JP2006190812A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
基板処理装置の高さを増大させることなく、排気コンダクタンスを増大させ、処理室の圧力を低下させて基板に対する処理が行える様にする。
【解決手段】
基板50を収容し、該基板上に所望の膜を生成する処理室85と、該処理室に所望のガスを供給するガス供給手段と、前記処理室と開口54を介して気密に連設する気密室43と、該気密室に直接取付けられる排気装置59とを具備し、前記処理室の雰囲気を前記排気装置により排気する様にした。
【選択図】 図3

Description

本発明はシリコンウェーハ等の基板に酸化膜等の薄膜生成、不純物の拡散、エッチング、アニール処理等の処理を行う基板処理装置に関するものである。
シリコンウェーハ等の基板(以下ウェーハと称する)に酸化膜等の薄膜生成、不純物の拡散、エッチング、アニール処理等の処理を行う基板処理装置としては、ウェーハを1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置、或は所定枚数を一度に処理するバッチ式の基板処理装置がある。又、バッチ式の基板処理装置の1つに縦型処理炉を有する縦型基板処理装置があり、更に気密室としてのロードロック室を有する縦型基板処理装置がある。
図5に於いて、従来の基板処理装置の縦型処理炉及びロードロック室を説明する。
処理炉1はヒータ2の内部に反応管3を有し、該反応管3はOリング等のシール材4を介してインレットフランジ5に気密に立設されている。該インレットフランジ5はシール材6を介して前記反応管3と同心に気密室としてのロードロック室7の天板8に気密に立設されている。該天板8には前記インレットフランジ5と同心に開口9が形成されている。又、前記反応管3の内部に処理室10が画成されている。
前記インレットフランジ5にはガス供給管11とガス排気管12とが連通されている。前記ガス供給管11はガスノズル13及び図示しないガス供給源に接続されている。該ガスノズル13の上部開口端から前記処理室10の上部にガスが供給、拡散される様になっている。尚、前記ガス排気管12の内径は、図示した従来の基板処理装置では100mm程度である。
前記ロードロック室7側面の基板搬送口14から、前記ロードロック室7内部に設置されたボート15へ、図示しないウェーハ移載手段により所定枚数のウェーハ16が移載される。該ウェーハ16の移載完了後、ロードロックドア17により前記基板搬送口14が気密に閉塞され、前記ロードロック室7に設けられた、図示しない排気ラインから、前記ロードロック室7内の雰囲気が排気され、該ロードロック室7が真空引きされる。真空引き完了後に該ロードロック室7に設けられた、図示しない前記ガス供給ラインより、不活性ガスが導入され、前記ロードロック室7内部が前記処理室10と同圧化される。
昇降モータ18が駆動されると、上基板19と下基板20の間に掛渡したボール螺子21が回転され、該ボール螺子21及びガイドシャフト22に螺合した昇降台23が上昇される。該昇降台23に垂設された昇降シャフト24を介して、該昇降シャフト24の下端に水平に固着されたアーム25が上昇される。該アーム25に設けられたシールキャップ26にはボート軸27が設けられ、該ボート軸27の上端にボート受台28が設けられ、該ボート受台28は前記ボート15を支持している。前記アーム25の上昇に伴って前記ボート15が前記処理室10に装入され、前記シールキャップ26がシール材29を介して前記処理炉1を気密に閉塞する。又、前記ロードロック室7と前記昇降台23との間には前記昇降シャフト24の突出部を覆うベローズ30が気密に設けられ、前記ロードロック室7への外気の流入を防止している。
ターボ分子ポンプ31により前記ガス排気管12を経て、前記処理室10の雰囲気が排気され、成膜等の為の処理ガスが前記ガスノズル13から前記処理室10に供給され、該処理室10は所定の圧力に維持される。該処理室10からの排気ガスは更に、図示しない排気装置(例えばドライ回転ポンプ)により前記ターボ分子ポンプ31から排気配管32を経て排気される。前記処理室10及びウェーハ16は前記ヒータ2により所定の温度に加熱される。
所定の時間、成膜等の処理が行われた後、前記ガスノズル13より前記処理室10に不活性ガスが供給され、ガスパージされて、該処理室10は前記ロードロック室7内部と同圧化される。同圧化の後、前記ボート15が前記処理炉1から前記ロードロック室7内へ引出され、冷却後前記ロードロックドア17が開かれ、前記基板搬出口14から図示しないウェーハ移載手段によって処理済みの前記ウェーハ16が払出される。
上記縦型基板処理装置に於いて、排気系のコンダクタンスは略前記ガス排気管12によって決定される。低圧での処理、例えばシリコンのエピタキシャル成長や粗面化多結晶シリコン(hemispherical grained Si;HSG)の生成等を行う為には、排気系のコンダクタンスを増大させ、単位時間当りのガス排気量を増大させなければならない。従って、前記ガス排気管12の径を大きくする必要があるが、該ガス排気管12の径を大きくする為には、前記インレットフランジ5を高くしなければならない。該インレットフランジ5を高くすると、上記縦型基板処理装置の高さを増大させるか、若しくは前記処理室10を小型化しウェーハの処理枚数を減らして、上記縦型基板処理装置の大きさを維持しなければならないといった問題があった。
本発明は斯かる実情に鑑み、基板処理装置の高さを増大させることなく、排気経路の排気コンダクタンスを増大させ、処理室の圧力を低下させて基板に対する処理を行える様にするものである。
本発明は、基板を収容し、該基板上に所望の膜を生成する処理室と、該処理室に所望のガスを供給するガス供給手段と、前記処理室と開口を介して気密に連設する気密室と、該気密室に直接取付けられる排気装置とを具備し、前記処理室の雰囲気を前記排気装置により排気する様構成した基板処理装置に係るものである。
本発明によれば、基板を収容し、該基板上に所望の膜を生成する処理室と、該処理室に所望のガスを供給するガス供給手段と、前記処理室と開口を介して気密に連設する気密室と、該気密室に直接取付けられる排気装置とを具備し、前記処理室の雰囲気を前記排気装置により排気する様にしたので、基板処理装置の高さを増大させることなく、排気経路の排気コンダクタンスを増大させ、処理室の圧力を低下させて基板に対する処理が行えるという優れた効果を発揮する。
図1〜図4に於いて、本発明が実施される基板処理装置を説明する。
筐体33内部の前面側には、収納容器授受部としてのカセットステージ34が設けられ、図示しない外部搬送装置との間で基板収納容器としてのカセット35の授受を行う。前記カセットステージ34の後側には昇降手段としてのカセットエレベータ36が設けられ、該カセットエレベータ36には搬送手段としてのカセット搬送機37が取付けられている。前記カセットエレベータ36の後側には、前記カセット35の収納手段としてのカセット棚38が設けられ、該カセット棚38はスライドステージ39上に横行可能に設けられている。
又、前記カセット棚38の上方には前記カセット35の収納手段としてのバッファカセット棚40が設けられている。更に、該バッファカセット棚40の後側にはクリーンユニット41が設けられ、該クリーンユニット41はクリーンエアを前記筐体33の内部を流通させる様に構成されている。
該筐体33の後部上方には処理炉42が設けられ、該処理炉42の下側には、気密室としてのロードロック室43が連設され、該ロードロック室43の前面には前記カセット棚38と対向する位置に基板搬送口44が形成され、該基板搬送口44は仕切手段としてのロードロックドア45によって閉塞される。
前記処理炉42の後側には昇降手段としてのボートエレベータ46(後述)が設けられ、該ボートエレベータ46は前記ロードロック室43を気密に貫通する昇降シャフト47、該昇降シャフト47より延出する昇降基板48を有する。前記ロードロック室43内部には、基板保持具としてのボート49が収納され、該ボート49はウェーハ50を水平姿勢で多段に保持し、前記ボートエレベータ46によって昇降され、前記処理炉42に装入、引出し可能となっている。
前記ロードロック室43にはガス供給ライン51が連通され、窒素ガス等の不活性ガスがガスパージ等の目的で供給可能となっている。
前記ロードロック室43と前記カセット棚38との間には図示しない昇降手段としての移載エレベータが設けられ、該移載エレベータには基板移載手段としてのウェーハ移載機52が取付けられている。
前記ロードロック室43及び前記ボートエレベータ46について図2、図3を参照して説明する。
前記ロードロック室43の天板53には開口54が形成され、該開口54と同心に前記処理炉42が前記天板53上に立設されている。
前記ロードロック室43の後面には第1ガス排気口55及び第2ガス排気口56が設けられ、前記第1ガス排気口55に第1ポンプ57(例えばターボ分子ポンプ)が連通し、前記第2ガス排気口56に第2ポンプ58が連設している。前記第1ポンプ57及び第2ポンプ58は排気装置59を構成する。
前記第1ポンプ57は第1排気分岐管60に接続され、前記第2ポンプ58は第2排気分岐管61に接続されている。前記第1排気分岐管60及び第2排気分岐管61は排気配管62に設けられており、該排気配管62は図示しない排気装置(例えばドライ回転ポンプ)に接続されている。
前記ロードロック室43の外側面の上方に下基板63が設けられ、該下基板63に立設したガイドシャフト64の上端に上基板65が設けられ、前記下基板63と上基板65の間に掛渡してボール螺子66が回転自在に設けられる。該ボール螺子66は前記上基板65に設けられた昇降モータ67により回転される。前記ガイドシャフト64には昇降台68が昇降自在に嵌合し、該昇降台68は前記ボール螺子66に螺合している。
前記昇降台68には中空の前記昇降シャフト47が垂設され、前記下基板63、ガイドシャフト64、上基板65、ボール螺子66、昇降モータ67、昇降台68と共に前記ボートエレベータ46を構成する。
前記昇降台68と前記昇降シャフト47の支持部は気密となっている。該昇降シャフト47は前記ロードロック室43の天板53を遊貫し、前記ロードロック室43の底面近くに到達する。前記昇降シャフト47の貫通部は該昇降シャフト47の昇降動に対して接触することがない様充分な余裕があり、又前記ロードロック室43と前記昇降台68との間には前記昇降シャフト47の突出部を覆うベローズ69が気密に設けられ、該ベローズ69は前記昇降台68の昇降量に対応できる充分な伸縮量を有し、該ベローズ69の内径は前記昇降シャフト47の外径に比べ充分に大きく前記ベローズ69の伸縮で接触することがない様になっている。
前記昇降シャフト47の下端には前記昇降基板48が水平に固着される。該昇降基板48の下面には駆動部カバー70が取付けられ、駆動部収納ケース71が構成されている。前記昇降基板48と駆動部カバー70との接合部にはOリング等のシール材72が挾設され、前記駆動部収納ケース71内部は前記ロードロック室43に対して気密構造となっている。
前記昇降基板48の下面にはボート回転モータ73が設けられ、該ボート回転モータ73には出力軸74が前記開口54と同心に設けられ、前記出力軸74の上端にはボート受台75が設けられている。又、前記出力軸74の軸受部76は磁性流体シール等により気密にシールされており、該軸受部76には軸受冷却器77が外嵌している。
電力供給ケーブル78が前記昇降シャフト47の上端から該昇降シャフト47の中空部を通って前記ボート回転モータ73に導かれて接続されている。又、前記軸受冷却器77には冷却流路79が形成されており、該冷却流路79には冷却水配管80が接続されている。該冷却水配管80は前記昇降シャフト47の中空部を経て導かれて前記軸受冷却器77に接続されている。
前記処理炉42について図4を参照して説明する。
前記ロードロック室43の天板53にシール材81を介してインレットフランジ82が気密に、前記開口54と同心に立設されている。前記インレットフランジ82に反応管83がOリング等のシール材84を介して気密に立設されている。前記反応管83は石英等の耐熱性を有し、前記ウェーハ50を汚染しない材料であり、下端が開口する有天筒形状となっており、処理室85が画成されている。前記反応管83がヒータ86に囲繞され前記処理炉42が構成されている。尚、前記インレットフランジ82の内径は300mm程度である。
前記インレットフランジ82にはガス供給管87が連通され、該ガス供給管87の端部にガスノズル88が設けられ、該ガスノズル88は前記反応管83の内壁に沿って前記処理室85の上方に延び、上端は該処理室85の上部に開口している。又、前記ガス供給管87には給気バルブ89が設けられ、更に前記ガス供給管87の上流側の端部には第1分岐管90、第2分岐管91、第3分岐管92が接続されている。
前記第1分岐管90は第1ガス供給源93に接続され、更に第1バルブ94、ガスの流量を調節する為の第1マスフローコントローラ(MFC)95が設けられている。同様に前記第2分岐管91は第2ガス供給源96に接続され、更に第2バルブ97、第2マスフローコントローラ98が設けられ、前記第3分岐管92は第3ガス供給源99に接続され、更に第3バルブ100、第3マスフローコントローラ101が設けられている。前記ガス供給管87、ガスノズル88、給気バルブ89、第1分岐管90、第2分岐管91、第3分岐管92、第1バルブ94、第2バルブ97、第3バルブ100、第1マスフローコントローラ95、第2マスフローコントローラ98、第3マスフローコントローラ101、第1ガス供給源93、第2ガス供給源96及び第3ガス供給源99はガス供給手段102を構成する。
前記第1マスフローコントローラ95、第2マスフローコントローラ98及び第3マスフローコントローラ101は制御装置103に接続され、該制御装置103によりそれぞれ独立にガス流量が制御される。又、前記第1バルブ94、第2バルブ97及び第3バルブ100は前記制御装置103に接続され、該制御装置103によりそれぞれ独立に開閉が制御される。更に前記給気バルブ89は前記制御装置103に接続され、該制御装置103により開閉が制御され、前記処理室85へのガス供給量が制御される様になっている。
前記ヒータ86は、例えば抵抗加熱方式の場合にはヒータ素線と断熱部材によって構成され、該ヒータ86は前記制御装置103に接続され、該制御装置103により前記処理室85の温度が制御される。又、前記ボート回転モータ73は前記制御装置103により駆動制御され、前記ボート49の回転が制御される。
以下、上記基板処理装置に於ける作動を説明する。
図示しない外部搬送装置から搬送された前記カセット35は、前記カセットステージ34に載置され、該カセットステージ34で前記カセット35の姿勢は90゜変更され、前記カセットエレベータ36の昇降動作、横行動作及び、前記カセット搬送機37の進退動作の協働により前記カセット棚38又は、前記バッファカセット棚40に搬送される。
前記ボート49が前記ボートエレベータ46により前記ロードロック室43内に降下され、前記ロードロックドア45が開かれる。
前記スライドステージ39は前記カセット棚38を水平移動させ、移載の対象となる前記カセット35を前記ウェーハ移載機52に対峙する様に位置決めする。該ウェーハ移載機52は昇降動作、回転動作の協働により前記ウェーハ50を前記カセット35より前記ボート49へと移載する。前記ウェーハ50の移載はいくつかの前記カセット35に対して行われ、前記ボート49へ所定枚数のウェーハ50の移載が完了した後、前記ロードロックドア45が閉じられる。
前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58により前記処理室85及びロードロック室43の雰囲気が吸引、排気される。前記処理室85の雰囲気は前記開口54及びインレットフランジ82を介し、前記ロードロック室43を経て前記第1ポンプ57及び第2ポンプ58により排気される。前記処理室85から前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58に至る排気経路中、前記開口54或は前記インレットフランジ82が最小の径を持ち、従来例の前記ガス排気管12に比べて排気経路の最小径は大幅に増大している。
前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58により排出された排気ガスは更に前記第1排気分岐管60及び前記第2排気分岐管61から前記排気配管62を経て図示しない排気装置(例えばドライ回転ポンプ)により排気される。
前記ガス供給ライン51から前記ロードロック室43に不活性ガスが供給され、前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58により排気されて、前記処理室85及びロードロック室43内部は所定の気圧(0.1Pa〜1000Pa)に維持される。前記ヒータ86により前記処理室85及びウェーハ50が加熱され、該ウェーハ50は600℃〜900℃の所定の処理温度に保持される。尚、処理内容に対応して、前記処理室85の圧力、温度設定は選択される。
前記昇降モータ67を駆動し、前記ボール螺子66が回転されることで前記昇降台68、昇降シャフト47を介して前記駆動部収納ケース71が上昇する。該駆動部収納ケース71の上昇に伴って前記ボート49が上昇し、前記処理室85に装入される。前記ウェーハ50に対する処理状態では、前記昇降台68の位置は、前記昇降基板48と前記開口54とが所定の空間を隔てた高さとなっている。而して、前記ウェーハ50の処理状態で、前記処理室85と前記ロードロック室43とは前記空間を介して連通している。
次に前記ウェーハ50に対してSiGeエピタキシャル成長の処理が行われる。
前記第1ガス供給源93から第1処理ガスとしてSiH4 或はSi2 H6 が供給され、前記第1処理ガスの流量は前記第1マスフローコントローラ95により調節される。前記第2ガス供給源96から第2処理ガスとしてGeH4 が供給され、前記第2処理ガスの流量は前記第2マスフローコントローラ98により調節される。前記第3ガス供給源99から第3処理ガスとして希釈ガス(例えば窒素ガス)が供給され、前記第3処理ガスの流量は前記第3マスフローコントローラ101により調節される。
前記第1バルブ94が開かれ第1処理ガスが前記ガス供給管87に流入し、前記第2バルブ97が開かれ第2処理ガスが前記ガス供給管87に流入し、前記第3バルブ100が開かれ第3処理ガスが前記ガス供給管87に流入し、第1処理ガス、第2処理ガス及び第3処理ガスは所定の混合比で混合される。
前記給気バルブ89が開かれ、混合ガスは前記ガスノズル88を経て前記処理室85の上部から前記ウェーハ50表面に供給され、該ウェーハ50に対して、所定の成膜圧力(減圧下)の下でSiGeエピタキシャル成長が行われる。
処理中、前記混合ガス或はウェーハ処理による反応生成物等のガスは前記昇降基板48と前記開口54の間の前記空間を介して前記ロードロック室43へ流入し前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58により排気される。排気ガスは更に前記第1ポンプ57から前記第1排気分岐管60を経て前記排気配管62に排気され、前記第2ポンプ58から前記第2排気分岐管61を経て前記排気配管62に排気され、図示しない排気装置により前記排気配管62から排気される。
又、前記ボート回転モータ73が駆動され、前記ボート49が回転される。該ボート49が回転することで、前記ウェーハ50面内での処理の均一性が向上する。前記冷却水配管80を介して前記冷却流路79に冷却水を流通させ、前記軸受冷却器77を介して前記軸受部76を冷却する。
尚、前記ボート回転モータ73、ガイドシャフト64、電力供給ケーブル78等は前記ロードロック室43の雰囲気から隔離されており、これらの部材による前記ウェーハ50の汚染が抑制される。
所定の時間(5分〜120分)、処理が継続された後、前記第3マスフローコントローラ98が不活性ガスの流量を調節し、前記第1バルブ94及び前記第2バルブ97が閉じられて、前記混合ガスの供給が停止され不活性ガスに置換される。前記混合ガスは前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58により排気され、更に前記ガス供給ライン51から前記ロードロック室43に不活性ガスが供給され、前記処理室85及び前記ロードロック室43内部がガスパージされ、大気圧に復圧される。又、前記ボート49の回転が停止される。
復圧後、前記昇降モータ67が駆動されて、前記ボート49が降下され、前記ロードロック室43内に引出される。処理によって加熱された前記ウェーハ50が所要の温度(例えば100℃)迄冷却された後、前記ロードロックドア45が開かれる。
処理済みのウェーハ50は前記ウェーハ移載機52により前記ボート49から前記カセット棚38のカセット35へ移載され、更に前記カセット搬送機37により、処理済みのウェーハ50が装填された前記カセット35は前記カセットステージ34に搬送され、図示しない外部搬送装置により前記カセット35は搬出される。
前記カセット搬送機37、ウェーハ移載機52等の動作は、搬送制御手段104により制御される。
本発明の実施の形態に於いて、前記処理室85の雰囲気は前記インレットフランジ82、前記開口54、前記ロードロック室43を介して排気される。
ガスの分子流領域では、下記式(1)に表される様に、排気コンダクタンスCは排気経路の径dの3乗に比例し排気経路の長さLに反比例する。従来例の排気経路では前記ガス排気管12が最小の径として100mm程度を持ち、本発明の排気経路では前記開口54或は前記インレットフランジ82が最小の径として300mm程度を持つ。本発明の実施の形態に於いては、従来例と比較して9倍以上、排気コンダクタンスが増大され、単位時間当りの排気量が増大される。而して、基板処理装置の高さを増大させることなく、或は前記処理室85の高さを減少させてウェーハの処理枚数を減少させることなく、前記処理室85の圧力を低下させることができる。
C=121×d3 /L …(1)
Cは排気コンダクタンス、dは配管の径、Lは配管(排気経路)の長さである。
尚、本発明の実施の形態に於いては、2つのポンプを前記ロードロック室43に直接取付けたが、前記ロードロック室43が広い平板の側面を有するので、2つに限らず1つ或は複数個設置してもよい。又、前記第1ポンプ57及び前記第2ポンプ58は配管を介して前記ロードロック室43に取付けてもよい。更に、前記インレットフランジ82に排気管等を介さず直接ポンプ等の排気装置を設けてもよい。
更に、前記開口54にゲートバルブを設け、前記処理室85と前記ロードロック室43を分離し、前記処理室85への外気の流入の防止或は該処理室85から前記ロードロック室43への熱伝導の抑制を行うことも可能である。
本発明が実施される基板処理装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に於ける処理炉及びロードロック室を示す断面図であり、ボートの降下状態を示す図である。 本発明の実施の形態に於ける処理炉及びロードロック室を示す断面図であり、ボートの装入状態を示す図である。 本発明の実施の形態に於ける処理炉の断面図である。 従来の基板処理装置の処理炉及びロードロック室の断面図である。
符号の説明
43 ロードロック室
50 ウェーハ
54 開口
55 第1ガス排気口
56 第2ガス排気口
57 第1ポンプ
58 第2ポンプ
59 排気装置
60 第1排気分岐管
61 第2排気分岐管
82 インレットフランジ
85 処理室
87 ガス供給管
88 ガスノズル
89 給気バルブ
90 第1分岐管
91 第2分岐管
92 第3分岐管
93 第1ガス供給源
94 第1バルブ
95 第1マスフローコントローラ
96 第2ガス供給源
97 第2バルブ
98 第2マスフローコントローラ
99 第3ガス供給源
100 第3バルブ
101 第3マスフローコントローラ
102 ガス供給手段

Claims (1)

  1. 基板を収容し、該基板上に所望の膜を生成する処理室と、該処理室に所望のガスを供給するガス供給手段と、前記処理室と開口を介して気密に連設する気密室と、該気密室に直接取付けられる排気装置とを具備し、前記処理室の雰囲気を前記排気装置により排気する様構成したことを特徴とする基板処理装置。
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