JP2003291641A - 車両用サンバイザ - Google Patents

車両用サンバイザ

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JP2003291641A
JP2003291641A JP2002101520A JP2002101520A JP2003291641A JP 2003291641 A JP2003291641 A JP 2003291641A JP 2002101520 A JP2002101520 A JP 2002101520A JP 2002101520 A JP2002101520 A JP 2002101520A JP 2003291641 A JP2003291641 A JP 2003291641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打音低減手段をサンバイザ本体やミラーベー
スと一体の設けた車両用サンバイザを提供する。 【解決手段】 前方からの眩光を遮光するサンバイザ本
体1に、ミラー4が収容されたミラーベース2aと、ミ
ラー4を覆うように開閉するリッド3とからなるバニテ
ィミラー2を設けると共に、リッド3の開放側における
ミラーベース対向面3cとミラーベース2aが当接する
位置に、リッド3の閉鎖時発生する打音を低減する打音
低減手段5を、サンバイザ本体1またはバニティミラー
2と一体に設けたもので、リッド3を閉鎖した際リッド
3の開放側におけるミラーベース対向面3c側が打音低
減手段5に当接して打音が低減されるため、打音による
不快感が軽減されると共に、打音低減手段5をサンバイ
ザ本体1またはバニティミラー2と一体に設けたことに
よりストッパを別に設ける必要がないため、組み立て工
数や部品点数の削減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧等に使用するバ
ニティミラーが設けられた車両用サンバイザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両の運転中、車両の前方より入射
する太陽光等の眩光を遮断する車両用サンバイザには、
車室内で化粧等に使用するバニティミラーが設けられた
ものがある。
【0003】前記バニティミラーは図19ないし図21
に示すように、ミラーベースa内にミラーbが収容され
ており、ミラーbの不使用時ミラーbを覆うリッドcが
設けられている。
【0004】前記リッドcは、ミラーベースaに一端側
がヒンジ(図示せず)により蝶着されていて、このヒン
ジを中心に開閉自在となっており、リッドcの閉鎖時リ
ッドcの先端がミラーベースaに当接すると打音が発生
するため、従来ではミラーベースa側に、図21に示す
ようなゴム等の弾性体により形成されたストッパdを嵌
着して、リッドdの先端をこのストッパdに当接させる
ことにより、リッドdを閉鎖する際の打音を低減させて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来のバニ
ティミラーのように、ミラーベースaに弾性体よりなる
ストッパdを設けて、リッドcが閉鎖する際の打音を低
減させるようにしたものでは、ミラーベースaと別に成
形したストッパdをミラーベースaに取り付ける作業を
必要とするため、組立てに工数がかかる上、部品点数も
多くなるため、バニティミラーがコスト高となる等の問
題がある。
【0006】本発明はかかる従来の問題を改善するため
になされたもので、打音低減手段をサンバイザ本体やミ
ラーベースと一体の設けた車両用サンバイザを提供し
て、組み立て工数及び部品点数の削減を図ることを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の車両用サンバイザは、前方からの眩光を遮光す
るサンバイザ本体に、ミラーが収容されたミラーベース
と、ミラーベースに一端側が蝶着され、かつ蝶着部を中
心にミラーを覆うように開閉するリッドとからなるバニ
ティミラーを設けた車両用サンバイザであって、リッド
の開放側におけるミラーバース対向面とミラーベースが
当接する位置に、リッドの閉鎖時発生する打音を低減す
る打音低減手段を、サンバイザ本体またはバニティミラ
ーと一体に設けたものである。
【0008】前記構成により、リッドを閉鎖した際リッ
ドの開放側におけるミラーベース対向面が、サンバイザ
本体またはバニティミラーと一体に設けられた打音低減
手段に当接して打音が低減されるため、打音による不快
感が軽減されると共に、打音低減手段を、サンバイザ本
体またはバニティミラーと一体に設けることによって、
弾性体よりなるストッパを別に設ける必要がないため、
組み立て工数や部品点数の削減と、これに伴うバニティ
ミラーのコスト低減が図れるようになる。
【0009】前記目的を達成するため本発明の車両用サ
ンバイザは、打音低減手段を、サンバイザ本体よりミラ
ーベース内に突設した突起より形成し、かつリッドの開
放側におけるミラーベース対向面を突起の先端に当接さ
せることにより、リッド閉鎖時の打音を低減するように
したものである。
【0010】前記構成により、サンバイザ本体と一体に
打音低減手段が形成できるため、製作が容易であると共
に、サンバイザ本体の弾性を利用して打音を低減できる
ため、消音効果も高い。
【0011】前記目的を達成するため本発明の車両用サ
ンバイザは、打音低減手段を、リッドの開放側における
ミラーベース対向面よりミラーベース方向に突設した突
起より形成し、かつ突起の先端をミラーベースに開口し
た透孔よりサンバイザ本体に当接させることにより、リ
ッド閉鎖時の打音を低減するようにしたものである。
【0012】前記構成により、リッドより突設した突起
の先端をサンバイザ本体に直接当接させて、リッド閉鎖
時の打音を低減するようにしたことから、サンバイザ本
体の弾性を利用して打音を低減できるため、消音効果が
高い。
【0013】前記目的を達成するため本発明の車両用サ
ンバイザは、打音低減手段を、ミラーベースに開口した
透孔と、透孔の下方に位置するサンバイザ本体の段部と
より形成し、かつリッドの開放側におけるミラーベース
対向面を透孔より前記段部に当接させることにより、リ
ッド閉鎖時の打音を低減するようにしたものである。
【0014】前記構成により、ミラーベースに透孔を設
けるだけでよいため、製作が容易であると共に、サンバ
イザ本体の弾性を利用して打音を低減できるため、消音
効果も高い。
【0015】前記目的を達成するため本発明の車両用サ
ンバイザは、打音低減手段を、ミラーベースより突設し
た弾性片より形成し、かつリッドの開放側におけるミラ
ーベース対向面を弾性片に当接させることにより、リッ
ド閉鎖時の打音を低減するようにしたものである。
【0016】前記構成により、ミラーベース側にのみ打
音低減手段を設ければよいことから、バニティミラーを
安価に製作することができる。
【0017】前記目的を達成するため本発明の車両用サ
ンバイザは、打音低減手段を、ミラーベースより突設し
た突起と、リッドに設けられたカード類収納部に突設さ
れた突起とから形成し、かつカード類収納部側の突起を
ミラーベース側の突起に当接させることにより、リッド
閉鎖時の打音を低減するようにしたものである。
【0018】前記構成により、カード類収納部を利用し
て打音低減手段を形成できるため、カードを挿脱する際
打音低減手段が邪魔になることがない。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1及び
図2を参照して詳述する。
【0020】図1は車両用サンバイザに設けられたバニ
ティミラーの斜視図、図2は図1のA−A線に沿う断面
図である。
【0021】サンバイザ本体1は、発泡ウレタンやPP
ビーズ発泡体等の弾性体よりなる芯材1aの表面を、塩
化ビニル等の樹脂シートよりなる表皮1bで被覆した構
造で、ほぼ長方形状に形成されている。
【0022】サンバイザ本体1の内側、すなわちサンバ
イザ本体1を格納位置から使用位置に回動した際、乗員
と対向する側の面には凹部1cが形成されていて、この
凹部1c内にバニティミラー2が装着されている。
【0023】バニティミラー2は、硬質樹脂等により成
形されたミラーベース2aを有していて、ミラーベース
2a周囲には、サンバイザ1に形成された凹部1cの開
口縁を覆う額縁状の縁部2bが形成されており、縁部2
bの一部には、リッド3を開閉する際指を挿入する凹段
部2cが形成されている。
【0024】ミラーベース2a内には、ミラー4が接着
等の手段で固着されていて、ミラー4の外周縁と前記縁
部2bの間には、ミラー4の外周に沿って角枠状の凹溝
2dが形成されており、この凹溝2d内にリッド3の開
口縁3bが嵌入されるようになっている。
【0025】リッド3はミラー4の不使用時ミラー4の
全面を覆って、ミラー4が外力により破損するのを防止
すると同時に、ミラー4が塵埃等で汚損されるのを防止
するためのもので、ミラーベース2aと同材質の樹脂に
より形成されており、一端側が図示しないヒンジにより
ミラーベース2aの一端側に蝶着されていて、ヒンジを
中心に開閉自在となっている。
【0026】またリッド3はミラー4の全体を覆うこと
のできる平板部3aと、平板部3aの外周縁よりミラー
ベース2a側へ屈曲された縁部3bより形成されてい
て、リッド3を閉鎖した際、リッド3の開放側における
ミラーベース対向面3cがミラーベース2aに設けられ
た打音低減手段5に当接するようになっている。
【0027】打音低減手段5は図2に示すように、サン
バイザ本体1の凹部1cより突設した1個または複数個
の突起5aより形成されていて、サンバイザ本体1と同
等の弾性を有しており、これら突起5aの先端は、ミラ
ーベース2aの底面に形成された透孔2eよりミラーベ
ース2aの前面側に突出されていて、リッド3の開放端
がミラーベース2aに当接する前に、リッド3の開放側
におけるミラーベース対向面3cが突起5aの先端に図
2に示すように当接するようになっている。
【0028】次に前記構成されたバニティミラー2の作
用を説明すると、車室内の前側天井付近に装着されたサ
ンバイザ本体1は、不使用時はバニティミラー2側を上
にして格納されているが、化粧等のためバニティミラー
2を使用する場合は、サンバイザ本体1を手前に回動し
た後リッド3を開放し、ミラー4に自分の顔が映るよう
にサンバイザ本体1の角度を調整する。
【0029】また化粧等の終了後はリッド3を閉鎖する
が、このときリッド3の開放端がミラーベース2aに当
接する前に、リッド3の開放側におけるミラーベース対
向面3cが打音低減手段5の突起5aに当接して、リッ
ド3閉鎖時の打音を低減するため、不快な打音の発生を
防止することができる。
【0030】またサンバイザ本体1より突設した弾性を
有する突起5aにより打音を低減する構造としたことに
より、ゴム等の弾性体よりなるストッパを別に設ける必
要がないため、組み立て工数及び部品点数の削減と、こ
れに伴うバニティミラー2のコスト低減が図れるように
なる。
【0031】一方図3ないし図18は打音低減手段5の
変形例を示すもので、次にこれら変形例について説明す
る。
【0032】なお前記実施の形態と同一部分は、同一符
号を付してその説明は省略する。
【0033】図3に示す打音低減手段5は、リッド3の
開放側におけるミラーベース対向面3cに高さの高い突
起5bを突設して、リッド3の開放側におけるミラーベ
ース対向面3cがミラーベース2aに当接する前に、前
記突起5bの先端をミラーベース2aの透孔2eより直
接サンバイザ本体1に当接させることにより、リッド3
閉鎖時の打音を低減させている。突起5bの形状は、錐
体、柱体等であるが、更に錐体、柱体のサンバイザ本体
1側を丸めた方がサンバイザ本体1が傷つき難い。ま
た、長方形等のサンバイザ本体1側接触面積が増える形
状にすれば面圧が低くなり、サンバイザ本体1が凹み難
くなる。図4に示す打音低減手段5は、前記実施の形態
と同様にサンバイザ本体1側より突起5aを突設して、
この突起5aの先端に、リッド3の開放側におけるミラ
ーベース対向面に突設した高さの低い突起5cの先端を
当接させることにより、リッド3閉鎖時の打音を低減さ
せている。
【0034】図5に示す打音低減手段5は、リッド3の
開放側におけるミラーベース対向面3cのうち縁部3b
の先端である開放端が当接するミラーベース2aに透孔
2fを形成して、リッド3の開放端がこの透孔2fより
サンバイザ本体1に形成された段部1dに直接当接させ
ることにより、リッド3閉鎖時の打音を低減させてい
る。
【0035】図6ないし図8に示す打音低減手段5は、
ミラーベース2aの縁部2bより凹溝2d内に弾性片5
cをミラーベース2aと一体に突設したもので、弾性片
5cの先端側上面に突設した小突起5dに、リッド3の
開放側におけるミラーベース対向面3cを弾性的に当接
させることにより、リッド3閉鎖時の打音を低減させて
おり、図9はミラーベース2aの内底部側より同様な弾
性片5cを突設した変形例を示す。また、弾性片5cの
上面に小突起5dを突設すれば、リッド3との接触面積
が少なくなるので、リッド3閉鎖時の打音が更に低減で
きる。
【0036】図10及び図11はミラーベース2aの凹
溝2d内に、ほぼへ字形の弾性片5eをミラーベース2
aより切り起こすことにより、ミラーベースと一体に形
成したもので、リッド3の閉鎖時リッド3の開放側にお
けるミラーベース対向面3cを、図11に示すようにこ
れら弾性片5eに当接させることにより、リッド3閉鎖
時の打音を低減させている。
【0037】図12及び13に示す打音低減手段5は、
リッド3に設けられたカード類収納部6に打音低減手段
5を設けたもので、カード類収納部6はリッド3の一部
を切り起すことにより形成されたカード類挟着部6aを
有している。
【0038】カード挟着部6aはリッド3の上面とほぼ
平行するように設けられていて、開方端側よりハイウエ
イカード等のカード7等が挿脱できるようになってお
り、カード類挟着部6aの先端側内面とミラーベース2
aの間に打音低減手段5が形成されている。
【0039】この打音低減手段5は、カード類挟着部6
aの先端側内面に突設された突起6bと対向するようミ
ラーベース2aより突設された突起5gより形成されて
いて、リッド3を閉鎖すると、突起5gにリッド3の開
放側におけるミラーベース対向面3cが当接される為、
カード挟着部6aの弾性によって、リッド3の閉鎖時の
打音が低減されるようになる。また、カード類収納部6
にカード7等が挿入されている状態でリッド3を閉鎖す
ると、図13に示すように、カード7等を介して突起5
gにリッド3の開放側におけるミラーベース対向面3c
が当接されるため、カード類挟着部6aの弾性とカード
7等によって、リッド3閉鎖時の打音が低減されるよう
になる。
【0040】また図14及び図15も、カード類収納部
6に打音低減手段5を設けたもので、この変形例ではカ
ード類挟着部6aの内面に、カード挿入方向に平行する
カードガイド6cを突設して、カード7の挿脱をガイド
するようにしたもので、この変形例も図12及び図13
に示す変形例と同様に、突起5gに直接またはカード7
等を介してリッド3の開放側におけるミラーベース対向
面3cを当接させることにより、リッド3閉鎖時の打音
が低減されるようになる。
【0041】図16及び図17はリッド3の開放側にお
けるミラーベース対向面3cに、カード7の挿入方向に
一対のスリット6dを形成することによりカード類収納
部6のカード類挟着部6aを形成し、このカード類挟着
部6aの内面に突設した突起6bを、直接またはカード
7等を介してミラーベース2a側の突起5gに当接させ
ることにより、リッド3閉鎖時の打音を低減させてい
る。
【0042】図3ないし図17に示す何れの変形例の場
合も、図1及び図2に示す実施の形態と同様に、サンバ
イザ本体1やミラーベース2a、リッド3に、これらと
一体に打音低減手段5を設けて、リッド3閉鎖時の打音
を低減する構成のため、ストッパ等を別に設ける必要が
なく、これによって組み立て工数及び部品点数の削減が
図れるようになる。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、前方から
の眩光を遮光するサンバイザ本体に、ミラーが収容され
たミラーベースと、ミラーベースに一端が蝶着され、か
つ蝶着部を中心にミラーを覆うように開閉するリッドと
からなるバニティミラーを設けると共に、リッドの開放
側におけるミラーベース対向面とミラーベースが当接す
る位置に、リッドの閉鎖時発生する打音を低減する打音
低減手段を、サンバイザ本体またはバニティミラーと一
体に設けたことから、リッドを閉鎖した際リッドの開放
側におけるミラーベース対向面が、サンバイザ本体また
はバニティミラーと一体に設けられた打音低減手段に当
接して打音が低減されるため、打音による不快感が軽減
されると共に、打音低減手段を、サンバイザ本体または
バニティミラーと一体に設けることによって、弾性体よ
りなるストッパを別に設ける必要がないため、組み立て
工数や部品点数の削減と、これに伴うバニティミラーの
コスト低減が図れるようになる。
【0044】また打音低減手段をサンバイザ本体よりミ
ラーベース内に突設した突起より形成し、かつリッドの
開放側におけるミラーベース対向面を突起の先端に当接
させることにより、リッド閉鎖時の打音を低減するよう
にしたことから、サンバイザ本体と一体に打音低減手段
が形成できるため、製作が容易である上、サンバイザ本
体の弾性を利用して打音を低減できるため消音効果も高
いと共に、打音低減手段をリッドの開放側におけるミラ
ーベース対向面よりミラーベース方向に突設した突起よ
り形成し、かつ突起の先端をミラーベースに開口した透
孔よりサンバイザ本体に当接させることにより、リッド
閉鎖時の打音を低減するようにしたことから、サンバイ
ザ本体の弾性を利用して打音を低減できるため、消音効
果が高い。
【0045】さらに打音低減手段をミラーベースに開口
した透孔と、透孔の下方に位置するサンバイザ本体の段
部とより形成し、かつリッドの開放側におけるミラーベ
ース対向面を透孔より前記段部に当接させることによ
り、リッド閉鎖時の打音を低減するようにしたことか
ら、ミラーベースに透孔を設けるだけでよいため製作が
容易である上、サンバイザ本体の弾性を利用して打音を
低減できるため消音効果も高いと共に、打音低減手段を
ミラーベースより突設した弾性片より形成し、かつリッ
ドの開放側におけるミラーベース対向面を弾性片に当接
させることにより、リッド閉鎖時の打音を低減するよう
にしたことから、ミラーベース側にのみ打音低減手段を
設ければよいため安価に製作することができる。
【0046】しかも打音低減手段をミラーベースより突
設した突起と、リッドに設けられたカード類収納部に突
設された突起とから形成し、かつカード類収納部側の突
起をミラー収納部側の突起に当接させることによりリッ
ド閉鎖時の打音を低減するようにすれば、カード類収納
部を利用して打音低減手段を形成できるため、カード類
を挿脱する際打音低減手段が邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザの
一部切欠斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザに
設けられた打音低減手段の変形例を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザに
設けられた打音低減手段の変形例を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザに
設けられた打音低減手段の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザに
設けられた打音低減手段の変形例を示す斜視図である。
【図7】図6のB円内の拡大図である。
【図8】図7のC−C線に沿う断面図である。
【図9】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザに
設けられた打音低減手段の変形例を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
に設けられた打音低減手段の変形例を示す斜視図であ
る。
【図11】図10のD−D線に沿う断面図である。
【図12】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
に設けられた打音低減手段の変形例を示す断面図であ
る。
【図13】図12のE−E線に沿う断面図である。
【図14】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
に設けられた打音低減手段の変形例を示す斜視図であ
る。
【図15】図14のF−F線に沿う断面図である。
【図16】本発明の実施の形態になる車両用サンバイザ
に設けられた打音低減手段の変形例を示す斜視図であ
る。
【図17】図16のG−G線に沿う断面図である。
【図18】従来の車両用サンバイザを示す一部切欠斜視
図である。
【図19】図18のH方向からの矢視図である。
【図20】図19のI−I線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 サンバイザ本体 1d 段部 2 バニティミラー 2a ミラーベース 2e 透孔 2f 透孔 3 リッド 3c ミラーベース対向面 4 ミラー 5 打音低減手段 5a 突起 5b 突起 5c 弾性片 5g 突起 6 カード類収納部 6b 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方からの眩光を遮光するサンバイザ本
    体に、ミラーが収容されたミラーベースと、前記ミラー
    ベースに一端側が蝶着され、かつ蝶着部を中心に前記ミ
    ラーを覆うように開閉するリッドとからなるバニティミ
    ラーを設けた車両用サンバイザであって、前記リッドの
    開放側におけるミラーバース対向面と前記ミラーベース
    が当接する位置に、前記リッドの閉鎖時発生する打音を
    低減する打音低減手段を、前記サンバイザ本体または前
    記バニティミラーと一体に設けたことを特徴とする車両
    用サンバイザ。
  2. 【請求項2】 前記打音低減手段を、前記サンバイザ本
    体より前記ミラーベース内に突設した突起より形成し、
    かつ前記リッドの開放側におけるミラーバース対向面を
    前記突起の先端に当接させることにより、前記リッド閉
    鎖時の打音を低減してなる請求項1に記載の車両用サン
    バイザ。
  3. 【請求項3】 前記打音低減手段を、前記リッドの開放
    側におけるミラーバース対向面より前記ミラーベース方
    向に突設した突起より形成し、かつ前記突起の先端を前
    記ミラーベースに開口した透孔より前記サンバイザ本体
    に当接させることにより、前記リッド閉鎖時の打音を低
    減してなる請求項1に記載の車両用サンバイザ。
  4. 【請求項4】 前記打音低減手段を、前記ミラーベース
    に開口した透孔と、前記透孔の下方に位置する前記サン
    バイザ本体の段部とより形成し、かつ前記リッドの開放
    側におけるミラーベース対向面を前記透孔より前記段部
    に当接させることにより、前記リッド閉鎖時の打音を低
    減してなる請求項1に記載の車両用サンバイザ。
  5. 【請求項5】 前記打音低減手段が、前記ミラーベース
    より突設した弾性片より形成されて、前記リッドの開放
    側におけるミラーベース対向面を前記弾性片に当接させ
    ることにより、前記リッド閉鎖時の打音を低減してなる
    請求項5に記載の車両用サンバイザ。
  6. 【請求項6】 前記打音低減手段を、前記ミラーベース
    より突設した突起と、前記リッドに設けられたカード類
    収納部に突設された突起とから形成し、かつ前記カード
    類収納部側の突起を前記ミラーベース側の突起に当接さ
    せることにより、前記リッド閉鎖時の打音を低減してな
    る請求項1に記載の車両用サンバイザ。
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