JP2003296296A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ

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JP2003296296A
JP2003296296A JP2002113243A JP2002113243A JP2003296296A JP 2003296296 A JP2003296296 A JP 2003296296A JP 2002113243 A JP2002113243 A JP 2002113243A JP 2002113243 A JP2002113243 A JP 2002113243A JP 2003296296 A JP2003296296 A JP 2003296296A
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clock signal
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Kazutoshi Inoue
和俊 井上
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力/出力ポートの状態をリアルタイムで制
御することが可能な半導体集積回路を提供する。 【構成】 マイコン100は、入力/出力ポート(ポー
トA及びポートB)と、入力/出力ポートに関連付けさ
れ所定の機能を実行する周辺機能ブロック101及び1
02と、クロック信号生成回路103と、機能選択ピン
104から入力されるモード信号をデコードし機能選択
信号を出力する機能選択デコーダ回路105と、機能選
択信号に応答して周辺機能ブロック101、102への
クロック信号clockの供給/停止を制御するクロッ
ク信号制御手段106及び107と、機能選択信号に応
答してポートA、Bの機能設定を行うポート制御ブロッ
ク108及び109とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明はマイクロコントローラに
係り、特に複数の機能ブロックを有するマイクロコント
ローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコントローラは、複数の
入力/出力ポートごとに制御レジスタを設けることによ
り、複数の入力/出力ポートの各々に関連付けされた機
能ブロックへのクロック信号の供給/停止の制御を行っ
ていた。従来のマイクロコントローラでは、まず中央演
算処理装置(CPU)がプログラム実行し、その実行結
果により制御レジスタの設定が行われていた。制御レジ
スタの設定が行われることにより、機能ブロックへのク
ロック信号の供給/停止の制御が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイクロコントローラでは、複数の入力/出力ポートに
の各々に制御レジスタを設ける必要があり、マイクロコ
ントローラ全体の面積が大きくなるという問題があっ
た。また、リセット後、CPUがプログラムを実行する
までは制御レジスタの設定が行われず、リセット直後
は、各入力/出力ポートの機能設定が行われていない状
態となる。入力/出力ポートに接続されている外部IC
によっては、マイクロコントローラがリセットされた直
後から入力/出力ポートの設定が行われ所定の信号を出
力していなければならない場合がある。この場合、従来
のマイクロコントローラでは、リセット直後に所定の信
号を出力することができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたものであり、その代表的なもの
は、外部から供給されるモード信号に応答して、機能ブ
ロックへのクロック信号の供給/停止の制御を行うクロ
ック信号制御手段を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係るマイクロコントローラ
(以下、マイコンという)の構成を示す回路ブロック図
である。本実施の形態に係るマイコンは、複数の入力/
出力ポート(ポートA及びポートB)と、ポートA、B
の各々に関連付けされ、所定の機能を実行する複数の機
能ブロック(周辺機能ブロック101及び102)と、
周辺機能ブロック101及び102へ供給するクロック
信号clockを生成するクロック信号生成手段(クロ
ック信号生成回路103)と、外部信号が入力される機
能選択ピン(モードピンともいう)104と、機能選択
ピン104を介して入力される外部信号(モード信号)
をデコードするデコード手段(機能選択デコーダ回路1
05)と、機能選択デコーダ回路105から出力される
機能選択信号A、Bに応答して、クロック信号生成回路
103からのクロック信号を選択的に周辺機能ブロック
101、102へ供給するクロック信号制御手段10
6、107と、ポートAを介して行われるデータの入力
/出力を制御するポート制御ブロック108と、ポート
Bを介して行われるデータの入力/出力を制御するポー
ト制御ブロック109とから構成される。
【0006】ポートA、Bは、マイコン100の外部か
らデータを入力し、又はマイコン100の外部へデータ
を出力するためのポートである。周辺機能ブロック10
1は、例えばシリアル入出力インタフェース等である。
周辺機能ブロック101は、クロック信号制御手段10
6から供給されるクロック信号ck_aに同期して所定
の機能を実行し、その実行結果をポート制御ブロック1
08へ出力する。周辺機能ブロック102は、例えばD
RAMコントローラ等である。周辺機能ブロック102
は、クロック信号制御手段107から供給されるクロッ
ク信号ck_bに同期して所定の機能を実行し、その実
行結果をポート制御ブロック109へ出力する。クロッ
ク信号生成回路103は、例えば中央演算処理装置(C
PU)110の内部に設けられる。クロック信号生成回
路103は、クロック信号clockを生成し、クロッ
ク信号制御手段106及び107へ出力する。機能選択
ピン104は外部信号(モード信号)を入力するための
ピンである。本実施の形態では、機能選択ピン104
は、端子a、端子b、端子c、端子dの4端子で構成さ
れる。
【0007】機能選択デコーダ回路105は、機能選択
ピン104を介して入力される外部信号をデコードし、
そのデコード結果(機能選択信号)を機能選択信号線1
21を介してとしてクロック信号制御手段106、10
7へ出力する。ここで、図2を参照して、機能選択ピン
に与えられる外部信号と機能選択デコーダ回路105の
デコード結果である機能選択信号との関係について説明
する。図2は、機能選択ピンの信号と機能選択信号との
関係を示す表である。例えば、機能選択ピンの各端子に
「A,B,C,D」=「“1”,“0”,“0”,
“0”」の信号が入力されたとき、機能選択デコーダ回
路105から出力される機能選択信号は「A,B,C,
D」=「“1”,“0”,“0”,“0”」となる。ま
た例えば、機能選択ピンの各端子に「A,B,C,D」
=「“0”,“1”,“0”,“0”」の信号が入力さ
れたとき、機能選択デコーダ回路105から出力される
機能選択信号は「A,B,C,D」=「“0”,
“1”,“0”,“0”」となる。
【0008】クロック信号制御手段106は、例えば論
理積回路(AND回路)で構成される。クロック信号制
御手段106の2入力端子のうち、一方の入力端子には
クロック信号clockが入力され、他方の入力端子に
は機能選択信号Aが入力される。ここでクロック信号制
御手段106は、機能選択信号Aの論理値が“1”のと
き、入力されるクロック信号clockと同波形のクロ
ック信号ck_aを出力し、周辺機能ブロック101へ
供給する。またクロック信号制御手段106は、機能選
択信号Aの論理値が“0”のとき、論理値“0”の出力
を維持する。すなわち、クロック信号制御手段106
は、機能選択信号Aが“1”のとき、周辺機能ブロック
101へクロック信号ck_aを供給し、機能選択信号
Aが“0”のとき、周辺機能ブロック101へのクロッ
ク信号の供給を停止する。このように、クロック信号制
御手段106は、機能選択信号Aに応答してクロック信
号生成回路103からのクロック信号clockを選択
的に周辺機能ブロックAへ供給する。
【0009】ロック信号制御手段107は、例えば論理
積回路(AND回路)で構成される。クロック信号制御
手段107の2入力端子のうち、一方の入力端子にはク
ロック信号clockが入力され、他方の入力端子には
機能選択信号Bが入力される。ここでクロック信号制御
手段107は、機能選択信号Bの論理値が“1”のと
き、入力されるクロック信号clockと同波形のクロ
ック信号ck_bを出力し、周辺機能ブロック102へ
供給する。またクロック信号制御手段107は、機能選
択信号Bの論理値が“0”のとき、論理値“0”の出力
を維持する。すなわち、クロック信号制御手段107
は、機能選択信号Bが“1”のとき、周辺機能ブロック
102へクロック信号ck_bを供給し、機能選択信号
Bが“0”のとき、周辺機能ブロック102へのクロッ
ク信号の供給を停止する。このように、クロック信号制
御手段107は、機能選択信号Bに応答してクロック信
号生成回路103からのクロック信号clockを選択
的に周辺機能ブロックBへ供給する。
【0010】ポート制御ブロック108は、ポートA出
力制御回路111と、1次機能出力制御レジスタ112
と、ポートA出力制御信号に応答して1次機能出力制御
回路112の出力若しくは周辺機能ブロック101の出
力のどちらか一方を出力するマルチプレクサ113と、
マルチプレクサ113の出力を受けその信号をポートA
へ出力する出力バッファ114と、ポートAを介して外
部から入力される信号を内部回路へ伝える入力バッファ
115とから構成される。
【0011】ポート制御ブロック109は、ポートB出
力制御回路116と、1次機能出力制御レジスタ117
と、ポートB出力制御信号に応答して1次機能出力制御
回路116の出力若しくは周辺機能ブロック102の出
力のどちらか一方を出力するマルチプレクサ118と、
マルチプレクサ118の出力を受けその信号をポートB
へ出力する出力バッファ119と、ポートBを介して外
部から入力される信号を内部回路へ伝える入力バッファ
120とから構成される。
【0012】次に、本実施の形態の係るマイコンの動作
について説明する。ここでは、例えば、周辺機能ブロッ
ク101が所定の機能を実行し、その結果をポートAを
介して外部へ出力し、ポートBを介して外部信号が入力
され、その外部信号を入力バッファ120が内部回路へ
取り込む場合のマイコンの動作について説明する。この
時、周辺機能ブロック102は非活性状態(動作を行っ
ていない状態)となる。
【0013】まず、機能選択ピン104の各端子に「端
子a,端子b,端子c,端子d」=「“1”,“0”,
“0”,“0”」の外部信号が入力される。機能選択デ
コーダ回路105は、機能選択ピン104を介して入力
された外部信号をデコードし、デコード結果を機能選択
信号A、B、C、Dとして出力する。本実施の形態では
図2を参照して説明したように、「機能選択信号A,
B,C,D」=「“1”,“0”,“0”,“0”」と
なる。クロック信号制御手段106は、論理値“1”の
機能選択信号Aに応答して、クロック信号ck_aを周
辺機能ブロック101へ供給する。クロック信号制御手
段107は、論理値“0” の機能選択信号Bに応答し
て、周辺機能ブロック107へのクロック信号の供給を
停止する。
【0014】周辺機能ブロック101は、クロック信号
clock_aが供給され活性状態(動作している状
態)となり、所定の機能を実行する。本実施の形態で
は、周辺機能ブロック901は、***機能を実行す
る。周辺機能ブロック102は、クロック信号ck_b
の供給が停止しているため、非活性状態(動作しない状
態)となっている。
【0015】まず、ポートAを介して行われる信号の出
力動作について説明する。ポート制御ブロック108に
設けられたマルチプレクサ113は、機能選択信号A
(論理値“1”)の反転信号(論理値“0”)に応答し
て、周辺機能ブロック101の出力信号を選択して出力
バッファ114に出力する。出力バッファ114は、ポ
ートA出力制御信号に応答して活性状態となり、ポート
Aを介して周辺機能ブロック101からの信号を外部へ
出力する。次に、ポートBを介する外部信号の入力動作
について説明する。クロック信号制御手段107は、論
理値“0”の機能選択信号Bに応答して周辺機能ブロッ
ク102へのクロック信号の供給を停止する。周辺機能
ブロック102は、クロック信号の供給が停止している
ため、非活性状態(動作しない状態)となる。。出力バ
ッファ119は、ポートB出力制御回路116から出力
されるポートB出力制御信号に応答して非活性状態とな
る。ここで、出力バッファ119が非活性状態となるこ
とによりポートBを介する信号出力機能は停止するが、
ポートBを介する外部信号の入力は可能である。ポート
Bを介してマイコン100に入力された信号は、入力バ
ッファ120により内部回路へと送信される。
【0016】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るマイコンは、外部から供給されるモード信号に応
答して、機能ブロック(周辺機能ブロック101及び1
02)へのクロック信号clockの供給/停止の制御
を行うクロック信号制御手段106及び107とを有す
ることにより、複数の入力/出力ポートごとにクロック
信号の供給/停止を制御するレジスタを設ける必要がな
く、面積を縮小することができる。また、本実施の形態
に係るマイコンは、上述のクロック信号制御手段106
及び107を有することにより、マイコンのリセット直
後であってもモード信号に応答して即時に入力/出力ポ
ートの機能設定を行うことができ、マイコンのリセット
直後から入力/出力ポートに接続される外部ICへ所定
の信号を出力することができる。
【0017】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係るマイクロコントローラについて説明
する。図3は、本発明の第2の実施の形態に係るマイク
ロコントローラ(以下、マイコンという)の構成を示す
回路ブロック図である。本実施の形態に係るマイコンに
おいて、図1に示した第1の実施の形態に係るマイコン
と異なる点は、クロック信号の供給が停止されている周
辺機能ブロックに対してCPUからアクセスが行われた
場合に、その周辺機能ブロックに代わり応答信号を出力
するデフォルトスレーブブロック301が追加されてい
る点である。デフォルトスレーブブロック301は、ク
ロック信号の供給が停止されている周辺機能ブロックに
対してアクセスが行われた場合に、その周辺機能ブロッ
クに代わり、応答信号RESP及びバスレディ信号RE
ADYを出力する機能を有する。
【0018】ここで、図4を参照してデフォルトスレー
ブブロック301について詳細に説明する。図4は、デ
フォルトスレーブブロック301の構成を示す回路図で
ある。デフォルトスレーブブロック301は、アドレス
信号ADDRのデコードを行うデコード部401と、機
能選択信号A及びBとデコード部401の出力信号とに
基づいて応答信号RESPを出力する論理回路部402
と、応答信号RESPに基づいてバスレディ信号REA
DYを出力するバスレディ制御回路403とから構成さ
れる。
【0019】デコード部401は、デコード回路40
4、405及び406で構成される。本実施の形態にお
いて、デコード回路404は、アドレス信号ADDRが
周辺機能ブロック101(図1)に対応するものである
とき論理値“1”の信号を出力し、アドレス信号ADD
Rが周辺機能ブロック101に対応するものでないとき
論理値“0”の信号を出力する。デコード回路405
は、アドレス信号ADDRが周辺機能ブロック102
(図1)に対応するものであるとき論理値“1”の信号
を出力し、アドレス信号ADDRが周辺機能ブロック1
02に対応するものでないとき論理値“0”の信号を出
力する。デコード回路406は、アドレス信号ADDR
が周辺機能ブロック101若しくは102のどちらにも
対応しないものであるとき論理値“1”の信号を出力
し、アドレス信号ADDRが周辺機能ブロック101若
しくは102のどちらか一方に対応するものであるとき
論理値“0”の信号を出力する。
【0020】論理回路部402は、論理積回路(AND
回路)407及び408と、論理和回路(OR回路)4
09とから構成される。AND回路407は、機能選択
信号Aの反転信号と、デコード回路404の出力信号と
を入力とする。AND回路408は、機能選択信号Bの
反転信号と、デコード回路405の出力信号とを入力と
する。OR回路409は、AND回路407の出力信号
と、AND回路408の出力信号と、デコード回路40
6の出力信号とを入力とする。OR回路409の出力信
号である応答信号RESPは、AND回路407の出力
信号が論理値“1”の場合、若しくはAND回路408
の出力信号が論理値“1”の場合、若しくはデコード回
路406の出力信号が論理値“1”の場合のいずれか1
つの場合に論理値“1”をとる。すなわち、応答信号R
ESPは、クロック信号の供給が停止している周辺機能
ブロック101に対してアクセスが行われた場合、若し
くはクロック信号の供給が停止している周辺機能ブロッ
ク102に対してアクセスが行われた場合、若しくはア
ドレス信号ADDRに対応する周辺機能ブロックが存在
しない場合のいずれか1つの場合に異常アクセスである
ことを示す論理値“1”をとる。これらいずれにも該当
しない場合は論理値“0”をとる。
【0021】バスレディ制御回路403は、応答信号R
ESPに応答してバスレディ信号READYを出力す
る。バスレディ制御回路403は、応答信号RESPが
論理値“1”のときに、論理値“1”のバスレディ信号
READYを出力する。すなわち、バスレディ制御回路
403は、異常アクセスである場合(応答信号RESP
の論理値が“1”の場合)に、バスアクセスを終了する
ことを指示する論理値“1”のバスレディ信号READ
Yを出力する。
【0022】このように、デフォルトスレーブ回路30
1は、クロック信号の供給が停止している周辺機能ブロ
ックに対してアクセスが行われた場合に、その周辺機能
ブロックに代わり、応答信号及RESPびバスレディ信
号READYをCPU110に出力する。
【0023】次に、本実施の形態に係るマイコンの動作
について説明する。ここでは、クロック信号の供給が停
止された周辺機能ブロック101に対してアクセスが行
われた場合の動作について説明する。図4において、機
能選択ピン104の各端子に「端子A,B,C,D」=
「“1”,“0”,“0”,“0”」の外部信号が入力
される。機能選択デコーダ回路105は、機能選択ピン
104を介して入力された外部信号をデコードし、デコ
ード結果を機能選択信号として出力する。本実施の形態
では、「機能選択信号A,B」=「“1”,“0”」と
なる。クロック信号制御手段106は、論理値“1”の
機能選択信号Aに応答して、クロック信号ck_aを周
辺機能ブロック101へ供給する。クロック信号制御手
段107は、論理値“0”の機能選択信号Bに応答し
て、周辺機能ブロックBへのクロック信号ck_bの供
給を停止する。周辺機能ブロック102は、クロック信
号ck_bの供給が停止されているため、非活性状態
(動作しない状態)となっている。
【0024】ここで、クロック信号ck_bの供給が停
止している周辺機能ブロック102に対してアクセスが
行われた場合について説明する。CPU110からアド
レス信号線302に周辺機能ブロック102に対応する
アドレス信号ADDRが出力され、周辺機能ブロック1
02に対するアクセスが行われる。しかし、この時、周
辺機能ブロック102にはクロック信号ck_bが供給
されていないため、周辺機能ブロック102は所定の機
能を実行できないだけでなく、応答信号RESP及びバ
スレディ信号READYを出力することもできない。こ
こで、デフォルトスレーブ回路301が、周辺機能ブロ
ック102に代わりCPU110に対して応答信号RE
SP及びバスレディ信号READYを出力する。ここ
で、デフォルトスレーブ回路301の動作について図3
及び4を参照して説明する。デフォルトスレーブ回路3
01に設けられたデコード部1201には、周辺機能ブ
ロック902に対応するアドレス信号ADDRが入力さ
れる。デコード部401は、入力されたアドレス信号A
DDRをデコードする。デコード回路404は、アドレ
ス信号ADDRが周辺機能ブロック101に対応するも
のでないため、論理値“0”の信号を出力する。デコー
ド回路405は、アドレス信号ADDRが周辺機能ブロ
ック102に対応するものであるため、論理値“1”の
信号を出力する。デコード回路406はアドレス信号A
DDRが周辺機能ブロック102に対応するものである
ため(アドレス信号ADDRに対応する周辺機能ブロッ
クが存在するため)、論理値“0”の信号を出力する。
AND回路407には、デコード回路404の出力であ
る論理値“0”の信号と、機能選択回路A(論理値
“1”)の反転信号(論理値“0”)とが入力される。
AND回路407は、これら2つの入力信号の論理積演
算を行い、論理値“0”の信号を出力する。AND回路
408には、デコード回路405の出力である論理値
“1”の信号と、機能選択信号B(論理値“0”)の反
転信号(論理値“1”)とが入力される。AND回路4
08はこれら2つの入力信号の論理積演算を行い、論理
値“1”の信号を出力する。OR回路409は、AND
回路407の出力信号(論理値“0”)とAND回路4
08の出力信号(論理値“1”)とデコード回路406
の出力信号(論理値“0”)との論理和演算を行い、論
理値“1”の信号を出力する。このOR回路409の出
力信号が応答信号RESPとなる。また、応答信号RE
SPは、バスレディ制御回路403に入力される。バス
レディ制御回路403は、応答信号RESPに応答して
論理値“1”のバスレディ信号READYを出力する。
CPU110は、論理値“1”の応答信号RESP及び
論理値“1”のバスレディ信号READYに応答して周
辺機能ブロック102へのアクセスを終了する。
【0025】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係るマイクロコントローラは、応答手段(デフォルト
スレーブブロック301)を有することにより、クロッ
ク信号の供給が停止されている機能ブロック(周辺機能
ブロック)に対してアクセスが行われた場合に、応答手
段(デフォルトスレーブブロック301)が非活性状態
となっている機能ブロック(周辺機能ブロック)に代わ
り応答信号を出力し、異常(エラー)アクセスを中止さ
せることが可能となる。異常(エラー)アクセスを中止
させることにより、異常(エラー)アクセス動作による
電力消費を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の代
表的なものによれば、外部から供給されるモード信号に
応答して、機能ブロックへの前記クロック信号の供給/
停止の制御を行うクロック信号制御手段を有するため、
従来のように複数の入力/出力ポートごとにクロック信
号の供給/停止を制御するレジスタを設ける必要がな
く、面積を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマイクロコン
トローラの構成を示す回路ブロック図
【図2】機能選択ピンの信号と機能選択信号との関係を
示す表
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るマイクロコン
トローラの構成を示す回路ブロック図
【図4】デフォルトスレーブブロック301の構成を示
す回路図
【符号の説明】
100 マイコン 101 周辺機能ブロック 102 周辺機能ブロック 103 クロック信号生成回路 104 機能選択ピン 105 機能選択デコーダ回路 106 クロック信号制御手段 107 クロック信号制御手段 108 ポート制御ブロック 109 ポート制御ブロック 110 CPU 121 機能選択信号線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力/出力ポートと、 前記入力/出力ポートの各々に関連付けされ、所定の機
    能を実行する複数の機能ブロックと、 前記各機能ブロックへ供給するクロック信号を生成する
    クロック信号生成手段と、 外部から供給されるモード信号に応答して、前記機能ブ
    ロックへの前記クロック信号の供給/停止の制御を行う
    クロック信号制御手段とを有することを特徴とするマイ
    クロコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロコントローラは
    さらに、前記モード信号をデコードし、デコード結果を
    機能選択信号として出力するデコード手段を有し、 前記クロック信号制御手段は、前記機能選択信号に応答
    して前記機能ブロックへの前記クロック信号の供給/停
    止を制御することを特徴とする。
  3. 【請求項3】 複数の入力/出力ポートと、 前記入力/出力ポートの各々に関連付けされ、所定の機
    能を実行する複数の機能ブロックと、 前記各機能ブロックへ供給するクロック信号を生成する
    クロック信号生成手段と、 外部から供給されるモード信号に応答して、前記機能ブ
    ロックへの前記クロック信号の供給/停止の制御を行う
    クロック信号制御手段と、 前記クロック信号の供給が停止されている機能ブロック
    に対してアクセスが行われた場合、該機能ブロックに代
    わり、アクセスがエラーであることを示す応答信号を出
    力する応答手段とを有することを特徴とするマイクロコ
    ントローラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマイクロコントローラ
    は、さらに前記機能ブロックにアドレス信号を出力する
    中央演算処理装置を有し、 前記応答手段は、前記アドレス信号と前記モード信号と
    に基づいて前記応答信号を出力することを特徴とする。
  5. 【請求項5】 前記応答手段は、前記応答信号を前記中
    央演算処理装置へ出力し、前記機能ブロックに対するア
    クセスの中止を指示することを特徴とする請求項4記載
    のマイクロコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記応答手段は、前記アドレス信号をデ
    コードするデコード回路と、該デコード回路の出力信号
    と前記機能選択信号とに基づいて前記応答信号を出力す
    る論理回路部とから構成されることを特徴とする請求項
    4記載のマイクロコントローラ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載のマイクロコントローラ
    は、さらに前記モード信号をデコードし、デコード結果
    を機能選択信号として出力するデコード手段を有し、 前記クロック信号制御手段は、前記機能選択信号に応答
    して前記機能ブロックへの前記クロック信号の供給/停
    止を制御することを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のマイクロコントローラ
    は、さらに前記機能ブロックにアドレス信号を出力する
    中央演算処理装置を有し、 前記応答手段は、前記アドレス信号と前記モード信号と
    に基づいて前記応答信号を出力することを特徴とする。
  9. 【請求項9】 前記応答手段は、前記応答信号を前記中
    央演算処理装置へ出力し、前記機能ブロックに対するア
    クセスの中止を指示することを特徴とする請求項8記載
    のマイクロコントローラ。
  10. 【請求項10】 前記応答手段は、前記アドレス信号を
    デコードするデコード回路と、該デコード回路の出力信
    号と前記機能選択信号とに基づいて前記応答信号を出力
    する論理回路部とから構成されることを特徴とする請求
    項8記載のマイクロコントローラ。
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