JPH0864049A - 傾斜ブラシ式碍子清掃装置 - Google Patents
傾斜ブラシ式碍子清掃装置Info
- Publication number
- JPH0864049A JPH0864049A JP6216707A JP21670794A JPH0864049A JP H0864049 A JPH0864049 A JP H0864049A JP 6216707 A JP6216707 A JP 6216707A JP 21670794 A JP21670794 A JP 21670794A JP H0864049 A JPH0864049 A JP H0864049A
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- JP
- Japan
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- brush
- insulator
- frame
- cleaning device
- inclined brush
- Prior art date
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- Pending
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 18
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 碍子のひだに付着した汚れを、取り残しなく
自動的に除去できるようにする。 【構成】 傾斜ブラシ10をフレーム20に取り付け、
駆動部21に接続し、把持部22により傾斜ブラシ10
が碍子30に接触する位置にフレーム20を碍子30に
固定する。固定したこの状態で、傾斜ブラシ10を駆動
部21により回転し、傾斜ブラシ10の傾斜角を連続的
に変化させることで碍子30の表面全てにブラシ毛材を
接触させて、碍子30に付着した汚れを取り残しなく除
去する。
自動的に除去できるようにする。 【構成】 傾斜ブラシ10をフレーム20に取り付け、
駆動部21に接続し、把持部22により傾斜ブラシ10
が碍子30に接触する位置にフレーム20を碍子30に
固定する。固定したこの状態で、傾斜ブラシ10を駆動
部21により回転し、傾斜ブラシ10の傾斜角を連続的
に変化させることで碍子30の表面全てにブラシ毛材を
接触させて、碍子30に付着した汚れを取り残しなく除
去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力機器等に使用する
碍子の清掃装置に関する。
碍子の清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外に設置する碍子は経年とともに表面
に汚れが付着する。この汚れを除去するために、従来よ
り一方向にブラシ毛材を揃えたブラシを使用した清掃装
置で汚れを除去する方法がとられている。
に汚れが付着する。この汚れを除去するために、従来よ
り一方向にブラシ毛材を揃えたブラシを使用した清掃装
置で汚れを除去する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】碍子の汚れは絶縁性の
劣化原因となるので、定期的に汚れを除去する必要があ
るが、従来の方法では一方向にブラシ毛材を揃えたブラ
シを使用して行われておりこの場合ひだ形状を持つ碍子
のひだに汚れの取り残しが生ずる。この汚れの取り残し
部分は人為的な除去作業を行う必要があり、省力化、安
全性の面で問題がある。そこで、本発明は碍子のひだお
よび平面の汚れを取り残しなく自動的に清掃を行うこと
ができる清掃装置を提供するものである。
劣化原因となるので、定期的に汚れを除去する必要があ
るが、従来の方法では一方向にブラシ毛材を揃えたブラ
シを使用して行われておりこの場合ひだ形状を持つ碍子
のひだに汚れの取り残しが生ずる。この汚れの取り残し
部分は人為的な除去作業を行う必要があり、省力化、安
全性の面で問題がある。そこで、本発明は碍子のひだお
よび平面の汚れを取り残しなく自動的に清掃を行うこと
ができる清掃装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】リング状の心材の外周
に、心材の外側に向けて放射状にブラシ毛材を固着した
リングブラシを軸棒に複数個通し、かつこのリングブラ
シを軸棒の中心軸に対し斜めに傾けて固着して構成した
円筒状の傾斜ブラシと、この傾斜ブラシを回転可能な状
態で保持するフレームと、このフレームに取り付け、前
記傾斜ブラシと接続してその傾斜ブラシを回転駆動する
駆動部と、フレームに取り付け、傾斜ブラシを清掃を行
う碍子に接触する位置に固定する把持部と、を備える。
に、心材の外側に向けて放射状にブラシ毛材を固着した
リングブラシを軸棒に複数個通し、かつこのリングブラ
シを軸棒の中心軸に対し斜めに傾けて固着して構成した
円筒状の傾斜ブラシと、この傾斜ブラシを回転可能な状
態で保持するフレームと、このフレームに取り付け、前
記傾斜ブラシと接続してその傾斜ブラシを回転駆動する
駆動部と、フレームに取り付け、傾斜ブラシを清掃を行
う碍子に接触する位置に固定する把持部と、を備える。
【0005】
【作用】傾斜ブラシを回転することにより、ブラシ毛材
の傾斜角度が連続的に変化し、清掃を対象とする碍子の
ひだの全表面をブラシ毛材が連続的に接触して、ひだに
付着した汚れが取り残しなく除去される。
の傾斜角度が連続的に変化し、清掃を対象とする碍子の
ひだの全表面をブラシ毛材が連続的に接触して、ひだに
付着した汚れが取り残しなく除去される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の傾斜ブラシ式碍子清掃装置の
一例で、図2はその傾斜ブラシ部を示す図である。図1
に本発明の傾斜ブラシ式清掃装置の一例を示す。傾斜ブ
ラシ10は、清掃する対象により複数個使用する。ここ
では、二本の傾斜ブラシ10を使用した例について説明
する。二本の傾斜ブラシ10は、お互いに平行の位置に
なるようにフレーム20に取り付け、かつ回転可能な状
態で支持してある。またフレーム20には、傾斜ブラシ
10に回転駆動を与えるために、各傾斜ブラシ10ごと
に駆動部21を取り付ける。把持部22はフレーム20
に取り付け、清掃を行う場所に傾斜ブラシ10が位置す
るようにフレーム20を固定する。
一例で、図2はその傾斜ブラシ部を示す図である。図1
に本発明の傾斜ブラシ式清掃装置の一例を示す。傾斜ブ
ラシ10は、清掃する対象により複数個使用する。ここ
では、二本の傾斜ブラシ10を使用した例について説明
する。二本の傾斜ブラシ10は、お互いに平行の位置に
なるようにフレーム20に取り付け、かつ回転可能な状
態で支持してある。またフレーム20には、傾斜ブラシ
10に回転駆動を与えるために、各傾斜ブラシ10ごと
に駆動部21を取り付ける。把持部22はフレーム20
に取り付け、清掃を行う場所に傾斜ブラシ10が位置す
るようにフレーム20を固定する。
【0007】また駆動部21は単体で使用し、複数の傾
斜ブラシ10は歯車など回転伝達機構を用いて回転駆動
しても良い。
斜ブラシ10は歯車など回転伝達機構を用いて回転駆動
しても良い。
【0008】図2(a)はリングブラシ13で、リング
状の心材11の外周にブラシ毛材12を固着し、ブラシ
毛材12は心材11の中心から外側に向かって放射状に
揃った形状で固着してある。図2(b)は傾斜ブラシ1
0で、複数のリングブラシ13を軸棒14に通し、かつ
リングブラシ13を軸棒14の中心軸に対し角度を付け
た形状で固着してある。
状の心材11の外周にブラシ毛材12を固着し、ブラシ
毛材12は心材11の中心から外側に向かって放射状に
揃った形状で固着してある。図2(b)は傾斜ブラシ1
0で、複数のリングブラシ13を軸棒14に通し、かつ
リングブラシ13を軸棒14の中心軸に対し角度を付け
た形状で固着してある。
【0009】図3は本発明の傾斜ブラシ式碍子清掃装置
を使用し碍子30を清掃する例で、把持部22によりフ
レーム20を碍子30に装着し固定する。固定と同時に
フレーム20に取り付けた傾斜ブラシ10のブラシ毛材
12が碍子30の表面に接触する。この接触した状態で
駆動部21により傾斜ブラシ10を回転駆動させる。回
転駆動する傾斜ブラシ10は、連続的にブラシ毛材12
の傾きが変化するので、碍子30のひだおよび碍管全面
に均等にブラシ毛材12が接触し、付着する汚れが取り
残しなく除去される。
を使用し碍子30を清掃する例で、把持部22によりフ
レーム20を碍子30に装着し固定する。固定と同時に
フレーム20に取り付けた傾斜ブラシ10のブラシ毛材
12が碍子30の表面に接触する。この接触した状態で
駆動部21により傾斜ブラシ10を回転駆動させる。回
転駆動する傾斜ブラシ10は、連続的にブラシ毛材12
の傾きが変化するので、碍子30のひだおよび碍管全面
に均等にブラシ毛材12が接触し、付着する汚れが取り
残しなく除去される。
【0010】
【発明の効果】本発明による傾斜ブラシ式碍子清掃装置
により、人為的な清掃作業を付加することなく、碍子の
清掃が可能となり、清掃作業の省力化、安全性が確保で
きる。
により、人為的な清掃作業を付加することなく、碍子の
清掃が可能となり、清掃作業の省力化、安全性が確保で
きる。
【図1】本発明の傾斜ブラシ式碍子清掃装置の一例を示
す図である。
す図である。
【図2】傾斜ブラシの構成を示す図である。
【図3】傾斜ブラシ式碍子清掃装置の使用例を示す図で
ある。
ある。
10 傾斜ブラシ 11 心材 12 ブラシ毛材 13 リングブラシ 14 軸棒 20 フレーム 21 駆動部 22 把持部 30 碍子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 信夫 群馬県渋川市下郷1202−2 東日本旅客鉄 道株式会社高崎支社渋川電力区内 (72)発明者 後藤 昭雄 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁目 1番地 株式会社高岳製作所技術開発セン ター内 (72)発明者 森村 良夫 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁目 1番地 株式会社高岳製作所技術開発セン ター内
Claims (1)
- 【請求項1】リング状の心材の外周に、心材の外側に向
けて放射状にブラシ毛材を固着したリングブラシを、軸
棒に複数個通し、かつ、このリングブラシを軸棒の中心
軸に対し斜めに傾けて固着して構成した円筒状の傾斜ブ
ラシと、 この傾斜ブラシを回転可能な状態で保持するフレーム
と、 このフレームに取り付け、前記傾斜ブラシと接続してそ
の傾斜ブラシを回転駆動する駆動部と、 前記フレームに取り付け、前記傾斜ブラシを、清掃を行
う碍子に接触させる位置に固定する把持部と、 を備える傾斜ブラシ式碍子清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216707A JPH0864049A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 傾斜ブラシ式碍子清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216707A JPH0864049A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 傾斜ブラシ式碍子清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0864049A true JPH0864049A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16692664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6216707A Pending JPH0864049A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 傾斜ブラシ式碍子清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0864049A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009131945A (ja) * | 2007-01-31 | 2009-06-18 | Sanko Sangyo Kk | 表面処理装置 |
US7598619B2 (en) | 1997-03-10 | 2009-10-06 | Seiko Epson Corporation | Electronic component and semiconductor device, method of fabricating the same, circuit board mounted with the same, and electronic appliance comprising the circuit board |
JP2012030150A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | State Kogyo Kk | スポンジロール |
CN102744222A (zh) * | 2012-07-06 | 2012-10-24 | 河北宇牛电气设备有限公司 | 电气化铁道绝缘子刷头及绝缘子清洁装置 |
CN108766685A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-06 | 国网安徽省电力有限公司六安供电公司 | 风力驱动的集绝缘瓷瓶清洁和均压一体化装置 |
CN109560504A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-04-02 | 国网河南鄢陵县供电公司 | 移动式高压复合绝缘子表面灰尘清除车 |
CN111644401A (zh) * | 2020-06-11 | 2020-09-11 | 中国电建集团海外投资有限公司 | 一种用于严重污秽绝缘子的污垢清除机 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6216707A patent/JPH0864049A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7598619B2 (en) | 1997-03-10 | 2009-10-06 | Seiko Epson Corporation | Electronic component and semiconductor device, method of fabricating the same, circuit board mounted with the same, and electronic appliance comprising the circuit board |
JP2009131945A (ja) * | 2007-01-31 | 2009-06-18 | Sanko Sangyo Kk | 表面処理装置 |
JP2012030150A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | State Kogyo Kk | スポンジロール |
CN102744222A (zh) * | 2012-07-06 | 2012-10-24 | 河北宇牛电气设备有限公司 | 电气化铁道绝缘子刷头及绝缘子清洁装置 |
CN108766685A (zh) * | 2018-06-27 | 2018-11-06 | 国网安徽省电力有限公司六安供电公司 | 风力驱动的集绝缘瓷瓶清洁和均压一体化装置 |
CN109560504A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-04-02 | 国网河南鄢陵县供电公司 | 移动式高压复合绝缘子表面灰尘清除车 |
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