JPH11156313A - 食材洗浄装置 - Google Patents
食材洗浄装置Info
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- JPH11156313A JPH11156313A JP32576197A JP32576197A JPH11156313A JP H11156313 A JPH11156313 A JP H11156313A JP 32576197 A JP32576197 A JP 32576197A JP 32576197 A JP32576197 A JP 32576197A JP H11156313 A JPH11156313 A JP H11156313A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波洗浄機によって葉野菜等の食材の洗浄
した場合には、汚れ物質に対する振動の伝達と、被洗浄
物に対する振動の伝達の間の差が小さく、結果として十
分な洗浄が出来ないものである。 【解決手段】 水槽２内の水を超音波発振手段３によっ
て超音波振動させた後、振盪手段５によって洗浄物を配
置する籠４を振盪するようにして、葉野菜等の食材を十
分洗浄できる食材洗浄装置としている。
した場合には、汚れ物質に対する振動の伝達と、被洗浄
物に対する振動の伝達の間の差が小さく、結果として十
分な洗浄が出来ないものである。 【解決手段】 水槽２内の水を超音波発振手段３によっ
て超音波振動させた後、振盪手段５によって洗浄物を配
置する籠４を振盪するようにして、葉野菜等の食材を十
分洗浄できる食材洗浄装置としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭や飲食業店
で使用される食材を洗浄する食材洗浄装置に関するもの
である。
で使用される食材を洗浄する食材洗浄装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】メガネやアクセサリー等の洗浄に、超音
波洗浄機が使用することが一般的になってきている。ま
た、食器類の洗浄にも超音波が利用されているものもあ
る。図９は、これらのうち指輪等のアクセサリーを超音
波洗浄する用超音波洗浄機の構成を示している。本体１
９にはめ込む形で水を入れる水槽２０がついており、ス
イッチ２２を入れると、超音波発振子２１が振動して、
水槽２０の外壁へ振動を伝え、水槽２０内の水が超音波
振動するものてある。このとき、例えば洗浄物が指輪の
場合は、付着している汚れ物質に対する振動の伝わりか
たと、指輪自体への振動の伝わり方が相違するものであ
る。この両者の振動数の違いによって、汚れ物質が指輪
本体から剥離するものである。または、超音波により生
成した気泡のキャビテーション効果によってよごれが洗
浄されるものである。
波洗浄機が使用することが一般的になってきている。ま
た、食器類の洗浄にも超音波が利用されているものもあ
る。図９は、これらのうち指輪等のアクセサリーを超音
波洗浄する用超音波洗浄機の構成を示している。本体１
９にはめ込む形で水を入れる水槽２０がついており、ス
イッチ２２を入れると、超音波発振子２１が振動して、
水槽２０の外壁へ振動を伝え、水槽２０内の水が超音波
振動するものてある。このとき、例えば洗浄物が指輪の
場合は、付着している汚れ物質に対する振動の伝わりか
たと、指輪自体への振動の伝わり方が相違するものであ
る。この両者の振動数の違いによって、汚れ物質が指輪
本体から剥離するものである。または、超音波により生
成した気泡のキャビテーション効果によってよごれが洗
浄されるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の超音波洗浄
機は、葉野菜等の食材の洗浄した場合には、汚れや菌の
除去が不十分であるという課題を有している。つまり、
葉野菜のように柔らかく、かつ複雑な構造のものを洗浄
した場合には、汚れ物質に対する振動の伝達と、被洗浄
物に対する振動の伝達の間の差が小さく、結果として十
分な洗浄が出来ないものである。
機は、葉野菜等の食材の洗浄した場合には、汚れや菌の
除去が不十分であるという課題を有している。つまり、
葉野菜のように柔らかく、かつ複雑な構造のものを洗浄
した場合には、汚れ物質に対する振動の伝達と、被洗浄
物に対する振動の伝達の間の差が小さく、結果として十
分な洗浄が出来ないものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加えた後、振盪手
段によって洗浄物を配置する籠を振盪するようにして、
葉野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置としてい
る。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加えた後、振盪手
段によって洗浄物を配置する籠を振盪するようにして、
葉野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置としてい
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】請求項１に記載した発明は、超音
波発振手段によって水槽内の水を超音波振動させ、その
後振盪手段によって洗浄物を配置した籠を振盪するよう
にして、葉野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置
としている。
波発振手段によって水槽内の水を超音波振動させ、その
後振盪手段によって洗浄物を配置した籠を振盪するよう
にして、葉野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置
としている。
【０００６】請求項２に記載した発明は、制御手段がタ
イマー手段によって超音波発振手段と振盪手段とを制御
するようにして、効率的な調理作業を可能とした食材洗
浄装置としている。
イマー手段によって超音波発振手段と振盪手段とを制御
するようにして、効率的な調理作業を可能とした食材洗
浄装置としている。
【０００７】請求項３に記載した発明は、超音波発振手
段と振盪手段とを制御する制御手段が、使用者が食材の
種類を選択すると超音波発振手段と制御手段との動作時
間または動作回数を制御して、個々の食材に応じた洗浄
を行う食材洗浄装置としている。
段と振盪手段とを制御する制御手段が、使用者が食材の
種類を選択すると超音波発振手段と制御手段との動作時
間または動作回数を制御して、個々の食材に応じた洗浄
を行う食材洗浄装置としている。
【０００８】請求項４に記載した発明は、水槽内に殺菌
剤を添加する添加装置を備えて、食材の洗浄時に菌の除
去を同時に行うことが出来る食材洗浄装置としている。
剤を添加する添加装置を備えて、食材の洗浄時に菌の除
去を同時に行うことが出来る食材洗浄装置としている。
【０００９】請求項５に記載した発明は、水槽内に備え
たオゾン発生手段によって、食品中に残留する可能性が
低い形で、食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが
できる食材洗浄装置としている。
たオゾン発生手段によって、食品中に残留する可能性が
低い形で、食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが
できる食材洗浄装置としている。
【００１０】請求項６に記載した発明は、紫外線灯によ
って水槽内に紫外線を照射するようにして、食材の洗浄
時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材洗浄装置と
している。
って水槽内に紫外線を照射するようにして、食材の洗浄
時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材洗浄装置と
している。
【００１１】請求項７に記載した発明は、水槽の上部と
下部とを接続する循環パイプの途中に設けたポンプによ
って、洗浄時に水槽内の水を循環させて、洗浄効率の高
い食材洗浄装置としている。
下部とを接続する循環パイプの途中に設けたポンプによ
って、洗浄時に水槽内の水を循環させて、洗浄効率の高
い食材洗浄装置としている。
【００１２】請求項８に記載した発明は、水槽内に水を
供給する管またはホースと、水槽から水を排水すると排
水口とを備えて、洗浄時に水槽内の水を入れ替えるよう
にして、洗浄効率の高い食材洗浄装置としている。
供給する管またはホースと、水槽から水を排水すると排
水口とを備えて、洗浄時に水槽内の水を入れ替えるよう
にして、洗浄効率の高い食材洗浄装置としている。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図１
は本実例の食材洗浄装置の構成を示す外観図である。本
体１にはめ込まれた形で水を入れる水槽２があり、本体
１の内部には、水槽２に接して超音波振動子を有して超
音波を発振する超音波発振手段３と、水槽２の内側にあ
る振盪籠４を振盪させる振盪手段５を設けている。振盪
手段５は、モータとモータの回転運動を直線往復運動に
変換するクランク機構あるいはカム機構とによって構成
している。振盪籠４は葉野菜等の洗浄物を収容するもの
であり、振盪籠４の一端は前記振盪手段５に接続されて
いる。超音波発振手段３と振盪手段５とは、操作パネル
６上のスイッチのオンオフによって動作するものであ
る。また振盪籠４は、図示していないが底部に小型の車
輪を有していて、例えば左右方向には動きやすくなって
いる。
は本実例の食材洗浄装置の構成を示す外観図である。本
体１にはめ込まれた形で水を入れる水槽２があり、本体
１の内部には、水槽２に接して超音波振動子を有して超
音波を発振する超音波発振手段３と、水槽２の内側にあ
る振盪籠４を振盪させる振盪手段５を設けている。振盪
手段５は、モータとモータの回転運動を直線往復運動に
変換するクランク機構あるいはカム機構とによって構成
している。振盪籠４は葉野菜等の洗浄物を収容するもの
であり、振盪籠４の一端は前記振盪手段５に接続されて
いる。超音波発振手段３と振盪手段５とは、操作パネル
６上のスイッチのオンオフによって動作するものであ
る。また振盪籠４は、図示していないが底部に小型の車
輪を有していて、例えば左右方向には動きやすくなって
いる。
【００１４】以下本実例の動作について説明する。水槽
２に水を入れ、振盪籠４に葉野菜等の被洗浄物を収容す
る。こうして操作パネル６上のスイッチを入れると、超
音波発振手段３が動作して超音波振動を発生する。この
超音波振動は、水槽２の外壁から水槽２内の水に伝達さ
れ、更に洗浄物に伝達されるものである。この超音波振
動によって、洗浄物に付着している汚れ物質や菌は剥離
され始める。すなわち、汚れ物質に対する振動の伝わり
かたと被洗浄物に対する振動の伝わりかたの差によっ
て、あるいは超音波によるキャビテーション効果によっ
て汚れ物質が剥離され始めるものである。本実施例で
は、この後例えば５分間が経過した時点で、超音波発振
手段３を停止させて、振盪手段５を動作させている。振
盪手段５の動作によって、被洗浄物を収容している振盪
籠４が振盪される。この振盪によって、先の超音波振動
では剥離されなかった汚れ物質や菌が強制的に被洗浄物
から剥離されるものである。
２に水を入れ、振盪籠４に葉野菜等の被洗浄物を収容す
る。こうして操作パネル６上のスイッチを入れると、超
音波発振手段３が動作して超音波振動を発生する。この
超音波振動は、水槽２の外壁から水槽２内の水に伝達さ
れ、更に洗浄物に伝達されるものである。この超音波振
動によって、洗浄物に付着している汚れ物質や菌は剥離
され始める。すなわち、汚れ物質に対する振動の伝わり
かたと被洗浄物に対する振動の伝わりかたの差によっ
て、あるいは超音波によるキャビテーション効果によっ
て汚れ物質が剥離され始めるものである。本実施例で
は、この後例えば５分間が経過した時点で、超音波発振
手段３を停止させて、振盪手段５を動作させている。振
盪手段５の動作によって、被洗浄物を収容している振盪
籠４が振盪される。この振盪によって、先の超音波振動
では剥離されなかった汚れ物質や菌が強制的に被洗浄物
から剥離されるものである。
【００１５】以上のように本実施例によれば、超音波発
振手段３と振盪手段５を併用することによって、洗浄物
が葉野菜等の柔らかい複雑な構造の物であっても洗浄効
果の高い食材洗浄装置を実現するものである。
振手段３と振盪手段５を併用することによって、洗浄物
が葉野菜等の柔らかい複雑な構造の物であっても洗浄効
果の高い食材洗浄装置を実現するものである。
【００１６】なお、発明者らが本実施例の食材洗浄装置
を使用して行った洗浄効果を検証した実験結果を（表
１）に記載している。表１中の対比例は、超音波発振手
段のみを使用した場合を示している。
を使用して行った洗浄効果を検証した実験結果を（表
１）に記載している。表１中の対比例は、超音波発振手
段のみを使用した場合を示している。
【００１７】
【表１】
【００１８】またこのとき図２に示すような構成とした
場合には、効率的な調理作業が可能になる食材洗浄装置
が実現できる。すなわち、操作パネル６にタイマー手段
７を備えているものである。タイマー手段７によって、
例えば使用開始時間を設定しておけば使用者がその場に
いる必要はなく、別の作業を自由に出来るものである。
場合には、効率的な調理作業が可能になる食材洗浄装置
が実現できる。すなわち、操作パネル６にタイマー手段
７を備えているものである。タイマー手段７によって、
例えば使用開始時間を設定しておけば使用者がその場に
いる必要はなく、別の作業を自由に出来るものである。
【００１９】またこのとき本体１の構成を図３に示すよ
うにすれば、個々の食材に応じた洗浄を簡易に行うこと
ができ、洗浄効果が十分得られる作用を有する食材洗浄
装置を実現できるものである。すなわち本実施例では、
超音波発振手段３と振盪手段５とを制御する制御手段８
を設けているものである。この制御手段８は、洗浄する
食材の種類に応じて超音波発振手段３と振盪手段５との
動作時間または動作回数を制御する洗浄パターンをデー
タとして有しているものである。従って使用者が、操作
パネル６で食材の種類を選択すると自動的に洗浄コース
を選んで洗浄するものである。
うにすれば、個々の食材に応じた洗浄を簡易に行うこと
ができ、洗浄効果が十分得られる作用を有する食材洗浄
装置を実現できるものである。すなわち本実施例では、
超音波発振手段３と振盪手段５とを制御する制御手段８
を設けているものである。この制御手段８は、洗浄する
食材の種類に応じて超音波発振手段３と振盪手段５との
動作時間または動作回数を制御する洗浄パターンをデー
タとして有しているものである。従って使用者が、操作
パネル６で食材の種類を選択すると自動的に洗浄コース
を選んで洗浄するものである。
【００２０】（表２）は、発明者らが実験によって効果
を検証した食材の種類と洗浄方法との対応を示してい
る。
を検証した食材の種類と洗浄方法との対応を示してい
る。
【００２１】
【表２】
【００２２】またこのとき図４に示しているような構成
とした場合には、更に殺菌効果を有する食材洗浄装置を
実現できるものである。すなわち本実施例では、水槽２
内に添加装置９を設けているものである。添加装置９内
には、塩化ベンザルコニウム・次亜塩素酸ナトリウム等
の殺菌剤が収容されている。
とした場合には、更に殺菌効果を有する食材洗浄装置を
実現できるものである。すなわち本実施例では、水槽２
内に添加装置９を設けているものである。添加装置９内
には、塩化ベンザルコニウム・次亜塩素酸ナトリウム等
の殺菌剤が収容されている。
【００２３】添加装置９の動作は、超音波発振手段３が
動作した後行うものである。つまり収容している殺菌剤
が超音波の照射によって、揮発したり、分解されたりす
るためである。本実施例では添加装置９の動作は、振盪
手段５を動作させている間に実行するようにしている。
つまり振盪手段５の動作によって、殺菌剤の水中への拡
散が早く、殺菌効果が高くなるためである。
動作した後行うものである。つまり収容している殺菌剤
が超音波の照射によって、揮発したり、分解されたりす
るためである。本実施例では添加装置９の動作は、振盪
手段５を動作させている間に実行するようにしている。
つまり振盪手段５の動作によって、殺菌剤の水中への拡
散が早く、殺菌効果が高くなるためである。
【００２４】またこのとき本体１の構成を図５に示すよ
うにすれば、より衛生的な食材洗浄装置を実現できる。
すなわち本実施例では、オゾンを発生させて発生したオ
ゾンを水槽２内に供給するオゾン発生装置１０を設けて
いるものである。オゾンには殺菌効果があるため、洗浄
物に付着している菌類を殺菌できるものである。またこ
のオゾンは食材中に残留する可能性の低いものである。
うにすれば、より衛生的な食材洗浄装置を実現できる。
すなわち本実施例では、オゾンを発生させて発生したオ
ゾンを水槽２内に供給するオゾン発生装置１０を設けて
いるものである。オゾンには殺菌効果があるため、洗浄
物に付着している菌類を殺菌できるものである。またこ
のオゾンは食材中に残留する可能性の低いものである。
【００２５】またこのとき本体１の構成を図６に示すよ
うにすれば、殺菌、除菌効果が高くより衛生的で、食材
に対する影響が極めて小さい食材洗浄装置が実現でき
る。すなわち、紫外線灯１１を備え、被洗浄物に対して
紫外線を照射して殺菌するということである。
うにすれば、殺菌、除菌効果が高くより衛生的で、食材
に対する影響が極めて小さい食材洗浄装置が実現でき
る。すなわち、紫外線灯１１を備え、被洗浄物に対して
紫外線を照射して殺菌するということである。
【００２６】またこのとき本体１の構成を図７に示すよ
うにすれば、より洗浄効果の高い食材洗浄装置が実現す
る。すなわち、本実施例では、水槽２の上部と下部とを
接続する循環パイプ１３と、循環パイプ１３の途中に設
けたポンプ１２を備えているものである。以上の構成
で、洗浄時にポンプ１２を動作させて水槽２内の水を循
環させるようにするものである。このため、洗浄物から
剥離した汚れ物質や菌が局所的に溜まったりすることが
なく、洗浄効果が上がるものである。
うにすれば、より洗浄効果の高い食材洗浄装置が実現す
る。すなわち、本実施例では、水槽２の上部と下部とを
接続する循環パイプ１３と、循環パイプ１３の途中に設
けたポンプ１２を備えているものである。以上の構成
で、洗浄時にポンプ１２を動作させて水槽２内の水を循
環させるようにするものである。このため、洗浄物から
剥離した汚れ物質や菌が局所的に溜まったりすることが
なく、洗浄効果が上がるものである。
【００２７】またこのとき本体１の構成を図８に示すよ
うにすれば、さらに洗浄効果の高い食材洗浄器が実現す
る。すなわち、水槽２には底部に水を吐出する排水口１
６と水槽２内に水を供給する管またはホース１８と接続
した電磁弁１７とを備えているものである。
うにすれば、さらに洗浄効果の高い食材洗浄器が実現す
る。すなわち、水槽２には底部に水を吐出する排水口１
６と水槽２内に水を供給する管またはホース１８と接続
した電磁弁１７とを備えているものである。
【００２８】以上の構成とすることによって、洗浄時に
電磁弁１７を開くようにすると、水槽２内の水を自動的
に入れ替えることができ、効果的な洗浄が可能となるも
のである。
電磁弁１７を開くようにすると、水槽２内の水を自動的
に入れ替えることができ、効果的な洗浄が可能となるも
のである。
【００２９】
【発明の効果】請求項１に記載した発明は、水槽を超音
波振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発
振手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を
振盪する振盪手段を備えた構成として、超音波発振手段
によって容器内の水を超音波振動させ、その後振盪手段
によって洗浄物を配置した籠を振盪するようにして、葉
野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置を実現する
ものである。
波振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発
振手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を
振盪する振盪手段を備えた構成として、超音波発振手段
によって容器内の水を超音波振動させ、その後振盪手段
によって洗浄物を配置した籠を振盪するようにして、葉
野菜等の食材を十分洗浄できる食材洗浄装置を実現する
ものである。
【００３０】請求項２に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、前記超音波発振手段と振盪手段とを
制御する制御手段を備え、前記制御手段はタイマー手段
によって振盪手段と制御手段とを制御する構成として、
請求項１に記載した効果に加え、効率的な調理作業を可
能とした食材洗浄装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、前記超音波発振手段と振盪手段とを
制御する制御手段を備え、前記制御手段はタイマー手段
によって振盪手段と制御手段とを制御する構成として、
請求項１に記載した効果に加え、効率的な調理作業を可
能とした食材洗浄装置を実現するものである。
【００３１】請求項３に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、前記超音波発振手段と振盪手段とを
制御する制御手段を備え、前記制御手段は洗浄する食材
の種類に応じて超音波発振手段と振盪手段との動作時間
または動作回数を制御する構成として、請求項１に記載
した効果に加え、個々の食材に応じた洗浄を行うことが
できる食材洗浄装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、前記超音波発振手段と振盪手段とを
制御する制御手段を備え、前記制御手段は洗浄する食材
の種類に応じて超音波発振手段と振盪手段との動作時間
または動作回数を制御する構成として、請求項１に記載
した効果に加え、個々の食材に応じた洗浄を行うことが
できる食材洗浄装置を実現するものである。
【００３２】請求項４に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、容器内に殺菌剤を添加する添加装置
を備えた構成として、請求項１に記載した効果に加え、
食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材
洗浄装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、容器内に殺菌剤を添加する添加装置
を備えた構成として、請求項１に記載した効果に加え、
食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材
洗浄装置を実現するものである。
【００３３】請求項５に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内にオゾンを供給するオゾン発
生手段を備えた構成として、請求項１に記載した効果に
加え、食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことができ
る食材洗浄装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内にオゾンを供給するオゾン発
生手段を備えた構成として、請求項１に記載した効果に
加え、食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことができ
る食材洗浄装置を実現するものである。
【００３４】請求項６に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内に紫外線を照射する紫外線灯
を備えた構成として、請求項１に記載した効果に加え、
食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材
洗浄装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内に紫外線を照射する紫外線灯
を備えた構成として、請求項１に記載した効果に加え、
食材の洗浄時に菌の除去を同時に行うことが出来る食材
洗浄装置を実現するものである。
【００３５】請求項７に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、容器の上部と下部とを接続する循環
パイプと、循環パイプの途中に設けたポンプを備えた構
成として、請求項１に記載した効果に加え、洗浄時に水
槽内の水を循環でき、洗浄効率の高い食材洗浄装置を実
現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、容器の上部と下部とを接続する循環
パイプと、循環パイプの途中に設けたポンプを備えた構
成として、請求項１に記載した効果に加え、洗浄時に水
槽内の水を循環でき、洗浄効率の高い食材洗浄装置を実
現するものである。
【００３６】請求項８に記載した発明は、水槽を超音波
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内に水を供給する管またはホー
スと、水槽から水を吐出すると吐出口とを備えた構成と
して、請求項１に記載した効果に加え、洗浄時に水槽内
の水を入れ替えるようにして、洗浄効率の高い食材洗浄
装置を実現するものである。
振動させて水槽内の水に超音波振動を加える超音波発振
手段と、水槽内に設けた洗浄物を配置する籠と、籠を振
盪する振盪手段と、水槽内に水を供給する管またはホー
スと、水槽から水を吐出すると吐出口とを備えた構成と
して、請求項１に記載した効果に加え、洗浄時に水槽内
の水を入れ替えるようにして、洗浄効率の高い食材洗浄
装置を実現するものである。
【図１】本発明の実施例である食材洗浄装置の構成を示
す外観図
す外観図
【図２】同、タイマー手段を有する食材洗浄装置の構成
を示す外観図
を示す外観図
【図３】同、制御手段を有する食材洗浄装置の構成を示
す斜視図
す斜視図
【図４】同、添加装置を備えた食材洗浄装置の構成を示
す斜視図
す斜視図
【図５】同、オゾン発生手段を備えた食材洗浄装置の構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図６】同、紫外線灯を備えた食材洗浄装置の構成を示
す外観図
す外観図
【図７】同、水槽内の水を循環させるポンプを備えた食
材洗浄装置の構成を示す斜視図
材洗浄装置の構成を示す斜視図
【図８】同、容器内に水を供給する管またはホースと、
容器から水を吐出すると吐出口とを備えた食材洗浄装置
の構成を示す外観図
容器から水を吐出すると吐出口とを備えた食材洗浄装置
の構成を示す外観図
【図９】従来の超音波洗浄装置を示す説明図
２ 水槽 ３ 超音波発振手段 ４ 籠 ５ 振盪手段 ７ タイマー手段 ８ 制御手段 ９ 添加装置 １０ オゾン発生手段 １１ 紫外線灯 １２ ポンプ １３ 循環パイプ １６ 排水口 １７ 電磁弁 １８ 管またはホース
Claims (8)
- 【請求項１】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段を備えた食
材洗浄装置。 - 【請求項２】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、前記超
音波発振手段と振盪手段とを制御する制御手段を備え、
前記制御手段はタイマー手段によって振盪手段と制御手
段とを制御する食材洗浄装置。 - 【請求項３】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、前記超
音波発振手段と振盪手段とを制御する制御手段を備え、
前記制御手段は洗浄する食材の種類に応じて超音波発振
手段と振盪手段との動作時間または動作回数を制御する
食材洗浄装置。 - 【請求項４】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、容器内
に殺菌剤を添加する添加装置を備えた食材洗浄装置。 - 【請求項５】 容器を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、容器内
にオゾンを供給するオゾン発生手段を備えた食材洗浄装
置。 - 【請求項６】 容器を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、水槽内
に紫外線を照射する紫外線灯を備えた食材洗浄装置。 - 【請求項７】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、水槽の
上部と下部とを接続する循環パイプと、循環パイプの途
中に設けたポンプを備えた食材洗浄装置。 - 【請求項８】 水槽を超音波振動させて水槽内の水に超
音波振動を加える超音波発振手段と、水槽内に設けた洗
浄物を配置する籠と、籠を振盪する振盪手段と、水槽内
に水を供給する管またはホースと、容器から水を排水す
る排水口とを備えた食材洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32576197A JPH11156313A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 食材洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32576197A JPH11156313A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 食材洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11156313A true JPH11156313A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18180334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32576197A Pending JPH11156313A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 食材洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11156313A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6514349B1 (en) * | 1999-09-14 | 2003-02-04 | Charles R. Meldrum | Produce washing system utilizing multiple energy sources |
| CN103878144A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-25 | 天津云视科技发展有限公司 | 一种超声波清洗蔬菜的装置 |
| CN108080341A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-05-29 | 天津福德信泰生物科技有限公司 | 一种基因检测试管的清洁装置 |
| CN108097624A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-01 | 合肥市春华起重机械有限公司 | 一种车辆零件清洗装置 |
| JP2019110778A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | 直政 鈴木 | 根菜類の洗浄方法 |
| JP2020025509A (ja) * | 2018-08-14 | 2020-02-20 | カゴメ株式会社 | 千切りキャベツの一般生菌数低減方法、千切りキャベツの製造方法及び容器詰めサラダの製造方法 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP32576197A patent/JPH11156313A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN108097624B (zh) * | 2017-12-21 | 2021-03-09 | 合肥市春华起重机械有限公司 | 一种车辆零件清洗装置 |
| JP2020025509A (ja) * | 2018-08-14 | 2020-02-20 | カゴメ株式会社 | 千切りキャベツの一般生菌数低減方法、千切りキャベツの製造方法及び容器詰めサラダの製造方法 |
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