JP2003305816A - 多層ポリエステル系シ−ト、フイルム、およびそれからなる成形品 - Google Patents

多層ポリエステル系シ−ト、フイルム、およびそれからなる成形品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は耐熱性、耐衝撃性等の特性を要求さ
れるトレーなどの成形品を得るのに適したポリエステル
系シートに関し、耐熱性、耐衝撃性および容器成形性に
優れ、かつ成形時の金型汚れを解決し且つ成形後の容器
外観に優れた多層ポリエステル系シートおよびその成形
品を提供することである。 【解決手段】 ポリエステル系樹脂と無機微粒子及びワ
ックスからなる表層と、ポリエステル系樹脂と無機微粒
子とワックス及びポリオレフィン樹脂からなる内層とか
ら構成されることを特徴とする多層ポリエステル系シ−

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐熱性、耐衝撃性等
の特性を要求されるトレーなどの成形品を得るのに適し
たポリエステル系シート、詳しくは結晶性および容器成
形性に優れかつ成形時の金型汚れを解決したポリエステ
ル系シート、およびそれらからなる成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用の電子レンジ、オーブンの広範な
普及により、高温での使用に耐えうる食品用トレーが必
要とされている。特に半調理済み冷凍食品用のトレーと
しては、調理時の高温条件のみならず保存時の冷凍条
件、すなわち約−20℃〜約220℃といった広い温度
範囲での使用に耐えうる必要がある。現在、上記特性を
有する食品用トレーとして、主としてポリエチレンテレ
フタレート樹脂(以下PETと記す)からなるポリエス
テル系シートを容器成形時に結晶化させて得られた結晶
化樹脂トレーが実用化されている。
【0003】しかしながら、PETからなるポリエステ
ル系シートは、容器を熱成形する際その結晶化に時間を
要するため、容器生産時の成形サイクルが比較的長いこ
とが問題とされていた。さらに、かかるPETからなる
トレーは充分な耐熱性を有するものの耐衝撃性は充分と
はいえず、衝撃による容器破損が著しいという欠点をも
有していた。
【0004】上記問題を解決するために、PETに少量
のポリオレフィンを添加した樹脂(以下C−PETと記
す)からなるポリエステル系シートが提案されている。
C−PETシートは熱成形時の結晶性がPETシートに
比して向上しており、比較的成形性に優れることが知ら
れている。また、C−PETシートから得られた容器の
耐衝撃性はPETシートからなる容器のそれよりも良好
であることも知られている。
【0005】この種の食品用トレーがシートの熱成形に
よって生産される場合、上記特性に加え、予熱時におけ
るシートの垂れ下がり量の適正化、金型からの離型性の
向上、金型汚れの付着量減少や成形サイクルの短縮とい
った成形性の改善も必要である。しかし、上記C−PE
Tでは成形時における金型へのポリオレフィン付着、す
なわち金型汚れが著しいことが問題となっており、その
早期解決が望まれている。
【0006】上記欠点を改良するための方法として、ポ
リオレフィンとして変成ポリオレフィンあるいはポリエ
チレンアイオノマー等を用いたシートおよび汎用の結晶
核剤を配合したシート、または表層からポリオレフィン
を取り除く代わりに同じく熱成形時の結晶性を向上させ
る向き微粒子を用いることで本質的に上記の金型汚れの
問題を解決したシートが提案されている。
【0007】しかしながら、第一のシートは本質的に金
型汚れ問題を解決したものではなく、第二のシートは金
型汚れを生じないものの、耐衝撃性に劣るという欠点を
有しており、第三のシートは金型汚れは生じないもの
の、成形後の容器外観に劣るという問題を有しており、
さらなる改良が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の通り、現行のポ
リエステル系シートおよびそのシートからなる成形品
は、その成形および使用に際する種々の問題、特に金型
汚れ、耐衝撃性に関する問題、成形後の容器外観に関す
る問題を解決することができていない。本発明は以上の
背景に基づき、耐熱性、耐衝撃性、成形後の容器外観に
関する問題等の特性を要求されるトレーなどの成形品を
得るのに適したポリエステル系シート、詳しくは結晶性
および容器成形性に優れ、かつ成形時の金型汚れを解決
し且つ成形後の容器外観性に優れたポリエステル系シー
ト、およびその成形品を提供することを課題とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決するために鋭意検討を重ねた結果、表層には結晶
核剤として無機微粒子とワックスを用い、内層にはそれ
らに加えてポリオレフィンを用いることにより上記の課
題が解決されることを見いだし、本発明に到達した。
【0010】即ち本発明は以下に示すものである。 1.ポリエステル系樹脂と無機微粒子を含有し、ポリオ
レフィン樹脂を実質的に含まない表層と、ポリエステル
系樹脂と無機微粒子及びポリオレフィン樹脂を含有する
内層とから構成されることを特徴とする多層ポリエステ
ル系シ−ト。 2.前記のシートの熱収縮率が2〜8%である多層ポリ
エステル系シ−ト。3.前記のワックスを0.01〜
1.0重量%含むことを特徴とする上記1または上記2
に記載の多層ポリエステル系シート。 4.前記の無機微粒子の平均粒子径が、10μmφ以下
であることを特徴とする上記1〜3のいずれかに記載の
多層ポリエステル系シート。 5.前記のポリオレフィン樹脂が、密度(ρ)が0.9
1g/cm3以下であるかあるいはメルトインデックス
(MI)が10g/10min以上であるかの少なくと
も一方を満たすポリオレフィン樹脂であることを特徴と
する上記1〜4のいずれかに記載の多層ポリエステル系
シート。 6.前記の表層の厚みは、少なくとも10μmであるこ
とを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の多層ポリ
エステル系シート。 7.前記のポリエステルが、主たる繰り返し単位がエチ
レンテレフタレートであるポリエステルであることを特
徴とする上記1〜6のいずれかに記載の多層ポリエステ
ル系シート。 8.上記1〜7のいずれかに記載の多層ポリエステル系
シートから成形される事を特徴とする成形品。
【0011】
【説明の実施の形態】以下に本発明について詳細に説明
する。本発明におけるポリエステルシートに用いられる
ポリエステルは、たとえばPET、ポリプロピレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロ
へキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、ポリプロピレンナフタレート、ポリブチレン
ナフタレート、液晶性ポリエステルおよび前記ポリエス
テルに任意の結晶核剤を添加したものが挙げられる。
【0012】本発明に用いられるポリエステルは、その
固有粘度が0.70dL/g以上、好ましくは0.80
dL/g以上である。固有粘度が0.70dL/g以下
である場合、得られたシートおよびその成形品は機械的
強度に劣り、また容器成形時のシート予熱工程でシート
垂れ下がりによる操業不良発生が起こりやすいため、好
ましくない。固有粘度は2.0dl/g以下であること
が好ましい。
【0013】本発明におけるポリエステルは、その酸成
分の一部として、他種芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカ
ルボン酸、脂肪族ジカルボン酸を用いても良い。芳香族
ジカルボン酸としては、テレフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、イソフタル酸、ヘキサヒドロテレフ
タル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヒドロキシ安息香
酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカ
ルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノ
キシエタンジカルボン酸、3,5−ジカルボキシベンゼ
ンスルホン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸など
が挙げられる。脂環族ジカルボン酸としてはシクロヘキ
サンジカルボン酸、テトラヒドロ無水フタル酸などが挙
げられる。脂肪族ジカルボン酸としては、コハク酸、グ
ルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ド
デカン二酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸などが挙げら
れる。これらは樹脂の融点および結晶性を大きく低下さ
せない範囲で用いられ、その量は全酸成分の20モル%
未満、好ましくは10モル%未満である。
【0014】本発明におけるポリエステルは、そのグリ
コール成分の一部として他種のグリコールすなわち炭素
数が1〜25のアルキレングリコールを用いることがで
きる。例えばジエチレングリコール、1,2−プロピレ
ングリコール、1,3−プロバンジオール、1,3−ブ
タンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノ
ナンジオール、ネオペンチルグリコール、ジメチロール
ヘプタン、ジメチロールペンタン、トリシクロデカンジ
メタノール、ビスフェノールXのエチレンオキサイド誘
導体(XはA,S,F)などである。これらのグリコー
ルは各種特性のバランスにより適切な組み合わせで用い
られるが、ポリマー中の主となるエステル単位の結晶性
を妨げないことが前提であるため、その共重合量は全グ
リコール成分の20モル%以下であることが望ましい。
【0015】本発明におけるポリエステルは、少量に限
って三官能以上のポリカルボン酸やポリオール成分を含
むこともできる。例えば無水トリメリット酸、ベンゾフ
ェノンテトラカルボン酸、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、無水ピロメリット酸、ペンタエリスリトー
ル、5−ヒドロキシイソフタル酸などを3モル%以下使
用できる。
【0016】本発明におけるポリエステルは、少量に限
って二官能性のポリエーテル成分を含むこともできる。
例えばPTMG、エチレンオキサイド変成PTMGなど
を10重量%以下使用できる。また、p−フェニルフェ
ノール、ベンジルオキシ安息香酸、ナフタレンモノカル
ボン酸、ポリエチレングリコールモノメチレンエーテル
等の化合物も10重量%以下使用できる。
【0017】本発明におけるポリエステルは、前述の任
意のものを単独で用いてもよいし、2種類以上のものを
混合して用いても良い。2種類以上のポリエステルを混
合して用いる場合、最低1種は前述のものから選択すれ
ば、その他のポリエステルは任意の組成のものを用いて
も良い。例えば、テレフタル酸、エチレングリコール、
シクロヘキサンジメタノールからなる非晶性樹脂、テレ
フタル酸、エチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ルからなる非晶性樹脂、テレフタル酸、イソフタル酸、
エチレングリコールからなる非晶性樹脂などが挙げられ
るが、これらに限定するわけではない。
【0018】本発明で用いる無機微粒子は、任意の元素
で構成される無機物の微粒子であれば、特に制限はな
く、無機物として好ましく用いられるのは、無機塩、無
機酸化物、さらに好ましくは、無機酸化物である。前記
無機酸化物は、金属元素が主に酸素原子との結合を介し
て3次元のネットワークを構成した種々の含酸素金属化
合物と定義される。前記無機酸化物を構成する金属元素
としては、たとえば、元素周期律表I〜VI族から選ばれ
る元素が好ましい。その中でも、Si、Mg、Al、F
e、Ca、K、Na、Ti、Zrから選ばれる元素が特
に好ましく、前記無機酸化物を構成する主たる金属元素
がSi及びMgである微粒子が、無機微粒子として最も
好ましい。また、前記無機酸化物中に、有機基、水酸基
を含有したり、あるいは後述する原料となる金属化合物
(G)に由来する各種の基が残留したり、有機ポリマー
の一部分を包含していてもよい。前記有機基は、炭素数
20以下の置換されていてもよいアルキル基、シクロア
ルキル基、アリール基、アラルキル基からなる群より選
ばれる少なくとも1種である。前記無機酸化物は、1種
のみまたは2種以上である。また、好ましい無機微粒子
の例としては、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、シリ
カ、珪酸塩、硫酸バリウム、クラストナイト、カオリ
ン、カーボンブラック、酸化亜鉛、等が挙げられる。
【0019】このような無機物からなる無機微粒子の形
状は、球状、針状、板状、鱗片状、破砕状等の任意の粒
子形状でよく、特に限定されない。
【0020】本発明に使用する無機微粒子は平均粒子径
が10μmφ以下であることが好ましい。平均粒子径の
下限は0.1μmφのものが好ましい。粒子径の小さい
もの即ち0.1μm未満、特に0.01μm未満のものは
マトリックスとなるPETに配合する時2次凝集が発生
し易く、核剤としての効果を損なうばかりでなく凝集物
による成形品の外観、品位を低下させるという欠点を有
する。一方、粒子径が10μmを超えるもの、特に20
μmを超えるものは、結晶化促進効果が低い為、適当でな
い。またその配合量は、各層中0.1〜10重量%が必
要であり、0.3〜7重量%が好ましく、特に0.5〜
5重量%が好ましい。配合量が0.1%未満では未変性
PETの結晶化速度と変わらず結晶化させるための熱処
理温度を高くしたり、熱処理時間を長くしなければなら
ず、金型からの取り外しが困難となったり生産性が低下
し不適である。一方配合量を多くしてゆくと熱成形時の
到達結晶化度が高くなり耐衝撃性が低下する傾向がある
上、一定量以上では大きな結晶化速度の向上は見られな
い。更に熱成形時の腑形成が悪くなって、成形条件幅が
せまくなる為、配合量は、10重量%以下に抑えること
が好ましい。
【0021】なお、内層の無機微粒子の含有量は、表層
の無機微粒子含有量とほぼ同程度が好ましく、(内層の
無機微粒子含有量(重量%))/(表層の無機微粒子含
有量(重量%))は0.5〜1.5の範囲であることが
望ましい。下限は好ましくは0.6、より好ましくは
0.7,さらに好ましくは0.8、特に好ましくは0.
9であり、上限は好ましくは1.4、より好ましくは
1.3、さらに好ましくは1.2、特に好ましくは1.
1である。さらには、内層と表層で同種の無機微粒子を
用いることが好ましい。これらのことにより、両層の特
性を近づけることができ、層間剥離や2層とした際のカ
ールなどがなく、さらにはシート成型時にゴミとして発
生するシート両端や、シート成形不良品を添加した際で
も安定した品質のシートを容易に製造することができ
る。
【0022】本発明に使用するポリオレフィン系樹脂
は、密度が0.91g/cm3以下、またはメルトイン
デックス(MI)が10g/10min以上、あるいは
両者を満たすことが好ましい。上記ポリオレフィン系樹
脂として、例えば高密度ポリエチレン、分岐低密度ポリ
エチレン、線状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、マレイン酸変性ポリエチレン、酢酸ビニル−エチレ
ン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン共重合体、エ
チレン−プロピレン共重合体、メタクリル酸グリシジル
−エチレン共重合体、メタクリル酸グリシジル−アクリ
ル酸エチル−エチレン共重合体などが挙げられる。これ
らは単独で用いても良いし、二種以上を併用しても良
い。
【0023】本発明におけるポリエステル系シートに使
用するポリオレフィン系樹脂の量は内層に対して0.5
〜10重量%であることが好ましい。下限は好ましくは
1重量%以上であり、より好ましくは1.5重量%以
上、特に好ましくは2重量%以上である。また、ポリオ
レフィン樹脂の上限値は10重量%以下が好ましい。ポ
リオレフィン樹脂の量を上記の量にすることにより、得
られた容器は耐衝撃性に優れ、またシートに腑形した後
の打ち抜き時における打ち抜き性に優れ外観の美しいも
のが得られる。つまりポリオレフィン系樹脂の量が10
重量%を超えるとこの打ち抜き性が悪くなり、切断の不
十分なシート断片が切断面に残る現象が見られ、外観不
良因となる。加えてポリオレフィン系樹脂特有の異臭が
発生する為に好ましくない。
【0024】なお、ポリオレフィン系樹脂は表層には実
質的には含まない。ここでいう実質的に含まないとは、
必ずしも全く含まないことを意味するものではなく、金
型汚れを引き起こさない程度にごく微量含んでいても良
い。含むことが許される具体的な含有量はポリオレフィ
ンの種類によって異なるが、0.2重量%未満、好まし
くは0.1重量%未満、さらに好ましくは0.05重量
%未満が目安である。
【0025】本発明における多層ポリエステル系シート
には公知の任意のポリオレフィンおよび無機微粒子以外
の結晶核剤、例えばPBTオリゴマー、安息香酸ナトリ
ウム、ステアリン酸ナトリウム等の有機核剤などを添加
することができる。これら結晶核剤の添加量は5重量%
以下であり、核剤の種類に応じて適宜設定される。な
お、シート生産時には切り落としたシート両端を層Bに
再利用する工程が含まれる場合がある。その際には層B
以外の層に存在していた結晶核剤が層Bに混入するが、
この混入核剤量も上記添加量に含めてよい。
【0026】本発明には、さらに表層にワックスが含有
されていることが好ましく、さらには内層にもワックス
が含有されていることが好ましい。使用するワックスの
目的は、先ずシート表面の荒れをなくす為、次に結晶核
剤として作用する無機系粒子をポリエステル中により一
層微細に分散させる為であり、単独で無機系粒子を添加
するよりもその効果を増進させる為である。また昨今環
境ホルモンなどが問題視され、種々のワックスの中で人
体に対しる危険性や有害性及び環境影響の低いものが望
まれている。その点において生分解性のワックスは有用
である。生分解性ワックスの具体例は、モンタン系ワッ
クス、カルナバワックス、カスターワックス、キャンデ
リアワックス、米糠ワックスなどの植物性ワックス、蜜
蝋などの動物系ワックス、天然パラフィンなどの炭化水
素系ワックス、ステアリン酸などの脂肪酸系ワックス
類、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド、メチレ
ンビスステアロアミド、エチレンビスステアロアミド、
オレイン酸アミド、エシル酸アミド、などの脂肪酸アミ
ド系ワックス、脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪
酸の多価アルコールエステル、脂肪酸ポリグリコールエ
ステル、などのエステル系ワックス、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、などのアルコール系ワック
ス、炭素数12〜30の脂肪酸から誘導される金属石鹸
類などが上げられる。これらの中でも、植物系ワック
ス、動物系ワックスが好ましく、特にはモンタン系ワッ
クスが好ましい。但し、本発明に到達する為に用いるワ
ックスは特に限定されない。
【0027】尚、本発明に用いられる特に好ましいワッ
クスとしてモンタン系ワックスを使用する理由は、その
ような社会の要請を受けて食品衛生性を満足し、加えて
生産時や加工時の揮発性が乏しく且つ臭いを伴わないワ
ックスとして選択した。特に望ましいモンタン系ワック
スはモンタン酸エステル部分鹸化ワックスである。
【0028】ワックスの含有量としては、各層中0.0
1〜1.0重量%が好ましく、さらに好ましくは下限で
0.05重量%である。上限ではさらに好ましくは0.
5重量%である。なお、内層と表層のワックス含有量は
ほぼ同程度が好ましく、(内層のワックス含有量(重量
%))/(表層のワックス含有量(重量%))は0.7
〜1.3の範囲であることが好ましく、下限は0.8、
さらには、0.9が望ましく、上限は1.2、さらには
1.1が望ましい。さらには、内層と表層で同種のワッ
クスを用いることが好ましい。これらのことにより、両
層の特性を近づけることができ、安定した品質のシート
を容易に製造することができる。
【0029】本発明のポリエステル系シートには、目的
に応じて種々の重合体あるいは添加剤を配合して組成物
を得ることができる。重合体としては、例えばポリアミ
ド系重合体、ポリエステルエラストマーおよびその他の
ポリエステル系重合体、ポリスチレン系重合体、ポリア
クリル系重合体などが挙げられる。添加剤としては、公
知のヒンダードフェノール系、硫黄系、燐系、アミン系
の酸化防止剤、ヒンダードアミン系、トリアゾール系、
ベンゾフェノン系、ベンゾエート系、ニッケル系、サリ
チル系等の光安定剤、帯電防止剤、滑剤、過酸化物等の
分子調整剤、エポキシ系化合物、イソシアネート系化合
物、カルボジイミド系化合物等の反応基を有する化合
物、金属不活性剤、有機及び無機系の核剤、中和剤、制
酸剤、防菌剤、蛍光増白剤、充填剤、難燃剤、難燃助
剤、有機及び無機系の顔料、染料などを添加することが
できる。
【0030】本発明の多層ポリエステル系シートは、通
常、層A(容器にした場合の最外層):層B:層A(容
器にした場合の最外層)とから構成されるが、その厚み
の比は層A:層B:層A=0.01:9.98:0.0
1〜3:4:3であることが好ましい。層の数は通常3
層であるが、両最外層に層Aの樹脂組成物が位置してい
る限り例えば5層や7層であってもよく、その際の上記
3層の厚み比は上記の厚み比に準じ、新たに加えた層の
厚み比はその効果を発現する為に必要な任意の厚みとす
る。
【0031】また本発明の多層ポリエステル系シートは
層A及び層Bの2層からなるものであってもよい。この
場合は本明細書中に層Aとして記述した樹脂組成物から
なる層が成形金型に触れるように成形時に配置する必要
がある。逆に配置した場合、例えば真空成形、圧空成形
時にポリオレフィン系樹脂が金型に転写され、金型汚れ
の原因となる。
【0032】さらに本発明の多層ポリエステル系シート
には前述の層A、層B以外の層を1層以上含むものでも
よい。両層以外の層に用いられる樹脂組成物は特に限定
はしないが、例えばCHDM共重合ポリエステル、ポリ
エステルエラストマー、PET、イソフタル酸共重合P
ET等の樹脂及びそれらの混合物を用いることができ
る。
【0033】本発明の多層ポリエステル系シートは、熱
収縮率2〜8%、好ましくは3〜6%であり、2%より
少ないと容器成形時のシート予熱工程でのシートの垂れ
下がりが発生し操業性が著しく悪化し、8%よりも大き
いと容易成形時に型決まりが悪くなり満足な容器の形状
が得られない。熱収縮率を2〜8%にする方法として
は、シート製造時にタッチロールとチルロールの圧力、
押出し機からの樹脂吐出量とシートの巻取りスピードを
調節することにより熱収縮率を調整することができる。
【0034】本発明のポリエステル系シートは、通常の
共押出法によって作製される。さらに該シートは、加
圧、真空、圧縮などの成形によりトレーなどの容器に加
工される。
【0035】成形された容器などの結晶化度は10〜4
0%であり、好ましくは20〜35%である。結晶化度
が10%より少ないと容器の十分な耐熱性が得られず、
40%より大きいと過結晶化状態となり耐衝撃性が著し
く低下してしまう。
【0036】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を更
に詳述するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。主な物性値の測定法は次の通りである。 (1)IV:フェノール/テトラクロロエタン=60/
40(重量比)の混合溶媒を用いて温度30℃にて測定
した。
【0037】(2)予熱時の垂れ:三和興業社製真空圧
空成形機TVP−33型にて、シートの予熱をヒーター
出力90%設定で行い、およそヒーター温度を525℃
とした。この条件下で一定時間シートを加熱し、そのシ
ートが垂れる量を目視にてその大小を評価した。垂れの
小さいものは〇とし、垂れの大きいものは×とし、中間
を△とした。
【0038】(3)型決性:三和興業社製真空圧空成形
機TVP−33型にて、鏡面仕上げの金型(満注容量3
20cc)を用いて真空成形を行い容器を得た。シート
の予熱はヒーター出力90%設定で行い、金型温度は1
80℃とした。このとき得られる容器の特に角部分の成
形具合を目視にて評価した。金型と同じ形状を充分得て
いるものを〇とし、金型の形状を充分に得ていないもの
を×とし、中間を△とした。
【0039】(4)離型性:三和興業社製真空圧空成形
機TVP−33型にて、鏡面仕上げの金型(満注容量3
20cc)を用いて真空成形を行い容器を得た。シート
の予熱はヒーター出力90%設定で行い、金型温度は1
80℃とした。このとき得られる容器の金型からの離れ
易さを目視にて評価した。金型から容器が速やかに離れ
るものを〇とし、離れにくいものを×とし、中間を△と
した。
【0040】(5)打ち抜き性:三和興業社製真空圧空
成形機TVP−33型にて、鏡面仕上げの金型(満注容
量320cc)を用いて真空成形を行い得た容器を、そ
れに対応する打抜き刃で打抜いた。打抜いた容器に切れ
残りを目視で確認し、切れ残りがないものを〇とし、切
れ残りがあるものを×とし、中間を△とした。
【0041】(6)金型汚れ:三和興業社製真空圧空成
形機TVP−33型にて、鏡面仕上げの金型(満注容量
320cc)を用いて真空成形を行い容器を得た。シー
トの予熱はヒーター出力90%設定で行い、金型温度は
180℃とした。連続的に300回の成形を行い、金型
表面へのポリオレフィン付着量を目視にて観測、評価し
た。ポリオレフィンの付着が認められないものを○と
し、一方ポリオレフィンの付着が認められ連続成形によ
り得られる容器の外観が悪化するものを×とし、中間を
△とした。
【0042】(7)表面外観:三和興業社製真空圧空成
形機TVP−33型にて、鏡面仕上げの金型(満注容量
320cc)を用いて真空成形を行い容器を得た。この
得られた容器表面の外観を目視にて観察・評価した。容
器表面が平滑で外観に優れるものを〇とし、一方容器表
面が傷や荒れがあり外観に劣るものを×とし、中間を△
とした。
【0043】(8)熱収縮率:JIS法K7133によ
って測定した。
【0044】(9)平均粒径:液相沈降式光透過法(例
えば、(株)島津製作所製 粒度分布測定器 SA−C
P3L)を用いて測定した粒度累積分布曲線から読み取
った累積量50重量%の値である。
【0045】使用したポリエステル系樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂およびポリオレフィン系樹脂は次の通りであ
る。 PET:東洋紡績社製IV=1.00g/dlのPET
樹脂 MICEL−TONE:林化成(株)社製MICEL−
TONE:平均粒子径=1.4μmφ #5000S:林化成(株)社製MICRON WHI
TE#5000S:平均粒子径=2.8μmφ #5000B:林化成(株)社製MICRON WHI
TE#5000B:平均粒子径=7.7μmφ PK−C:林化成(株)社製TALCAN PAWDE
R PK−C:平均粒子径=11.0μmφ UF230:日本ポリケム(株)社製直鎖状低密度ポリ
エチレンノバテックLL(UF230):密度=0.9
21g/cm3、MI=1.1g/10min VL800:住友化学工業(株)社製特殊軟質ポリオレ
フィンエクセレンVL(VL800):密度=0.90
5g/cm3、MI=20g/10min UJ790:日本ポリケム(株)社製直鎖状低密度ポリ
エチレンノバテックLL(UJ790):密度=0.9
28g/cm3、MI=50g/10min Luwax OP:ビーエーエスエフジャパン(株)社
製モンタン系ワックス (Luwax OP):融点=84〜94℃
【0046】実施例1〜10および比較例1〜4 上記の各樹脂を用いて、自家製シーティング機にて0.
6mm厚みの3層シートを得た。層比は、層A:層B:
層A=1.6:6.8:1.6とした。なお、シート成
形時のバレル温度は全て290℃とした。次にこれらの
シートを用いて、三和興業社製真空圧空成形機TPV−
33型にて満注容量320ccのトレー容器を得た。シ
ートの予熱はヒーター出力90%設定で行い、金型温度
は180℃とした。各シートについて、前述の評価法に
基づき金型汚れについて評価した。シート層A及び層B
の樹脂組成および評価結果については以下の表1〜2に
まとめて示した。なお、実施例9では実施例1と比較し
て樹脂吐出量を減らし、シート厚みが0.6mmとなる
ようにロール圧を下げるとともに巻き取り速度を低下さ
せた。また、実施例10では樹脂吐出量を増やし、シー
ト厚みが0.6mmとなるようにロール圧を上げるとと
もに巻き取り速度も上げた。
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】表中の数字は各成分の重量%を表す。
【0050】表中の熱収縮率は、(加熱処理前の長さ−
加熱処理後の長さ)/加熱処理前の長さで求められる割
合を%で表示した。
【0051】表1、2より、実施例1〜10に記載の多
層ポリエステル系シートは、金型汚れを生じないことが
わかる。また実施例1〜4では成形時における型決性、
離型性、打ち抜き性、表面外観も良好であり、実施例7
及び8では一部に若干の品質低下が認められたが、使用
可能なレベルであった。実施例9は予熱時の垂れが劣り
が若干劣り、実施例10は型決性に若干劣ったが使用可
能なレベルではあった。一方、比較例1は、表面外観に
劣り、比較例2及び3は、予熱時の垂れを始め型決性や
離型性に劣った。なお、比較例3では打ち抜きの際に、
若干の層間剥離が認められた。比較例4は金型汚れが認
められた。
【0052】
【発明の効果】以上特定組成のポリマーからなる本発明
の多層ポリエステル系シートから得られた成形品は、表
1、2からも明らかなように成形時の金型汚れを解決し
ている。よって本発明の多層ポリエステル系シートは、
耐熱性等の特性を要求されるトレーなどの成形品を得る
のに適したものであり、産業界に寄与すること大であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 厚 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3E086 AB01 AD05 BA04 BA15 BA35 BB67 BB85 CA01 4F100 AA01A AA01B AK03B AK41A AK41B AK42A AK42B AK63 BA02 BA25A CA19A CA19B DE01A DE01B GB23 JA03 JA06B JA13B JA20A JA20B JC00 JJ03 JK10 JL06 YY00A YY00B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系樹脂と無機微粒子とワッ
    クスを含み、かつポリオレフィン樹脂を実質的に含まな
    い表層と、ポリエステル系樹脂と無機微粒子とワックス
    とポリオレフィン樹脂を含む内層とから構成されること
    を特徴とする多層ポリエステル系シ−ト。
  2. 【請求項2】 前記のシートの熱収縮率が2〜8%であ
    る多層ポリエステル系シ−ト。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のワックスを0.01〜
    1.0重量%含むことを特徴とする請求項1または2に
    記載の多層ポリエステル系シート。
  4. 【請求項4】 無機微粒子の平均粒子径が、10μmφ
    以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の多層ポリエステル系シート。
  5. 【請求項5】 ポリオレフィン樹脂が、密度(ρ)が
    0.91g/cm3以下であるかあるいはメルトインデ
    ックス(MI)が10g/10min以上であるかの少
    なくとも一方を満たすポリオレフィン樹脂であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多層ポリエ
    ステル系シート。
  6. 【請求項6】 表層の厚みは、少なくとも10μmであ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多
    層ポリエステル系シート。
  7. 【請求項7】 ポリエステルが、主たる繰り返し単位が
    エチレンテレフタレートであるポリエステルであること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の多層ポリ
    エステル系シート。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の多層ポ
    リエステル系シートから成形される事を特徴とする成形
    品。
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