JP2003297383A - 燃料電池用セパレータ - Google Patents

燃料電池用セパレータ

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JP2003297383A JP2002103797A JP2002103797A JP2003297383A JP 2003297383 A JP2003297383 A JP 2003297383A JP 2002103797 A JP2002103797 A JP 2002103797A JP 2002103797 A JP2002103797 A JP 2002103797A JP 2003297383 A JP2003297383 A JP 2003297383A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、集電性能と成形性、強度および耐
食性の両方を満足する燃料電池、特に固体高分子電解質
型燃料電池用のセパレータを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 金属基板11の少なくとも片面に、樹脂
と導電性充填剤を混合した樹脂導電層12を設けた燃料
電池用セパレータであって、前記樹脂導電層が、体積抵
抗率が1.0Ω・cm以下の第1の樹脂層13と、樹脂
導電層の表面を形成し且つ体積抵抗率が前記第1の樹脂
層よりも小さい第2の樹脂層14とを少なくとも有する
ことを特徴とする燃料電池用セパレータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池用セパレー
タに係り、詳しくは単電池を複数積層して構成する燃料
電池において隣接する単電池間に設けられ、電極との間
で燃料ガス流路及び酸化ガス流路を形成すると共に燃料
ガスと酸化ガスとを隔てる燃料電池用セパレータであっ
て、特に成形性、強度、耐食性に優れた燃料電池用セパ
レータに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池、特に固体高分子型燃料電池を
構成するセパレータは、固体電解質膜を両側から挟持す
る各電極に接触して配置されて、該電極との間に燃料ガ
ス、酸化剤ガス等の供給ガス流路を形成するため、セパ
レータの電極に対向する面にはガス流路を形成するため
の多数の突起部、溝部等が形成される。
【0003】また、燃料電池の単電池の起電力は、1V
以下と低く、通常、複数個の単電池をセパレータを介し
て積層して構成される。そのため、セパレータは、電極
と接触して電流を導出する役割を果たすため、集電性能
に優れたものが要求される。
【0004】従来、一般に燃料電池用セパレータとして
は、基材として強度、導電性に優れた緻密カーボングラ
ファイト、またはステンレス鋼(SUS)、チタン、ア
ルミニウム等の金属材料で構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、緻密カーボン
グラファイトにて構成されるセパレータでは、電気伝導
性が高く、かつ長期間の使用によっても高い集電性能が
維持されるが、非常に脆い材料であることからセパレー
タの表面に多数の突起部や溝部を形成すべく切削加工等
の機械加工を施すことは容易ではなく量産が困難である
という問題がある。
【0006】一方、上記金属材料にて構成されるセパレ
ータにおいては、緻密カーボングラファイトに比較して
強度、延性に優れていることからガス流路を形成するた
めの多数の突起部、溝部等の形成はプレス加工が可能で
あって量産も容易であるという利点がある。しかし、比
較的低温で動作する固体高分子型燃料電池であっても、
70〜90℃の温度における飽和に近い水蒸気にさらさ
れるため、金属材料を用いたセパレータでは、その表面
に腐食による酸化膜が生成され易く、その結果、生成さ
れた酸化膜と電極との接触抵抗が大きくなり、セパレー
タの集電性能が低下する問題がある。
【0007】そこで、セパレータの構成材料として加工
性に優れた金属材料の表面に、耐食性に優れた金等の貴
金属材料をコーティングした材料が検討されている。し
かしながら、このような材料は極めて高価なために汎用
性に欠けるという問題がある。
【0008】これらの問題を解決するために、本出願人
は、金属基板の表面に導電性フィラーを混合した樹脂層
を設けたセパレータを開示した(特開2002−157
50号公報)。このセパレータでは、電気伝導性が高
く、集電性能に優れていると同時に、成形性、強度およ
び耐食性に優れている。
【0009】本発明は、さらに性能を向上させるために
なされたものであり、集電性能と成形性、強度および耐
食性の両方を満足する燃料電池、特に固体高分子電解質
型燃料電池用のセパレータを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の事項に
関するものである。
【0011】1. 金属基板の少なくとも片面に、樹脂
と導電性充填剤を混合した樹脂導電層を設けた燃料電池
用セパレータであって、前記樹脂導電層が、体積抵抗率
が1.0Ω・cm以下の第1の樹脂層と、樹脂導電層の
表面を形成し且つ体積抵抗率が前記第1の樹脂層よりも
小さい第2の樹脂層とを少なくとも有することを特徴と
する燃料電池用セパレータ。
【0012】2. 前記第2の樹脂層中の導電性充填剤
の体積含有率が、前記第1の樹脂層中の導電性充填剤の
体積含有率より大きいことを特徴とする上記1記載の燃
料電池用セパレータ。
【0013】3. 前記第2の樹脂層の体積抵抗率が
0.5Ω・cm以下であることを特徴とする上記1また
は2記載の燃料電池用セパレータ。
【0014】4. 前記第1の樹脂層は、導電性充填剤
を15〜40体積%含有し、前記第2の樹脂層は、導電
性充填剤を45〜90体積%含有することを特徴とする
上記2記載の燃料電池用セパレータ。
【0015】5. 前記樹脂導電層が、前記金属基板と
の界面側に、体積抵抗率が前記第1の樹脂層よりも小さ
い第3の樹脂層をさらに有することを特徴とする上記1
〜4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
【0016】6. 前記第3の樹脂層中の導電性充填剤
の体積含有率が、前記第1の樹脂層中の導電性充填剤の
体積含有率より大きいことを特徴とする上記5記載の燃
料電池用セパレータ。
【0017】7. 前記第3の樹脂層の体積抵抗率が
0.5Ω・cm以下であることを特徴とする上記5また
は6記載の燃料電池用セパレータ。
【0018】8. 前記第3の樹脂層は、導電性充填剤
を45〜90体積%含有することを特徴とする上記6記
載の燃料電池用セパレータ。
【0019】9. 前記金属基板の材料がステンレス
鋼、チタン、アルミニウム、銅、ニッケルおよび鋼から
なる群より選ばれることを特徴とする上記1〜8のいず
れかに記載の燃料電池用セパレータ。
【0020】10. 前記導電性充填剤が、炭素系材
料、金属炭化物、金属酸化物、金属窒化物および金属か
らなる群より選ばれることを特徴とする上記1〜9のい
ずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
【0021】11. 前記導電性充填剤が、炭化タング
ステン、カーボンナノチューブおよびカーボンナノファ
イバーからなる群より選ばれることを特徴とする上記1
〜9のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
【0022】12. 前記カーボンナノチューブ及び/
又はカーボンナノファイバーは、繊維径が0.001〜
0.5μmであり繊維長が1〜100μmであることを
特徴とする上記11記載の燃料電池用セパレータ。
【0023】13. 前記樹脂がフッ素樹脂及びフッ素
ゴムから選ばれることを特徴とする上記1〜12のいず
れかに記載の燃料電池セパレータ。
【0024】14. 前記第1の樹脂層の厚さが5〜3
00μmの範囲、前記第2の樹脂層の厚さが0.1〜2
0μmの範囲であることを特徴とする上記1〜4のいず
れかに項記載の燃料電池用セパレータ。
【0025】15. 前記第1の樹脂層の厚さが5〜3
00μmの範囲、前記第2の樹脂層の厚さが0.1〜2
0μmの範囲、前記第3の樹脂層の厚さが0.1〜20
μmの範囲であることを特徴とする上記5〜8のいずれ
かに項記載の燃料電池用セパレータ。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、多数の単電池を積層した
積層型燃料電池のセパレータ付近を拡大した模式図であ
る。単電池1a、単電池1bはそれぞれ、固体高分子電
解質膜2a、2b、それを挟持する電極3a、3bを有
し、単電池1aおよび単電池1bの間がセパレータ10
で隔てられていると同時に、電極3aに接して単電池1
a側でガス流路4aを形成し、また電極3bに接して単
電池1b側でガス流路4bを形成している。この形態の
セパレータ10は、金属基板11の両面に樹脂導電層1
2を設けたものであり、電極3aおよび電極3bの両方
に接していることから、単電池1aと単電池1bを直列
に接続している。
【0027】図2に、セパレータの層構造の1例を示
す。尚、セパレータは終端の単電池に用いられる場合な
どでは、金属基板の片面にのみ樹脂導電層が設けられる
場合もあるので、以下、金属基板の片面の層構造のみを
示す。
【0028】図2の形態では、金属基板11の表面に設
けられた樹脂導電層12が、第1の樹脂層13と第2の
樹脂層14の2層からなる。樹脂導電層の表面層を形成
している第2の樹脂層は、第1の樹脂層よりも小さい体
積抵抗率を有している。本発明では、表面層を構成する
第2の樹脂層が導電性に優れることから、図1に示した
ように電極3a、3bとの接触面の抵抗を小さくするこ
とができる。一方、金属基板側に設けられた第1の樹脂
層は、体積抵抗率が1.0Ω・cm以下であるので、充
分な導電性を保ちながらも第2の樹脂層ほどの導電性は
要求されない。従って、第1の樹脂層については、例え
ば樹脂成分を増加させることなどにより、成形性・腑形
性、強度および耐食性を重視して層を構成することがで
きる。即ち、本発明では、第1の樹脂と第2の樹脂との
間で体積抵抗率を変え、樹脂導電層の機能を第1の樹脂
層、第2の樹脂層に分担させることで、集電性能と、プ
レス加工での成形性、強度および耐食性の両方を満足さ
せることができるのである。
【0029】また、図3に、セパレータの異なる層構造
の1例を示す。この例は、第1の樹脂層13と金属基板
11の間に、さらに第3の樹脂層15を設けた構造であ
る。第3の樹脂層は、第1の樹脂層よりも小さい体積抵
抗率を有しており、金属基板と樹脂導電層の間の接触抵
抗を低減できる。即ち、この形態では、第3の樹脂層に
より金属基板と樹脂導電層の界面の接触抵抗の低減を図
り、また第2の樹脂層により電極との接触抵抗の低減を
図り、その一方で第1の樹脂層を成形性・腑形性、強度
および耐食性を重視した層構成とすることで、集電性能
と成形性、強度および耐食性の両方を満足するセパレー
タを得ることができる。
【0030】第3の樹脂層の体積抵抗率は、第2の樹脂
層の体積抵抗率と等しくても、異なっていてもどちらで
も構わない。
【0031】次に、各層の材料を示しながらさらに詳細
に説明する。
【0032】本発明のセパレータで使用する金属基板と
しては、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム、銅、ニ
ッケル、鋼からなる薄板が好適に使用でき、厚みは0.
1mm〜1.5mmの範囲が望ましい。
【0033】金属基板表面には樹脂層との接着性を改良
する目的でエッチング層や研磨層などの表面処理層を設
けてもよく、表面処理層の厚さは0.1〜30μmが望
ましい。また、金属基板表面をシランカップリング剤等
でプライマー処理してもよい。
【0034】樹脂導電層に混合される樹脂は、耐薬品性
からフッ素樹脂またはフッ素ゴムが好ましい。具体的に
は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA
(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニ
ルエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、EPE(テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、ETF
E(テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体)、P
CTFE(ポリクロロトリフルオロエチレン)、ECT
FE(クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合
体)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、PVF(ポ
リビニルフルオライド)、THV(テトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共
重合体)、VDF−HFP(フッ化ビニリデン−ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体)、TFE−P(フッ化ビ
ニリデン−プロピレン共重合体)、含フッ素シリコーン
系ゴム、含フッ素ビニルエーテル系ゴム、含フッ素フォ
スファゼン系ゴム、および含フッ素熱可塑性エラストマ
ーを挙げることができる。これらのフッ素樹脂またはフ
ッ素ゴムは単独で、または2種以上を混合して使用する
ことができる。
【0035】特に、成形性の点からフッ化ビニリデンを
含むPVDF、THV、VDF−HFP及びTFE−P
が好ましい。
【0036】また、導電性充填剤は、導電性が高く、耐
腐食性に優れるものが好ましく、例えば、炭素系材料、
金属炭化物、金属酸化物、金属窒化物および金属等の導
電性材料の粉末または繊維の中から使用環境に合わせて
用いることができる。
【0037】炭素系材料としては、粉末状のものとし
て、黒鉛(人造黒鉛、天然黒鉛)、カーボンブラック、
膨張黒鉛が挙げられ、繊維状のものとしてはカーボンナ
ノチューブ、カーボンナノファイバーおよび炭素繊維を
挙げることができる。尚、カーボンナノチューブおよび
カーボンナノファイバーは、繊維径が0.001〜0.
5μm、好ましくは0.003〜0.2μmであり、繊
維長が1〜100μm、好ましくは1〜30μmが導電
性の点から好ましい。
【0038】金属炭化物としては、炭化タングステン、
炭化ケイ素、炭化タンタル、炭化チタン、炭化ニオブ、
炭化モリブデン、炭化バナジウム、炭化クロムおよび炭
化ハフニウム等の粉末を挙げることができる。この中で
も、炭化タングステン、炭化チタン、炭化ニオブ、炭化
クロム等の粉末および繊維が好ましい。
【0039】金属酸化物としては、酸化チタン、酸化ル
テニウム、酸化インジウム、酸化スズおよび酸化亜鉛等
の粉末を挙げることができる。この中でも、酸化スズ、
酸化インジウム等の粉末および繊維が好ましい。
【0040】金属窒化物としては、窒化クロム、窒化ア
ルミニウム、窒化モリブデン、窒化ジルコニウム、窒化
タンタル、窒化チタン、窒化ガリウム、窒化ニオブ、窒
化バナジウムおよび窒化ホウ素等の粉末および繊維を挙
げることができる。この中でも、窒化クロム、窒化モリ
ブデンが好ましい。
【0041】金属としては、粉末状のものとしてチタ
ン、ニッケル、スズ、銅、アルミニウム、亜鉛、銀、タ
ンタルおよびニオブ等の粉末が挙げられ、繊維としては
鉄繊維、銅繊維およびステンレス繊維等を挙げることが
できる。
【0042】導電性充填剤は1種類だけを用いても、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。例えば、カーボン
ナノチューブおよび/またはカーボンナノファイバーと
その他の炭素系材料とを混合して用いることができる。
【0043】以上の導電性充填剤の中でも、特に導電性
が高く、70〜90℃の温度で飽和に近い水蒸気にさら
されても安定で、抵抗の変化の少ないものが好ましく、
炭素系材料、金属炭化物および金属窒化物が好ましく、
特に炭素系材料および金属炭化物が好ましい。具体的に
は、特にカーボンナノチューブおよびカーボンナノファ
イバーのどちらか一方またはその両方の混合物、炭化タ
ングステン、炭化タングステンとカーボンナノチューブ
および/またはカーボンナノファイバーとの組み合わせ
が好ましい。
【0044】導電性充填剤は、粉末の場合は、通常、重
量平均粒径(レーザー散乱による測定)が20μm以
下、好ましくは15μm以下、特に好ましくは10μm
以下であり、通常0.01μm以上、好ましくは0.0
5μm以上、特に好ましくは0.1μm以上である。ま
た、繊維状の場合は、カーボンナノチューブおよびカー
ボンナノファイバーについては前述の通りであり、その
他の材料の繊維のときは、繊維径が50μm以下、好ま
しくは20μm以下であり、通常1μm以上、好ましく
は5μm以上であり、繊維長が1〜10,000μm、
好ましくは5〜1,000μmが導電性の点から好まし
い。
【0045】本発明の樹脂導電層は、上述の樹脂と導電
性充填剤を混合したものであり、その際に、金属基板表
面に接する第1の樹脂層の体積抵抗率が、1.0Ω・c
m以下(JIS K 7194による)になるように適
宜配合すればよく、第2の樹脂層および第3の樹脂層の
体積抵抗率に関しては、第1の樹脂層より体積低効率が
小さくなるように適宜配合すればよい。第2の樹脂層お
よび第3の樹脂層の体積抵抗率は、好ましくは0.5Ω
・cm以下、特に0.1Ω・cm以下である。
【0046】本発明の一態様では、第2の樹脂層中の導
電性充填剤の体積含有率が、第1の樹脂層中の導電性充
填剤の体積含有率より大きくなるように各層を構成す
る。具体的には、第1の樹脂層中の導電性充填剤の含有
量を15〜40体積%(ここで、体積%は、樹脂層全体
の体積に対する充填剤の体積割合である。以下、同
じ。)とし、第2の樹脂層中の導電性充填剤の含有量を
45〜90体積%とすることが好ましい。さらに好まし
くは、第1の樹脂層中の含有量は15〜35体積%であ
り、一方第2の樹脂中の含有量は60〜90体積%であ
る。一般に、導電性充填剤の混合比率が15体積%未満
では体積抵抗率が1.0Ω・cmを越える場合が多く、
また90体積%を越えると成形が困難になり易い。
【0047】また、第3の樹脂層についても、第2の樹
脂層に準じて導電性充填剤の種類、量を適宜変更し(第
2の樹脂層と同一であってもよい)、適宜決めることが
できる。
【0048】各樹脂層の厚さに関しては、まず、第1の
樹脂層の厚さは、通常5〜300μm、好ましくは10
〜150μmである。第2の樹脂層の厚さは、通常0.
1〜20μm、好ましくは1〜10μmである。
【0049】また、第3の樹脂層を設けるときは、第3
の樹脂層の厚さは、通常0.1〜20μm、好ましくは
1〜10μmである。
【0050】樹脂導電層全体の厚さは、薄すぎると、金
属基板への耐食効果が少なく、厚すぎるとセパレータが
厚くなりスタックされた燃料電池が大きくなるので、導
電性および成形性、強度等を考慮して、上記の各樹脂層
の通常の範囲で決めることが好ましい。従って、通常は
5.1〜340μmの範囲であり、好ましくは11〜1
70μm、さらに好ましくは15〜150μmの範囲で
ある。
【0051】本発明のセパレータの製造方法は特に限定
されないが、例えば、第1の樹脂層、第2の樹脂層、第
3の樹脂層を、通常の押出成形、ロール成形法等により
予めそれぞれシートとして形成しておき、金属基板の片
面又は両面に、第3の樹脂層(存在するとき)、第1の
樹脂層、第2の樹脂層で積層して熱プレス加工によって
一体化する。熱プレス法の条件も通常のプレス条件、加
熱温度120℃〜300℃、圧力2.9×106Pa〜
9.8×106Pa(30kgf/cm2〜100kgf
/cm2)程度にて行なえばよい。
【0052】また、特に第2、第3の樹脂層に関して
は、多量の導電性充填剤が含まれて、自己保持性のシー
トの形成が困難である場合もあるので、そのときは、予
め適当な転写基材上にフィルムを形成し、これを熱転写
することで積層することができる。転写基材にフィルム
を形成する方法としては、例えば樹脂および導電性充填
剤を適当な溶媒に溶解した溶液を、転写基材上に塗布
し、乾燥する方法が挙げられる。
【0053】このようにして、金属基板に樹脂導電層を
設けた積層体を形成した後、プレス加工により突起部や
溝部を形成して、所定の形状のセパレータとする方法が
生産性等の点から好ましい。
【0054】
【実施例】以下、実施例について説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
【0055】<実施例1>フッ素樹脂(「住友スリーエ
ム(株)」製 THV220G) 比重2)23重量部
(70体積%)とタングステンカーバード(「(株)ア
ライドマテリアル」製 WC20 比重15.5)77
重量部(30体積%)を2軸押出機にて混合した。
【0056】この混合物を押出成形にて厚さ200μm
のフッ素樹脂シート(第1の樹脂層)を作成した。
【0057】金属基板はSUS304(厚み0.3m
m)の表裏面をブラスト研磨法にて0.1μmの表裏研
磨層を形成したものを使用し、プライマーとしてシラン
カップリング剤(「GE東芝シリコーン(株)」製 T
SL8331)3%エタノール溶液をバーコーター
(「松尾産業製」#10番)で表面研磨層したSUS3
04の両面に塗布後、100℃10分乾燥し、導電性フ
ッ素樹脂シート/SUS304/導電性フッ素樹脂シー
トの順に載置し、温度200℃、10分、圧力3.5×
106Pa(36kgf/cm2)にて熱プレス加工して
積層一体化し、金属基板の両面に第1の樹脂層を成形し
た。
【0058】一方、第2の樹脂層形成用として、MEK
(メチルエチルケトン)に固形分として10重量%にな
るように、フッ素樹脂(「住友スリーエム(株)」製
THV220G 比重2)とカーボンナノチューブ
(「昭和電工(株)」製 気相法炭素繊維<VGCF>
比重2)体積比30/70で混合し塗料を作製した。
【0059】上記塗料を基材フィルム(ポリエチレンテ
レフタレート、三菱化学ポリエステル(株)製:厚み2
5μm)上にバーコーター(「松尾産業製」#24番)
で塗布し、80℃で溶媒を乾燥して転写層の厚さが10
μmの転写シートを得た。得られた転写シートを2枚用
いて、その樹脂面を金属基板両面の第1樹脂層に重ね合
わせ、温度200℃、10分、圧力3.5×106Pa
(36kgf/cm2)にて熱プレスした後、転写基材
をはがして第2の樹脂層を形成した。
【0060】得られた複合板1の厚みは0.72mmで
あった。
【0061】<実施例2>実施例1と同じ方法で得た、
フッ素樹脂シート(第1の樹脂層 厚み200μm)
と、転写シート(転写層厚み10μm)2枚を、転写基
材(PETシート)が外側に成るように、転写シート/
フッ素樹脂シート/転写シートの順に載置し、温度20
0℃、10分、圧力3.5×106Pa(36kgf/
cm2)にて熱プレスした後、転写基材2枚をはがし
て、第1の樹脂層の両側に第2及び第3の樹脂層を形成
した。得られた導電性シートの総厚みは220μmであ
った。
【0062】上記方法で得られた導電性シート2枚と、
実施例1と同様の表面処理が施されたSUS304板
(厚み0.3mm)を、導電性シート/SUS304板
/導電性シートの順に載置し、温度200℃、10分、
圧力3.5×106Pa(36kgf/cm2)にて熱プ
レスして、積層一体化し、金属基板の両面に外側から第
2の樹脂層/第1の樹脂層/第3の樹脂層を形成した。
【0063】得られた複合板2の厚みは0.74mmで
あった。
【0064】<プレス加工の結果>上記実施例1、2で
得られた複合板1及び複合板2を、プレス後のガス流路
の形状は波形で、ガス流路のピッチが3mm、波形の凸
部と凹部の差は0.5mmに成形できる金型を使用し
て、プレス成型機「(株)アマダ」製 トルクパックプ
レス プレス速度45spm)にて室温でプレス成形し
た。
【0065】得られた燃料電池用セパレータは、タング
ステンカーバイドまたはカーボンナノチューブを含むフ
ッ素樹脂層と金属板との接着性が良好で剥離等がなかっ
た。
【0066】<接触抵抗の測定>実施例1、2で得られ
た複合板1、2の接触抵抗を測定した。接触抵抗の評価
は以下のように行った。 1.測定装置 抵抗計:YMR−3型((株)山崎精機研究所社製) 負荷装置:YSR−8型((株)山崎精機研究所社製) 電極:真鍮製平板2枚(面積1平方インチ、鏡面仕上
げ) 2.測定条件 方法:4端子法 印加電流:10mA(交流、287Hz) 開放端子電圧:20mVピーク以下 カーボンペーパー:東レ社製TGP−H−090(厚み
0.28mm) 3.測定方法 図4に示した測定装置により、セパレータ23を、カー
ボンペーパー22を介して両側から真鍮製電極21で挟
み、所定の荷重を加えながら、4端子法にて所定の電流
印加時の電圧を測定して接触抵抗を求めた。
【0067】測定結果を図5のグラフ中の複合板1、2
で示した。比較のために東海カーボン社製樹脂含浸黒鉛
G347Bも評価した。
【0068】図5のグラフに示す通り、複合板1、2
は、接触抵抗値が格段に小さく、樹脂含浸黒鉛とほぼ同
等の接触抵抗値であった。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、集電性能と成形性、強
度および耐食性の両方を満足する燃料電池、特に固体高
分子電解質型燃料電池用のセパレータを提供することが
できる。従って、長時間の運転が可能な燃料電池用とし
ての利用性が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料電池のセパレータ付近を模式的に示す図で
ある。
【図2】本発明のセパレータの層構造の1例を示す図で
ある。
【図3】本発明のセパレータの層構造の1例を示す図で
ある。
【図4】接触抵抗の測定方法を示す図である。
【図5】接触荷重と接触抵抗値の関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1a、1b 単電池 2a、2b 固体高分子電解質膜 3a、3b 電極 4a、4b ガス流路 10 セパレータ 11 金属基板 12 樹脂導電層 13 第1の樹脂層 14 第2の樹脂層 15 第3の樹脂層 21 真鍮製電極 22 カーボンペーパー 23 セパレータ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属基板の少なくとも片面に、樹脂と導
    電性充填剤を混合した樹脂導電層を設けた燃料電池用セ
    パレータであって、 前記樹脂導電層が、体積抵抗率が1.0Ω・cm以下の
    第1の樹脂層と、樹脂導電層の表面を形成し且つ体積抵
    抗率が前記第1の樹脂層よりも小さい第2の樹脂層とを
    少なくとも有することを特徴とする燃料電池用セパレー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第2の樹脂層中の導電性充填剤の体
    積含有率が、前記第1の樹脂層中の導電性充填剤の体積
    含有率より大きいことを特徴とする請求項1記載の燃料
    電池用セパレータ。
  3. 【請求項3】 前記第2の樹脂層の体積抵抗率が0.5
    Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1または2
    記載の燃料電池用セパレータ。
  4. 【請求項4】 前記第1の樹脂層は、導電性充填剤を1
    5〜40体積%含有し、前記第2の樹脂層は、導電性充
    填剤を45〜90体積%含有することを特徴とする請求
    項2記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 【請求項5】 前記樹脂導電層が、前記金属基板との界
    面側に、体積抵抗率が前記第1の樹脂層よりも小さい第
    3の樹脂層をさらに有することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  6. 【請求項6】 前記第3の樹脂層中の導電性充填剤の体
    積含有率が、前記第1の樹脂層中の導電性充填剤の体積
    含有率より大きいことを特徴とする請求項5記載の燃料
    電池用セパレータ。
  7. 【請求項7】 前記第3の樹脂層の体積抵抗率が0.5
    Ω・cm以下であることを特徴とする請求項5または6
    記載の燃料電池用セパレータ。
  8. 【請求項8】 前記第3の樹脂層は、導電性充填剤を4
    5〜90体積%含有することを特徴とする請求項6記載
    の燃料電池用セパレータ。
  9. 【請求項9】 前記金属基板の材料がステンレス鋼、チ
    タン、アルミニウム、銅、ニッケルおよび鋼からなる群
    より選ばれることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    に記載の燃料電池用セパレータ。
  10. 【請求項10】 前記導電性充填剤が、炭素系材料、金
    属炭化物、金属酸化物、金属窒化物および金属からなる
    群より選ばれることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    かに記載の燃料電池用セパレータ。
  11. 【請求項11】 前記導電性充填剤が、炭化タングステ
    ン、カーボンナノチューブおよびカーボンナノファイバ
    ーからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1〜
    9のいずれかに記載の燃料電池用セパレータ。
  12. 【請求項12】 前記カーボンナノチューブ及び/又は
    カーボンナノファイバーは、繊維径が0.001〜0.
    5μmであり繊維長が1〜100μmであることを特徴
    とする請求項11記載の燃料電池用セパレータ。
  13. 【請求項13】 前記樹脂がフッ素樹脂及びフッ素ゴム
    から選ばれることを特徴とする請求項1〜12のいずれ
    かに記載の燃料電池セパレータ。
  14. 【請求項14】 前記第1の樹脂層の厚さが5〜300
    μmの範囲、前記第2の樹脂層の厚さが0.1〜20μ
    mの範囲であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに項記載の燃料電池用セパレータ。
  15. 【請求項15】 前記第1の樹脂層の厚さが5〜300
    μmの範囲、前記第2の樹脂層の厚さが0.1〜20μ
    mの範囲、前記第3の樹脂層の厚さが0.1〜20μm
    の範囲であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか
    に項記載の燃料電池用セパレータ。
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