JPH11149841A - 情報入力用キー - Google Patents
情報入力用キーInfo
- Publication number
- JPH11149841A JPH11149841A JP9332306A JP33230697A JPH11149841A JP H11149841 A JPH11149841 A JP H11149841A JP 9332306 A JP9332306 A JP 9332306A JP 33230697 A JP33230697 A JP 33230697A JP H11149841 A JPH11149841 A JP H11149841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key top
- translucent
- resin sheet
- printing
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】透光性のキートップに印刷された文字、記号等
の剥離、印刷不良等を可及的に防止することができる情
報入力用キーを提供することである。 【解決手段】 透光性樹脂で形成されたキートップ2を
備えた情報入力用キー1において、印刷7が施された透
光性樹脂シート6を備え、前記キートップ2は、前記透
光性樹脂シート6の上面に載置されていることを特徴と
するものである。
の剥離、印刷不良等を可及的に防止することができる情
報入力用キーを提供することである。 【解決手段】 透光性樹脂で形成されたキートップ2を
備えた情報入力用キー1において、印刷7が施された透
光性樹脂シート6を備え、前記キートップ2は、前記透
光性樹脂シート6の上面に載置されていることを特徴と
するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キートップが透光
性樹脂で形成されている携帯電話、計算機などに使用さ
れる情報入力用キーに関するものである。
性樹脂で形成されている携帯電話、計算機などに使用さ
れる情報入力用キーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、キートップが透光性樹脂で形
成されている情報入力用キーが、携帯電話などで使用さ
れている。すなわち、情報入力用キー1は、図3に示す
ように、ポリカーボネートなど、透光性樹脂で形成され
たキートップ2と、透光性シリコンゴムで形成されたキ
ーパッド3を備え、キーパッド3は、一体に形成された
非作動部10と作動部4とを有し、その作動部4の上面
に粘着剤11を介してキートップ2が接着されている。
成されている情報入力用キーが、携帯電話などで使用さ
れている。すなわち、情報入力用キー1は、図3に示す
ように、ポリカーボネートなど、透光性樹脂で形成され
たキートップ2と、透光性シリコンゴムで形成されたキ
ーパッド3を備え、キーパッド3は、一体に形成された
非作動部10と作動部4とを有し、その作動部4の上面
に粘着剤11を介してキートップ2が接着されている。
【0003】キーパッド3の作動部4の裏面には、例え
ばカーボン5など導通性素材が貼り付けられており、こ
のカーボン5を例えばプリント基板12のプリント配線
13、13の離間した部分の上方に位置させる。そし
て、キートップ2を押すことによって、カーボン5が離
間したプリント配線13、13間を埋めるので、プリン
ト配線13、13を導通させることができ、所定の情報
を入力することができる。
ばカーボン5など導通性素材が貼り付けられており、こ
のカーボン5を例えばプリント基板12のプリント配線
13、13の離間した部分の上方に位置させる。そし
て、キートップ2を押すことによって、カーボン5が離
間したプリント配線13、13間を埋めるので、プリン
ト配線13、13を導通させることができ、所定の情報
を入力することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からある
この種の情報入力用キー1は、透光性のキートップ2の
裏面に文字、記号等の印刷7が直接施され、そのキー1
によって入力される情報が区別されているところ(特許
第2627692号)、透光性のキートップ2は、型に
原料を注入することによって形成されるため、その裏面
は、必ずしも平らでなく、凹凸を有するので、その裏面
に文字、記号等の印刷を施した場合、剥離、印刷不良等
が生じることがある。
この種の情報入力用キー1は、透光性のキートップ2の
裏面に文字、記号等の印刷7が直接施され、そのキー1
によって入力される情報が区別されているところ(特許
第2627692号)、透光性のキートップ2は、型に
原料を注入することによって形成されるため、その裏面
は、必ずしも平らでなく、凹凸を有するので、その裏面
に文字、記号等の印刷を施した場合、剥離、印刷不良等
が生じることがある。
【0005】そこで、本発明は、透光性のキートップに
印刷された文字、記号等の剥離、印刷不良等を可及的に
防止することができる情報入力用キーを提供することを
目的とする。
印刷された文字、記号等の剥離、印刷不良等を可及的に
防止することができる情報入力用キーを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、透光性樹脂で形成されたキートップを備えた情報入
力用キーにおいて、印刷が施された透光性樹脂シートを
備え、前記キートップは、前記透光性樹脂シートの上面
に載置されていることを特徴とするものであり、 前記
キートップの裏面と、前記透光性樹脂シートの上面は、
透光性粘着剤によって接着されていることが好ましい。
め、透光性樹脂で形成されたキートップを備えた情報入
力用キーにおいて、印刷が施された透光性樹脂シートを
備え、前記キートップは、前記透光性樹脂シートの上面
に載置されていることを特徴とするものであり、 前記
キートップの裏面と、前記透光性樹脂シートの上面は、
透光性粘着剤によって接着されていることが好ましい。
【0007】本発明は、透光性樹脂シートに印刷が施さ
れているので、凹凸を有するキートップの裏面に直接印
刷を施す場合に比べて、印刷層の剥離、印刷不良等を可
及的に防止される。
れているので、凹凸を有するキートップの裏面に直接印
刷を施す場合に比べて、印刷層の剥離、印刷不良等を可
及的に防止される。
【0008】透光性樹脂シートへの印刷方法としては、
例えばシルク印刷などがある。また、透光性樹脂シート
の文字、記号等の印刷は、その表面(上面)又は裏面の
いずれの面に施しても良い。
例えばシルク印刷などがある。また、透光性樹脂シート
の文字、記号等の印刷は、その表面(上面)又は裏面の
いずれの面に施しても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る情報入力キー
1の実施例について、図1に基づいて説明する。情報入
力キー1は、主としてキートップ2と、キーパット3と
を備えている。キートップ2は、約直方体状に形成され
ており、透明なポリカーボネートから構成されている。
キーパット3は、シート状の半透明なシリコンゴムから
構成されており、その表面及び裏面の両面から突出する
作動部4を備えている。
1の実施例について、図1に基づいて説明する。情報入
力キー1は、主としてキートップ2と、キーパット3と
を備えている。キートップ2は、約直方体状に形成され
ており、透明なポリカーボネートから構成されている。
キーパット3は、シート状の半透明なシリコンゴムから
構成されており、その表面及び裏面の両面から突出する
作動部4を備えている。
【0010】本実施例に係る情報入力キー1において
は、キートップ2と、キーパット3の間には、樹脂シー
ト6が介在されている。樹脂シート6は、透明なポリエ
チレンテレフタレートから構成されており、その裏面に
は、シルク印刷7が施されている。シルク印刷層7は、
非透光性インクで抜き文字印刷された抜き文字印刷層7
aと、その抜き文字された部分を充填するように有色透
光性インクで印刷された有色透光性印刷層7bから構成
されている。
は、キートップ2と、キーパット3の間には、樹脂シー
ト6が介在されている。樹脂シート6は、透明なポリエ
チレンテレフタレートから構成されており、その裏面に
は、シルク印刷7が施されている。シルク印刷層7は、
非透光性インクで抜き文字印刷された抜き文字印刷層7
aと、その抜き文字された部分を充填するように有色透
光性インクで印刷された有色透光性印刷層7bから構成
されている。
【0011】キートップ2の底面と樹脂シート6の表面
は、アクリル系粘着剤8によって接着されている。ま
た、シート樹脂6のシルク印刷された面とキーパット3
の作動部4の上面は、透明なアクリル系粘着剤層9a
と、透明なポリエチレンフィルム層9bと、透明な透明
なシリコン系粘着剤層9cからなる両面粘着テープ9に
よって、接着されている。
は、アクリル系粘着剤8によって接着されている。ま
た、シート樹脂6のシルク印刷された面とキーパット3
の作動部4の上面は、透明なアクリル系粘着剤層9a
と、透明なポリエチレンフィルム層9bと、透明な透明
なシリコン系粘着剤層9cからなる両面粘着テープ9に
よって、接着されている。
【0012】次に、本実施例に係る情報入力用キー1の
製造方法について説明する。先ず、表面に透明なアクリ
ル系粘着剤8が塗布されたシート樹脂6の裏面に、抜き
文字印刷層7aと有色透光性印刷層7bをシルク印刷す
る。次に、アクリル系粘着剤8によって、シート樹脂6
をキートップ2の裏面に貼り付ける。キートップ2に貼
り付けられたシート樹脂6の裏面に両面粘着テープ9の
アクリル系粘着剤層9aを貼り付け、両面粘着テープ9
のシリコン系粘着剤層9bをキーパット3の作動部4の
上面に貼り付ける。
製造方法について説明する。先ず、表面に透明なアクリ
ル系粘着剤8が塗布されたシート樹脂6の裏面に、抜き
文字印刷層7aと有色透光性印刷層7bをシルク印刷す
る。次に、アクリル系粘着剤8によって、シート樹脂6
をキートップ2の裏面に貼り付ける。キートップ2に貼
り付けられたシート樹脂6の裏面に両面粘着テープ9の
アクリル系粘着剤層9aを貼り付け、両面粘着テープ9
のシリコン系粘着剤層9bをキーパット3の作動部4の
上面に貼り付ける。
【0013】この様に製造された情報入力用キー1は、
プリント基板12のプリント配線13、13の離間した
部分の上方に、内面にカーボンなど導通性を有する材料
5が貼付されたドームスイッチ14を介在させて、配置
されている。そして、キートップ2を押すことによっ
て、キーパット3の作動部4に形成された凸部4aがド
ームスイッチ14を押圧し、ドームスイッチ14の内面
に貼付されたカーボン5が離間したプリント配線13、
13間を埋める。これにより、プリント配線13、13
を導通させることができ、所定の情報を入力することが
できる。
プリント基板12のプリント配線13、13の離間した
部分の上方に、内面にカーボンなど導通性を有する材料
5が貼付されたドームスイッチ14を介在させて、配置
されている。そして、キートップ2を押すことによっ
て、キーパット3の作動部4に形成された凸部4aがド
ームスイッチ14を押圧し、ドームスイッチ14の内面
に貼付されたカーボン5が離間したプリント配線13、
13間を埋める。これにより、プリント配線13、13
を導通させることができ、所定の情報を入力することが
できる。
【0014】以上のように、本実施例においては、凹凸
があるキートップの裏面に直接印刷を施すのではなく、
平らな樹脂シート6に文字、記号等の印刷を施している
ので、印刷層が剥離することが少ない。
があるキートップの裏面に直接印刷を施すのではなく、
平らな樹脂シート6に文字、記号等の印刷を施している
ので、印刷層が剥離することが少ない。
【0015】なお、本実施例においては、樹脂シート6
の裏面に文字、記号等の印刷を施しているが、図2に示
すように、樹脂シート6の表面に文字、記号等の印刷を
施しても良い。
の裏面に文字、記号等の印刷を施しているが、図2に示
すように、樹脂シート6の表面に文字、記号等の印刷を
施しても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、透光性
樹脂シートに文字、記号等の印刷を施しているので、透
光性のキートップに印刷された文字、記号等の剥離、印
刷不良等を可及的に防止することができる情報入力用キ
ーを提供することができる。
樹脂シートに文字、記号等の印刷を施しているので、透
光性のキートップに印刷された文字、記号等の剥離、印
刷不良等を可及的に防止することができる情報入力用キ
ーを提供することができる。
【図1】本発明に係る情報入力キーの実施例の正面断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係る情報入力キーの他の実施例の正面
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の情報入力キーの正面断面図である。
1 情報入力用キー 2 キートップ 6 透光性樹脂シート(樹脂シート) 7 印刷層(シルク印刷層) 8 透光性粘着剤(アクリル系粘着剤)
Claims (2)
- 【請求項1】 透光性樹脂で形成されたキートップ
(2)を備えた情報入力用キー(1)において、印刷
(7)が施された透光性樹脂シート(6)を備え、前記
キートップ(2)は、前記透光性樹脂シート(6)の上
面に載置されていることを特徴とする情報入力用キー。 - 【請求項2】 前記キートップ(2)の裏面と、前記透
光性樹脂シート(6)の上面は、透光性粘着剤(8)に
よって接着されている請求項1記載の情報入力用キー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9332306A JPH11149841A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 情報入力用キー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9332306A JPH11149841A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 情報入力用キー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11149841A true JPH11149841A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18253497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9332306A Pending JPH11149841A (ja) | 1997-11-18 | 1997-11-18 | 情報入力用キー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11149841A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6196738B1 (en) | 1998-07-31 | 2001-03-06 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Key top element, push button switch element and method for manufacturing same |
WO2001016977A1 (fr) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bouton-poussoir et dispositif de commutation |
US7094985B2 (en) | 2002-07-08 | 2006-08-22 | Nec Corporation | Switch integrated casing and electronic equipment having the casing |
JP2008251022A (ja) * | 2002-01-18 | 2008-10-16 | Nokia Corp | 電子デバイスで使用する両面キーボード |
-
1997
- 1997-11-18 JP JP9332306A patent/JPH11149841A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6196738B1 (en) | 1998-07-31 | 2001-03-06 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Key top element, push button switch element and method for manufacturing same |
WO2001016977A1 (fr) * | 1999-08-27 | 2001-03-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bouton-poussoir et dispositif de commutation |
US6444928B2 (en) | 1999-08-27 | 2002-09-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Multiple push button matrix switch with permeable film flanged portion and hermetic sealing |
JP2008251022A (ja) * | 2002-01-18 | 2008-10-16 | Nokia Corp | 電子デバイスで使用する両面キーボード |
US7094985B2 (en) | 2002-07-08 | 2006-08-22 | Nec Corporation | Switch integrated casing and electronic equipment having the casing |
EP2453458A2 (en) | 2002-07-08 | 2012-05-16 | NEC Corporation | Switch integrated type housing and electronic equipment having the same |
EP2453459A2 (en) | 2002-07-08 | 2012-05-16 | NEC Corporation | Switch integrated type housing and electronic equipment having the same |
USRE44405E1 (en) | 2002-07-08 | 2013-08-06 | Nec Corporation | Switch integrated casing and electronic equipment having the casing |
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