝度を増加させる手法の
場合には、外観を損なわないよう、重ねて印刷する絵柄
どうしの見当がずれていないことが求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、輝度の
高いパール印刷をフレキソ印刷、凸版印刷、オフセット
印刷、グラビア印刷で実現するために各種の手法を試み
た結果、パール印刷をパール印刷版を2版用いて2度の
重ね刷りにより印刷することで、高いパール輝度が得ら
れることを見出し、本願出願人は先に、特願2002−0302
59号「パール調印刷物の印刷方法およびパール調印刷
物」を出願している。しかし、このようにパールインキ
を2度刷りする場合であっても、パール顔料が印刷層内
部に埋没しているよりも、印刷層表面に偏在しているこ
とが一層輝度向上に寄与できることを解明し、本発明の
完成に至ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、パール調印刷物をパールイン
キを用いて印刷する印刷方法において、パール印刷を重
ね刷り印刷する際に、最上層に印刷するパール印刷のパ
ールインキのパール顔料含有量を、先にに印刷するパー
ルインキのパール顔料含有量よりも多くしたことを特徴
とするパール調印刷物の印刷方法、にある。かかる印刷
方法であるため、パール輝度の高いパール調印刷物を印
刷できる。
【0007】上記パール調印刷物の印刷方法において、
印刷が、フレキソ印刷、凸版印刷、オフセット印刷、グ
ラビア印刷のいずれかであるようにでき、パールインキ
が紫外線硬化型インキ、酸化重合型インキ、蒸発乾燥型
インキ、浸透乾燥型インキのいずれかを用いたものであ
るようにすることができる。
【0008】本発明の要旨の第2は、パール調印刷物の
パールインキ印刷部が、多層のパールインキ印刷層の刷
り重ねにより構成され、かつ当該多層のパールインキ印
刷層のうち、最上層のパール印刷層中のパール顔料含有
量が、下層のパール印刷層中のパール顔料含有量よりも
多いことを特徴とするパール調印刷物、にある。かかる
印刷物であるため、パール輝度の高いパール調印刷物と
なる。
【0009】上記パール調印刷物において、パールイン
キが紫外線硬化型インキ、酸化重合型インキ、蒸発乾燥
型インキ、浸透乾燥型インキのいずれかを用いたもので
あるようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、パールインキを重ねて
印刷する場合に、特に最上層に印刷するパールインキの
パール含有量を高くすることで輝度を高めようとするも
のである。平版印刷や凸版印刷でパール印刷を行う上で
起こり易いトラブルの一つとして、パール顔料の転移が
悪く印刷機内のローラや版などに蓄積するパイリングと
いう現象がある。これはパール顔料が一般的な平版や凸
版印刷用インキに使用される顔料よりも粒径が大きいこ
とに起因し、安定した絵柄再現に悪影響を及ぼす現象で
ある。インキ中のパール顔料配合比を少なくすること
で、パイリングを軽微にすることができるが、同時に目
視輝度も低下することになる。従って、パール印刷を複
数回重ねて行う場合であれば、輝度により大きな影響を
及ぼす表層については前述のパイリング等による印刷ト
ラブルに注意しながら印刷する必要があるが、少なくと
も下層については顔料配合比の低いパールインキを使用
することで、目視輝度をそれほど低下させることなく印
刷トラブル発生の危険性を低減させることができる。
【0011】図1は、本発明の印刷方法により得られた
パール調印刷物の断面を示す図である。図1のように、
本発明のパール調印刷物1は、基材11の上に一般色印
刷インキによる印刷層12を介して、または介さずにパ
ールインキ第1印刷層13、第2印刷層14が刷り重ね
られている。本発明のパール調印刷物1の特徴は、パー
ルインキによる第2印刷層中におけるパール顔料含有量
が第1印刷層中におけるパール顔料含有量よりも多くな
っていることにある。
【0012】パール顔料が印刷層内部に埋没している場
合は、印刷層への入射光の一部が印刷層表面(空気とイ
ンキ樹脂分との界面)での反射やインキ樹脂による吸収
などにより、印刷層内部中のパール顔料に到達する光量
が少なくなるが、パール顔料が印刷層の表面に偏在して
いる場合には、入射光のより多くがパール顔料を照射す
ることになり、パール発色がより効率的に発現する。印
刷物としては、パール顔料の絶対使用量を抑制しながら
高いパール輝度を発現することができる。また、印刷中
トラブルが減少することで結果的に印刷品質も向上す
る。
【0013】このような印刷物は、まず、パール顔料含
有インキで第1印刷層13の印刷を行い、次いで、第1
印刷層を印刷するパールインキよりはパール含有量を多
くしたインキで第2印刷層14の印刷を行うことで製造
できる。一般色印刷インキによる印刷層12は必須のも
のでは無いが、色印刷インキ上にパールインキを刷り重
ねる場合は多い。パール顔料の含有量は、特開2001−24
0786号公報にも記載されるように、5〜60質量部の範
囲で可変であるが、第1印刷層を印刷するパールインキ
と第2印刷層を印刷するパールインキの顔料含有量は、
それ程大幅に変化させない数%程度の範囲内の相違であ
って良い。
【0014】パール顔料としては、古典的には真珠粉や
貝殻の内側部分の微粉等を使用したが、現在では微細な
フレーク(薄片)の外側を、金属酸化物もしくは金属酸
化物の混合物より被覆したものを使用する。微細なフレ
ークとしては、雲母、タルク、カオリン、オキシ塩化ビ
スマス、あるいは、ガラスフレーク、SiO2 フレー
ク、もしくは合成セラミックのフレーク等があり、これ
らの微細なフレークの外側を被覆する金属酸化物の例と
しては、TiO2 、Fe2 3 、SnO2 、CrO3
ZnOがある。これらの組合せの中でも、雲母、ガラス
フレーク、もしくはSiO2 フレークを、TiO2 被覆
および/またはFe2 3 被覆されたものが好ましい。
パール顔料の個々のフレークの大きさは、1〜100μ
mである。パールインキ用のパール顔料としては、上記
のものを自製してもよいが、メルク社製の商品名「Ir
iodin」、資生堂(株)製の商品名「インフィニッ
トカラー」等の市販品を使用することができる。
【0015】パール顔料はバインダー成分/パール顔料
の質量比で、25〜95/5〜60とすることができ
る。パール顔料が下限未満の配合量では、最も大きい粒
径のものを使用しても、印刷した後、パール光沢が得ら
れにくく、また、パール顔料が上限を超えるとインキ粘
度が上昇して、インキの流動性が失われ、印刷が困難と
なる。バインダー成分として、一個以上の不飽和結合を
有するモノマーもしくはオリゴマーの一種類以上からな
るアクリル酸、アクリレート、メタクリル酸、メタクリ
レート樹脂と上記パール顔料から調整したインキ組成物
を用いて印刷したときは、電子線を照射して硬化させる
ことができる。
【0016】ところで、このようなパールインキを用い
たフレキソ印刷、凸版印刷、オフセット印刷、グラビア
印刷は、パール印刷用途に開発されている各種のインキ
を選択して使用することができる。パールインキを主と
してインキの乾燥形態から分類すると、紫外線硬化型
インキ、酸化重合型インキ、蒸発乾燥型インキ、
浸透乾燥型インキ、に分類することができる。それぞ
れ、以下のような特徴がある。
【0017】(1)紫外線硬化型インキ この型のインキは、電磁波の一種である紫外線を照射す
ることで硬化するインキで、ビジネスフォーム、一般包
装材、プリント基板、各種コーティング等に用いられ
る。熱を加えられない印刷体の乾燥に適する。多官能モ
ノマーとアクリレートオリゴマーに増感剤が配合され、
紫外線が照射されると増感剤がラジカルを形成してオリ
ゴマー、モノマーの連鎖反応を起こす。顔料の紫外線吸
収の差によって硬化速度に影響があり、増感剤の量、組
み合わせを調整する必要がある、とされる。
【0018】高速オフ輪印刷用の紫外線硬化型インキと
して、特開2001−240786号公報は、「少なくとも、
(a)一個以上の不飽和結合を有するモノマーもしくは
オリゴマーの一種類以上からなるバインダー成分25〜
95重量部、および(b)パール顔料5〜60重量部と
を含む組成物からなることを特徴とする印刷用パールイ
ンキ。」を提案している。当該出願の技術に基づき、オ
リゴエステル系アクリレートやポリオール系アクリレー
トをバインダーとする印刷インキにより十分なパール光
沢と硬化皮膜を有する印刷物が得られている。当該イン
キは、紙、もしくはプラスチック等の任意の素材への印
刷が可能である。
【0019】この場合、印刷自体は通常の印刷と同様に
行ない、印刷後、排出側に予め設置しておいた、電子線
照射機もしくは紫外線照射機により、直ちに電子線もし
くは紫外線を照射して、インキ塗膜を硬化させることに
より、パール調印刷物を得ることができる。印刷後は、
インキが硬化済みであるため、枚葉印刷機でプラスチッ
クに印刷する場合も高速輪転機で紙もしくはプラスチッ
クフィルムに印刷する場合であっても、印刷物を積み重
ねたり、巻き取りしてもインキが貼り着くようなことは
ない。なお、プラスチックカード、プラスチックシート
への印刷の場合は、紫外線や電子線硬化型インキが使用
される場合が多い。
【0020】(2)酸化重合型インキ この型のインキは、ビヒクルの酸化重合による固化、不
溶化によって皮膜をつくるもので、乾性油ワニス・乾性
アルキドなどを含むインキがこの部類に入る。一般平版
インキ・凸版インキなどがその例である。平版インキ・
凸版インキには若干の高沸点石油を含むいわゆるクイッ
クセットインキもあるが、これらも最終的な乾燥は酸化
重合によるものである。この型のインキはオフセット印
刷に適用できるが、枚葉印刷や比較的低速の輪転印刷に
好適に用いられる。
【0021】(3)蒸発乾燥型インキ この型のインキは、ビヒクル中の溶剤の揮散によって固
体樹脂が皮膜をつくるものでグラビア、フレキソおよび
シルクスクリーンインキのある種のものがこれに該当す
る。常温で迅速に乾く特性がある。本発明では、アルコ
ール溶剤を使用するフレキソ紙印刷に好適に使用でき
る。
【0022】(4)浸透乾燥型インキ この型のインキは、インキ中の低粘度成分が被印刷材料
に浸透することにより、固着乾燥するインキをいい、紙
に印刷されたインキは印圧により浸透し、また印刷後も
徐々に浸透しセットする。この型のインキは印刷後ビヒ
クルの低粘度成分が紙中に浸透し、顔料は繊維間隙に固
着成分などにより固定される。したがって、多孔質で浸
透性の大きい中質紙、ザラ紙などへの印刷に用いること
が多い。
【0023】パール印刷に使用する被印刷基材として
は、印刷用に従来から使用されているコート紙、上質
紙、中質紙、OCR紙、MICR紙、ノーカーボン紙、
感熱紙、塗工紙、各種プラスチックフィルム、プラスチ
ックシート等を使用できる。
【0024】
【実施例】(実施例)市販のパール顔料を用い、下記に
示す組成(1)と組成(2)の紫外線硬化型インキを調
整した。なお、全固形成分に対するパール顔料の比率
は、組成(1)では、20.0%になり、組成(2)で
は、15.0%になる。 <紫外線硬化型インキ組成(1)> パール顔料(メルク社製、TiO2 被覆雲母、商品名「Iriodin」) 20重量部 オリゴエステル系アクリレート 68重量部 エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート 10重量部 芳香族系光重合開始剤 2重量部
【0025】 <紫外線硬化型インキ組成(2)> パール顔料(メルク社製、TiO2 被覆雲母、商品名「Iriodin」) 15重量部 オリゴエステル系アクリレート 73重量部 エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート 10重量部 芳香族系光重合開始剤 2重量部
【0026】このパールインキを、次の〜の組合せ
により、オフセット印刷機を用い枚葉コート紙(64g
/m2 )に印刷を行った。 上刷りインキ 組成(2)15%、下刷りインキ 組成(2)15% 上刷りインキ 組成(2)15%、下刷りインキ 組成(1)20% 上刷りインキ 組成(1)20%、下刷りインキ 組成(2)15% 上刷りインキ 組成(1)20%、下刷りインキ 組成(1)20% なお、インキの出し量、印刷速度等の印刷時の条件設定
は同一とした。
【0027】得られたパール印刷物の評価結果は、表1
のようになった。
【表1】
【0028】この結果から、重ねて印刷する場合には、
上刷り側に使用するパールインキのパール顔料配合比を
下刷り側より高くすることが目視輝度ではより良好とな
ることが確認できた。
【0029】本発明は、上述のような特徴を有するの
で、商品券、株券、入場券、乗車券、チケット類、およ
び証明書等の重要書類、およびキャッシュカード、クレ
ジットカード、定期券、IDカード等のカード類等の複
写防止機能および意匠性が要求される各種印刷物や、包
装材料、商業印刷物、書籍刊行物等の各種印刷物に使用
できる。
【0030】
【発明の効果】本発明の印刷方法によれば、パール印刷
を複数回重ねて印刷する場合であっても、少なくとも下
層のインキについては顔料配合比の低いパールインキを
使用することで、パイリング等に起因する印刷トラブル
を回避しつつ、目視輝度の高いパール調印刷物を印刷す
ることができる。本発明のパール調印刷物は、パール顔
料の絶対使用量を抑制しつつ高いパール輝度を発現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷方法により得られたパール調印
刷物の断面を示す図である。
【符号の説明】
1 パール調印刷物 11 基材 12 一般色印刷インキによる印刷層 13 パールインキ第1印刷層 14 パールインキ第2印刷層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B42D 15/10 B42D 15/10 501P 531 531C Fターム(参考) 2C005 HA04 HB13 JB17 JB22 KA40 2H113 AA01 AA06 BA01 BA03 BA05 BB02 BB08 BB22 BC09 BC10 CA39 CA40 DA07 FA43 4F100 AT00C BA03 BA07 BA10A BA10C CA13A CA13B CC02A CC02B GB71 HB31A HB31B JN22A JN22B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パール調印刷物をパールインキを用いて
    印刷する印刷方法において、パール印刷を重ね刷り印刷
    する際に、最上層に印刷するパール印刷のパールインキ
    のパール顔料含有量を、先にに印刷するパールインキの
    パール顔料含有量よりも多くしたことを特徴とするパー
    ル調印刷物の印刷方法。
  2. 【請求項2】 印刷が、フレキソ印刷、凸版印刷、オフ
    セット印刷、グラビア印刷のいずれかであることを特徴
    とする請求項1記載のパール調印刷物の印刷方法。
  3. 【請求項3】 パールインキが紫外線硬化型インキ、酸
    化重合型インキ、蒸発乾燥型インキ、浸透乾燥型インキ
    のいずれかを用いたものであることを特徴とする請求項
    1記載のパール調印刷物の印刷方法。
  4. 【請求項4】 パール調印刷物のパールインキ印刷部
    が、多層のパールインキ印刷層の刷り重ねにより構成さ
    れ、かつ当該多層のパールインキ印刷層のうち、最上層
    のパール印刷層中のパール顔料含有量が、下層のパール
    印刷層中のパール顔料含有量よりも多いことを特徴とす
    るパール調印刷物。
  5. 【請求項5】 パールインキが紫外線硬化型インキ、酸
    化重合型インキ、蒸発乾燥型インキ、浸透乾燥型インキ
    のいずれかを用いたものであることを特徴とする請求項
    4記載のパール調印刷物。
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