JP2003300868A - 貼付剤およびその製造方法 - Google Patents
貼付剤およびその製造方法Info
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Abstract
かつ、粘着剤の糊残りや糊はみ出しの問題の生じない貼
付剤の提供。 【解決手段】 支持体の片面に薬物を含有する非架橋の
粘着剤層(A)が積層されており、当該粘着剤層(A)
上に架橋粘着剤層(B)が積層されている貼付剤。
Description
−1−(2’,5’−ジメトキシフェニル)エタノール
およびその薬理学的に許容される塩を除く)を経皮投与
するための貼付剤およびその製造方法に関する。
多くの経皮吸収型医薬品が開発されてきている。これら
経皮吸収型医薬品は、肝臓での一次代謝を避けることに
よる投与薬物の有効利用性や薬理効果の持続、投与の簡
便性、投与の確認等のコンプライアンスの面から高い評
価を得ており、他の多くの薬物に於いても皮膚面を通し
た経皮投与法、特に薬物を含有する粘着剤層を皮膚面に
貼付して使用する貼付剤による投与法を採用することが
望まれる。
吸収性は極めて低く、期待される薬理効果を発現するに
は貼付剤の粘着剤層に有機液状成分に代表される吸収促
進剤を添加する等の方法により、薬物の経皮吸収性を向
上させる必要がある。
層に含有させた薬物の経皮吸収性の向上には非常に有用
ではあるが、多量に添加した場合、粘着剤が可塑化して
その凝集力が低下し、製剤貼付後の皮膚面からの剥離時
に、皮膚表面に粘着剤の一部が残る所謂、糊残りが生ず
る問題、また、製剤の保存中に粘着剤層のエッジ部から
包材内面に粘着剤の一部が染み出す所謂、糊はみ出しが
生じて粘着剤が包材の内部に付着し、製剤の取り出しが
困難になる問題がある。
は、一般にイソシアネート系、金属塩系、エポキシ系等
の種々の架橋剤を使用して粘着剤を架橋することが行わ
れる。しかし、粘着剤に含有される薬物と架橋剤が接触
すると、これらの架橋剤は非常に反応性が高いため、配
合される薬物と反応して架橋剤および/または薬物の変
質を生じるため使用できない問題がある。また、架橋を
完全に終了させ、架橋度を向上するためには高温での乾
燥やUV照射、高温下で一定時間保存する所謂、エージ
ング処理を行うことが好ましいが、粘着剤に含有される
薬物の安定性がこれらの処理により害される問題があ
る。また、有機液状成分や、粘着剤の溶媒、薬物の溶解
液としてアルコール類やグリコール類等のOH基を有す
る溶剤、水などが薬物との関係で好ましく用いられる
が、これらの溶剤や水が存在すると、架橋剤が失活して
使用できない問題がある。さらに、有機液状成分として
有機酸、有機塩基が薬物との関係で好ましく用いられる
場合や薬物が塩基性薬物である場合などに、これらの酸
や塩基の存在で架橋剤が失活して使用できない問題があ
る。
は、粘着剤の糊残りや糊はみ出しの問題の生じることが
抑制され、かつ経皮吸収剤の配合がより容易となり、薬
物の経皮吸収性を向上させた貼付剤およびその製造方法
を提供することである。
解決すべく鋭意努力した結果、支持体の片面に薬物(2
−アミノ−1−(2’,5’−ジメトキシフェニル)エ
タノールおよびその薬理学的に許容される塩を除く)を
含有する非架橋の粘着剤層(本明細書において粘着剤層
(A)という)が積層されており、当該粘着剤層(A)
上に架橋粘着剤層(本明細書において架橋粘着剤層
(B)という)が積層されている貼付剤とすることで、
薬物の経皮吸収性を向上させることができ、かつ、粘着
剤の糊残りや糊はみ出しの問題を生じないことを見出し
て本発明を完成させた。すなわち、本発明によれば、薬
物と架橋剤が接触することによる薬物、架橋剤の変質の
問題が生じず、架橋のためのエージング処理により薬物
の安定性が害されることはない。また、本発明によれ
ば、薬物との関係で好ましく用いられるアルコール類や
グリコール類等の薬物溶解用の溶剤、水、有機酸、有機
塩基を薬物を含有する粘着剤層(A)に用いた場合で
も、架橋粘着剤層(B)にはこれらを含有させないこと
で、これらの存在により架橋剤が失活する問題を回避す
ることができる。
5’−ジメトキシフェニル)エタノールおよびその薬理
学的に許容される塩を除く)を含有する非架橋の粘着剤
層(A)が積層されており、当該粘着剤層(A)上に架
橋粘着剤層(B)が積層されている貼付剤。 [2]粘着剤層(A)および/または架橋粘着剤層
(B)に、長鎖脂肪酸エステルおよび/または長鎖脂肪
族アルコールが含有されている上記[1]記載の貼付
剤。 [3]支持体が、プラスチックフィルムと不織布との積
層体であり、不織布側に粘着剤層(A)が積層されてい
る上記[1]記載の貼付剤。 [4]粘着剤層(A)の粘着剤と架橋粘着剤層(B)の
粘着剤とが、同一組成の粘着剤である上記[1]記載の
貼付剤。 [5](1)非架橋の粘着剤および薬物(2−アミノ−
1−(2’,5’−ジメトキシフェニル)エタノールお
よびその薬理学的に許容される塩を除く)を溶剤に溶解
して粘着剤溶液を調製する工程、(2)上記粘着剤溶液
を支持体の片面に塗布し、乾燥して粘着剤層(A)を形
成する工程、または、上記粘着剤溶液をセパレータ上に
塗布し、乾燥して粘着剤層を形成した後、当該粘着剤層
を支持体の片面に転写して粘着剤層(A)を形成する工
程、(3)粘着剤層(A)上に薬物を含有しない架橋粘
着剤層(B)を形成する工程、をこの順に含む貼付剤の
製造方法。
粘着剤層(A)に含有される薬物(2−アミノ−1−
(2’,5’−ジメトキシフェニル)エタノールおよび
その薬理学的に許容される塩を除く)は、経皮吸収が可
能な薬物であれば特に限定されないが、特に、反応性の
高い架橋剤(例えば、イソシアネート系、金属塩系、エ
ポキシ系等)と反応して架橋剤、薬物自体の変質を生じ
る薬物である場合に本発明の効果が発揮される。そのよ
うな薬物としては、例えばアルコール性水酸基、アミノ
基、カルボキシル基、チオール基、フェノール性水酸基
からなる群より選ばれる一または二以上の官能基を有す
る薬物が挙げられ、具体的には、例えばメトキサミン、
プロプラノロール、ビペリデン、ツロブテロール、ピン
ドロール等が挙げられる。
は、全身性の薬物であっても局所性の薬物であってもよ
い。全身性の薬物としては、例えばコルチコステロイド
類、鎮痛消炎剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗パーキン
ソン剤、抗高血圧剤、降圧利尿剤、昇圧剤、抗生物質、
全身麻酔剤、抗菌剤、抗真菌剤、ビタミン剤、冠血管拡
張剤、抗ヒスタミン剤、鎮咳剤、性ホルモン、抗鬱剤、
脳循環改善剤、制吐剤、抗腫瘍剤、酵素剤等が挙げられ
る。局所性の薬物としては、例えば局所麻酔剤、歯科用
抗生物質、殺菌消毒剤、感染予防治療剤、消炎剤、副腎
皮質ホルモン等が挙げられる。
常温で粘着性を有するアクリル系粘着剤、天然ゴム系粘
着剤、合成ゴム系粘着剤(例えば、合成イソプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、スチレン/ブタジエンゴ
ム、スチレン/イソプレン/スチレンゴム、スチレン/
ブタジエン/スチレンゴム等)、シリコーン系粘着剤、
ビニルエステル系粘着剤、ビニルエーテル系粘着剤等の
医療用の粘着剤が好ましい。これらのうち粘着剤の品質
の安定性や粘着特性の調整のしやすさの点からは、アク
リル系、天然ゴム系、合成ゴム系およびシリコーン系か
らなる群より選ばれる少なくとも一種の粘着剤を用いる
ことが好ましく、アクリル系粘着剤を用いることが特に
好ましい。粘着剤層(A)に用いる粘着剤は単独で用い
ても複数種の粘着剤を適宜混合してもよい。
要である。粘着剤層(A)の形成に架橋剤を用いないこ
とで、架橋剤と薬物との接触による薬物の安定性の低下
を避けることができ、また、架橋のためのエージング処
理により薬物の安定性が害されることがない。
されないが例えば(メタ)アクリル酸アルキルエステル
と後述する共重合性単量体との共重合体が挙げられる。
例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル40〜9
9重量%と共重合性単量体1〜60重量%とを共重合し
て得られる共重合体が挙げられ、(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル50〜98重量%と共重合性単量体2〜
50重量%とを共重合して得られる共重合体が好ましい
(但し共重合体の合計が100重量%)。(メタ)アク
リル酸アルキルエステル、共重合性単量体はそれぞれ、
一種もしくは二種以上を組み合わせて用いることができ
る。
ステルとしては、アルキル基の炭素数が2〜18、好ま
しくは4〜12の一級〜三級アルコールと、アクリル酸
もしくはメタクリル酸とから得られるエステルを好適に
用いることができる。具体的には、例えばエチル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、t−
ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリ
レート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メ
タ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イ
ソオクチル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アク
リレート、イソノニル(メタ)アクリレート、デシル
(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
応に関与する不飽和二重結合を分子内に少なくとも一個
有すると共に、カルボキシル基(例えば(メタ)アクリ
ル酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸等)や
ヒドロキシル基(例えばヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
等)、スルホキシル基(例えばスチレンスルホン酸、ア
リルスルホン酸、(メタ)アクリル酸スルホプロピルエ
ステル、(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスルホ
ン酸、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸等)、
アミノ基(例えば(メタ)アクリル酸アミノエチルエス
テル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸tert−ブチルアミノエチル
エステル等)、アミド基(例えば(メタ)アクリルアミ
ド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メ
タ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリル
アミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミ
ド等)、アルコキシル基(例えば(メタ)アクリル酸メ
トキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸エトキシエ
チルエステル、(メタ)アクリル酸メトキシエチレング
リコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシジエチ
レングリコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシ
トリエチレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸
メトキシポリエチレングリコールエステル、(メタ)ア
クリル酸テトラヒドロフルフリルエステル等)等の官能
基を側鎖に有する単量体を用いることができる。これら
以外の共重合性単量体としては、例えば(メタ)アクリ
ロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニル
ピロリドン(例えば、N−ビニル−2−ピロリドン
等)、メチルビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニ
ルピペリドン、ビニルピベリドン、ビニルピリミジン、
ビニルピペラジン、ビニルピラジン、ビニルピロール、
ビニルイミダゾール、ビニルカプロラクタム、ビニルオ
キサゾール、ビニルモルホリン等のビニル系単量体を用
いることができる。
でも、粘着特性としての接着性や凝集性、粘着剤層中に
含有する薬物の放出性等の点から、カルボキシル基含有
単量体および/またはヒドロキシル基含有単量体を用い
るのが好ましく、これらは、通常1〜50重量%、好ま
しくは3〜20重量%の範囲で共重合するのが好まし
い。また、ビニル系単量体を使用する場合、酢酸ビニル
やN−ビニル−2−ピロリドンが好ましく、これらは、
通常40重量%以下、好ましくは30重量%以下の範囲
で用いられる。
例えば2−エチルヘキシルアクリレートとアクリル酸と
の共重合体、2−エチルヘキシルアクリレートとヒドロ
キシエチルアクリレートとの共重合体、2−エチルヘキ
シルアクリレートとメチルメタクリレートとの共重合
体、2−エチルヘキシルアクリレートと2−メトキシエ
チルアクリレートと酢酸ビニルとの共重合体、2−エチ
ルヘキシルアクリレートとビニルピロリドンとの共重合
体、2−エチルヘキシルアクリレートとメチルメタクリ
レートと2−メトキシエチルアクリレートとの共重合
体、2−エチルヘキシルアクリレートとビニルピロリド
ンとアクリル酸との共重合体等が挙げられる。
ジン誘導体、ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン樹
脂、石油系樹脂およびテルペンフェノール樹脂等を必要
に応じて添加し、粘性を増大させることもできる。
剤層(A)の総重量の通常0.5〜60重量%、好まし
くは1〜50重量%、特に好ましくは3〜40重量%の
範囲である。薬物の含有量を粘着剤層(A)の総重量
の、通常0.5重量%以上、好ましくは1重量%以上、
特に好ましくは3重量%以上とすることで、薬理効果を
発揮するのに十分な薬物量を経皮吸収させることができ
る。薬物の含有量を粘着剤層(A)の総重量の、通常6
0重量%以下、好ましくは50重量%以下、特に好まし
くは40重量%以下とすることで、粘着剤層(A)の接
着性の低下を防ぐことができ、粘着剤層(A)を十分に
架橋粘着剤層(B)に接着させることができる。
させることができる。有機液状成分としては、例えば、
長鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪族アルコール等が挙げら
れる。長鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪族アルコール等の
有機液状成分を含有させることにより、これら成分は粘
着剤層と相溶し、粘着剤層を可塑化する。その結果、薬
物の粘着剤層中での拡散性を向上させ、皮膚透過性を促
進し、薬物の経皮吸収性を向上させることができる。長
鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪族アルコール等の有機液状
成分は、一種あるいは二種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。
数8〜30の脂肪酸と炭素数1〜18のアルコールとの
エステルが挙げられ、具体的には例えば、ミリスチン酸
イソプロピル、セバシン酸ジエチル、パルミチン酸オク
チル、オレイン酸エチル、ラウリン酸エステル、グリセ
リン脂肪酸、プロピレングリコール脂肪酸エステル等が
挙げられる。
素数8〜30の脂肪族アルコールが挙げられ、具体的に
は例えば、オクチルアルコール、デシルアルコール、ド
デシルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリ
ルアルコール、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノ
ール、ラウリルアルコール等が挙げられる。
は、総量として、粘着剤100重量部に対して通常25
〜200重量部、好ましくは40〜180重量部、特に
好ましくは50〜150重量部の範囲である。その含有
量を粘着剤100重量部に対して、通常25重量部以
上、好ましくは40重量部以上、特に好ましくは50重
量部以上とすることで、粘着剤層の十分な可塑化を生
じ、その結果、薬物の粘着剤層中での拡散性の向上が得
られ、皮膚透過性を促進し、薬物の経皮吸収性が向上す
る。その含有量を粘着剤100重量部に対して、通常2
00重量部以下、好ましくは180重量部以下、特に好
ましくは150重量部以下とすることで、非架橋であっ
ても充分な凝集力を保持することができる。
は、常温で粘着性を有し、皮膚面に接した際にカブレ等
を生じないような従来から用いられているアクリル系粘
着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤(例えば、
合成イソプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、スチレン
/ブタジエンゴム、スチレン/イソプレン/スチレンゴ
ム、スチレン/ブタジエン/スチレンゴム等)、シリコ
ーン系粘着剤、ビニルエステル系粘着剤、ビニルエーテ
ル系粘着剤等の医療用の粘着剤が好ましい。これらのう
ち粘着剤の品質の安定性や粘着特性の調整のしやすさの
点からは、アクリル系、天然ゴム系、合成ゴム系および
シリコーン系からなる群より選ばれる少なくとも一種の
粘着剤を用いることが好ましく、アクリル系粘着剤を用
いることが特に好ましい。架橋粘着剤層(B)に用いる
粘着剤は単独で用いても複数種の粘着剤を適宜混合して
もよい。
されないが例えば(メタ)アクリル酸アルキルエステル
と後述する共重合性単量体との共重合体が挙げられる。
例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル40〜9
9重量%と共重合性単量体1〜60重量%とを共重合し
て得られる共重合体が挙げられ、(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル50〜98重量%と共重合性単量体2〜
50重量%とを共重合して得られる共重合体が好ましい
(但し共重合体の合計が100重量%)。(メタ)アク
リル酸アルキルエステル、共重合性単量体はそれぞれ、
一種もしくは二種以上を組み合わせて用いることができ
る。
ステル、共重合性単量体としては、前記粘着剤層(A)
について例示したものを好適に用いることができる。
種もしくは二種以上を組み合わせて(メタ)アクリル酸
アルキルエステルと共重合することができるが、粘着特
性としての接着性や凝集性等の点から、カルボキシル基
含有単量体、ヒドロキシル基含有単量体の少なくとも一
種を総量として通常1〜50重量%、好ましくは3〜2
0重量%の範囲で共重合し、必要に応じて上記に例示の
他の単量体、例えば酢酸ビニルやN−ビニル−2−ピロ
リドンのようなビニル系単量体を、通常40重量%以
下、好ましくは30重量%以下の範囲で共重合すること
が好ましい。
例えば2−エチルヘキシルアクリレートとアクリル酸と
の共重合体、2−エチルヘキシルアクリレートとヒドロ
キシエチルアクリレートとの共重合体、2−エチルヘキ
シルアクリレートとビニルピロリドンとアクリル酸との
共重合体等が挙げられる。
が、例えば、架橋剤を用いて、通常の方法により施すこ
とができる。架橋剤としては、特に限定されないが、配
合される薬物と反応して架橋剤および/または薬物の変
質を生じる架橋剤や、架橋を完全に終了させ、架橋度を
向上するためにエージング処理をすることが好ましい架
橋剤を使用する場合に本発明の効果が特に発揮され、そ
のような架橋剤としては、例えば、イソシアネート系、
金属塩系、エポキシ系等の架橋剤が挙げられる。
異なるが、架橋する粘着剤100重量部に対して、通常
0.01〜5重量部、好ましくは0.03〜3重量部、
特に好ましくは0.05〜1重量部の範囲である。
(B)の粘着剤とは、両粘着剤層の貼合せ後の両粘着剤
層間の界面破壊の防止、両粘着剤層間の薬物の移動の促
進、両粘着剤層の接着性の向上の観点から、同一組成の
粘着剤であることが好ましい。同一組成とは粘着剤の種
類が同一であることをいい、複数種の粘着剤を用いる場
合には粘着剤の種類および配合割合が同一であることを
いう。
ン、ロジン誘導体、ポリテルペン樹脂、クマロン−イン
デン樹脂、石油系樹脂およびテルペンフェノール樹脂等
を必要に応じて添加し、粘性を増大させることもでき
る。
薬物を含有していてもよい。すなわち、本発明の貼付剤
の製造工程で、後述するように架橋粘着剤層(B)を架
橋処理して作製する際に薬物を含有しないことで架橋剤
と薬物との接触による粘着剤の架橋の阻害を避けること
ができる。また、架橋処理が完了した架橋粘着剤層
(B)には薬物の安定性に影響を及ぼす程度の未反応の
架橋剤は存在しないので、その後、粘着剤層(A)から
の薬物の移行があっても問題はない。
添加することができる。有機液状成分としては、例え
ば、長鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪族アルコール等が挙
げられる。長鎖脂肪酸エステル、長鎖脂肪族アルコール
等の有機液状成分を含有させることにより、薬物の皮膚
透過性を促進し、その結果薬物の経皮吸収性を向上させ
ることができ、またこれら成分は粘着剤層と相溶するこ
とにより粘着剤層を可塑化する作用を有し、皮膚面に貼
付した際に皮膚に対してソフト感を与えることができ、
さらに上記のように架橋処理を施すことにより適度に凝
集力を賦与し、使用後の剥離除去時に皮膚刺激をできる
だけ低減することができる。長鎖脂肪酸エステル、長鎖
脂肪族アルコール等の有機液状成分は、一種あるいは二
種以上を組み合わせて用いることができる。
ルとしては、前記粘着剤層(A)について例示したもの
を好適に用いることができる。
分の含有量は、総量として、粘着剤100重量部に対し
て通常25〜200重量部、好ましくは40〜180重
量部、特に好ましくは50〜150重量部の範囲であ
る。その含有量を粘着剤100重量部に対して、通常2
5重量部以上、好ましくは40重量部以上、特に好まし
くは50重量部以上とすることで、薬物の皮膚透過性の
促進の効果が得られ、それと共に、充分な可塑化作用を
発揮でき、皮膚刺激性が低減される。その含有量を粘着
剤100重量部に対して、通常200重量部以下、好ま
しくは180重量部以下、特に好ましくは150重量部
以下とすることで粘着剤層が可塑化され過ぎて凝集力が
低下することを防止でき、架橋処理を施しても剥離除去
時に糊残り現象が生じて再び皮膚刺激性を増大させると
いう問題も生じない。
定されないが、プラスチックフィルムと不織布との積層
体、特にプラスチックフィルムと不織布との積層フィル
ムが好ましい。支持体の厚みは、通常2〜2000μ
m、好ましくは2〜600μm、特に好ましくは10〜
150μmである。
に用いるプラスチックフィルムとしては、例えば、ポリ
エステル、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリプロピレン等
のフィルムを挙げることができ、ポリエステルフィル
ム、ポリエチレンフィルムが好ましく、薬物が支持体へ
移行しにくい性質からポリエステルフィルムが特に好ま
しい。当該プラスチックフィルムの厚みは、通常1〜1
000μm、好ましくは2〜100μmであるが、柔軟
性及び操作性の点から5〜50μmであることが特に好
ましい。
に用いる不織布は、特に限定されず、貼付剤の分野で通
常用いられる材料から製造することができる。このよう
な材料としては、例えば、ポリエステル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド等が挙げられ、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリアミドが好ましい。当該
不織布の坪量は、通常1〜100g/m2、好ましくは
6〜50g/m2であるが、柔軟性や貼付時の皮膚面へ
の密着感が良好であるという理由から6〜30g/m2
が特に好ましい。当該不織布の厚みは通常1〜1000
μm、好ましくは3〜500μm、特に好ましくは5〜
100μmである。
がプラスチックフィルムと不織布との積層体であり、不
織布側に粘着剤層(A)が積層されているものが好まし
い。支持体の不織布層に粘着剤層(A)が積層されるこ
とにより、粘着剤層(A)に用いられる粘着剤が凝集力
の低い非架橋粘着剤等であっても支持体との投錨力を向
上させることができる。また、粘着剤層(A)の粘着剤
の凝集力が低い場合であっても、凝集力不足から来る、
皮膚面からの製剤剥離時の凝集破壊を防ぐことができ
る。
(B)を積層することにより、製剤貼付後の皮膚面から
の剥離時等に、皮膚表面等に粘着剤の一部が残る所謂、
糊残りを防止することや、保存中に包材内面へ粘着剤の
一部が染み出す所謂、糊はみ出しによる包材からの製剤
の取り出し性が改善されることが可能となるのである。
層(A)に用いられる粘着剤の種類等により異なるが、
通常5〜200μm、好ましくは10〜150μm、特
に好ましくは20〜100μmである。ここで、粘着剤
層(A)の厚みとは、支持体に粘着剤溶液を直接塗布
し、乾燥して得られる、所謂直写の場合は、通常は、支
持体と粘着剤層との境界面から粘着剤層表面までの距離
をいうが、不織布とプラスチックフィルム等との積層体
である支持体の不織布面に直写する場合には、粘着剤層
(A)の厚みは不織布とプラスチックフィルム等との境
界面からの距離となる。粘着剤溶液をセパレータ上に塗
布、乾燥して粘着剤層を形成した後、支持体の片面に粘
着剤層を張り合せる、所謂転写の場合には、粘着剤層
(A)の厚みはセパレータ上に塗布し、乾燥して形成さ
れた粘着剤層の厚みを言う。
からなる支持体の不織布面に粘着剤層(A)を形成する
場合、粘着剤層(A)の厚みはまた、支持体の不織布の
厚みとの兼ね合いを考慮して決定するのが好ましい。所
謂直写で粘着剤層(A)を形成させた場合には、粘着剤
層(A)が不織布内に完全に埋没した状態では、さらに
積層する架橋粘着剤層(B)との接着が不十分となり、
貼付時に皮膚表面に十分な薬剤が移行しない可能性があ
り、また、貼付後の製剤を剥離する時に両粘着剤層の界
面で界面破壊を生じ、糊残りを生じる可能性があるので
粘着剤層(A)は不織布内に完全に埋没していないこと
が好ましい。一方、不織布から出た粘着剤層(A)が厚
い場合には、不織布から出た粘着剤、すなわち、不織布
と接触しない粘着剤が凝集破壊を生じ、貼付後の製剤を
剥離する時等に糊残りを生じる可能性がある。従って、
粘着剤層(A)は該支持体の不織布内にほとんど埋没し
極僅か不織布から出た状態が好ましい。上記の観点から
は、粘着剤層(A)の厚みのうち、不織布層内にある粘
着剤層の厚み対、不織布外の粘着剤層の厚みの比は通常
100対0から25対75、好ましくは100対0から
50対50である。一方、所謂転写で粘着剤層(A)を
形成させた場合、粘着剤層(A)が不織布の極表面のみ
接触している場合であって粘着剤層(A)が厚い場合に
は、粘着剤が凝集破壊を生じ貼付後の製剤を剥離する時
等に糊残りを生じる可能性が高いので、架橋粘着剤層
(B)を貼り合わせる前に、熱ロールなどで、圧着処理
し、支持体の不織布層内に充分に粘着剤層(A)を埋入
させた後、架橋粘着剤層(B)を貼り合わせることが好
ましい。
(B)に用いられる粘着剤の種類等により異なるが、通
常5〜200μm、好ましくは7〜150μm、特に好
ましくは10〜100μmである。
にはそれぞれ必要に応じて、抗酸化剤や各種顔料、各種
充填剤、安定化剤、薬物溶解補助剤、薬物溶解抑制剤等
の添加剤を配合することができる。この場合には粘着剤
100重量部に対して添加剤の総量として2〜50重量
部程度の範囲で配合することが好適である。
(1)〜(3)をこの順に含む製造方法により製造する
ことができる。すなわち、工程(1):非架橋の粘着剤
および薬物を溶剤に溶解して粘着剤溶液を調製する工
程、 工程(2):上記粘着剤溶液を支持体の片面に塗布し、
乾燥して粘着剤層(A)を形成する工程、または、上記
粘着剤溶液をセパレータ(例えば、剥離処理したポリエ
ステルフィルム等)上に塗布し、乾燥して粘着剤層を形
成した後、当該粘着剤層を支持体の片面に転写して粘着
剤層(A)を形成する工程、 工程(3):粘着剤層(A)上に薬物を含有しない架橋
粘着剤層(B)を形成する工程、 により製造することができる。
は、例えば粘着剤、架橋剤を適当な溶剤に溶解し、得ら
れた粘着剤溶液をセパレータ(例えば、剥離処理したポ
リエステルフィルム等)上に塗布、乾燥して、得ること
ができる。この架橋粘着剤層(B)の作製の際は薬物を
含有しないことが必要である。薬物を含有しないこと
で、架橋剤と薬物との接触による粘着剤の架橋の阻害を
避けることができる。
限定されず、粘着剤の溶剤として通常使用されるものを
粘着剤の種類、薬物との反応性等を考慮して選択するこ
とができる。例えば、酢酸エチル、トルエン、ヘキサ
ン、メタノール、エタノールまたはこれらの混合溶液等
が挙げられる。架橋粘着剤層(B)の形成に用いる溶剤
は、特に限定されず、粘着剤の溶剤として通常使用され
るものを粘着剤の種類、架橋剤との反応性等を考慮して
選択することができる。例えば、酢酸エチル等が挙げら
れる。
記粘着剤層(A)、さらにその上に前記架橋粘着剤層
(B)が積層されたものであるが、皮膚面への貼着の直
前までは架橋粘着剤層(B)の露出面に、シリコーン樹
脂やフッ素樹脂等の塗布によって剥離処理を施した紙や
プラスチックフィルム等の離型ライナーにて被覆、保護
することが好ましい。そして使用時にこれを剥離して、
架橋粘着剤層(B)を露出させ、貼付部位に貼付して投
与する。
プ状、シート状等を含む。
患者の年齢、体重、症状等により異なるが、通常、成人
に対して薬物0.001〜1000mgを含有した製剤
を皮膚1〜200cm2に、7日当り1〜7回程度貼付
する。
粘着テープをさらに詳細に説明する。なお本発明の技術
的思想を逸脱しない範囲で種々の応用ができることはい
うまでもない。以下の文中で%とあるのは重量%を意味
する。
リル酸共重合体) ミリスチン酸イソプロピル 40% イソシアネート架橋剤 0.15%(対粘着剤固形分) (コロネートHL:日本ポリウレタン工業) 薬物含有非架橋粘着剤層(A) 粘着剤 46.7%(2−エチルヘキシルアクリレート/ア
クリル酸共重合体) ミリスチン酸イソプロピル 40% メトキサミン 13.3%
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤の酢酸エ
チル溶液に膏体重量の40%となるようにミリスチン酸イ
ソプロピルを、粘着剤固形分の0.15%となるようにコロ
ネートHLを配合し、剥離処理したポリエステルフィル
ム上に乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布し、乾燥
後、70℃で48時間エージング処理を行い、架橋粘着剤層
(B)を得た。2−エチルヘキシルアクリレート/アク
リル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤のトル
エン/メタノール混合溶液に膏体重量の13.3%となるよ
うにメトキサミンを、ミリスチン酸イソプロピルを40%
配合し、この粘着剤溶液を6μmPETフィルムと坪量
が8g/m2のPET不織布からなる支持体の不織布面
に、乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布、乾燥し非
架橋粘着剤層(A)を作成した。非架橋粘着剤層(A)
の表面に上記作製した架橋粘着剤層(B)を積層しメト
キサミンテープを得た。
リル酸共重合体) イソステアリルアルコール 40% 金属塩架橋剤 0.3%(対粘着剤固形分) (ALCH:川研ファインケミカル) 薬物含有非架橋粘着剤層(A) 粘着剤 46.7%(2−エチルヘキシルアクリレート/ア
クリル酸共重合体) イソステアリルアルコール 40% プロプラノロール 13.3%
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤の酢酸エ
チル溶液に膏体重量の40%となるようにイソステアリル
アルコールを、粘着剤固形分の0.3%となるようにAL
CHを配合し、剥離処理したポリエステルフィルム上に
乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布し、乾燥後、70
℃で48時間エージング処理を行い、架橋粘着剤層(B)
を得た。2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル酸
=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤のトルエン/
メタノール混合溶液に膏体重量の13.3%となるようにプ
ロプラノロールを、イソステアリルアルコールを40%配
合し、この粘着剤溶液を剥離処理したポリエステルフィ
ルム上に乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布、乾燥
し粘着剤層に6μmPETフィルムと坪量が20g/m2の
ポリアミド不織布からなる支持体の不織布面を貼合せ、
非架橋粘着剤層(A)を作成した。非架橋粘着剤層
(A)のポリエステルフィルムを剥し膏体表面に上記作
製した架橋粘着剤層(B)を積層しプロプラノロールテ
ープを得た。
リル酸/ビニルピロリドン共重合体) ヘキシルデカノール 30% 金属塩架橋剤 0.3%(対粘着剤固形分) (ALCH:川研ファインケミカル) 薬物含有非架橋粘着剤層(A) 粘着剤 56.7%(2−エチルヘキシルアクリレート/ア
クリル酸/ビニルピロリドン共重合体) ヘキシルデカノール 30% ビペリデン 13.3%
ル酸/ビニルピロリドン=75/3/22を共重合してなるアク
リル系粘着剤の酢酸エチル溶液に膏体重量の30%となる
ようにヘキシルデカノールを、粘着剤固形分の0.3%と
なるようにALCHを配合し、剥離処理したポリエステ
ルフィルム上に乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布
し、乾燥後、70℃で48時間エージング処理を行い、架橋
粘着剤層(B)を得た。2−エチルヘキシルアクリレー
ト/アクリル酸/ビニルピロリドン=75/3/22を共重合し
てなるアクリル系粘着剤のエタノール溶液に膏体重量の
13.3%に成るようにビペリデンを、ヘキシルデカノール
を30%配合し、この粘着剤溶液を6μmPETフィルム
と坪量が8g/m2のPET不織布からなる支持体の不織
布面上に、乾燥後の厚みが30μmとなるように塗布、乾
燥し非架橋粘着剤層(A)を作成した。非架橋粘着剤層
(A)の膏体表面に上記作製した架橋粘着剤層(B)を
積層しビペリデンテープを得た。
リル酸共重合体) セバシン酸ジエチル 40% イソシアネート架橋剤 0.15%(対粘着剤固形分) (コロネートHL:日本ポリウレタン工業) 薬物含有非架橋粘着剤層(A) 粘着剤 46.7%(2−エチルヘキシルアクリレート/ア
クリル酸共重合体) ラウリルアルコール 40% プロプラノロール 13.3%
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤の酢酸エ
チル溶液に膏体重量の40%となるようにセバシン酸ジエ
チルを、粘着剤固形分の0.15%となるようにコロネート
HLを配合し、剥離処理したポリエステルフィルム上に
乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布し、乾燥後、70
℃で48時間エージング処理を行い、架橋粘着剤層(B)
を得た。2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル酸
=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤のトルエン/
メタノール混合溶液に膏体重量の13.3%に成るようにプ
ロプラノロールを、ラウリルアルコールを40%配合し、
この粘着剤溶液を6μmPETフィルムと坪量が8g/m
2のPET不織布からなる支持体の不織布面に、乾燥後
の厚みが30μmとなるように塗布、乾燥し非架橋粘着剤
層(A)を作成した。非架橋粘着剤層(A)の膏体表面
に上記作製した架橋粘着剤層(B)を積層しプロプラノ
ロールテープを得た。
もミリスチン酸イソプロピルを配合しなかった以外は実
施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
もイソステアリルアルコールを配合しなかった以外は実
施例2と同様の方法で粘着テープを作製した。
ヘキシルデカノールを配合しなかった以外は実施例3と
同様の方法で粘着テープを作製した。
布した以外は実施例3と同様の方法で粘着テープを作製
した。
リル酸共重合体) ミリスチン酸イソプロピル 40% イソシアネート架橋剤 0.15%(対粘着剤固形分) (コロネートHL:日本ポリウレタン工業) 薬物含有非架橋粘着剤層(A) 粘着剤 46.7%(ポリイソブチレン系) ミリスチン酸イソプロピル 40% メトキサミン 13.3%
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤の酢酸エ
チル溶液に膏体重量の40%となるようにミリスチン酸イ
ソプロピルを、粘着剤固形分の0.15%となるようにコロ
ネートHLを配合し、剥離処理したポリエステルフィル
ム上に乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布し、乾燥
後、70℃で48時間エージング処理を行い、架橋粘着剤層
(B)を得た。ポリイソブチレンを主成分とするゴム系
粘着剤のヘキサン溶液に膏体重量の13.3%になるように
メトキサミンを、ミリスチン酸イソプロピルを40%配合
し、この粘着剤溶液を6μmPETフィルムと坪量が8g
/m2のPET不織布からなる支持体の不織布面に、乾
燥後の厚みが30μmとなるように塗布、乾燥し非架橋粘
着剤層(A)を作成した。非架橋粘着剤層(A)の膏体
表面に上記作製した架橋粘着剤層(B)を積層しメトキ
サミンテープを得た。
を配合しなかった以外は実施例1と同様の方法で粘着テ
ープを作製した。
リル酸共重合体) ミリスチン酸イソプロピル 40% メトキサミン 10%
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤のトルエ
ン/メタノール混合溶液に膏体重量の10%に成るように
メトキサミンを、ミリスチン酸イソプロピルを40%配合
し、この粘着剤溶液を6μmPETフィルムと坪量が8g
/m2のPET不織布からなる支持体の不織布面に、乾
燥後の厚みが40μmとなるように塗布、乾燥し非架橋粘
着剤層を作成した。
リル酸共重合体) ミリスチン酸イソプロピル 40% メトキサミン 10% イソシアネート架橋剤 0.15%(対粘着剤固形分) (コロネートHL:日本ポリウレタン工業)
ル酸=95/5を共重合してなるアクリル系粘着剤の酢酸エ
チル溶液に膏体重量の10%に成るようにメトキサミン
を、ミリスチン酸イソプロピルを40%、粘着剤固形分の
0.15%となるようにコロネートHLを配合し、この粘着
剤溶液を6μmPETフィルムと坪量が8g/m2のPE
T不織布からなる支持体の不織布面に、乾燥後の厚みが
40μmとなるように塗布、乾燥後、70℃で48時間エージ
ング処理を行い、メトキサミン含有架橋粘着剤層を得
た。
φに打ち抜き、直径2cmの脱皮ヘビ皮の中央に貼り付
け透過試験用装置(バンガード社製、品番VFT02)にセ
ットし、レセプター側にある水への薬物の皮膚透過性を
測定した。24時間後の単位面積当たりの積算透過量を算
出し、有機液状成分を配合した製剤(実施例1−3)に
ついて、これらに対応する有機液状成分を配合していな
い製剤(実施例5−7)の積算透過量に対する促進率を
表1に示した。
10cm2に打抜き、予め毛狩り、剃毛したニュージー
ランドホワイトウサギの背部皮膚に貼付し、24時間後
に剥離を行い、貼付中、剥離後に対する接着物性を以下
のスコアで測定した。結果を表1に示した。
れなかった。 ○:若干の浮きや剥がれが認められたが、実用上問題は
なかった。 ×:50%以上の面積での剥がれ、または脱落を生じ
た。 剥離後 ◎:良好な剥離を示し、貼付面に糊残りは認められなか
った。 ○:若干の糊残りが認められたが、実用上問題はなかっ
た。 ×:全面に糊残りが認められた。
10cm2に打ち抜き、ポリアクリロニトリル製の包材で
密封包装し、50℃で保存した。1ヶ月後に開封し、包
材からの取り出し性を以下のスコアで評価した。結果を
表1に示した。 ◎:糊はみ出しは認められずスムーズに取り出すことが
出来た。 ○:一部に糊はみ出しが認められたが、取り出すことは
出来た。 ×:糊はみ出しが激しく取り出せなかった。
させることができ、かつ、粘着剤の糊残りや糊はみ出し
の問題の生じない貼付剤を提供することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 支持体の片面に薬物(2−アミノ−1−
(2’,5’−ジメトキシフェニル)エタノールおよび
その薬理学的に許容される塩を除く)を含有する非架橋
の粘着剤層(A)が積層されており、当該粘着剤層
(A)上に架橋粘着剤層(B)が積層されている貼付
剤。 - 【請求項2】 粘着剤層(A)および/または架橋粘着
剤層(B)に、長鎖脂肪酸エステルおよび/または長鎖
脂肪族アルコールが含有されている請求項1記載の貼付
剤。 - 【請求項3】 支持体が、プラスチックフィルムと不織
布との積層体であり、不織布側に粘着剤層(A)が積層
されている請求項1記載の貼付剤。 - 【請求項4】 粘着剤層(A)の粘着剤と架橋粘着剤層
(B)の粘着剤とが、同一組成の粘着剤である請求項1
記載の貼付剤。 - 【請求項5】 (1)非架橋の粘着剤および薬物(2−
アミノ−1−(2’,5’−ジメトキシフェニル)エタ
ノールおよびその薬理学的に許容される塩を除く)を溶
剤に溶解して粘着剤溶液を調製する工程、(2)上記粘
着剤溶液を支持体の片面に塗布し、乾燥して粘着剤層
(A)を形成する工程、または、上記粘着剤溶液をセパ
レータ上に塗布し、乾燥して粘着剤層を形成した後、当
該粘着剤層を支持体の片面に転写して粘着剤層(A)を
形成する工程、(3)粘着剤層(A)上に薬物を含有し
ない架橋粘着剤層(B)を形成する工程、をこの順に含
む貼付剤の製造方法。
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