JP2018161662A - トーチクリーナ、並びに溶接トーチの清掃方法及び制御プログラム - Google Patents

トーチクリーナ、並びに溶接トーチの清掃方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タンデムトーチのような複数の溶接トーチに付着するスパッタの除去を自動で効率的に行うことができるトーチクリーナ、並びに溶接トーチの清掃方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】トーチクリーナ10は、複数の溶接トーチ101A,101Bを挿入可能なトーチ挿入口12を有する筐体11と、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114間で回転駆動可能な中央スパッタ除去部20と、コンタクトチップ104の側面111,112と当接可能な側方スパッタ除去部30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、トーチクリーナ、並びに溶接トーチの清掃方法及び制御プログラムに関する。
一般に、ガスシールドアーク溶接は、消耗式電極にコンタクトチップを介して溶接電流を流し、消耗式電極と被溶接部材との間でアークを発生させて、該被溶接部材を溶接するものであり、その際、ノズルからシールドガスを供給して、溶接箇所と空気との接触を防止している。
一方、溶接時には、溶融金属の微粒子であるスパッタが発生して、溶接箇所からスパッタが飛散する。そして、飛散したスパッタがノズルの先端やコンタクトチップの先端に付着すると、該シールドガスの流れを乱し、溶接品質に影響を及ぼす。このため、定期的にスパッタを除去してシールド性能を確保する必要がある。
特許文献1には、その上端から途中部分までスリット刃が連通形成された円筒形状の回転刃部材と、基板上に板状刃が放射状に配設された先端付着物除去刃と、先端付着物除去刃をその上端に取り付けるコイルスプリングと、回転刃部材を回転させる駆動部と、を有するトーチクリーナが開示されている。このトーチクリーナは、シールドノズルの先端を板状刃に当接させて、回転する回転刃部材の先端をシールドノズル内に挿通させながらアーク溶接用トーチを下降させることで、シールドノズルの先端に付着したスパッタ、及びコンタクトチップの先端に付着したスパッタを除去する。
また、近年、作業効率向上のため、溶接ロボットにタンデムトーチを装着したタンデムアーク溶接が行われている。タンデムアーク溶接は、先行電極と後行電極とを所定距離を隔てて配置し、シールドガスをノズルから供給しながら各電極からアークを発生させて溶接するものであり、単電極によるアーク溶接に比較して溶着量が大幅に多く、高能率な溶接が可能となる。
特許文献2では、このようなタンデムアーク溶接用トーチにおいて、ノズル内面の清掃が容易に行えるものが開示されている。タンデムアーク溶接用トーチは、2つの電極を1つのノズルに収納するもので、ノズルは、先端部を外向きに開放して電極を露出させる複数のノズル体を有し、トーチ本体は、各ノズル体を開放させる開閉機構を具備している。そして、ノズル体の内面に付着したスパッタ等を除去する際には、ノズル体先端部を外向きに開放してノズル体の内面を外方向に露出させ、回転ブラシ等の清掃具によりノズル体内面に付着したスパッタを除去している。
特開2011−125901号公報 特開2010−36241号公報
ところで、特許文献1に記載のトーチクリーナは、単独の溶接トーチを対象としたものであって、タンデムトーチの効率的な清掃については考慮されていない。また、特許文献2は、ノズル体の内面に付着したスパッタ等の除去を容易にすべく、タンデムアーク溶接用トーチ自体を改良したものであり、トーチクリーナの改良に関するものではない。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、タンデムトーチのような複数の溶接トーチに付着するスパッタの除去を自動で効率的に行うことができるトーチクリーナ、並びに溶接トーチの清掃方法及び制御プログラムを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 消耗式電極を案内すると共に溶接電流を供給するコンタクトチップと、溶接箇所にシールドガスを噴射するノズルと、をそれぞれ有し、産業用ロボットに搭載される複数の溶接トーチにおける、前記コンタクトチップに付着するスパッタを除去するトーチクリーナであって、
前記各溶接トーチは、前記コンタクトチップの先端が、前記ノズルの先端よりもノズル長手方向に突出するように構成され、
前記トーチクリーナは、
前記複数の溶接トーチを挿入可能な少なくとも1つのトーチ挿入口を有する筐体と、
前記筐体内に配置されて、前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップの対向面間で回転駆動可能な中央スパッタ除去部と、
前記中央スパッタ除去部の側方に配置されて、前記コンタクトチップの側面と当接可能な側方スパッタ除去部と、
を備えることを特徴とするトーチクリーナ。
(2) 前記中央スパッタ除去部及び前記側方スパッタ除去部は、それぞれ少なくともブラシを備えることを特徴とする(1)に記載のトーチクリーナ。
(3) 前記側方スパッタ除去部は、前記ブラシと、前記コンタクトチップの側面と当接可能なブレードと、を備えることを特徴とする(2)に記載のトーチクリーナ。
(4) 前記ブレードの先端は、ブレード延出方向において、前記ブラシの先端よりも1〜10mmだけ、前記ブレードの基部側に位置していることを特徴とする(3)に記載のトーチクリーナ。
(5) 前記コンタクトチップの先端は、前記ノズルの先端より10〜70mm突出していることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のトーチクリーナ。
(6) 前記中央スパッタ除去部を回転駆動する駆動部は、前記筐体の外側に配置されることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載のトーチクリーナ。
(7) 前記中央スパッタ除去部の回転数は、15〜120rpmであることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載のトーチクリーナ。
(8) 前記側方スパッタ除去部は、上下方向に変位可能となるように、弾性体を介して前記筐体に固定されていることを特徴とする(1)〜(7)のいずれかに記載のトーチクリーナ。
(9) 前記中央スパッタ除去部と前記側方スパッタ除去部の少なくとも一方は、前記コンタクトチップの先端面を清掃することを特徴とする(1)〜(8)のいずれかに記載のトーチクリーナ。
(10) (1)〜(9)のいずれかに記載のトーチクリーナを用いた溶接トーチの清掃方法であって、
産業用ロボットに搭載された複数の溶接トーチを前記トーチ挿入口から挿入する工程と、
前記溶接トーチの側面を前記側方スパッタ除去部に接触、摺動させて前記複数の溶接トーチの側面に付着する前記スパッタを除去する工程と、
前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップ間に前記中央スパッタ除去部が位置するように前記複数の溶接トーチを配置し、前記コンタクトチップの対向面を回転する前記中央スパッタ除去部に接触させて前記コンタクトチップの対向面に付着する前記スパッタを除去する工程と、
を備えることを特徴とする溶接トーチの清掃方法。
(11) 前記トーチクリーナによる前記溶接トーチの清掃は、所定長さの前記溶接箇所を溶接するごとに、前記トーチクリーナに移動して行うことを特徴とする(10)に記載の溶接トーチの清掃方法。
(12) 前記トーチクリーナによる前記スパッタの除去開始の有無は、センサにより判別されることを特徴とする(10)に記載の溶接トーチの清掃方法。
(13) 前記トーチクリーナによる前記スパッタの除去完了の有無は、センサにより判別されることを特徴とする(10)〜(12)のいずれかに記載の溶接トーチの清掃方法。
(14) (1)〜(9)のいずれかに記載のトーチクリーナを用いて、産業ロボットのアームに搭載される複数の溶接トーチに付着したスパッタを除去するための前記産業ロボットのコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
前記産業用ロボットに搭載された前記複数の溶接トーチを前記トーチ挿入口から挿入する手順と、
前記溶接トーチの側面を前記側方スパッタ除去部に接触、摺動させて前記複数の溶接トーチの側面に付着する前記スパッタを除去する手順と、
前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップ間に前記中央スパッタ除去部が位置するように前記複数の溶接トーチを配置し、前記コンタクトチップの対向面を回転する前記中央スパッタ除去部に接触させて前記コンタクトチップの対向面に付着する前記スパッタを除去する手順と、
を備えることを特徴とする制御プログラム。
本発明のトーチクリーナによれば、トーチクリーナは、複数の溶接トーチを挿入可能なトーチ挿入口を有する筐体と、複数の溶接トーチのコンタクトチップの対向面間で回転駆動可能な中央スパッタ除去部と、コンタクトチップの側面と当接可能な側方スパッタ除去部と、を備える。これにより、溶接トーチを取り外すことなく、複数の溶接トーチに付着するスパッタ、特に複数の溶接トーチのコンタクトチップの対向面に付着するスパッタを自動で効率的に除去することができる。
また、本発明の溶接トーチの清掃方法及び制御プログラムによれば、上記のトーチクリーナを用いて、産業用ロボットに搭載された複数の溶接トーチを、トーチ挿入口から挿入し、溶接トーチの側面を側方スパッタ除去部に接触、摺動させて複数の溶接トーチの側面に付着するスパッタを除去し、回転する中央スパッタ除去部を両コンタクトチップの対向面に接触させてコンタクトチップの対向面に付着するスパッタを除去するので、溶接トーチを取り外すことなく、複数の溶接トーチに付着するスパッタ、特に複数の溶接トーチのコンタクトチップの対向面に付着するスパッタを自動で効率的に除去することができる。
本発明の一実施形態に係るトーチクリーナの斜視図である。 図1に示すトーチクリーナの側面図である。 図2に示すトーチクリーナの平面図である。 図3の円Aで囲む部分の拡大図である。 図4AのB−B断面図である。 図4AのC−C断面図である。 トーチクリーナによるスパッタ除去を含む、溶接動作を示すフローチャートである。 トーチクリーナによるスパッタ除去の手順を示すフローチャートである。 スパッタを除去する溶接トーチの移動軌跡を説明する側面図である。 溶接トーチの移動軌跡を説明する図6の右側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るトーチクリーナを図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態のトーチクリーナは、タンデムトーチのような複数の溶接トーチのコンタクトチップに付着するスパッタを自動的に除去するためのものである。
特に、本実施形態のトーチクリーナの対象となる一対の溶接トーチ101(101A,101B)は、図7及び図8に示すように、所定のトーチ角で取り付け板102に固定され、該取り付け板102が不図示の産業用ロボットのアームに取り付けられている。そして、産業用ロボットのコンピュータに組み込まれた制御プログラムを実行することで、一対の溶接トーチ101は、被溶接部材を溶接すると共に、溶接時に付着したスパッタをトーチクリーナ10によって除去される。
各溶接トーチ101は、トーチ本体103と、トーチ本体103に接続されるコンタクトチップ104と、ノズル106と、を備える。コンタクトチップ104は、溶接電流を図示しない消耗式電極(ワイヤ)に供給すると共に、溶接対象へ消耗式電極を案内する機構を備えている。コンタクトチップ104はスパッタの付着防止と付着したスパッタの剥離性の観点から銅製とするのが好ましく、例えば、純銅やCu−Cr、Cu−Cr−Zr、Cu−W、Cu−Ag等の銅合金が挙げられる。ノズル106は、溶接対象に対して、図示しないガス供給装置から供給されたアルゴン(Ar)や炭酸ガス(CO)等のシールドガスを噴射する機構を備えている。
また、本実施形態の溶接トーチ101では、コンタクトチップ104の先端は、ノズル106の先端より10〜70mmだけ突出している。
一対の溶接トーチ101は、一方の溶接トーチ101Aが先行極を、他方の溶接トーチ101Bが後行極を構成し、ノズル106からシールドガスを噴出して溶接箇所をガスシールドしながら、ワイヤと被溶接部材との間にアークを発生させて連続溶接する。その際、溶接箇所から飛散するスパッタがコンタクトチップ104やノズル106に付着するため、所定長さの溶接箇所を溶接するごとに、溶接トーチ101に付着したスパッタを除去する。
図1〜図3に示すように、トーチクリーナ10は、上方に向かって開口するトーチ挿入口12を有する矩形状の筐体11と、上面視でトーチ挿入口12の略中央に配置されて回転駆動される中央スパッタ除去部20と、中央スパッタ除去部20のX方向両側に配置される一対の側方スパッタ除去部30(30A,30B)と、筐体11の外側に配置されて中央スパッタ除去部20を回転駆動する駆動部であるモータ50と、を備える。
なお、説明の便宜上、筐体11の一辺に沿った方向をX方向、該一辺と隣り合う他辺に沿った方向をY方向、筐体11の上下方向をZ方向とも称す。
筐体11は、平面視において矩形枠状に形成されており、上下方向に貫通する。筐体11の下方には、トーチクリーナ10で除去された、スパッタを回収するためのスパッタ回収箱14が設けられている。
また、筐体11の側方に配置されたモータ支持台15上には、中央スパッタ除去部20を回転駆動するためのモータ50が配設されている。モータ50の回転軸51は、筐体11の側面13を貫通して矩形枠状の筐体11の略中央に延設され、その先端に固定された中央スパッタ除去部20がモータ50で回転駆動される。
このように、モータ50は、中央スパッタ除去部20の側方で、且つ筐体11の外側に配置されているので、除去されたスパッタがモータ50に付着することが防止され、モータ50の耐久性が向上する。
中央スパッタ除去部20は、所謂、回転ブラシであり、例えば、円筒状回転体の外周面に多数の金属ワイヤ21が放射状に植設されている。回転する金属ワイヤ21を溶接トーチ101A,101Bに接触させることで、溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114(図8参照)に付着したスパッタを除去する。回転ブラシの外径は、溶接トーチ101A,101Bの対向面113,114間の距離より短い。金属ワイヤ21は、例えば、ステンレスなどの鋼線材、真鍮線材、あるいはアルミニウム線材などが使用可能である。真鍮線材やアルミニウム線材は、鋼線材と比較して剛性が低いためスパッタ除去力は鋼線材よりも低いがコンタクトチップ104が傷つきにくい。使用する金属ワイヤ21の材質は、溶接トーチ101に付着するスパッタの付着強度に応じて適宜選択される。
一対の側方スパッタ除去部30(30A,30B)は、矩形状の筐体11の対向する一対の側面13に沿って配設され、一対の側方スパッタ除去部30の長手方向は、中央スパッタ除去部20の回転軸51に対して直交している。側方スパッタ除去部30Bは、回転軸51の上方に配置されている。
図4A〜図4Cも参照して、側方スパッタ除去部30は、略矩形柱状のブラシホルダ31と、ブラシホルダ31の表側面31aに固定された固定ブラシ32と、ブラシホルダ31の下面31cにボルト34で固定された板状のブレード33と、を備える。
固定ブラシ32は、多数の金属ワイヤ21が束ねられて断面略扇形に形成された部材であり、その基部35がブラシホルダ31の表側面31aに形成された溝36に固定されている。固定ブラシ32の先端32aは、多数の金属ワイヤ21が放射状に配置されている。側方スパッタ除去部30の金属ワイヤ21は、ステンレスなどの鋼線材、真鍮線材、あるいはアルミニウム線材などが使用可能であるが、一般的に中央スパッタ除去部20の金属ワイヤ21より剛性が低い、真鍮線材やアルミニウム線材が用いられる。
ブレード33は、ブラシホルダ31の表側面31aよりも前方に突出する一方、その先端33aが、固定ブラシ32の先端32aよりも所定の距離aだけブレード33の基部側に位置するようにして固定されている。所定の距離aは、1〜10mmであり、2〜3mmとするのが好ましい。
また、ブラシホルダ31の裏側面31bに設けられた一対の有底穴37には、筐体11の側面13との間に弾性体であるコイルバネ38が装着され、ブラシホルダ31をコイルバネ38の弾性力により筐体11の側面13から離間する方向に付勢している。さらに、ブラシホルダ31の裏側面31bに形成された複数の雌ねじ39には、ボルト42がそれぞれ螺合して固定されており、各ボルト42は、筐体11の側面13に形成された貫通孔13a、及び筐体11の側面13に固定された補強板40に形成された貫通孔40aを貫通し、また、各ボルト42の頭部41が筐体11の外側に配置される。貫通孔40aの内径はボルト42の直径よりも大きく、ボルト42は貫通孔13a、40a内で自由に動くことができる。これにより、側方スパッタ除去部30は、コイルバネ38を介して上下方向に変位可能に筐体11に支持される。
次に、トーチクリーナ10により溶接トーチ101に付着したスパッタを除去する方法について、図5〜図8を参照して詳述に説明する。なお、図5及び図6に示す工程は、制御プログラムによって実行される。
本実施形態のトーチクリーナ10による清掃は、図5のフローチャートに示すように、溶接動作の中で、溶接トーチ101が、所定長さの溶接箇所を溶接するごとに自動的に行われる。
具体的に、溶接が開始されると(ステップS101)、その間、電流、電圧、周波数等の値の検出やショックセンサによる検出等が行われ(ステップS102)、いずれかにエラーが検出された場合には、溶接を停止する(ステップS103)。また、併せて、溶接箇所の合計長さを計測しておき、所定長さとの比較を行い(ステップS104)、合計長さが所定長さに達した場合には、溶接を停止し(ステップS105)、以下に詳述するトーチクリーナ10による清掃を開始する(ステップS106)。その後、トーチクリーナ10による清掃が終了すると、ステップS101に戻って、再度溶接を開始する。
図6は、トーチクリーナ10による清掃を実行するフローチャートを示す。なお、以下の中央スパッタ除去部20の駆動、及び、溶接トーチ101の駆動は、制御プログラムによって実行される。
まず、ワイヤ逆インチング(ステップS1)してワイヤをコンタクトチップ104内に引き込む。次に、一対の溶接トーチ101A,101Bの両中心線CLを通り、該両中心線CLに垂直な方向が、側方スパッタ除去部30の固定ブラシ32の長手方向と平行となるように、一対の溶接トーチ101A,101Bの姿勢を制御する。
そして、一方の側方スパッタ除去部30Aの固定ブラシ32と中央スパッタ除去部20との間の上方のロボット開始点(図7参照)に溶接トーチ101の基準点(ここでは、取付け板102の中間位置)を移動する(ステップS2)。また、併せて、モータ50を始動して中央スパッタ除去部20を回転駆動する(ステップS3)。
なお、図7及び図8は、溶接トーチ101の基準点(取付け板102の中間位置)の軌跡及びコンタクトチップ104を各ステップの表示と共に表している。但し、溶接トーチ101を回動させる際の該基準点の移動については図示省略する。
次いで、一対の溶接トーチ101A,101Bを下降させて、コンタクトチップ104をトーチ挿入口12から筐体11内に挿入した後、X方向に移動させて、一対の溶接トーチ101A,101Bの一方の側面111(図7において右側面)を側方スパッタ除去部30Aに接触させる(ステップS4)。なお、ステップS4に至る過程、又は、ステップS4後において、一対の溶接トーチ101A,101Bの一方の側面111はブレード33と垂直となる、即ち、側面111がZ方向に指向するように姿勢が制御されている。
そして、一対の溶接トーチ101A,101Bの一方の側面111を側方スパッタ除去部30に押し付けながら上昇させる。これにより、一対の溶接トーチ101A,101Bの一方の側面111が、ブレード33の先端33aに擦り付けられて一方の側面111に付着するスパッタが削ぎ落された後、側方スパッタ除去部30Aの固定ブラシ32の金属ワイヤ21に接触して一方の側面111及びコンタクトチップ104の先端面115に付着するスパッタがきれいに除去される(ステップS5)。除去されたスパッタは、落下してスパッタ回収箱14に回収される。
このとき、側方スパッタ除去部30Aには、図4Bに示すように、一対の溶接トーチ101A,101Bから上方に向かう力が作用するが、側方スパッタ除去部30Aは、コイルバネ38の弾性力を介して筐体11に取り付けられているので、図4Bに破線で示すように、補強板40の貫通孔41を中心として上下方向に揺動し、過度な力を逃がすので、側方スパッタ除去部30Aや溶接トーチ101A,101Bに損傷を与えることはない。
次いで、一対の溶接トーチ101A,101Bを中央スパッタ除去部20の上方位置に移動した後、下降させて、一対の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114を、回転する中央スパッタ除去部20と対向配置させる(ステップS6)。この際、本実施形態では、一方の溶接トーチ101Aの中心線CLがZ方向を向いた状態で溶接トーチ101を下降させることで、一方の溶接トーチ101Aのコンタクトチップ104の対向面113が中央スパッタ除去部20に接触するようにしている。ただし、下降した後に、溶接トーチ101AをY方向に移動させて、コンタクトチップ104の対向面113を中央スパッタ除去部20に接触させてもよい。また、溶接トーチ101は、X方向に沿って回動させながら下降させてもよい。
そして、先行極である一方の溶接トーチ101Aを回転する中央スパッタ除去部20に接触させながら、上昇させて一方の溶接トーチ101Aのコンタクトチップ104の対向面113及び先端面115に付着するスパッタを除去する(ステップS7)。この場合のスパッタ除去では、一方の溶接トーチ101Aのコンタクトチップ104は、一方の溶接トーチ101Aの中心線CLがZ方向に沿った姿勢となる。
このとき、中央スパッタ除去部20の回転速度は、15〜120rpmとするのが好ましい。回転速度が15rpm未満だと、スパッタ除去力が十分でないため、スパッタが残る虞があり、また、120rpmを超えるとコンタクトチップを損傷させる虞がある。
次いで、一対の溶接トーチ101A,101Bを、Y方向に沿って回動させて、他方の溶接トーチ101Bの中心線CLがZ方向を向いた状態から、溶接トーチ101を下降させることで、他方の溶接トーチ101Bのコンタクトチップ104の対向面114が中央スパッタ除去部20に接触するようにしている。なお、ステップS6と同様に、下降した後に、溶接トーチ101BをY方向に移動させてコンタクトチップ104の対向面114を中央スパッタ除去部20に接触させてもよい。また、溶接トーチ101は、X方向に沿って回動させながら下降させてもよい。
そして、他方の溶接トーチ101Bのコンタクトチップ104の対向面114及び先端面115に付着するスパッタを除去する(ステップS8)。この場合のスパッタ除去でも、他方の溶接トーチ101Bのコンタクトチップ104は、他方の溶接トーチ101Bの中心線CLがZ方向に沿った姿勢となる。
次いで、一対の溶接トーチ101A,101Bを上昇後、X方向に移動させて、側方スパッタ除去部30Bの固定ブラシ32と中央スパッタ除去部20との間の上方に位置させる。さらに、一対の溶接トーチ101A,101Bを下降させて、コンタクトチップ104をトーチ挿入口12から筐体11内に挿入した後、X方向に移動させて、一対の溶接トーチ101A,101Bの他方の側面112(図7において左側面)を側方スパッタ除去部30Bに接触させる(ステップS9)。なお、ステップS9に至る過程、又は、ステップS9後において、一対の溶接トーチ101A,101Bの他方の側面112はブレード33と垂直となる、即ち、側面112がZ方向に指向するように姿勢が制御されている。
その後、一対の溶接トーチ101A,101Bの他方の側面112を側方スパッタ除去部30Bに押し付けながら上昇させる。これにより、一対の溶接トーチ101A,101Bの他方の側面112が、側方スパッタ除去部30Bのブレード33の先端33aに擦り付けられて側面112に付着するスパッタが削ぎ落された後、側方スパッタ除去部30Bの固定ブラシ32の金属ワイヤ21に接触して他方の側面112及びコンタクトチップ104の先端面115のスパッタがきれいに除去される(ステップS10)。
そして、一対の溶接トーチ101A,101Bをロボット待機位置に移動した後(ステップS11)、ワイヤインチングして(ステップS12)、ワイヤをコンタクトチップ104から突き出し、所定の長さで切断して次の溶接準備を終了する(ステップS13)。
なお、トーチクリーナ10には、例えば、各スパッタ除去部20,30にCCDカメラやレーザ変位センサなどのセンサ(図示せず)を配置して、中央スパッタ除去部20及び側方スパッタ除去部30によるスパッタの除去完了を判別するようにしてもよい。センサは、トーチクリーナ10に限らず、溶接トーチ101に配置されてもよく、その場合、例えば、取り付け板102に配置されてもよい。
また、図5では、所定長さの溶接箇所を溶接したごとに、トーチクリーナ10による清掃を行っている。しかしながら、清掃を開始するタイミングは、これに限らず、例えば、溶接トーチ101に配置されたセンサを用いて、現状のコンタクトチップ104の形状を正常なコンタクトチップ104の形状と比較することにより、スパッタの付着状態を判断し、清掃を開始するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態のトーチクリーナ10によれば、トーチクリーナ10は、複数の溶接トーチ101A,101Bを挿入可能なトーチ挿入口12を有する筐体11と、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114間で回転駆動可能な中央スパッタ除去部20と、コンタクトチップ104の側面111,112と当接可能な側方スパッタ除去部30と、を備える。これにより、溶接トーチ101A,101Bを取り外すことなく、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104に付着するスパッタ、特に複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114に付着するスパッタを自動で効率的に除去することができる。
特に、スパッタの付着量が多いコンタクトチップ104の対向面113,114は、回転駆動する中央スパッタ除去部20によって清掃されるので、スパッタを確実に除去することができる。
また、本実施形態の溶接トーチの清掃方法及び制御プログラムによれば、上記トーチクリーナ10を使用し、産業用ロボットに搭載された複数の溶接トーチ101A,101Bをトーチ挿入口12から挿入し、溶接トーチ101A,101Bの側面111,112を側方スパッタ除去部30に接触、摺動させて複数の溶接トーチ101A,101Bの側面111,112に付着するスパッタを除去するとともに、回転する中央スパッタ除去部20をコンタクトチップ104の対向面113,114に接触させてコンタクトチップ104の対向面113,114に付着するスパッタを除去する。これにより、溶接トーチ101A,101Bを取り外すことなく、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104に付着するスパッタ、特に複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114に付着するスパッタを自動で効率的に除去することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記の実施形態では、複数の溶接トーチ101A,101Bの一方の側面111、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114、及び複数の溶接トーチ101A,101Bの他方の側面112の順でスパッタを除去したが、スパッタの除去順序はこれに限定されず任意に設定することができる。
また、中央スパッタ除去部20及び側方スパッタ除去部30と接触する際の複数の溶接トーチ101の姿勢は、効率的にスパッタを除去できれば任意に設定することができ、溶接トーチ101の中心線CLが上下方向に指向した状態でもよいし、清掃される側面が上下方向に指向した状態でもよい。また、溶接トーチ101の中心線CLが傾斜した状態で清掃されてもよい。
さらに、中央スパッタ除去部20や側方スパッタ除去部30を用いて、複数の溶接トーチ101A,101Bのコンタクトチップ104の対向面113,114と反対側の外側面を掃除するようにしてもよい。
また、中央スパッタ除去部20の両側に一対の側方スパッタ除去部30を配置するように説明したが、中央スパッタ除去部20の片側にのみ配設してもよい。この場合、溶接トーチ101A,101Bの両側面111,112のスパッタを除去するためには、溶接トーチ101A,101Bの中心線に対して180°反転させる必要がある。
また、本実施形態では、中央スパッタ除去部20は、上面視でトーチ挿入口12の略中央に配置されているが、本発明は、これに限定されない。即ち、中央スパッタ除去部20は、筐体11内に配置されおり、側方スパッタ除去部30が、中央スパッタ除去部20の側方に配置される構成であればよい。例えば、中央スパッタ除去部20は、一対の側方スパッタ除去部30の間に配置される構成であればよい。
さらに、上記実施形態では、一対の溶接トーチを持ったタンデムトーチについて説明したが、本発明のトーチクリーナは、3つ以上の溶接トーチを持ったものにも適用することができる。
また、コンタクトチップ104の先端面の清掃は、中央スパッタ除去部20と側方スパッタ除去部30の少なくとも一方で行われればよい。
加えて、コンタクトチップ104の対向面113、114の反対側の側面の清掃は、必要に応じて、中央スパッタ除去部20で行うようにしてもよい。
10 トーチクリーナ
11 筐体
12 トーチ挿入口
13 側面
20 中央スパッタ除去部
21 金属ワイヤ
30,30A,30B 側方スパッタ除去部
32 固定ブラシ(ブラシ)
32a ブラシの先端
33 ブレード
33a ブレードの先端
38 コイルバネ(弾性体)
50 モータ(駆動部)
101,101A,101B 溶接トーチ
104 コンタクトチップ
106 ノズル
111,112 溶接トーチの側面
113,114 溶接トーチの対向面

Claims (14)

  1. 消耗式電極を案内すると共に溶接電流を供給するコンタクトチップと、溶接箇所にシールドガスを噴射するノズルと、をそれぞれ有し、産業用ロボットに搭載される複数の溶接トーチにおける、前記コンタクトチップに付着するスパッタを除去するトーチクリーナであって、
    前記各溶接トーチは、前記コンタクトチップの先端が、前記ノズルの先端よりもノズル長手方向に突出するように構成され、
    前記トーチクリーナは、
    前記複数の溶接トーチを挿入可能な少なくとも1つのトーチ挿入口を有する筐体と、
    前記筐体内に配置されて、前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップの対向面間で回転駆動可能な中央スパッタ除去部と、
    前記中央スパッタ除去部の側方に配置されて、前記コンタクトチップの側面と当接可能な側方スパッタ除去部と、
    を備えることを特徴とするトーチクリーナ。
  2. 前記中央スパッタ除去部及び前記側方スパッタ除去部は、それぞれ少なくともブラシを備えることを特徴とする請求項1に記載のトーチクリーナ。
  3. 前記側方スパッタ除去部は、前記ブラシと、前記コンタクトチップの側面と当接可能なブレードと、を備えることを特徴とする請求項2に記載のトーチクリーナ。
  4. 前記ブレードの先端は、ブレード延出方向において、前記ブラシの先端よりも1〜10mmだけ、前記ブレードの基部側に位置していることを特徴とする請求項3に記載のトーチクリーナ。
  5. 前記コンタクトチップの先端は、前記ノズルの先端より10〜70mm突出していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトーチクリーナ。
  6. 前記中央スパッタ除去部を回転駆動する駆動部は、前記筐体の外側に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のトーチクリーナ。
  7. 前記中央スパッタ除去部の回転数は、15〜120rpmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトーチクリーナ。
  8. 前記側方スパッタ除去部は、上下方向に変位可能となるように、弾性体を介して前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のトーチクリーナ。
  9. 前記中央スパッタ除去部と前記側方スパッタ除去部の少なくとも一方は、前記コンタクトチップの先端面を清掃することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のトーチクリーナ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のトーチクリーナを用いた溶接トーチの清掃方法であって、
    産業用ロボットに搭載された複数の溶接トーチを前記トーチ挿入口から挿入する工程と、
    前記溶接トーチの側面を前記側方スパッタ除去部に接触、摺動させて前記複数の溶接トーチの側面に付着する前記スパッタを除去する工程と、
    前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップ間に前記中央スパッタ除去部が位置するように前記複数の溶接トーチを配置し、前記コンタクトチップの対向面を回転する前記中央スパッタ除去部に接触させて前記コンタクトチップの対向面に付着する前記スパッタを除去する工程と、
    を備えることを特徴とする溶接トーチの清掃方法。
  11. 前記トーチクリーナによる前記溶接トーチの清掃は、所定長さの前記溶接箇所を溶接するごとに、前記トーチクリーナに移動して行うことを特徴とする請求項10に記載の溶接トーチの清掃方法。
  12. 前記トーチクリーナによる前記スパッタの除去開始の有無は、センサにより判別されることを特徴とする請求項10に記載の溶接トーチの清掃方法。
  13. 前記トーチクリーナによる前記スパッタの除去完了の有無は、センサにより判別されることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の溶接トーチの清掃方法。
  14. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のトーチクリーナを用いて、産業ロボットのアームに搭載される複数の溶接トーチに付着したスパッタを除去するための前記産業ロボットのコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
    前記産業用ロボットに搭載された前記複数の溶接トーチを前記トーチ挿入口から挿入する手順と、
    前記溶接トーチの側面を前記側方スパッタ除去部に接触、摺動させて前記複数の溶接トーチの側面に付着する前記スパッタを除去する手順と、
    前記複数の溶接トーチの前記コンタクトチップ間に前記中央スパッタ除去部が位置するように前記複数の溶接トーチを配置し、前記コンタクトチップの対向面を回転する前記中央スパッタ除去部に接触させて前記コンタクトチップの対向面に付着する前記スパッタを除去する手順と、
    を備えることを特徴とする制御プログラム。
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