JP2003311693A - 磁気駆動型機構デバイスおよび磁気駆動型機構デバイス集合体 - Google Patents

磁気駆動型機構デバイスおよび磁気駆動型機構デバイス集合体

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JP2003311693A
JP2003311693A JP2002123088A JP2002123088A JP2003311693A JP 2003311693 A JP2003311693 A JP 2003311693A JP 2002123088 A JP2002123088 A JP 2002123088A JP 2002123088 A JP2002123088 A JP 2002123088A JP 2003311693 A JP2003311693 A JP 2003311693A
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magnetic
drive type
layer
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mechanical device
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Application number
JP2002123088A
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Naokuni Arima
尚邦 有馬
Tatsuro Kobayashi
達郎 小林
Yoichi Sato
洋一 佐藤
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Tokai University
Oki Sensor Device Corp
Original Assignee
Tokai University
Oki Sensor Device Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロマシン技術を用いて形成した金属の
積層構造を有する梁構造において、金属層間の残留応力
を緩和して反りを防止し、またコスト面で有利な機構デ
バイスを提供する。 【解決手段】 片持ち梁構造部31の梁部13bと、ニ
ッケル層32aと、耐エッチング層32bの多層構造部
分において、ニッケル層32aを金層(梁部31b)と
金層(耐エッチング層32b)で覆い、ニッケル層32
の上面側の金層(耐エッチング層32b)を金層(梁部
31b)よりも厚く形成する。なお、これら各層はフォ
トリソグラフィ法および電解メッキ法を用いて形成され
る。また、ニッケル層32aとこのニッケル層を覆う各
金層は、膨張率が近い材料となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気駆動のスイッ
チとして動作する磁気駆動型機構デバイスに関し、更に
詳しくはマイクロマシン技術を用いて構成され、小型で
集積化する際に好適な磁気駆動型機構デバイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気駆動型機構デバイスとしてリ
ードスイッチがある。図10は従来のリードスイッチの
構造を示す概略断面図である。リードスイッチ500
は、金、ロジウムなどの接点材がリード先端部にメッキ
された一対のリード片501をガラス管502内である
空隙を持たせ対向させ、該リード片501をガラス管5
02内に不活性ガスととも封入した構造を有している。
リード片501は磁性材料で構成され、プレス加工によ
って扁平状に成形されており、その一端がガラス管50
2の封着部分に支持されて片持ち梁構造を成している。
【0003】このように構成されたリードスイッチ50
0は、マグネットや電磁石による外部磁界が付加される
と、磁性材料から構成されたリード片501が磁化して
両リード片501が互いに引き寄せられて接触し、外部
磁界が消去されると、リード片501自身の弾性によっ
て非接触に戻ることにより開閉動作を行うようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の磁気駆動型機
構デバイスは、当該磁気駆動型機構デバイスが組み込ま
れる機器の小型化のため、磁気駆動型機構デバイスに対
しても小型化の要請が高まっている。しかしながら、従
来のリードスイッチ500では、リード片501を動作
させるための磁界発生源としてマグネットや電磁石を使
用しているため、小型化に限界があった。
【0005】また、リード片501のプレス寸法的な限
界やガラス管封着部長さの確保などの製造上の問題によ
り、サイズ的に限界があり、現状ではガラス管長5mm
程度が量産できる最小のサイズとされており、更なる小
型化が困難であった。
【0006】また、マグネットまたは電磁石を必要とす
るため、リードスイッチ500本体の製作費とは別にコ
ストが掛かり、コスト面でも問題があった。
【0007】また、リードスイッチ500を集積化して
集合体を構成しようとした場合、各リードスイッチ50
0それぞれに各リードスイッチ500駆動用のマグネッ
トまたは電磁石が必要となる。この場合、あるリードス
イッチ500駆動させるためのマグネットまたは電磁石
から発生する磁界が他のリードスイッチ500にも影響
するなどして、個々のリードスイッチ500を選択的に
駆動するのが困難であった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、マグネットや電磁石を用いることなくスイッ
チ動作が可能で、且つマイクロマシン技術を用いること
により小型化および集積化を実現し、しかもコスト面で
有利な磁気駆動型機構デバイスを提供し、また、集積化
した場合に個々の磁気駆動型機構デバイスの選択駆動が
可能な磁気駆動型機構デバイス集合体を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気駆動型
機構デバイスは、基板上に設けられ、第1の磁性層を導
電層で覆った構成の下部電極と、基板上に下部電極に隣
接して設けられた駆動線と、基板の上面に底面が接触す
る基部およびこの基部に支持された梁部を有し、この梁
部が下部電極に対向するように基板上に配置され、導電
性材料で構成された片持ち梁構造部と、梁部上に設けら
れ、駆動線に電流を流すことによって発生する磁界によ
って第1の磁性層とともに磁化し、梁部を下部電極側に
引き寄せて接触させることが可能な磁気吸引力を下部電
極との間に発生させるための第2の磁性層を含む磁性体
部とを有し、下部電極、片持ち梁構造部および磁性体部
のそれぞれが、フォトリソグラフィ法によってフォトレ
ジスト膜に形成された開口パターン部分に、電解メッキ
法によって所定の層を積層し、フォトレジスト膜を除去
することにより形成されたものである。
【0010】本発明においては、フォトリソグラフィ
法、電解メッキ法およびエッチング法を用いてそれぞれ
形成された第1の磁性層を有する下部電極と、片持ち梁
構造部および磁性体部で構成される上部電極とが、駆動
線に電流を流すことによって発生する磁界によって接触
し、電流を流すことを停止して磁界が消滅すると非接触
に戻る。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の磁気駆動型機構デバイスを示す図で、
(a)は断面図、(b)は平面図である。図2は図1の
磁気駆動型機構デバイスの概略斜視図である。
【0012】磁気駆動型機構デバイス100は、基板1
と、下部電極2と、上部電極3と、駆動線4とを備えて
いる。
【0013】基板1は、ガラスエポキシ樹脂で構成され
た絶縁基板11上に、導電性材料としての銅箔12が貼
着されたいわゆるプリント基板で、銅箔12は、半導体
プロセス(フォトリソグラフィ)によるパターンニング
後、銅箔12のエッチング液である塩化第二鉄でウェッ
トエッチングが行われ、これにより不要な銅箔部分が除
去されて配線パターンが形成されており、その配線パタ
ーン上に下部電極2、上部電極3が電気的に接続されて
いる。なお、以下では適宜、銅箔12のうち、下部電極
2に接触する部分を下部電極用銅箔12a、上部電極3
に接触する部分を上部電極用銅箔12b、駆動線4を構
成する銅箔部分を駆動線用銅箔12cとして区別するこ
とにする。
【0014】下部電極2は、下部電極用銅箔12aの表
面全体を磁性層としてのニッケル層21で覆い、更にそ
のニッケル層21の表面全体を導電層22で覆った構成
を有している。ニッケル層21および導電層22はそれ
ぞれ以下に詳述する半導体プロセス(フォトリソグラフ
ィ法)および電解メッキ法を用いて形成されており、導
電層22は金(接点材料)で構成されている。ここで、
金は、腐食に強いことから、金でニッケル層21を覆う
ことによりニッケル層21の酸化を防止でき、また、導
電層22自身の酸化も防止できて、接触抵抗の上昇が防
止されて初期の導電性を維持でき、接点性能の安定化を
図ることが可能となっている。また、この導電層22を
構成する材料には、本発明の磁気駆動型機構デバイス1
00の製造時の最終工程(後述する)におけるウェット
エッチングの際に、ニッケル層21が浸食されないよう
に保護する役割も必要とされていることから、その面か
らも、最終工程のウェットエッチングで用いるエッチン
グ液(ここでは塩化第二鉄)に対して耐エッチング性を
有する金が用いられている。
【0015】上部電極3は、フォトリソグラフィ法およ
び電解メッキ法を用いてそれぞれ形成された片持ち梁構
造部31と、磁性体部32とを有している。片持ち梁構
造部31は、上部電極用銅箔12b上にその底面が接触
する基部31aと、該基部31aに支持された梁部31
bとで構成され、耐エッチング性を有する導電性材料で
ある金(接点材料)で構成されている。なお、基部31
aは、上部電極用銅箔12bの表面全体を覆うように構
成されている。
【0016】ここで、接点材料として金を用いることに
より、上述したように接点性能安定化を図ることが可能
となる。また、金は硬度が低く柔軟性のある材料である
ことから、片持ち梁構造部31を金で構成することによ
り、以下に詳述するが、梁部31bを磁力によって下部
電極2側に引き寄せる際に、微少な磁力でも動作するこ
とが可能となり、よって、高感度の磁気駆動型機構デバ
イス100を構成することが可能となる。また、磁気駆
動型機構デバイス100の製造に際する最終工程(後述
する)におけるウェットエッチングに対し、耐性が必要
である面からも、金が用いられている。また、上部電極
用銅箔12bの側面を片持ち梁構造部31の基部31a
によって覆った構成であることから、最終工程における
ウェットエッチングに際し、上部電極用銅箔12bがエ
ッチングされるのを防止できるようになっている。
【0017】磁性体部32は、磁性層としてのニッケル
層32aの表面全体を耐エッチング層32bで覆った構
成となっている。このニッケル層32aおよび耐エッチ
ング層32bはそれぞれフォトリソグラフィ法および電
解メッキ法を用いて形成されており、該耐エッチング層
32bは金で構成されている。耐エッチング層32bに
金を用いることにより、上述したようにニッケル層32
aの酸化を防止でき、また、磁気駆動型機構デバイス1
00の製造時の最終工程(後述する)におけるウェット
エッチングに際し、ニッケル層32aがエッチングされ
ないように保護することができる。
【0018】このように構成された上部電極3は、下部
電極2との電気的接触が成されるように、梁部31bが
磁力によって下方に撓んだ場合に、梁部31bの先端部
が下部電極2と接するような配置および寸法で基板1上
に形成されている。なお、以下では、磁気駆動型機構デ
バイス100において、下部電極2と上部電極3を磁気
駆動型スイッチ部SWと呼ぶことにする。
【0019】駆動線4は、基板1において駆動線用にパ
ターン化された駆動線用銅箔12cで構成され、耐エッ
チング層41で覆われた構成となっている。この駆動線
4は下部電極2の近傍にY方向に形成されている。耐エ
ッチング層41は電解メッキ装置によって形成され、金
で構成されている。この耐エッチング層41に金を用い
ることにより、上述と同様に、駆動線用銅箔12cの酸
化を防止するとともに、磁気駆動型機構デバイス100
の製造に際する最終工程(後述する)におけるウェット
エッチングで駆動線用銅箔12cがエッチングされない
ように保護することができる。
【0020】なお、下部電極2、上部電極3および駆動
線4は、それぞれその上面が基板面と平行になるように
基板1上に形成されている。
【0021】ここで、本実施形態において磁気駆動型機
構デバイス100の各部の寸法は以下の通りである。す
なわち、基板1は、長さ2cm,幅1.5cmで、銅箔
部分の厚みが9μm、下部電極2の長さ,幅,厚みはそ
れぞれ1300μm,900μm,11μm(この厚み
は銅箔の厚み9μmを含むもので、その他の内訳はニッ
ケル層21の厚み1μm、導電層22の厚み1μm)、
片持ち梁構造部31の梁部31bの長さ,幅,厚みはそ
れぞれ1000μm,150μm,1μm、基部31a
の長さ,幅,厚みはそれぞれ1000μm,800μ
m,10μm(この厚みは銅箔の厚み9μmを含むもの
で、金で構成されている部分が1μmである)。磁性体
部32の長さ,幅,厚みはそれぞれ700μm,60μ
m,12μm(ニッケル層32aの厚み10μm、耐エ
ッチング層32bの厚み2μm)である。
【0022】なお、図1は磁気駆動型機構デバイス10
0の構成を明らかにする主旨のものであり、以上の寸法
に従ったものではない。また、片持ち梁構造部31の厚
みが10μmで、下部電極2の厚みが11μmである
が、本発明者らが実際に製作した磁気駆動型機構デバイ
ス100では、梁部31bが若干上方に向けて湾曲して
いるため、片持ち梁構造部31の梁部31bと下部電極
2とは常時は(磁界が働いていないときは)離間した状
態となっている。
【0023】次に、磁気駆動型機構デバイス100の動
作を説明する。駆動線4に電流を流すと、磁界42が発
生し、この磁界42によって上部電極3のニッケル層3
2a及び下部電極2のニッケル層21が磁化して上部電
極3側のニッケル層32a及び下部電極2側のニッケル
層21間に磁気吸引力が生じる。これにより、上部電極
3の梁部31bが下部電極2側に引き付けられ、梁部3
1bの先端部が下部電極2に接触してスイッチONす
る。そして、駆動線4への電圧の印加を停止すると、磁
界42が消滅し、ニッケルは残留磁化率が低いことか
ら、磁界42の消滅によってニッケル層32a、21間
の磁気吸引力も消滅する。すると、梁部31bは自身の
弾性力によって非接触に戻りスイッチOFFとなる。
【0024】次に、図1に示した磁気駆動型機構デバイ
スの製造方法について説明する。この磁気駆動型機構デ
バイス100は、マイクロマシン技術を用いて製造さ
れ、マイクロマシン技術には、IC、LSIなどの製作
で用いられる半導体プロセス(フォトリソグラフィ)お
よび電解メッキを使用する。以下、その製造方法につい
て詳細に説明する。
【0025】図3〜図7は、磁気駆動型機構デバイスの
製造方法の説明図である。以下、各図を順に説明する。
【0026】図3は銅箔の配線パターンの製造過程を示
す図で、(a)〜(d)は断面図、(e)は(d)の平
面図である。まず、(a)に示す加工前の基板1上に、
(b)基板1の表面にフォトレジスト膜43を塗布し、
フォトレジスト膜43をマスクアライナーで露光し、現
像液で現像して、銅箔12において配線パターンとなる
部分以外の部分を露出(開口)させた開口パターン44
を形成する(フォトリソグラフィ工程)。そして、
(c)塩化第二鉄でウェットエッチングを行い、開口パ
ターン44に対応する銅箔12部分すなわちフォトレジ
スト膜43でマスクされていない部分を除去して絶縁基
板11を露呈させ、(d)(e)フォトレジスト膜43
を除去して(フォトレジスト膜除去工程)、銅箔12上
に下部電極用銅箔12a、上部電極用銅箔12b、駆動
線用銅箔12cを有する配線パターンを形成する。
【0027】図4(a)〜(f)は下部電極の製造過程
を示す図である。次いで、(a)基板1の表面にフォト
レジスト膜51を塗布し、フォトレジスト膜51をマス
クアライナーで露光し、現像液で現像して、フォトレジ
スト膜51にニッケル層形成用の開口パターン61を形
成する(フォトリソグラフィ工程)。そして、(b)こ
の開口パターン61部分に電解メッキ装置によりニッケ
ル21を積層する。この電解メッキの際、ニッケル層2
1は、下部電極用銅箔12aの表面全体を覆うように積
層される。そして、(c)フォトレジスト膜51を除去
し、(c)ニッケル層21を含む基板1上にフォトレジ
スト膜52を塗布し、(d)フォトレジスト膜52にニ
ッケル層21を覆う導電層用の開口パターン61aおよ
び駆動線4を覆う耐エッチング膜形成用の開口パターン
62を形成して(フォトリソグラフィ工程)、(e)開
口パターン61aに電解メッキ装置により金22を積層
するとともに、開口パターン62に耐エッチング層とし
ての金41を積層し(電解メッキ工程)、(f)フォト
レジスト膜51を除去する(フォトレジスト膜除去工
程)。その結果、ニッケル層21の表面全体を金22で
覆った構成の下部電極2が形成され、また、駆動線4と
なる駆動線用銅箔12cが金41で覆われる。
【0028】図5及び図6は上部電極の製造過程を示す
図である。まず、図5(a)下部電極2を含む基板1上
にフォトレジスト膜53を塗布し、フォトレジスト膜5
3をマスクアライナーで露光し、現像液で現像して、フ
ォトレジスト膜53に犠牲層形成用の開口パターン63
を形成する(フォトリソグラフィ工程)。そして、
(b)この開口パターン63部分に電解メッキ装置によ
りニッケル71を積層して(電解メッキ工程)、(c)
フォトレジスト膜53を除去して(フォトレジスト膜除
去工程)、基板1および下部電極2上に犠牲層71を形
成する。
【0029】ついで、同様に(d)下部電極2および犠
牲層71を含む基板1上にフォトレジスト膜54を塗布
し、フォトレジスト膜54をマスクアライナーで露光
し、現像液で現像して、フォトレジスト膜54に片持ち
梁状の構造層形成用の開口パターン64を形成する(フ
ォトリソグラフィ工程)。そして、(e)この開口パタ
ーン64部分に電解メッキ装置により金31を積層する
(電解メッキ工程)。この電解メッキの際、構造層31
は上部電極用銅箔12bとの接触面において、上部電極
用銅箔12bの表面全体を覆うように積層される。そし
て、(f)フォトレジスト膜54を除去して(フォトレ
ジスト膜除去工程)、基板1および犠牲層71上に構造
層31を形成する。
【0030】そして、図6(a)下部電極2、犠牲層7
1および構造層31を含む基板1上にフォトレジスト膜
55を塗布し、フォトレジスト膜55をマスクアライナ
ーで露光し、現像液で現像して、フォトレジスト膜55
に上部電極3(図1参照)の磁性層形成用の開口パター
ン65を形成する(フォトリソグラフィ工程)。そし
て、(b)この開口パターン65部分に電解メッキ装置
によりニッケル32aを積層して(電解メッキ工程)、
(c)フォトレジスト膜55を除去して(フォトレジス
ト膜除去工程)、基板1上にニッケル層32aを形成す
る。
【0031】ついで、(d)下部電極2、犠牲層71、
構造層31およびニッケル層32aを含む基板1上にフ
ォトレジスト膜56を塗布し、フォトレジスト膜56を
マスクアライナーで露光し、現像液で現像して、フォト
レジスト膜56に耐エッチング層32b形成用の開口パ
ターン66を形成する(フォトリソグラフィ工程)。そ
して、(e)この開口パターン66部分に電解メッキ装
置により金32bを積層して(電解メッキ工程)、
(f)フォトレジスト膜56を除去して(フォトレジス
ト膜除去工程)基板1上にニッケル層32aの表面全体
を金32bで覆った構成の磁性体部32を形成する。
【0032】そして、最終工程として塩化第二鉄をエッ
チング液として用いてウェットエッチングを行うことに
より、犠牲層71と、基板1において不要な銅箔12部
分とが選択的に除去される。その結果、図1に示したよ
うな磁気駆動型機構デバイス100が製作される。
【0033】以上のように本実施の形態1によれば、マ
イクロマシン技術を用いることにより、数ミクロン単位
まで小型に構成できる磁気駆動型機構デバイス100を
得ることができ、また、この磁気駆動型機構デバイス1
00を駆動させるための磁界発生源を配線パターンの一
部、すなわち駆動線用銅箔12cで構成される駆動線4
としたため、従来のマグネットや電磁石を用いたものに
比べて、小型化、集積化、低コスト化を図ることが可能
となる。
【0034】また、片持ち梁構造部31を金で構成して
いるため、上述したように微少な磁力にでも動作するこ
とのできる感度の高い磁気駆動型機構デバイス100を
構成できる。
【0035】また、従来のリードスイッチに比べてリー
ド片の加工などが必要無く、半導体プロセス(フォトリ
ソグラフィ)と電解メッキだけで製造できるため、基板
1上での製作が可能となり、よって、マイクロ単位まで
設計値を小さくすることで一基板1上に複数(数十個、
数百個など)の機構デバイスを製作することができ、大
量生産も可能となる。
【0036】また、この大量生産に際し、上記のフォト
リソグラフィ工程において、基板1上に所定層用の開口
パターンを適宜離間して複数形成し、各開口パターン部
分に電解メッキを行い、その後、フォトレジスト膜をエ
ッチングによって除去して所定層を形成する作業を繰り
返すことにより、複数の機構デバイスを同時に製作で
き、製造時間を短時間化することが可能となる。このよ
うに、集積化し、大量生産することで生産コスト削減に
も寄与できる。
【0037】また、磁気駆動型機構デバイス100の製
造に際し、化学的蒸着(CVD:Chemical Vapor Depositi
on)や物理的蒸着(PVD:Physical Vapor Deposition)
(スパッタリング法、蒸着法)など、時間のかかる製造
プロセスがないため、製造時間を短縮できる。
【0038】ところで、現在、マイクロマシンの製作は
シリコン基板上で行われるのが一般的であるが、本発明
の片持ち梁構造を備えた機構デバイスは、プリント基板
上で製作するため、基板材料の面でも、シリコン基板に
比べてコスト削減が期待できる。
【0039】また、プリント基板は、シリコン基板を用
いる場合に必要となる電気炉熱酸化法による絶縁層(酸
化膜)の形成工程が不要であるため、製造コストを低減
でき、またこの絶縁層の形成は時間の掛かるプロセスで
あることから、このプロセスが不要となることにより製
造時間短縮にも寄与できる。
【0040】なお、本実施の形態1では、基板1におい
て下部電極2および上部電極3の形成面側に駆動線4を
形成した場合を例示して説明してきたが、反対側の面
(裏面)に形成してもよく、また、基板1とは別の基板
(プリント基板)に形成し、両基板を多層構造となるよ
うに張り合わせてもよく、要するに駆動線4から発生す
る磁界によって磁気駆動型機構デバイス100を動作さ
せることが可能な場所であれば、その形成場所は任意で
ある。
【0041】また、図1では、1つの駆動線4に対して
1つの磁気駆動型スイッチ部SWを動作させる場合を例
示して説明してきたが、図7に示すように、基板1上に
複数の磁気駆動型スイッチ部SWを形成し、これをグル
ープ分けして各グループG1,G2を構成し、各グルー
プG1,G2毎にそれぞれその近傍に駆動線4a,4b
を設けて、駆動線1つで対応グループ内の複数磁気駆動
スイッチ部SWをまとめて動作させるようにしてもよ
い。
【0042】実施の形態2.本実施の形態2は図1に示
した磁気駆動型機構デバイス100の磁気駆動型スイッ
チ部SWを基板1上にマトリックス状に集積配置し、個
々の磁気駆動型スイッチ部SWを選択的に動作させるこ
とが可能な磁気駆動型機構デバイス集合体に関するもの
である。
【0043】図8は本実施の形態2の磁気駆動型機構デ
バイス集合体を示す図、図9は図8の磁気駆動デバイス
集合体の一部の拡大概略斜視図である。なお、図9にお
いて磁性体部32は省略されている。この磁気駆動型機
構デバイス集合体200では、図1と同様の構成の磁気
駆動型スイッチ部SWが、基板1上にX方向にn個(こ
こではn=2)、Y方向にm個(ここではm=4)のマ
トリックス状に集積配置されている。なお、以下では、
複数の磁気駆動型スイッチ部SWのうち、m行n列に配
置された磁気駆動型スイッチ部SWを示すときは、磁気
駆動型スイッチ部SWmnと符号を付すことにする。
【0044】X1〜Xmは、マトリックス状に配置され
た磁気駆動型スイッチ部SWの各行にそれぞれ対応して
設けられたX方向駆動線で、磁気駆動型スイッチ部SW
のY方向の配置間隔に対応する所定間隔で基板1の上面
側に形成されている。Y1〜Ynは、マトリックス状に
配置された磁気駆動型スイッチ部SWの各列にそれぞれ
対応して設けられたY方向駆動線で、X方向駆動線X1
〜Xmにそれぞれ交差するように、基板1の裏面側に磁
気駆動型スイッチ部SWのX方向の配置間隔に対応する
所定間隔で形成されている。
【0045】X方向駆動線X1〜Xmは、それぞれX方
向に配列された磁気駆動型スイッチ部SWのm個の行の
中から対応する行を選択するための磁界を発生させ、Y
方向駆動線Y1〜Ynは、それぞれY方向に配列された
の磁気駆動型スイッチ部SWのn個の列の中から対応す
る列を選択するための磁界を発生させるもので、X方向
駆動線XmおよびY方向駆動線Ynに電流を流すことに
より、X方向駆動線XmとY方向駆動線Ynの交差部に
磁界を発生させ、その磁界を用いてm行n列に配置され
た磁気駆動型スイッチSWmnを選択的に駆動するもの
である。以下にその駆動動作について図9を参照して詳
細に説明する。
【0046】いま、磁気駆動型スイッチ部SW42を動
作させる場合について考える。この場合、X方向駆動線
X4に図示右上から左下方向に電流を流すことにより、
磁気駆動型スイッチSW42に下向き(紙面上方から下
向きに紙面に直交する方向)の磁界42aが与えられ、
また、Y方向駆動線Y2に図示左上から右下方向に電流
を流すことにより、磁気駆動型スイッチSW42に、上
記と同様に下向き(紙面上方から下向きに紙面に直交す
る方向)の磁界42bが与えられる。
【0047】このようにX方向駆動線X4およびY方向
駆動線Y2の交差部において磁気駆動型スイッチ部SW
42に同一方向(ここでは下向き)の磁界を与えられる
と、この磁界によって上部電極3のニッケル層32a
(図1参照)及び下部電極2のニッケル層21(図1)
が磁化し、ニッケル層32aとニッケル層21との間
に、梁部31bの先端部を下部電極2側に引き寄せて接
触させるのに十分な磁気吸引力が発生する。これによ
り、上部電極3の梁部31bが下部電極2側に引き寄せ
られ、梁部31bの先端部が下部電極2に接触してスイ
ッチONする。そして、X方向駆動線X4およびY方向
駆動線Y2の一方または両方に電流を流すのを停止する
ことにより、磁気駆動型スイッチ部SW42に与えられ
る磁界42a,42bの一方または両方を消滅させる。
すると、ニッケルは残留磁化率が低いことから、ニッケ
ル層32a、21間の磁気吸引力が弱まるまたは消滅す
る。すると、梁部31bは自身の弾性力によって非接触
に戻りスイッチOFFとなる。
【0048】ここで、磁気駆動型スイッチ部SW42
は、X方向駆動線X4またはY方向駆動線Y2の何れか
一方に電流を流した場合の磁界による磁気吸引力ではス
イッチ動作が行えないように設計されている。このた
め、X方向駆動線X4またはY方向駆動線Y2の一方に
電流を流すのを停止することにより、磁気駆動型スイッ
チ部SW42を非接触に戻してOFFとすことが可能と
なっている。なお、他の磁気駆動型スイッチ部SWも同
様の設計とされている。
【0049】このように本実施の形態によれば、駆動さ
せたい磁気駆動型スイッチ部SWmnに対応するX方向
駆動線XmとY方向駆動線Ynに所定方向の電流を流
し、その交差部において磁気駆動型スイッチ部SWmn
に対し、同一方向の磁界を与えることにより、その磁界
により、対応の磁気駆動型スイッチ部SWmnを動作さ
せることができる。従って、m×n個の磁気駆動型スイ
ッチ部SWmnのそれぞれを選択的に駆動させることが
可能となる。
【0050】なお、ここでは、磁気駆動型スイッチ部S
Wmnに、両駆動線Xm,Ynから下向きの磁界を与え
るとして説明したが、上向きの磁界を与えるようにして
もよい。
【0051】また、X方向駆動線X1〜XmおよびY方
向駆動線Y1〜Ynのそれぞれを同一基板の上面または
裏面にそれぞれ形成するとして説明したが、一方の駆動
線側例えばY方向駆動線Y1〜YnをX方向駆動線X1
〜Xmを形成した基板1とは別の基板に形成し、両基板
を多層構造となるように張り合わせるようにしてもよ
い。この場合、Y方向駆動線Y1〜Ynを形成した別の
基板においてY方向駆動線Y1〜Ynを形成した側の面
を、X方向駆動線X1〜Xmを形成した基板1の底面側
に向けて張り合わせる構成が磁気駆動型スイッチ部SW
に十分な磁力を与える点から好ましいが、X方向駆動線
X1〜XmおよびY方向駆動線Y1〜Ynによって発生
する磁界によって選択的に磁気駆動型スイッチ部SWを
駆動できる構成であれば、各駆動線の設置位置は特に制
限はない。
【0052】また、所定の磁気駆動型スイッチ部SWm
nを駆動させる場合にX方向駆動線XmおよびY方向駆
動線Ynに電流を流すタイミングは任意であり、その磁
気駆動型スイッチ部SWmnを駆動させるためのX方向
駆動線XmおよびY方向駆動線Ynに同時に電流を流す
ようにしてもよいし、予め例えばX方向駆動線X1〜X
mの全てに電流を流しておき、駆動させたい時に、対応
のY方向駆動線Ynに電流を流すようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、フ
ォトリソグラフィ法と電解メッキ法を用いた製造方法に
よって製作することで小型に構成できることに加え、ス
イッチ動作を行うために必要な磁界発生源を、従来のマ
グネットや電磁石に変えて駆動線としたので、更なる小
型化が可能となり、また集積化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の磁気駆動型機構デバイ
スを示す図である。
【図2】図1の磁気駆動型機構デバイスの斜視図であ
る。
【図3】銅箔の配線パターンの製造過程を示す図であ
る。
【図4】下部電極の製造過程を示す図である。
【図5】上部電極の製造過程を示す図(その1)であ
る。
【図6】上部電極の製造過程を示す図(その2)であ
る。
【図7】磁気駆動型スイッチ部を複数形成した磁気駆動
型機構デバイスを示す図である。
【図8】本実施の形態2の磁気駆動型機構デバイス集合
体を示す図である。
【図9】図8の磁気駆動デバイス集合体の一部の拡大斜
視図である。
【図10】従来のリードスイッチの構造を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 下部電極 3 上部電極 4 駆動線 11 絶縁基板 12 銅箔 43,51〜56 フォトレジスト膜 21 ニッケル層(第1の磁性層) 22 導電層(第1の導電層) 31 片持ち梁構造部(構造層) 31a 基部 31b 梁部 32 磁性体部 32a ニッケル層(第2の磁性層) 32b,41 耐エッチング層 42,42a,42b 磁界 44,61,61a,62〜66 開口パターン 71 犠牲層 SW 磁気駆動型スイッチ部 100 磁気駆動型機構デバイス 200 磁気駆動型機構デバイス集合体
フロントページの続き (72)発明者 小林 達郎 東京都八王子東浅川町550番地の1 株式 会社沖センサデバイス内 (72)発明者 佐藤 洋一 東京都港区高輪2丁目3番23号 学校法人 東海大学短期大学部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられ、第1の磁性層を導電
    層で覆った構成の下部電極と、 前記基板上に前記下部電極に隣接して設けられた駆動線
    と、 前記基板の上面に底面が接触する基部および該基部に支
    持された梁部を有し、該梁部が前記下部電極に対向する
    ように前記基板上に配置され、導電性材料で構成された
    片持ち梁構造部と、 前記梁部上に設けられ、前記駆動線に電流を流すことに
    よって発生する磁界によって前記第1の磁性層とともに
    磁化し、前記梁部を前記下部電極側に引き寄せて接触さ
    せることが可能な磁気吸引力を前記下部電極との間に発
    生させるための第2の磁性層を含む磁性体部とを有し、 前記下部電極、前記片持ち梁構造部および前記磁性体部
    のそれぞれが、フォトリソグラフィ法によってフォトレ
    ジスト膜に形成された開口パターン部分に、電解メッキ
    法によって所定の層を積層し、前記フォトレジスト膜を
    除去することにより形成されたものであることを特徴と
    する磁気駆動型機構デバイス。
  2. 【請求項2】 前記下部電極は前記第1の磁性層の表面
    全体を導電性を有する第1の耐エッチング層で覆われ、
    また、前記磁性体部は前記第2の磁性層の表面全体を第
    2の耐エッチング層で覆われ、さらに、前記駆動線は第
    3の耐エッチング層で覆われてなることを特徴とする請
    求項1記載の磁気駆動型機構デバイス。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2,第3の耐エッチング層
    は金で構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    磁気駆動型機構デバイス。
  4. 【請求項4】 前記基板は、絶縁基板表面に設けられた
    導電箔がフォトリソグラフィ法により配線パターン化さ
    れてなり、前記駆動線は前記配線パターンの一部の導電
    箔より構成されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れかに記載の磁気駆動型機構デバイス。
  5. 【請求項5】 前記基板は、ガラスエポキシ樹脂基板表
    面に銅箔で配線パターンが形成されたプリント基板であ
    ることを特徴とする請求項4記載の磁気駆動型機構デバ
    イス。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
    磁気駆動型機構デバイスの前記片持ち梁構造部および前
    記磁性体部で構成される上部電極と、前記下部電極とで
    構成される磁気駆動型スイッチ部を前記基板上にm行n
    列のマトリックス状に配置し、且つ、前記駆動線を、前
    記マトリックス状に配列された前記磁気駆動型スイッチ
    部のm個の各行にそれぞれ対応するm本のX方向駆動線
    と、n個の各列にそれぞれ対応し、且つ前記X方向駆動
    線に交差する方向に延び、前記X方向駆動線に離間して
    対向配置されたn本のY方向駆動線とで構成して、X方
    向駆動線およびY方向駆動線に電流を流すことにより対
    応の行と列に配置された前記磁気駆動型スイッチ部を選
    択的に駆動することを特徴とする磁気駆動型機構デバイ
    ス集合体。
  7. 【請求項7】 前記各磁気駆動型スイッチ部は、それぞ
    れ配置行に対応する前記X方向駆動線および配置列に対
    応する前記Y方向駆動線の交差部近傍にそれぞれ配置さ
    れ、前記X方向駆動線および前記Y方向駆動線に所定方
    向の電流を流し、その交差部近傍において、対応の磁気
    駆動型スイッチ部に同一方向の磁界を与えることにより
    対応の前記磁気駆動型スイッチ部を選択的に駆動するこ
    とを特徴とする請求項6記載の磁気駆動型機構デバイス
    集合体。
  8. 【請求項8】 前記基板の一方の面に前記X方向駆動線
    が設けられ、他方の面に前記Y方向駆動線が設けられて
    いることを特徴とする請求項6または請求項7記載の磁
    気駆動型機構デバイス集合体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075936A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Oki Sensor Device Corp 機構デバイス
JP2016177991A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 アルプス電気株式会社 磁気リードスイッチの製造方法
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CN113562687A (zh) * 2021-07-23 2021-10-29 中国科学院空天信息创新研究院 一种磁阻运动调制的低频mems磁阻传感器制作方法

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