JP2003304632A - ポリマー套管およびこれを用いたケーブル終端接続部 - Google Patents

ポリマー套管およびこれを用いたケーブル終端接続部

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JP2003304632A JP2002105432A JP2002105432A JP2003304632A JP 2003304632 A JP2003304632 A JP 2003304632A JP 2002105432 A JP2002105432 A JP 2002105432A JP 2002105432 A JP2002105432 A JP 2002105432A JP 2003304632 A JP2003304632 A JP 2003304632A
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    • H02G15/064Cable terminating boxes, frames or other structures with devices for relieving electrical stress

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造の簡素化、軽量化、現地施工の簡略化およ
び環境の調和を図る。 【解決手段】ポリマー套管は、下端部に導体挿入孔1a
を有する導体引出棒1と、導体引出棒1の外周に設けら
れる硬質の絶縁筒2と、絶縁筒2の外周に設けられるポ
リマー被覆体3とを備えている。絶縁筒2は、導体引出
棒1の下方部位の外周部に設けられる大径絶縁筒2a
と、導体引出棒1の先端部を除く部分の外周部に設けら
れる小径絶縁筒2bとを備えており、大径絶縁筒2aと
小径絶縁筒2bの連設部分には電界緩和用の埋込金具4
が埋設されている。また、大径絶縁筒2aの下端部には
ケーブル端末部のストレスコーンを受容するコーン状の
受容口5が設けられており、この受容口5は導体引出棒
1の導体挿入孔1aと連通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリマー套管お
よびこれを用いたケーブル終端接続部に係わり、特に、
構造の簡素化、軽量化および現地施工の簡略化を図るこ
とができ、また、絶縁油や絶縁ガスなどの絶縁コンパウ
ンドの充填を必要としないポリマー套管およびこれを用
いたケーブル終端接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブル終端接続部とし
ては、図5に示すような構成のものが知られている。同
図において、従来のケーブル終端接続部は、ケーブル端
末部20と、このケーブル端末部20を包被する磁器套
管21とを備えており、この磁器套管21内には、絶縁
油や絶縁ガスなどの絶縁コンパウンド22が充填されて
いる。
【0003】ここで、磁器碍管21の底部には、環状の
底部金具23が取り付けられ、磁器碍管21内の下方部
には、エポキシ座24が磁器碍管21と同心状に配設さ
れている。また、磁器碍管21の頂部には、上部金具2
4および上部覆25がそれぞれ配設され、磁器碍管21
内の上部中心部には導体引出棒26が磁器碍管21と同
心状に配設されている。なお、導体引出棒26の下端部
は磁器碍管21内に位置し、先端部は上部金具24およ
び上部覆25の中央部から上方に向けて気密に導出され
ている。
【0004】また、ケーブル端末部20を構成するケー
ブル絶縁体27の外周にはストレスコーン28が装着さ
れ、また、ケーブル導体(不図示)の先端部には導体端
子29が取り付けられている。
【0005】このような構成のケーブル終端接続部にお
いては、磁器碍管21内に位置する導体引出棒26の下
端部に導体端子29が接続され、また、エポキシ座24
の内壁面にストレスコーン28の外表面が圧接されてい
る。
【0006】なお、図中、符号30はストレスコーン2
8を押圧する押圧装置、31a、31bはシール部、3
2は締付金具、33は支持碍子、34は支持架台を示し
ている。
【0007】しかしながら、このような構成のケーブル
終端接続部においては、導体端子29と導体引出棒26
との接続点が磁器碍管21の内部に存在するため、次の
ような難点があった。
【0008】第1に、ストレスコーンを受容するエポキ
シ座が磁器碍管内に存在するため、これに応じて磁器碍
管が太くなり、ひいては、磁器碍管の重量が重くなると
いう難点があった。
【0009】第2に、磁器碍管の外径が太くなると、磁
器碍管の投影断面積が大きくなり、ひいては磁器碍管の
汚損耐電圧特性が低下することから、所定の汚損耐電圧
特性を維持するためには、長尺の磁器碍管を使用しなけ
ればならないという難点があった。
【0010】第3に、磁器碍管内に絶縁コンパウンドが
充填されていることから、磁器碍管が破損すると、磁器
碍管内から絶縁コンパウンドが流出し二次災害を起こす
虞があった。
【0011】第4に、エポキシ座、上部覆、締付金具な
どの部品が必要となるから、部品点数が多くなり、ま
た、構造が複雑になるという難点があった。
【0012】このため、図5に示す磁器碍管21に代え
て、ポリマー套管を使用し、このポリマー套管内に絶縁
油や絶縁ガスを充填して成るケーブル終端接続部も知ら
れているが、かかるケーブル終端接続部においては、套
管が高分子材料のポリマーで形成されているため、外部
から水分が透過しこの水分がポリマー套管内の絶縁油や
絶縁ガスに混入して、当該絶縁油や絶縁ガスの性能を劣
化させる虞があった。
【0013】一方、図6に示すように、ケーブル端末部
40をポリマー套管41で包被して成るケーブル終端接
続部が開発されている。ここで、ポリマー套管41は、
中心に配設される導体引出棒42と、導体引出棒42の
外周に配設される硬質の絶縁筒43と、絶縁筒43の外
周に一体的に設けらるポリマー被覆体44とを備えてい
る。
【0014】このような構成のポリマー套管41は、磁
器碍管と異なり、ポリマー套管41内にストレスコーン
を受容するエポキシ座が存在せず、また、ポリマー套管
41内に絶縁コンパウンドを充填する必要がないことか
ら、ポリマー套管41の構造の簡素化および軽量化を図
ることができ、各部をユニット化して現地に搬入できる
ことから、現地施工時間の短縮化を図ることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなポリマー套管を用いたケーブル終端接続部において
は、ケーブル端末部40のケーブル導体45と導体引出
棒42との接続点がポリマー套管41内に存在するた
め、前述の磁器碍管と同様に、ポリマー套管41の外径
が太くなり、ポリマー套管の重量が重くなるという難点
があった。また、ポリマー套管41が太くなると、ポリ
マー套管41の投影断面積が大きくなり、ひいては汚損
耐電圧特性の向上を図るために、長尺のポリマー套管を
使用しなければならないという難点がある。
【0016】本発明は、上述の難点を解決するためにな
されたもので、従来のポリマー套管よりも、軽量かつコ
ンパクトで、構造の簡素化を図ることができるポリマー
套管およびこれを用いたケーブル終端接続部を提供する
ことを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のポリマー套管は、中心に導体引出棒を
有し、下端部にケーブル端末の受容口を有する硬質の絶
縁筒と、絶縁筒の外周に一体的に設けられ、それ自身の
外周に多数の襞部が長手方向に離間して形成されたポリ
マー被覆体とを備えるポリマー套管において、受容口
が、ポリマー被覆体よりも下方部位に配設されている。
【0018】また、本発明のポリマー套管は、導体引出
棒の下端部に受容口と連通する導体挿入孔が設けられ、
この導体挿入孔がポリマー被覆体よりも下方部位に配設
されている。
【0019】さらに、本発明のポリマー套管は、導体引
出棒の外周に絶縁筒が一体的に設けられている。
【0020】また、ケーブル終端接続部は、本発明のポ
リマー套管の受容口にケーブル端末が装着されて構成さ
れている。
【0021】本発明のポリマー套管およびこれを用いた
ケーブル終端接続部によれば、受容口がポリマー被覆体
よりも下方部位に配設されていることから、ポリマー套
管を従来のポリマー套管よりも細くすることができ、ま
た、ポリマー套管が細くなる結果、ポリマー套管の投影
断面積が小さくなり、ひいては短尺のポリマー套管でも
所定の汚損耐電圧特性を維持することができる。従っ
て、本発明のポリマー套管およびこれを用いたケーブル
終端接続部においては、従来のポリマー套管に比べて、
より軽量化を図ることができ、また、コンパクトで、構
造の簡素化を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリマー套管およ
びこれを用いたケーブル終端接続部の好ましい実施の形
態例について、図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明のポリマー套管の縦断面
図、図2は、本発明のポリマー套管を用いたケーブルの
気中終端接続部の一部断面図を示している。
【0024】図1において、本発明のポリマー套管は、
下端部に導体挿入孔1aを有する導体引出棒1と、導体
引出棒1の外周に設けられる硬質の絶縁筒2と、絶縁筒
2の外周に設けられるポリマー被覆体3とを備えてい
る。ここで、絶縁筒2は、機械的強度の高い材料、例え
ばエポキシ樹脂やFRPなどの硬質プラスチック樹脂で
形成され、また、ポリマー被覆体3は、電気絶縁性能に
優れる材料、例えばシリコンポリマーなどの高分子絶縁
材料で形成されており、導体引出棒1、絶縁筒2および
ポリマー被覆体3はモールドにより一体的に形成されて
いる。
【0025】絶縁筒2は、導体引出棒1の下方部位の外
周部、すなわち導体挿入孔1aと対応する部分の外周部
に設けられる大径絶縁筒2aと、この大径絶縁筒2aに
連設され、導体引出棒1の先端部を除く部分の外周部に
設けられる小径絶縁筒2bとを備えており、大径絶縁筒
2aと小径絶縁筒2bの連設部分には電界緩和用の埋込
金具4が埋設されている。また、大径絶縁筒2aの下端
部には後述するケーブル端末部のストレスコーンを受容
するコーン状の受容口5が設けられており、この受容口
5は導体引出棒1の導体挿入孔1aと連通されている。
【0026】ポリマー被覆体3は、小径絶縁筒2bの外
周部に設けられ、その外周部には、多数個の襞部3aが
ポリマー被覆体3の長手方向に沿って離間して形成され
ている。
【0027】埋込金具4は、小径絶縁筒2bの下方部に
導体引出棒1と同心状に埋設される筒状部4aと、筒状
部4aの下端部に連設され外周縁部が大径絶縁筒2aの
上部位置の外周部から延出する如く埋設される環状のフ
ランジ部4bとを備えており、フランジ部4bの外周縁
部の下端面には環状の底部金具6が締付ボルト(不図
示)を介して固定されている。
【0028】なお、図中、符号7は、小径絶縁筒2bの
頂部に必要によりOリング(不図示)を介して設けられ
る耐食アルミ合金などから成る保護金具、8は、大径絶
縁筒2aの外周部に配設され、上端部が埋込金具4のフ
ランジ部4bの下面に取り付けられる保護金具を示して
いる。
【0029】次に、本発明のポリマー套管を用いたケー
ブル終端接続部について説明する。
【0030】先ず、ポリマー套管を底部金具6の下面に
配設した支持碍子9を介して支持架台10に取り付け
る。また、従来のケーブル端末部と同様に、ケーブル端
末を段剥処理して露出させたケーブル絶縁体11aの外
周にストレスコーン12を装着するとともに、ケーブル
導体11bの先端部に導体端子13を取り付ける。ここ
で、ストレスコーン12は、エチレンプロピレンゴム
(EPゴム)等のゴム状弾性を有するプレモールド絶縁
体などから成り、このストレスコーン12の先端部には
受容口5の内壁面に装着される先細り状のコーン状部が
設けられている。
【0031】そして、このような構成のケーブル端末部
11を受容口5に装着し、予めケーブル端末部側に配設
した押圧装置14を受容口5側に向けて圧縮する。これ
により、導体端子13が導体引出棒1の導体挿入孔1a
にプラグイン接続されるとともに、ストレスコーン12
のコーン状部が受容口5の内壁面に押し付けられ、ひい
ては、受容口5の内壁面とコーン状部の外周面間におけ
る界面の絶縁性能が確保される。
【0032】なお、図中、符号15はシール部、16は
下部金具、17はアダプタ、18は接地線を示してい
る。
【0033】以上のように、本発明のポリマー套管にお
いては、受容口がポリマー被覆体よりも下方部位に配設
されていることから、ポリマー套管を従来のポリマー套
管よりも細くすることができ、また、ポリマー套管が細
くなる結果、ポリマー套管の投影断面積が小さくなり、
ひいては短尺のポリマー套管でも所定の汚損耐電圧特性
を維持することができる。さらに、導体引出棒とケーブ
ル導体との接続がポリマー被覆体よりも下方部位で行な
われることから、ケーブル端末部の段剥処理部の長さを
短くできる。また、ポリマー套管中に埋込金具が埋設さ
れ、この埋込金具が底部金具と一体化されていることか
ら、ポリマー套管を機械的に補強することができるとと
もに、ポリマー套管を底部金具を介して取付架台などに
容易にかつ安定して取り付けることができる。
【0034】図3および図4は、本発明のケーブル終端
接続部の他の実施例を示している。なお、これらの図に
おいて、図1および図2と共通する部分には同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0035】先ず、図3に示す実施例においては、図2
に示すポリマー套管3に代えて、このポリマー套管3よ
りもさらに細径化したポリマー套管3´が使用されてい
る。この実施例においては、前述の実施例よりも、さら
にポリマー套管の投影断面積を小さくすることができ、
ポリマー套管の重量も軽量化できる。
【0036】次に、図4に示す実施例においては、ケー
ブル端末部11のストレスコーン12を受容するコーン
状の受容口5´を水平方向に折曲した場合の実施例を示
している。
【0037】この実施例においては、ケーブル端末部1
1を水平方向から装着することができる。
【0038】なお、前述の実施例においては、導体引出
棒の外周に絶縁筒を一体的に設けているが、この絶縁筒
は導体引出棒と別体で設けてもよい。また、ケーブル端
末の受容口は下方若しくは水平方向に向けるものに限定
されず、例えば斜めに向けて形成してもよい。さらに、
ケーブル終端接続部は、気中終端接続部に限定されず、
ガス・油中終端接続部などに適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のポリマー套管によれば、硬質の絶縁筒の外周にポリマ
ー被覆体が一体的に設けられていることから、従来の磁
器碍管よりも、軽量で、破損しにくく、また、取扱いが
容易になり、作業性を大幅に向上させることができる。
また、絶縁油や絶縁ガスを必要としないことから、環境
の調和を図ることができる。さらに、ポリマー被覆体を
シリコンポリマーで形成した場合においては、シリコン
ポリマーの撥水性により、汚損耐電圧特性を向上させる
ことができる。また、絶縁筒の受容口がポリマー被覆体
よりも下方部位に配設されていることから、従来のポリ
マー套管よりも細くすることができ、さらに、ポリマー
套管が細くなる結果、ポリマー套管の投影断面積が小さ
くなり、ひいては短尺のポリマー套管でも所定の汚損耐
電圧特性を維持することができる。また、導体引出棒と
ケーブル導体との接続がポリマー被覆体よりも下方部位
で行なわれることから、ケーブル端末部の段剥処理部の
長さを短くでき、さらに、ポリマー套管中に埋込金具が
埋設され、この埋込金具が底部金具と一体化されている
ことから、ポリマー套管を機械的に補強することができ
るとともに、ポリマー套管を底部金具を介して取付架台
などに容易にかつ安定して取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリマー套管の断面図。
【図2】本発明のケーブル終端接続部の一部断面図。
【図3】本発明のケーブル終端接続部の他の実施例に係
る一部断面図。
【図4】本発明のケーブル終端接続部の他の実施例に係
る一部断面図。
【図5】従来のケーブル終端接続部の一部断面図。
【図6】従来のポリマー套管を用いたケーブル終端接続
部の一部断面図。
【符号の説明】
1・・・・・・導体引出棒 1a・・・・・・導体挿入孔 2・・・・・・絶縁筒 3・・・・・・ポリマー被覆体 3a・・・・・・襞部 5・・・・・・受容口 11・・・・・・ケーブル端末
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年6月13日(2003.6.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】ポリマー套管およびこれを用いたケーブ
ル終端接続部
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリマー套管お
よびこれを用いたケーブル終端接続部に係わり、特に、
構造の簡素化、軽量化および現地施工の簡略化を図るこ
とができ、また、絶縁油や絶縁ガスなどの絶縁コンパウ
ンドの充填を必要としないポリマー套管およびこれを用
いたケーブル終端接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブル終端接続部とし
ては、図5に示すような構成のものが知られている。同
図において、従来のケーブル終端接続部は、ケーブル端
末部20と、このケーブル端末部20を包被する磁器套
管21とを備えており、この磁器套管21内には、絶縁
油や絶縁ガスなどの絶縁コンパウンド22が充填されて
いる。
【0003】ここで、磁器碍管21の底部には、環状の
底部金具23が取り付けられ、磁器碍管21内の下方部
には、エポキシ座24が磁器碍管21と同心状に配設さ
れている。また、磁器碍管21の頂部には、上部金具2
4および上部覆25がそれぞれ配設され、磁器碍管21
内の上部中心部には導体引出棒26が磁器碍管21と同
心状に配設されている。なお、導体引出棒26の下端部
は磁器碍管21内に位置し、先端部は上部金具24およ
び上部覆25の中央部から上方に向けて気密に導出され
ている。
【0004】また、ケーブル端末部20を構成するケー
ブル絶縁体27の外周にはストレスコーン28が装着さ
れ、また、ケーブル導体(不図示)の先端部には導体端
子29が取り付けられている。
【0005】このような構成のケーブル終端接続部にお
いては、磁器碍管21内に位置する導体引出棒26の下
端部に導体端子29が接続され、また、エポキシ座24
の内壁面にストレスコーン28の外表面が圧接されてい
る。
【0006】なお、図中、符号30はストレスコーン2
8を押圧する押圧装置、31a、31bはシール部、3
2は締付金具、33は支持碍子、34は支持架台を示し
ている。
【0007】しかしながら、このような構成のケーブル
終端接続部においては、導体端子29と導体引出棒26
との接続点が磁器碍管21の内部に存在するため、次の
ような難点があった。
【0008】第1に、ストレスコーンを受容するエポキ
シ座が磁器碍管内に存在するため、これに応じて磁器碍
管が太くなり、ひいては、磁器碍管の重量が重くなると
いう難点があった。
【0009】第2に、磁器碍管の外径が太くなると、磁
器碍管の投影断面積が大きくなり、ひいては磁器碍管の
汚損耐電圧特性が低下することから、所定の汚損耐電圧
特性を維持するためには、長尺の磁器碍管を使用しなけ
ればならないという難点があった。
【0010】第3に、磁器碍管内に絶縁コンパウンドが
充填されていることから、磁器碍管が破損すると、磁器
碍管内から絶縁コンパウンドが流出し二次災害を起こす
虞があった。
【0011】第4に、エポキシ座、上部覆、締付金具な
どの部品が必要となるから、部品点数が多くなり、ま
た、構造が複雑になるという難点があった。
【0012】このため、図5に示す磁器碍管21に代え
て、ポリマー套管を使用し、このポリマー套管内に絶縁
油や絶縁ガスを充填して成るケーブル終端接続部も知ら
れているが、かかるケーブル終端接続部においては、套
管が高分子材料のポリマーで形成されているため、外部
から水分が透過しこの水分がポリマー套管内の絶縁油や
絶縁ガスに混入して、当該絶縁油や絶縁ガスの性能を劣
化させる虞があった。
【0013】一方、図6に示すように、ケーブル端末部
40をポリマー套管41で包被して成るケーブル終端接
続部が開発されている。ここで、ポリマー套管41は、
中心に配設される導体引出棒42と、導体引出棒42の
外周に配設される硬質の絶縁筒43と、絶縁筒43の外
周に一体的に設けらるポリマー被覆体44とを備えてい
る。
【0014】このような構成のポリマー套管41は、磁
器碍管と異なり、ポリマー套管41内にストレスコーン
を受容するエポキシ座が存在せず、また、ポリマー套管
41内に絶縁コンパウンドを充填する必要がないことか
ら、ポリマー套管41の構造の簡素化および軽量化を図
ることができ、各部をユニット化して現地に搬入できる
ことから、現地施工時間の短縮化を図ることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなポリマー套管を用いたケーブル終端接続部において
は、ケーブル端末部40のケーブル導体45と導体引出
棒42との接続点がポリマー套管41内に存在するた
め、前述の磁器碍管と同様に、ポリマー套管41の外径
が太くなり、ポリマー套管の重量が重くなるという難点
があった。また、ポリマー套管41が太くなると、ポリ
マー套管41の投影断面積が大きくなり、ひいては汚損
耐電圧特性の向上を図るために、長尺のポリマー套管を
使用しなければならないという難点がある。
【0016】本発明は、上述の難点を解決するためにな
されたもので、従来のポリマー套管よりも、軽量かつコ
ンパクトで、構造の簡素化を図ることができるポリマー
套管およびこれを用いたケーブル終端接続部を提供する
ことを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のポリマー套管は、中心に導体引出棒を
有し、下端部にケーブル端末の受容口を有する硬質の絶
縁筒と、絶縁筒の外周に一体的に設けられ、それ自身の
外周に多数の襞部が長手方向に離間して形成されたポリ
マー被覆体とを備えるポリマー套管において、受容口
が、ポリマー被覆体よりも下方部位に配設されている。
【0018】また、本発明のポリマー套管は、導体引出
棒の下端部に受容口と連通する導体挿入孔が設けられ、
この導体挿入孔がポリマー被覆体よりも下方部位に配設
されている。
【0019】さらに、本発明のポリマー套管は、中心に
導体引出棒を有し、下端部にケーブル端末の受容口を有
する硬質の絶縁筒と、絶縁筒の外周に一体的に設けら
れ、それ自身の外周に多数の襞部が長手方向に離間して
形成されたポリマー被覆体とを備えるポリマー套管にお
いて、硬質の絶縁筒には、フランジ部を有する金具が設
けられており、ポリマー被覆体は、金具よりも上方部位
に配設され、受容口は、金具より下方部位に配設されて
いる。
【0020】また、本発明のポリマー套管における金具
は、硬質の絶縁筒に埋設されて固定される電界緩和用の
埋込金具で構成されている。
【0021】さらに、本発明のポリマー套管は、導体引
出棒の外周に絶縁筒が一体的に設けられている。
【0022】また、ケーブル終端接続部は、本発明のポ
リマー套管の受容口にケーブル端末が装着されて構成さ
れている。
【0023】本発明のポリマー套管およびこれを用いた
ケーブル終端接続部によれば、受容口がポリマー被覆体
よりも下方部位に配設されていることから、ポリマー套
管を従来のポリマー套管よりも細くすることができ、ま
た、ポリマー套管が細くなる結果、ポリマー套管の投影
断面積が小さくなり、ひいては短尺のポリマー套管でも
所定の汚損耐電圧特性を維持することができる。従っ
て、本発明のポリマー套管およびこれを用いたケーブル
終端接続部においては、従来のポリマー套管に比べて、
より軽量化を図ることができ、また、コンパクトで、構
造の簡素化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリマー套管およ
びこれを用いたケーブル終端接続部の好ましい実施の形
態例について、図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本発明のポリマー套管の縦断面
図、図2は、本発明のポリマー套管を用いたケーブルの
気中終端接続部の一部断面図を示している。
【0026】図1において、本発明のポリマー套管は、
下端部に導体挿入孔1aを有する導体引出棒1と、導体
引出棒1の外周に設けられる硬質の絶縁筒2と、絶縁筒
2の外周に設けられるポリマー被覆体3とを備えてい
る。ここで、絶縁筒2は、機械的強度の高い材料、例え
ばエポキシ樹脂やFRPなどの硬質プラスチック樹脂で
形成され、また、ポリマー被覆体3は、電気絶縁性能に
優れる材料、例えばシリコンポリマーなどの高分子絶縁
材料で形成されており、導体引出棒1、絶縁筒2および
ポリマー被覆体3はモールドにより一体的に形成されて
いる。
【0027】絶縁筒2は、導体引出棒1の下方部位の外
周部、すなわち導体挿入孔1aと対応する部分の外周部
に設けられる大径絶縁筒2aと、この大径絶縁筒2aに
連設され、導体引出棒1の先端部を除く部分の外周部に
設けられる小径絶縁筒2bとを備えており、大径絶縁筒
2aと小径絶縁筒2bの連設部分には電界緩和用の埋込
金具4が埋設されている。また、大径絶縁筒2aの下端
部には後述するケーブル端末部のストレスコーンを受容
するコーン状の受容口5が設けられており、この受容口
5は導体引出棒1の導体挿入孔1aと連通されている。
【0028】ポリマー被覆体3は、小径絶縁筒2bの外
周部に設けられ、その外周部には、多数個の襞部3aが
ポリマー被覆体3の長手方向に沿って離間して形成され
ている。
【0029】埋込金具4は、小径絶縁筒2bの下方部に
導体引出棒1と同心状に埋設される筒状部4aと、筒状
部4aの下端部に連設され外周縁部が大径絶縁筒2aの
上部位置の外周部から延出する如く埋設される環状のフ
ランジ部4bとを備えており、フランジ部4bの外周縁
部の下端面には環状の底部金具6が締付ボルト(不図
示)を介して固定されている。
【0030】なお、図中、符号7は、小径絶縁筒2bの
頂部に必要によりOリング(不図示)を介して設けられ
る耐食アルミ合金などから成る保護金具、8は、大径絶
縁筒2aの外周部に配設され、上端部が埋込金具4のフ
ランジ部4bの下面に取り付けられる保護金具を示して
いる。
【0031】次に、本発明のポリマー套管を用いたケー
ブル終端接続部について説明する。
【0032】先ず、ポリマー套管を底部金具6の下面に
配設した支持碍子9を介して支持架台10に取り付け
る。また、従来のケーブル端末部と同様に、ケーブル端
末を段剥処理して露出させたケーブル絶縁体11aの外
周にストレスコーン12を装着するとともに、ケーブル
導体11bの先端部に導体端子13を取り付ける。ここ
で、ストレスコーン12は、エチレンプロピレンゴム
(EPゴム)等のゴム状弾性を有するプレモールド絶縁
体などから成り、このストレスコーン12の先端部には
受容口5の内壁面に装着される先細り状のコーン状部が
設けられている。
【0033】そして、このような構成のケーブル端末部
11を受容口5に装着し、予めケーブル端末部側に配設
した押圧装置14を受容口5側に向けて圧縮する。これ
により、導体端子13が導体引出棒1の導体挿入孔1a
にプラグイン接続されるとともに、ストレスコーン12
のコーン状部が受容口5の内壁面に押し付けられ、ひい
ては、受容口5の内壁面とコーン状部の外周面間におけ
る界面の絶縁性能が確保される。
【0034】なお、図中、符号15はシール部、16は
下部金具、17はアダプタ、18は接地線を示してい
る。
【0035】以上のように、本発明のポリマー套管にお
いては、受容口がポリマー被覆体よりも下方部位に配設
されていることから、ポリマー套管を従来のポリマー套
管よりも細くすることができ、また、ポリマー套管が細
くなる結果、ポリマー套管の投影断面積が小さくなり、
ひいては短尺のポリマー套管でも所定の汚損耐電圧特性
を維持することができる。さらに、導体引出棒とケーブ
ル導体との接続がポリマー被覆体よりも下方部位で行な
われることから、ケーブル端末部の段剥処理部の長さを
短くできる。また、ポリマー套管中に埋込金具が埋設さ
れ、この埋込金具が底部金具と一体化されていることか
ら、ポリマー套管を機械的に補強することができるとと
もに、ポリマー套管を底部金具を介して取付架台などに
容易にかつ安定して取り付けることができる。
【0036】図3および図4は、本発明のケーブル終端
接続部の他の実施例を示している。なお、これらの図に
おいて、図1および図2と共通する部分には同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。
【0037】先ず、図3に示す実施例においては、図2
に示すポリマー套管3に代えて、このポリマー套管3よ
りもさらに細径化したポリマー套管3´が使用されてい
る。この実施例においては、前述の実施例よりも、さら
にポリマー套管の投影断面積を小さくすることができ、
ポリマー套管の重量も軽量化できる。
【0038】次に、図4に示す実施例においては、ケー
ブル端末部11のストレスコーン12を受容するコーン
状の受容口5´を水平方向に折曲した場合の実施例を示
している。
【0039】この実施例においては、ケーブル端末部1
1を水平方向から装着することができる。
【0040】なお、前述の実施例においては、導体引出
棒の外周に絶縁筒を一体的に設けているが、この絶縁筒
は導体引出棒と別体で設けてもよい。また、ケーブル端
末の受容口は下方若しくは水平方向に向けるものに限定
されず、例えば斜めに向けて形成してもよい。さらに、
ケーブル終端接続部は、気中終端接続部に限定されず、
ガス・油中終端接続部などに適用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のポリマー套管によれば、硬質の絶縁筒の外周にポリマ
ー被覆体が一体的に設けられていることから、従来の磁
器碍管よりも、軽量で、破損しにくく、また、取扱いが
容易になり、作業性を大幅に向上させることができる。
また、絶縁油や絶縁ガスを必要としないことから、環境
の調和を図ることができる。さらに、ポリマー被覆体を
シリコンポリマーで形成した場合においては、シリコン
ポリマーの撥水性により、汚損耐電圧特性を向上させる
ことができる。また、絶縁筒の受容口がポリマー被覆体
よりも下方部位に配設されていることから、従来のポリ
マー套管よりも細くすることができ、さらに、ポリマー
套管が細くなる結果、ポリマー套管の投影断面積が小さ
くなり、ひいては短尺のポリマー套管でも所定の汚損耐
電圧特性を維持することができる。また、導体引出棒と
ケーブル導体との接続がポリマー被覆体よりも下方部位
で行なわれることから、ケーブル端末部の段剥処理部の
長さを短くでき、さらに、ポリマー套管中に埋込金具が
埋設され、この埋込金具が底部金具と一体化されている
ことから、ポリマー套管を機械的に補強することができ
るとともに、ポリマー套管を底部金具を介して取付架台
などに容易にかつ安定して取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリマー套管の断面図。
【図2】本発明のケーブル終端接続部の一部断面図。
【図3】本発明のケーブル終端接続部の他の実施例に係
る一部断面図。
【図4】本発明のケーブル終端接続部の他の実施例に係
る一部断面図。
【図5】従来のケーブル終端接続部の一部断面図。
【図6】従来のポリマー套管を用いたケーブル終端接続
部の一部断面図。
【符号の説明】 1・・・・・・導体引出棒 1a・・・・・・導体挿入孔 2・・・・・・絶縁筒 3・・・・・・ポリマー被覆体 3a・・・・・・襞部 5・・・・・・受容口 11・・・・・・ケーブル端末
フロントページの続き Fターム(参考) 5G331 AA08 BB32 CA04 CA06 DA04 FA06 5G355 AA03 BA02 BA08 5G375 AA02 BA23 BB48 CA02 CA19 CB10 DA32 EA06 EA17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に導体引出棒を有し、下端部にケーブ
    ル端末の受容口を有する硬質の絶縁筒と、 前記絶縁筒の外周に一体的に設けられ、それ自身の外周
    に多数の襞部が長手方向に離間して形成されたポリマー
    被覆体とを備えるポリマー套管において、 前記受容口が、前記ポリマー被覆体よりも下方部位に配
    設されていることを特徴とするポリマー套管。
  2. 【請求項2】前記導体引出棒の下端部に前記受容口と連
    通する導体挿入孔が設けられ、 前記導体挿入孔が前記ポリマー被覆体よりも下方部位に
    配設されていることを特徴とする請求項1記載のポリマ
    ー套管。
  3. 【請求項3】前記導体引出棒の外周に前記絶縁筒が一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のポリマー套管。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の
    ポリマー套管の受容口にケーブル端末が装着されている
    ことを特徴とするケーブル終端接続部。
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