JP2003297760A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2003297760A JP2002100126A JP2002100126A JP2003297760A JP 2003297760 A JP2003297760 A JP 2003297760A JP 2002100126 A JP2002100126 A JP 2002100126A JP 2002100126 A JP2002100126 A JP 2002100126A JP 2003297760 A JP2003297760 A JP 2003297760A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボートエレベータから発生する有機物質によ
る汚染を防止する。 【解決手段】 ウエハ14群をボート13に保持した状
態で処理する処理室9と、処理室9の真下に形成されて
ボート13が待機する待機室3と、ボート13を昇降さ
せて処理室9に搬入搬出するボートエレベータ20とを
有するバッチ式熱処理装置において、ボートエレベータ
20が待機室3の外部に設置され、ボートエレベータ2
0とボート13を支持した昇降台33とが待機室3に挿
通された昇降シャフト28によって連結されており、昇
降シャフト28の中空部29には冷却水48が流通され
ている。 【効果】 ボートエレベータの有機物質が待機室に飛散
するのを防止できる。昇降シャフトを強制冷却すること
で昇降シャフトの熱膨張を防止でき、ウエハのボートか
らの脱装作業を直ちに実施でき、スループットの低下を
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に、密閉室内における搬送技術に係り、例え
ば、半導体素子を含む半導体集積回路が作り込まれる半
導体ウエハ(以下、ウエハという。)に拡散、CVDま
たはエピタキシャル成長等の熱処理(thermaltreatment
)を施す熱処理装置(furnace)に利用して有効なもの
に関する。特に、400〜700℃という低温で実施す
るシリコンエピタキシャル成長またはシリコンゲルマニ
ウムエピタキシャル成長の装置に利用して有効なものに
関する。 【0002】 【従来の技術】ウエハに熱処理を施す熱処理装置とし
て、複数枚のウエハをボートに保持した状態で熱処理を
施す処理室が形成されたプロセスチューブと、このプロ
セスチューブの真下に形成されてボートが処理室に対す
る搬入搬出を待機する待機室と、ボートを昇降させて処
理室に搬入搬出するボートエレベータとを備えているバ
ッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置が、広く使用さ
れている。従来のバッチ式縦形ホットウオール形熱処理
装置においては、ボートエレベータは送りねじ軸装置に
よって構成されて待機室に縦形に設置されており、送り
ねじ軸は下端が待機室において支持され、上端において
待機室の外部に設置されたモータによって回転駆動され
るようになっている。 【0003】ところが、従来のこのようなバッチ式縦形
ホットウオール形熱処理装置においては、ボートエレベ
ータが待機室の内部に設置されているため、送りねじ軸
装置やガイドレールにおいて使用されたグリースや配線
ケーブル等から有機物質が飛散することにより、ウエハ
を汚染する原因になるという問題点がある。そして、熱
処理されて高温度になったボートが待機室に下降されて
来て待機室の温度が上昇すると、有機物質の蒸発量は多
くなる。このため、処理室における熱処理完了後に、処
理室にボードを存置したままで、ボートやウエハ群を温
度が例えば100℃以下になるまで冷却し、ボートやウ
エハ群の温度が充分に下がってから、ボートを処理室か
ら搬出することが実施されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボート
やウエハ群の温度が充分に下がってからボートを処理室
から搬出していたのでは、バッチ式縦形ホットウオール
形熱処理装置のスループットが低下してしまう。そこ
で、ボートエレベータを待機室の外部に設置するととも
に、ボートエレベータの昇降体とボートとを昇降シャフ
トによって連結することにより、ボートエレベータから
の有機物質の飛散を防止することを、提案することがで
きる。 【0005】ところが、この場合においては、ボートや
ウエハ群が高い温度のまま待機室に下降されて来ると、
昇降シャフトが加熱されて熱膨張することにより、ボー
トの基準高さに対する位置がずれるため、ウエハをボー
トから脱装(ディスチャージング)することができなく
なるという問題点があることが、本発明者によって明ら
かにされた。この対策としては、昇降シャフトの温度が
下がり、ボートが定常の基準高さに戻るのを待つことが
考えられるが、それでは結局、バッチ式縦形ホットウオ
ール形熱処理装置のスループットが低下してしまうこと
になる。また、ボートの高さが若干変化しても脱装し得
るようにボートのウエハ保持溝の間隔を広く設定するこ
とが考えられるが、それでは処理枚数が減少したりボー
トやプロセスチューブの全長が長くなったりするため、
結局、スループットが低下したり、バッチ式縦形ホット
ウオール形熱処理装置が大形になったりしてしまう。 【0006】本発明の目的は、スループットの低下や大
形化を防止しつつボートエレベータによる汚染を防止す
ることができる半導体製造装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係る基板処理装
置は、複数枚の基板をボートに保持した状態で処理を施
す処理室と、この処理室の真下に形成されて前記ボート
が前記処理室に対する搬入搬出を待機する待機室と、前
記ボートを昇降させて前記処理室に搬入搬出するボート
エレベータとを備えている半導体製造装置において、前
記ボートエレベータが前記待機室の外部に設置されてい
るとともに、このボートエレベータと前記ボートとが前
記待機室に挿通された昇降シャフトによって連結されて
おり、この昇降シャフトが冷却されるように構成されて
いることを特徴とする。 【0008】前記した手段によれば、ボートエレベータ
が待機室の外部に設置されているため、ボートエレベー
タの有機物質が待機室に飛散するのを必然的に防止する
ことができる。また、ボートが待機室に高温度のまま下
降されて来ても、ボートとボートエレベータとを連結し
ている昇降シャフトを強制的に冷却することにより、昇
降シャフトの熱膨張は抑止することができるため、ウエ
ハのボートからの脱装作業は冷却時間を置くことなく直
ちに実施することができる。つまり、自然冷却の待ち時
間を省略することができるため、スループットの低下を
防止することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に即して説明する。 【0010】本実施の形態において、本発明に係る半導
体製造装置は、半導体装置の製造方法にあってウエハに
熱処理を施すバッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置
(以下、バッチ式熱処理装置という。)として構成され
ている。 【0011】図1に示されているように、バッチ式熱処
理装置1は筐体2を備えており、筐体2にはボート13
が待機する待機室3が形成されている。待機室3は大気
圧未満の圧力を維持可能な気密性能を有する密閉室に構
成されており、ボート13を収納可能な容積に形成され
ている。筐体2の前面壁にはウエハ搬入搬出口4が開設
されており、ウエハ搬入搬出口4はゲート5によって開
閉されるようになっている。筐体2の天井壁にはボート
搬入搬出口6が開設されており、ボート搬入搬出口6は
シャッタ7によって開閉されるようになっている。筐体
2の上にはヒータユニット8が垂直方向に設置されてお
り、ヒータユニット8の内部には処理室9を形成するプ
ロセスチューブ10が配置されている。プロセスチュー
ブ10は上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成さ
れてヒータユニット8に同心円に配置されており、プロ
セスチューブ10の円筒中空部によって処理室9が構成
されている。プロセスチューブ10の下端部にはプロセ
スチューブ10の円筒中空部によって形成された処理室
9に原料ガスやパージガス等を導入するためのガス導入
管11と、プロセスチューブ10の内部を排気するため
の排気管12とが接続されている。 【0012】筐体2の待機室3の外部には据付台19が
設置されており、据付台19の上にはボートを昇降させ
るためのボートエレベータ20が据え付けられている。
ボートエレベータ20は上側取付板21および下側取付
板22によって垂直にそれぞれ敷設されたガイドレール
23および送りねじ軸24を備えており、ガイドレール
23には昇降体25が垂直方向に昇降自在に嵌合されて
いる。昇降体25は送りねじ軸24に垂直方向に進退自
在に螺合されている。なお、作動やバックラッシュを良
好なものとするために、送りねじ軸24と昇降体25と
の螺合部にはボールねじ機構が使用されている。送りね
じ軸24の上端部は上側取付板21を貫通しており、上
側取付板21に設置されたモータ26によって正逆回転
駆動されるように連結されている。 【0013】昇降体25の側面にはアーム27が水平に
突設されており、アーム27の先端には円筒形状に形成
された昇降シャフト28が垂直方向下向きに固定されて
いる。昇降シャフト28の中空部29には昇降シャフト
28の内径よりも小径の外径を有する円筒形状に形成さ
れた内筒30が同心円に配置されて固定されている。昇
降シャフト28は筐体2の天井壁に開設された挿通孔3
1を挿通して下端部が待機室3に挿入されており、筐体
2の天井壁の上面とアーム27の下面との間には挿通孔
31を気密封止するベローズ32が介設されている。昇
降シャフト28の待機室3の下端にはボートを昇降させ
るための昇降台33が水平に配置されて固定されてい
る。昇降台33は上面が開口した箱形状に形成された本
体34と、平面形状が本体34と同一の平板形状に形成
された蓋体35とを備えており、本体34に蓋体35が
シールリング36を挟んで被せ付けられることにより、
気密室37を形成するようになっている。 【0014】昇降台33の気密室37の天井面である蓋
体35の下面には磁性流体シール装置38によってシー
ルされた軸受装置39が設置されており、軸受装置39
は蓋体35を垂直方向に挿通した回転軸40を回転自在
に支持しており、回転軸40はボート回転駆動用モータ
41によって回転駆動されるようになっている。回転軸
40の上端にはボート13が垂直に立脚するように設置
されている。ボート13は複数枚(例えば、25枚、5
0枚、100枚、75枚、100枚ずつ等)のウエハ1
4をその中心を揃えて水平に支持した状態で、プロセス
チューブ10の処理室9に対してボートエレベータ20
による昇降台33の昇降に伴って搬入搬出するように構
成されている。昇降台33の上面にはシールキャップ4
3がシールリング42を介されて設置されている。シー
ルキャップ43は処理室9の炉口になる筐体2のボート
搬入搬出口6をシールするように構成されている。 【0015】磁性流体シール装置38の外側には磁性流
体シール装置38や軸受装置39およびボート回転駆動
用モータ41を冷却するための冷却装置44が設置され
ており、冷却装置44には冷却水供給管45が接続され
ている。冷却水供給管45は気密室37から内筒30の
中空部を通じて待機室3の外部に引き出されており、冷
却水供給源47に可変流量制御弁46を介して接続され
るようになっている。シールキャップ43の内部には冷
却水48が流通する通水路49が開設されており、通水
路49には冷却装置44の冷却水が導入側連絡管50に
よって導入されるようになっている。通水路49には導
出側連絡管51の一端が接続されており、導出側連絡管
51の他端は昇降シャフト28の中空部29の下端に接
続されている。昇降シャフト28の中空部29の上端に
は冷却水排出管52が接続されており、冷却水排出管5
2は冷却水供給源47に接続されようになっている。し
たがって、昇降シャフト28の中空部29には冷却水4
8が下端の導出側連絡管51から導入されて上端の冷却
水排出管52から排出されることによって流通するよう
になっている。なお、内筒30の中空部にはボート回転
駆動用モータ41の電力供給電線53が挿通されて、外
部に引き出されている。 【0016】以下、前記構成に係るバッチ式熱処理装置
を使用した成膜工程を説明する。 【0017】これから成膜すべきウエハ14は筐体2の
ウエハ搬入搬出口4を通して待機室3にウエハ移載装置
(wafer transfer equipment )によって搬入され、ボー
ト13に装填(チャージング)される。この際、図1に
示されているように、ボート搬入搬出口6がシャッタ7
によって閉鎖されることにより、処理室9の高温雰囲気
が待機室3に流入することは防止されている。このた
め、装填途中のウエハ14および装填されたウエハ14
が高温雰囲気に晒されることはなく、ウエハ14が高温
雰囲気に晒されることによる自然酸化等の弊害の派生は
防止されることになる。 【0018】予め指定された枚数のウエハ14がボート
13へ装填されると、図2に示されているように、ウエ
ハ搬入搬出口4はゲート5によって閉鎖され、ボート搬
入搬出口6がシャッタ7によって開放される。 【0019】続いて、昇降台33に支持されたシールキ
ャップ43およびボート13がボートエレベータ20の
モータ26によって昇降体25および昇降シャフト28
を介して上昇されて、プロセスチューブ10の処理室9
にボート搬入搬出口6から搬入(ボートローディング)
される。ボート13が上限に達すると、シールキャップ
43の上面の周辺部がボート搬入搬出口6をシール状態
に閉塞するため、プロセスチューブ10の処理室9は気
密に閉じられた状態になる。ボート13を処理室9へ搬
入する際に、昇降シャフト28が上昇すると、ベローズ
32は上方向に伸張する。 【0020】その後、プロセスチューブ10の処理室9
は気密に閉じられた状態で、所定の圧力となるように排
気管12によって排気され、ヒータユニット8によって
所定の温度に加熱され、所定の原料ガスがガス導入管1
1によって所定の流量だけ供給される。これにより、予
め設定された処理条件に対応する所望の膜がウエハ14
に形成される。この際、ボート13がボート回転駆動用
モータ41によって回転されることにより、原料ガスが
ウエハ14の表面に均一に接触されるため、ウエハ14
にはCVD膜が均一に形成される。 【0021】ここで、冷却水48が冷却水供給管45お
よび冷却水排出管52を通じて、冷却装置44およびシ
ールキャップ43の通水路49に流通されることによ
り、熱によるシールキャップ43のシールリング42や
磁性流体シール装置38および軸受装置39の劣化が防
止される。このとき、冷却水48が昇降シャフト28の
中空部29を流通するため、昇降シャフト28および内
筒30も冷却されることになる。 【0022】予め設定された処理時間が経過すると、図
1に示されているように、ボート13およびシールキャ
ップ43を支持した昇降台33が昇降シャフト28およ
び昇降体25を介してボートエレベータ20のモータ2
6によって下降されることにより、処理済みウエハ14
を保持したボート13が待機室3に搬出(ボートアンロ
ーディング)される。この際、ベローズ32は昇降シャ
フト28の下降に伴って下方向に短縮する。 【0023】ここで、昇降シャフト28が冷却されない
状態で、処理済みのボート13やウエハ14群が高い温
度のまま待機室3に下降されて来ると、昇降シャフト2
8が加熱されて熱膨張することにより、ボート13の基
準高さに対する位置がずれるため、ウエハ14をボート
13からウエハ移載装置によって脱装(ディスチャージ
ング)することができなくなる。 【0024】本実施の形態においては、冷却水48が昇
降シャフト28の中空部29に流通されて昇降シャフト
28が強制的に冷却されていることにより、昇降シャフ
ト28が熱膨張するのを防止されているため、ボート1
3が待機室3に高温度のまま下降されて来ても、ボート
13の基準高さがずれることはない。したがって、ウエ
ハ移載装置によるウエハ14のボート13からの脱装作
業は、昇降シャフト28の自然冷却を待つことなく直ち
に実施することができる。つまり、昇降シャフト28の
自然冷却の待ち時間を省略することができるため、ウエ
ハ14のボート13からの脱装作業のスループットの低
下を防止することができる。 【0025】ボート13が処理室9から待機室3に搬出
されると、ボート搬入搬出口6がシャッタ7によって閉
鎖される。次いで、待機室3のウエハ搬入搬出口4がゲ
ート5によって開放され、ボート13の処理済みウエハ
14がウエハ移載装置によって脱装(ディスチャージン
グ)される。この際、昇降シャフト28の熱膨張が防止
されることにより、ボート13の基準高さがずれるのを
防止されているため、ウエハ移載装置による処理済みウ
エハ14のボート13からの脱装作業は適正かつ迅速に
実行されることになる。 【0026】以降、前述した作用が繰り返されることに
より、ウエハ14が例えば、25枚、50枚、100
枚、75枚、100枚ずつ、バッチ式熱処理装置1によ
ってバッチ処理されて行く。 【0027】前記実施の形態によれば、次の効果が得ら
れる。 【0028】1) ボートエレベータを待機室の外部に設
置することにより、ボートエレベータの有機物質が待機
室に飛散するのを防止することができるため、有機物質
によるウエハの汚染を未然に防止することができる。ウ
エハの汚染があると、曇り等の異常成膜が発生してしま
う400〜700℃という低温で実施するシリコンエピ
タキシャル成長またはシリコンゲルマニウムエピタキシ
ャル成長の成膜処理を行う半導体製造装置に利用して有
効である。 【0029】2) ボートとボートエレベータとを連結し
ている昇降シャフトを強制的に冷却することにより、昇
降シャフトの熱膨張を防止することができるため、ウエ
ハのボートからの脱装作業を冷却時間を置くことなく直
ちに実施することができる。 【0030】3) 昇降シャフトの自然冷却の待ち時間を
省略して、ウエハのボートからの脱装作業を直ちに実施
することができるため、バッチ式CVD装置および成膜
工程のスループットを高めることができる。 【0031】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変
更が可能であることはいうまでもない。 【0032】例えば、昇降シャフトを強制的に冷却する
ための冷却装置の冷却水の流通経路は、磁性流体シール
装置や軸受装置およびシールキャップの冷却水の流通経
路に直列に接続して構成しているが、これらと独立する
ように構成してもよい。 【0033】昇降シャフトの中空部に内筒を同心円に配
置した二重構造に構成して中間に冷却水を流通させるよ
うに構成するに限らず、昇降シャフトの中空部に冷却水
を流通させるように構成してもよいし、昇降シャフトの
外側に冷却水の流通経路を構成してもよい。 【0034】冷却媒体は冷却水に限らず、エチレングリ
コール水溶液や弗素系冷却液等の他の冷却液体であって
もよいし、圧縮空気や窒素ガスおよび不活性ガス等の冷
却気体であってもよい。 【0035】バッチ式熱処理装置は成膜処理に使用する
に限らず、酸化膜形成処理や拡散処理およびアニーリン
グ等の熱処理にも使用することができる。 【0036】前記実施の形態ではバッチ式熱処理装置の
場合について説明したが、本発明はこれに限らず、半導
体製造装置全般に適用することができる。 【0037】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体製造装置においてスループットの低下や大形化を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態であるバッチ式熱処理装
置を示す側面断面図である。 【図2】ボート搬入時を示す側面断面図である。 【符号の説明】 1…バッチ式熱処理装置(半導体製造装置)、2…筐
体、3…待機室(密閉室)、4…ウエハ搬入搬出口、5
…ゲート、6…ボート搬入搬出口、7…シャッタ、8…
ヒータユニット、9…処理室、10…プロセスチュー
ブ、11…ガス導入管、12…排気管、13…ボート、
14…ウエハ(基板)、19…据付台、20…ボートエ
レベータ、21…上側取付板、22…下側取付板、23
…ガイドレール、24…送りねじ軸、25…昇降体、2
6…モータ、27…アーム、28…昇降シャフト、29
…中空部、30…内筒、31…挿通孔、32…ベロー
ズ、33…昇降台、34…本体、35…蓋体、36…シ
ールリング、37…気密室、38…磁性流体シール装
置、39…軸受装置、40…回転軸、41…ボート回転
駆動用モータ、42…シールリング、43…シールキャ
ップ、44…冷却装置、45…冷却水供給管、46…可
変流量制御弁、47…冷却水供給源、48…冷却水、4
9…通水路、50…導入側連絡管、51…導出側連絡
管、52…冷却水排出管、53…電力供給電線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三部 誠 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 4K030 CA04 GA13 KA04 KA26 KA49 LA15 5F045 AB01 AD08 AD09 AD10 AF03 BB08 BB14 DP19 EC02 EJ09 EM10 EN04

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数枚の基板をボートに保持した状態で
    処理を施す処理室と、この処理室の真下に形成されて前
    記ボートが前記処理室に対する搬入搬出を待機する待機
    室と、前記ボートを昇降させて前記処理室に搬入搬出す
    るボートエレベータとを備えている半導体製造装置にお
    いて、前記ボートエレベータが前記待機室の外部に設置
    されているとともに、このボートエレベータと前記ボー
    トとが前記待機室に挿通された昇降シャフトによって連
    結されており、この昇降シャフトが冷却されるように構
    成されていることを特徴とする半導体製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007080934A1 (ja) * 2006-01-13 2007-07-19 Tokyo Electron Limited 真空処理装置及び真空処理方法
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