JP2003297110A - 口金型蛍光灯装置 - Google Patents

口金型蛍光灯装置

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JP2003297110A
JP2003297110A JP2002101851A JP2002101851A JP2003297110A JP 2003297110 A JP2003297110 A JP 2003297110A JP 2002101851 A JP2002101851 A JP 2002101851A JP 2002101851 A JP2002101851 A JP 2002101851A JP 2003297110 A JP2003297110 A JP 2003297110A
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fluorescent lamp
case
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Ryusuke Kodera
隆介 小寺
Yoshihide Imaoka
善秀 今岡
Hiroshi Miyasaki
弘 宮先
Hiroyuki Shibuya
広幸 渋谷
Nobumichi Nishihama
伸通 西浜
Norio Shimizu
識雄 清水
Hironori Sagawa
拓宣 佐川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の筒状の一のケースに比べ、点灯装置の
組込みを容易にし、口金および蛍光灯の電気的接続を簡
単にする。 【解決手段】 蛍光灯100と、サポート部品200
と、口金300と、これを介して電源に接続されて蛍光
灯100に点灯用の電力を供給する点灯装置400と、
蛍光灯100と口金300との間に介在してこれらを保
持するとともに点灯装置400を内部に収納する筒状の
ケース500とを備えた。ケース500は、その軸AX
と直交する方向に点灯装置400を組み込むための開口
600aを有するケース本体600と、開口600aを
覆うケースカバー700とで構成される。そして、ケー
ス本体600の箇所で点灯装置400と蛍光灯100お
よび口金300とが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に照明用の光源
として用いられる口金型蛍光灯装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯と、口金と、この口金を介
して電源に接続されて蛍光灯に点灯用の電力を供給する
点灯装置と、蛍光灯と口金との間に介在してこれらを固
定するとともに点灯装置を内部に収納する筒状のケース
とにより構成される口金型蛍光灯装置が各種提案され、
また市販されている。
【0003】例えば、特開平08−273615号公報
には、口金を有するカバーと、これに取り付けられた蛍
光ランプと、口金と蛍光ランプとの間に接続されカバー
に収納される点灯回路とを具備している蛍光ランプ装置
が開示されている。この蛍光ランプ装置には、仕切板お
よび外囲器が設けられる。
【0004】特開2000−048633公報には、点
灯回路と、これに電気的に接続された蛍光ランプと、点
灯回路に電気的に接続される口金と、点灯回路を収納す
る基体とを具備した蛍光ランプ装置が開示されている。
この蛍光ランプ装置では、蛍光ランプからのリード線と
点灯回路との接続は、基板に設けられたピンへのワイヤ
ーラッピングや溶接により行われる。
【0005】特開2000−340114公報には、管
球の口金のアイレットから導出したリード線をプラズマ
アーク溶接によってアイレットに融着する管球の製造方
法が記載されている。口金と点灯回路との接続は、点灯
回路からのリード線を口金部で半田付けすることにより
行われる。
【0006】特開平11−096898号公報には、発
光管と、この発光管の両端部を保持したホルダと、発光
管を点灯するための電子点灯回路と、これを収納したケ
ースと、この一端に設けられた口金とを備える低圧水銀
蒸気放電ランプが記載されている。この低圧水銀蒸気放
電ランプでは、複数の回路基板が導電性の支持体によっ
て電気的および機械的に接続される。
【0007】特開2001−076614公報には、内
部に点灯回路が収容されているケースの一端部に、アイ
レットとねじ状のシェルとを有する口金部が形成されて
いる管球が記載されている。この管球では、ケース内側
から導電性部品を挿通して、口金のアイレットとして使
用し、ケースから露出している部分に切り起こしを設け
ることで、装着時の軸力を受ける構造になっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらいずれのもの
も、一のケースを使用する構成になっているために、組
立性に難点があり、またこのことも原因してケース内部
に収納される点灯回路への蛍光灯および口金の電気的接
続の信頼性が低下するという問題があった。具体的に
は、ケース内部の口金側に回路基板の接続部が位置する
場合、電線の引き回しや接続が困難である。また、点灯
回路と口金との接続も、ケースおよび口金が筒状である
ため、リード線を穴に通さなければならず、生産性が悪
い。
【0009】なお、ワイヤーラッピングや溶接による接
続では、そのための工程が必要となり生産性が悪くな
り、ワイヤーラッピングでは接続の信頼性が低い。ま
た、半田付けによる接続では、トップおよびサイドの半
田高さにバラツキが生じるため、ソケットとの接続に悪
影響を与える恐れがある。
【0010】金属部品をケース内側から挿通させてアイ
レットとする場合、抜け止めの切り起こしが外観を損な
う。また、ランプ装着時の軸力に対するアイレットの強
度に不安がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、従来の筒状の一のケースに比べ、点灯装置の組
込みが容易となり、口金および蛍光灯の電気的接続が簡
単となる口金型蛍光灯装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、蛍光灯と、口金と、この口金
を介して電源に接続されて前記蛍光灯に点灯用の電力を
供給する点灯装置と、前記蛍光灯と前記口金との間に介
在してこれらを保持するとともに前記点灯装置を内部に
収納する筒状のケースとにより構成される口金型蛍光灯
装置であって、前記ケースは、当該筒状のケースの軸と
直交する方向に前記点灯装置を組み込むための開口を有
するケース本体と、このケース本体のその開口を覆うケ
ースカバーとにより構成され、前記ケース本体および前
記ケースカバーのうち、少なくとも前記ケース本体の箇
所で前記点灯装置と前記蛍光灯および前記口金とが接続
されることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体および前記ケ
ースカバーは、断面半円弧状の半円筒状に形成され二分
割されていることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケースカバーは、前記ケ
ース本体の全周を覆うことを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体は、前記蛍光
灯を装着するためのサポート部を一体に備えていること
を特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体は、前記口金
を装着するための口金装着部を持ち、前記ケースカバー
は、前記蛍光灯を装着するための蛍光灯装着部を持つこ
とを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の端部には、前記蛍光灯を装着するた
めのサポート部または前記ケース本体と構成部品の接続
線を挟み込んでその接続線と電気的に接続する電気接点
が設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は、少なくとも
2つの回路基板を備えることを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の一端側の一の面とその一端側と対向
する他端側の他の面には、実装される各電子部品を大と
小とに分類したとき、大に分類される電子部品が実装さ
れ、これら大に分類される電子部品の全部または一部
は、前記回路基板の中央に傾けて実装されていることを
特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の入力側には導電性部品が接続され、
この導電性部品は、前記ケース本体および前記ケースカ
バーにより狭持されて前記口金内に位置するアイレット
として機能することを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
口金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は、前記回路
基板と、前記ケース本体または前記ケースカバーに固定
され前記回路基板と電気的に接続される電子部品とによ
り構成されることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図であ
る。
【0023】第1実施形態の口金型蛍光灯装置は、図1
に示すように、偶数本(同図では6本)管形状の蛍光灯
100と、この蛍光灯100のフィラメント(図示せ
ず)側を保持する円筒状のサポート部品200と、電球
の口金と同形の口金300と、この口金300を介して
電源に接続されて蛍光灯100に点灯用の電力を供給す
る点灯装置400と、蛍光灯100を保持するサポート
部品200と口金300との間に介在してこれらを保持
(ないし固定)するとともに点灯装置400を内部に収
納する筒状のケース500とにより構成されている。
【0024】点灯装置400は、T字状の回路基板40
0aと、この回路基板400aに実装された各種電子部
品とにより構成され、回路基板400aをケース500
の軸と平行になるようにしてケース500の内部に収納
される。
【0025】ケース500は、当該筒状のケース500
の軸AXと直交する方向に点灯装置400を組み込むた
めの開口600aを有するケース本体600と、このケ
ース本体600のその開口600aを覆うケースカバー
700とにより構成され、ケース本体600の箇所で点
灯装置400と蛍光灯100および口金300とが電気
的に接続されるようになっている。
【0026】また、ケース本体600およびケースカバ
ー700は、断面半円弧状で蛍光灯100側と口金30
0側との径の大小関係がそれぞれ大と小とに設定された
半円筒状に形成され、二分割されている。ケース本体6
00における径が小に設定された端部600b、および
ケースカバー700における径が小に設定された端部7
00bは、口金300内に填り込むようになっている。
他方、ケース本体600における径が大に設定された端
部600c、およびケースカバー700における径が大
に設定された端部700cは、円筒状のサポート部品2
00の端部外周に対応する形状になっている。そして、
ケース本体600およびケースカバー700の各中央部
は、径が小に設定された端部と径が大に設定された端部
との間を繋ぐテーパー状になっている。
【0027】次に、本口金型蛍光灯装置の組立手順例に
ついて説明する。まず、ケース本体600の箇所で点灯
装置400と蛍光灯100および口金300とを接続す
る。このとき、ケース本体600の端部600bは口金
300内に収まり、蛍光灯100を保持するサポート部
品200はケース本体600の端部600cに収まった
状態となる。この状態で、ケースカバー700の端部7
00bを口金300内に収めて、蛍光灯100を保持す
るサポート部品200がケース本体600の端部600
cおよびケースカバー700の端部700cで狭持され
るようにする。なお、サポート部品200および口金3
00のケース500への固定に接着剤などを使用するよ
うにしてもよいことは言うまでもない。
【0028】このように、ケース500をケース本体6
00およびケースカバー700により構成することによ
り、従来の筒状の一のケースに比べ、点灯装置400へ
の蛍光灯100および口金300の電気的な接続作業が
簡単となり、ケース500内への点灯装置400の組込
みが容易となる。また、蛍光灯100および口金300
をケース500に機械的に固定することができる。
【0029】(第2実施形態)図2は本発明に係る第2
実施形態の口金型蛍光灯装置におけるサポート部品、口
金およびケースの分解斜視図、図3は同サポート部品、
口金およびケースの組立図である。
【0030】第2実施形態の口金型蛍光灯装置は、蛍光
灯100と、口金300と、点灯装置400と、ケース
500とを第1実施形態と同様に備えているほか、第1
実施形態との相違点として、図2,図3に示すように、
ケース本体600の端部600cおよびケースカバー7
00の端部700cの外周縁に嵌合するサポート部品2
01を備えている。つまり、サポート部品201は、ケ
ース500側の端部にフランジ部201aを有し、この
フランジ部201aの外周縁からケース500側に伸び
て上記各端部(600c,700c)の外周縁と嵌合す
る筒状部201bを有する形状になっている。
【0031】このように、サポート部品201のフラン
ジ部201aをケース本体600の端部600cおよび
ケースカバー700の端部700cの外周縁に嵌合する
ことにより、口金300側に加えて、ケース本体600
およびケースカバー700の蛍光灯100側をも強固に
固定することができる。
【0032】(第3実施形態)図4は本発明に係る第3
実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図である。
【0033】第3実施形態の口金型蛍光灯装置は、図4
に示すように、蛍光灯100を第1実施形態と同様に備
えているほか、第1実施形態との相違点として、電球の
口金と同形であって端部にフランジ部301aを有する
口金301と、この口金301を介して電源に接続され
て蛍光灯100に点灯用の電力を供給する点灯装置40
1と、蛍光灯100と口金301との間に介在してこれ
らを固定するとともに点灯装置401を内部に収納する
筒状のケース501とを備えている。
【0034】点灯装置401は、円状の回路基板401
aと、この回路基板401aに実装された各種電子部品
とにより構成され、回路基板401aをケース501の
軸AXと直交するようにしてケース501の内部に収納
される。
【0035】ケース501は、蛍光灯100のフィラメ
ント側を保持する円筒状のサポート部202を一体に備
えたケース本体601と、ケースカバー701とにより
構成され、ケース本体601の箇所で点灯装置401と
蛍光灯100および口金301とが電気的に接続される
ようになっている。
【0036】ケース本体601のサポート部202を除
く部分は、断面半円弧状で蛍光灯100側と口金301
側との径の大小関係がそれぞれ大と小とに設定された半
円筒状に形成され、筒状のケース501の軸AXと直交
する方向に点灯装置401を組み込むための開口601
aを有しているほか、口金301側の端部601bにそ
の口金301のフランジ部301aを填めるためのスリ
ット601dを有している。ケースカバー701は、ケ
ース本体601のサポート部202を除く部分と同様
に、断面半円弧状で蛍光灯100側と口金301側との
径の大小関係がそれぞれ大と小とに設定された半円筒状
に形成され、口金301側の端部701bにその口金3
01のフランジ部301aを填めるためのスリット70
1dを有している。
【0037】次に、本口金型蛍光灯装置の組立手順例に
ついて説明する。まず、ケース本体601の箇所で点灯
装置401と蛍光灯100および口金301とを接続す
る。このとき、蛍光灯100はケース本体601のサポ
ート部202に組み込まれて保持され、口金301のフ
ランジ部301aはケース本体601のスリット601
dに填め込まれた状態となる。この状態で、口金301
のフランジ部301aがケースカバー701のスリット
701dに填り込むようにしながら、ケースカバー70
1をケース本体601に組み付ける。
【0038】このように、蛍光灯100を装着するため
のサポート部202をケース本体601に一体に設ける
ことにより、蛍光灯を装着するためのサポート部品を別
途用意する必要がなく、コストの引き下げが可能とな
る。
【0039】また、ケース本体601およびケースカバ
ー701に口金装着部としてスリット601d,701
dをそれぞれ設けることにより、ケースカバー701を
ケース本体601に組み付けるのと同時に、口金301
をケース501に固定することができる。
【0040】(第4実施形態)図5は本発明に係る第4
実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図である。
【0041】第4実施形態の口金型蛍光灯装置は、図5
に示すように、蛍光灯100と、サポート部品200
と、口金300と、点灯装置400とを第1実施形態と
同様に備えているほか、第1実施形態との相違点として
ケース502を備えている。
【0042】ケース502は、第1実施形態のケース本
体600およびケースカバー700とそれぞれ同形状の
ケース本体602およびケースカバー702によりな
り、ケース本体602の大寸法の端部602c側におけ
るケースカバー702との一の当接部分とケースカバー
702の大寸法の端部702c側におけるケース本体6
02との一の当接部分とを、ケース本体602の開口6
02aを開閉自在に結合して、その結合した部分Aにヒ
ンジ機能を持たせた構成になっている。
【0043】ただし、点灯装置400はケース本体60
2に装着されるようになっている。また、蛍光灯100
および口金300が点灯装置400と正常に電気的に接
続した状態になった場合に、蛍光灯100を保持するサ
ポート部品200および口金300がケース502に適
正な状態で固定されるように位置決めされている。
【0044】次に、本口金型蛍光灯装置の組立手順例に
ついて説明する。まず、点灯装置400をケース本体6
02に装着し、ケース本体602の開口602aをケー
スカバー702で閉じる。この後、蛍光灯100および
口金300が点灯装置400と正常に電気的に接続する
ように位置を調整しながら、蛍光灯100を保持するサ
ポート部品200および口金300をケース502に適
正な状態で固定する。
【0045】このように、ケース本体602の開口60
2aを開閉自在に、ケース本体602とケースカバー7
02とを一体に形成することにより、部品点数を削減す
ることができる。
【0046】(第5実施形態)図6は本発明に係る第5
実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図である。
【0047】第5実施形態の口金型蛍光灯装置は、図6
に示すように、蛍光灯100と、サポート部品200
と、口金300と、点灯装置400とを第4実施形態と
同様に備えているほか、第4実施形態との相違点として
ケース503を備えている。
【0048】ケース503は、第4実施形態のケース本
体602およびケースカバー702と同形状のケース本
体603およびケースカバー703によりなり、ケース
本体603の小寸法の端部603b側におけるケースカ
バー703との両当接部分の各先端とケースカバー70
3の小寸法の端部703b側におけるケース本体603
との両当接部分の各先端とを、ケース本体603の開口
603aを開閉自在に結合して、その結合した部分Bに
ヒンジ機能を持たせた構成になっている。
【0049】このように、ケース本体603の開口60
3aを開閉自在に、ケース本体603とケースカバー7
03とを一体に形成することにより、部品点数を削減す
ることができるほか、ヒンジ機能を持たせた部分Bが口
金300内に収められることになるので、回りとは異な
る形状となる部分Bを隠すことができ、外観を損なうこ
とがない。
【0050】(第6実施形態)図7は本発明に係る第6
実施形態の口金型蛍光灯装置における蛍光灯およびケー
スの分解斜視図、図8は同蛍光灯を保持するケースの断
面図である。
【0051】第6実施形態の口金型蛍光灯装置は、口金
300と、点灯装置400とを第1実施形態と同様に備
えているほか、第1実施形態との相違点として、図7,
図8に示すように、偶数本(図では4本)管形状の蛍光
灯101と、この蛍光灯101と口金300との間に介
在してこれらを固定するとともに点灯装置400を内部
に収納する筒状のケース504とを備えている。
【0052】ケース504は、蛍光灯101のフィラメ
ント側を保持するサポート部203a,203bをそれ
ぞれ一体に備えたケース本体604およびケースカバー
704により構成され、ケース本体604の箇所で点灯
装置400と蛍光灯100および口金300とが電気的
に接続されるようになっている。
【0053】サポート部203a,203bの各々は、
4本管形状の蛍光灯101における各部を連通するブリ
ッジのうちフィラメント側のブリッジ101aを挟み込
む空所Cを有する半円筒状に形成されている。また、ケ
ース504の各サポート部における軸方向には、蛍光灯
101の各管状部分を挟み込むU字状の溝504eから
なる孔が形成されている。
【0054】このように、蛍光灯101のフィラメント
側を保持するサポート部203a,203bをケース本
体604およびケースカバー704にそれぞれ一体に設
けたことにより、部品点数を削減することができる。
【0055】また、蛍光灯101のブリッジ101aが
サポート部203a,203bによって挟み込まれるの
で、接着工程を簡略化することができるとともに、ケー
ス504からの蛍光灯101の突出長の管理が容易とな
る。
【0056】(第7実施形態)図9は本発明に係る第7
実施形態の口金型蛍光灯装置における口金、点灯装置お
よびケースの分解斜視図である。
【0057】第7実施形態の口金型蛍光灯装置は、蛍光
灯100と、口金300とを第1実施形態と同様に備え
ているほか、図9に示すように、第1実施形態との相違
点として、口金300を介して電源に接続されて蛍光灯
100に点灯用の電力を供給する点灯装置401と、蛍
光灯100と口金300との間に介在してこれらを固定
するとともに点灯装置401を内部に収納する筒状のケ
ース505とを備えている。
【0058】点灯装置401は、円状の回路基板401
aと、この回路基板401aに実装された各種電子部品
とにより構成され、回路基板401aをケース505の
軸AXと直交するようにしてケース505の内部に収納
される。
【0059】ケース505は、蛍光灯100のフィラメ
ント側を保持する円筒状のサポート部202を一体に備
えたケース本体605と、ケースカバー705とにより
構成され、ケース本体605の箇所で点灯装置401と
蛍光灯100および口金300とが電気的に接続される
ようになっている。
【0060】ケース本体605のサポート部202を除
く部分は、第1実施形態のケース本体600からその端
部600bを除く部分を一部切り欠いた構造になってい
る。ケースカバー705は、ケース本体605のサポー
ト部202を除く部分の全周を覆う筒状になっている。
【0061】次に、本口金型蛍光灯装置の組立手順例に
ついて説明する。まず、ケース本体605の箇所で点灯
装置401と蛍光灯100および口金300とを接続す
る。このとき、ケース本体605の小径の端部605b
は口金300内に収まった状態となる。この状態で、ケ
ース本体605のサポート部202を除く部分の全周を
ケースカバー705で覆うように、ケースカバー705
をケース本体605に組み付ける。このとき、カバー5
05から口金300が突出した状態になる。
【0062】このように、ケース本体605をケースカ
バー705で覆うようにすることにより、ケースの軸方
向に伸びる分割線がカバーに現れず、また分割線上に隙
間が生じることもないので、外観が良くなる。また、デ
ザインを容易に変更することができる。
【0063】(第8実施形態)図10は本発明に係る第
8実施形態の口金型蛍光灯装置における口金、点灯装置
およびケースの分解斜視図である。
【0064】第8実施形態の口金型蛍光灯装置は、蛍光
灯100と、口金300とを第7実施形態と同様に備え
ているほか、図10に示すように、第7実施形態との相
違点として、口金300を介して電源に接続されて蛍光
灯100に点灯用の電力を供給する点灯装置402と、
蛍光灯100と口金300との間に介在してこれらを固
定するとともに点灯装置402を内部に収納する筒状の
ケース506とを備えている。
【0065】点灯装置402は、円状に形成され外周か
ら中央に伸びるスリットDを持つ回路基板402aと、
この回路基板402aに実装された各種電子部品とによ
り構成され、回路基板402aをケース506の軸AX
と直交するようにしてケース506の内部に収納され
る。
【0066】ケース506は、蛍光灯100のフィラメ
ント側を保持する円筒状のサポート部202を一体に備
えたケース本体606と、第7実施形態のケースカバー
705と同形状のケースカバー706とにより構成さ
れ、ケース本体606の箇所で点灯装置402と蛍光灯
100および口金300とが電気的に接続されるように
なっている。ケース本体606のサポート部202を除
く部分は、サポート部202の中心軸から伸びる軸部6
06fと、この軸部606fに固定される小径の端部6
06bとを有する形状になっている。
【0067】このように、ケース本体606のサポート
部202を除く部分をケースカバー706で覆う形状に
することにより、ケースの軸方向に伸びる分割線がカバ
ーに現れず、また分割線上に隙間が生じることもないの
で、外観が良くなる。また、デザインを容易に変更する
ことができる。
【0068】(第9実施形態)図11は本発明に係る第
9実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図である。
【0069】第9実施形態の口金型蛍光灯装置は、図1
1に示すように、蛍光灯100と、口金301とを第1
実施形態と同様に備えているほか、第1実施形態との相
違点として、口金300を介して電源に接続されて蛍光
灯100に点灯用の電力を供給する点灯装置401と、
蛍光灯100と口金300との間に介在してこれらを固
定するとともに点灯装置401を内部に収納する筒状の
ケース507とを備えている。
【0070】点灯装置401は、円状の回路基板401
aと、この回路基板401aに実装された各種電子部品
とにより構成され、回路基板401aをケース507の
軸AXと直交するようにしてケース507の内部に収納
される。
【0071】ケース507は、蛍光灯100のフィラメ
ント側を保持する円筒状のサポート部202を一体に備
えたケース本体607と、第1実施形態のケースカバー
701と同形状のケースカバー707とにより構成さ
れ、ケース本体607の箇所で点灯装置401と蛍光灯
100および口金301とが電気的に接続されるように
なっている。ケース本体607のサポート部202を除
く部分は、第1実施形態のケース本体600と同形状に
形成されている。
【0072】次に、本口金型蛍光灯装置の組立手順例に
ついて説明する。まず、ケース本体607の箇所で点灯
装置401と蛍光灯100および口金300とを接続す
る。このとき、ケース本体607の端部607bは口金
300内に収まった状態となる。この状態で、ケースカ
バー707の端部707bを口金300内に収める。な
お、口金300は最後に装着するようにしてもよい。
【0073】このように、蛍光灯100を装着するため
のサポート部202をケース本体607に一体に設ける
ことにより、蛍光灯を装着するためのサポート部品を別
途用意する必要がなく、部品点数の削減およびコストの
引き下げが可能となる。
【0074】(第10実施形態)図12は本発明に係る
第10実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図であ
る。
【0075】第10実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
12に示すように、蛍光灯100と、灯装置401とを
第9実施形態と同様に備えているほか、第9実施形態と
の相違点として筒状のケース508を備えている。
【0076】ケース508は、蛍光灯100のフィラメ
ント側を保持する円筒状のサポート部202および口金
300を一体に備えたケース本体608と、ケースカバ
ー708とにより構成され、ケース本体608の箇所で
点灯装置401と蛍光灯100および口金300とが電
気的に接続されるようになっている。
【0077】ケース本体608のサポート部202およ
び口金300を除く部分は、断面半円弧状で蛍光灯10
0側と口金300側との径の大小関係がそれぞれ大と小
とに設定された半円筒状に形成されている。ケースカバ
ー708も、断面半円弧状で蛍光灯100側と口金30
0側との径の大小関係がそれぞれ大と小とに設定された
半円筒状に形成されている。
【0078】このように、蛍光灯100を装着するため
のサポート部202をケース本体608に一体に設ける
ことにより、蛍光灯を装着するためのサポート部品を別
途用意する必要がなく、部品点数の削減およびコストの
引き下げが可能となる。
【0079】また、口金300もインサート成形などで
ケース本体608に一体に設けることにより、組立工程
をさらに簡略化することができる。
【0080】(第11実施形態)図13は本発明に係る
第11実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図であ
る。
【0081】第11実施形態の口金型蛍光灯装置は、蛍
光灯100と、点灯装置401とを第9実施形態と同様
に備えているほか、図13に示すように、第9実施形態
との相違点としてケース509を備えている。
【0082】ケース509は、口金300を一体に備え
たケース本体609と、蛍光灯100のフィラメント側
を保持する円筒状のサポート部202を一体に備えたケ
ースカバー709とにより構成され、蛍光灯100と口
金300との間に介在してこれらを固定するとともに点
灯装置401を内部に収納する。また、ケース本体60
9の箇所で、点灯装置401とケースカバー709に保
持された蛍光灯100および口金300とが電気的に接
続されるようになっている。
【0083】このように、蛍光灯100を装着するため
のサポート部202をケースカバー709に一体に設け
ることにより、蛍光灯を装着するためのサポート部品を
別途用意する必要がなく、部品点数の削減およびコスト
の引き下げが可能となる。
【0084】また、口金300をインサート成形などで
ケース本体609に一体に設けることにより、組立工程
をさらに簡略化することができる。
【0085】さらに、ケースカバー709への蛍光灯1
00の装着とケース本体609への口金300の一体化
とを別々に行えるため、組立性が良くなる。
【0086】(第12実施形態)図14は本発明に係る
第12実施形態の口金型蛍光灯装置の一部断面図であ
る。
【0087】第12実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
14に示すように、蛍光灯100と、カバー509とを
第11実施形態と同様に備えているほか、第11実施形
態との相違点として点灯装置403を備えている。
【0088】点灯装置403は、2枚の回路基板403
a,403bと、これらの回路基板403a,403b
に実装された各種電子部品とにより構成され、回路基板
403a,403bにコネクタ403c,403dをそ
れぞれ備え、これらコネクタ403c,403dによっ
て回路基板403a,403bを電気的に接続する構成
になっている。そして、回路基板403aおよび回路基
板403bは、コネクタ403c,403dによって接
続されるようにケース本体609およびケースカバー7
09にそれぞれ装着される。
【0089】このように、ケース本体609およびケー
スカバー709にそれぞれ回路基板403aおよび回路
基板403bが装着されるので、これら回路基板403
aおよび回路基板403bをコネクタ403c,403
dによって接続すると同時に本口金型蛍光灯装置を組み
立てることができる。
【0090】なお、第12実施形態では、2枚の回路基
板403a,403bは、同一平面上でコネクタ403
c,403dによって接続する配置になっているが、図
15に示すように、平行となって一部が対面する状態
で、対面側に位置するコネクタ403c,403dによ
って接続する配置でもよい。
【0091】(第13実施形態)図16は本発明に係る
第13実施形態の口金型蛍光灯装置における蛍光灯、サ
ポート部品および点灯装置を示す図、図17は同点灯装
置の拡大図である。
【0092】第13実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
16,図17に示すように、第1実施形態の口金型蛍光
灯装置と同じものであり、点灯装置400の細部に特徴
がある。
【0093】蛍光灯100はサポート部品200に装着
されるが、サポート部品200の内面側には、蛍光灯1
00から引き出された4本のリード線100aをそれぞ
れ填め込むための4つのスリット200aが形成された
突片状の台座部200bがケーズ500の内部方向に向
かって突出している。
【0094】他方、点灯装置400の回路基板400a
の端部には、サポート部品200と各リード線100a
を挟み込んで各リード線100aと電気的に接続する電
気接点400eが設けられている。
【0095】また、回路基板400aの反対側の端部に
は、口金300と電気的に接続する2つの電気接点40
0fが設けられている。これらの電気接点400fに
は、口金300が直接接続される。あるいは、口金30
0から引き出された各リード線が圧接ないし半田接続さ
れる。
【0096】このように、サポート部品200と各リー
ド線100aを挟み込んで各リード線100aと電気的
に接続する電気接点400eを回路基板400aの端部
に設けることにより、半田付けや溶接と比べ電気接続が
容易にでき、また回路基板を機械的に保持することがで
きるため、組立性が向上する。電気的接続の信頼性も向
上する。
【0097】また、台座部200bの各スリット200
aにより蛍光灯100から引き出された4本のリード線
100aの位置決めが可能になる。
【0098】(第14実施形態)図18は本発明に係る
第14実施形態の口金型蛍光灯装置における蛍光灯およ
び点灯装置などを示す図である。
【0099】第14実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
18に示すように、点灯装置401に代えて点灯装置4
04を備える点、ケース本体608に口金300が一体
に設けられていない点、およびサポート部202の形状
が若干異なる点を除き、例えば第10実施形態の口金型
蛍光灯装置とほぼ同様であり、蛍光灯100に対する点
灯装置404の接続構造に特徴がある。
【0100】蛍光灯100はケース本体608のサポー
ト部202に装着されるが、ケース本体608の内面に
は、蛍光灯100から引き出された4本のリード線10
0aをそれぞれ填め込むための4対のスリット608g
が形成された台座部609hが形成されている。
【0101】点灯装置404は、四角形状の回路基板4
04aと、この回路基板404aに実装された各種電子
部品とにより構成され、回路基板404aの端部には、
ケース本体608と各リード線100aを挟み込んで各
リード線100aと電気的に接続する電気接点404e
が設けられている。
【0102】このように、ケース本体608と各リード
線100aを挟み込んで各リード線100aと電気的に
接続する電気接点404eを回路基板404aの端部に
設けることにより、半田付けや溶接と比べ電気接続が容
易にでき、また回路基板を機械的に保持することができ
るため、組立性が向上する。
【0103】(第15実施形態)図19は本発明に係る
第15実施形態の口金型蛍光灯装置における蛍光灯およ
び口金に対する点灯装置の接続の説明図である。
【0104】第15実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
19に示すように、点灯装置401に代えて点灯装置4
05を備える点を除き、例えば第3実施形態の口金型蛍
光灯装置とほぼ同様であり、蛍光灯100および口金3
01に対する点灯装置405の接続構造に特徴がある。
【0105】ケース本体601およびケースカバー70
1の内面には、点灯装置405の後述の回路基板405
aを保持するスリット601gおよびスリット701g
がそれぞれ形成されている。
【0106】点灯装置405は、回路基板405aと、
この回路基板405aに実装された各種電子部品とによ
り構成されている。そして、回路基板405aのケース
本体601側の端部には、ケース本体601と蛍光灯1
00からの各リード線100aを挟み込んで各リード線
100aと電気的に接続する電気接点405eが設けら
れている。他方、回路基板405aのケースカバー70
1側の端部には、ケースカバー701と口金301から
の各リード線301bを挟み込んで各リード線301b
と電気的に接続する電気接点405fが設けられてい
る。
【0107】このように、回路基板405aの両端に電
気接点405e,405fを設けることにより、蛍光灯
100からの各リード線100aおよび口金301から
の各リード線301bをワンタッチで回路基板405a
に電気的に接続することができる。
【0108】なお、図19中のケース本体601および
ケースカバー701の位置関係は逆でもよい。
【0109】(第16実施形態)図20は本発明に係る
第16実施形態の口金型蛍光灯装置における蛍光灯およ
び口金に対する点灯装置の接続の説明図である。
【0110】第16実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
20に示すように、点灯装置401に代えて点灯装置4
06を備える点を除き、例えば第9実施形態の口金型蛍
光灯装置とほぼ同様であり、蛍光灯100および口金3
00に対する点灯装置406の接続構造に特徴がある。
【0111】ケース本体607およびケースカバー70
7の内面には、点灯装置406の後述の回路基板406
a,406bを保持するスリット607gおよびスリッ
ト707gがそれぞれ形成されている。回路基板406
a,406bは、各スリット707gに填る導電性部材
(コネクタ)406cを介してケースカバー707の各
スリット707gに保持される。
【0112】点灯装置406は、回路基板406a,4
06bと、これらの各両面に実装された各種電子部品と
により構成されている。そして、回路基板406aのケ
ース本体607側の端部には、ケース本体607と蛍光
灯100からの各リード線100aを挟み込んで各リー
ド線100aと電気的に接続する電気接点406eが設
けられている。回路基板406bのケース本体607側
の端部には、ケース本体607と口金300からの各リ
ード線300bを挟み込んで各リード線300bと電気
的に接続する電気接点406fが設けられている。他
方、回路基板406aのケースカバー707側の端部お
よび回路基板406bのケースカバー707側の端部に
は、導電性部材406cと電気的に接続する電気接点4
06g,406hがそれぞれ設けられている。
【0113】このように、回路基板406a,406b
を設けて各電気接点を設けることにより、蛍光灯100
からの各リード線100aおよび口金300からの各リ
ード線300bをワンタッチで回路基板406a,40
6bに電気的に接続することができる。なお、口金30
0は、その後で端部607b,707bに装着すればよ
い。
【0114】また、2つの回路基板406a,406b
を設けることにより、回路基板をケース内に効率よく配
置することができ、ケースを小型化できる。
【0115】さらに、回路基板406a,406bを導
電性部材406cによって電気的に接続することができ
る。
【0116】なお、第16実施形態では、導電性部材4
06cが使用される構成になっているが、導電性部材4
06cに代えて、これに相当する部分を図21に示すよ
うな導電性樹脂部707hにしてもよい。
【0117】(第17実施形態)図22は本発明に係る
第17実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
配置構造の説明図である。
【0118】第17実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
22に示すように、点灯装置407の配置構造の点を除
き、第16実施形態の口金型蛍光灯装置とほぼ同様であ
る。すなわち、点灯装置407は、回路基板407a,
407bと、これらの各一の面に実装された各種電子部
品とにより構成され、それらの各実装面が対面し、かつ
各回路基板がケース507の軸と直交する状態で、その
ケース507内に収納されている。そして、回路基板4
07a,407bのうち、一方の回路基板上の各電子部
品が他方の回路基板の各電子部品間にくるように(互い
違いに)配置される。図では、背の高い部品同士が対向
しないように配置されている。ただし、回路基板407
a,407bの配置構造の関係で、軸方向におけるスリ
ット607g間およびスリット707g間の距離は第1
6実施形態のそれらよりも長く、また導電性部材406
cも第16実施形態のそれよりも長くなっている。
【0119】このように、回路基板407a,407b
の各々を実装面が互いに対面するように配置することに
より、両回路基板間の距離を短くすることができ、ケー
スを小型化できる。
【0120】(第18実施形態)図23は本発明に係る
第18実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
外観図である。
【0121】第18実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
23に示すように、点灯装置408の電子部品実装構造
の点を除き、第16実施形態の口金型蛍光灯装置とほぼ
同様である。すなわち、点灯装置408は、回路基板4
08a,408bと、これらの各両面に実装された各種
電子部品とにより構成され、それらの各回路基板が対向
し、かつ各回路基板がケース507の軸と直交する状態
で、そのケース507内に収納される。そして、回路基
板408a,408bのうち、一の回路基板408b
は、他の回路基板408aに実装された電子部品(図で
は電解コンデンサC1)が挿通する孔Eを有している。
【0122】このように、一の回路基板408bに他の
回路基板408aに実装された電子部品が挿通する孔E
を設けることにより、両回路基板間の距離をさらに短く
することができ、ケースをより一層小型化できる。ま
た、孔Eに挿通される電子部品の先端部分を口金300
の内部に位置するようにすれば、内部空間を有効に利用
することができる。
【0123】(第19実施形態)図24は本発明に係る
第19実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
配置構造の説明図、図25は同点灯装置の外観図であ
る。
【0124】第19実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
24,図25に示すように、点灯装置409の電子部品
に両回路基板間を電気的に接続する機能を持たせ、導電
性部材406cを不要にした点を除き、第16実施形態
の口金型蛍光灯装置とほぼ同様である。すなわち、点灯
装置409は、回路基板409a,409bと、これら
の各一の面に実装された各種電子部品とにより構成さ
れ、それらの各実装面が対面し、かつ各回路基板がケー
ス507の軸と直交する状態で、そのケース507内に
収納される。そして、回路基板409a,409bは、
これらの両回路基板に跨って実装される電子部品(図で
はF)によって電気的に接続されるようになっている。
【0125】このように、電子部品を両回路基板に跨っ
て実装し、これにより両回路基板を電気的に接続すれ
ば、導電性部材406cなどの接続部品を使用すること
なく両回路基板間を電気的に接続することができるた
め、コストの引き下げが可能となる。
【0126】(第20実施形態)図26は本発明に係る
第20実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
配置構造の説明図である。
【0127】第20実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
26に示すように、点灯装置410の配置構造の点を除
き、例えば第1実施形態の口金型蛍光灯装置とほぼ同様
である。すなわち、点灯装置410は、回路基板410
a,410bと、これらの各一の面に実装された各種電
子部品とにより構成され、一方の回路基板410aはケ
ース500の軸と直交するようにそのケース500内の
蛍光灯100側に設けられ、他方の回路基板410bは
ケース500の軸と平行となるようにそのケース500
内の口金300側に設けられる。
【0128】このように、回路基板410a,410b
をケース500内に配置することにより、ケース500
の径を、蛍光灯100側から口金300側に向けて小さ
くすることができる。また、ケース500内の空間を有
効に利用することができる。
【0129】(第21実施形態)図27は本発明に係る
第21実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
配置構造の説明図である。
【0130】第21実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
27に示すように、点灯装置411の配置構造の点を除
き、例えば第3実施形態の口金型蛍光灯装置とほぼ同様
である。すなわち、点灯装置411は、回路基板411
aと、この両面に実装された各種電子部品とにより構成
され、回路基板411aの一端側の一の面とその一端側
と対向する他端側の他の面には、実装される各電子部品
を大と小とに分類したとき、大に分類される電子部品
(図ではG1,G2)が実装され、これら大に分類され
る電子部品の全部または一部(図ではG1)が、回路基
板411aの中央に傾けて実装されている。そして、回
路基板411aは、ケース501の軸AXと直交する方
向に対して所定角θ傾けた状態でケース501の内部に
収納されている。なお、図中のH1,H2,W1,W2
は、H1<H2およびW1<W2の関係にある。また、
図中のHは基板保持部材である。
【0131】このように、回路基板411aの一端側の
一の面とその一端側と対向する他端側の他の面に大に分
類される電子部品を実装し、これら大に分類される電子
部品の全部または一部を回路基板411aの中央に傾け
ることにより、より径の小さなケースに点灯装置411
を収納することができる。
【0132】また、第21実施形態の点灯装置は、第1
実施形態などの配置構造でも適用可能である。要する
に、点灯装置411がケースの軸方向またはそれと直交
する方向に最薄となる。また、ケースの軸に対して直交
または平行となるように回路基板を配置するのではな
く、所定角傾けることにより、ケースの径を小さくする
ことができる。さらに、ケース内で占める回路基板の体
積を小さくすることができる。
【0133】(第22実施形態)図28は本発明に係る
第22実施形態の口金型蛍光灯装置の分解斜視図、図2
9は点灯装置を収納するケースの断面図である。
【0134】第22実施形態の口金型蛍光灯装置は、図
28,図29に示すように、蛍光灯100と、サポート
部品200とを第1実施形態と同様に備えているほか、
第1実施形態との相違点として、従来の口金の側部と同
形の筒状の口金302と、この口金302を介して電源
に接続されて蛍光灯100に点灯用の電力を供給する点
灯装置412と、蛍光灯100を保持するサポート部品
200と口金302との間に介在してこれらを固定する
とともに点灯装置412を内部に収納する有底で筒状の
ケース510とにより構成されている。
【0135】点灯装置412は、矩形状の回路基板41
2aと、この両面に実装された各種電子部品とにより構
成され、回路基板412aをケース510の軸と平行に
なるようにしてケース510の内部に収納される。ま
た、回路基板412aの入力側(口金側)には、アイレ
ットとして機能する導電性部品Jが実装されている。
【0136】ケース510は、当該筒状のケース510
の軸と直交する方向に点灯装置412を組み込むための
開口610aを有するケース本体610と、このケース
本体610のその開口610aを覆うケースカバー71
0とにより構成されている。
【0137】また、ケース本体610およびケースカバ
ー710は、断面半円弧状で蛍光灯100側と口金30
2側との径の大小関係がそれぞれ大と小とに設定された
半円筒状に形成され、二分割されている。ケース本体6
10における径が小に設定された端部610b、および
ケースカバー710における径が小に設定された端部7
10bは、口金302内に填り込むようになっている。
他方、ケース本体610における径が大に設定された端
部610c、およびケースカバー710における径が大
に設定された端部710cは、円筒状のサポート部品2
00の端部外周に対応する形状になっている。そして、
ケース本体610およびケースカバー710の各中央部
は、径が小に設定された端部と径が大に設定された端部
との間を繋ぐテーパー状になっている。
【0138】さらに、ケース本体610およびケースカ
バー710は、互いに組み合わされてケース510を構
成するとき、その底部を形成する半円状部610jおよ
び半円状部710jをそれぞれ有し、これら半円状部6
10jおよび半円状部710jには、回路基板412a
に実装されたアイレットとして機能する導電性部品Jを
狭持するための溝610k,710kがそれぞれ形成さ
れている。
【0139】このように、回路基板412aにアイレッ
トとして機能する導電性部品Jを実装し、この導電性部
品Jをケース本体610およびケースカバー710で狭
持することにより、ソケットへの当該口金型蛍光灯装置
の装着時における大きな軸力にも十分耐えることができ
る。
【0140】(第23実施形態)図30は本発明に係る
第23実施形態の口金型蛍光灯装置における点灯装置の
配置構造の説明図である。
【0141】第23実施形態の口金型蛍光灯装置は、ケ
ース511を構成するケース本体611およびケースカ
バー711の断面形状がコ字状である点、および点灯装
置413の配置構造の点を除き、例えば第1実施形態の
口金型蛍光灯装置とほぼ同様である。すなわち、点灯装
置413は、回路基板413aと、この一の面に実装さ
れた各種電子部品と、ケース本体611(またはケース
カバー711)の内面に固定されて回路基板413aと
電気的に接続される電子部品Kとにより構成されてい
る。電子部品Kは、リード端子K1が回路基板413a
に半田付けされることで足部側が固定され、頭部側はケ
ース本体611の突起611mで固定されている。な
お、電子部品Kのリード端子K1にバネ性があれば突起
611mは省略可能である。また、図30中の611n
は溝である。
【0142】このように、ケース本体611(またはケ
ースカバー711)を回路基板の一部として利用するこ
とにより、回路基板413aの寸法を小さくすることが
できる。また、重たい電子部品を電子部品Kとしてケー
ス本体またはケースカバーに固定するようにすれば、半
田クラックの恐れがなくなり、信頼性が向上する。さら
に、電子部品Kとケース本体611内面の溝611nに
より点灯装置413の位置決めが容易になる。
【0143】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明は、蛍光灯と、口金と、この口金を介して
電源に接続されて前記蛍光灯に点灯用の電力を供給する
点灯装置と、前記蛍光灯と前記口金との間に介在してこ
れらを保持するとともに前記点灯装置を内部に収納する
筒状のケースとにより構成される口金型蛍光灯装置であ
って、前記ケースは、当該筒状のケースの軸と直交する
方向に前記点灯装置を組み込むための開口を有するケー
ス本体と、このケース本体のその開口を覆うケースカバ
ーとにより構成され、前記ケース本体および前記ケース
カバーのうち、少なくとも前記ケース本体の箇所で前記
点灯装置と前記蛍光灯および前記口金とが接続されるの
で、ケース本体の開口を開いた状態で点灯装置を組み込
め、これに蛍光灯および口金を電気的に接続する作業が
簡単になるから、従来の筒状の一のケースに比べ、点灯
装置の組込みが容易となり、口金および蛍光灯の電気的
接続が簡単となる。
【0144】請求項2記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体および前記ケ
ースカバーは、断面半円弧状の半円筒状に形成され二分
割されているので、従来の筒状の一のケースに比べ、点
灯装置の組込みが容易となり、口金および蛍光灯の電気
的接続が簡単となる。
【0145】請求項3記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケースカバーは、前記ケ
ース本体の全周を覆うので、ケースの軸方向に伸びる分
割線がカバーに現れず、また分割線上に隙間が生じるこ
ともないので、外観が良くなる。
【0146】請求項4記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体は、前記蛍光
灯を装着するためのサポート部を一体に備えているの
で、蛍光灯を装着するためのサポート部品を別途用意す
る必要がなく、部品点数の削減およびコストの引き下げ
が可能となる。
【0147】請求項5記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記ケース本体は、前記口金
を装着するための口金装着部を持ち、前記ケースカバー
は、前記蛍光灯を装着するための蛍光灯装着部を持つの
で、蛍光灯を装着するためのサポート部品を別途用意す
る必要がないほか、ケース本体の口金装着部に口金を装
着する作業と、ケースカバーの蛍光灯装着部に蛍光灯を
装着する作業とを別々に行うことができるため、組立性
が向上する。
【0148】請求項6記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の端部には、前記蛍光灯を装着するた
めのサポート部または前記ケース本体と構成部品の接続
線を挟み込んでその接続線と電気的に接続する電気接点
が設けられているので、半田付けや溶接と比べ電気接続
が容易にでき、回路基板を機械的に保持することができ
るため、組立性が向上する。
【0149】請求項7記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は、少なくとも
2つの回路基板を備えるので、回路基板をケース内に効
率よく配置することができ、ケースを小型化できる。
【0150】請求項8記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の一端側の一の面とその一端側と対向
する他端側の他の面には、実装される各電子部品を大と
小とに分類したとき、大に分類される電子部品が実装さ
れ、これら大に分類される電子部品の全部または一部
は、前記回路基板の中央に傾けて実装されているので、
点灯装置がケースの軸方向またはそれと直交する方向に
最薄となり、また、ケースの軸に対して直交または平行
となるように回路基板を配置するのではなく、所定角傾
けることにより、ケースの径を小さくすることができる
ほか、ケース内で占める回路基板の体積を小さくするこ
とができる。
【0151】請求項9記載の発明は、請求項1記載の口
金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は回路基板を備
え、この回路基板の入力側には導電性部品が接続され、
この導電性部品は、前記ケース本体および前記ケースカ
バーにより狭持されて前記口金内に位置するアイレット
として機能するので、当該口金型蛍光灯装置の装着時に
おける大きな軸力にも十分耐えることができる。
【0152】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
口金型蛍光灯装置において、前記点灯装置は、前記回路
基板と、前記ケース本体または前記ケースカバーに固定
され前記回路基板と電気的に接続される電子部品とによ
り構成されるので、回路基板を小さくすることができ、
重たい電子部品をケース本体またはケースカバーに固定
するようにすれば、半田クラックの恐れがなくなり、信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の口金型蛍光灯装置
の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態の口金型蛍光灯装置
におけるサポート部品、口金およびケースの分解斜視図
である。
【図3】同サポート部品、口金およびケースの組立図で
ある。
【図4】本発明に係る第3実施形態の口金型蛍光灯装置
の分解斜視図である。
【図5】本発明に係る第4実施形態の口金型蛍光灯装置
の分解斜視図である。
【図6】本発明に係る第5実施形態の口金型蛍光灯装置
の分解斜視図である。
【図7】本発明に係る第6実施形態の口金型蛍光灯装置
における蛍光灯およびケースの分解斜視図である。
【図8】同蛍光灯を保持するケースの断面図である。
【図9】本発明に係る第7実施形態の口金型蛍光灯装置
における口金、点灯装置およびケースの分解斜視図であ
る。
【図10】本発明に係る第8実施形態の口金型蛍光灯装
置における口金、点灯装置およびケースの分解斜視図で
ある。
【図11】本発明に係る第9実施形態の口金型蛍光灯装
置の分解斜視図である。
【図12】本発明に係る第10実施形態の口金型蛍光灯
装置の分解斜視図である。
【図13】本発明に係る第11実施形態の口金型蛍光灯
装置の分解斜視図である。
【図14】本発明に係る第12実施形態の口金型蛍光灯
装置の一部断面図である。
【図15】2枚の回路基板の別の配置構成例を示す図で
ある。
【図16】本発明に係る第13実施形態の口金型蛍光灯
装置における蛍光灯、サポート部品および点灯装置を示
す図である。
【図17】同点灯装置の拡大図である。
【図18】本発明に係る第14実施形態の口金型蛍光灯
装置における蛍光灯および点灯装置などを示す図であ
る。
【図19】本発明に係る第15実施形態の口金型蛍光灯
装置における蛍光灯および口金に対する点灯装置の接続
の説明図である。
【図20】本発明に係る第16実施形態の口金型蛍光灯
装置における蛍光灯および口金に対する点灯装置の接続
の説明図である。
【図21】図20の導電性部材に代えて導電性樹脂部を
設けた例を示す図である。
【図22】本発明に係る第17実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の配置構造の説明図である。
【図23】本発明に係る第18実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の外観図である。
【図24】本発明に係る第19実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の配置構造の説明図である。
【図25】同点灯装置の外観図である。
【図26】本発明に係る第20実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の配置構造の説明図である。
【図27】本発明に係る第21実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の配置構造の説明図である。
【図28】本発明に係る第22実施形態の口金型蛍光灯
装置の分解斜視図である。
【図29】点灯装置を収納するケースの断面図である。
【図30】本発明に係る第23実施形態の口金型蛍光灯
装置における点灯装置の配置構造の説明図である。
【符号の説明】
100,101 蛍光灯 200,201 サポート部品 202 サポート部 300〜302 口金 400〜412 点灯装置 500〜510 ケース 600〜610 ケース本体 700〜710 ケースカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮先 弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 渋谷 広幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西浜 伸通 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 清水 識雄 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐川 拓宣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA04 DA05 5C043 AA18 CC09 CD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光灯と、口金と、この口金を介して電
    源に接続されて前記蛍光灯に点灯用の電力を供給する点
    灯装置と、前記蛍光灯と前記口金との間に介在してこれ
    らを保持するとともに前記点灯装置を内部に収納する筒
    状のケースとにより構成される口金型蛍光灯装置であっ
    て、前記ケースは、当該筒状のケースの軸と直交する方
    向に前記点灯装置を組み込むための開口を有するケース
    本体と、このケース本体のその開口を覆うケースカバー
    とにより構成され、前記ケース本体および前記ケースカ
    バーのうち、少なくとも前記ケース本体の箇所で前記点
    灯装置と前記蛍光灯および前記口金とが接続されること
    を特徴とする口金型蛍光灯装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体および前記ケースカバー
    は、断面半円弧状の半円筒状に形成され二分割されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の口金型蛍光灯装置。
  3. 【請求項3】 前記ケースカバーは、前記ケース本体の
    全周を覆うことを特徴とする請求項1記載の口金型蛍光
    灯装置。
  4. 【請求項4】 前記ケース本体は、前記蛍光灯を装着す
    るためのサポート部を一体に備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の口金型蛍光灯装置。
  5. 【請求項5】 前記ケース本体は、前記口金を装着する
    ための口金装着部を持ち、前記ケースカバーは、前記蛍
    光灯を装着するための蛍光灯装着部を持つことを特徴と
    する請求項1記載の口金型蛍光灯装置。
  6. 【請求項6】 前記点灯装置は回路基板を備え、この回
    路基板の端部には、前記蛍光灯を装着するためのサポー
    ト部または前記ケース本体と構成部品の接続線を挟み込
    んでその接続線と電気的に接続する電気接点が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の口金型蛍光灯装
    置。
  7. 【請求項7】 前記点灯装置は、少なくとも2つの回路
    基板を備えることを特徴とする請求項1記載の口金型蛍
    光灯装置。
  8. 【請求項8】 前記点灯装置は回路基板を備え、この回
    路基板の一端側の一の面とその一端側と対向する他端側
    の他の面には、実装される各電子部品を大と小とに分類
    したとき、大に分類される電子部品が実装され、これら
    大に分類される電子部品の全部または一部は、前記回路
    基板の中央に傾けて実装されていることを特徴とする請
    求項1記載の口金型蛍光灯装置。
  9. 【請求項9】 前記点灯装置は回路基板を備え、この回
    路基板の入力側には導電性部品が接続され、この導電性
    部品は、前記ケース本体および前記ケースカバーにより
    狭持されて前記口金内に位置するアイレットとして機能
    することを特徴とする請求項1記載の口金型蛍光灯装
    置。
  10. 【請求項10】 前記点灯装置は、前記回路基板と、前
    記ケース本体または前記ケースカバーに固定され前記回
    路基板と電気的に接続される電子部品とにより構成され
    ることを特徴とする請求項6記載の口金型蛍光灯装置。
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