JP2003302222A - 薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法 - Google Patents
薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法Info
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Abstract
の製造方法を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方
法において、ウエハ1の主面2の上に形成した複数の薄
膜微小機械式共振子ジャイロの圧電薄膜5,6,7,8
を一括で分極することにより生産性を著しく高めること
ができる。
Description
ボット、船舶、車両等の姿勢制御やナビゲーションある
いはカメラやビデオカメラ等の手ぶれ防止に用いられる
薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法に関するもの
である。
は、小型で優れた性能を有していることから航空機、自
動車、ロボット、船舶、車両等の姿勢制御やナビゲーシ
ョンあるいはカメラやビデオカメラ等の幅広い各種電子
機器に利用され、今後益々拡大していくものと予測され
る。
料からなるウエハ上に下部電極、圧電薄膜、上部電極を
積層した構造で構成される。
ロについて図を用いて説明する。
式共振子ジャイロの製造プロセスを示す工程図である。
振子ジャイロはシリコンウエハ1の主面2の上に金属の
材料をスパッタや蒸着により成膜して下部電極3を形成
し、図7(b)に示すようにこの下部電極3の上にチタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の材料をスパッタ等によ
り成膜して圧電薄膜4を形成し、図7(c)に示すよう
にフォトリソグラフィ技術を用いて圧電薄膜4をエッチ
ングによりパターンニングされた第1、第2、第3、第
4の圧電薄膜5,6,7,8を形成する。
変性アクリレート、エポキシのいずれかの材料をパター
ンニングされた第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,
6,7,8の上および下部電極3の上に塗布し、フォト
リソグラフィ技術を用いて下部電極3の表出部(図示せ
ず)上および第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,
6,7,8の上の一部の絶縁膜9を除去して下部電極3
の表出部および上部電極形成部分を設け、熱硬化により
絶縁膜9を形成する。
と下部電極3の表出部上および第1、第2、第3、第4
の圧電薄膜5,6,7,8の上に金属の材料をスパッタ
や蒸着により金属層10を形成し、図7(f)に示すよ
うにフォトリソグラフィ技術を用いてエッチングにより
第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上
にそれぞれパターンニングされた第1、第2、第3、第
4の上部電極11,12,13,14が形成され、さら
に引き出し配線15,16と引き出し電極(図示せず)
が形成される。
ラフィを用いてエッチングにより音叉形状の薄膜機械式
共振ジャイロの外形周辺に沿って、絶縁膜9から下部電
極3さらにシリコンウエハの裏面に達する溝を形成して
個片にする。そして図7(h)に示すように下部電極3
の表出部と第1、第2、第3、第4の上部電極11,1
2,13,14に電圧を印加して第1、第2、第3、第
4の圧電薄膜5,6,7,8が分極される。
造方法は、非圧電材料からなるシリコンウエハ1の主面
2の上に第一の金属、圧電薄膜、第二の金属などの材料
を順次積層およびパターン処理することにより形成した
ものであるが、通常、複数の薄膜微小機械式共振子ジャ
イロを同時に形成するためには、シリコンウエハ1の主
面2の上に複数の薄膜微小機械式共振子ジャイロを一括
で形成してドライエッチングなどを用いて互いに分離し
て個片とし、個片毎に圧電薄膜の分極を行い製造してい
る。
振子ジャイロの製造方法によれば、シリコンウエハ1の
主面2の上に薄膜微小機械式共振子ジャイロを一括して
形成してドライエッチングなどを用いて互いに分離して
個片とし、個々の薄膜微小機械式共振子ジャイロの圧電
薄膜に対して分極を行っているため、生産性が悪いとい
う問題があった。
械式共振子ジャイロの製造方法を提供することを目的と
する。
め、本発明の請求項1に記載の発明は、非圧電材料から
なるウエハの主面上に形成する複数の音叉を少なくとも
覆うように下部電極を形成する工程と、この下部電極上
に圧電薄膜を形成する工程と、この圧電薄膜をパターン
ニングにより複数の圧電薄膜に形成する工程と、上記下
部電極上および複数の圧電薄膜上にパターンニングによ
り所定部分の絶縁膜を除去する工程と、上記複数の圧電
薄膜上および絶縁膜上に金属層を形成する工程と、この
金属層をパターンニングにより複数の上部電極と引き出
し配線および引き出し電極を形成する工程と、上記複数
の圧電薄膜を一括分極する工程と、上記複数の音叉を互
いに分離して個片にする工程からなる薄膜微小機械式共
振子ジャイロの製造方法であり、ウエハの主面上に形成
した複数の薄膜微小機械式共振子ジャイロの圧電薄膜を
一括で分極することができるため生産性を著しく高める
ことができる。
に形成された下部電極と、複数の上部電極を覆い電気的
に接続する導電性シートに電圧を印加して一括分極する
請求項1に記載の薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造
方法であり、ウエハの主面上に形成した複数の薄膜微小
機械式共振子ジャイロの圧電薄膜を一括で分極すること
ができるため生産性を著しく高めることができる。
第V族のいずれか一方の元素を添加してなる非圧電材料
のウエハと複数の上部電極を覆い電気的に接続する導電
性シートに電圧を印加して一括分極する請求項1に記載
の薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法であり、ウ
エハの主面上に形成した複数の薄膜微小機械式共振子ジ
ャイロの圧電薄膜を一括で分極することができるため生
産性を著しく高めることができる。
に形成した複数の下部電極を覆い電気的に接続する第一
の導電性シートと、複数の上部電極を覆い電気的に接続
する第二の導電性シートに電圧を印加して一括分極する
請求項1に記載の薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造
方法であり、ウエハの主面上に形成した複数の薄膜微小
機械式共振子ジャイロの圧電薄膜を一括して分極するこ
とができるため生産性を著しく高めることができる。
ームが対向して凹と凸を噛み合わせて対を構成しウエハ
上に配置した請求項1に記載の薄膜微小機械式共振子ジ
ャイロの製造方法であり、1ウエハ当たりの薄膜微小機
械式共振子ジャイロの取れ数を増加でき、生産性を高め
ることができる。
実施の形態1における薄膜微小機械式共振子ジャイロに
ついて図を用いて説明する。
微小機械式共振子ジャイロの構造を示す斜視図、図2は
シリコンウエハ上での薄膜微小機械式共振子ジャイロの
配置図、図3(a)〜(j)は図2のB−B断面におけ
る製造プロセスを示す工程図である。
ンからなる音叉、21,22はこの音叉20のアーム、
3はこのアーム21,22の主面上に形成された下部電
極、5,6,7,8,24,25は下部電極3の上に形
成された圧電薄膜、9は下部電極3の上に形成された絶
縁膜、11,12,13,14,26,27は圧電薄膜
上に形成された上部電極、15,16,28,29,3
0,31はこの上部電極11,12,13,14,2
6,27からの引き出し配線、32,33,34,35
はこの引き出し配線と接続した引き出し電極、36は下
部電極3の表出部であり、これらで薄膜微小機械式共振
子ジャイロを構成している。
製造プロセスについて図3(a)〜(j)を用いて説明
する。
度のシリコンウエハ1の主面2の上に白金とチタンまた
はイリジウムとチタン等の材料をスパッタや蒸着により
2000Å程度成膜して下部電極3を形成し、図3
(b)に示すように下部電極3の上にチタン酸ジルコン
酸鉛(PZT)等の材料をスパッタにより2〜3μm程
度成膜して圧電薄膜4を形成し、図3(c)に示すよう
にフォトリソグラフィ技術を用いて圧電薄膜4の上に第
一のレジスト膜(図示せず)を形成し、ドライエッチン
グまたはウエットエッチングによりパターンニングされ
た第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,6,7,8を
形成して第一のレジスト膜を除去する。
変性アクリレート、エポキシのいずれかの絶縁材料をス
ピンコート法によりパターンニングされた第1、第2、
第3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上および下部電
極3の上に絶縁膜9を塗布し、図3(e)に示すように
フォトリソグラフィ技術を用いて絶縁膜9の上に第二の
レジスト膜(図示せず)を形成し、ドライエッチングに
より下部電極3の表出部36の上および第1、第2、第
3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上の所定部分の絶
縁膜9を除去して下部電極3の表出部36および上部電
極形成部分を設け、第二のレジスト膜を除去し熱硬化を
行い膜厚0.5〜5μm程度の絶縁膜9を形成する。
と下部電極3の表出部36の上および第1、第2、第
3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上に金、チタンな
どの材料をスパッタや蒸着により膜厚2000Å程度の
金属層10を形成し、図3(g)に示すようにフォトリ
ソグラフィ技術を用いて金属層10の上に第三のレジス
ト膜を形成し、ウエットエッチングによりパターンニン
グされた第1、第2、第3、第4の上部電極11,1
2,13,14と引き出し配線15,16および引き出
し電極(図示せず)が形成される。
成された薄膜機械式共振ジャイロの配置図である。
向して凹と凸を噛み合わせて対を構成しシリコンウエハ
1の主面2の上に配置し、下部電極3の表出部36の形
成と同時に下部電極3の表出部37をシリコンウエハ1
の主面2の上の周辺の一部に形成し、複数の薄膜微小機
械式共振子ジャイロの下部電極3と電気的に接続される
下部電極3の表出部37と、シリコンウエハ1の主面2
の上の複数の上部電極を覆い電気的に接続する導電性シ
ート38,39,40に電圧を印加して一括分極を行
い、第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,6,7,8
を分極する。
ラフィを用いてドライエッチングにより音叉形状の薄膜
械式共振子ジャイロの外形周辺に沿って絶縁膜9から下
部電極3さらにシリコンウエハ1の深さ300μm程度
に達する溝17,18を形成し、シリコンウエハ1の主
面2の上に保護テープ(図示せず)を張り合わせ、図3
(i)に示すように裏面19を溝17,18に達するま
で研削し個片にする。
上に形成した複数の薄膜微小機械式共振子ジャイロにお
いて、2つの音叉のアームが対向して凹と凸を噛み合わ
せて対を構成して配置したことにより1ウエハ当たりの
取れ数を増やすことができ、生産性を高めることができ
る。
ロの下部電極3と電気的に接続される下部電極3の表出
部37と、シリコンウエハ1の主面2の上の複数の上部
電極を覆い電気的に接続する導電性シート38,39,
40に電圧を印加して一括で分極することができ、生産
性を著しく高めることができる。
態1と異なる点は、プラズマエッチングよりシリコンウ
エハ1の主面上の自然酸化膜を除去し、第III族または
第V族の元素を添加し電気的に導体のシリコンウエハと
したところにある。
の製造プロセスについて図4(a)〜(j)を用いて説
明する。
度のシリコンウエハ1の主面2の上の自然酸化膜(図示
せず)をプラズマエッチングにより除去し、第III族ま
たは第V族の元素を添加したシリコンウエハ45の主面
46の上に白金とチタンまたはイリジウムとチタン等の
材料をスパッタや蒸着により2000Å程度成膜して下
部電極3を形成し、図4(b)に示すように下部電極3
の上にチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の材料をスパ
ッタにより2〜3μm程度成膜して圧電薄膜4を形成
し、図4(c)に示すようにフォトリソグラフィ技術を
用いて圧電薄膜4の上に第一のレジスト膜(図示せず)
を形成し、ドライエッチングまたはウエットエッチング
によりパターンニングされた第1、第2、第3、第4の
圧電薄膜5,6,7,8を形成して第一のレジスト膜を
除去する。
変性アクリレート、エポキシのいずれかの絶縁材料をス
ピンコート法によりパターンニングされた第1、第2、
第3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上および下部電
極3の上に絶縁膜9を塗布し、図4(e)に示すように
フォトリソグラフィ技術を用いて絶縁膜9の上に第二の
レジスト膜(図示せず)を形成し、ドライエッチングに
より下部電極3の表出部36の上および第1、第2、第
3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上の所定部分の絶
縁膜9を除去して下部電極3の表出部36および上部電
極形成部分を設け、第二のレジスト膜を除去し熱硬化を
行い膜厚0.5〜5μm程度の絶縁膜9を形成する。
と下部電極3の表出部36の上および第1、第2、第
3、第4の圧電薄膜5,6,7,8の上に金、チタンな
どの材料をスパッタや蒸着により膜厚2000Å程度の
金属層10を形成し、図4(g)に示すようにフォトリ
ソグラフィ技術を用いて金属層10の上に第三のレジス
ト膜を形成し、ウエットエッチングによりパターンニン
グされた第1、第2、第3、第4の上部電極11,1
2,13,14と引き出し配線15,16および引き出
し電極(図示せず)が形成される。
ラフィを用いてドライエッチングにより音叉形状の薄膜
械式共振子ジャイロの外形周辺に沿って絶縁膜9から下
部電極3さらにシリコンウエハ45の深さ300μm程
度に達する溝17,18を形成する。
気的に接続する導電性シート38,39,40とシリコ
ンウエハ45に電圧を印加して一括分極を行い、図4
(i)に示すように第1、第2、第3、第4の圧電薄膜
5,6,7,8を分極する。
ハ45の主面46の上に保護テープ(図示せず)を張り
合わせ、シリコンウエハ45の裏面47を溝17,18
に達するまで研削し個片にする。
コンウエハ表面の自然酸化膜を除去し、第III族または
第V族の元素を添加し電気的に導体としたシリコンウエ
ハ45とシリコンウエハ45の主面46の上の複数の上
部電極を覆い電気的に接続する導電性シート38,3
9,40に電圧を印加して一括で分極することができ、
生産性を著しく高めることができる。
態1と同様である。
の製造プロセスについて図5(a)〜(j)を用いて説
明する。
態1と同様であり省略する。
ィ技術を用いて金属層10の上に第三のレジスト膜を形
成し、ウエットエッチングにより第1、第2、第3、第
4の圧電薄膜5,6,7,8の上にそれぞれパターンニ
ングされた第1、第2、第3、第4の上部電極11,1
2,13,14と引き出し配線15,16および引き出
し電極が形成される。
ラフィを用いてドライエッチングにより音叉形状の薄膜
械式共振子ジャイロの外形周辺に沿って絶縁膜9から下
部電極3さらにシリコンウエハ1の深さ300μm程度
に達する溝17,18を形成する。
成された薄膜機械式共振ジャイロの配置図である。
2の上の複数の上部電極を覆い電気的に接続する第一の
導電性シート38,39,40と、複数の下部電極3と
電気的に接続される第一の下部電極3の表出部36を覆
い電気的に接続する第二の導電性シート41,42,4
3,44に電圧を印加して一括分極を行い、図5(i)
に示すように第1、第2、第3、第4の圧電薄膜5,
6,7,8を分極する。
ハ1の主面2の上に保護テープ(図示せず)を張り合わ
せ、シリコンウエハ1の裏面19を溝17,18に達す
るまで研削し個片にする。
上に形成した複数の薄膜微小機械式共振子ジャイロの圧
電薄膜を第一の導電性シート38,39,40と第二の
導電性シート41,42,43,44に電圧を印加して
一括で分極することができ生産性を高めることができ
る。
非圧電材料からなるウエハの主面上に形成する複数の音
叉を少なくとも覆うように下部電極を形成する工程と、
この下部電極上に圧電薄膜を形成する工程と、この圧電
薄膜をパターンニングして複数の圧電薄膜に形成する工
程と、上記下部電極上および複数の圧電薄膜上に絶縁膜
を除去する工程と、上記複数の圧電薄膜上にパターンニ
ングして所定部分の絶縁膜を形成する工程と、上記複数
の圧電薄膜上および絶縁膜上に金属層を形成する工程
と、この金属層をパターンニングして複数の上部電極と
引き出し配線および引き出し電極を形成する工程と、上
記複数の圧電薄膜を一括分極する工程と、上記複数の音
叉を互いに分離して個片にする工程からなる薄膜微小機
械式共振子ジャイロの製造方法であり、ウエハの主面上
に形成した複数の薄膜微小機械式共振子ジャイロの圧電
薄膜を一括で分極することができ生産性を著しく高める
ことができる。
共振子ジャイロの斜視図
上の薄膜微小機械式共振子ジャイロの配置図
共振子ジャイロの製造プロセスを示す工程図
共振子ジャイロの製造プロセスを示す工程図
共振子ジャイロの製造プロセスを示す工程図
上の薄膜微小機械式共振子ジャイロの配置図
ロセスを示す工程図
Claims (5)
- 【請求項1】 非圧電材料からなるウエハの主面上に形
成する複数の音叉を少なくとも覆うように下部電極を形
成する工程と、この下部電極上に圧電薄膜を形成する工
程と、この圧電薄膜をパターンニングして複数の圧電薄
膜に形成する工程と、上記下部電極上および複数の圧電
薄膜上に絶縁膜を形成する工程と、上記複数の圧電薄膜
上にパターンニングして所定部分の絶縁膜を除去する工
程と、上記複数の圧電薄膜上および絶縁膜上に金属層を
形成する工程と、この金属層をパターンニングして複数
の上部電極と引き出し配線および引き出し電極を形成す
る工程と、上記複数の圧電薄膜を一括分極する工程と、
上記複数の音叉を互いに分離して個片にする工程からな
る薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法。 - 【請求項2】 ウエハの主面上に形成された下部電極
と、複数の上部電極を覆い電気的に接続する導電性シー
トに電圧を印加して一括分極する請求項1に記載の薄膜
微小機械式共振子ジャイロの製造方法。 - 【請求項3】 第III族または第V族のいずれか一方の
元素を添加してなる非圧電材料のウエハと、複数の上部
電極を覆い電気的に接続する導電性シートに電圧を印加
して一括分極する請求項1に記載の薄膜微小機械式共振
子ジャイロの製造方法。 - 【請求項4】 ウエハの主面上に形成した複数の下部電
極を覆い電気的に接続する第一の導電性シートと、複数
の上部電極を覆い電気的に接続する第二の導電性シート
に電圧を印加して一括分極する請求項1に記載の薄膜微
小機械式共振子ジャイロの製造方法。 - 【請求項5】 2つの音叉のアームが対向して凹と凸を
噛み合わせて対を構成しウエハ上に配置した請求項1に
記載の薄膜微小機械式共振子ジャイロの製造方法。
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