JP2003311423A - 電極の清掃装置 - Google Patents
電極の清掃装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/32—Accessories
- B23K9/328—Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives
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Abstract
チップの先端部に堆積したスパッターを簡単かつ確実に
除去することができる電極の清掃装置を提供すること。 【解決手段】 チップホルダー11の先端に装着したコ
ンタクトチップ12の周りを円筒状のガスノズル13で
覆った電極10の清掃装置であって、基台1上に前記ガ
スノズル13の内部に堆積したスパッターを除去する第
1の清掃具31と、ガスノズル13の外部に堆積したス
パッターを除去する第2の清掃具32とを設けた。
Description
スノズルの内外部、およびチップの先端部に堆積したス
パッターを簡単に除去することができる電極の清掃装置
に関するものである。
種部品をスポット的に連結する手段としてアーク溶接が
広く利用されている。このアーク溶接に使用される電極
としては、チップホルダーの先端に装着したコンタクト
チップの周りを円筒状のガスノズルで覆ったものが一般
的に用いられている。一方、電気溶接を継続している
と、前記ガスノズルの内外部やコンタクトチップの先端
部にスッパターと称される溶接屑や塵等の付着物が堆積
し、このスパッターが正確に溶接処理を行うのを邪魔す
るおそれがあるため、定期的に電極を取り外して清掃す
るか、若しくは電極を新しいものに交換する必要があっ
た。
トアーム等の装置より取り外した後、更にガスノズルと
コンタクトチップを分解し、それぞれを人手によってブ
ラッシングする等の作業が必要で、面倒なうえに完全な
清掃も難しく、また長時間要するという問題点があっ
た。また、新しい電極に交換すれば清掃処理が不要であ
るが、コスト的に高くなるとともに、資源の無駄使いに
なり省資源に反するという問題点があった。
従来の問題点を解決して、ガスノズルの内外部、および
コンタクトチップの先端部に堆積する付着物を、電極を
バラバラに分解することなく組み立てたままの状態で清
掃処理を行うことが可能で、簡単かつ確実に除去するこ
とができる電極の清掃装置を提供することを目的として
完成されたものである。
めになされた本発明の電極の清掃装置は、チップホルダ
ーの先端に装着したコンタクトチップの周りを円筒状の
ガスノズルで覆った電極の清掃装置であって、基台上に
前記ガスノズルの内部に堆積したスパッターを除去する
第1の清掃具と、ガスノズルの外部に堆積したスパッタ
ーを除去する第2の清掃具とを設けたことを特徴とする
ものである。
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を自動車
用部品のアーク溶接に使用される電極10を清掃する場
合を示すものである。また、この電極10はチップホル
ダー11の先端に装着したコンタクトチップ12の周り
を円筒状のガスノズル13で覆ったものである(図3参
照)。そして、図面に示されるように、基台1上には前
記ガスノズル13の内部に堆積したスパッターを除去す
る第1の清掃具31と、ガスノズル13の外部に堆積し
たスパッターを除去する第2の清掃具32とが設けられ
たものとなっている。以下に、第1の清掃具31と第2
の清掃具32について説明する。
の内部に堆積したスパッターを除去するためのものであ
って、図中2は、この基台1上に設けられた軸方向に回
転可能な円筒状のホルダー、3は該ホルダー2を回転す
るためのモータ等の駆動源である。そして、図3〜図4
に示されるように、このホルダー2の先端部には、前記
電極10のガスノズル13の内径と略等しい外径を有し
ガスノズル13とコンタクトチップ12の隙間内に挿入
可能なノズル清掃用のコイルスプリング4が取り付けら
れている。このコイルスプリング4の取り付け方法とし
ては、図示のものでは、ホルダー2の先端部にコイルス
プリング4の内径と等しい外径を有する円筒部材2aが
突設されており、該円筒部材2aにコイルスプリング4
を嵌合したうえ外側から金属製の帯状バンド5で巻き締
めて固定したものとしてある。
端には、コイルスプリング内に位置しコンタクトチップ
12の先端部に当接するチップ清掃用のカッター6を取
り付けたものとすることもできる。このカッター6とし
ては、図5(b)に示されるように、上端面に複数個の
切り欠き部が形成されて刃部を形成したものを用いるこ
とができ、この場合にはノズルの清掃と同時にカッター
先端部の清掃もできることとなり好ましい。なおカッタ
ー6は、図5(a)に示されるように、下部に垂設した
ロッド6aの下端面をホルダー2内に内蔵したスプリン
グ7により常に上向きの弾発力が付与されるよう構成さ
れており、コンタクトチップ12の先端部に常に当接し
て確実な清掃処理が行えるようになっている。なお、8
は清掃処理時において掻き落としたスパッターが飛散す
るのを防止するための筒状カバー体である。
おいては、図4に示されるように、ガスノズル13をコ
イルスプリング4に嵌合して駆動源3を始動させると該
コイルスプリング4が回転してガスノズル内面に堆積し
たスパッターを簡単に掻き落とすことが可能となる。こ
の場合、コイルスプリング4の外径はガスノズル13の
内径と略等しいものとしてあるので、ガスノズル内面に
密着して確実にスパッターを掻き落とすことができるこ
ととなる。また、ガスノズル13の挿入方向が若干ズレ
たとしても、コイルスプリング4の撓みによりガスノズ
ル内面に確実に密着させることができるので清掃処理に
影響はなく、ガスノズル内面を傷付けることもない。更
には、掻き落としたスパッターもコイルスプリング4の
隙間を通して自然に落下するのでコイルスプリング4に
悪影響を与えることもなく、また特別なスパッター除去
手段を設ける必要もない。
ンタクトチップ12先端に当接するチップ清掃用のカッ
ター6を取り付けた場合には、コイルスプリング4の回
転に同期してカッター6も回転するため、コンタクトチ
ップ12の先端部が研削されて表面に堆積したスパッタ
ーが効率よく除去されることとなる。
3の外部に堆積したスパッターを除去するためのもので
あり、図1〜図2に示されるように、内周面を刃部22
とする筒状カッター21からなり、該筒状カッター21
は複数に分割(図示のものでは、2個に分割)され、か
つ中心に向け弾発された円弧状カッター部材21a、2
1aをベース板23上に摺動自在に取り付けたものとな
っている。
ン25によってベース板23上に摺動自在に取り付けら
れ、コイルバネ24により常時中心に向け弾発されたも
のとなっており、該枢着ピン25を中心に回動して内周
面にある刃部22の径を大きくできるように構成されて
いる。なお、ベース板23はコイルバネのような弾発部
材26を介して基台1に設置されており、ベース板23
全体が自由に揺動可能で、後述するように、ガスノズル
13の挿入方向が垂直方向から若干ズレたとしても、的
確にスパッターを除去できるよう構成されている。
おいては、図6に示されるように、ガスノズル13を上
方から挿入し上下方向に数回昇降動すると、該ガスノズ
ル13の外周面が中心に向け弾発された円弧状カッター
部材21aの内周面刃部22で研摩処理されるため、ガ
スノズル13の外部に堆積したスパッターを自動的に除
去できることとなる。また、円弧状カッター部材21a
の内周面は上部側の内径が広く下方に向け徐々に径を絞
った円錐状となっているので、ガスノズル13の挿入は
極めて容易に行えることとなる。しかも、円弧状カッタ
ー部材21aは中心に向け弾発された状態にあるため外
方向に自由に開拡可能であり、いかなる外径のガスノズ
ル13についても常に密着して対応することが可能であ
る。
スノズル13の内部に堆積したスパッターを除去すると
ともに、第2の清掃具32によりガスノズル13の外部
に堆積したスパッターを除去した後は、電極10を再度
ロボットアーム等にセットして利用に供されるが、従来
のように清掃に際して電極10のガスノズル12とコン
タクトチップ12を分解あるいは組立する必要がないた
め、簡単かつ短時間で清掃処理を終えることができるこ
ととなる。
明はホルダー内外部、およびチップ先端部に堆積する付
着物を、電極をバラバラに分解することなく組み立てた
ままの状態で清掃処理を行うことが可能で、簡単かつ確
実に除去することができるものである。よって本発明は
従来の問題点を一掃した電極の清掃装置として、産業の
発展に寄与するところは極めて大である。
(b)はカッターの平面図である。
す正面図、(b)は平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 チップホルダー(11)の先端に装着したコ
ンタクトチップ(12)の周りを円筒状のガスノズル(13)で
覆った電極(10)の清掃装置であって、基台(1)上に前記
ガスノズル(13)の内部に堆積したスパッターを除去する
第1の清掃具(31)と、ガスノズル(13)の外部に堆積した
スパッターを除去する第2の清掃具(32)とを設けたこと
を特徴とする電極の清掃装置。 - 【請求項2】 第1の清掃具(31)は、軸方向に回転可能
な円筒状ホルダー(2)を基台(1)上に設けて、このホルダ
ー(2)の先端部に前記ガスノズル(13)の内径と略等しい
外径を有しガスノズル(13)とコンタクトチップ(12)の隙
間内に挿入可能なノズル清掃用のコイルスプリング(4)
を取り付けたものである請求項1に記載の電極の清掃装
置。 - 【請求項3】 ホルダー(2)の上端には、コイルスプリ
ング内に位置しコンタクトチップ(12)の先端部に当接す
るチップ清掃用のカッター(6)が取り付けられている請
求項2に記載の電極の清掃装置。 - 【請求項4】 第2の清掃具(32)は、内周面を刃部(22)
とする筒状カッター(21)からなり、該筒状カッター(21)
は複数に分割され、かつ中心に向け弾発された円弧状カ
ッター部材(21a)、(21a)をベース板(23)上に摺動自在に
取り付けたものである請求項1〜3のいずれかに記載の
電極の清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118705A JP2003311423A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 電極の清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002118705A JP2003311423A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 電極の清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003311423A true JP2003311423A (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=29535465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002118705A Pending JP2003311423A (ja) | 2002-04-22 | 2002-04-22 | 電極の清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003311423A (ja) |
-
2002
- 2002-04-22 JP JP2002118705A patent/JP2003311423A/ja active Pending
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