JP2003306106A - 緊急通報装置 - Google Patents

緊急通報装置

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JP2003306106A
JP2003306106A JP2002110181A JP2002110181A JP2003306106A JP 2003306106 A JP2003306106 A JP 2003306106A JP 2002110181 A JP2002110181 A JP 2002110181A JP 2002110181 A JP2002110181 A JP 2002110181A JP 2003306106 A JP2003306106 A JP 2003306106A
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JP2002110181A
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Takeshi Yamaguchi
健 山口
Yasutoshi Nakama
保利 中間
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両事故発生時に緊急センターが迅速で適切
な処置を行える緊急通報装置を提供する。 【解決手段】 車両異常検出部12が車両の異常を検出
したときには、カメラ1の撮像方向を乗員位置の方向へ
切り替え、車両位置検出部6で取得した車両位置情報と
ともに乗員の映像を緊急センターに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急通報装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の緊急通報装置は、車両周辺環境を
撮像するカメラと車室内を撮像するカメラとの複数のカ
メラを搭載し、事故発生前後の映像を記録することによ
り事故発生時の状況をさらに詳しく解析することを可能
にしている。走行中のカメラ映像は圧縮処理され、一番
古い映像を順次更新するようなリングバッファ構造のメ
モリに記録される。そして、事故発生を検出する衝撃検
知センサ信号を受信時には、Global Posit
ioning System(以下、GPSという)な
どによる現在の車両位置情報や車両識別情報及び車室内
や車室外の映像を緊急通報センター(以下、センターと
いう)へ送信することにより、より迅速な救急活動に対
処するようにしている(特開2001−236586号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊急通報装置では、事故の状況により、固定された
映像からの乗員状態把握が困難な場合があるという問題
を有していた。
【0004】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、緊急通報時には自動的に撮像方向を乗
員位置方向へ切り替えて乗員の映像を送信することによ
り、センターから乗員状態の把握を可能にした緊急通報
装置を提供するものである
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の緊急通報装置
は、車両に搭載された撮像手段と、前記車両の現在位置
を検出する車両位置検出手段と、乗員位置を検出する乗
員位置検出手段と、前記車両の異常を検出する車両異常
検出手段と、外部機関と通信するための通信手段と、撮
像手段の撮像方向を切り替える撮像方向制御手段とを備
え、車両異常検出手段が車両の異常を検出したときに
は、撮像方向制御手段によって撮像手段の撮像方向を乗
員位置検出手段で検出した乗員位置の方向へ切り替え、
車両位置検出手段で検出した車両位置情報と撮像手段で
撮像した乗員の映像を通信手段を介して前記外部機関に
送信する。
【0006】この構成により、車両異常検出手段より車
両の異常を検出した時には撮像方向制御手段により撮像
手段の撮像方向を乗員位置方向へ切り替える。そして、
通信手段を介してセンターに車両位置検出手段により得
られた車両位置情報と車両識別情報及び撮像手段で撮像
される乗員位置方向の車室内映像を送信し、センターで
の乗員の状態把握が可能となる。
【0007】また、本発明の緊急通報装置は、車両異常
検出手段が車両の異常を検出したときには、撮像手段を
所定の角度を旋回させた後に撮像手段の撮像方向を乗員
位置方向へ切り替え、旋回時の映像と乗員位置方向の映
像を前記外部機関に送信する。
【0008】この構成により、センターで車室内外の全
体的な状況把握が可能となり、より適切な対応が可能と
なる。
【0009】さらに、本発明の緊急通報装置は、撮像手
段の映像を記録保存する記録保存手段を備え、通信手段
による映像送信では画像処理を行った映像情報を送信す
る。
【0010】この構成により、センターへの映像情報送
信に適した画像処理を施した映像情報を送信するが、処
理前の映像情報を記録保存できるので、送信された映像
では事故原因解明には不充分な場合も、この記録を用い
て解析が可能となる。
【0011】さらに、本発明の緊急通報装置は、通信手
段を介して前記外部機関から受信する情報により撮像手
段の撮像方向を変動させる。
【0012】この構成により、センターからのカメラ操
作が可能となり、より精度の高い状態確認が可能とな
る。
【0013】さらに、本発明の緊急通報装置は、車両異
常検出手段により検出された車両の異常の程度により、
前記外部機関による撮像手段の撮像方向の変動可能範囲
を規制する。
【0014】この構成により、軽度の事故においては乗
員のプライバシー保護のために映像を送信しないか、あ
るいは運転席近辺のみ操作可能にし、重度の事故におい
てはセンターから自由に操作可能にして、全乗員の状態
の把握を可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0016】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態の緊急通報装置は、撮像手段としてのカメラ1と、
カメラ1の撮像方向を変動する駆動部2と、駆動部2の
動作を制御するカメラ制御部3と、一定の容量を持ちそ
の容量を越える場合には古いものから順に上書きしてカ
メラ1の映像を保存する一時記録映像部4と、GPSの
位置情報を受信するGPS受信機5から現在位置情報を
取得する車両位置検出手段としての車両位置検出部6
と、シートベルトの開閉信号や着座センサ信号あるいは
ドアの開閉信号等による乗員の配置状況を検出する乗員
センサ7から乗員位置情報を取得する乗員位置検出手段
としての乗員位置検出部8と、加速度を検出する加速度
センサ9、エアバッグが動作しているか否かを検出する
エアバッグセンサ10及び車両速度を検出する車速セン
サ11の信号を受信して車両の異常を検出する車両異常
検出手段としての車両異常検出部12と、車両が所定の
外部機関と通信するための通信手段としての通信手段1
3と、カメラ1の映像情報に日時情報を付加するための
日時取得手段14と、車両登録情報15と、カメラ1の
撮像方向を手動で切替可能な撮像方向調整手段16と、
手動で外部機関に緊急通報をするための緊急通報手段1
7と、乗員位置方向情報を保持する乗員位置方向情報1
8とを有している。
【0017】図2に示すように、カメラ1は例えば車室
内天井部に設置され、駆動部2はカメラ1の仰角を可動
するシャフト19と、シャフト19の軸まわりに回転駆
動する回転ステージ20とを有している。カメラ制御部
3によって回転ステージ20及びシャフト19の駆動が
制御され、カメラ1の回転および仰角の変更を行う。ま
た、カメラ1は周辺部をゴムシート等の弾性材21で被
覆され、音情報を収集するマイクロフォン22を備えて
いる。
【0018】図3は緊急通報装置の設置時に必要な設定
方法を示す。図1記載の撮像方向調整手段16によって
カメラ1の撮像方向を切り替え、まず正面方向θ0を登
録して、以下、運転手方向θ1、助手席方向θ2、その他
乗員方向θ3以降を、正面方向θ0との角度差として図1
の乗員位置方向情報18に登録する。
【0019】また、事故発生時に車両搭載の緊急通報手
段17を作動させることにより通信手段13を用いてセ
ンター(図示せず)へ自動的に緊急通報を行い、車両位
置情報や車両識別情報、事故状況についてセンターと交
信し、必要に応じてパトカーや救急車が現場へ手配され
る。
【0020】以上のように構成された緊急通報装置につ
いて、図4を用いて、その動作を説明する。
【0021】車両のエンジン始動によりシステムが起動
され(S100)、撮像方向調整手段16によるカメラ
1の撮像方向の切り替えが可能となる(S101)。撮
像方向は、ドライブレコーダとしての性質上、車室外を
撮像できる方向とすることが望ましい。また、撮像方向
の切り替え(S101)は省略も可能であり、省略した
場合はシステム起動時の撮像方向のままとなる。カメラ
1の撮像方向と正面方向θ0との角度差θと、乗員位置
検出部8で取得した乗員位置との情報をカメラ制御部3
に保存し(S102)、カメラ1の撮像を開始して(S
103)、カメラ1の映像が一時記録映像部4に記録さ
れる(S104)。加速度センサ9、エアバッグセンサ
10及び車速センサ11にて事故の発生を検出したとき
(S105)は、カメラ1の撮像方向を運転席方向へ切
り替える(S106)。
【0022】ここで図5を用いて乗員位置への撮像方向
の切り替え方法を説明する。運転席への撮像方向切り替
えにあたっては、乗員位置方向情報18に保持されてい
る運転席方向θ1の情報を取得し、カメラ制御部3に保
持する現在の撮像方向θとの角度差Δθを求め、駆動部
2により撮像方向をΔθの角度分変更してカメラ1の撮
像方向を運転席方向へ切り替える。
【0023】そして、通信手段13を用いてセンターに
通信接続して(S107)、車両位置検出部6から得ら
れた車両位置情報と車両登録情報15、運転席方向へ向
けられた(S106)カメラ1の映像情報、マイクロフ
ォン22の音情報をセンターに送信する(S108)。
【0024】以上により、事故発生時にはセンターで運
転席の映像情報を取得できるため、事故車両における乗
員の状況を視認することが可能となり、適切な対応がで
きる。
【0025】なお、この例では撮像方向の切り替え(S
106)を運転席方向としたが、乗員位置方向情報18
に基づいて他の乗員についても運転席と同様の方法で映
像情報をセンターに送信することもできる。この場合の
カメラ1の撮像方向の切り替えは、運転席への切り替え
と同様にして乗員位置方向情報18に保持されている位
置情報と現在の撮像方向との角度差分を駆動部2により
切り替えることで実現できる。そして、この場合には例
えば所定の時間毎に乗員位置方向情報18に基づいた乗
員位置へカメラ1の撮像方向を順次切り替えてセンター
に送信する方法が考えられる。
【0026】また、乗員の配置情報取得の方法として、
例えば赤外線センサなどの乗員の有無を感知する人体感
知センサを各座席位置付近に配置して、センサ信号の有
無により判定をすることもできる。
【0027】さらに、着座の高さをセンサ信号で感知し
てもよく、その場合には、例えば大人と子供との頭部位
置などの個人により異なる身体部位の位置に合わせるよ
うに、シャフト19によってカメラ1の仰角を変動して
撮像することが可能となる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態の緊急通
報装置の動作フローを図6に示す。第1の実施の形態の
動作フロー図4と第2の実施の形態の動作フロー図6と
の相違点は、カメラ1の撮像方向切り替え(S106)
の直前に車室内からの旋回映像記録(S109)があ
り、センターへは車室内映像のみを送信する(S10
8)のではなく、旋回映像をも送信する(S110)点
である。
【0029】事故発生直後には、カメラ1を駆動部2に
より所定の周回数だけ旋回させ(S109)、その旋回
時の映像情報をセンターに送信する(S110)ことに
より、車外及び車内の全体的な状況把握が可能となり、
また旋回後は乗員位置の映像情報を逐次送信して乗員状
態把握をできるようにして、より適切な対応が可能とな
る。
【0030】なお、車両異常検出部12の検出結果に従
って車室内からの旋回映像(S109)と乗員位置の映
像(S106)との記録の順を変えてもよく、強い衝撃
などから大きな事故と検出された場合には乗員の映像情
報を優先して送信することにより適切な対応が可能とな
る。
【0031】さらに、本発明の第3の実施の形態の緊急
通報装置を図7に示す。第1の実施の形態の緊急通報装
置を示す図1との相違点は、高解像度の画像情報を記録
する映像記録保存部25がカメラ制御部3に接続されて
いる点である。
【0032】以上のように構成された緊急通報装置につ
いて、図8を用いて、その動作を説明する。
【0033】車両の異常検出(S105)までは第1の
実施の形態と同じであり、車両の異常検出(S105)
後には、一時記録映像部4の映像情報をそのまま映像記
録保存部25に複写し(S111)、カメラ1の撮像方
向を乗員方向へ切り替えた(S106)後は、車室内の
映像をそのままその容量が許す範囲で映像記録保存部2
5に保存する(S112)。
【0034】そして、送信に適した映像情報となるよ
う、単位時間数当たりの送信映像フレーム数を減少した
り、映像の画素数を落としたりするなどの画像処理を行
った映像を、通信手段13を介してセンターに送信する
(S113)。
【0035】事故直後に旋回して記録した映像を送信す
ることにより車外の状況も確認が可能であり、送信され
た映像が不鮮明で事故原因調査には不充分な場合も、事
故発生前後の高解像度の映像情報を保持することにより
原因究明に利用することが可能となる。
【0036】以上により、センターで受信した映像では
事故原因調査のための解析が困難であっても、映像記録
保存部25に保持されている事故発生前後の映像を、原
因究明の資料とすることができる。
【0037】さらに、本発明の第4の実施の形態の緊急
通報装置を図1を用いて説明する。第4の実施の形態で
は、第1の実施の形態と同じ構成であるが、通信手段1
3によりセンターの操作信号を受信して、カメラ制御部
3を介して駆動部2を動作させることが可能な機能が含
まれている点が異なっている。
【0038】以上のように構成された緊急通報装置につ
いて、図9を用いて、その動作を説明する。
【0039】本発明の第4の実施の形態の動作フロー図
9と第1の実施の形態のフロー図4の相違点は、センタ
ーへの送信接続(S107)の代わりにセンターへの送
受信接続(S114)があり、センターへの車両位置情
報、識別情報及び車室内映像送信(S108)の次にセ
ンターからの操作(S115)がある点である。まず、
センターへの緊急通報による通信の確立により、信号送
信のみではなく、信号の受信も行うことが可能な状態に
する(S114)。そして、センターから所定の信号を
受信することにより、センターからのカメラ1の操作を
可能にして、撮像方向や倍率を切り替えることにより、
より詳細な状況の把握、事故発生現場特定のための周囲
の状況確認が可能となる(S115)。
【0040】次に、センター側から操作を行う方法の例
を図10に示す。
【0041】操作画面はカメラ1の現在の撮像方向を視
覚的に表示するカメラ撮像方向表示部26と、受信した
映像情報を表示する受信映像表示部27と、受信済みで
センターに記録された映像の再生・停止・一時停止・巻
き戻し・早送り等を操作する記録映像操作部28と、撮
像方向と撮像倍率を切り替えるカメラ操作部29により
構成されている。センターでカメラ操作部29の撮像方
向や倍率を選択して送信を実行することにより、カメラ
1の操作情報が通信手段13を介してカメラ制御部3に
伝達され、駆動部2を介してカメラ1の撮像方向や倍率
を切り替える。そして、切り替え後の映像情報がセンタ
ーに送信されて受信映像表示部27に表示される。ま
た、切り替え後の撮像方向がカメラ撮像方向表示部26
に表示される。
【0042】以上により、センターからのカメラ1の操
作を可能にすることにより、センター主導の映像情報取
得が可能となり、センター側では、より一層適切な対応
や準備などが可能となる。
【0043】また、加速度センサ9やエアバッグセンサ
10、車速センサ11によって事故の発生を検知する
(S105)が、例えば車両異常検出手段のそれぞれに
重み付けをするなどして、事故の重大度を判定し、セン
ターからの操作(S115)に制限をかけることもでき
る。この結果、重度の事故については一刻を争う場合が
多いため、センター側からの規制なしの操作を可能にし
て適切な対応を受けれるようにしながら、軽度の事故に
ついてはセンター側からは映像を送信しないあるいは運
転席近辺のみの操作など、あらかじめ決められた操作の
みを許可して、プライバシーを守ることが可能となる。
【0044】なお、本発明の第1及び第2の実施の形態
における通信手段13は送信が可能であればよく、第3
及び第4の実施の形態の通信手段13は送受信ともに可
能であることが重要である。
【0045】また、暗い場合にも撮像できるよう、車室
内の明暗に応じて、室内灯やあらかじめカメラ1に取り
付けた撮像用ライト(図示せず)を点灯したり、赤外線
を利用したりして撮像してもよい。
【0046】さらに、本発明の第1、第2、第3及び第
4の実施の形態では事故発生の判断を加速度センサ9と
エアバッグセンサ10と車速センサ11により行ってい
る(S105)が、車速センサ11のみ以外の組み合わ
せでも判断は可能であり、他の車両異常検知手段を利用
することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、緊急通報
時にはカメラを自動的に乗員位置に撮像方向を切り替え
て乗員の映像を送信することによって、センター側での
乗員状態の把握が可能な緊急通報装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の緊急通報装置のシ
ステム構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態の緊急通報装置のカ
メラ及び駆動部を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態の緊急通報装置の乗
員位置登録方法を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態の緊急通報装置の動
作フローを示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態の緊急通報装置の乗
員位置方向への撮像方向切替方法を示す図
【図6】本発明の第2の実施の形態の緊急通報装置の動
作フローを示す図
【図7】本発明の第3の実施の形態の緊急通報装置のシ
ステム構成図
【図8】本発明の第3の実施の形態の緊急通報装置の動
作フローを示す図
【図9】本発明の第4の実施の形態の緊急通報装置の動
作フローを示す図
【図10】本発明の第4の実施の形態の緊急通報装置の
緊急センター操作画面を示す図
【符号の説明】
1 カメラ 2 駆動部 3 カメラ制御部 4 一時記録映像部 6 車両位置検出部 8 乗員位置検出部 12 車両異常検出部 13 通信手段 14 日時取得手段 15 車両登録情報 16 撮像方向調整手段 17 緊急通報手段 18 乗員位置方向情報 19 シャフト 20 回転ステージ 21 弾性材 22 マイクロフォン 25 映像記録保存部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/00 510 G08B 25/00 510M 5H180 25/08 25/08 A G08G 1/09 G08G 1/09 F H04N 5/225 H04N 5/225 C 7/18 7/18 E J Fターム(参考) 3D020 BA20 BB01 BC02 BC04 BD09 BE03 3D054 EE10 EE13 EE14 EE15 EE25 EE34 5C022 AA04 AB62 5C054 AA02 CF06 CG07 DA07 EA01 EA03 EA05 ED07 FF02 GB11 HA30 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB12 BB13 BB21 BB65 BB74 DD08 DD14 EE05 EE16 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG07 GG11 GG19 GG21 5H180 AA01 BB05 BB15 CC04 CC12 EE08 FF05 FF10 FF13 FF27

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された撮像手段と、前記車両
    の現在位置を検出する車両位置検出手段と、乗員位置を
    検出する乗員位置検出手段と、前記車両の異常を検出す
    る車両異常検出手段と、外部機関と通信するための通信
    手段と、前記撮像手段の撮像方向を切り替える撮像方向
    制御手段とを備え、前記車両異常検出手段が前記車両の
    異常を検出したときには、前記撮像方向制御手段によっ
    て前記撮像手段の撮像方向を前記乗員位置検出手段で検
    出した乗員位置の方向へ切り替え、前記車両位置検出手
    段で検出した車両位置情報と前記撮像手段で撮像した乗
    員の映像を前記通信手段を介して前記外部機関に送信す
    ることを特徴とする緊急通報装置。
  2. 【請求項2】 前記乗員位置検出手段が、シートベルト
    の開閉信号を取得して乗員位置を検出することを特徴と
    する請求項1記載の緊急通報装置。
  3. 【請求項3】 前記乗員位置検出手段が、着座センサ信
    号を取得して乗員位置を検出することを特徴とする請求
    項1記載の緊急通報装置。
  4. 【請求項4】 前記乗員位置検出手段が、ドアの開閉信
    号を取得して乗員位置を検出することを特徴とする請求
    項1記載の緊急通報装置。
  5. 【請求項5】 乗員座席位置近辺に設置され乗員の有無
    を感知する人体感知センサを備え、前記乗員位置検出手
    段が前記人体感知センサの信号を取得して乗員位置を検
    出することを特徴とする請求項1記載の緊急通報装置。
  6. 【請求項6】 前記人体感知センサが赤外線センサであ
    ることを特徴とする請求項5記載の緊急通報装置。
  7. 【請求項7】 前記車両異常検出手段が前記車両の異常
    を検出したときには、前記撮像手段を所定の角度旋回さ
    せて撮像した後に前記撮像手段の撮像方向を前記乗員位
    置方向へ切り替えて撮像し、旋回時の映像と前記乗員位
    置方向の映像とを前記外部機関に送信することを特徴と
    する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の緊急通
    報装置。
  8. 【請求項8】 前記車両異常検出手段が前記車両の異常
    を検出したときには、前記撮像手段の撮像方向を前記乗
    員位置方向へ切り替えて撮像した後に前記撮像手段を所
    定の角度旋回させて撮像し、前記乗員位置方向の映像と
    旋回時の映像とを前記外部機関に送信することを特徴と
    する請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の緊急通
    報装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段の映像を記録保存する記録
    保存手段を備え、前記通信手段による映像送信では画像
    処理を行った映像情報を送信することを特徴とする請求
    項1ないし請求項8のいずれかに記載の緊急通報装置。
  10. 【請求項10】 前記通信手段を介して前記外部機関か
    ら受信する情報により前記撮像手段の撮像方向を変動さ
    せることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれ
    かに記載の緊急通報装置。
  11. 【請求項11】 前記車両異常検出手段により検出され
    た前記車両の異常の程度により、前記外部機関による前
    記撮像手段の撮像方向の変動可能範囲を規制することを
    特徴とする請求項10記載の緊急通報装置。
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