JP2010104860A - 除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オゾン水を利用した除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法を提供する。
【解決手段】洗浄対象物Aが漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク1と、オゾンガスを生成するオゾン発生器2と、オゾン発生器2から供給されるオゾンガスを微小気泡Bとして、気密状のタンク1内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機3と、を備え、タンク1内で上記洗浄対象物Aの侵漬洗浄を行う。
【選択図】図1
【解決手段】洗浄対象物Aが漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク1と、オゾンガスを生成するオゾン発生器2と、オゾン発生器2から供給されるオゾンガスを微小気泡Bとして、気密状のタンク1内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機3と、を備え、タンク1内で上記洗浄対象物Aの侵漬洗浄を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、オゾン水を利用した除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法に関する。
従来、洗浄対象物をオゾン水によって洗浄する除菌洗浄装置は、特許文献1のように、オゾン水発生器を用いてオゾン水を生成し、水槽にオゾン水を注入して、これをオーバーフローさせながら洗浄するものがあった。
特開2005−5326号公報
しかし、特許文献1のようなオーバーフロー方式の除菌洗浄装置では、オゾン水発生器で生成したオゾン水を水槽内に流入するため、水槽内のオゾン水が安定したオゾン濃度を保つことは困難であった。また、水槽からオゾン水をオーバーフローさせるため、大量のオゾン水が必要となる問題があった。さらに大量のオゾン水を生成可能な大容量のオゾン水発生器が必要となり、洗浄に対する費用対効果のバランスが悪くなるという問題があった。
また、オゾンガスは、人体に有害なものとなるため、洗浄に使用するオゾン水の濃度が高いと、上記洗浄装置の周辺にいる人に健康的な被害を与える危険性があった。
また、オゾンガスは、人体に有害なものとなるため、洗浄に使用するオゾン水の濃度が高いと、上記洗浄装置の周辺にいる人に健康的な被害を与える危険性があった。
そこで、本発明は、洗浄水(オゾン水)の使用量が少なくて済み、安全かつ確実に洗浄を行える除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の除菌洗浄装置は、洗浄対象物が漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンクと、オゾンガスを生成するオゾン発生器と、該オゾン発生器から供給されるオゾンガスを微小気泡として、気密状の上記タンク内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機と、を備え、上記タンク内で上記洗浄対象物の侵漬洗浄を行うものである。
また、上記タンク内の溶解オゾン濃度を継続的に測定するオゾン濃度計を付設したものである。
また、上記タンク内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器を備えるものである。
また、上記タンク内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器を備えるものである。
また、本発明の除菌洗浄方法は、密封開閉自在なタンク内へ洗浄対象物を漬置き状に侵漬し、次に、タンク内を気密状とし、その後、オゾンガスを微小気泡として、気密状の上記タンク内の水に、噴出して混合し、オゾン水を生成し、該オゾン水内で上記洗浄対象物の侵漬洗浄を行う方法である。
また、予めタンク内で特定の洗浄対象物についての最適の溶解オゾン濃度を検知し、その後、同一の上記特定の洗浄対象物の洗浄の際に、予め検知した上記溶解オゾン濃度に制御しつつ洗浄する方法である。
本発明の除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法によれば、洗浄に使用するオゾン水を安定して適切な濃度に保つことができ、確実に洗浄対象物を洗浄することができる。また、オゾン水を無駄に使用することなく、殺菌洗浄にかかる費用を軽減できる。また、微小気泡としてオゾンガスを効率よく水に溶解できるため、オゾン発生器は、比較的小容量のもので済み、省スペースかつ低コストを実現できる。また、オゾンガスを、安全に洗浄に使用することができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1は本発明の除菌洗浄装置の実施の一形態を示す断面正面図である。
本発明に係る除菌洗浄装置は、洗浄対象物Aが漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク1と、オゾンガスを生成するオゾン発生器2と、オゾン発生器2から供給されるオゾンガスを直径50μm以下の大きさの微小気泡Bとして気密状のタンク1内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機3と、を備えている。
図1は本発明の除菌洗浄装置の実施の一形態を示す断面正面図である。
本発明に係る除菌洗浄装置は、洗浄対象物Aが漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク1と、オゾンガスを生成するオゾン発生器2と、オゾン発生器2から供給されるオゾンガスを直径50μm以下の大きさの微小気泡Bとして気密状のタンク1内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機3と、を備えている。
タンク1は、水を蓄える水槽部1aと、水槽部1aを気密状に密閉する蓋部1bと、を有している。蓋部1bは、密封開閉自在な開き戸1cを有している。水槽部1aと蓋部1bとの接合部には、耐腐食性弾性材から成るパッキン1dが取着されている。蓋部1bと開き戸1cの側縁部との接合部には耐腐食性弾性材から成るパッキンを取着している(図示省略)。したがって、開き戸1cが閉まっている状態で、タンク1内は気密状に保たれる。
オゾン発生器2は、タンク1の外側に付設され、空気を吸い込む吸気部2aと、生成するオゾンガスの量を調節する操作部2bと、を有している。オゾン発生器2で生成されたオゾンガスは、供給管11を通じて連結されたオゾン混合機3に供給される。また、供給管11は、蓋部1bを貫通状として付設されている。
オゾン混合機3は、電気モーターで駆動するポンプ12と、このポンプ12で水を汲み上げる吸水部3aと、汲み上げた水を吐出すると共にオゾン発生器2から供給されたオゾンガスを直径50μm以下の大きさの微小気泡Bとして噴出する噴出部3bと、を有している。オゾン混合機3は、タンク1の内側に取付けられ、吸水部3aと噴出部3bはタンク1内の水に浸入状に付設されている。
オゾン発生器2は、タンク1の外側に付設され、空気を吸い込む吸気部2aと、生成するオゾンガスの量を調節する操作部2bと、を有している。オゾン発生器2で生成されたオゾンガスは、供給管11を通じて連結されたオゾン混合機3に供給される。また、供給管11は、蓋部1bを貫通状として付設されている。
オゾン混合機3は、電気モーターで駆動するポンプ12と、このポンプ12で水を汲み上げる吸水部3aと、汲み上げた水を吐出すると共にオゾン発生器2から供給されたオゾンガスを直径50μm以下の大きさの微小気泡Bとして噴出する噴出部3bと、を有している。オゾン混合機3は、タンク1の内側に取付けられ、吸水部3aと噴出部3bはタンク1内の水に浸入状に付設されている。
また、タンク1は、タンク1内の溶解オゾン濃度Xを継続的に測定するオゾン濃度計4と、タンク1内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器5と、を付設している。
オゾン濃度計4は、タンク1内のオゾン水の溶解オゾン濃度Xを測定する検出部4aと、測定したオゾン水の溶解オゾン濃度Xの測定結果をデジタル表示する表示部4bと、タンク1内のオゾン水を吸い上げる吸上管4cと、を備えている。吸上管4cは、タンク1の蓋部1bを貫通状として付設されている。また、吸上管4cは、その一端をタンク1内の水に浸入している。
排オゾン処理器5は、オゾンガスを吸い込む吸込部5aと、吸い込んだオゾンガスを還元する触媒(例えばカロライト等)を内有する還元部5bと、大気中に排気を解放する排気部5cと、を有している。吸込部5aは、タンク1の蓋部1bを貫通状として付設されている。また、吸込部5aは、その一端をタンク1内の空室部13に開口状に設けられている。つまり、吸込部5aは、タンク1内の水に浸入せず、タンク1内の空室部13と、排オゾン処理器5の還元部5bと、を連通状に接続している。
オゾン濃度計4は、タンク1内のオゾン水の溶解オゾン濃度Xを測定する検出部4aと、測定したオゾン水の溶解オゾン濃度Xの測定結果をデジタル表示する表示部4bと、タンク1内のオゾン水を吸い上げる吸上管4cと、を備えている。吸上管4cは、タンク1の蓋部1bを貫通状として付設されている。また、吸上管4cは、その一端をタンク1内の水に浸入している。
排オゾン処理器5は、オゾンガスを吸い込む吸込部5aと、吸い込んだオゾンガスを還元する触媒(例えばカロライト等)を内有する還元部5bと、大気中に排気を解放する排気部5cと、を有している。吸込部5aは、タンク1の蓋部1bを貫通状として付設されている。また、吸込部5aは、その一端をタンク1内の空室部13に開口状に設けられている。つまり、吸込部5aは、タンク1内の水に浸入せず、タンク1内の空室部13と、排オゾン処理器5の還元部5bと、を連通状に接続している。
次に、上述した装置の除菌洗浄方法(作用)について説明する。
洗浄対象物侵漬工程として、図1に示すように、開き戸1cを二点鎖線のように開き、タンク1内に貯えた水に洗浄対象物Aを漬置きする、又は、洗浄対象物Aの複数を一まとめにして保持する道具(例えば、金属製の篭等)をタンク1内の水に侵漬する。
その後、開き戸1cを密閉してタンク1を気密状態にする。
洗浄対象物侵漬工程として、図1に示すように、開き戸1cを二点鎖線のように開き、タンク1内に貯えた水に洗浄対象物Aを漬置きする、又は、洗浄対象物Aの複数を一まとめにして保持する道具(例えば、金属製の篭等)をタンク1内の水に侵漬する。
その後、開き戸1cを密閉してタンク1を気密状態にする。
洗浄対象物Aをタンク1内の水に侵浸した後、オゾン水生成工程として、オゾン発生器2と、オゾン混合機3と、を作動させてタンク1内の水にオゾンガスの微小気泡Bを発生させる。オゾン混合機3は、ポンプ12の動力を利用して吸水部3aから水を汲み上げ、混合機本体(図示省略)内で水とオゾンガスとを混合して、噴出部3bから微小気泡Bを吐出する。オゾンガスの微小気泡Bは、オゾン混合機3によってタンク1内の水に広範囲に分布しつつ、水に溶解して、強力な酸化殺菌作用を有するオゾン水となる。オゾン混合機3は、継続してタンク1内の水を吸引吐出し、生成されたオゾン水を攪拌する。この際、オゾン混合機3の循環作用によって、タンク1内の水は全体で均一なオゾン濃度Xを保っている。また、タンク1内は気密状態であるので、タンク1の外部にオゾンガスを漏らすことなく閉じ込める。
そして、侵漬洗浄工程として、タンク1内の水に浸漬された洗浄対象物Aは、生成されたオゾン水の酸化殺菌作用によって、侵漬洗浄される。オゾン水は、イオン化したオゾン分子による酸化殺菌作用の効果を発揮する。この際、洗浄が進むにつれて、タンク1内の水に溶解しているオゾンイオンは消費されるが、オゾン発生器2及びオゾン混合機3は、継続的にタンク1内の水にオゾンガスの微小気泡Bを供給し続けるため、洗浄に利用されて消費したオゾンイオンは補充されて、タンク1内の水の溶解オゾン濃度Xは安定して適切な濃度を保っている。
次に、除菌洗浄方法の他の実施の形態について説明する。
特定の洗浄対象物A1 について、本番の侵漬洗浄を行う前に、予め、実験的に洗浄を試行して、特定の洗浄対象物A1 に対して最適な溶解オゾン濃度X1 を検知する。例えば、溶解オゾン濃度Xが高いと、特定の洗浄対象物A1 が酸化されて、変色や劣化等して傷んでしまう虞れがある。また、溶解オゾン濃度Xが低いと、充分な酸化殺菌作用が得られず、洗浄能率を下げてしまう虞れがある。具体的には、野菜や魚介類等の生鮮食品等は、濃度の高いオゾン水によって変質等し易いので、予め、最適な溶解オゾン濃度X1 を検知する必要がある。
特定の洗浄対象物A1 について、本番の侵漬洗浄を行う前に、予め、実験的に洗浄を試行して、特定の洗浄対象物A1 に対して最適な溶解オゾン濃度X1 を検知する。例えば、溶解オゾン濃度Xが高いと、特定の洗浄対象物A1 が酸化されて、変色や劣化等して傷んでしまう虞れがある。また、溶解オゾン濃度Xが低いと、充分な酸化殺菌作用が得られず、洗浄能率を下げてしまう虞れがある。具体的には、野菜や魚介類等の生鮮食品等は、濃度の高いオゾン水によって変質等し易いので、予め、最適な溶解オゾン濃度X1 を検知する必要がある。
その後、本番の洗浄において、特定の洗浄対象物A1 をタンク1内の水に侵浸し、オゾン水による洗浄を行う。この際、オゾン濃度計4を作動させ、検出部4aで測定したタンク1内の水の溶解オゾン濃度Xを、表示部4bに表示する。表示された溶解オゾン濃度Xが、特定の洗浄対象物A1 に対して予め上述のように検知した最適の溶解オゾン濃度X1 になるように、オゾン発生器2の操作部2bを適宜調節して、制御する。
また、水に溶解せずにタンク1内の空室部13に、気相状態で存在するオゾンガスは、排オゾン処理器5の吸込部5aを通じて、排オゾン処理器5の還元部5bに送られる。還元部5bは、毒性があり人体に有害な影響を与える可能性のあるオゾンガスを還元して、空気中に存在する酸素として分解する。分解して生成された酸素は排気部5cから大気中に排気される。
なお、洗浄対象物Aは、選択自由であって、例えば、野菜や魚介類等の生鮮食品等や、食器,瓶,弁当箱等の容器等である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、オゾン発生器2と、オゾン混合機3と、オゾン濃度計4と、を電気的に接続する制御部を設け、特定の洗浄対象物A1 を洗浄する際に、予め検知した最適な溶解オゾン濃度X1 に上記制御部からの信号によって自動調整することも望ましい。
以上のように、本発明は、洗浄対象物Aが漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク1と、オゾンガスを生成するオゾン発生器2と、オゾン発生器2から供給されるオゾンガスを微小気泡Bとして、気密状のタンク1内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機3と、を備え、タンク1内で上記洗浄対象物Aの侵漬洗浄を行うので、洗浄に使用するオゾン水を安定して適切な濃度に保つことができ、確実に洗浄対象物Aを洗浄することができ、従来のオーバーフロー方式に比較して、洗浄に必要な水(オゾン水)を節約できる。また、微小気泡Bとするオゾンガスを効率よく水に溶解できるため、オゾン発生器2は、従来のオーバーフロー方式で使用したオゾン水発生器に比較して、小容量のもので済み、省スペースかつ低コストを実現できる。また、オゾンガスを、安全に洗浄に使用することができる。
また、タンク1内の溶解オゾン濃度Xを継続的に測定するオゾン濃度計4を付設しているので、タンク1内の溶解オゾン濃度Xを随時表示して認識することができ、例えば、野菜の侵漬洗浄を行う際、高濃度のオゾン水で野菜を変色や劣化させることなく、常に最適な溶解オゾン濃度X1 に制御して洗浄能率を向上することができる。
また、タンク1内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器5を備えるので、人体に有害なオゾンガスを、酸素に分解して排気することができ、使用時の安全性を高めることができる。
また、タンク1内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器5を備えるので、人体に有害なオゾンガスを、酸素に分解して排気することができ、使用時の安全性を高めることができる。
また、本発明は、密封開閉自在なタンク1内へ洗浄対象物Aを漬置き状に侵漬し、次に、タンク1内を気密状とし、その後、オゾンガスを微小気泡Bとして、気密状のタンク1内の水に、噴出して混合し、オゾン水を生成し、該オゾン水内で上記洗浄対象物Aの侵漬洗浄を行うので、洗浄に使用するオゾン水を安定して適切な濃度に保つことができ、確実に洗浄対象物Aを洗浄することができ、従来のオーバーフロー方式に比較して、洗浄に必要な水(オゾン水)を節約できる。また、微小気泡Bとするオゾンガスを効率よく水に溶解できるため、オゾン発生器2は、従来のオーバーフロー方式で使用したオゾン水発生器に比較して、小容量のもので済み、省スペースかつ低コストを実現できる。また、オゾンガスを、安全に洗浄に使用することができる。
また、予めタンク1内で特定の洗浄対象物A1 についての最適の溶解オゾン濃度X1 を検知し、その後、同一の上記特定の洗浄対象物A1 の洗浄の際に、予め検知した溶解オゾン濃度X1 に制御しつつ洗浄するので、高濃度のオゾン水で特定の洗浄対象物A1 を変色や劣化させることなく、常に最適な溶解オゾン濃度X1 に制御し、洗浄能率を向上することができる。
1 タンク
2 オゾン発生器
3 オゾン混合機
4 オゾン濃度計
5 排オゾン処理器
A 洗浄対象物
A1 特定の洗浄対象物
B 微小気泡
X 溶解オゾン濃度
X1 特定の洗浄対象物についての最適の溶解オゾン濃度
2 オゾン発生器
3 オゾン混合機
4 オゾン濃度計
5 排オゾン処理器
A 洗浄対象物
A1 特定の洗浄対象物
B 微小気泡
X 溶解オゾン濃度
X1 特定の洗浄対象物についての最適の溶解オゾン濃度
Claims (5)
- 洗浄対象物(A)が漬置き状に侵漬される密封開閉自在なタンク(1)と、オゾンガスを生成するオゾン発生器(2)と、該オゾン発生器(2)から供給されるオゾンガスを微小気泡(B)として、気密状の上記タンク(1)内の水に噴出して混合しオゾン水を生成するオゾン混合機(3)と、を備え、上記タンク(1)内で上記洗浄対象物(A)の侵漬洗浄を行うことを特徴とする除菌洗浄装置。
- 上記タンク内(1)の溶解オゾン濃度(X)を継続的に測定するオゾン濃度計(4)を付設した請求項1記載の除菌洗浄装置。
- 上記タンク(1)内から排出されるオゾンガスを還元し酸素として大気に放出する排オゾン処理器(5)を備える請求項1又は2記載の除菌洗浄装置。
- 密封開閉自在なタンク(1)内へ洗浄対象物(A)を漬置き状に侵漬し、次に、タンク(1)内を気密状とし、その後、オゾンガスを微小気泡(B)として、気密状の上記タンク(1)内の水に、噴出して混合し、オゾン水を生成し、該オゾン水内で上記洗浄対象物(A)の侵漬洗浄を行うことを特徴とする除菌洗浄方法。
- 予めタンク(1)内で特定の洗浄対象物(A1 )についての最適の溶解オゾン濃度(X1 )を検知し、その後、同一の上記特定の洗浄対象物(A1 )の洗浄の際に、予め検知した上記溶解オゾン濃度(X1 )に制御しつつ洗浄する請求項4記載の除菌洗浄方法。
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JP2008276245A JP2010104860A (ja) | 2008-10-28 | 2008-10-28 | 除菌洗浄装置及び除菌洗浄方法 |
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-
2008
- 2008-10-28 JP JP2008276245A patent/JP2010104860A/ja active Pending
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