JP2003293952A - 冷媒圧縮機及び冷媒圧縮機用バランスウエイト - Google Patents

冷媒圧縮機及び冷媒圧縮機用バランスウエイト

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JP2003293952A
JP2003293952A JP2002098542A JP2002098542A JP2003293952A JP 2003293952 A JP2003293952 A JP 2003293952A JP 2002098542 A JP2002098542 A JP 2002098542A JP 2002098542 A JP2002098542 A JP 2002098542A JP 2003293952 A JP2003293952 A JP 2003293952A
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end ring
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refrigerant
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Akira Hashimoto
彰 橋本
Hiroyuki Sawabe
浩幸 沢辺
Masahiro Nakajima
正裕 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉容器内に封入されるオイルの流通を円滑
にして外部へのオイル吐出量を減らすことができる冷媒
圧縮機及び当該冷媒圧縮機に取り付けられるバランスウ
エイトを提供する。 【解決手段】 密閉容器12内に電動要素14と回転圧
縮要素32とを備えて成る冷媒圧縮機10において、電
動要素14の回転子24を構成するエンドリング25に
バランスウエイト100を取り付けると共に、このバラ
ンスウエイト100とエンドリング25とがつくる隅角
部101の内外を連通する貫通孔101を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉容器内に電動
要素と圧縮要素とを備えて成る冷媒圧縮機及び冷媒圧縮
機の電動要素の回転子を構成するエンドリングに取り付
けられる冷媒圧縮機用バランスウエイトに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より冷媒圧縮機、特にロータリコン
プレッサは、例えば特開平5−99172号公報に示さ
れるように、密閉容器内に電動要素と回転圧縮要素を設
け、電動要素の回転軸によって回転圧縮要素を駆動する
構成とされている。そして、この回転圧縮要素のシリン
ダ内には回転軸に設けた偏心部に嵌合されたローラとベ
ーンが設けられており、冷媒ガスが回転圧縮要素の吸込
ポートからシリンダの低圧室側に吸入され、回転軸の回
転することにより偏心部とローラがシリンダ内で偏心回
転して、冷媒ガスが圧縮され、シリンダの高圧室側から
吐出ポート、吐出消音室を経て密閉容器内に吐出された
後、密閉容器の容器本体の上部開口面を閉塞するエンド
キャップに設けられた冷媒吐出管から外部に吐出される
構成とされている。
【0003】また、密閉容器内の底部はオイル溜めとさ
れ、回転軸の下端に取り付けられたオイルポンプ(給油
手段)によりオイル溜めからオイルが吸い上げられて、
回転圧縮要素等の摺動部に供給されて潤滑とシールを行
っている。一方、電動要素の回転子を構成するエンドリ
ングには、偏心部を有する回転軸とのバランスをとるた
めにバランスウエイトが取り付けられる。
【0004】このバランスウエイトは、所定厚みの金属
板体をプレスにて打ち抜き加工することにより構成さ
れ、通常回転子のエンドリングの上面形状に沿うような
半円弧形状に形成される。そして、係るバランスウエイ
トはリベットにてエンドリングにカシメ固定される。こ
の場合、形状によってはエンドリングの内側に庇状に張
り出す場合もあった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】ここで、この種ロータ
リコンプレッサにおいては、回転圧縮要素で圧縮された
冷媒ガス中にオイルが溶け込んでおり、冷媒ガスと共に
当該オイルも密閉容器内に吐出される。このオイルは密
閉容器内で冷媒ガスと分離し、密閉容器の内壁等をつた
って底部のオイル溜めに降下するものであるが、一部の
オイルはエンドリングと当該エンドリングから庇状に張
り出したバランスウエイトとがつくる隅角部に遠心力に
より溜まってしまう。
【0006】このように、バランスウエイトとエンドリ
ングとがつくる隅角部の内側にオイルが滞溜すると、密
閉容器内におけるオイルの円滑な流れが阻害され、乱れ
が生じて密閉容器外に吐出されるオイル量が増加する要
因となる。それにより、オイル溜めのオイルが不足し、
また、冷媒回路内でも悪影響を及ぼすという問題が生じ
る。
【0007】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、密閉容器内に封入される
オイルの流れを円滑にして外部へのオイル吐出量を減ら
すことができる冷媒圧縮機及び当該冷媒圧縮機に取り付
けられるバランスウエイトを提供することを目的とす
る。
【0008】
【発明を解決するための手段】即ち、請求項1の発明で
は、密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを備えて成る冷
媒圧縮機において、電動要素の回転子を構成するエンド
リングにバランスウエイトを取り付けると共に、このバ
ランスウエイトとエンドリングとがつくる隅角部の内外
を連通する連通部を形成したので、遠心力でバランスウ
エイトとエンドリングとがつくる隅角部に溜まろうとす
るオイルは、そこに形成された連通部を通ってエンドリ
ング外に円滑に排出され、オイルが隅角部に滞溜する不
都合を未然に回避することができるようになる。
【0009】請求項2の発明では上記発明に加えて、連
通部はバランスウエイトに形成された貫通孔又は切欠と
したので、回転子及び回転子のエンドリングに加工を施
すこと無く連通部を構成することができるようになる。
【0010】請求項3の発明では、冷媒圧縮機の電動要
素の回転子を構成するエンドリングに取り付けられるバ
ランスウエイトであって、エンドリングに取り付けられ
た状態で、当該エンドリングとつくる隅角部の内外を連
通する連通部を備えるものとしたので、遠心力でバラン
スウエイトとエンドリングとがつくる隅角部に溜まろう
とするオイルは、そこに形成された連通部を通ってエン
ドリング外に円滑に排出され、オイルが隅角部に滞溜す
る不都合を未然に回避することができるようになる。
【0011】請求項4の発明では上記発明に加えて、連
通部は貫通孔又は切欠であるので、同様に冷媒圧縮機の
電動要素の回転子及び回転子のエンドリングに加工を施
すこと無く連通部を構成することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明に使用する冷媒圧縮機と
して、回転圧縮要素32を備えた内部高圧型のロータリ
コンプレッサの縦断面図である。図1において実施例の
ロータリコンプレッサ10は鋼板からなる縦型円筒状の
密閉容器12と、この密閉容器12の内部空間の上側に
配置収納された電動要素14及びこの電動要素14の下
側に配置され、電動要素14の回転軸16により駆動さ
れる回転圧縮要素32にて構成されている。
【0013】また、回転軸16の下端には給油手段とし
てのオイルポンプが形成されており、密閉容器12の底
部に形成されたオイル溜め71のオイルをオイルポンプ
により吸い上げて回転圧縮要素32等の摺動部に供給し
ている。
【0014】密閉容器12は電動要素14と回転圧縮要
素32を収納する容器本体12Aと、この容器本体12
Aの上部開口を閉塞する略椀状のエンドキャップ(蓋
体)12Bとで構成されており、且つ、エンドキャップ
12Bの上面には円形の取付孔12Dが形成され、この
取付孔12Dには電動要素14に電力を供給するための
ターミナル(配線を省略)20が取り付けられている。
【0015】この電動要素14は、密閉容器12の容器
本体12Aの内周面に沿って溶接固定された環状の固定
子22と、この固定子22の内側に若干の間隔を設けて
挿入設置された回転子24とから構成る誘導電動機であ
り、この回転子24を構成する電磁鋼板の積層体30の
周辺部に位置する図示しない複数の2次導体と一体にエ
ンドリング25、27がダイカスト成型されている。ま
た、回転子24は中心を通り鉛直方向に延びる回転軸1
6に焼嵌めにより固定される。
【0016】前記固定子22は、ドーナッツ状の電磁鋼
板を積層した積層体26と、この積層体26の歯部に巻
装され、回転子24に回転磁界を与えるステータコイル
28を有している。
【0017】前記回転子24のエンドリング25の上面
及びエンドリング27の下面にはバランスウエイト10
0、110がリベット104によりエンドリング25、
27にカシメて固定されている。これらバランスウエイ
ト100、110は回転軸16に設けられた偏心部44
や回転圧縮要素32のローラ48との重量バランスをと
るために回転子24のエンドリング25、27に取り付
けられるものである。
【0018】特に、上側のエンドリング25上面に取り
付けられるバランスウエイト100は、所定厚みの金属
板体をプレスにて打ち抜き加工することにより構成され
ており、バランスウエイト100をエンドリング25に
固定するために用いる前記リベット104を通すための
2つのリベット孔103が貫通形成されている(図
2)。
【0019】また、係る上側のエンドリング25の上面
に取り付けられバランスウエイト100は、エンドリン
グ25内側に庇状に張り出しており、そのため、この庇
状に張り出した庇部106とエンドリング25との内側
には隅角部101が構成される。そして、バランスウエ
イト100にはこのバランスウエイト100とエンドリ
ング25とがつくる隅角部101の内外を連通する連通
部としての貫通孔102が形成されている(図2)。
【0020】この貫通孔102はバランスウエイト10
0を軸方向に貫通する孔である。この場合、ロータリコ
ンプレッサ10が運転されて回転圧縮要素32で圧縮さ
れ、密閉容器12内に吐出された冷媒ガス中に混入した
オイルは、密閉容器12内で冷媒ガスと分離し、遠心力
でバランスウエイト100とエンドリング25とがつく
る隅角部101に溜ろうとするが、ここに至ったオイル
は貫通孔102からバランスウエイト100の上側へと
流出し、密閉容器12の内壁等をつたって底部のオイル
溜め71に流下するようになる。
【0021】これにより、この貫通孔102の存在によ
り、バランスウエイト100とエンドリング25との間
に形成された隅角部101にオイルが滞溜する不都合を
未然に回避することができるようになる。
【0022】そのため、密閉容器12のエンドキャップ
12Bに形成された後述する冷媒吐出管96から冷媒ガ
スと共にロータリコンプレッサ10の外部に吐出される
オイル量を著しく減らすことができるようになり、回転
圧縮要素32などの摺動部への給油を円滑に行うことが
できるようになる。
【0023】前記回転圧縮要素32は、シリンダ40
と、回転軸16に設けた偏心部44に嵌合されてシリン
ダ40内を偏心回転するローラ48と、このローラ48
に当接してシリンダ40内を低圧室側と高圧室側に区画
する図示しないベーンと、シリンダ40の上側の開口面
を及び下側の開口面を閉塞して回転軸16の軸受けを兼
用する支持部材としての上部支持部材54及び下部支持
部材56にて構成されている。
【0024】上記シリンダ40には吸込ポートにてシリ
ンダ40内の低圧室側と連通する吸込通路60が形成さ
れている。この吸込通路60は後述する冷媒導入管94
の一端と連通されており、冷媒導入管94から吸込通路
60及び吸込ポートを経てシリンダ40内に冷媒ガスが
吸入される。
【0025】そして、前記シリンダ40内で圧縮された
冷媒ガスは支持部材54に形成された吐出ポート61か
ら支持部材54の電動要素14側に形成された吐出消音
室62に吐出される。この吐出消音室62は、中心に回
転軸16及び前述した回転軸16の軸受けを兼用する上
部支持部材54が貫通するための孔を有して上部支持部
材54の電動要素14側を覆う蓋部材63内に構成され
ている。そして、吐出消音室62に吐出された冷媒ガス
は、密閉容器12の電動要素14側に吐出される。
【0026】また、シリンダ40の吸込通路60にはシ
リンダ40に冷媒ガスを導入するための前述する冷媒導
入管94の一端が挿入接続され、この冷媒導入管94の
一端はシリンダ40の吸込通路60と連通する。冷媒導
入管94の他端はアキュムレータ146の下端に接続さ
れている。
【0027】上記アキュムレータ146は吸込冷媒の気
液分離を行うタンクであり、密閉容器12の容器本体1
2Aの上部側面に溶接固定されたブラケット147に取
り付けられている。
【0028】以上の構成で次にロータリコンプレッサ1
0の動作を説明する。ターミナル20及び図示しない配
線を介して電動要素14のステータコイル28に通電さ
れると、電動要素14が起動して回転子24が回転す
る。
【0029】そして、回転子24の回転により回転軸1
6と一体に設けられた偏心部44に嵌合されたローラ4
8がシリンダ40内で偏心回転する。これにより、冷媒
吐出管94から吸込通路60を経由して吸込ポートを介
して回転圧縮要素32のシリンダ40の低圧室側に冷媒
ガスが吸入される。
【0030】シリンダ40の低圧室側に吸入された冷媒
ガスは、ローラ48と図示しないベーンの動作により圧
縮され高圧となり、シリンダ40の高圧室側より吐出ポ
ート61から吐出消音室62に吐出される。そして、前
述の如く冷媒ガスは吐出消音室62から密閉容器12内
に吐出され、エンドキャップ12Bに形成された冷媒吐
出管96から外部の放熱器などに流入することになる。
【0031】前述の如く回転圧縮要素32で圧縮された
後、密閉容器12内に吐出された冷媒ガスにはオイルが
溶け込んでいるが、この密閉容器12内でオイルは冷媒
ガスから分離し、密閉容器12内壁等をつたって底部の
オイル溜め71に降下する。このとき、回転子24のエ
ンドリング25の内側とバランスウエイト100の下面
とがつくる隅角部101には分離したオイルが遠心力で
溜まろうとするが、この隅角部101に形成された貫通
孔102からバランスウエイト100の上面側にオイル
は吐出され、その後、密閉容器12の内壁等をつたって
底部に形成されたオイル溜め71に溜まる。
【0032】このように、電動要素14の回転子24を
構成するエンドリング25にバランスウエイト100を
取り付けると共に、このバランスウエイト100とエン
ドリング25とがつくる隅角部101の内外を連通する
貫通孔102を形成したので、オイルが隅角部101に
滞溜する不都合を未然に回避することができるようにな
るものである。
【0033】これにより、エンドキャップ12Bに形成
された冷媒吐出管96から冷媒ガスと共にコンプレッサ
の外部に吐出されるオイル量を著しく減らすことができ
るようになり、回転圧縮要素32などの摺動部への給油
を円滑に行うことができるようになるものである。
【0034】尚、上記各実施例では連通部としてバラン
スウエイト100を軸方向に貫通する貫通孔102を形
成したが、本発明ではこれに限らず、バランスエイト1
00に、このバランスウエイト100とエンドリング2
5との隅角部101の内外を連通する切欠を形成して連
通部としてもよい。
【0035】また、請求項1の発明ではこれに限らず、
回転子24のエンドリング25上面に溝等の加工を施し
たり、若しくは、エンドリング25とバランスウエイト
100の間にスペーサを設けて、隅角部101の内外を
連通してもよい。但し、実施例のようにバランスウエイ
ト100に連通部を構成することで、回転子24側に加
工を施す必要が無くなり、電動要素14の性能に悪影響
が生じる不都合を防止できる。
【0036】更に、上記実施例では単シリンダの縦型ロ
ータリコンプレッサ10を用いたが、これに限らず、多
気筒ロータリコンプレッサや、密閉容器内に冷媒を吐出
する他のタイプの冷媒圧縮機にも本発明は有効である。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の本発明によ
れば、遠心力でバランスウエイトとエンドリングとがつ
くる隅角部に溜まろうとするオイルは、そこに形成され
た連通部を通ってエンドリング外に円滑に排出され、オ
イルが隅角部に滞溜する不都合を未然に回避することが
できるようになる。
【0038】これにより、密閉容器内におけるオイルの
流れが円滑となり、密閉容器外に吐出されるオイル量を
著しく減らして回転圧縮要素などの摺動部への給油を円
滑に行うことができるようになるものである。
【0039】請求項2の発明によれば上記発明に加え
て、回転子及び回転子のエンドリングに加工を施すこと
無く連通部を構成することができるようになる。
【0040】これにより、電動要素の機能に悪影響を及
ぼすこと無く、冷媒圧縮機から吐出されるオイル量を減
らすことができるようになるものである。
【0041】また、請求項3の発明によれば、遠心力で
バランスウエイトとエンドリングとがつくる隅角部に溜
まろうとするオイルは、そこに形成された連通部を通っ
てエンドリング外に円滑に排出され、オイルが隅角部に
滞溜する不都合を未然に回避することができるようにな
る。
【0042】これにより、同様に冷媒圧縮機の密閉容器
内におけるオイルの流れが円滑となり、密閉容器外に吐
出されるオイル量を著しく減らして回転圧縮要素などの
摺動部への給油を円滑に行うことができるようになるも
のである。
【0043】請求項4の発明では上記発明に加えて、冷
媒圧縮機の電動要素の回転子及び回転子のエンドリング
に加工を施すこと無く連通部を構成することができるよ
うになる。
【0044】これにより、冷媒圧縮機の電動要素の機能
に悪影響を及ぼすこと無く、冷媒圧縮機から吐出される
オイル量を減らすことができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷媒圧縮機の実施例としてのロータリ
コンプレッサの縦断側面図である。
【図2】本発明のバランスウエイトの平面図である。
【符号の説明】
10 ロータリコンプレッサ 12 密閉容器 12A 容器本体 12B エンドキャップ 14 電動要素 16 回転軸 22 固定子 24 回転子 25 エンドリング 26 積層体 27 エンドリング 28 ステータコイル 30 積層体 32 回転圧縮要素 40 シリンダ 44 偏心部 48 ローラ 54 上部支持部材 56 下部支持部材 94 冷媒導入管 96 冷媒吐出管 100 バランスウエイト 101 隅角部 102 貫通孔 104 リベット 106 庇部
フロントページの続き (72)発明者 中島 正裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB04 AC03 BH06 CF05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを備
    えて成る冷媒圧縮機において、 前記電動要素の回転子を構成するエンドリングにバラン
    スウエイトを取り付けると共に、該バランスウエイトと
    エンドリングとがつくる隅角部の内外を連通する連通部
    を形成したことを特徴とする冷媒圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記連通部は前記バランスウエイトに形
    成された貫通孔又は切欠であることを特徴とする請求項
    1記載の冷媒圧縮機。
  3. 【請求項3】 冷媒圧縮機の電動要素の回転子を構成す
    るエンドリングに取り付けられるバランスウエイトであ
    って、 前記エンドリングに取り付けられた状態で、当該エンド
    リングとつくる隅角部の内外を連通する連通部を備える
    ことを特徴とする冷媒圧縮機用バランスウエイト。
  4. 【請求項4】 前記連通部は貫通孔又は切欠であること
    を特徴とする請求項3記載の冷媒圧縮機用バランスウエ
    イト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102434434A (zh) * 2011-12-07 2012-05-02 常州市龙豪车辆配件厂 汽车空调器压缩机平衡块
CN110500280A (zh) * 2019-09-23 2019-11-26 珠海凌达压缩机有限公司 平衡块结构及其压缩机

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