JP2003299285A - 回転電機のコイル用コネクタ装着構造およびそれを設けた同軸回転電機 - Google Patents

回転電機のコイル用コネクタ装着構造およびそれを設けた同軸回転電機

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JP2003299285A
JP2003299285A JP2002098142A JP2002098142A JP2003299285A JP 2003299285 A JP2003299285 A JP 2003299285A JP 2002098142 A JP2002098142 A JP 2002098142A JP 2002098142 A JP2002098142 A JP 2002098142A JP 2003299285 A JP2003299285 A JP 2003299285A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ同士を近接させてもリークを生ずる
ことなくコイルの電圧を高いものとし得るようにするこ
とにある。 【解決手段】 モータのハウジング4に設けられた絶縁
樹脂体51にハウジング4外からコネクタ54を装着し
て、その絶縁樹脂体51に埋設されるとともにハウジン
グ4内のコイルに電気的に接続された電極52に対しそ
のコネクタ54で通電する構造において、絶縁樹脂体5
1にハウジング4外に露出した入口を持つコネクタ装着
穴51aを形成してそのコネクタ装着穴51aの底に電
極52を露出させ、コネクタ装着穴51a内に嵌まり込
むようにコネクタ54の絶縁カバー55を形成してその
絶縁カバー55の先端に導電体56を露出させ、絶縁カ
バー5がコネクタ装着穴51a内に嵌まり込んでそのコ
ネクタ装着穴51aの底の電極52と絶縁カバー5の先
端の導電体56とが電気的に接触した状態でコネクタ5
4を絶縁樹脂体51に固定する固定ボルト58を設けた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転電機のハウ
ジングに設けられた絶縁体にハウジング外からコネクタ
を装着して、前記絶縁体に埋設されるとともにハウジン
グ内のコイルに電気的に接続された電極に対しそのコネ
クタで通電する構造および、その構造を設けた同軸回転
電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハウジング内にコイルを具える回転電機
としては従来、例えば特開2000−14103号公報
にて開示された、多層モータとして構成されたものが知
られており、この従来の回転電機では、ハウジング内の
コイルからの配線を、ハウジングに開けた穴に通してハ
ウジング外に導いているため、モータの組み立てや修理
等の際にハウジングに対し配線を取り回す必要があって
作業が煩雑になるという不都合があり、それゆえハウジ
ングに設けた絶縁体にハウジング外からコネクタを装着
して、その絶縁体に埋設されるとともにハウジング内の
コイルに電気的に接続された電極に対しそのコネクタで
通電するコネクタ装着構造とすることが好ましい。
【0003】ところで、上述の如きコネクタ装着構造は
通常、図6に示すように構成されており、ここでは、図
示しないハウジングに固定された絶縁樹脂体51に埋設
されるとともに中心部に雌ねじ52aを形成された筒状
の電極52の一端面がその絶縁樹脂体51の表面に露出
し、その電極52の他端面が導線53を介して図示しな
いコイルに電気的に接続されている。
【0004】その一方、コネクタ54は、絶縁樹脂製の
絶縁カバー55で覆われた筒状の導電体56の一端面が
その絶縁カバー55から露出し、その導電体56の他端
面に導線57が電気的に接続された構成とされている。
そしてその導電体56の穴内に挿通された固定ボルト5
8が、絶縁樹脂体51の表面に露出している筒状の電極
52の雌ねじ52aに螺着されて、コネクタ54の導電
体56の端面と絶縁樹脂体51の表面に露出している電
極52の端面とを当接させて電気的に接触させた状態で
コネクタ54を電極52ひいては絶縁樹脂体51に固定
している。ここで、絶縁カバー55の、固定ボルト58
の頭部を覆う基部は、固定ボルト58の螺着時には外さ
れ、その後に絶縁カバー55の、導電体56を覆う先端
部に嵌着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
コネクタ装着構造では、電極2の端面が絶縁樹脂体1の
外表面に露出していてリーク電流が流れる径路が絶縁樹
脂体1の外表面のみとなるため、リーク電流に対する延
面距離が短くなり、それゆえ、コイルへの複数本の配線
のために複数のコネクタを装着できるようにすると、コ
ネクタ同士を大きく離間させないと高い電圧をコイルに
流せず、またコネクタをハウジングからも充分離間させ
ないと漏電の可能性があることから、配線一本ずつにつ
いて絶縁樹脂体1を大きくする必要があって、絶縁樹脂
体1がハウジングの大きな場所を占有してしまうという
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
有利に解決したコネクタ装着構造およびその構造を設け
た同軸回転電機を提供することを目的とするものであ
り、この発明の回転電機のコイル用コネクタ装着構造
は、回転電機のハウジングに設けられた絶縁体にハウジ
ング外からコネクタを装着して、前記絶縁体に埋設され
るとともにハウジング内のコイルに電気的に接続された
電極に対しそのコネクタで通電する構造において、前記
絶縁体にハウジング外に露出した入口を持つコネクタ装
着穴を形成してそのコネクタ装着穴の底に前記電極を露
出させ、前記コネクタ装着穴内に嵌まり込むように前記
コネクタの絶縁カバーを形成してその絶縁カバーの先端
に導電体を露出させ、前記絶縁カバーが前記コネクタ装
着穴内に嵌まり込んでそのコネクタ装着穴の底の前記電
極と前記絶縁カバーの先端の前記導電体とが電気的に接
触した状態で前記コネクタを前記絶縁体に固定するコネ
クタ固定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】またこの発明の同軸回転電機は、コイルを
有するステータと、前記ステータの半径方向外方に配置
されたアウターロータと、前記ステータの半径方向内方
に配置されたインナーロータと、前記ステータを固定支
持するとともに前記アウターロータと前記インナーロー
タとを互いに同軸の所定回転軸線上に回転自在に支持す
るハウジングと、を具える同軸回転電機において、前記
ステータと一体的に結合するとともに前記ハウジングの
ステータ支持孔を貫通する雄ねじ部材と、その雄ねじ部
材に締着されてその雄ねじ部材を前記ハウジングに固定
するリング状の雌ねじ部材とを前記回転軸線と同軸に設
け、前記ハウジングに設けられて前記アウターロータの
一端部を回転自在に支持するベアリングと前記ステータ
支持孔との間の前記ハウジングの部分に前記および後述
する回転電機のコイル用コネクタ装着構造を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の効果】この発明の回転電機のコイル用コネクタ
装着構造にあっては、回転電機のハウジングに設けられ
た絶縁体に形成した、ハウジング外に露出した入口を持
つコネクタ装着穴の底に、その絶縁体に埋設されるとと
もにハウジング内のコイルに電気的に接続された電極が
露出しており、また、そのコネクタ装着穴内に嵌まり込
むように形成したコネクタの絶縁カバーの先端に導電体
が露出しており、そしてコネクタ固定手段が、コネクタ
の絶縁カバーがコネクタ装着穴内に嵌まり込んでそのコ
ネクタ装着穴の底の電極と絶縁カバーの先端の導電体と
が電気的に接触した状態でコネクタを絶縁体に固定す
る。
【0009】従ってこの発明のコネクタ装着構造によれ
ば、絶縁体に埋設された電極の端面が絶縁体の外表面に
露出せず、絶縁体に形成したコネクタ装着穴の底でのみ
露出し、絶縁体に固定されてその電極に電気的に接触す
るコネクタの導電体も、コネクタ装着穴内に嵌まり込ん
だ絶縁カバーの先端で露出することから、リーク電流が
流れる径路が絶縁体の外表面のみならずその外表面のコ
ネクタ装着穴の入口からコネクタ装着穴の底までさらに
延びたものとなるので、リーク電流に対する延面距離が
長くなる。それゆえ、コイルへの複数本の配線のために
複数のコネクタを装着できるようにする場合にコネクタ
同士を近接させてもリークを生ずることなくコイルの電
圧を高いものとすることができ、またコネクタをハウジ
ングからさほど離間させなくても漏電を防止できること
から、配線一本ずつについて絶縁体をコンパクトにし得
て、絶縁体の占有場所をハウジングの僅かな場所で済ま
すことができる。
【0010】そして、この発明のコネクタ装着構造を設
けたこの発明の同軸回転電機によれば、コネクタを装着
する絶縁体の占有場所を、前記ハウジングに設けられて
前記アウターロータの一端部を回転自在に支持するベア
リングと前記ステータ支持孔との間の、前記ハウジング
の僅かな場所で済ますことができるので、ハウジングに
設けた絶縁体にハウジング外からコネクタを装着して、
その絶縁体に埋設されるとともにハウジング内のステー
タが有するコイルに電気的に接続された電極に対しその
コネクタで通電する構造を採用しても、ハウジングの剛
性を高く維持することができる。
【0011】なお、この発明のコネクタ装着構造におい
ては、前記絶縁体に前記コネクタ装着穴を互いに隣接さ
せかつ間隔を空けて複数配置してもよく、このようにす
れば僅かな間隔で隣接させた複数のコネクタ装着穴を用
いて複数本の配線用の複数のコネクタをコンパクトに纏
めて装着することができるので、複数本の配線を設ける
場合に絶縁体の占有場所をハウジングの僅かな場所で済
ますことができる。またハウジングをアルミニウム鋳物
等の導電性のある材料で製作しておくことで、万が一リ
ーク電流が一相で発生しても他の電極に漏れることがな
く、フラッシュオーバーに至っても一相のみの問題に止
めることができるので、6相から5相に移行して駆動で
きる等のフェールセーフが可能である。
【0012】またこの発明のコネクタ装着構造において
は、前記絶縁カバーの外面と前記コネクタ装着穴の内面
との隙間にシール用のO(オー)リングを介挿してもよ
く、このようにすればハウジング外に導電性の潤滑油や
水が存在していても絶縁性能を維持することができる。
【0013】さらにこの発明のコネクタ装着構造におい
ては、前記絶縁カバーの外面と前記コネクタ装着穴の内
面との隙間の、少なくとも前記Oリングから前記導電体
と前記電極との何れかまでの間に絶縁油材を介挿しても
よく、このようにすれば絶縁性能をさらに高めることが
できる。
【0014】さらにこの発明のコネクタ装着構造におい
ては、前記絶縁体を前記ハウジング内に配置するととも
に、前記ハウジングに前記絶縁体の前記コネクタ装着穴
をハウジング外に露出させる穴を形成してもよく、この
ようにすれば絶縁体をハウジング内に収容し得るので、
回転電機をコンパクトに構成することができる。
【0015】そして上記の場合に、この発明のコネクタ
装着構造においては、コネクタ装着穴と前記ハウジング
の穴とを、何れも丸穴にして互いにほぼ同一内径にする
とともに互いに整列させてもよく、このようにすればハ
ウジングの穴を最小限で済ませることができるのでハウ
ジングの剛性を高く維持することができ、しかも丸穴ゆ
え穴加工を容易に行うことができるとともにコネクタを
自由に配向することができる。なお、ハウジングの穴を
コネクタ装着穴よりも多少大きめにして、鋳造等で形成
することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づき詳細に説明する。ここに、図1は、ラ
ビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車両用ハイブリ
ッド変速機を構成する、この発明の同軸回転電機の一実
施形態としての複合電流多層モータを示し、このモータ
には、この発明の回転電機のコイル用コネクタ装着構造
の一実施形態を設けてある。この多層モータは、一個の
円環状のステータ1と、その半径方向内方および外方に
それぞれ互いに同軸の所定回転軸線C上にて回転自在に
配置したインナーロータ2およびアウターロータ3とよ
りなる三重構造とし、これらをハウジング4内に収納し
て構成する。
【0017】ここにおけるインナーロータ2およびアウ
ターロータ3はそれぞれ、電磁鋼板などをプレス成形し
て造った板材のロータ軸線方向への積層になる積層コア
24,25を具え、これら積層コア24,25に、ロー
タ軸線方向に貫通する永久磁石を円周方向等間隔に配置
して設けた構成となす。
【0018】そしてハウジング4内へのインナーロータ
2およびアウターロータ3の収納に当たっては、アウタ
ーロータ3は、積層コア25の外周にトルク伝達シェル
5を駆動結合して具え、該トルク伝達シェル5の両端を
それぞれベアリング7,8によりハウジング4に回転自
在に支持し、トルク伝達シェル5をベアリング7の側で
アウターロータシャフト9に結合する。
【0019】インナーロータ2は積層コア24の中心
に、内部に上記アウターロータシャフト9を回転自在に
貫通した中空のインナーロータシャフト10を貫通して
具え、これらインナーロータ2の積層コア24およびイ
ンナーロータシャフト10間を駆動結合する。そしてイ
ンナーロータシャフト10の中間部をベアリング12に
より、固定のステータブラケット13内に回転自在に支
持し、一端部(図1では左端部)をベアリング14によ
りトルク伝達シェル5の対応端壁に回転自在に支持す
る。
【0020】ステータ1は、電磁鋼板をプレス成形して
造ったI字状のステータ鋼板をステータ軸線方向に積層
してなる多数のステータピースを具える。個々のステー
タピースには、アウターロータ側ヨークおよびインナー
ロータ側ヨーク間におけるティースの箇所において図1
に示す如く電磁コイル17を巻線し、これらコイル巻線
済のステータピースを同一円周方向等間隔に、つまり円
形に配列してステータコアとなし、このステータコアを
ステータ軸線方向両側のブラケット13,18間にボル
ト19で挟持すると共に全体的に樹脂20でモールドす
ることにより一体化してステータ1を構成する。なお、
樹脂20内には隣り合うステータピース16間において
冷却液通路41を軸線方向に形成し、上記したボルト1
9はその冷却液通路41の半径方向内方および外方にそ
れぞれ位置させる。ここで、各ボルト19はそれに螺合
したナット19aによって締め上げられる。このボルト
・ナットによる締め上げ構造をリベットピンによる締め
上げ構造としても良いことはいうまでもない。
【0021】かかるステータ1は、アウターロータシャ
フト9と結合したトルク伝達シェル5の端部が存在する
端部側をハウジング4に直接支持することができないた
め、以下の構造により片持ち梁型式に支持する。つまり
この実施形態では図1に明示するように、ステータ1と
一体的に結合したブラケット13の、ステータ1から遠
い側に雄ねじ部材としての中心中空軸部21を突設し、
この中心中空軸部21をハウジング4の対応端壁(図1
では右端壁)のステータ支持穴4aに貫通してリング状
の雌ねじ部材としてのナット22で、二個のベアリング
45とその間のシムリング46とを介して締め上げるこ
とにより、ステータ1を軸線方向に位置決めしてハウジ
ング4に片持ち梁型式に支持する。この時、ブラケット
13とハウジング4との間における円周方向相対位置
は、ステータ支持穴4aの内周面に形成したスプライン
と中心中空軸部21の外周面に形成したスプラインとの
嵌合(スプライン結合)により決定する。
【0022】ブラケット13の中心中空軸部21の内部
にはアウターロータシャフト9とインナーロータシャフ
ト10とを同軸に貫通する。そして、中心中空軸部21
の先端から突出したインナーロータシャフト10の先端
部とそこからさらに突出したアウターロータシャフト9
の先端部とに上記ラビニョオ型遊星歯車列の二つのサン
ギヤS1,S2をそれぞれスプライン結合するととも
に、そのアウターロータシャフト9の先端部を、当該変
速機の図示しないエンジン側入力軸の中心孔で回転自在
に支持する。さらに、上記ラビニョオ型遊星歯車列の図
示しないキャリヤに駆動結合するとともにアイドルギヤ
AGと噛合したドライブギヤDGを、何れもテーパーロ
ーラーベアリングであって互いに逆向きとされた上記二
個のベアリング44,45で回転自在に支持し、それら
二個のベアリング45には、シムリング46の厚さの選
択とナット22での締め上げにより適度のプリロードを
付与する。
【0023】これによりこのハイブリッド変速機は、図
示しないエンジンとこのモータとから入力される駆動回
転をラビニョオ型遊星歯車列で適宜組み合わせて変速
し、ドライブギヤDGおよびアイドルギヤAGと図示し
ないデファレンシャルギヤとを介して車両の駆動輪に出
力することができる。
【0024】なお、このモータの駆動に当たっては、回
転センサ48および回転センサ47が検出するインナー
ロータ2およびアウターロータ3の回転位置、つまりこ
れらに上記のごとく設けられる永久磁石の位置に応じた
両ロータ2,3用の駆動電流を複合して得られる複合電
流をステータ1の電磁コイル17に供給し、これにより
両ロータ2,3用の回転磁界をステータに個別に発生さ
せることで、回転磁界に同期してロータ2,3を個別に
回転駆動させることができる。
【0025】この実施形態の多層モータにあっては、ハ
ウジング4へのステータ1の固定をボルト19で行わ
ず、ハウジング4がアウターロータ3とインナーロータ
2とを互いに同軸の所定回転軸線C上に回転自在に支持
するとともに、その回転軸線Cと同軸に、ステータ1と
一体的に結合するとともにハウジング4のステータ支持
穴4aを貫通する中心中空軸部21と、その中心中空軸
部21に締着されてその中心中空軸部21をハウジング
4に固定するナット22とが設けられている。
【0026】このことから上記中心中空軸部21ひいて
はステータ1はリング状のナット22によってハウジン
グ4に強固に固定され、ハウジング4はステータ支持穴
4aの周囲の比較的狭い範囲でステータ1への大きなト
ルク反力を支持することができるので、ハウジング4に
設けられてアウターロータ3の一端部を回転自在に支持
するベアリング8とその内側のステータ支持穴4aとの
間のハウジング4の部分の多くが空きスペースとなり、
その広い空きスペースに、コイル17への通電のための
上記実施形態のコネクタ装着構造と、ステータ1内のス
テータピース間の樹脂20に形成した冷却液ジャケット
41に冷却液を通すと共にそこから冷却液を戻す図示し
ない通路とが設けられている。なお、図中符号49は、
ハウジング4へのブラケット13の固定をより強固にす
る補助ボルトを示す。
【0027】図2は、上記実施形態のコネクタ装着構造
をコネクタを省略して示す正面図、そして図3は、上記
実施形態のコネクタ装着構造を拡大して模式的に示す縦
断面図である。この実施形態のコネクタ装着構造は、上
記多層モータのハウジング4内に設けられた絶縁体とし
ての、ステータ1を支持しているブラケット13に設け
られた絶縁樹脂体51に、ハウジング4外からコネクタ
54を装着して、その絶縁樹脂体51に埋設されるとと
もにステータ1のコイル17に導線53で電気的に接続
された電極52に対しそのコネクタ54で通電する構造
であり、ここでは、絶縁樹脂体51にハウジング4外に
露出した入口を持つコネクタ装着穴51aを形成してそ
のコネクタ装着穴51aの底に中心部に雌ねじ52aを
形成された電極52を露出させ、また、コネクタ装着穴
51a内に嵌まり込むようにコネクタ54の絶縁カバー
55を形成してその絶縁カバー55の先端に導電体56
を露出させるとともにその導電体56に導線57を電気
的に接続している。
【0028】そしてこの実施形態のコネクタ装着構造で
は、ハウジング4に絶縁樹脂体51のコネクタ装着穴5
1aと整列する穴4bを形成し、それらの穴51a,4
bを何れも丸穴として互いに同一内径とすることで、絶
縁樹脂体51の、そのコネクタ装着穴51aの入口以外
の部分をハウジング4で覆っている。また、コネクタ固
定手段としての固定ボルト58を設け、その固定ボルト
58を、コネクタ54の導電体56の穴内に挿通して、
絶縁樹脂体51の表面に露出している電極52の雌ねじ
52aに螺着することで、絶縁カバー55がコネクタ装
着穴51a内に嵌まり込んでそのコネクタ装着穴51a
の底の電極52と絶縁カバー55の先端の導電体56と
が当接して電気的に接触した状態で、コネクタ54を絶
縁樹脂体51に固定している。
【0029】さらにこの実施形態のコネクタ装着構造で
は、絶縁カバー55の外面とコネクタ装着穴51aの内
面との隙間にシール用のO(オー)リング59を介挿す
べく絶縁カバー55の先端部の外周面にシール用のその
Oリング59を嵌着するとともに、そのOリング59か
ら導電体56および電極52までの間に絶縁油材60を
介挿すべく絶縁カバー55の先端部の外周面にその絶縁
油材60を塗布している。
【0030】なお、この実施形態のコネクタ装着構造
は、図3の正面図にハウジング4外から見た状態で示す
とともに図4の断面図にステータ支持穴4a周りの展開
状態で示すように、絶縁樹脂体51に複数のコネクタ装
着穴51aを、互いに隣接させかつ互いにハウジング4
に突設した隔壁4cの厚さ分の間隔を空けてハウジング
4の穴4bとともに複数明けることで、ステータ支持穴
4aの周囲に複数配置してある。
【0031】かかる実施形態のコネクタ装着構造にあっ
ては、多層モータのハウジング4内に固定されてステー
タ1を支持しているブラケット13に設けられた絶縁樹
脂体51に形成した、ハウジング4外に露出した入口を
持つコネクタ装着穴51aの底に、その絶縁樹脂体51
に埋設されるとともにハウジング4内のコイル17に電
気的に接続された電極52が露出しており、また、その
コネクタ装着穴51a内に嵌まり込むように形成したコ
ネクタ54の絶縁カバー55の先端部の先端に導電体5
6が露出しており、そして固定ボルト58が、コネクタ
54の絶縁カバー55の先端部がコネクタ装着穴51a
内に嵌まり込んでそのコネクタ装着穴51aの底の電極
52と絶縁カバー55の先端の導電体56とが当接して
電気的に接触した状態でコネクタ54を電極52ひいて
は絶縁樹脂体51に固定する。
【0032】従ってこの実施形態のコネクタ装着構造に
よれば、絶縁樹脂体51に埋設された電極52の端面が
絶縁樹脂体51の外表面に露出せず、絶縁樹脂体51に
形成したコネクタ装着穴51aの底でのみ露出し、絶縁
樹脂体51に固定されてその電極52に電気的に接触す
るコネクタ54の導電体56も、コネクタ装着穴51a
内に嵌まり込んだ絶縁カバー55の先端部の先端で露出
することから、リーク電流が流れる径路が絶縁樹脂体5
1の外表面のみならずその外表面のコネクタ装着穴51
aの入口からコネクタ装着穴51aの底までさらに延び
たものとなるので、リーク電流に対する延面距離が長く
なる。それゆえ、コイル17への複数本の配線のために
複数のコネクタ54を装着できるようにしてコネクタ5
4同士を近接させてもリークを生ずることなくコイル1
7に高い電圧を与えることができる。またコネクタ54
をハウジング4からさほど離間させなくても漏電を防止
できることから、配線一本ずつについて絶縁樹脂体51
をコンパクトにし得て、コネクタ装着構造のための絶縁
樹脂体51の占有場所をハウジング4内の僅かな場所で
済ますことができる。
【0033】そして、この実施形態のコネクタ装着構造
を設けた、この実施形態の多層モータによれば、コネク
タ54を装着する絶縁樹脂体51の占有場所を、ハウジ
ング4内に設けられてアウターロータ3の一端部を回転
自在に支持するベアリング8とステータ支持穴4aとの
間の、ハウジング4の僅かな場所で済ますことができる
ので、このようにハウジング4内に設けた絶縁樹脂体5
1にハウジング4外からコネクタ54を装着して、その
絶縁樹脂体51に埋設されるとともにハウジング4内の
ステータ1が有するコイル17に電気的に接続された電
極52に対しそのコネクタ54で通電する構造を採用し
ても、ハウジング4の剛性を高く維持することができ
る。
【0034】また、この実施形態のコネクタ装着構造に
よれば、絶縁樹脂体51にコネクタ装着穴51aを互い
に隣接させかつ間隔を空けて複数配置していることか
ら、僅かな間隔で隣接させた複数のコネクタ装着穴51
aを用いて複数本の配線用の複数のコネクタ54をコン
パクトに纏めて装着することができるので、複数本の配
線を設ける場合に絶縁樹脂体51の占有場所をハウジン
グ4の僅かな場所で済ますことができる。
【0035】さらに、この実施形態のコネクタ装着構造
によれば、絶縁カバー55の先端部外周面とコネクタ装
着穴51aの内周面との隙間にシール用のOリング59
を介挿しているので、ハウジング4外に導電性の潤滑油
や水が存在していても絶縁性能を維持することができ
る。
【0036】さらに、この実施形態のコネクタ装着構造
によれば、絶縁カバー55の先端部の外周面とコネクタ
装着穴51aの内周面との隙間の、Oリング59から導
電体56および電極52までの間に絶縁油材60を介挿
しているので、絶縁性能をさらに高めることができる。
【0037】さらに、この実施形態のコネクタ装着構造
によれば、絶縁樹脂体51をハウジング4内に配置する
とともに、ハウジング4に絶縁樹脂体51のコネクタ装
着穴51aをハウジング4外に露出させる穴4bを形成
しているので、絶縁樹脂体51をハウジング4内に収容
し得て、多層モータをコンパクトに構成することができ
る。
【0038】そして、この実施形態のコネクタ装着構造
によれば、コネクタ装着穴51aとハウジング4の穴4
bとを、何れも丸穴にして互いに同一内径にするととも
に整列させているので、ハウジング4の穴4bを最小限
で済ませ得て、ハウジング4の剛性を高く維持すること
ができ、しかも丸穴ゆえ穴加工を容易に行うことができ
るとともにコネクタ54の基部の向きを自由に配向する
ことができる。
【0039】図5は、この発明のコネクタ装着構造の他
の一実施形態を図4と同様にステータ支持穴4a周りに
展開して示す断面図であり、この実施形態では、ここで
は図示しないハウジング4に、複数のコネクタ装着穴5
1aを纏めてハウジング4外に露出させる穴を形成し
て、その穴から露出する複数のコネクタ装着穴51aに
それぞれコネクタ54を装着するように構成している。
これ以外の点は先の実施態様と同様である。
【0040】かかる実施形態のコネクタ装着構造によれ
ば、コネクタ装着穴51aの近傍にハウジング4が存在
しないことから、リーク電流に対する延面距離がより長
くなるので、コイル17への複数本の配線のために複数
のコネクタ54同士を近接させてもリークを生ずること
なくコイル17に高い電圧を与えることができる。
【0041】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、絶縁体
の周囲をハウジングの穴に嵌挿するようにしても良く、
またコネクタの絶縁カバーを、絶縁体に嵌着する金具等
で絶縁体に固定するようにしてもよい。そしてこの発明
のコネクタ装着構造は、同軸回転電機以外の回転電機に
適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラビニョオ型遊星歯車列と組み合わされて車
両用ハイブリッド変速機を構成する、この発明の同軸回
転電機の一実施形態としての複合電流多層モータを示す
縦断側面図である。
【図2】 上記実施形態の多層モータに設けた、この発
明の回転電機のコイル用コネクタ装着構造の一実施形態
をハウジング外から見た状態でコネクタを省略して示す
正面図である。
【図3】 上記実施形態のコネクタ装着構造を拡大して
模式的に示す断面図である。
【図4】 上記実施形態のコネクタ装着構造を拡大しス
テータ支持穴周りに展開して模式的に示す断面図であ
る。
【図5】 この発明のさらに他の一実施形態のコネクタ
装着構造を拡大しステータ支持穴周りに展開して模式的
に示す断面図である。
【図6】 従来のコネクタ装着構造を拡大して模式的に
示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 2 インナーロータ 3 アウターロータ 4 ハウジング 4a ステータ支持穴 4b 穴 4c 隔壁 5 トルク伝達シェル 7 ベアリング 8 ベアリング 9 アウターロータシャフト 10 インナーロータシャフト 12 ベアリング 13 ブラケット 14 ベアリング 17 電磁コイル 18 ブラケット 19 ボルト 19a ナット 20 モールド樹脂 21 中心中空軸部 21a スプライン 22 ナット 24 積層コア 25 積層コア 41 冷却液ジャケット 45 ベアリング 46 シムリング 47 回転センサ 48 回転センサ 49 補助ボルト 51 絶縁樹脂体 51a コネクタ装着穴 52 電極 52a 雌ねじ 53 導線 54 コネクタ 55 絶縁カバー 56 導電体 57 導線 58 固定ボルト 59 Oリング 60 絶縁油材 C 回転軸線 AG アイドルギヤ DG ドライブギヤ S1 サンギヤ S2 サンギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA03 AA04 BB01 BB09 BB10 BB12 CA01 CA05 CB11 CB20 CB24 CB26 CD21 CD28 EE03 FA16 5H605 AA02 AA13 BB05 CC06 EC01 EC05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機のハウジングに設けられた絶縁
    体にハウジング外からコネクタを装着して、前記絶縁体
    に埋設されるとともにハウジング内のコイルに電気的に
    接続された電極に対しそのコネクタで通電する構造にお
    いて、 前記絶縁体にハウジング外に露出した入口を持つコネク
    タ装着穴を形成してそのコネクタ装着穴の底に前記電極
    を露出させ、 前記コネクタ装着穴内に嵌まり込むように前記コネクタ
    の絶縁カバーを形成してその絶縁カバーの先端に導電体
    を露出させ、 前記絶縁カバーが前記コネクタ装着穴内に嵌まり込んで
    そのコネクタ装着穴の底の前記電極と前記絶縁カバーの
    先端の前記導電体とが電気的に接触した状態で前記コネ
    クタを前記絶縁体に固定するコネクタ固定手段を設けた
    ことを特徴とする、回転電機のコイル用コネクタ装着構
    造。
  2. 【請求項2】 前記絶縁体に前記コネクタ装着穴を互い
    に隣接させかつ間隔を空けて複数配置したことを特徴と
    する、請求項1記載の回転電機のコイル用コネクタ装着
    構造。
  3. 【請求項3】 前記絶縁カバーの外面と前記コネクタ装
    着穴の内面との隙間にOリングを介挿したことを特徴と
    する、請求項1または2記載の回転電機のコイル用コネ
    クタ装着構造。
  4. 【請求項4】 前記絶縁カバーの外面と前記コネクタ装
    着穴の内面との隙間の、少なくとも前記Oリングから前
    記導電体と前記電極との何れかまでの間に絶縁油材を介
    挿したことを特徴とする、請求項3記載の回転電機のコ
    イル用コネクタ装着構造。
  5. 【請求項5】 前記絶縁体を前記ハウジング内に配置す
    るとともに、 前記ハウジングに前記絶縁体の前記コネクタ装着穴をハ
    ウジング外に露出させる穴を形成したことを特徴とす
    る、請求項1から4までの何れか記載の回転電機のコイ
    ル用コネクタ装着構造。
  6. 【請求項6】 コネクタ装着穴と前記ハウジングの穴と
    を、何れも丸穴にして互いに同一内径にするとともに整
    列させたことを特徴とする、請求項5記載の回転電機の
    コイル用コネクタ装着構造。
  7. 【請求項7】 コイルを有するステータと、 前記ステータの半径方向外方に配置されたアウターロー
    タと、 前記ステータの半径方向内方に配置されたインナーロー
    タと、 前記ステータを固定支持するとともに前記アウターロー
    タと前記インナーロータとを互いに同軸の所定回転軸線
    上に回転自在に支持するハウジングと、を具える同軸回
    転電機において、 前記ステータと一体的に結合するとともに前記ハウジン
    グのステータ支持孔を貫通する雄ねじ部材と、その雄ね
    じ部材に締着されてその雄ねじ部材を前記ハウジングに
    固定するリング状の雌ねじ部材とを前記回転軸線と同軸
    に設け、 前記ハウジングに設けられて前記アウターロータの一端
    部を回転自在に支持するベアリングと前記ステータ支持
    孔との間の前記ハウジングの部分に前記回転電機のコイ
    ル用コネクタ装着構造を設けたことを特徴とする、請求
    項1から6までの何れか記載の回転電機のコイル用コネ
    クタ装着構造を設けた同軸回転電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006288137A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kayaba Ind Co Ltd モータ構造
CN108233632A (zh) * 2018-03-12 2018-06-29 何宇峰 一种插入式信号发生器

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