JP2003299470A - 食品洗浄装置 - Google Patents

食品洗浄装置

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JP2003299470A JP2002106816A JP2002106816A JP2003299470A JP 2003299470 A JP2003299470 A JP 2003299470A JP 2002106816 A JP2002106816 A JP 2002106816A JP 2002106816 A JP2002106816 A JP 2002106816A JP 2003299470 A JP2003299470 A JP 2003299470A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンが溶解された水によって野菜等の食品
を十分に殺菌することのできる食品洗浄装置を提供す
る。 【解決手段】 食品洗浄装置1には、オゾン水洗浄槽
2、前処理槽3および後処理槽4が設けられている。オ
ゾン水洗浄槽2には、気液混合装置8によって供給され
るオゾン水2aが貯留されている。前処理槽3には、オ
ゾン水3aが貯留されている。後処理槽4には水4aが
貯留されている。オゾン水洗浄槽2の全体、前処理槽3
の一部および後処理槽4の一部を覆うようにカバー7が
設けられている。カバー7には、オゾン水3aに浸漬す
るように配置された側壁部7aと、水4aに浸漬するよ
うに配置された側壁部7bがそれぞれ設けられている。
オゾン水2aに臨む領域12が、前処理槽3のオゾン水
3aと後処理槽4の水4aとによって封止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品洗浄装置に関
し、特に、オゾンが溶解された水によって食品を洗浄す
る食品洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品工場等においては、あらかじめ食材
の殺菌を行なうために洗浄処理が行なわれる。たとえ
ば、野菜のような食品の場合には、従来、濃度約300
〜500ppmの次亜塩素水に野菜を浸漬することによ
り野菜の洗浄処理が行なわれている。
【0003】ところが、次亜塩素水による野菜の洗浄で
は次亜塩素水が残留するという問題があり、人体への影
響が懸念された。そこで、食品としての安全性を高める
ために、近年オゾン水による洗浄が試みられるようにな
った。
【0004】この洗浄において使用される現状のオゾン
水の濃度は1ppm程度である。そして、野菜等の食品
はこのオゾン水に約60秒程度浸漬されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】食品の洗浄において
は、目標レベルとして、大腸菌の数および大腸菌群の数
を実質的に0とし、酵母菌、乳酸菌の数を5×104
下とすることが求められる。しかしながら、従来の濃度
1ppm程度のオゾン水による清浄では、野菜に付着し
ている大腸菌および大腸菌群や一般生菌は短時間ではほ
とんど死滅せず、十分に殺菌されないことがわかった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、オゾンが溶解された水によって野菜等
の食品を十分に殺菌することのできる食品洗浄装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る食品洗浄装
置は、洗浄槽、前処理槽、後処理槽、食品移送部および
覆部を備えている。洗浄槽は、食品を洗浄するためのオ
ゾンが溶解された水を貯留する。前処理槽は、食品をオ
ゾンが溶解された水に浸漬する前にあらかじめ食品に前
洗浄処理を施すための液体を貯留する。後処理槽は、食
品をオゾンが溶解された水に浸漬させた後に食品に付着
したオゾンが溶解された水を除去する処理を施すための
液体を貯留する。食品移送部は、前処理槽、洗浄槽およ
び後処理槽に食品を順次搬送して浸漬する。覆部は、前
処理槽の一部、洗浄槽の全体および後処理槽の一部を覆
うように配置されるとともに、前処理槽の液体に浸漬さ
れる部分と後処理槽の液体に浸漬される部分を有して、
洗浄槽に貯留されたオゾンが溶解された水に臨む領域を
前処理槽の液体と後処理槽の液体とによって封止する。
【0008】この構造によれば、洗浄槽に貯留されたオ
ゾンが溶解された水に臨む領域が封止されていること
で、洗浄槽に比較的濃度の高いオゾンが溶解された水を
貯留することができ、このオゾンが溶解された水に食品
が浸漬されることで食品の殺菌を確実に行なうことがで
きる。また、オゾンが溶解された水からオゾンが揮発し
ても直接人体に影響を与えることがない。
【0009】そのようなオゾンが溶解された水を貯留す
るために、オゾンガスを水に溶解させて、洗浄槽にオゾ
ンが溶解された水を供給するための気液混合装置を備え
ていることが好ましい。
【0010】この気液混合装置を備えていることで、比
較的濃度の高いオゾンが溶解された水を供給することが
できる。
【0011】また、前処理槽および後処理槽にそれぞれ
液体を所定の位置まで貯留して動作させない状態で、覆
部における前処理槽の液体に浸漬される部分の前処理槽
の液体の表面から下端までの長さが、後処理槽の液体に
浸漬される部分の後処理槽の液体の表面から下端までの
長さよりも短くなるように設定されていることが好まし
い。
【0012】比較的高濃度のオゾンが溶解された水の場
合には、オゾンが溶解された水からオゾンガスが揮発し
やすく、オゾンが溶解された水に臨む領域内の圧力が徐
々に上昇し、前処理槽において覆部によって覆われたと
ころに位置する液体の液面が、後処理槽の液体の液面が
後処理槽の液体に浸漬する部分の下端に到達する前に、
前処理槽の液体に浸漬する部分の下端に到達することに
なる。これにより、オゾンが溶解された水に臨む領域内
のオゾンガスは、前処理槽において覆部によって覆われ
たところから覆われていないところに位置する液体中に
放出されて、その液体に溶け込むことになる。その結
果、前処理槽の液体に溶解されるオゾンの濃度が高くな
って、前処理槽における洗浄効果をさらに高めることが
できる。
【0013】さらに、食品を前処理槽の液体に浸漬する
前に食品にさらに前洗浄処理を施すための液体を貯留す
る他の前処理槽を備え、覆部は、他の前処理槽の一部お
よび前処理槽の一部を除く残りの部分を覆うように配置
される部分と、他の前処理槽の液体に浸漬される部分と
を有し、前処理槽に貯留された液体に臨む領域を他の前
処理槽の液体によって封止することが好ましい。
【0014】さらに、他の前処理槽に液体を所定の位置
まで貯留して動作させない状態で、覆部における他の前
処理槽の液体に浸漬される部分の他の前処理槽の液体の
表面から下端までの長さが、前処理槽の液体に浸漬され
る部分の前処理槽の液体の表面から下端までの長さより
も短くなるように設定されていることが好ましい。
【0015】この場合には、まず、オゾンが溶解された
水に臨む領域内のオゾンが前処理槽の液体中に放出さ
れ、その放出されたオゾンのうち溶解せずに液体から放
出されたオゾンによって、前処理槽の一部を除く残りの
部分の前処理槽に貯留された液体に臨む領域の圧力が上
昇して、他の前処理槽において覆部によって覆われたと
ころから覆われていないところに位置する液体中にオゾ
ンが放出されることになる。その結果、他の前処理槽の
液体に溶解されるオゾンの濃度が高くなって、他の前処
理槽における洗浄効果をさらに高めることができる。
【0016】また、オゾンガスを水に溶解させて、前処
理槽にオゾンが溶解された水を供給するための他の気液
混合装置を備えていることが好ましい。
【0017】この場合には、前処理槽に貯留される液体
に比較的高濃度のオゾンを溶解させることができ、前処
理槽における洗浄効果を高めることができる。
【0018】一方、洗浄槽に供給される水にオゾンガス
を送り込むためのオゾンガス供給部と、洗浄槽内に設け
られ、洗浄槽内の水に送り込まれたオゾンガスと水とを
攪拌するための攪拌部とを備え、前処理槽および後処理
槽にそれぞれ液体を所定の位置まで貯留して動作させな
い状態で、覆部における前処理槽の液体に浸漬される部
分の前処理槽の液体の表面から下端までの長さが、後処
理槽の液体に浸漬される部分の後処理槽の液体の表面か
ら下端までの長さよりも短くなるように設定され、前処
理槽の液体に浸漬される部分は、動作させている状態
で、前処理槽において覆部に覆われたところに位置する
液体の面と覆部に覆われていないところに位置する液体
の面との高低差として少なくとも1気圧に相当する高低
差が確保されるように設定されていることが好ましい。
【0019】この場合には、前処理装置と後処理槽にそ
れぞれ貯留されている液体において、覆部によって覆わ
れているところの液面と覆われていないところの液面の
高低差を利用して覆部によって覆われオゾンが溶解され
た水に臨む領域の圧力を2気圧程度に設定することがで
きる。これにより、気液混合装置を用いなくても、オゾ
ンガス供給部によって供給されたオゾンガスと水とを攪
拌器によって攪拌することで、比較的高濃度のオゾンが
溶解された水が得られて、食品の殺菌を確実に行なうこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係るオゾンが溶解された水を用
いた食品洗浄装置について説明する。図1および図2に
示すように、食品洗浄装置1には、オゾン水洗浄槽2、
前処理槽3および後処理槽4が設けられている。野菜等
の食品を収容する複数のバスケット5がそれぞれ1対の
チェーン6の間に装着されている。
【0021】駆動装置(図示せず)によりチェーン6が
矢印21に示す方向に駆動することで、各バスケット5
は移動しながら前処理槽3、オゾン水洗浄槽2および後
処理槽4に順次浸漬されることになる。
【0022】そのオゾン水洗浄槽2には、後述するよう
に、所定の気液混合装置8によって供給されるオゾン水
2aが貯留されている。前処理槽3には、オゾン水洗浄
槽2に浸漬する前にあらかじめ野菜等を洗浄するための
水またはオゾン水3aが貯留されている。後処理槽4に
は野菜等に付着したオゾン水を洗い落とすための水4a
が貯留されている。
【0023】オゾン水洗浄槽2の全体、前処理槽3の一
部および後処理槽4の一部を連続的に覆うようにカバー
7が設けられている。そのカバー7には、前処理槽3の
オゾン水3aに浸漬するように配置された側壁部7a
と、後処理槽4の水4aに浸漬するように配置された側
壁部7bがそれぞれ設けられている。
【0024】特に、図2に示すように、カバー7がこの
ような側壁部7a、7bを有していることで、カバー7
によって覆われたオゾン水洗浄槽2に貯留されたオゾン
水2aに臨む領域(空間)12が、前処理槽3のオゾン
水3aと後処理槽4の水4aとによって封止(水封)さ
れていることになる。
【0025】その側壁部7a、7bにおいては、食品洗
浄装置1を動作させない状態で、側壁部7aのうちオゾ
ン水3aに浸漬する部分の長さL1が、側壁部7bのう
ち水4aに浸漬する部分の長さL2よりも短くなるよう
に設定されている。
【0026】オゾン水洗浄槽2にオゾン水2aを供給す
るための気液混合装置8として、特許公報(特許番号第
2516172号)に開示された気液混合装置8が用い
られる。この気液混合装置8によれば、水にオゾンガス
を3〜5ppm程度溶解させることが可能になって、比
較的高濃度のオゾンが溶解された水を容易に得ることが
できる。なお、この明細書において1ppmとは、水1
トン(t)に対してオゾンガス1グラム(g)が溶解し
た濃度として定義される。なお、必要に応じて、前処理
槽3にこの気液混合装置8によってオゾン水を供給する
ようにしてもよい。
【0027】オゾンガスが3〜5ppm程度溶解したオ
ゾン水では、大気開放により溶解した量の約50%のオ
ゾンが揮発することになる。揮発したオゾンガスを吸い
つづけると人体にとって有害になる。
【0028】この食品洗浄装置1では、上記のように、
カバー7によって覆われたオゾン水2aに臨む領域12
が、前処理槽3のオゾン水3aと後処理槽4の水4aと
によって封止されていることで、揮発した比較的濃度の
高いオゾンガスが大気に直接放出されるのを防いでい
る。実施の形態1に係る食品洗浄装置1は上記のように
構成される。
【0029】次に、上述した食品洗浄装置1による洗浄
動作について説明する。図1および図2に示すように、
まず、前処理槽3の手前に位置するバスケット5に、た
とえば切り刻んだ野菜を入れる。野菜を搭載したバスケ
ット5は、チェーン6の駆動動作によって矢印21に示
す方向に移動される。
【0030】次に、野菜を搭載したバスケット5は、ま
ず前処理槽3に貯留されたオゾン水3aに浸漬される。
バスケット5がオゾン水3a中を移動する間に、たとえ
ば野菜に付着した比較的大きな異物等が除去される。
【0031】その後、野菜を搭載したバスケット5は前
処理槽3を抜けて、次に、オゾン水洗浄槽2に貯留され
たオゾン水2aに浸漬される。バスケット5がオゾン水
2a中を移動する間に、オゾン水2aによって野菜のオ
ゾン洗浄が行なわれる。
【0032】その後、野菜を搭載したバスケット5はオ
ゾン水洗浄槽2を抜けて、次に、後処理槽4に貯留され
た水4aに浸漬される。バスケット5が水4a中を移動
する間に、野菜に付着したオゾン水が洗い落とされる。
【0033】野菜を搭載したバスケット5が後処理槽4
を抜けると、一連の野菜の洗浄処理が完了したことにな
る。洗浄処理の完了した野菜はバスケット5から取出さ
れて、次の工程(図示せず)に送られる。
【0034】この食品洗浄装置1によれば、特に、気液
混合装置8によってオゾン水洗浄槽2に3〜5ppm程
度のオゾン水を供給することができる。実際に野菜とし
てネギを用いて洗浄効果を評価したところ、洗浄前に酵
母菌、乳酸菌、大腸菌および大腸菌群を含む生菌の数が
5×108であったのに対して、オゾン水の温度約18
℃のもとで浸漬時間約5分の洗浄処理を行なった後に
は、酵母菌および乳酸菌の数はいずれも5×104以下
となり、大腸菌および大腸菌群の数は0となっているこ
とがわかった。
【0035】その結果、本食品洗浄装置1では、高々1
ppm程度のオゾン水でしか洗浄することのできなかっ
た従来の食品の洗浄と比べると、3〜5ppm程度のオ
ゾン水を用いることで野菜等の食品に付着した生菌を確
実に死滅させることができることが判明した。
【0036】ところで、3〜5ppm程度のオゾン水で
は、大気開放によって水に溶け込んだオゾンのうち約5
0%が揮発するため、オゾン水2aの水面からは絶えず
オゾンガスが放出されることになる。
【0037】一方、オゾン水2aに臨む領域12は、前
処理槽3のオゾン水3aと後処理槽4の水4aとによっ
て封止されていることにより閉じられた空間となってい
る。そのため、オゾン水2aの水面から放出されるオゾ
ンガスにより領域12内の圧力が徐々に上昇することに
なる。
【0038】また、特に図2に示すように、カバー7の
側壁部7a、7bは、それぞれオゾン水3a、水4aの
水面から所定の深さの位置までしか浸漬されていないた
め、カバー7によって覆われたところに位置するオゾン
水3aと、カバー7によって覆われていないところに位
置するオゾン水3aとは前処理槽3の内部において移動
が可能である。しかも、カバー7によって覆われていな
いところに位置するオゾン水3aは大気に開放されてい
る。後処理槽4についても同様である。
【0039】これにより、食品洗浄装置1の動作ととも
に領域12内の圧力が上昇すると、カバー7によって覆
われたところに位置するオゾン水3aの水面が徐々に押
し下げられて、水面が押し下げられた分、反対にカバー
7によって覆われていないところに位置するオゾン水3
aの水面が上昇することになる。
【0040】このとき、食品洗浄装置1を当初動作させ
ない状態(停止状態)において、オゾン水3aに浸漬し
ている部分の長さL1が、水4aに浸漬している部分の
長さL2よりも短くなるように設定されている。
【0041】そのため、図3に示すように、前処理槽3
においてカバー7によって覆われたところに位置するオ
ゾン水3aの水面は、後処理槽4においてカバー7によ
って覆われたところに位置する水4aの水面が側壁部7
bの下端に到達する前に、側壁部7aの下端に到達する
ことになる。
【0042】その結果、領域12内のオゾンガスは、カ
バー7によって覆われたところから覆われていないとこ
ろに位置するオゾン水3a中に放出されて、オゾン水3
aに溶け込むことになる。
【0043】オゾン水3aの水面が側壁部7aの下端に
到達すると、領域12内のオゾンガスが前処理槽3に貯
留されたオゾン水3a中に次々に放出されて、領域12
内の圧力がさらに上昇することはなくなる。そのため、
後処理槽4においてカバー7によって覆われたところに
位置する水4aの水面が側壁部7bの下端に到達するこ
とはない。
【0044】したがって、本食品洗浄装置1において
は、上述したオゾン水2aによる高い洗浄効果に加え
て、まず、カバー7を設けることによってオゾン水2a
の水面から絶えず放出されるオゾンガスが大気に開放さ
れるのを阻止して、人体に悪影響を及ぼすのを防止する
ことができる。
【0045】そして、その放出されたオゾンガスを前処
理槽3のオゾン水3aに再度溶解させることで、オゾン
ガスを有効利用することができるとともに、前処理槽3
における洗浄効果をさらに高めることができる。
【0046】さらに、前処理槽3のオゾン水3aに溶け
込んだオゾンは食品の殺菌に使用されて、人体に影響を
及ぼさないレベルのオゾンガスがオゾン水3aから大気
に開放されることになる。
【0047】実施の形態2 本発明の実施の形態2に係るオゾンが溶解された水を用
いた食品洗浄装置について説明する。図4に示すよう
に、食品洗浄装置1では、前処理槽3に隣接するように
前処理槽11がさらに設けられている。オゾン水洗浄槽
2の全体、前処理槽3の全体、前処理槽11の一部およ
び後処理槽4の一部を連続的に覆うようにカバー7が設
けられている。そのカバー7には、前処理槽11のオゾ
ン水11aに浸漬するように配置された側壁部7cがさ
らに設けられている。これ以外の構成については、図1
に示す食品洗浄装置と同様なので、同一部材には同一符
号を付しその説明を省略する。
【0048】特に、側壁部7a、7cにおいては、食品
洗浄装置1を動作させない状態で、側壁部7cのうちオ
ゾン水11aに浸漬している部分の長さL3が、側壁部
7aのうち水3aに浸漬している部分の長さL1よりも
短くなるように設定されている。
【0049】上述した食品洗浄装置1では、まず、前述
したように、オゾン水2aに臨む領域12内の圧力が、
オゾン水2aの水面から放出されるオゾンガスにより徐
々に上昇して、オゾンガスが前処理槽3に貯留されたオ
ゾン水3a中に次々に放出される。
【0050】オゾン水3aに放出されたオゾンガスの一
部がカバー7によって閉じられた領域13に放出され
て、領域13内の圧力が徐々に上昇し、前処理槽11に
おいてカバー7によって覆われたところに位置するオゾ
ン水11aの水面が、前処理槽3のオゾン水3aの水面
が側壁部7aの下端に到達する前に、側壁部7cの下端
に到達することになる。
【0051】これにより、領域13内のオゾンガスは、
カバー7によって覆われたところから覆われていないと
ころに位置するオゾン水11a中に放出されて、オゾン
水11aに溶け込むことになる。
【0052】したがって、本食品洗浄装置1によれば、
上述したオゾン水2aによる高い洗浄効果に加えて、オ
ゾン水2aの水面から放出されるオゾンガスを前処理槽
3のオゾン水3aに溶解させるとともに、さらにオゾン
水3aから一部放出されるオゾンガスを前処理槽11の
オゾン水11aにさらに溶解させることで、前処理槽1
1、3による洗浄効果をさらに高めることができる。
【0053】また、オゾン水2aの水面から放出される
オゾンガスが、前処理槽3に貯留されたオゾン水3aか
ら前処理槽11に貯留されたオゾン水11aへ順次溶解
されて食品の殺菌に使用されることによって、オゾン水
11aから大気に開放されるオゾンガスの濃度がさらに
低くなって、人体への悪影響をさらに低減することがで
きる。
【0054】実施の形態3 本発明の実施の形態3に係るオゾン水を用いた食品洗浄
装置について説明する。図5に示すように、食品洗浄装
置1には、図1に示される食品洗浄装置1と同様に、オ
ゾン水洗浄槽2、前処理槽3および後処理槽4が設けら
れている。
【0055】そのオゾン水洗浄槽2に貯留された水にオ
ゾンガスを送り込むためのオゾンガス供給部9が設けら
れている。さらに、オゾン水洗浄槽2の底には送り込ま
れたオゾンガスを水に溶解するための攪拌器10が設け
られている。
【0056】また、オゾン水洗浄槽2の全体、前処理槽
3の一部および後処理槽4の一部を連続的に覆うように
カバー7が設けられ、そのカバー7には、前処理槽3の
オゾン水3aに浸漬するように配置された側壁部7a
と、後処理槽4の水4aに浸漬するように配置された側
壁部7bがそれぞれ設けられている。
【0057】その側壁部7a、7bにおいては、図1に
示される食品洗浄装置1と同様に、食品洗浄装置1を動
作させない状態で、側壁部7aのうちオゾン水3aに浸
漬する部分の長さL1が、側壁部7bのうち水4aに浸
漬する部分の長さL2よりも短くなるように設定されて
いる。
【0058】特にこの食品洗浄装置1では、後述するよ
うに、図1に示される食品洗浄装置1の場合と比べて、
側壁部7a、7bは十分長く設定されている。
【0059】上述した食品洗浄装置1では、まず、オゾ
ンガス供給部9によりオゾン水洗浄槽2に貯留された水
にオゾンガスが送り込まれる。送り込まれたオゾンガス
は攪拌器10により水とともに攪拌されることで水に溶
解されて、オゾン水2aが生成される。
【0060】水に溶解されない一部のオゾンガスは、カ
バー7によって覆われた領域12に放出されることにな
る。放出されるオゾンガスの量が増えて領域12内の圧
力が上昇するにしたがって、カバー7によって覆われた
ところに位置するオゾン水3aの水面が徐々に押し下げ
られて、カバー7によって覆われていないところに位置
するオゾン水3aの水面が上昇することになる。
【0061】本食品洗浄装置1では、オゾン水3aに浸
漬する部分の長さL1が、水4aに浸漬する部分の長さ
L2よりも短く設定されていることで、実施の形態1に
おいて説明した食品洗浄装置と同様に、図6に示すよう
に、前処理槽3においてカバー7によって覆われたとこ
ろに位置するオゾン水3aの水面は、後処理槽4におい
てカバー7によって覆われたところに位置する水4aの
水面が側壁部7bの下端に到達する前に側壁部7aの下
端に到達することになる。
【0062】その結果、領域12内のオゾンガスは、カ
バー7によって覆われたところから覆われていないとこ
ろに位置するオゾン水3a中に放出されて、オゾン水3
aに溶け込むことになる。
【0063】このとき、本食品洗浄装置1では、側壁部
7a、7bが、前処理槽3においてカバー7によって覆
われたところに位置するオゾン水3aの水面とカバー7
によって覆われていないところに位置するオゾン水3a
の水面の位置の高低差Hとして約10m程度を確保でき
るように設けられていることで、大気圧を約1気圧する
と領域12内の圧力を約2気圧程度まで加圧できること
になる。
【0064】領域12内の圧力が約2気圧程度まで加圧
されることで、領域12内の圧力が大気圧の場合と比べ
てオゾンガス供給部9によって送り込まれたオゾンガス
が水により多く溶解される。
【0065】その結果、本食品洗浄装置1では、実施の
形態1において説明した食品洗浄装置1の気液混合装置
8を用いることなく、3〜5ppm程度のオゾン水2a
が得られて、前述した食品洗浄装置1と同様に、食品の
殺菌効果を大幅に向上することができる。
【0066】さらに、本食品洗浄装置1では、側壁部7
aが、前処理槽3においてオゾン水3aの水面の位置の
高低差Hとして少なくとも1気圧に相当する高さ、たと
えば約10m程度を確保できるように設けられているこ
とから、カバー7によって覆われていないところに位置
するオゾン水3a中に放出されたオゾンガスは、実施の
形態1において説明した食品洗浄装置(図3参照)と比
べて、オゾン水3aの水面に達するまでにより長い距離
を進むことになる。その結果、より多くのオゾンガスを
オゾン水3aに溶解させることができる。
【0067】なお、本食品洗浄装置1では、あらかじ
め、たとえば空気をカバー7によって覆われた領域12
内に送り込んで領域12内の圧力を約2気圧程度とした
後(図6に示す状態)に、オゾンガス供給部9によりオ
ゾン水洗浄槽2に貯留された水にオゾンガスを送り込む
ようにしてもよい。これにより、効率的に高濃度のオゾ
ン水2aを生成することができる。
【0068】また、野菜を例に挙げて説明したが、野菜
に限られず他の生鮮食品等の食品の洗浄にも本食品洗浄
装置を適用することができる。
【0069】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は上記の説明ではなくて特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範
囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る食品洗浄装置によれば、洗
浄槽に貯留されたオゾンが溶解された水に臨む領域が封
止されていることで、洗浄槽に比較的濃度の高いオゾン
が溶解された水を貯留することができ、このオゾンが溶
解された水に食品が浸漬されることで食品の殺菌を確実
に行なうことができる。また、オゾンが溶解された水か
らオゾンが揮発しても直接人体に影響を与えることがな
い。
【0071】そのようなオゾンが溶解された水を貯留す
るために、オゾンガスを水に溶解させて、洗浄槽にオゾ
ンが溶解された水を供給するための気液混合装置を備え
ていることが好ましく、これにより、比較的濃度の高い
オゾンが溶解された水を供給することができる。
【0072】また、前処理槽および後処理槽にそれぞれ
液体を所定の位置まで貯留して動作させない状態で、覆
部における前処理槽の液体に浸漬される部分の前処理槽
の液体の表面から下端までの長さが、後処理槽の液体に
浸漬される部分の後処理槽の液体の表面から下端までの
長さよりも短くなるように設定されていることが好まし
く、この場合には、オゾンが溶解された水から揮発した
オゾンガスによってオゾンが溶解された水に臨む領域内
の圧力が徐々に上昇し、前処理槽において覆部によって
覆われたところに位置する液体の液面が、後処理槽の液
体の液面が後処理槽の液体に浸漬する部分の下端に到達
する前に、前処理槽の液体に浸漬する部分の下端に到達
することになる。これにより、オゾンが溶解された水に
臨む領域内のオゾンガスは、前処理槽において覆部によ
って覆われたところから覆われていないところに位置す
る液体中に放出されて、その液体に溶け込むことにな
る。その結果、前処理槽の液体に溶解されるオゾンの濃
度が高くなって、前処理槽における洗浄効果をさらに高
めることができる。
【0073】さらに、食品を前処理槽の液体に浸漬する
前に食品にさらに前洗浄処理を施すための液体を貯留す
る他の前処理槽を備え、覆部は、他の前処理槽の一部お
よび前処理槽の一部を除く残りの部分を覆うように配置
される部分と、他の前処理槽の液体に浸漬される部分と
を有し、前処理槽に貯留された液体に臨む領域を他の前
処理槽の液体によって封止することが好ましい。
【0074】さらに、他の前処理槽に液体を所定の位置
まで貯留して動作させない状態で、覆部における他の前
処理槽の液体に浸漬される部分の他の前処理槽の液体の
表面から下端までの長さが、前処理槽の液体に浸漬され
る部分の前処理槽の液体の表面から下端までの長さより
も短くなるように設定されていることが好ましい。
【0075】この場合にも、前処理槽の場合と同様に、
他の前処理槽の液体に溶解されるオゾンの濃度が高くな
って、他の前処理槽における洗浄効果をさらに高めるこ
とができる。
【0076】また、オゾンガスを水に溶解させて、前処
理槽にオゾンが溶解された水を供給するための他の気液
混合装置を備えていることが好ましく、この場合には、
前処理槽に貯留される液体に比較的高濃度のオゾンを溶
解させることができ、前処理槽における洗浄効果を高め
ることができる。
【0077】一方、洗浄槽に供給される水にオゾンガス
を送り込むためのオゾンガス供給部と、洗浄槽内に設け
られ、洗浄槽内の水に送り込まれたオゾンガスと水とを
攪拌するための攪拌部とを備え、前処理槽および後処理
槽にそれぞれ液体を所定の位置まで貯留して動作させな
い状態で、覆部における前処理槽の液体に浸漬される部
分の前処理槽の液体の表面から下端までの長さが、後処
理槽の液体に浸漬される部分の後処理槽の液体の表面か
ら下端までの長さよりも短くなるように設定され、前処
理槽の液体に浸漬される部分は、動作させている状態
で、前処理槽において覆部に覆われたところに位置する
液体の面と覆部に覆われていないところに位置する液体
の面との高低差として少なくとも1気圧に相当する高低
差が確保されるように設定されていることが好ましく、
この場合には、気液混合装置を用いなくても、オゾンガ
ス供給部によって供給されたオゾンガスと水とを攪拌器
によって攪拌することで、比較的高濃度のオゾンが溶解
された水が得られて、食品の殺菌を確実に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る食品洗浄装置の
斜視図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す食品洗浄
装置の一断面図である。
【図3】 同実施の形態において、図1に示す食品洗浄
装置の動作を説明するための一断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る食品洗浄装置の
一断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係る食品洗浄装置の
一断面図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す食品洗浄
装置の動作を説明するための一断面図である。
【符号の説明】
1 食品洗浄装置、2 オゾン水洗浄槽、2a オゾン
水、3 前処理槽、3a オゾン水、4 後処理槽、4
a 水、5 バスケット、6 チェーン、7カバー、7
a,7b 側壁部、8 気液混合装置、9 オゾンガス
供給器、10攪拌器、11 前処理槽、11a オゾン
水、12,13 領域、21 矢印。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 勤 大阪府泉南郡熊取町桜ヶ丘1丁目7番12号 Fターム(参考) 3B201 AA46 AB13 BB02 BB92 CA01 CB12 CC01 4B061 BA01 CA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を洗浄するためのオゾンが溶解され
    た水を貯留する洗浄槽と、 食品を前記オゾンが溶解された水に浸漬する前にあらか
    じめ食品に前洗浄処理を施すための液体を貯留する前処
    理槽と、 食品を前記オゾンが溶解された水に浸漬させた後に食品
    に付着したオゾンが溶解された水を除去する処理を施す
    ための液体を貯留する後処理槽と、 前記前処理槽、前記洗浄槽および前記後処理槽に食品を
    順次搬送して浸漬するための食品移送部と、 前記前処理槽の一部、前記洗浄槽の全体および前記後処
    理槽の一部を覆うように配置されるとともに、前記前処
    理槽の液体に浸漬される部分と前記後処理槽の液体に浸
    漬される部分を有して、前記洗浄槽に貯留された前記オ
    ゾンが溶解された水に臨む領域を前記前処理槽の液体と
    前記後処理槽の液体とによって封止するための覆部とを
    備えた、食品洗浄装置。
  2. 【請求項2】 オゾンガスを水に溶解させて、前記洗浄
    槽にオゾンが溶解された水を供給するための気液混合装
    置を備えた、請求項1記載の食品洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記前処理槽および前記後処理槽にそれ
    ぞれ液体を所定の位置まで貯留して動作させない状態
    で、前記覆部における前記前処理槽の液体に浸漬される
    部分の前記前処理槽の液体の表面から下端までの長さ
    が、前記後処理槽の液体に浸漬される部分の前記後処理
    槽の液体の表面から下端までの長さよりも短くなるよう
    に設定された、請求項1または2に記載の食品洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 食品を前記前処理槽の液体に浸漬する前
    に食品にさらに前洗浄処理を施すための液体を貯留する
    他の前処理槽を備え、 前記覆部は、 前記他の前処理槽の一部および前記前処理槽の一部を除
    く残りの部分を覆うように配置される部分と、 前記他の前処理槽の液体に浸漬される部分とを有し、 前記前処理槽に貯留された前記液体に臨む領域を前記他
    の前処理槽の液体によって封止する、請求項3記載の食
    品洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記他の前処理槽に液体を所定の位置ま
    で貯留して動作させない状態で、前記覆部における前記
    他の前処理槽の液体に浸漬される部分の前記他の前処理
    槽の液体の表面から下端までの長さが、前記前処理槽の
    液体に浸漬される部分の前記前処理槽の液体の表面から
    下端までの長さよりも短くなるように設定された、請求
    項4記載の食品洗浄装置。
  6. 【請求項6】 オゾンガスを水に溶解させて、前記前処
    理槽にオゾンが溶解された水を供給するための他の気液
    混合装置を備えた、請求項5記載の食品洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄槽に供給される水にオゾンガス
    を送り込むためのオゾンガス供給部と、 前記洗浄槽内に設けられ、前記洗浄槽内の水に送り込ま
    れたオゾンガスと水とを攪拌するための攪拌部とを備
    え、 前記前処理槽および前記後処理槽にそれぞれ液体を所定
    の位置まで貯留して動作させない状態で、前記覆部にお
    ける前記前処理槽の液体に浸漬される部分の前記前処理
    槽の液体の表面から下端までの長さが、前記後処理槽の
    液体に浸漬される部分の前記後処理槽の液体の表面から
    下端までの長さよりも短くなるように設定され、 前記前処理槽の液体に浸漬される部分は、動作させてい
    る状態で、前記前処理槽において前記覆部に覆われたと
    ころに位置する液体の面と前記覆部に覆われていないと
    ころに位置する液体の面との高低差として少なくとも1
    気圧に相当する高低差が確保されるように設定された、
    請求項1記載の食品洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015166775A1 (ja) * 2014-04-28 2015-11-05 株式会社日立製作所 野菜殺菌装置及び殺菌野菜の生産方法

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WO2015166775A1 (ja) * 2014-04-28 2015-11-05 株式会社日立製作所 野菜殺菌装置及び殺菌野菜の生産方法
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