JP2002289600A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2002289600A
JP2002289600A JP2001091652A JP2001091652A JP2002289600A JP 2002289600 A JP2002289600 A JP 2002289600A JP 2001091652 A JP2001091652 A JP 2001091652A JP 2001091652 A JP2001091652 A JP 2001091652A JP 2002289600 A JP2002289600 A JP 2002289600A
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泰啓 井ノ口
Atsushi Moriya
敦 森谷
Satoru Takami
哲 高見
Nobuhito Shima
信人 嶋
Makoto Sanbe
誠 三部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気密室を有する半導体製造装置に於いて、気密
室内が高温状態でも高清浄雰囲気に維持し、処理品質の
信頼性を向上すると共に生産性の向上を図る。 【解決手段】反応室と、該反応室に連設される気密室4
と、基板を保持するボート16と、該ボートを前記反応
室と気密室間で昇降するボートエレベータ5を具備する
半導体製造装置に於いて、前記ボートエレベータを前記
気密室の外部に設け、前記ボートエレベータが支持した
昇降シャフト24を前記気密室内に遊貫させ、貫通部を
ベローズ25で気密にシールし、前記昇降シャフトを介
して昇降座35が昇降可能に支持され、該昇降座の上側
に前記ボートが載置されるボート受台15を回転可能に
設け、下側に前記気密室と隔離した空間28を形成し、
前記ボート受台を回転するボート回転手段31を前記空
間に収納される様に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウェーハ
等半導体基板に薄膜の生成、不純物の拡散、エッチング
等所要の処理を行い半導体デバイスを製造する半導体製
造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高清浄度が要求される処理に対応する半
導体製造装置では、反応室下方に反応室への大気の浸入
を防止する為の気密室を有し、該気密室を真空状態と
し、或は不活性ガス雰囲気として反応室への基板の装
入、引出しを行っている。
【0003】図4により、気密室を具備した従来の半導
体製造装置について説明する。
【0004】反応炉1は反応管2、該反応管2を囲繞す
るヒータユニット3から成り、前記反応管2の下方には
気密室4が気密に連設されている。
【0005】該気密室4内部にはボートエレベータ5が
設けられている。該ボートエレベータ5は鉛直方向に延
びるガイドシャフト6、ボール螺子7を具備し、該ガイ
ドシャフト6、ボール螺子7は下基板8、上基板9によ
り支持され、前記ボール螺子7の上端は前記気密室4の
天井を気密に貫通し、前記ボール螺子7の突出端には昇
降モータ11が連結されている。前記ガイドシャフト6
に摺動自在に嵌合し、前記ボール螺子7に螺合する昇降
台12には昇降座13が設けられ、該昇降座13にはボ
ート回転装置14が取付けられている。
【0006】該ボート回転装置14はボート受台15を
回転自在に支持し、該ボート受台15にはボート16が
載置される。該ボート16はウェーハ等の被処理基板1
7を水平姿勢で多段に保持するものであり、該被処理基
板17は前記反応管2内で前記ボート16に保持された
状態で処理される。尚、前記反応管2と気密室4とは炉
口18を介して連通し、該炉口18は前記昇降座13又
は炉口蓋(図示せず)により気密に閉塞可能となってい
る。
【0007】前記ボート16には該ボート16の降下状
態で、前記気密室4の側面に設けた基板搬送口19から
図示しない基板移載機により被処理基板17が移載され
る様になっており、前記基板搬送口19はゲート弁21
により気密に閉塞される様になっている。
【0008】基板を処理する場合は、前記気密室4内を
真空、或は不活性ガス雰囲気とし、図示しない炉口蓋を
開き、前記昇降モータ11を駆動することで、前記ボー
トエレベータ5により前記ボート16が前記反応管2内
に装入される。即ち、前記ボール螺子7が回転され、前
記昇降台12、昇降座13、ボート受台15を介して被
処理基板17を保持した前記ボート16が上昇され、前
記反応管2内に前記ボート16が装入される。
【0009】該ボート16が前記反応管2内に完全に装
入されると、前記炉口18は前記昇降座13により気密
に閉塞される。
【0010】前記反応管2内が前記ヒータユニット3に
より加熱され、反応ガスが導入されて前記被処理基板1
7に所要の処理が成される。処理が行われている間、前
記ボート回転装置14により前記ボート受台15を介し
て前記ボート16が回転される。該ボート16の回転に
より前記被処理基板17面内での処理状態が均一化す
る。
【0011】処理が完了すると、前記ボートエレベータ
5により前記ボート16が降下され、前記炉口18が図
示しない炉口蓋で閉塞されると、前記気密室4内がガス
パージされ、所要の雰囲気となったところで前記ゲート
弁21が前記基板搬送口19を開き、図示しない基板移
載機により処理済の基板が搬出される。未処理基板が再
び前記ボート16に移載され、処理が続行される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記気密室4は前記反
応管2内(反応室)に大気の浸入、即ち基板処理に於い
て有害な物質が反応室に浸入することを防止する目的で
設けられている。
【0013】上記した様に、前記ボート16は前記ボー
トエレベータ5により前記反応管2に装入、引出しさ
れ、又処理中は前記ボート16は前記ボート回転装置1
4により前記反応管2内で回転される。
【0014】上記した従来の半導体製造装置では前記ボ
ートエレベータ5、ボート回転装置14はそれぞれ前記
気密室4内に設けられ、前記ガイドシャフト6、ボール
螺子7は前記気密室4内に露出している。斯かるガイド
シャフト6、ボール螺子7には潤滑の為、グリース等の
潤滑剤が塗布されている。又、前記ボート回転装置14
はモータ等の発動機を有しており、該発動機に対して給
電する為のケーブルが前記気密室4内に配線されてい
る。
【0015】高清浄下では、前記潤滑剤の蒸気、ケーブ
ルの被覆材から発生する蒸気も有害物質となり、更に前
記ボール螺子7が回転することで、又前記昇降台12が
昇降することで、有機汚染物質が飛散する。斯かる有機
汚染物質が前記被処理基板17に付着した場合は、膜成
長不良の原因となる。
【0016】又、加熱されたボート16、処理後の余熱
を持っているボート16を前記気密室4内に降下(待
避)させた場合、該気密室4内部の温度が上昇し、前記
有機汚染物質の蒸発量が多くなり、基板に汚染物質が付
着する可能性が一層高くなるという問題があった。
【0017】この為、処理後反応管2内の温度が100
℃以下になる迄冷却し、前記ボート16の温度が充分に
下がってから、前記気密室4内に引出す場合もあった。
然し、この場合、前記反応管2内部の温度、ボート16
の温度が下がる迄の冷却時間が長く、スループットが低
下するという問題があった。
【0018】本発明は斯かる実情に鑑み、気密室内が高
温状態でも高清浄雰囲気に維持し、処理品質の信頼性を
向上させると共に生産性の向上を図るものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、反応室と、該
反応室に連設される気密室と、基板を保持するボート
と、該ボートを前記反応室と気密室間で昇降するボート
エレベータを具備する半導体製造装置に於いて、前記ボ
ートエレベータを前記気密室の外部に設け、前記ボート
エレベータが支持した昇降シャフトを前記気密室内に遊
貫させ、貫通部をベローズで気密にシールし、前記昇降
シャフトを介して昇降座が昇降可能に支持され、該昇降
座の上側に前記ボートが載置されるボート受台を回転可
能に設け、下側に前記気密室と隔離した空間を形成し、
前記ボート受台を回転するボート回転手段を前記空間に
収納される様に設けた半導体製造装置に係るものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0021】図1、図2中、図4中で示したものと同等
のものには同符号を付し説明を省略する。又、図1はボ
ートの待避状態、図2はボートの装入状態を示してい
る。
【0022】気密室4の外面に下基板8が設けられ、該
下基板8に立設したガイドシャフト6の上端に上基板9
が設けられ、前記下基板8と上基板9間に掛渡してボー
ル螺子7が回転自在に設けられる。該ボール螺子7は前
記上基板9に設けられた昇降モータ11により回転され
る。前記ガイドシャフト6には昇降台12が昇降自在に
嵌合し、該昇降台12は前記ボール螺子7に螺合してい
る。
【0023】半導体製造装置が複数台配置される場合に
は、基板搬送口19を有する側面と隣接する側面側に配
置されていくので、該基板搬送口19の対面壁はメンテ
ナンスの為開放可能に作られるので、その場合、前記下
基板8は基板搬送口19を有する側面と隣接する側面に
設ける。
【0024】前記昇降台12には中空の昇降シャフト2
4が垂設され、前記昇降台12と昇降シャフト24の支
持部は気密となっている。該昇降シャフト24は前記気
密室4の天板4aを遊貫し、前記気密室4の底面近くに
到達する。前記昇降シャフト24の貫通部は該昇降シャ
フト24の昇降動に対して接触することがない様充分な
余裕があり、又前記気密室4と前記昇降台12間には前
記昇降シャフト24の突出部を覆うベローズ25が気密
に設けられ、該ベローズ25は前記昇降台12の昇降量
に対応できる充分な伸縮量を有し、前記ベローズ25の
内径は前記昇降シャフト24の外形に比べ充分に大きく
前記ベローズ25の伸縮で接触することがない様になっ
ている。
【0025】前記昇降シャフト24の下端には昇降基板
26が水平に固着される。該昇降基板26の下面には駆
動部カバー27が取付けられ、駆動部収納ケース28が
構成されている。前記昇降基板26と駆動部カバー27
との接合部にはOリング等のシール部材29が挾設さ
れ、前記駆動部収納ケース28内部は前記気密室4に対
して気密構造となっている。
【0026】前記昇降基板26にはボート回転手段が設
けられる。
【0027】前記昇降基板26の下面にはボート回転モ
ータ31が設けられ、該ボート回転モータ31の出力軸
32は反応管2と同心であり、上端にはボート受台15
が設けられている。又、前記出力軸32の軸受部33は
磁性流体シール等により気密にシールされており、該軸
受部33には軸受冷却器34が外嵌している。
【0028】前記昇降基板26の上面には昇降座35が
シール材36を介して気密に取付けられ、前記昇降座3
5は前記出力軸32と同心であり、該出力軸32は前記
昇降座35を遊貫している。
【0029】電力供給ケーブル37が前記昇降シャフト
24の上端から該昇降シャフト24の中空部を通って前
記ボート回転モータ31に導かれて接続されている。
又、前記軸受冷却器34、昇降座35にはそれぞれ冷却
流路34a,35aが形成されており、該冷却流路34
a,35aには冷却水配管38,39が接続されてい
る。尚、該冷却水配管38,39、特に冷却水配管39
は被処理基板17に対して金属汚染等汚染を起こさない
金属等の材質が採用される。
【0030】前記冷却水配管38は前記昇降シャフト2
4の中空部を経て導かれて前記軸受冷却器34に接続さ
れ、前記冷却水配管39は前記昇降シャフト24の中空
部を経て導かれて更に前記昇降基板26を貫通して前記
昇降座35に接続されている。前記冷却水配管39の昇
降基板26貫通部は管継手41により気密となってい
る。
【0031】以下、作動について説明する。尚、被処理
基板17の処理、ボート16への基板の移載については
従来例と同様であるので説明を省略する。
【0032】図1に示す待避状態から、前記ボート16
を前記反応炉1に装入する。
【0033】前記冷却水配管38,39を介して前記冷
却流路34a,35aに冷却水を流通させ、前記軸受冷
却器34を介して前記軸受部33を冷却し、前記昇降座
35を冷却する。前記昇降モータ11を駆動し、前記ボ
ール螺子7を回転することで前記昇降台12、昇降シャ
フト24を介して前記駆動部収納ケース28を上昇させ
る。
【0034】前記昇降台12の上死点近傍で前記昇降座
35が前記炉口18を閉塞する(図2参照)。該炉口1
8の下面にはシールリング42が設けられており、前記
炉口18は気密に閉塞される。該炉口18の閉塞状態
で、前記シールリング42は前記昇降座35を介して冷
却水により冷却される。前記被処理基板17の処理が開
始されると前記ボート回転モータ31が駆動され、前記
ボート16が回転される。
【0035】処理が完了すると前記ボート16の回転が
停止され、前記昇降モータ11が駆動されて、前記ボー
ト16が降下される。
【0036】本実施の形態に於いて、前記ボート回転モ
ータ31は前記駆動部収納ケース28に収納され、前記
気密室4内とは隔離されている。又、前記電力供給ケー
ブル37は駆動部カバー27及び昇降シャフト24に収
納され、前記気密室4内とは隔離されている。又、前記
ガイドシャフト6、ボール螺子7等駆動部については前
記気密室4の外に設けられている。従って、該気密室4
内には駆動機構の摺動部分、回転部分が露出してなく、
前記電力供給ケーブル37も同様に露出していない。
【0037】この為、駆動部に用いられている潤滑剤の
蒸気、ケーブルの被覆材から発生する蒸気が前記気密室
4内に浸入することがなく、該気密室4は有機汚染物質
から完全に清浄雰囲気を保持する。尚、前記反応管2、
処理後ボート16が高温状態で該ボート16を降下さ
せ、前記気密室4内の温度が上昇したとしても、同様に
有機汚染物質によって該気密室4内の清浄度が損われる
ことはない。
【0038】従って、前記反応管2、ボート16が冷却
するのを待つ時間が節約され、スループットが向上す
る。
【0039】又、上記実施の形態に於いて、冷却ガス導
入管(図示せず)を設け、前記昇降シャフト24、駆動
部収納ケース28内部に空気、不活性ガス等の冷却ガス
を導入する様にし、更に前記昇降シャフト24の上端部
から排気し、該昇降シャフト24、駆動部収納ケース2
8内部に冷却ガス流れが形成される様にし、昇降シャフ
ト24、駆動部収納ケース28、特に昇降シャフト24
を冷却してもよい。
【0040】更に、該昇降シャフト24を冷却する手段
としては、該昇降シャフト24を2重管構造とし、該昇
降シャフト24の内面に冷却流路を形成し、冷却水その
他の冷却液を循環させることで、昇降シャフト24を冷
却する様にしてもよい。該昇降シャフト24を冷却する
ことで、該昇降シャフト24の熱膨張が抑制され、前記
ボート16の垂直方向の位置精度が向上し、被処理基板
17移載時の位置合わせが容易となる。
【0041】次に、図3により他の実施の形態について
説明する。
【0042】図3中、図1中で示したものと同様のもの
には同符号を付してある。
【0043】気密室4の下面に上基板9が固着され、該
上基板9に対向して下基板8が配設され、該下基板8と
前記上基板9間にガイドシャフト6が設けられると共に
ボール螺子7が回転自在に設けられている。前記ガイド
シャフト6に昇降台12が摺動自在に設けられ、該昇降
台12には前記ボール螺子7が螺合している。前記昇降
台12は水平方向に延出しており、該昇降台12に昇降
シャフト45が立設されている。
【0044】前記気密室4の底板にはシャフト孔46が
穿設されており、前記昇降シャフト45は前記シャフト
孔46を貫通して前記気密室4内に延出している。前記
昇降シャフト45の上端には昇降座35が固着され該昇
降座35の下面にボート回転モータ31が設けられてい
る。該ボート回転モータ31の回転部は、図1で示した
と同様磁気シールされており、又軸受冷却器(図示せ
ず)により冷却されている。前記昇降座35内部にも図
1で示した様に、冷却流路が形成されており、該冷却水
路には冷却水配管38,39を介して冷却水が循環され
る様になっている。
【0045】前記昇降座35と前記気密室4の底面との
間にはベローズ47が前記昇降シャフト45を覆う様に
設けられ、該昇降シャフト45の貫通部を気密にシール
している。又、前記ベローズ47は前記昇降座35の昇
降に対応できるだけの伸縮量を有している。
【0046】前記ボート回転モータ31には電力供給ケ
ーブル37が接続され、軸受冷却器(図示せず)には冷
却水配管38を介して冷却水が供給される。前記ボート
回転モータ31の出力軸32の上端にはボート受台15
が設けられ、該ボート受台15にはボート16が載置さ
れる。
【0047】以下、作動を説明する。
【0048】昇降モータ11の駆動により、前記ボール
螺子7が回転され、前記昇降台12、昇降シャフト45
を介して前記昇降座35が上昇し、前記ボート16が前
記反応管2内に装入される。完全に装入された状態では
前記昇降座35は炉口18を気密に閉塞し、又シール部
材(図示せず)は前記冷却水配管38から供給される冷
却水により冷却される。
【0049】又、処理後は前記昇降モータ11の駆動に
より、前記ボート16が降下される。
【0050】上記他の実施の形態に於いて、前記ボート
回転モータ31、及びガイドシャフト6、ボール螺子7
等のボートエレベータ5駆動機構部は前記ベローズ47
で前記気密室4とは完全に隔離され、該気密室4の外に
設けられている。
【0051】従って、該気密室4内には駆動機構の摺動
部分、回転部分が露出してなく、前記電力供給ケーブル
37も同様に露出していない。
【0052】この為、駆動部に用いられている潤滑剤の
蒸気、ケーブルの被覆材から発生する蒸気が前記気密室
4内に浸入することがなく、該気密室4は有機汚染物質
から完全に清浄雰囲気を保持する。尚、前記反応管2、
処理後ボート16が高温状態で該ボート16を降下さ
せ、前記気密室4内の温度が上昇したとしても、同様に
有機汚染物質によって該気密室4内の清浄度が損われる
ことはない。更に、前記ボート16の降下状態では前記
昇降シャフト45は前記気密室4の下方に位置し、該気
密室4内の熱の影響を受けないので、熱膨張の対策を講
じなくてもよい。
【0053】従って、基板処理品質を向上すると共に反
応管2、ボート16が冷却するのを待つ時間が節約さ
れ、スループットが向上する。
【0054】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応室
と、該反応室に連設される気密室と、基板を保持するボ
ートと、該ボートを前記反応室と気密室間で昇降するボ
ートエレベータを具備する半導体製造装置に於いて、前
記ボートエレベータを前記気密室の外部に設け、前記ボ
ートエレベータが支持した昇降シャフトを前記気密室内
に遊貫させ、貫通部をベローズで気密にシールし、前記
昇降シャフトを介して昇降座が昇降可能に支持され、該
昇降座の上側に前記ボートが載置されるボート受台を回
転可能に設け、下側に前記気密室と隔離した空間を形成
し、前記ボート受台を回転するボート回転手段を前記空
間に収納される様に設けたので、ボートエレベータの駆
動部、ボート回転手段の駆動部は気密室の内部から完全
に隔離されるので、駆動部からの汚染物質の浸入を完全
に防止でき、高清浄雰囲気で良質な膜を生成することが
でき、又、高温状態のボートを気密室に待避させても、
熱により汚染物質の浸入が助長されないので、温度が低
く冷却効果の高い気密室内でのボートの冷却が行え、冷
却時間を短縮でき、生産性を向上させることが可能であ
る等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略断面図である。
【図2】同前本発明の実施の形態の作動を示す概略断面
図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す概略断面図であ
る。
【図4】従来例の概略断面図である。
【符号の説明】
1 反応炉 2 反応管 4 気密室 5 ボートエレベータ 12 昇降台 15 ボート受台 16 ボート 24 昇降シャフト 25 ベローズ 28 駆動部収納ケース 31 ボート回転モータ 35 昇降座 45 昇降シャフト 47 ベローズ
フロントページの続き (72)発明者 高見 哲 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 嶋 信人 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 (72)発明者 三部 誠 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5F045 AA06 BB08 BB14 BB15 DP19 EB02 EB08 EN01 EN02 EN05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応室と、該反応室に連設される気密室
    と、基板を保持するボートと、該ボートを前記反応室と
    気密室間で昇降するボートエレベータを具備する半導体
    製造装置に於いて、前記ボートエレベータを前記気密室
    の外部に設け、前記ボートエレベータが支持した昇降シ
    ャフトを前記気密室内に遊貫させ、貫通部をベローズで
    気密にシールし、前記昇降シャフトを介して昇降座が昇
    降可能に支持され、該昇降座の上側に前記ボートが載置
    されるボート受台を回転可能に設け、下側に前記気密室
    と隔離した空間を形成し、前記ボート受台を回転するボ
    ート回転手段を前記空間に収納される様に設けたことを
    特徴とする半導体製造装置。
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