JP2005150584A - 半導体製造装置 - Google Patents

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Yasuhiro Inokuchi
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Abstract

【課題】気密室を有する半導体製造装置に於いて、気密室内が高温状態でも高清浄雰囲気に維持し、処理品質の信頼性を向上すると共に生産性の向上、装置価格低減、装置の小型化を図る。
【解決手段】反応室2と、第1の気密室4と、基板を保持するボート16と、該ボート16を昇降させるボートエレベータ5とを具備する半導体製造装置に於いて、前記第1の気密室4に第2の気密室50を貫通孔51を介して連設し、前記ボートエレベータ5を前記第2の気密室50の内部に設け、昇降シャフト24を前記貫通孔51を介して前記第2の気密室50から前記第1の気密室4内に遊貫させ、前記昇降シャフト24を介してボート16が昇降可能に支持され、前記第1の気密室4に設けられたガス供給口60から不活性ガスを供給し、前記貫通孔51を介して前記第2の気密室50に設けられた排気口61から前記不活性ガスを排気する様にした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シリコンウェーハ等半導体基板に薄膜の生成、不純物の拡散、エッチング等所
要の処理を行い半導体デバイスを製造する半導体製造装置に関するものである。
高清浄度が要求される処理に対応する半導体製造装置では、反応室下方に反応室への大気
の浸入を防止する為の気密室を有し、該気密室を真空状態とし、或は不活性ガス雰囲気と
して反応室への基板の装入、引出しを行っている。
図3により、気密室を具備した従来の半導体製造装置について説明する。
反応炉1は反応管2、該反応管2を囲繞するヒータユニット3から成り、前記反応管2の
下方には気密室4が気密に連設されている。
該気密室4内部にはボートエレベータ5が設けられている。該ボートエレベータ5は鉛直
方向に延びるガイドシャフト6、ボール螺子7を具備し、該ガイドシャフト6、ボール螺
子7は下基板8、上基板9により支持され、前記ボール螺子7の上端は前記気密室4の天
井を気密に貫通し、前記ボール螺子7の突出端には昇降モータ11が連結されている。前
記ガイドシャフト6に摺動自在に嵌合し、前記ボール螺子7に螺合する昇降台12には昇
降座13が設けられ、該昇降座13にはボート回転装置14が取付けられている。
該ボート回転装置14はボート受台15を回転自在に支持し、該ボート受台15にはボー
ト16が載置される。該ボート16はウェーハ等の被処理基板17を水平姿勢で多段に保
持するものであり、該被処理基板17は前記反応管2内で前記ボート16に保持された状
態で処理される。尚、前記反応管2と気密室4とは炉口18を介して連通し、該炉口18
は前記昇降座13又は炉口蓋(図示せず)により気密に閉塞可能となっている。
前記ボート16には該ボート16の降下状態で、前記気密室4の側面に設けた基板搬送口
19から図示しない基板移載機により被処理基板17が移載される様になっており、前記
基板搬送口19はゲート弁21により気密に閉塞される様になっている。
基板を処理する場合は、前記気密室4内を真空、或は不活性ガス雰囲気とし、図示しない
炉口蓋を開き、前記昇降モータ11を駆動することで、前記ボートエレベータ5により前
記ボート16が前記反応管2内に装入される。即ち、前記ボール螺子7が回転され、前記
昇降台12、昇降座13、ボート受台15を介して被処理基板17を保持した前記ボート
16が上昇され、前記反応管2内に前記ボート16が装入される。
該ボート16が反応管2内に完全に装入されると、前記炉口18は前記昇降座13により
気密に閉塞される。
前記反応管2内が前記ヒータユニット3により加熱され、反応ガスが導入されて前記被処
理基板17に所要の処理が成される。処理が行われている間、前記ボート回転装置14に
より前記ボート受台15を介して前記ボート16が回転される。該ボート16の回転によ
り前記被処理基板17面内での処理状態が均一化する。
処理が完了すると、前記ボートエレベータ5により前記ボート16が降下され、前記炉口
18が図示しない炉口蓋で閉塞されると、前記気密室4内がガスパージされ、所要の雰囲
気となったところで前記ゲート弁21が前記基板搬送口19を開き、図示しない基板移載
機により処理済の基板が搬出される。未処理基板が再び前記ボート16に移載され、処理
が続行される。
前記気密室4は前記反応管2内(反応室)に大気の浸入、即ち基板処理に於いて有害な物
質が反応室に浸入することを防止する目的で設けられている。
上記した様に、前記ボート16は前記ボートエレベータ5により前記反応管2に装入、引
出しされ、又処理中は前記ボート16は前記ボート回転装置14により前記反応管2内で
回転される。
上記した従来の半導体製造装置では前記ボートエレベータ5、ボート回転装置14はそれ
ぞれ前記気密室4内に設けられ、前記ガイドシャフト6、ボール螺子7は前記気密室4内
に露出している。斯かるガイドシャフト6、ボール螺子7には潤滑の為、グリース等の潤
滑剤が塗布されている。又、前記ボート回転装置14はモータ等の発動機を有しており、
該発動機に対して給電する為のケーブルが前記気密室4内に配線されている。
高清浄下では、前記潤滑剤の蒸気、ケーブルの被覆材から発生する蒸気も有害物質となり
、更に前記ボール螺子7が回転することで、又前記昇降台12が昇降することで、有機汚
染物質が飛散する。斯かる有機汚染物質が前記被処理基板17に付着した場合は、膜成長
不良の原因となる。
又、加熱されたボート16、処理後の余熱を持っているボート16を前記気密室4内に降
下(待避)させた場合、該気密室4内部の温度が上昇し、前記有機汚染物質の蒸発量が多
くなり、基板に汚染物質が付着する可能性が一層高くなるという問題があった。
この為、処理後反応管2内の温度が100℃以下になる迄冷却し、前記ボート16の温度
が充分に下がってから、前記気密室4内に引出す場合もあった。然し、この場合、前記反
応管2内部の温度、ボート16の温度が下がる迄の冷却時間が長く、スループットが低下
するという問題があった。
この問題を解決するため、図2に示すような構成を有する基板処理装置が提案された(特
許文献1参照)。即ち、反応室に気密室4を連設し、ボートエレベータ5を前記気密室4
の外部に設けて、前記ボートエレベータ5が支持した昇降シャフト24を前記気密室4内
に遊貫させる。そして、その貫通孔51をベローズ25で気密にシールすることで、前記
気密室4内の雰囲気とボートエレベータ5の雰囲気とを隔離し、ガイドシャフト6やボー
ル螺子7からの発生する汚染物質が気密室4内、ひいては反応室内に侵入するのを防止し
ている。また、前記昇降シャフト24を介して昇降座35が昇降可能に支持され、該昇降
座35の上側に前記ボート16が載置されるボート受台15を回転可能に設け、下側に前
記気密室4と隔離した空間を形成し、前記ボート受台15を回転するボート回転モータ3
1を前記空間に収納されるように設ける。そして、前記空間内にケーブル37を挿入する
ようにすることで、前記ケーブル37の被覆から発生する蒸気が前記気密室4、ひいては
反応室に侵入しないようにしている。
特開2002−289600号公報
しかしながら、上述した図2に示す装置構成では、以下のような問題がある。即ち、(1
)昇降シャフト24は、重量物であるボート16やボート回転手段、昇降基板26などを
支えるために、外径を大きくして剛性を高める必要がある。その結果として、ベローズ2
5の外径も大きくする必要があるが、径の大きなベローズは製作コストが高く、装置の価
格が上昇するという問題がある。(2)また、ボート16の昇降動作に伴うベローズ25
の伸縮動作により、ベローズ25が金属疲労を起こして破損し、ボートエレベータ5から
発生する汚染物質が気密室4内に侵入するという問題が生じる。(3)さらに、図2に示
すように、ボート16が最下端に位置してベローズ25が最も縮むような状況であっても
、ベローズにはある程度の長さがあるため、天板4と昇降台12の間には、縮んだベロー
ズ25が入るだけのスペースを確保する必要がある。その結果、ボートエレベータ5の高
さが高くなり、装置の全高が高くなる(大型化する)という問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み、気密室4内が高温状態でも高清浄雰囲気に維持し、処理品質
の信頼性を向上させると共に生産性の向上、装置価格低減、装置の小型化を図るものであ
る。
本発明は、反応室と、該反応室に連設される第1の気密室と、基板を保持するボートと、
該ボートを前記反応室と前記第1の気密室との間で昇降させるボートエレベータとを具備
する半導体製造装置に於いて、前記第1の気密室に第2の気密室を貫通孔を介して連設し
、前記ボートエレベータを前記第2の気密室の内部に設け、前記ボートエレベータに支持
される昇降シャフトを前記貫通孔を介して前記第2の気密室から前記第1の気密室内に遊
貫させ、前記昇降シャフトを介してボートが昇降可能に支持され、前記第1の気密室に設
けられたガス供給口から不活性ガスを供給し、前記貫通孔を介して前記第2の気密室に設
けられた排気口から前記不活性ガスを排気する様にしたことを特徴とする半導体製造装置
に係るものである。
本発明によれば、反応室と、該反応室に連設される第1の気密室と、基板を保持するボー
トと、該ボートを前記反応室と前記第1の気密室との間で昇降させるボートエレベータと
を具備する半導体製造装置に於いて、前記第1の気密室に第2の気密室を貫通孔を介して
連設し、前記ボートエレベータを前記第2の気密室の内部に設け、前記ボートエレベータ
に支持される昇降シャフトを前記貫通孔を介して前記第2の気密室から前記第1の気密室
内に遊貫させ、前記昇降シャフトを介してボートが昇降可能に支持され、前記第1の気密
室に設けられたガス供給口から不活性ガスを供給し、前記貫通孔を介して前記第2の気密
室に設けられた排気口から前記不活性ガスを排気する様にしたので、ボートエレベータの
駆動部、ボート回転手段の駆動部は第1の気密室の内部から隔離されると共に、昇降シャ
フトが遊貫する貫通孔を介して不活性ガスを第1の気密室から第2の気密室へ向かうよう
に導入・排気するので、駆動部からの汚染物質が第1の気密室内に浸入することを完全に
防止でき、高清浄雰囲気で良質な膜を生成することができ、又、高温状態のボートを第1
の気密室に待避させても、熱により汚染物質の浸入が助長されないので、温度が低く冷却
効果の高い気密室内でのボートの冷却が行え、冷却時間を短縮できて生産性を向上させる
ことが可能である等の優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1中、図2,3中で示したものと同等のものには同符号を付し説明を省略する。又、図
1はボートの待避状態を示している。
気密室4の外面に下基板8が設けられ、該下基板8に立設したガイドシャフト6の上端に
上基板9が設けられ、前記下基板8と上基板9間に掛渡してボール螺子7が回転自在に設
けられる。該ボール螺子7は前記上基板9に設けられた昇降モータ11により回転される
。前記ガイドシャフト6には昇降台12が昇降自在に嵌合し、該昇降台12は前記ボール
螺子7に螺合している。
半導体製造装置が複数台配置される場合には、基板搬送口19を有する側面と隣接する側
面側に配置されていくので、該基板搬送口19の対面壁はメンテナンスの為開放可能に作
られるので、その場合、前記下基板8は基板搬送口19を有する側面と隣接する側面に設
ける。
前記昇降台12には中空の昇降シャフト24が垂設され、前記昇降台12と昇降シャフト
24の支持部は気密となっている。該昇降シャフト24は前記気密室4の天板4aを遊貫
し、前記気密室4の底面近くに到達する。前記天板4aに設けられた貫通孔51は該昇降
シャフト24の昇降動に対して接触することがない程度の大きさに作られている。即ち、
貫通孔51の大きさは、昇降シャフト24の外径よりも大きくなっている。そして、前述
の「遊貫する」とは、貫通孔51と昇降シャフト24とは、溶接などで固着されてなく、
貫通孔51を介して昇降シャフト24が自由に昇降動できる様を表現している。また、ガ
イドシャフト6及びボール螺子7を囲むような気密室50(第2の気密室)を気密室4(
第1の気密室)に連設し、前記気密室50には、気密室50内の雰囲気を排出する排出口
61が設けられる。前記気密室50は昇降シャフト24の昇降動に対して、昇降シャフト
24や昇降台12が気密室50の内壁に接触することがないよう十分な余裕がある。また
、前記気密室4には、気密室4内に窒素などの不活性ガスを供給する不活性ガス供給口6
0が設けられており、前記不活性ガス供給口60から供給された不活性ガスは前記貫通孔
51を介して前記気密室50に設けられた排気口61から排出されるようになっている。
前記昇降シャフト24の下端には昇降基板26が水平に固着される。該昇降基板26の下
面には駆動部カバー27が取付けられ、駆動部収納ケース28が構成されている。前記昇
降基板26と駆動部カバー27との接合部にはOリング等のシール部材29が挾設され、
前記駆動部収納ケース28内部は前記気密室4に対して気密構造となっている。
前記昇降基板26にはボート回転手段が設けられる。
前記昇降基板26の下面にはボート回転モータ31が設けられ、該ボート回転モータ31
の出力軸32は反応管2と同心であり、上端にはボート受台15が設けられている。又、
前記出力軸32の軸受部33は磁性流体シール等により気密にシールされており、該軸受
部33には軸受冷却器34が外嵌している。
前記昇降基板26の上面には昇降座35がシール材36を介して気密に取付けられ、前記
昇降座35は前記出力軸32と同心であり、該出力軸32は前記昇降座35を遊貫してい
る。
電力供給ケーブル37が前記昇降シャフト24の上端から該昇降シャフト24の中空部を
通って前記ボート回転モータ31に導かれて接続されている。又、前記軸受冷却器34、
昇降座35にはそれぞれ冷却流路34a,35aが形成されており、該冷却流路34a,
35aには冷却水配管38,39が接続されている。尚、該冷却水配管38,39、特に
冷却水配管39は被処理基板17に対して金属汚染等汚染を起こさない金属等の材質が採
用される。
前記冷却水配管38は前記昇降シャフト24の中空部を経て導かれて前記軸受冷却器34
に接続され、前記冷却水配管39は前記昇降シャフト24の中空部を経て導かれて更に前
記昇降基板26を貫通して前記昇降座35に接続されている。前記冷却水配管39の昇降
基板26貫通部は管継手41により気密となっている。
以下、作動について説明する。尚、被処理基板17の処理、ボート16への基板の移載に
ついては従来例と同様であるので説明を省略する。
図1に示す待避状態から、前記ボート16を前記反応炉1に装入する作動を説明する。
気密室4に設けられた不活性ガス供給口60から不活性ガスを気密室4内に供給する。気
密室4内に供給された不活性ガスは、貫通孔51を介して前記気密室50に設けられた排
気口61から排気される。また、前記冷却水配管38,39を介して前記冷却流路34a
,35aに冷却水を流通させ、前記軸受冷却器34を介して前記軸受部33を冷却し、前
記昇降座35を冷却する。前記昇降モータ11を駆動し、前記ボール螺子7を回転するこ
とで前記昇降台12、昇降シャフト24を介して前記駆動部収納ケース28を上昇させる
前記昇降台12の上死点近傍で前記昇降座35が前記炉口18を閉塞する。該炉口18の
下面にはシールリング42が設けられており、前記炉口18は気密に閉塞される。該炉口
18の閉塞状態で、前記シールリング42は前記昇降座35を介して冷却水により冷却さ
れる。前記被処理基板17の処理が開始されると前記ボート回転モータ31が駆動され、
前記ボート16が回転される。
処理が完了すると前記ボート16の回転が停止され、前記昇降モータ11が駆動されて、
前記ボート16が降下される。
本実施の形態に於いて、前記ボート回転モータ31は前記駆動部収納ケース28に収納さ
れ、前記気密室4内とは隔離されている。又、前記電力供給ケーブル37は駆動部カバー
27及び昇降シャフト24に収納され、前記気密室4内とは隔離されている。又、前記ガ
イドシャフト6、ボール螺子7等駆動部については前記気密室4の外(気密室50内)に
設けられ、前記気密室4内とは隔離されている。また、不活性ガスを気密室4から供給し
、前記不活性ガスを気密室50から排気することで、気密室4から気密室50に向かう気
流の流れを形成する。従って、該気密室4内には駆動機構の摺動部分、回転部分が露出し
てなく、前記電力供給ケーブル37も同様に露出してなく、また、気密室4から気密室5
0に向かう気流の流れを形成するようにしたので、気密室50内の雰囲気が貫通孔51を
通じて気密室4内に侵入することはない。
この為、駆動部に用いられている潤滑剤の蒸気、ケーブルの被覆材から発生する蒸気が前
記気密室4内に浸入することがなく、該気密室4は有機汚染物質から完全に清浄雰囲気を
保持する。尚、前記反応管2、処理後ボート16が高温状態で該ボート16を降下させ、
前記気密室4内の温度が上昇したとしても、同様に有機汚染物質によって該気密室4内の
清浄度が損われることはない。また、本発明は、図2に示す従来例のように、ボートエレ
ベータの駆動部から発生する汚染物質が気密室4内に侵入するのを防止するためのベロー
ズを用いない構成としたので、装置の製作コストを減少させると共に、ベローズの金属疲
労によりベローズが破損し、ボートエレベータから発生する汚染物質が気密室4内、ひい
ては反応室内に侵入するのを防止する。また、本発明の構成では、天板4と昇降台12と
の間にベローズを入れるためのスペースが不要となるので、そのスペースの分だけ装置の
全高を低くできる。
従って、前記反応管2、ボート16が冷却するのを待つ時間が節約され、スループットが
向上する。
又、上記実施の形態に於いて、冷却ガス導入管(図示せず)を設け、前記昇降シャフト2
4、駆動部収納ケース28内部に空気、不活性ガス等の冷却ガスを導入する様にし、更に
前記昇降シャフト24の上端部から排気し、該昇降シャフト24、駆動部収納ケース28
内部に冷却ガス流れが形成される様にし、昇降シャフト24、駆動部収納ケース28、特
に昇降シャフト24を冷却してもよい。
更に、該昇降シャフト24を冷却する手段としては、該昇降シャフト24を2重管構造と
し、該昇降シャフト24の内面に冷却流路を形成し、冷却水その他の冷却液を循環させる
ことで、昇降シャフト24を冷却する様にしてもよい。該昇降シャフト24を冷却するこ
とで、該昇降シャフト24の熱膨張が抑制され、前記ボート16の垂直方向の位置精度が
向上し、被処理基板17移載時の位置合わせが容易となる。
従って、基板処理品質を向上すると共に反応管2、ボート16が冷却するのを待つ時間が
節約され、スループットが向上する。また、気密室4内が高温状態でも高清浄雰囲気に維
持し、処理品質の信頼性を向上させると共に生産性の向上、装置価格低減、装置の小型化
を図ることができる。
尚、図1に示す本発明の実施形態では、ボートエレベータを気密室4の上方に設けたが、
これに限定されない。即ち、ボートエレベータを気密室4の下に設置して貫通孔51を気
密室4の底面に設けるようにしても良いし、ボートエレベータを気密室4の横に設置する
ようにしても良い。
本発明は適用される半導体製造装置の概略縦断面図である。 従来例の半導体製造装置の概略縦断面図である。 従来例の半導体製造装置の概略縦断面図である。
符号の説明
1 反応炉
2 反応管
4 気密室(第1の気密室)
5 ボートエレベータ
16 ボート
24 昇降シャフト
31 ボート回転モータ
35 昇降座
45 昇降シャフト
50 気密室(第2の気密室)
51 貫通孔
60 不活性ガス供給口
61 排気口

Claims (1)

  1. 反応室と、
    該反応室に連設される第1の気密室と、
    基板を保持するボートと、
    該ボートを前記反応室と前記第1の気密室との間で昇降させるボートエレベータと
    を具備する半導体製造装置に於いて、
    前記第1の気密室に第2の気密室を貫通孔を介して連設し、
    前記ボートエレベータを前記第2の気密室の内部に設け、
    前記ボートエレベータに支持される昇降シャフトを前記貫通孔を介して前記第2の気密室
    から前記第1の気密室内に遊貫させ、
    前記昇降シャフトを介してボートが昇降可能に支持され、
    前記第1の気密室に設けられたガス供給口から不活性ガスを供給し、前記貫通孔を介して
    前記第2の気密室に設けられた排気口から前記不活性ガスを排気する様にしたこと
    を特徴とする半導体製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100975646B1 (ko) 2007-08-13 2010-08-17 주식회사 시스넥스 수소화합물 기상증착기

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KR100975646B1 (ko) 2007-08-13 2010-08-17 주식회사 시스넥스 수소화합물 기상증착기

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