JP2003297181A - キーユニットの構造 - Google Patents

キーユニットの構造

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JP2003297181A
JP2003297181A JP2002101216A JP2002101216A JP2003297181A JP 2003297181 A JP2003297181 A JP 2003297181A JP 2002101216 A JP2002101216 A JP 2002101216A JP 2002101216 A JP2002101216 A JP 2002101216A JP 2003297181 A JP2003297181 A JP 2003297181A
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JP
Japan
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key
adhesive
key top
base
key unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002101216A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takagi
顕 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunarrow Co Ltd
Original Assignee
Sunarrow Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/002Actuators integral with membrane
    • H01H2221/006Adhesive

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】キーベース表面にキートップを接着剤で接合し
てなるキーユニットにおいて、両者を接着剤で接合する
際に、接合面全体に均一な厚さで、かつ、はみ出しのな
い接着剤の分布を実現し、接合品質を向上すること。 【課題解決手段】キートップ(2)の裏面、又はキーベ
ース(1)の表面のいずれかに、接着剤(5)が分布す
べき接合領域を囲み、かつ、少なくとも1箇所の空気抜
き用凹部(4)以外は高さが実質的に均一である堤防状
の凸条(3)を設ける。この凸条は、キーベース又はキ
ートップの成型時にキーベース又はキートップと一体に
形成することができる。また、キーベース又はキートッ
プの成型後に、それぞれ所定の位置に印刷により形成し
ても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キートップをキー
ベース上に接着剤で接合するタイプのキーユニットにお
いて、接合品質を向上するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】キーユニットは、携帯電話機や携帯情報
端末装置(PDA)等モバイル機器に組み込まれる部品
の一種であって、多数のスイッチ操作用キー(押釦)を
一枚のシート面に集合・配列したユニットである。1個
のキーは、ゴム製の柔軟なキーベースの表面に固定され
た硬質樹脂製の透明なキートップと、キーベースの裏面
から隆起するスイッチ押圧突起(いわゆる「押し子」)
からなる。隣りあうキーとキーの間はキーベースにより
柔軟に連結される。このように構成されるキーユニット
に、その下面の押し子に対応する位置にスイッチ要素
(ドームスイッチ等)を備えた回路基板を密着させれ
ば、各キーの位置にキースイッチが形成される。
【0003】キーベースの表面にキートップを接着剤で
接合するタイプのキーユニットの製造に当たっては、接
合面における接着剤の滴下位置や滴下量が厳密に制御さ
れるのは勿論であるが、それでもなお何らかの原因によ
って、接合面における接着剤の分布が不均一になった
り、接着剤がキートップの輪郭外へはみ出すことが起き
る。このような不具合があると、それが透明なキートッ
プを透して外部から見えてしまうため、キーユニットの
商品価値が損なわれるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、キー
ベースの表面にキートップを接着剤で接合する際に、接
合面全体に均一な厚さで、かつ、はみ出しのない接着剤
の分布を実現し、接合品質を向上することである。
【0005】
【課題を解決する手段】上記課題は、キートップの裏
面、又はキーベースの表面のいずれかに、接着剤が分布
すべき接合領域を囲み、かつ、少なくとも1箇所の空気
抜き用凹部以外は高さが実質的均一である堤防状の凸条
を設けることにより解決される。
【0006】なお、このタイプのキーユニットは、モバ
イル装置筐体のキー窓からキートップを覗かせる形で実
装される。そのため、キートップの下部周縁には、キー
トップをキー窓内に留めておくためのリブが設けられて
いる。このリブはキー窓枠に隠れて外部から見えないの
で、前記凸条を、例えばこのリブの裏面、又はキーベー
ス表面のリブと相対する部分に設けるのも、好ましい選
択である。
【0007】(作用)接合のためキートップ裏面をキー
ベース表面に接近させる際は、両面が並行に保たれる必
要があるが、常にこの条件が満たされるとは限らない。
しかし、前記凸条の存在下では両面は強制的に平行に保
たれ、場所による隙間の不均一がなくなるので、接着剤
の均一な分布が実現される。また、接着剤の過度の拡が
りは凸条により堰き止められるので、はみ出しが防止さ
れる。同伴空気は、凸条の一部に設けられる空気抜き用
凹部から逃がされるので、気泡の残留が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態は、前記凸
条を、キートップの裏面に、キートップと一体に形成す
るものである。この場合、キートップ周縁のリブの裏面
に凸条を設けても良い。こうすると、凸条が外から隠さ
れるので好都合である。実験によれば、凸条の横幅は
0.02〜0.1mm、高さは0.02〜0.05mm
の範囲が好適である。空気抜き用凹部の長さは概略凸条
の横幅に等しく取り、1周に2〜4個設けるのが良い。
【0009】本発明の第2実施形態は、前記凸条を、キ
ートップ裏面への印刷により形成するものである。この
場合も、キートップ周縁のリブと凸条の関係や、凸条や
空気抜き凹部の寸法・個数は第1実施形態と同様であ
る。
【0010】本発明の第3実施形態は、前記凸条を、キ
ーベースの表面に、キーベースと一体に形成するもので
ある。この場合も、キートップ周縁のリブと凸条の関係
や、凸条や空気抜き凹部の寸法・個数は第1実施形態と
同様である。
【0011】本発明の第4実施形態は、前記凸条を、キ
ーベース表面への印刷により形成するものである。この
場合も、キートップ周縁のリブと凸条の関係や、凸条や
空気抜き凹部の寸法・個数は第1実施形態と同様であ
る。
【0012】前記凸条をキートップ裏面に設けるか、あ
るいはキーベース上に設けるかには作用・効果上本質的
な相違がないから、他の条件、例えば製造用ロボットや
治具の仕様・構造との関連で有利な方を選べば良い。前
記凸条をキートップ又はキーベースと一体に設ける方法
は、その目的に合致する金型さえ準備できれば、凸条を
設けるための特別な工程を必要としないので量産に適す
るが、凸条の仕様等の事後的変更が困難である。これに
対して、前記凸条を印刷により設ける方法は特定の金型
に依存しないので、凸条の仕様等を自由に変えられる
が、印刷工程という新たな工程を追加する必要がある。
【0013】
【発明の効果】接合のためキートップ裏面をキーベース
表面に接近させる際、本発明に係る凸条の存在下では両
面は強制的に平行に保たれ、場所による隙間の不均一が
なくなるので、接着剤の均一な分布が実現される。ま
た、接着剤の過度の拡がりは凸条により堰き止められる
ので、はみ出しが防止される。同伴空気は、凸条の一部
に設けられる空気抜き用凹部から逃がされるので、気泡
の残留が防止される。これらの結果、キーベース表面に
キートップを接合する際の接合品質を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)は、本発明の第1、第2実
施形態に係るキーユニットの構造を示す説明図である。
各図中の白抜き矢印は「接合操作」を示す。
【図2】図2(A)、(B)は、本発明の第3、第4実
施形態に係るキーユニットの構造を示す説明図である。
各図中の白抜き矢印は「接合操作」を示す。
【図3】従来のキーユニットの構造における接着剤の欠
損及びはみ出しを説明する説明図((A)は立面図、
(B)は平面図)である。
【符号の説明】
1…キーベース 2…キートップ 21…リブ 3…凸条 4…切り欠き 5…接着剤層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーベースの表面にキートップを接着剤で
    接合してなるキーユニットにおいて、キートップの裏面
    に、接着剤が分布すべき接合領域を囲み、かつ、少なく
    とも1箇所の空気抜き用凹部以外は高さが実質的に均一
    である堤防状の凸条を設けることを特徴とするキーユニ
    ットの構造。
  2. 【請求項2】前記凸条を、キートップと一体に形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のキーユニットの構造。
  3. 【請求項3】前記凸条を、キートップ裏面への印刷によ
    り形成することを特徴とする請求項1記載のキーユニッ
    トの構造。
  4. 【請求項4】キーベースの表面にキートップを接着剤で
    接合してなるキーユニットにおいて、キーベースの表面
    に、接着剤が分布すべき接合領域を囲み、かつ、少なく
    とも1箇所の空気抜き用凹部以外は高さが実質的に均一
    である堤防状の凸条を設けることを特徴とするキーユニ
    ットの構造。
  5. 【請求項5】前記凸条を、キーベースと一体に形成する
    ことを特徴とする請求項4記載のキーユニットの構造。
  6. 【請求項6】前記凸条を、キーベース表面への印刷によ
    り形成することを特徴とする請求項4記載のキーユニッ
    トの構造。
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