JP2003307142A - 建設機械及びそのエンジン制御方法 - Google Patents

建設機械及びそのエンジン制御方法

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JP2003307142A
JP2003307142A JP2002112019A JP2002112019A JP2003307142A JP 2003307142 A JP2003307142 A JP 2003307142A JP 2002112019 A JP2002112019 A JP 2002112019A JP 2002112019 A JP2002112019 A JP 2002112019A JP 2003307142 A JP2003307142 A JP 2003307142A
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朋彦 浅蔭
Norihiko Hayashi
憲彦 林
Hideki Kinukawa
秀樹 絹川
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータに作業続行の意思がないときにの
みエンジンを自動停止させる。 【解決手段】 リモコン弁8の操作が無くなった後、予
め設定された猶予時間が経過し、かつ、オペレータの乗
降口に設けられたゲートレバー13が開いた(オペレー
タが降車した)ときに、コントローラ7のエンジン制御
部9からエンジン1のガバナ制御部24に停止信号を送
ってエンジン1を自動停止させる。また、、エンジン停
止に先立ってその旨をオペレータに予報し、さらにエン
ジン停止時に電源を自動的に遮断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非作業時に燃料節約
及び排気、騒音の低減等のためにエンジンを自動的に停
止させるようにした建設機械及びそのエンジン制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ショベルやクレーン等におけるこ
の種の技術として、(イ)キャビンの乗降口を開閉する
ゲートレバーが開かれたときに、これによって作動する
スイッチの信号をもとに、オペレータが降車した(=非
作業時)としてエンジンを自動停止させる技術(特開2
001−41069号)、(ロ)油圧回路を作動不能に
ロックするロックレバーが操作されたときに、非作業時
としてエンジンを自動的に停止させる技術(特開200
0−96627号)が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記(イ)
の公知技術によるとゲートレバーが開かれただけで、ま
た(ロ)の公知技術によるとロックレバーが操作された
だけで、それぞれ作業中止とみなしてエンジンが停止す
るため、オペレータの意に反してエンジンが停止してし
まう場合があった。
【0004】すなわち、(イ)の公知技術の場合、オペ
レータが、作業続行の意思を持ちながら、短時間の用足
しや打ち合わせのために一時的に降車した場合でもエン
ジンが直ちに停止してしまう。
【0005】また、(ロ)の公知技術の場合、たとえば
オペレータがキャビン内から外部に作業の指示や合図を
与えたり作業内容を確認したりする間、油圧アクチュエ
ータが動かないように一時的にロックレバーを操作した
場合でもエンジンが停止する。
【0006】こうなると、その都度、エンジンを再始動
しなければならず、操作が煩わしい。
【0007】一方、上記公知技術によると、特定の条件
下でエンジンは自動停止させるが電源は接続したままと
なるため、バッテリを電源として用いる建設機械におい
てバッテリが過放電するという問題もあった。
【0008】そこで本発明は、オペレータに作業続行の
意思がないときのみにエンジンを自動停止させることが
できる建設機械及びそのエンジン制御方法を提供するも
のである。
【0009】また、本発明は、エンジン停止時に電源を
遮断してその過放電を防止することができる建設機械を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(建設機
械のエンジン制御方法)は、エンジンを動力源として油
圧ポンプを作動させ、操作手段の操作に基づいて上記油
圧ポンプの吐出油により油圧アクチュエータを駆動する
建設機械において、上記操作手段の操作が無くなった
後、予め設定された猶予時間が経過し、かつ、オペレー
タが降車したときに、制御手段により上記エンジンを自
動停止させるものである。
【0011】請求項2の発明(建設機械)は、エンジン
を動力源として油圧ポンプを作動させ、操作手段の操作
に基づいて上記油圧ポンプの吐出油により油圧アクチュ
エータを駆動する建設機械において、オペレータの乗降
状態を検出する乗降状態検出手段と、上記操作手段が操
作中であるか否かを検出する操作状態検出手段と、制御
手段とを具備し、この制御手段は、上記操作状態検出手
段が操作手段の無操作を検出した後、予め設定された猶
予時間が経過し、かつ、上記乗降状態検出手段がオペレ
ータの降車を検出したときにエンジンを自動停止させる
ように構成されたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、制御手段は、猶予時間中はエンジン回転数を予め設
定された待機回転数に低下させるように構成されたもの
である。
【0013】請求項4の発明は、請求項2または3の構
成において、乗降状態検出手段として、乗降口を開閉す
るゲートレバーによって作動するゲートレバースイッチ
が用いられ、制御手段は、上記ゲートレバーが開いたと
きの上記ゲートレバースイッチの信号によってオペレー
タが降車中であると判断するように構成されたものであ
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項2乃至4のいず
れかの構成において、照明灯を備え、制御手段は、この
照明灯が点灯状態にあるときはエンジンを停止させない
ように構成されたものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項2乃至5のいず
れかの構成において、制御手段は、エンジン停止前にオ
ペレータに対してエンジン停止を予報するように構成さ
れたものである。
【0016】請求項7の発明は、請求項2乃至6のいず
れかの構成において、制御手段は、エンジン停止後、乗
降状態検出手段がオペレータの乗車を検出したときに、
オペレータに対してエンジン再始動法を案内するように
構成されたものである。
【0017】請求項8の発明は、請求項2乃至7のいず
れかの構成において、制御手段は、エンジン停止後、エ
ンジン始動用のキースイッチがオン位置から他の位置に
操作されたときに、オペレータに対して再始動法を案内
するように構成されたものである。
【0018】請求項9の発明は、請求項2乃至8のいず
れかの構成において、制御手段は、エンジン停止時に電
源を遮断するように構成されたものである。
【0019】請求項10の発明は、エンジンを動力源と
して油圧ポンプを作動させ、操作手段の操作に基づいて
上記油圧ポンプの吐出油により油圧アクチュエータを駆
動する建設機械において、オペレータの乗降状態を検出
する乗降状態検出手段と、制御手段とを具備し、この制
御手段は、上記乗降状態検出手段がオペレータの降車を
検出したときにエンジンを自動停止させるとともに電源
を遮断するように構成されたものである。
【0020】請求項11の発明は、エンジンを動力源と
して油圧ポンプを作動させ、操作手段の操作に基づいて
上記油圧ポンプの吐出油により油圧アクチュエータを駆
動する建設機械において、上記操作手段が操作中である
か否かを検出する操作状態検出手段と、制御手段とを具
備し、この制御手段は、上記操作状態検出手段が無操作
を検出してから予め設定された無操作猶予時間を経過し
たときに、エンジンを自動停止させるとともに電源を遮
断するように構成されたものである。
【0021】請求項12の発明は、請求項9乃至11の
構成において、制御手段は、エンジン停止から、予め設
定された時間を経過した後に電源を遮断するように構成
されたものである。
【0022】請求項13の発明は、請求項9乃至12の
いずれかのの構成において、制御手段は、エンジン停止
後に乗降検出手段がオペレータの乗車を検出したときに
電源を接続するように構成されたものである。
【0023】請求項14の発明は、請求項9乃至12の
いずれかの構成において、制御手段は、エンジン停止後
に、エンジン始動用のキースイッチがオン位置からオフ
位置に戻された後、オン位置に操作されたときに電源を
接続するように構成されたものである。
【0024】請求項15の発明は、請求項2乃至13の
いずれかの構成において、制御手段を作用させる状態と
作用させない状態とに切換える切換手段が設けられたも
のである。
【0025】請求項1〜9の構成によると、操作手段の
操作が無くなった後、猶予時間が経過し、かつ、オペレ
ータが降車したとき(請求項4ではゲートレバーが
「開」)にエンジンが自動停止する。
【0026】これらの条件が整うのは、通常、オペレー
タに作業続行の意思がないときのみであるため、エンジ
ンが無駄に停止するおそれがない。
【0027】詳述すると、オペレータがキャビン内から
外部に作業の指示や合図を与えたり作業内容を確認した
りする間、操作を止めてもエンジンは停止しない。
【0028】また、オペレータが、短時間の用足しや打
ち合わせのために一時的に降車しても、猶予時間内に再
乗車したときにはエンジンは停止しない。
【0029】従って、エンジンがオペレータの意に反し
て停止してしまうおそれがなく、その都度、エンジンを
再始動する煩わしさがなくなる。
【0030】また、猶予時間を設けることで、オペレー
タに作業続行/中止の意思選択の時間的余裕を与えるこ
とができる。
【0031】請求項3の構成によると、上記猶予時間中
はエンジンを低速(待機回転数)で回転させるため、エ
ンジン燃料の浪費を避けることができる。
【0032】一方、請求項5の構成によると、照明灯を
点けて点検や修理等の作業を行っているときは、上記条
件が整ってもエンジンが停止しないため、バッテリを電
源とする場合にバッテリの過放電を防止することができ
る。
【0033】請求項6の構成によると、エンジンの自動
停止前にその旨をオペレータに予報するため、降車しよ
うとするオペレータに、エンジン停止を確認させ、か
つ、作業停止/継続を最終的に選択させて無駄なエンジ
ン停止を極力回避することができる。
【0034】請求項7の構成によると、エンジン停止
後、オペレータが再乗車した場合に、オペレータにエン
ジンの再始動法を案内(ディスプレー上での文字表示や
音声表示で案内)するため、このシステムに不慣れなオ
ペレータでもエンジンの再始動を迅速、スムーズに行わ
せることができる。
【0035】ところで、普通、エンジンを始動するとき
は、キースイッチをオフ位置からオン位置を経由してス
タート位置まで回す操作を行うが、エンジンが自動停止
した状態ではキースイッチはオン位置にある。
【0036】そこで自動停止したエンジンを再始動する
ときは、上記始動時と同様の手順を踏むべく、オン位置
にあるキースイッチを一旦オフ位置に戻した後、オン位
置経由でスタート位置まで回すか、オン位置から直接ス
タート位置まで回す操作が行われる。
【0037】請求項8の構成によると、エンジン停止
後、このようなキースイッチの操作(オン位置から他の
位置への操作)が行われたときに、オペレータにエンジ
ン再始動の意思があるとして再始動法を案内するため、
オペレータが不慣れでも操作に迷いがなくなる。
【0038】一方、請求項9〜14の構成によると、エ
ンジン停止時に電源を自動的に遮断するため、バッテリ
を電源とする場合の無駄な放電を防止することができる
とともに、電気系統も停止させて安全性を確保すること
ができる。
【0039】この場合、エンジン停止の条件は問わず、
請求項2〜8のように無操作、猶予時間経過、オペレー
タ降車の各条件成立によってエンジンが停止したときに
電源も遮断するようにしてもよいし、請求項10のよう
にオペレータの降車のみ、または請求項11のように操
作手段の無操作+無操作猶予時間の経過を条件としてエ
ンジンを自動停止させる構成をとった場合のエンジン停
止時に電源を遮断するようにしてもよい。
【0040】また、請求項12の構成によると、エンジ
ン停止から一定時間経過後に電源が遮断されるため、エ
ンジン停止とともに行うべき電気的処理(たとえばコン
ピュータを搭載した機械におけるメモリ処理)を確保す
ることができる。
【0041】請求項13の構成によると、エンジン停止
後、オペレータが乗車するだけで電源が復帰するため、
電源復帰のための煩わしい手順を踏む必要がなく、オペ
レータの操作負担が軽減される。
【0042】さらに、請求項14の構成によると、エン
ジン停止後に、前記のようにキースイッチがオン位置か
らオフ位置に戻された後、オン位置に戻されるという、
オペレータのエンジン再始動の意思を確認した上で電源
が復帰するため、無駄に電源が復帰するおそれがない。
【0043】請求項15の構成によると、オペレータの
好みや作業環境(たとえばエンジン自動停止の必要のな
い場合)に応じて、上記エンジン停止等の自動制御と手
動制御を選択することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】第1実施形態(図1〜図7参照) 図1に、この建設機械におけるエンジン等の制御系の全
体構成を示す。
【0045】同図において、1はエンジンで、このエン
ジン1によって主、補助両油圧ポンプ2,3が駆動さ
れ、主油圧ポンプ2の吐出油が油圧アクチュエータ回路
4に、補助油圧ポンプ3の吐出油が操作手段としてのリ
モコン弁5にそれぞれ供給される。
【0046】リモコン弁5は、レバー5aを有し、この
レバー5aの操作方向と操作量に応じたリモコン圧(パ
イロット圧)により、油圧アクチュエータ回路4中のコ
ントロールバルブ(図示しない)が切換わり作動して、
油圧シリンダや油圧モータ等の油圧アクチュエータの作
動方向と速度が制御される。
【0047】補助油圧ポンプ3とこのリモコン弁5とを
結ぶリモコン弁一次側管路6に、制御手段としてのコン
トローラ7によって制御される油圧ロック弁(電磁弁)
8が設けられ、この油圧ロック弁8が図示の開通位置イ
から右側のロック位置ロに切換わったときにリモコン弁
5へのパイロット圧油の供給が停止する。
【0048】これにより、リモコン弁5が操作されても
リモコン圧が発生しないため、油圧アクチュエータ回路
4の作動が停止する。
【0049】コントローラ7には、主としてエンジン1
の運転/停止及び回転数を制御するエンジン制御部9
と、リモコン弁5に設けられた圧力センサ10,11か
らの信号によってリモコン弁5が操作されたか否か(操
作状態)を検出する操作状態検出部12と、キャビンの
乗降口に設けられたゲートレバー13が図中実線の閉状
態から破線で示すように開かれたとき(オペレータの降
車時)にオンとなるゲートレバースイッチ14からの信
号によって乗降状態を検出する乗降状態検出部15と、
エンジン停止の予報や再始動案内を行う報知手段として
のディスプレー装置16及びスピーカー17を制御する
報知制御部18と、電源スイッチ19をオン・オフ制御
する電源制御部20と、照明灯21を制御する照明灯制
御部22と、乗降状態検出部15からの信号に基づいて
油圧ロック弁8を制御する(オペレータ降車時に油圧ロ
ック弁8をロック位置ロに切換える)油圧ロック弁制御
部23とを具備している。
【0050】24はこのコントローラ7のエンジン制御
部9からの信号に基づいてエンジン1の運転/停止及び
回転数を設定するガバナ制御部、25はエンジン始動用
のキースイッチ、26はエンジン回転数設定用のエンジ
ンスロットル、27は照明灯21をオン/オフさせる照
明灯スイッチ、28は以下に述べる自動制御を行うか行
わないかをオペレータの意思によって選択する選択スイ
ッチである。
【0051】コントローラ7による制御内容を含むこの
建設機械の作用を図2〜図7を併用して説明する。
【0052】A.エンジン停止制御 図2はエンジン停止制御のフローを示し、制御開始とと
もに操作状態検出部12においてリモコン弁5が操作さ
れているか否かが判断され(ステップS1)、NO(操
作中)の場合は、エンジンスロットル6からの入力に基
づくエンジン制御部9からガバナ制御部24への信号に
よってエンジン1が設定回転数で運転される(ステップ
S2)。
【0053】一方、ステップS1でYES(無操作)の
場合は、予め設定された待ち時間T1の経過を待って
(ステップS3)、エンジン回転数が、エンジン停止に
つながる回転数として予め低めに設定された待機回転数
に設定される(ステップS4)。
【0054】この後、予め設定された猶予時間T2がカ
ウントされ、猶予時間T2が経過したとき(ステップS
5でYESのとき)に、ステップS6でゲートレバー1
3が「開」か否か、ステップS7で照明灯21が点灯中
か否か、ステップS8で選択スイッチ28が自動制御を
選択した状態にあるか否かがそれぞれ判断され、すべて
YESのときに、ステップS9で、ディスプレー装置1
6またはスピーカー17によりエンジン停止の予報(た
とえば『エンジンを自動停止します』)が出される。
【0055】なお、ステップS5でT2経過前、ステッ
プS6でゲートレバー「閉」、ステップS7で照明灯点
灯、ステップS8で選択スイッチオフの場合は、いずれ
もステップS10でエンジン回転数が待機回転数に維持
される。
【0056】この後、エンジン停止予報から実際にエン
ジン1が停止するまでに必要として設定されたエンジン
停止待ち時間T3が経過したとき(ステップS11でY
ESのとき)に、エンジン1が自動停止する(ステップ
S12)。
【0057】また、このエンジン停止後、予め設定され
た待ち時間T4を置いて(ステップS13)、電源が遮
断される(ステップS14)。
【0058】以上の作用は図4,5のタイミングチャー
トにも示している。
【0059】図4は、図2のステップS1で無操作が検
出された後、図2中のステップS5における猶予時間T
2が経過する前にゲートレバー13が開かれた(オペレ
ータが降車した)場合を示し、この場合はゲートレバー
13が開いた後、猶予時間T2及びエンジン停止待ち時
間T3の経過を待ってエンジン1が停止する。
【0060】これに対し、図5は、無操作検出後、猶予
時間T2経過後にゲートレバー13が開かれた場合を示
し、この場合は、猶予時間T2内に二つの条件が整わな
いため、猶予時間T2経過後もエンジン1は停止せず、
その後、ゲートレバー13が開かれたときに、エンジン
停止待ち時間T3のみを置いてエンジン1が停止する。
【0061】このように、リモコン弁5の操作が無くな
った後、猶予時間T2が経過し、かつ、オペレータが降
車したとき(ゲートレバー13「開」)、すなわち、オ
ペレータの作業中止の意思が明確な場合にのみエンジン
1が自動停止する。
【0062】従って、オペレータに作業を続行する意思
のある場合、たとえばオペレータがキャビン内から外部
に作業の指示や合図を与えたり作業内容を確認したりす
る間、操作を止めてもエンジンは停止しないし、オペレ
ータが、短時間の用足しや打ち合わせのために一時的に
降車しても、猶予時間T2内に再乗車したときにはエン
ジン1は停止しない。
【0063】このため、エンジン1がオペレータの意に
反して停止してしまうおそれがなく、その都度、エンジ
ン1を再始動する煩わしさがなくなる。
【0064】また、猶予時間T2を設けることで、オペ
レータに作業続行/中止の意思選択の時間的余裕を与え
ることができる。
【0065】さらに、次のような効果が得られる。
【0066】(i)図2,4に示すように上記猶予時間
T2中はエンジン1を低速(待機回転数)で回転させる
ため、エンジン燃料の浪費を抑えることができる。
【0067】(ii)照明灯21を点けて点検や修理等
の作業を行っているときは、上記二条件が揃ってもエン
ジン1が停止しないため、バッテリを電源とする場合に
バッテリの過放電を防止することができる。
【0068】(iii)エンジン1の自動停止前にその
旨をオペレータに予報するため、降車しようとするオペ
レータに、エンジン(作業)停止/継続を最終的に選択
させ、無駄なエンジン停止を回避することができる。
【0069】(iv)エンジン停止とともに電源を自動
的に遮断するため、電気系統も停止させて安全性を確保
できるとともに、バッテリを電源とする場合の無駄な放
電を防止することができる。
【0070】しかも、エンジン停止から一定の待ち時間
T4経過後に電源が遮断されるため、エンジン停止とと
もに行うべき電気的処理(たとえばコンピュータを搭載
した機械におけるメモリ処理)を確保することができ
る。
【0071】B.エンジン再始動制御 図3はエンジン再始動のための制御フローを示し、まず
ステップS15でキースイッチ25がオン位置にあるか
否かが判別される。
【0072】上記エンジン停止制御によってエンジン1
を自動停止させた場合、キースイッチ25はオン位置に
あるが、その後、このオン位置のまま放置される場合
と、オペレータがキースイッチ25をオフに戻してキー
を抜き取る場合とがある。
【0073】そこで、エンジン停止後、このステップS
15でYESの場合は、ステップS16でゲートレバー
13が「開」か「閉」のいずれであるかが判断され、
「閉」のときは、オペレータが乗車したとして、ステッ
プS17で、ディスプレー装置16またはスピーカー1
7によりオペレータに向けて再始動方法が案内(たとえ
ば『キースイッチをスタートするとエンジンが再始動し
ます』の文字表示または音声による案内)される。
【0074】次いで、ステップS18で電源が復帰した
後、ステップS19でキースイッチ25がスタート操作
されたか否かが判断され、スタート操作されたときにエ
ンジン1が再始動する(ステップS20)。
【0075】一方、ステップS15でNOのとき、すな
わち、キースイッチ25がオン位置でないと判断される
と、ステップS21で、ステップS17と同様に再始動
方法が案内された後、ステップS22で、この案内に従
ってキースイッチ25が一旦オフ位置に戻されたか否か
が判別され、YES(戻された)となるとステップS2
3でキースイッチ25が一旦オフ位置に戻されたことを
表すフラグA=1が記憶されてステップS15に戻る。
【0076】なお、ステップS22でNO(キースイッ
チ25がオフ操作されていない)となったときもステッ
プS15に戻り、ステップS21、ステップS22を繰
り返す。
【0077】また、ステップS16でゲートレバー
「開」となると、ステップS24でフラグA=1か否
か、つまりキースイッチ25が一旦オフ位置に戻された
か否かが判別され、YESのときは、オペレータがゲー
トレバー13を開いたまま再始動操作を行っているとし
て電源を接続し(ステップS18)、エンジン再始動
(ステップS20)に向かう。
【0078】これに対してステップS24でNOのとき
は、オペレータがキースイッチ操作を行っていないとし
てステップS15に戻る。
【0079】一方、ステップS19でNO(キースイッ
チ25がスタート操作されていない)となると、ステッ
プS25でキースイッチ25がオフ位置にあるか否かが
判断され、オフ位置にないときはステップS19に戻っ
てスタート操作を待ち、オフ位置のときはステップS1
5に戻ってオン位置への操作を待つ。
【0080】図6はゲートレバー13がキースイッチ2
5よりも先に「閉」操作された場合のエンジン再始動の
タイミングチャートであり、ゲートレバー13の「閉」
操作によって電源が復帰し、キースイッチ25のスター
ト操作によってエンジン1が回転する。
【0081】一方、図7はキースイッチ25がゲートレ
バー13の「閉」操作よりも先に操作された場合(オペ
レータが乗車してゲートレバー13を閉じるよりも先に
再始動操作を行った場合)のエンジン再始動のタイミン
グチャートであり、前記のようにキースイッチ25のオ
ン→オフorスタート操作で再始動案内が行われ、キー
スイッチ25のオフ→オン操作で電源が復帰するととも
に、キースイッチ25のオン→スタート操作でエンジン
1が再始動する。
【0082】このように、エンジン停止後、オペレータ
が乗車するだけで電源が復帰する(ステップS16〜1
8)ため、電源復帰のための煩わしい手順を踏む必要が
なく、オペレータの操作負担が軽減される。
【0083】また、ステップS15→ステップS21〜
S23→ステップS15のフローにより、キースイッチ
25がオン位置からオフ位置に戻された後、オン位置に
戻されるという、オペレータのエンジン再始動の意思を
確認した上で電源が復帰するため、無駄に電源が復帰す
るおそれがない。
【0084】一方、 a.オペレータが乗車したとき(ステップS16で
「閉」のとき)、 b.キースイッチ25がオン位置から他の位置に操作さ
れたとき(ステップS15でNOのとき)に、それぞれ
オペレータにエンジン再始動法を案内するため、オペレ
ータが不慣れでも操作に迷いがなくなり、エンジン1を
迅速かつスムーズに再始動させることができる。
【0085】第2及び第3実施形態(図8,9参照) 第1実施形態では、無操作から猶予時間T2を経過し、
かつ、ゲートレバー13が「開」のときにエンジン1を
自動停止させるとともに、電源を遮断する構成をとった
のに対し、第2実施形態においては、図8に示すよう
に、ゲートレバー13が「開」という条件のみでエンジ
ン1を自動停止させる(ステップS101,102)と
ともに、待ち時間T4を置いて(ステップS103)電
源を遮断する(ステップS104)構成をとっている。
【0086】また、図9に示す第3実施形態において
は、ステップS201で無操作か否かを判断し(操作有
りの場合はステップS202)し、無操作のときに、待
ち時間T1経過後にエンジン回転数を待機回転数に落と
し(ステップS203,S204)、さらにステップS
205で猶予時間T2経過後(経過前はステップS20
7)に、エンジン停止予報(ステップS206)を経て
エンジン1を自動停止させる(ステップS208)とと
もに、待ち時間T4経過後に電源を遮断する(ステップ
S211)構成をとっている。
【0087】この第2及び第3両実施形態の場合も、第
1実施形態と同様に、エンジン停止時に電源を遮断する
ことで、バッテリを電源とする機械においてバッテリの
過放電を防止できるとともに、電気系統も停止させて安
全性を確保できるという効果が得られる。
【0088】他の実施形態 (1)エンジン停止時の猶予時間T2をオペレータの好
みや作業環境等に応じて機械ごとに長短調節できるよう
にしてもよい。
【0089】また、猶予時間T2中にエンジン回転数を
待機回転数に落とさずに設定回転数に維持するように構
成してもよい。
【0090】(2)上記実施形態では、照明灯21が点
灯しているときはエンジン1を自動停止させないように
構成したが、この照明灯点灯中であってもエンジン1を
自動停止させるように構成してもよい。
【0091】また、この二つのパターン(照明灯点灯中
にエンジン停止させる/させない)を切換スイッチで任
意に選択できるようにしてもよい。
【0092】(3)乗降状態検出手段として、上記のよ
うにゲートレバー13の開閉によってオペレータの乗降
を間接的に検出する方式に代えて、重量センサや光セン
サ等によって直接オペレータの乗降を検出するようにし
てもよい。
【0093】(4)操作状態検出手段として、リモコン
弁5のリモコン圧を検出する方式に代えて、オペレータ
がリモコン弁5を動かしたときに作動する圧力スイッチ
やリミットスイッチ、マイクロスイッチ、光電スイッチ
等を用いてもよい。
【0094】
【発明の効果】上記のように請求項1〜9の発明による
と、操作手段の操作が無くなった後、猶予時間が経過
し、かつ、オペレータが降車したとき、すなわち、オペ
レータに作業続行の意思がないときにのみエンジンを自
動停止させるため、公知技術の場合のようにエンジンが
オペレータの意に反して停止してしまうおそれがなく、
その都度、エンジンを再始動する煩わしさがなくなる。
【0095】また、猶予時間を設けることで、オペレー
タに作業続行/中止の意思選択の時間的余裕を与えるこ
とができる。
【0096】この場合、請求項6の発明によると、エン
ジンの自動停止前にその旨をオペレータに予報するた
め、降車しようとするオペレータに、エンジン停止を確
認させ、かつ、作業停止/継続を最終的に選択させて無
駄なエンジン停止を極力回避することができる。
【0097】一方、請求項9〜14の発明によると、エ
ンジン停止時に電源を自動的に遮断するため、バッテリ
を電源とする場合の無駄な放電を防止することができる
とともに、電気系統も停止させて安全性を確保すること
ができる。
【0098】この場合、請求項13の発明によると、エ
ンジン停止後、オペレータが乗車するだけで電源が復帰
するため、電源復帰のための煩わしい手順を踏む必要が
なく、オペレータの操作負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる建設機械の制御
系のブロック構成図である。
【図2】同実施形態による作用を説明するためのエンジ
ン停止及び電源遮断制御のフローチャートである。
【図3】同エンジン再始動及び電源接続制御のフローチ
ャートである。
【図4】エンジン停止制御において猶予時間経過前にゲ
ートレバーが「開」操作された場合のタイミングチャー
トである。
【図5】同猶予時間経過後にゲートレバーが「開」操作
された場合のタイミングチャートである。
【図6】エンジン再始動制御においてゲートレバーがキ
ースイッチよりも先に操作された場合のタイミングチャ
ートである。
【図7】同制御においてキースイッチがゲートレバーよ
りも先に操作された場合のタイミングチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態による作用を説明するた
めのエンジン停止及び電源遮断制御のフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第3実施形態による作用を説明するた
めのエンジン停止及び電源遮断制御のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 エンジン 2 油圧ポンプ 4 油圧アクチュエータ回路 5 操作手段としてのリモコン弁 7 制御手段としてのコントローラ 9 コントローラのエンジン制御部 10,11 操作状態検出手段としての圧力センサ 12 コントローラの操作状態検出部 13 乗降状態検出手段としてのゲートレバー 14 同ゲートレバースイッチ 15 コントローラの乗降状態検出部 16 エンジン停止予報等を行う報知手段としてのディ
プレー装置 17 同スピーカー 21 照明灯 25 キースイッチ 28 制御手段を作用させる状態と作用させない状態と
に切換える切換手段としての選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 310 F02D 45/00 310G (72)発明者 絹川 秀樹 東京都品川区東五反田2−17−1 コベル コ建機株式会社東京本社内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB01 BA05 BA08 CA02 DA04 DB02 DB05 DB07 DC04 3F205 AA05 KA10 3G084 AA07 BA01 BA03 CA07 DA02 DA39 EA07 EA11 FA33 FA36 3G092 AC06 CA01 DG05 EA08 EA14 EA17 FA14 FA24 FA30 FA46 FB06 GA01 GA10 GB10 HE01Z HF19Z HF20Z 3G093 AA10 AA15 BA19 BA22 BA24 BA25 BA32 BA33 CA09 DA12 DA13 DB23 EA01 EC01 FA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを動力源として油圧ポンプを作
    動させ、操作手段の操作に基づいて上記油圧ポンプの吐
    出油により油圧アクチュエータを駆動する建設機械にお
    いて、上記操作手段の操作が無くなった後、予め設定さ
    れた猶予時間が経過し、かつ、オペレータが降車したと
    きに、制御手段により上記エンジンを自動停止させるこ
    とを特徴とする建設機械のエンジン制御方法。
  2. 【請求項2】 エンジンを動力源として油圧ポンプを作
    動させ、操作手段の操作に基づいて上記油圧ポンプの吐
    出油により油圧アクチュエータを駆動する建設機械にお
    いて、オペレータの乗降状態を検出する乗降状態検出手
    段と、上記操作手段が操作中であるか否かを検出する操
    作状態検出手段と、制御手段とを具備し、この制御手段
    は、上記操作状態検出手段が操作手段の無操作を検出し
    た後、予め設定された猶予時間が経過し、かつ、上記乗
    降状態検出手段がオペレータの降車を検出したときにエ
    ンジンを自動停止させるように構成されたことを特徴と
    する建設機械。
  3. 【請求項3】 制御手段は、猶予時間中はエンジン回転
    数を予め設定された待機回転数に低下させるように構成
    されたことを特徴とする請求項2記載の建設機械。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の建設機械の制御
    装置において、乗降状態検出手段として、乗降口を開閉
    するゲートレバーによって作動するゲートレバースイッ
    チが用いられ、制御手段は、上記ゲートレバーが開いた
    ときの上記ゲートレバースイッチの信号によってオペレ
    ータが降車中であると判断するように構成されたことを
    特徴とする建設機械。
  5. 【請求項5】 照明灯を備え、制御手段は、この照明灯
    が点灯状態にあるときはエンジンを停止させないように
    構成されたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか
    に記載の建設機械。
  6. 【請求項6】 制御手段は、エンジン停止前にオペレー
    タに対してエンジン停止を予報するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の建設
    機械。
  7. 【請求項7】 制御手段は、エンジン停止後、乗降状態
    検出手段がオペレータの乗車を検出したときに、オペレ
    ータに対してエンジン再始動法を案内するように構成さ
    れたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載
    の建設機械。
  8. 【請求項8】 制御手段は、エンジン停止後、エンジン
    始動用のキースイッチがオン位置から他の位置に操作さ
    れたときに、オペレータに対して再始動法を案内するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項2乃至7のいず
    れかに記載の建設機械。
  9. 【請求項9】 制御手段は、エンジン停止時に電源を遮
    断するように構成されたことを特徴とする請求項2乃至
    8のいずれかに記載の建設機械。
  10. 【請求項10】 エンジンを動力源として油圧ポンプを
    作動させ、操作手段の操作に基づいて上記油圧ポンプの
    吐出油により油圧アクチュエータを駆動する建設機械に
    おいて、オペレータの乗降状態を検出する乗降状態検出
    手段と、制御手段とを具備し、この制御手段は、上記乗
    降状態検出手段がオペレータの降車を検出したときにエ
    ンジンを自動停止させるとともに電源を遮断するように
    構成されたことを特徴とする建設機械。
  11. 【請求項11】 エンジンを動力源として油圧ポンプを
    作動させ、操作手段の操作に基づいて上記油圧ポンプの
    吐出油により油圧アクチュエータを駆動する建設機械に
    おいて、上記操作手段が操作中であるか否かを検出する
    操作状態検出手段と、制御手段とを具備し、この制御手
    段は、上記操作状態検出手段が無操作を検出してから予
    め設定された無操作猶予時間を経過したときに、エンジ
    ンを自動停止させるとともに電源を遮断するように構成
    されたことを特徴とする建設機械。
  12. 【請求項12】 制御手段は、エンジン停止から、予め
    設定された時間を経過した後に電源を遮断するように構
    成されたことを特徴とする請求項9乃至11のいずれか
    に記載の建設機械。
  13. 【請求項13】 制御手段は、エンジン停止後に乗降検
    出手段がオペレータの乗車を検出したときに電源を接続
    するように構成されたことを特徴とする請求項9乃至1
    2のいずれかに記載の建設機械。
  14. 【請求項14】 制御手段は、エンジン停止後に、エン
    ジン始動用のキースイッチがオン位置からオフ位置に戻
    された後、オン位置に操作されたときに電源を接続する
    ように構成されたことを特徴とする請求項9乃至12の
    いずれかに記載の建設機械。
  15. 【請求項15】 制御手段を作用させる状態と作用させ
    ない状態とに切換える切換手段が設けられたことを特徴
    とする請求項2乃至13のいずれかに記載の建設機械。
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