JP2003298737A - 電話装置管理システム、サーバ装置、電話装置及びプログラム - Google Patents

電話装置管理システム、サーバ装置、電話装置及びプログラム

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JP2003298737A
JP2003298737A JP2002097864A JP2002097864A JP2003298737A JP 2003298737 A JP2003298737 A JP 2003298737A JP 2002097864 A JP2002097864 A JP 2002097864A JP 2002097864 A JP2002097864 A JP 2002097864A JP 2003298737 A JP2003298737 A JP 2003298737A
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Katsuhiko Onozuka
勝彦 小野塚
Hironori Tanaka
宏典 田中
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の利用情報を保存管理し、外部の装置か
ら利用情報を参照することを可能にする。 【解決手段】 電話装置管理システムは、複数の電話装
置1と、IPネットワーク4を介して複数の電話装置1
に接続されたサーバ装置2を有する。サーバ装置2は、
電話装置1の利用情報を記憶する記憶手段と、電話装置
1から利用情報を取得して記憶手段に格納する格納手段
と、電話装置1から利用情報の検索要求を受けたとき、
この検索要求で指定された利用情報を記憶手段から取得
して、取得した利用情報を要求元の電話装置1に返送す
る検索手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置管理シス
テムに関し、特に通信網上にサーバ装置を設置し、複数
の電話装置の利用情報をサーバ装置で管理する電話装置
管理システム、サーバ装置、電話装置及びプログラムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話装置管理システムは、電話
回線に接続された主装置と、この主装置に接続された1
台以上のボタン電話機とから構成されている。ボタン電
話機では、キー操作やハンドセットの状態を検出し、こ
れら操作情報を主装置に送信し、主装置では、ボタン電
話機からの操作情報に基づき機能処理を行うことによ
り、電話回線との外線通話や他のボタン電話機との内線
通話などの各種機能を実現するものとなっている。この
ような電話装置管理システムでは、主装置で配下のボタ
ン電話機の発信履歴や着信履歴等の利用情報を管理して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話装置管理シ
ステムでは、主装置で発信履歴や着信履歴等の利用情報
を管理しているため、大量のデータを保存しようとする
と、主装置のメモリ容量を大きくする必要がある。しか
しながら、主装置のメモリの増設には費用等の制約があ
るので、メモリ容量を十分に確保することが難しく、大
量のデータを保存しておくことができないという問題点
があった。
【0004】また、主装置で管理している利用情報を、
その主装置に接続された情報処理端末等から参照するこ
とはできるが、主装置に接続されていない外部の装置か
ら利用情報を参照することができず、利用情報を外部の
装置で保守等に活用できないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、大量の利用情報を保存管理することがで
き、外部の装置から利用情報を参照することができる電
話装置管理システム、サーバ装置、電話装置及びプログ
ラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信網を介し
て他の電話装置と通話を行い、またサーバ装置への接続
情報を記憶する電話装置と、前記通信網を介して前記電
話装置を複数接続可能なサーバ装置とを有する電話装置
管理システムであって、前記サーバ装置は、前記電話装
置の利用情報を記憶する記憶手段と、前記電話装置から
利用情報を取得して前記記憶手段に格納する格納手段
と、前記電話装置から利用情報の検索要求を受けたと
き、この検索要求で指定された利用情報を前記記憶手段
から取得して、取得した利用情報を要求元の前記電話装
置に返送する検索手段とを備えるものである。また、本
発明の電話装置管理システムの1構成例において、前記
利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケンス、及
び前記電話装置に対する操作を示すログ情報である。
【0007】また、本発明は、通信網を介して他の電話
装置と通話を行い、またサーバ装置への接続情報を記憶
する複数の電話装置に、前記通信網を介して接続された
サーバ装置であって、前記電話装置の利用情報を記憶す
る記憶手段と、前記電話装置から利用情報を取得して前
記記憶手段に格納する格納手段と、前記電話装置から利
用情報の検索要求を受けたとき、この検索要求で指定さ
れた利用情報を前記記憶手段から取得して、取得した利
用情報を要求元の前記電話装置に返送する検索手段とを
備えるものである。また、本発明は、通信網を介して他
の電話装置と通話を行い、またサーバ装置への接続情報
を記憶する電話装置であって、前記通信網を介して接続
されたサーバ装置に、自装置の利用情報を送信する利用
情報送信手段と、前記送信した利用情報を記憶している
前記サーバ装置に対して、自装置又は他の電話装置の利
用情報の検索を要求する検索要求手段と、前記サーバ装
置から前記検索要求で指定した利用情報を受信して処理
する利用情報受信手段とを備えるものである。
【0008】また、本発明は、通信網を介して他の電話
装置と通話を行い、またサーバ装置への接続情報を記憶
する複数の電話装置に、前記通信網を介して接続された
サーバ装置としてコンピュータを機能させるサーバ装置
プログラムであって、前記電話装置から利用情報を取得
してメモリに格納する格納手順と、前記電話装置から利
用情報の検索要求を受けたとき、この検索要求で指定さ
れた利用情報を前記メモリから取得して、取得した利用
情報を要求元の前記電話装置に返送する検索手順とをコ
ンピュータに実行させるようにしたものである。また、
本発明は、通信網を介して他の電話装置と通話を行い、
またサーバ装置への接続情報を記憶する電話装置として
コンピュータを機能させる電話装置プログラムであっ
て、前記通信網を介して接続されたサーバ装置に、自装
置の利用情報を送信する利用情報送信手順と、前記送信
した利用情報を記憶している前記サーバ装置に対して、
自装置又は他の電話装置の利用情報の検索を要求する検
索要求手順と、前記サーバ装置から前記検索要求で指定
した利用情報を受信して処理する利用情報受信手順とを
コンピュータに実行させるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態となる電話装置管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態の電話装置管理システムは、
複数の電話装置1(1A−1,1A−2,1A−3,1
B)と、複数の電話装置1の利用情報を管理し、電話装
置1からの検索要求を受けたとき、指定された利用情報
を要求元の電話装置1に返送するサーバ装置2と、アナ
ログ電話回線やISDN回線、無線電話回線などの公衆
電話交換回線網3と、インターネットやWAN等のIP
ネットワーク4と、イーサネット(登録商標)等の構内
LAN5と、IPネットワーク4と構内LAN5とを接
続するルータ6と、構内LAN5に接続されたPC等の
情報処理端末7と、構内LAN5に接続されたミニサー
バ装置8と、情報処理端末7に接続されたプリンタ9と
から構成される。
【0010】本実施の形態では、電話装置1A−1,1
A−2,1A−3、構内LAN5、ルータ6、情報処理
端末7、ミニサーバ装置8及びプリンタ9がグループA
(例えば○○会社)に属し、電話装置1BがグループB
(例えば□□会社)に属するものとする。また、電話装
置1A−1,1A−2、ルータ6、構内LAN5、情報
処理端末7、ミニサーバ装置8及びプリンタ9は○○会
社の本社内に設置され、電話装置1A−3は○○会社の
支社内に設置されているものとする。
【0011】各電話装置1(1A−1,1A−2,1A
−3,1B)は、公衆電話交換回線網3や構内LAN5
あるいはIPネットワーク4と接続される主装置10
(10A−1,10A−2,10A−3,10B)と、
内線回線を介して主装置10と接続される複数のボタン
電話機11(11A−1,11A−2,11A−3,1
1B)とを有する。
【0012】また、電話装置1A−3,1Bは、LAN
15A−3,15Bを介して主装置10A−3,10B
に接続されたPC等の情報処理端末13A−3,13B
と、情報処理端末13A−3,13Bに接続されたプリ
ンタ14A−3,14Bとを有する。主装置10と情報
処理端末13とプリンタ14は、自装置又は他の電話装
置1の利用情報の検索を要求する検索要求手段、及びサ
ーバ装置2から検索要求で指定した利用情報を受信して
処理する利用情報受信手段となる。さらに、主装置10
は、サーバ装置2に自装置の利用情報を送信する利用情
報送信手段となる。
【0013】主装置10と情報処理端末13とプリンタ
14は、検索要求で指定した利用情報をサーバ装置2か
ら受信して処理を行うが、このときの処理としては、受
信した利用情報を情報処理端末13に転送したり、利用
情報を情報処理端末13で表示したり、利用情報をプリ
ンタ14で印刷する等の処理がある。
【0014】図2は電話装置1A−1の主装置10A−
1の構成を示すブロック図である。主装置10A−1
は、公衆電話交換回線網インタフェース部(以下、公衆
電話交換回線網I/F部とする)100、LANインタ
フェース部(以下、LANI/F部とする)101、内
線インタフェース部(以下、内線I/F部とする)10
3、スイッチ104、記憶部105及び制御部106を
有している。
【0015】公衆電話交換回線網I/F部100は、公
衆電話交換回線網3と接続され、発信や着信などの呼制
御を行い、公衆電話交換回線網3からの音声データ又は
アナログ音声信号をスイッチ104に送出し、スイッチ
104からの音声データ又はアナログ音声信号を公衆電
話交換回線網3に送出する。
【0016】LANI/F部101は、構内LAN5と
接続され、パケットを用いたデータ通信を行う。内線I
/F部103は、内線回線12を介して複数のボタン電
話機11A−1を収容し、ボタン電話機11A−1から
の音声データ又はアナログ音声信号をスイッチ104に
送出し、スイッチ104からの音声データ又はアナログ
音声信号をボタン電話機11A−1に送出する。
【0017】スイッチ104は、制御部106の指示に
応じて、内線I/F部103と公衆電話交換回線網I/
F部100との間を接続して音声通話路を形成する。記
憶部105は、制御部106の動作に必要なプログラ
ム、自装置の識別コード(以下、IDとする)、配下の
ボタン電話機11のID、サーバ装置2のアドレスなど
を予め記憶している。
【0018】制御部106は、CPUなどのマイクロプ
ロセッサやその周辺回路から構成され、記憶部105に
予め格納されているプログラムに従って動作し、主装置
全体を制御する。電話装置1A−2の主装置10A−2
の構成は主装置10A−1と同様である。
【0019】図3は電話装置1A−3の主装置10A−
3の構成を示すブロック図であり、図2と同様の構成に
は同一の符号を付してある。LANI/F部101は、
LAN15A−3と接続され、パケットを用いたデータ
通信を行う。IPネットワークインタフェース部(以
下、IPネットワークI/F部とする)102は、IP
ネットワーク4と接続され、IPパケットを用いた一般
的なデータ通信のほか、音声データを格納したIPパケ
ットを用いてIPネットワーク電話通信を行う。電話装
置1Bの主装置10Bの構成は主装置10A−3と同様
である。
【0020】図4はサーバ装置2の構成を示すブロック
図である。サーバ装置2は、IPネットワークI/F部
20、記憶装置21及び制御部22を有している。制御
部22は、電話装置1から利用情報を取得して記憶装置
21に格納する格納手段、及び電話装置1から利用情報
の検索要求を受けたとき、この検索要求で指定された利
用情報を記憶装置21から取得して、取得した利用情報
を要求元の電話装置1に返送する検索手段となる。
【0021】IPネットワークI/F部20は、IPネ
ットワーク4と接続され、IPパケットを用いたデータ
通信を行う。記憶装置21は、制御部22の動作に必要
なプログラム、電話装置1の利用情報を管理するデータ
ベースなどを記憶している。制御部22は、CPUなど
のマイクロプロセッサやその周辺回路から構成され、記
憶部21に予め格納されているプログラムに従って動作
し、サーバ装置全体を制御する。制御部22は、コマン
ド解析/生成部220、主装置認証及びアドレス解決部
221及びデータベース参照/格納処理部222を有し
ている。
【0022】コマンド解析/生成部220は、IPネッ
トワークI/F部20で受信したコマンドを解析すると
共に、解析したコマンドの要求に応じて主装置認証及び
アドレス解決部221あるいはデータベース参照/格納
処理部222で行われた処理の結果を要求元の主装置1
0に返送する。
【0023】主装置認証及びアドレス解決部221は、
認証要求に応じて主装置10の認証を行い、この認証に
よって主装置10へのサービス提供の可否を判断し、サ
ービス提供可と判断したとき、要求元の主装置10のア
ドレスを解決して、主装置10との間に通信リンクを確
立する。データベース参照/格納処理部222は、電話
装置1から受信した利用情報を記憶装置21のデータベ
ースに格納し、また電話装置1から利用情報の検索要求
を受けたとき、この検索要求で指定された利用情報をデ
ータベースから取得する。
【0024】図5はサーバ装置2の記憶装置21に格納
されたデータベース210の構成を示す図である。デー
タベース210には、各主装置10に固有の情報である
主装置別利用情報212と、主装置配下のボタン電話機
11の機能を設定するための機能設定情報213と、複
数の電話装置1が属するグループ全体に共通の情報を格
納するグループ共通サービス情報214と、電話装置管
理システム全体に共通の情報を格納するシステム共通サ
ービス情報215とが格納されている。
【0025】前述のように、電話装置1A−1,1A−
2,1A−3はグループAに属し、電話装置1Bはグル
ープBに属している。したがって、図5に示すように、
主装置別利用情報212A−1,212A−2,212
A−3,212Bが主装置毎に存在し、グループ共通サ
ービス情報214A,214Bがグループ毎に存在す
る。
【0026】図6は主装置別利用情報212の構成を示
す図である。図6に示すように、主装置別利用情報21
2は、主装置10のIDとボタン電話機11のIDに対
応するログ情報が格納され、同様に主装置IDと電話機
IDに対応する着信履歴が格納され、さらに主装置ID
と電話機IDに対応する発信履歴が格納されたものであ
る。
【0027】次に、以上のような電話装置管理システム
の着呼時、ダイヤル発呼時の動作を説明する。ここで
は、公衆電話交換回線網3がISDN回線の場合を例に
とって説明する。図7は電話装置管理システムの着呼時
の動作を示すシーケンス図、図8はダイヤル発呼時の動
作を示すシーケンス図である。
【0028】まず、着呼時の動作を説明する。ボタン電
話機11への着呼時、ISDN回線3の図示しない交換
機は、着呼側のボタン電話機11を収容している主装置
10にSETUP(呼設定)メッセージを送信する(図
7ステップS101)。公衆電話交換回線網I/F部1
00を介してSETUPメッセージを受信した主装置1
0の制御部106は、公衆電話交換回線網I/F部10
0を介してISDN回線3にALERT(呼出)メッセ
ージを送出する(ステップS102)。
【0029】また、制御部106は、受信したSETU
Pメッセージ中の着信者電話番号(以下、着番号と略す
る)に対応するボタン電話機11を内線I/F部103
を通じて制御し、このボタン電話機11を着信鳴動させ
ると共に、SETUPメッセージから抽出した発信者電
話番号(以下、発番号と略する)をボタン電話機11に
送って表示させる(ステップS103)。続いて、制御
部106は、自装置のID(主装置ID)を含む認証要
求をサーバ装置2に送信する(ステップS104)。こ
のとき、送信先アドレス、すなわちサーバ装置2のアド
レスは、記憶部105に予め設定されている。
【0030】サーバ装置2のIPネットワークI/F部
20は、IPネットワーク4から認証要求を受信して制
御部22に渡す。制御部22のコマンド解析/生成部2
20は、コマンド解析の結果、認証要求であることを認
識すると、この認証要求を主装置認証及びアドレス解決
部221に渡す。主装置認証及びアドレス解決部221
は、認証要求から抽出した主装置IDが記憶装置21に
登録されているか否かをデータベース参照/格納処理部
222を通じて確認し、主装置10へのサービス提供の
可否を判断する。
【0031】該当する主装置IDが記憶装置21にあら
かじめ登録されている場合、主装置認証及びアドレス解
決部221は、認証要求元の主装置10へのサービス提
供が可能と判断し、この主装置10のアドレスを記憶装
置21に登録するアドレス解決を行い、認証OKを示す
認証確認結果を作成するようコマンド解析/生成部22
0に通知する。コマンド解析/生成部220は、記憶装
置21に登録されたアドレスに基づいて要求元の主装置
10に、作成した認証確認結果を返送する(ステップS
105)。こうして、主装置10とサーバ装置2との通
信リンクが確立する。
【0032】なお、該当する主装置IDが記憶装置21
に登録されていない場合には、認証NGを示す認証確認
結果が主装置10に返され、サービス提供が拒否される
ことは言うまでもない。
【0033】次に、認証OKの認証確認結果を受信した
主装置10の制御部106は、着呼が生じた日時と、外
線番号(SETUPメッセージから抽出した着番号)
と、着呼を示す情報と、SETUPメッセージから抽出
した発番号とからなる図9(a)のようなログ情報を作
成する。そして、制御部106は、このログ情報と、自
装置のIDと、前記着番号に対応するボタン電話機11
のIDとを含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信
する(ステップS106)。
【0034】また、制御部106は、自装置のIDと、
前記着番号に対応するボタン電話機11のIDと、SE
TUPメッセージから抽出した発番号とを含む名称検索
要求をサーバ装置2に送信する(ステップS107)。
ここでは、ログ情報登録要求と名称検索要求を別々に送
っているが、これらの情報の中身はほとんど同じなの
で、一緒にして送ってもよい。
【0035】サーバ装置2のコマンド解析/生成部22
0は、IPネットワークI/F部20を通じて受け取っ
たコマンドを解析した結果、主装置10からのログ情報
登録要求と名称検索要求であることを認識すると、この
ログ情報登録要求と名称検索要求をデータベース参照/
格納処理部222に渡す。データベース参照/格納処理
部222は、ログ情報登録要求に含まれる主装置IDと
電話機IDとログ情報とを対応付けて記憶装置21のデ
ータベース210に格納する。
【0036】続いて、データベース参照/格納処理部2
22は、名称検索要求に含まれる主装置IDと電話機I
Dと発番号とを基に記憶装置21のデータベース210
を参照して、この主装置IDと電話機IDと発番号とに
対応する発信者名称情報を取得する。そして、データベ
ース参照/格納処理部222は、取得した発信者名称情
報をコマンド解析/生成部220に渡す。コマンド解析
/生成部220は、発信者名称情報を含む名称検索応答
を作成してサービス要求元の主装置10に返送する(ス
テップS108)。
【0037】主装置10の制御部106は、内線I/F
部103を通じて前記着番号に対応するボタン電話機1
1に、名称検索応答から抽出した発信者名称情報を渡
す。これにより、ボタン電話機11の表示部に発信者名
称が表示される(ステップS109)。
【0038】前記着番号に対応するボタン電話機11の
ユーザは、表示された発信者名称を見て、応答する場合
にはハンドセットを上げる。ユーザがハンドセットを上
げると、ボタン電話機11から主装置10に着信応答が
通知される(ステップS110)。内線I/F部103
を介して着信応答を受け取った主装置10の制御部10
6は、公衆電話交換回線網I/F部100を介してIS
DN回線3にCONN(応答)メッセージを送出する
(ステップS111)。
【0039】さらに、制御部106は、着信応答が生じ
た日時と、外線番号(SETUPメッセージから抽出し
た着番号)と、応答したボタン電話機11に対応する内
線番号と、応答を示す情報とからなる図9(b)のよう
なログ情報を作成する。そして、制御部106は、この
ログ情報と、自装置のIDと、前記応答したボタン電話
機11のIDとを含むログ情報登録要求をサーバ装置2
に送信する(ステップS112)。サーバ装置2のデー
タベース参照/格納処理部222は、受信したログ情報
登録要求に含まれる主装置IDと電話機IDとログ情報
とを対応付けて記憶装置21のデータベース210に格
納する。
【0040】次に、CONNメッセージを受信したIS
DN回線3の交換機は、CONNACK(応答確認)メ
ッセージを主装置10に返送する(ステップS11
3)。CONNACKメッセージを受信した主装置10
の制御部106は、スイッチ104を制御して、内線I
/F部103と公衆電話交換回線網I/F部100との
間を接続することで、ISDN回線3の図示しない相手
側電話機と前記着番号に対応するボタン電話機11との
間に音声通話路を形成する(ステップS114)。こう
して、相手側電話機とボタン電話機11との間で音声通
話が開始される。
【0041】通話中に、ユーザがボタン電話機11を保
留にすると、ボタン電話機11から主装置10に保留が
通知される(ステップS115)。主装置10の制御部
106は、保留が生じた日時と、外線番号(SETUP
メッセージから抽出した着番号)と、保留したボタン電
話機11に対応する内線番号と、保留を示す情報とから
なる図9(c)のようなログ情報を作成する。
【0042】制御部106は、作成したログ情報と、自
装置のIDと、前記保留したボタン電話機11のIDと
を含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信する(ス
テップS116)。サーバ装置2のデータベース参照/
格納処理部222は、受信したログ情報登録要求に含ま
れる主装置IDと電話機IDとログ情報とを対応付けて
記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0043】次に、ユーザがボタン電話機11の保留を
解除すると、ボタン電話機11から主装置10に保留解
除が通知される(ステップS117)。主装置10の制
御部106は、保留が解除された日時と、外線番号(S
ETUPメッセージから抽出した着番号)と、保留解除
したボタン電話機11に対応する内線番号と、保留解除
を示す情報とからなる図9(d)のようなログ情報を作
成する。
【0044】制御部106は、作成したログ情報と、自
装置のIDと、前記保留解除したボタン電話機11のI
Dとを含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信する
(ステップS118)。サーバ装置2のデータベース参
照/格納処理部222は、受信したログ情報登録要求に
含まれる主装置IDと電話機IDとログ情報とを対応付
けて記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0045】次に、ユーザがボタン電話機11のハンド
セットを下ろすと、ボタン電話機11から主装置10に
終話が通知される(ステップS119)。主装置10の
制御部106は、通話が終了した日時と、外線番号(S
ETUPメッセージから抽出した着番号)と、通話を終
了したボタン電話機11に対応する内線番号と、切断を
示す情報とからなる図9(e)のようなログ情報を作成
する。
【0046】制御部106は、作成したログ情報と、自
装置のIDと、前記通話を終了したボタン電話機11の
IDとを含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信す
る(ステップS120)。サーバ装置2のデータベース
参照/格納処理部222は、受信したログ情報登録要求
に含まれる主装置IDと電話機IDとログ情報とを対応
付けて記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0047】主装置10の制御部106は、DISC
(切断)メッセージをサーバ装置2に送信する(ステッ
プS121)。DISCメッセージを受信したISDN
回線3の交換機は、REL(解放)メッセージを主装置
10に返送する(ステップS122)。RELメッセー
ジを受信した主装置10の制御部106は、RELCO
MP(解放完了)メッセージをサーバ装置2に送信する
(ステップS123)。
【0048】最後に、制御部106は、通話が開始され
た日時と、SETUPメッセージから抽出した発番号
と、SETUPメッセージから抽出した着番号と、通話
時間とからなる図10(a)に示すような着信履歴を作
成する。そして、制御部106は、作成した着信履歴
と、自装置のIDと、前記通話を終了したボタン電話機
11のIDとを含む着信履歴登録要求をサーバ装置2に
送信する(ステップS124)。
【0049】サーバ装置2のコマンド解析/生成部22
0は、IPネットワークI/F部20を通じて受け取っ
たコマンドを解析した結果、主装置10からの着信履歴
登録要求であることを認識すると、この着信履歴登録要
求をデータベース参照/格納処理部222に渡す。デー
タベース参照/格納処理部222は、着信履歴登録要求
に含まれる主装置IDと電話機IDと着信履歴とを対応
付けて記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0050】次に、電話装置管理システムのダイヤル発
呼時の動作を説明する。配下のボタン電話機11からダ
イヤル発呼が生じると(図8ステップS201)、主装
置10の制御部106は、このボタン電話機11がダイ
ヤルした着番号を含むSETUPメッセージを作成し
て、このSETUPメッセージを公衆電話交換回線網I
/F部100を介してISDN回線3に送出する(ステ
ップS202)。
【0051】ステップS203,S204の処理は、そ
れぞれステップS104,S105と同じである。認証
OKの認証確認結果を受信した主装置10の制御部10
6は、発呼が生じた日時と、ダイヤル発呼したボタン電
話機11に対応する外線番号及び内線番号と、発呼を示
す情報と、ボタン電話機11がダイヤルした着番号とか
らなる図9(f)に示すようなログ情報を作成する。そ
して、制御部106は、作成したログ情報と、自装置の
IDと、前記ダイヤル発呼したボタン電話機11のID
とを含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信する
(ステップS205)。
【0052】また、制御部106は、自装置のIDと、
前記ダイヤル発呼したボタン電話機11のIDと、この
ボタン電話機11がダイヤルした着番号とを含む名称検
索要求をサーバ装置2に送信する(ステップS20
6)。ここでは、ログ情報登録要求と名称検索要求を別
々に送っているが、これらの情報の中身はほとんど同じ
なので、一緒にして送ってもよい。
【0053】サーバ装置2のコマンド解析/生成部22
0は、IPネットワークI/F部20を通じて受け取っ
たコマンドを解析した結果、主装置10からのログ情報
登録要求と名称検索要求であることを認識すると、この
ログ情報登録要求と名称検索要求をデータベース参照/
格納処理部222に渡す。データベース参照/格納処理
部222は、ログ情報登録要求に含まれる主装置IDと
電話機IDとログ情報とを対応付けて記憶装置21のデ
ータベース210に格納する。
【0054】SETUPメッセージを受信したISDN
回線3の図示しない交換機は、CALLPROC(呼設
定受付)メッセージを主装置10に返す(ステップS2
07)。公衆電話交換回線網I/F部100を介してC
ALLPROCメッセージを受信した主装置10の制御
部106は、ダイヤル発呼したボタン電話機11を内線
I/F部103を通じて制御し、このボタン電話機11
に発呼中であることを示す発呼画面を表示させる(ステ
ップS208)。
【0055】次に、サーバ装置2のデータベース参照/
格納処理部222は、受信した名称検索要求に含まれる
主装置IDと電話機IDと着番号とを基に記憶装置21
のデータベース210を参照して、この主装置IDと電
話機IDと着番号に対応する着信者名称情報を取得す
る。データベース参照/格納処理部222は、取得した
着信者名称情報をコマンド解析/生成部220に渡す。
コマンド解析/生成部220は、着信者名称情報を含む
名称検索応答を作成してサービス要求元の主装置10に
返送する(ステップS209)。
【0056】主装置10の制御部106は、内線I/F
部103を通じて前記ダイヤル発呼したボタン電話機1
1に、名称検索応答から抽出した着信者名称情報を渡
す。これにより、ボタン電話機11の表示部に着信者名
称が表示される(ステップS210)。
【0057】図示しない相手側の電話機が応答すると、
ISDN回線3の交換機は、主装置10にCONNメッ
セージを送信する(ステップS211)。CONNメッ
セージを受信した主装置10の制御部106は、スイッ
チ104を制御して、内線I/F部103と公衆電話交
換回線網I/F部100との間を接続することで、IS
DN回線3の図示しない相手側電話機と前記ダイヤル発
呼したボタン電話機11との間に音声通話路を形成する
(ステップS212)。こうして、相手側電話機とボタ
ン電話機11との間で音声通話が開始される。
【0058】次に、ダイヤル発呼したボタン電話機11
のユーザがハンドセットを下ろすと、ボタン電話機11
から主装置10に終話が通知される(ステップS21
3)。主装置10の制御部106は、通話が終了した日
時と、通話を終了したボタン電話機11に対応する外線
番号及び内線番号と、切断を示す情報とからなる図9
(e)のようなログ情報を作成する。
【0059】制御部106は、作成したログ情報と、自
装置のIDと、前記通話を終了したボタン電話機11の
IDとを含むログ情報登録要求をサーバ装置2に送信す
る(ステップS214)。サーバ装置2のデータベース
参照/格納処理部222は、受信したログ情報登録要求
に含まれる主装置IDと電話機IDとログ情報とを対応
付けて記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0060】ステップS215,S216,S217の
処理は、それぞれステップS121,S122,S12
3と同じである。最後に、主装置10の制御部106
は、通話が開始された日時と、前記ダイヤル発呼したボ
タン電話機11に対応する外線番号(発番号)と、この
ボタン電話機11がダイヤルした着番号と、通話時間と
からなる図10(b)のような発信履歴を作成する。そ
して、制御部106は、作成した発信履歴と、自装置の
IDと、前記ダイヤル発呼したボタン電話機11のID
とを含む発信履歴登録要求をサーバ装置2に送信する
(ステップS218)。
【0061】サーバ装置2のコマンド解析/生成部22
0は、IPネットワークI/F部20を通じて受け取っ
たコマンドを解析した結果、主装置10からの発信履歴
登録要求であることを認識すると、この発信履歴登録要
求をデータベース参照/格納処理部222に渡す。デー
タベース参照/格納処理部222は、発信履歴登録要求
に含まれる主装置IDと電話機IDと発信履歴とを対応
付けて記憶装置21のデータベース210に格納する。
【0062】次に、サーバ装置2に格納されたログ情
報、発信履歴あるいは着信履歴を参照する動作について
説明する。図11はログ情報参照時の動作を示すシーケ
ンス図、図12は発信履歴参照時の動作を示すシーケン
ス図、図13は着信履歴参照時の動作を示すシーケンス
図である。
【0063】まず、情報処理端末13(13A−3,1
3B)からログ情報を参照するときの動作を説明する。
ユーザは、ログ情報の検索条件として、所望の日時と外
線番号と内線番号とを情報処理端末13に入力する。こ
のとき、日時については複数指定してもよいし、何時か
ら何時までというように範囲指定してもよい。また、外
線番号と内線番号についても複数指定可能である。
【0064】情報処理端末13は、入力された検索条件
を含むログ要求をLAN15(15A−3,15B)を
介して主装置10(10A−3,10B)に送信する
(図11ステップS301)。LANI/F部101を
介してログ要求を受信した主装置10の制御部106
は、自装置のID(主装置ID)を含む認証要求をサー
バ装置2に送信する(ステップS302)。ステップS
303の処理はステップS105と同じである。
【0065】認証OKの認証確認結果を受信した主装置
10の制御部106は、ログ要求から抽出した検索条件
と、自装置のIDとを含むログ情報検索要求をサーバ装
置2に送信する(ステップS304)。サーバ装置2の
コマンド解析/生成部220は、IPネットワークI/
F部20を通じて受け取ったコマンドを解析した結果、
主装置10からのログ情報検索要求であることを認識す
ると、このログ情報検索要求をデータベース参照/格納
処理部222に渡す。
【0066】データベース参照/格納処理部222は、
ログ情報検索要求に含まれる検索条件を基に記憶装置2
1のデータベース210を参照して、検索条件で指定さ
れた日時と外線番号と内線番号とを含むログ情報を取得
する。そして、データベース参照/格納処理部222
は、取得したログ情報をコマンド解析/生成部220に
渡す。コマンド解析/生成部220は、ログ情報を含む
ログ情報検索応答を作成して要求元の主装置10に返送
する(ステップS305)。
【0067】主装置10の制御部106は、ログ情報検
索応答から抽出したログ情報を、LAN15を介して要
求元の情報処理端末13に渡す。これにより、情報処理
端末13の画面にログ情報が表示される(ステップS3
06)。また、情報処理端末13に接続されたプリンタ
14(14A−3,14B)にログ情報を出力して、プ
リンタ14でログ情報を印刷出力することも可能であ
る。こうして、電話装置1内の情報処理端末13を使っ
て、自装置のログ情報あるいは他の電話装置1のログ情
報を参照することができる。
【0068】次に、情報処理端末13から発信履歴を参
照するときの動作を説明する。ユーザは、発信履歴の検
索条件として、所望の日時と所望の発信者を指定する発
番号とを情報処理端末13に入力する。このとき、日時
については複数指定してもよいし、何時から何時までと
いうように範囲指定してもよい。また、発番号について
も複数指定可能である。
【0069】情報処理端末13は、入力された検索条件
を含む発信履歴要求をLAN15を介して主装置10に
送信する(図12ステップS401)。発信履歴要求を
受信した主装置10の制御部106は、自装置のIDを
含む認証要求をサーバ装置2に送信する(ステップS4
02)。ステップS403の処理はステップS105と
同じである。
【0070】認証OKの認証確認結果を受信した主装置
10の制御部106は、発信履歴要求から抽出した検索
条件と、自装置のIDとを含む発信履歴検索要求をサー
バ装置2に送信する(ステップS404)。サーバ装置
2のコマンド解析/生成部220は、IPネットワーク
I/F部20を通じて受け取った発信履歴検索要求をデ
ータベース参照/格納処理部222に渡す。
【0071】データベース参照/格納処理部222は、
発信履歴検索要求に含まれる検索条件を基に記憶装置2
1のデータベース210を参照して、検索条件で指定さ
れた日時と発番号とを含む発信履歴を取得する。さら
に、データベース参照/格納処理部222は、取得した
発信履歴の着番号に対応する着信者名称情報をデータベ
ース210から取得する。
【0072】そして、データベース参照/格納処理部2
22は、取得した発信履歴と着信者名称情報とをコマン
ド解析/生成部220に渡す。コマンド解析/生成部2
20は、発信履歴と着信者名称情報とを含む発信履歴検
索応答を作成して要求元の主装置10に返送する(ステ
ップS405)。
【0073】主装置10の制御部106は、発信履歴検
索応答から抽出した発信履歴と着信者名称情報を、LA
N15を介して要求元の情報処理端末13に渡す。これ
により、情報処理端末13の画面に発信履歴とこの発信
履歴の着番号に対応する着信者名称情報が表示される
(ステップS406)。ログ情報と同様に、プリンタ1
4で発信履歴と着信者名称情報を印刷出力することも可
能である。こうして、電話装置1内の情報処理端末13
を使って、自装置の発信履歴あるいは他の電話装置1の
発信履歴を参照することができる。
【0074】次に、情報処理端末13から着信履歴を参
照するときの動作を説明する。ユーザは、着信履歴の検
索条件として、所望の日時と所望の着信者を指定する着
番号とを情報処理端末13に入力する。このとき、日時
については複数指定してもよいし、何時から何時までと
いうように範囲指定してもよい。また、着番号について
も複数指定可能である。
【0075】情報処理端末13は、入力された検索条件
を含む着信履歴要求をLAN15を介して主装置10に
送信する(図13ステップS501)。着信履歴要求を
受信した主装置10の制御部106は、自装置のIDを
含む認証要求をサーバ装置2に送信する(ステップS5
02)。ステップS503の処理はステップS105と
同じである。
【0076】認証OKの認証確認結果を受信した主装置
10の制御部106は、着信履歴要求から抽出した検索
条件と、自装置のIDとを含む着信履歴検索要求をサー
バ装置2に送信する(ステップS504)。サーバ装置
2のコマンド解析/生成部220は、IPネットワーク
I/F部20を通じて受け取った着信履歴検索要求をデ
ータベース参照/格納処理部222に渡す。
【0077】データベース参照/格納処理部222は、
着信履歴検索要求に含まれる検索条件を基に記憶装置2
1のデータベース210を参照して、検索条件で指定さ
れた日時と着番号とを含む着信履歴を取得する。さら
に、データベース参照/格納処理部222は、取得した
着信履歴の発番号に対応する発信者名称情報をデータベ
ース210から取得する。
【0078】そして、データベース参照/格納処理部2
22は、取得した着信履歴と発信者名称情報とをコマン
ド解析/生成部220に渡す。コマンド解析/生成部2
20は、着信履歴と発信者名称情報とを含む着信履歴検
索応答を作成して要求元の主装置10に返送する(ステ
ップS505)。
【0079】主装置10の制御部106は、着信履歴検
索応答から抽出した着信履歴と発信者名称情報を、LA
N15を介して要求元の情報処理端末13に渡す。これ
により、情報処理端末13の画面に着信履歴とこの着信
履歴の発番号に対応する発信者名称情報が表示される
(ステップS506)。ログ情報と同様に、プリンタ1
4で着信履歴と発信者名称情報を印刷出力することも可
能である。こうして、電話装置1内の情報処理端末13
を使って、自装置の着信履歴あるいは他の電話装置1の
着信履歴を参照することができる。
【0080】以上のような着呼時、ダイヤル発呼時、参
照時において、主装置10とサーバ装置2との間の通信
は、主装置が10A−1又は10A−2である場合、L
ANI/F部101、構内LAN5、ルータ6及びIP
ネットワーク4を介して行われ、主装置が10A−3又
は10Bである場合、IPネットワークI/F部102
及びIPネットワーク4を介して行われる。
【0081】以上のように、本実施の形態では、複数の
電話装置1の利用情報を共通のサーバ装置2で集中管理
するようにしたので、大量の利用情報を保存管理するこ
とができ、電話装置1から自装置の利用情報だけでな
く、他の電話装置1の利用情報も参照することができ
る。
【0082】その結果、ある主装置10に接続されたボ
タン電話機11の発信履歴を、別の主装置10に接続さ
れた情報処理端末13から参照して、発信操作を行うこ
とが可能となる。また、各電話装置1の利用情報をシス
テムの保守等に活用することができる。例えば、ある電
話装置1の発着信量が多い場合には、この電話装置1に
係る設備を拡張する必要があることが分かる。逆に、電
話装置1の発着信量が少ない場合には、この電話装置1
に係る設備を削減してもよいことが分かる。
【0083】また、電話装置毎にサーバを設置する必要
がないので、システムの設置コストを低減することがで
き、設置に必要な作業負担を軽減することができる。複
数の電話装置1を使用する企業などにとっては電話装置
毎のサーバを保守管理する必要がなくなり、またサーバ
装置2の設置場所に赴くことなく、IPネットワーク4
を介してサーバ装置2の保守管理を行うことも可能であ
る。このような保守管理は、情報処理端末7,13から
行うことが可能である。また、サーバ装置2から情報処
理端末7,13に対して保守情報を常時送信させること
も可能である。これにより、サーバ装置2の状態を遠隔
管理することができる。
【0084】なお、本実施の形態では、情報処理端末7
とプリンタ9を電話装置1A−1,1A−2の外部に配
置しているが、情報処理端末7とプリンタ9を電話装置
1A−1,1A−2の内部に配置してもよく、情報処理
端末7を使って情報処理端末13と同様の処理が行える
ことは言うまでもない。
【0085】また、本実施の形態では、公衆電話交換回
線網3がISDN回線の場合を例にとって説明したが、
これに限るものでないことは言うまでもない。例えば、
公衆電話交換回線網3がアナログ電話回線の場合には、
LANI/F部101(又はIPネットワークI/F部
102)からの音声データをアナログ音声信号に変換し
てスイッチ104に送出し、スイッチ104からのアナ
ログ音声信号を音声データに変換してLANI/F部1
01(IPネットワークI/F部102)に送出するデ
ータ/音声変換部を、LANI/F部101(IPネッ
トワークI/F部102)とスイッチ104との間に設
ければよい。また、ボタン電話機11をIPネットワー
ク電話機として、公衆電話交換回線網3を使用せずにI
Pネットワーク4を用いて音声通話を行うようにしても
よい。
【0086】また、本実施の形態では、各電話装置1の
利用情報をサーバ装置2に格納するようにしているが、
大組織のシステムでは、レスポンスの兼ね合いから構内
LAN5上にミニサーバ装置8を設置して、ミニサーバ
装置8によってサーバ装置2の機能の少なくとも1部を
実現することも可能である。この場合、IPネットワー
ク4上に設置したサーバ装置2のデータベース210と
ミニサーバ装置8のデータベースとをIPネットワーク
4を経由して同期させることで、電話装置1の要求に対
するレスポンスを向上させ、サーバ装置2の負荷を軽減
することができる。
【0087】サーバ装置2、主装置10(あるいは主装
置10と情報処理端末13を含む電話装置1)の構成は
それぞれコンピュータで実現することができる。このコ
ンピュータは、CPUと、ROM(リードオンリメモ
リ)と、RAM(ランダムアクセスメモリ)と、フレキ
シブルディスク装置等の補助記憶装置と、ハードディス
ク装置等の大容量の外部記憶装置と、公衆電話交換回線
網3やIPネットワーク4、構内LAN5、ボタン電話
機11などとの間のインタフェース装置といった構成を
有している。
【0088】コンピュータをサーバ装置2、主装置10
(電話装置1)として機能させるためのサーバ装置プロ
グラム、主装置プログラム(電話装置プログラム)は、
フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等
の記録媒体に記録された状態で提供される。この記録媒
体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、媒体に
記録されたプログラムが読み取られる。そして、CPU
は、読み込んだプログラムをRAMあるいは外部記憶装
置に書き込み、このプログラムに従って本実施の形態で
説明したような処理を実行する。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、通信網を介して複数の
電話装置に接続されたサーバ装置に、電話装置の利用情
報を記憶する記憶手段と、電話装置から利用情報を取得
して記憶手段に格納する格納手段と、電話装置から利用
情報の検索要求を受けたとき、この検索要求で指定され
た利用情報を記憶手段から取得して、取得した利用情報
を要求元の電話装置に返送する検索手段とを設けること
により、複数の電話装置の利用情報を共通のサーバ装置
で集中管理するようにしたので、大量の利用情報を保存
管理することができ、電話装置から自装置の利用情報だ
けでなく、他の電話装置の利用情報も参照することがで
きる。その結果、他の電話装置の利用情報を参照して発
信操作を行ったり、各電話装置の利用情報をシステムの
保守等に活用したりすることができる。また、従来の電
話装置管理システムのように電話装置毎にサーバを設置
する必要がなく、システムの設置コストを低減すること
ができ、設置に必要な作業負担を軽減することができ
る。また、プログラムや利用情報の保守管理は、複数の
電話装置に共通のサーバ装置に対して行えばよいので、
複数の電話装置を使用する企業などにとっては、電話装
置毎のサーバを保守管理する必要がなくなる。また、サ
ーバ装置の設置場所に赴くことなく、通信網を介してサ
ーバ装置の保守管理を行うことも可能である。その結
果、保守管理に必要な作業負担を軽減することができ
る。また、電話装置に膨大な量のサービス情報を記憶さ
せておく必要がなく、膨大な情報量を扱う業務を電話装
置で行う必要がなくなるので、処理分散を実現でき、電
話装置の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態となる電話装置管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態における電話装置の主装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態における他の電話装置の
主装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態におけるサーバ装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 図4のサーバ装置の記憶装置に格納されたデ
ータベースの構成を示す図である。
【図6】 データベースの主装置別利用情報の構成を示
す図である。
【図7】 図1の電話装置管理システムの着呼時の動作
を示すシーケンス図である。
【図8】 図1の電話装置管理システムのダイヤル発呼
時の動作を示すシーケンス図である。
【図9】 ログ情報の1例を示す図である。
【図10】 着信履歴と発信履歴の1例を示す図であ
る。
【図11】 図1の電話装置管理システムのログ情報参
照時の動作を示すシーケンス図である。
【図12】 図1の電話装置管理システムの発信履歴参
照時の動作を示すシーケンス図である。
【図13】 図1の電話装置管理システムの着信履歴参
照時の動作を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1…電話装置、2…サーバ装置、3…公衆電話交換回線
網、4…IPネットワーク、5…構内LAN、6…ルー
タ、7…情報処理端末、8…ミニサーバ装置、、9…プ
リンタ、10…主装置、11…ボタン電話機、12…内
線回線、13…情報処理端末、14…プリンタ、20…
IPネットワークインタフェース部、21…記憶装置、
22…制御部、100…公衆電話交換回線網インタフェ
ース部、101…LANインタフェース部、102…I
Pネットワークインタフェース部、103…内線インタ
フェース部、104…スイッチ、105…記憶部、10
6…制御部、210…データベース、220…コマンド
解析/生成部、221…主装置認証及びアドレス解決
部、222…データベース参照/格納処理部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 HA01 HB01 HC02 JT01 JT06 LD17 5K049 BB01 BB04 BB19 FF32 GG11 5K051 CC00 CC01 CC02 DD03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して他の電話装置と通話を行
    い、またサーバ装置への接続情報を記憶する電話装置
    と、前記通信網を介して前記電話装置を複数接続可能な
    サーバ装置とを有する電話装置管理システムであって、 前記サーバ装置は、 前記電話装置の利用情報を記憶する記憶手段と、 前記電話装置から利用情報を取得して前記記憶手段に格
    納する格納手段と、 前記電話装置から利用情報の検索要求を受けたとき、こ
    の検索要求で指定された利用情報を前記記憶手段から取
    得して、取得した利用情報を要求元の前記電話装置に返
    送する検索手段とを備えることを特徴とする電話装置管
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話装置管理システムに
    おいて、 前記利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケン
    ス、及び前記電話装置に対する操作を示すログ情報であ
    ることを特徴とする電話装置管理システム。
  3. 【請求項3】 通信網を介して他の電話装置と通話を行
    い、またサーバ装置への接続情報を記憶する複数の電話
    装置に、前記通信網を介して接続されたサーバ装置であ
    って、 前記電話装置の利用情報を記憶する記憶手段と、 前記電話装置から利用情報を取得して前記記憶手段に格
    納する格納手段と、 前記電話装置から利用情報の検索要求を受けたとき、こ
    の検索要求で指定された利用情報を前記記憶手段から取
    得して、取得した利用情報を要求元の前記電話装置に返
    送する検索手段とを備えることを特徴とするサーバ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のサーバ装置において、 前記利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケン
    ス、及び前記電話装置に対する操作を示すログ情報であ
    ることを特徴とするサーバ装置。
  5. 【請求項5】 通信網を介して他の電話装置と通話を行
    い、またサーバ装置への接続情報を記憶する電話装置で
    あって、 前記通信網を介して接続されたサーバ装置に、自装置の
    利用情報を送信する利用情報送信手段と、 前記送信した利用情報を記憶している前記サーバ装置に
    対して、自装置又は他の電話装置の利用情報の検索を要
    求する検索要求手段と、 前記サーバ装置から前記検索要求で指定した利用情報を
    受信して処理する利用情報受信手段とを備えることを特
    徴とする電話装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電話装置において、 前記利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケン
    ス、及び前記電話装置に対する操作を示すログ情報であ
    ることを特徴とする電話装置。
  7. 【請求項7】 通信網を介して他の電話装置と通話を行
    い、またサーバ装置への接続情報を記憶する複数の電話
    装置に、前記通信網を介して接続されたサーバ装置とし
    てコンピュータを機能させるサーバ装置プログラムであ
    って、 前記電話装置から利用情報を取得してメモリに格納する
    格納手順と、 前記電話装置から利用情報の検索要求を受けたとき、こ
    の検索要求で指定された利用情報を前記メモリから取得
    して、取得した利用情報を要求元の前記電話装置に返送
    する検索手順とをコンピュータに実行させることを特徴
    とするサーバ装置プログラム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のサーバ装置プログラムに
    おいて、 前記利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケン
    ス、及び前記電話装置に対する操作を示すログ情報であ
    ることを特徴とするサーバ装置プログラム。
  9. 【請求項9】 通信網を介して他の電話装置と通話を行
    い、またサーバ装置への接続情報を記憶する電話装置と
    してコンピュータを機能させる電話装置プログラムであ
    って、 前記通信網を介して接続されたサーバ装置に、自装置の
    利用情報を送信する利用情報送信手順と、 前記送信した利用情報を記憶している前記サーバ装置に
    対して、自装置又は他の電話装置の利用情報の検索を要
    求する検索要求手順と、 前記サーバ装置から前記検索要求で指定した利用情報を
    受信して処理する利用情報受信手順とをコンピュータに
    実行させることを特徴とする電話装置プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の電話装置プログラムに
    おいて、 前記利用情報は、前記電話装置と通信網間のシーケン
    ス、及び前記電話装置に対する操作を示すログ情報であ
    ることを特徴とする電話装置プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006507777A (ja) * 2002-11-25 2006-03-02 テレセクター リソーシーズ グループ インコーポレイテッド 呼記録のためのシステム及び方法
JP2013005081A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Sip通信システム及びsip通信方法

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