JP2003291283A - 積層体 - Google Patents

積層体

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JP2003291283A
JP2003291283A JP2002196218A JP2002196218A JP2003291283A JP 2003291283 A JP2003291283 A JP 2003291283A JP 2002196218 A JP2002196218 A JP 2002196218A JP 2002196218 A JP2002196218 A JP 2002196218A JP 2003291283 A JP2003291283 A JP 2003291283A
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Hitoshi Tateno
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Nobuyuki Maki
伸行 牧
Shigenori Nakano
重則 中野
Kensaku Takahashi
賢作 高橋
Hidenori Hashimoto
秀則 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装材料として好適な、帯電減衰性、滑
り性、耐磨耗性等に優れた積層体を提供する。 【解決手段】 少なくとも2層以上の層構成からなる積
層体であって、一方の表面層がエチレン・不飽和カルボ
ン酸共重合体のカリウムアイオノマー又は該カリウムア
イオノマーと熱可塑性樹脂との混合物から構成され、他
方の表面層が表面抵抗率1×1014Ω以上の熱可塑性
樹脂から構成され、必要に応じ両表面層の間に接着層や
中間層が設けられ、両表面層は印加電圧+5000Vに
おける10%減衰時間が20秒以下であることを特徴と
する積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電減衰性、滑り
性、耐磨耗性等に優れた積層体に関する。とくには、成
形材料、例えば包装材料として好適な加工性、機械的特
性、防汚性に優れた積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に高分子材料からなる成形品は帯電
し易く、保管、輸送、使用の各段階において空気中の塵
埃が付着し、表面が汚染されることが多い。成形品が粉
体の包装袋などである場合は、内容物が袋内面に付着し
て外観を損ね、商品価値を低下させることがある。この
ような塵埃や粉体の付着を防止するために、従来、種々
の帯電防止処方が提案され、実用化されてきた。
【0003】一般に採用されている帯電防止処方とし
て、帯電防止剤を練りこむ方法や帯電防止剤又は帯電防
止性重合体を塗布する方法があるが、それぞれに欠点を
有していることも知られている。例えば、前者の方法で
は、帯電防止剤のブリードにより包装内容物を汚染する
ことがあり、あるいは帯電防止効果が経時的に低下する
という問題点があった。また後者の方法では、一般に塗
布膜の耐水性が悪く、塗布膜が損傷したり、あるいは吸
水によってべとつきが生じるなどの欠点が指摘されてい
た。
【0004】また一般の包装フイルムの分野において
は、オレフィン系重合体が広く使用されており、中でも
ヒートシール性良好なところからエチレン系重合体が多
用されている。フイルム加工においては、優れた滑り性
が要求され、またフイルムの性能上は耐傷性に優れるこ
とが要求されているが、汎用のエチレン系重合体におい
てこれら両者の性能を備えているものはなかった。例え
ば各種密度のポリエチレンはスリップ剤を配合すること
によって滑り性を確保しているが、耐傷性については満
足すべき性能を示さない。また汎用のアイオノマーは耐
傷性に優れるものの滑り性については不充分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはかかる現
状に鑑み、とくに包装材料として好適なヒートシール
性、防汚性、滑り性、耐傷性等に優れた素材を得るべく
検討を行った。その結果、特定の層構成を有する積層体
がこのような諸性質に優れていることを見出すに至り、
本発明に到達した。したがって本発明の目的は、防汚
性、滑り性、耐傷性等に優れた積層体を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、少な
くとも2層以上の層構成からなる積層体であって、一方
の表面層がエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカリ
ウムアイオノマー又は該カリウムアイオノマーと熱可塑
性樹脂との混合物から構成され、他方の表面層が表面抵
抗率1×1014Ω以上の熱可塑性樹脂から構成され、
両表面層は23℃、50%相対湿度の雰囲気下で測定し
た印加電圧+5000Vにおける10%減衰時間が20
秒以下であることを特徴とする積層体に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一方の表面層に用いられ
るカリウムアイオノマーのベースポリマーとなるエチレ
ン・不飽和カルボン酸共重合体は、エチレンと不飽和カ
ルボン酸,さらに任意に他の極性モノマーを共重合して
得られるものである。
【0008】ここに不飽和カルボン酸としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、フマル酸、無水マレイン酸、マレ
イン酸モノメチル、マレイン酸モノエチルなどを例示す
ることができるが、とくにアクリル酸またはメタクリル
酸が好ましい。また共重合成分となりうる極性モノマー
としては、酢酸ビニル、ピロピオン酸ビニルのようなビ
ニルエステル、アクリル酸メチル,アクリル酸エチル、
アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル
酸イソオクチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチルのよう
な不飽和カルボン酸エステル、一酸化炭素などであり,
とくに不飽和カルボン酸エステルは好適な共重合成分で
ある。
【0009】このようなエチレン・不飽和カルボン酸共
重合体は、エチレンと不飽和カルボン酸、任意に他の極
性モノマーを、高温,高圧下でラジカル共重合すること
によって得ることができる。
【0010】カリウムアイオノマーとして、ベースポリ
マーとなるエチレン・不飽和カルボン酸共重合体の酸含
量が少なすぎたり、あるいは中和度が小さすぎるものを
使用すると、印加電圧+5000Vにおける10%減衰
時間が所望の値となるような優れた防汚性を有する積層
体を得ることが容易でない。そのため、不飽和カルボン
酸含量が10〜30重量%、好ましくは10〜25重量
%のエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウムイ
オンによる中和度が60%以上、好ましくは70%以上
のカリウムアイオノマーを1種又は2種以上使用するの
が好ましい。本発明においては、防汚性能の優れた積層
体を得るために、平均酸含量の異なる2種以上のエチレ
ン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウムアイオノマー
が望ましい。例えば、平均酸含量が10〜30重量%、
好ましくは10〜20重量%である2種以上の共重合体
であって、最高酸含量と最低酸含量のものの酸含量差が
1重量%以上、好ましくは2〜20重量%異なるエチレ
ン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウムイオンによる
中和度が60%以上、好ましくは70%以上の混合アイ
オノマーである。より具体的には、不飽和カルボン酸含
量が1〜10重量%、好ましくは2〜10重量%、19
0℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが1
〜600g/10分、好ましくは10〜500g/10
分のエチレン・不飽和カルボン酸共重合体(A−1)
と、不飽和カルボン酸含量が11〜25重量%、好まし
くは13〜23重量%、190℃、2160g荷重にお
けるメルトフローレートが1〜600g/10分、好ま
しくは10〜500g/10分のエチレン・不飽和カル
ボン酸共重合体(A−2)とからなり、平均不飽和カル
ボン酸含量が10〜20重量%、好ましくは11〜15
重量%、190℃、2160g荷重における平均メルト
フローレートが1〜300g/10分、好ましくは10
〜200g/10分、一層好ましくは20〜150g/
10分の混合共重合体成分の上記中和度を有する混合ア
イオノマーがとくに好適である。上記混合共重合体成分
としてはまた、共重合体(A−1)と共重合体(A−
2)の混合割合が、前者2〜60重量部、好ましくは5
〜50重量部に対し、後者98〜40重量部、好ましく
は95〜50重量部とするのが好ましい。
【0011】カリウムアイオノマーのベースポリマーと
なる上記のようなエチレン・不飽和カルボン酸共重合体
には、すでに述べたような極性モノマーが含まれていて
もよいが、あまり多量に共重合されていると滑り性や耐
傷性に悪影響を及ぼすようになるので、このような多元
共重合体を使用する場合は、極性モノマー含量が30重
量%以下、好ましくは15重量%以下の割合で共重合さ
れたものを使用すべきである。
【0012】カリウムアイオノマーとしてはまた、加工
性や耐傷性等を考慮すると、190℃,2160g荷重
におけるメルトフローレートが、0.1〜100g/1
0分、とくに0.2〜50g/10分のものを使用する
のが好ましい。
【0013】本発明の積層体においては一方の表面層に
上記カリウムアイオノマーが使用されるが、このような
表面層はカリウムアイオノマーのみで構成されていても
よいが、積層体の帯電防止性能、滑り性及び耐傷性を大
きく損なわない範囲において、他の熱可塑性樹脂を配合
することができる。このような熱可塑性樹脂としては、
他方の表面層として使用可能な後記するものの中から選
択することができる。これらの中では、オレフィン系重
合体、とくにエチレン単独重合体、エチレンと炭素数3
以上のα−オレフィンの共重合体、エチレンと酢酸ビニ
ルや不飽和カルボン酸エステルなどの不飽和エステルと
の共重合体などから選択されるエチレン系重合体の使用
が好ましい。このようなエチレン系重合体としては必ず
しもバージン品を使用する必要はなく、例えば表面層と
してエチレン系重合体を使用する場合において、成形時
に発生するオフスペック品や耳などの成形屑をリサイク
ル使用してもよい。熱可塑性樹脂の適当な配合量は、カ
リウムアイオノマー層全体の95重量%以下、好ましく
は90重量%以下、とくに好ましくは60重量%以下と
なるような割合が望ましい。すなわちカリウムアイオノ
マーが、該層全体の5重量%以上、好ましくは10重量
%以上、とくに好ましくは40重量%以上とするのが望
ましい。
【0014】カリウムアイオノマー層にはまた、非帯電
性を向上させるためにアルコール性水酸基を2個以上有
するポリヒドロキシ化合物はを配合することもできる。
具体的には各種分子量のポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキ
シプロピレングリコールなどのポリオキシアルキレング
リコール、グリセリン,ヘキサントリオール、ペンタエ
リスリトール、ソルビトールのような多価アルコール及
びこれらのエチレンオキシド付加物、多価アミンとアル
キレンオキシドの付加物などを例示することができる。
ポリヒドロキシ化合物の有効な配合割合は、カリウムア
イオノマー層の機械的特性を損なわない範囲、例えば1
5重量%以下、好ましくは5重量%以下、とくに好まし
くは3重量%以下、もっとも好ましくは0.1重量%未
満程度とするのが好ましい。
【0015】本発明の積層体においては、他方の表面層
に表面抵抗率1×1014Ω以上の熱可塑性樹脂が使用
される。尚、本発明における熱可塑性樹脂の表面抵抗率
は、23℃、50%相対湿度の雰囲気下で測定されたも
のである。このような熱可塑性樹脂は、その単味の成形
品における表面抵抗率が1×1014Ω以上を示すもの
であって、具体的には、エチレンの単独重合体又はエチ
レンと炭素数3〜12のα−オレフィンとの共重合体、
例えば高圧法ポリエチレン、中・高密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレン、とくに密度が940kg/
以下の直鎖状低密度ポリエチレン、超低密度ポリエ
チレン、メタロセン系エチレン重合体、ポリプロピレ
ン、ポリ−1−ブテン、ポリ−4−メチル−1−ペンテ
ン、エチレンと極性モノマーとの共重合体、たとえばエ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンと不飽和カルボ
ン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸モ
ノエチル、無水マレイン酸などとの共重合体又はそのN
a、Li、Zn、MgもしくはCaなどのアイオノマ
ー、エチレンと1種又は2種以上の不飽和カルボン酸エ
ステル、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸イソブチル、アクリル酸nブチル、アクリル
酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタク
リル酸グリシジル、マレイン酸ジメチルなどとの共重合
体、エチレンと上記のような不飽和カルボン酸と不飽和
カルボン酸エステルの共重合体又はそのNa、Li、Z
n、MgもしくはCaなどのアイオノマー、エチレンと
一酸化炭素と任意に不飽和カルボン酸エステルや酢酸ビ
ニルとの共重合体、ポリオレフィン系エラストマーの如
きオレフィン系重合体、ポリスチレン、ハイインパクト
ポリスチレンやABS樹脂のようなゴム強化スチレン系
樹脂のようなスチレン系重合体、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリテトラ
メチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、
シクロヘキサンジメタノール共重合ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエステルエラストマーのようなポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、
あるいはこれら2種以上の混合物などを例示することが
できる。
【0016】このような熱可塑性樹脂の中では、ヒート
シール性良好なオレフィン系重合体、とりわけエチレン
単独重合体、エチレンと炭素数3以上、好ましくは炭素
数3〜12のα−オレフィンの共重合体、エチレンと極
性モノマーの共重合体などを使用するのが好ましい。と
くにメタロセン触媒によって製造されるエチレン系重合
体から選ばれるものを使用するときには、優れた防汚性
を有する積層体が容易に得られるので好ましい。
【0017】メタロセン触媒の存在下で製造されたエチ
レン系重合体は、エチレンの単独重合体又はエチレンと
炭素数3以上、好ましくは炭素数3〜12のα−オレフ
ィンの共重合体であって、シクロペンタジエニル骨格を
有する配位子を少なくとも1個以上有する、周期律表IV
B族の遷移金属、好ましくはジルコニウムの化合物から
なる触媒成分と有機アルミニウムオキシ化合物触媒成
分、必要により各種添加成分から形成される触媒の存在
下に、エチレンを重合又は共重合することによって製造
されるものである。
【0018】上記エチレン共重合体における炭素数3以
上のα−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−
デセン、1−ドデセン、4−メチル−1−ペンテンなど
を例示することができるが、とくに炭素数3〜12程度
のα−オレフィンの共重合体が好ましく使用される。
【0019】メタロセン触媒の存在下で製造される上記
エチレンの重合体又は共重合体としては、共重合体のα
−オレフィン含量に応じ種々の密度のものが使用可能で
あるが、一般には密度が870〜970kg/m
度、とくに890〜950kg/m、とりわけ900
〜940kg/mのエチレン共重合体を使用すること
が好ましい。また加工性及び実用物性を考慮すると、1
90℃、2160g荷重におけるメルトフローレートが
0.1〜100g/10分、とくに0.2〜50g/1
0分のものの使用が好ましい。
【0020】本発明の積層体は、少なくとも2層からな
るものであり、上記カリウムアイオノマー層と上記熱可
塑性樹脂層をそれぞれ表面層とする2層構成のものであ
ってもよいが、少なくとも両表面層の間に他の熱可塑性
樹脂層や接着層を設けることができる。このような熱可
塑性樹脂層として、表面層として例示した熱可塑性樹脂
から形成される層を挙げることができるが、積層体製造
の際に生じるオフスペック品や耳などの成形廃品などを
回収して使用する回収層であってもよい。このような回
収層の材料は、基本的にいずれか一方の表面層材料ある
いはこれらの混合物と同等であり、表面層の少なくとも
一方と相容性が優れているので両表面層の層間接着性の
向上に寄与することが期待される。
【0021】両表面層の間に設けることができる接着層
としては、層間接着強度を改善するものであればいかな
るものでもよく、表面層材料として例示したような熱可
塑性重合体から選択してもよく、またホットメルト型接
着剤や塗布型接着剤であってもよい。工業的には熱可塑
性樹脂やそれに粘着付与剤等を配合した組成物から選択
される押出コーティング可能な接着剤を使用するのが好
ましい。
【0022】本発明において好ましい態様は、第一の表
面層/中間層/他の表面層の3層構造からなり、第一の
表面層がエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウ
ムアイオノマー層、中間層が直鎖状低密度ポリエチレン
層あるいは直鎖状低密度ポリエチレン100重量部に対
してエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウムア
イオノマーを100重量部以下、好ましくは50重量部
以下含有せしめた混合物層、他の表面層が直鎖状低密度
ポリエチレン層よりなる積層構造である。この直鎖状低
密度ポリエチレンの密度は通常940kg/m以下で
ある。上記中間層及び他の表面層のものとしては、とく
にメタロセン触媒の存在下で製造されたエチレン系重合
体が好ましい。また各層の厚み比は、第一の表面層が1
0〜90、中間層が0〜60、他の表面層が10〜90
となる割合であることが好ましい。
【0023】本発明において他の好ましい態様は、第一
の表面層(外層)/中間層/他の表面層(内層)の3層
構造からなり、第一の表面層がエチレン・不飽和カルボ
ン酸共重合体のカリウムアイオノマー層(非発泡層又は
発泡層)、中間層がエチレン・酢酸ビニル共重合体等の
エチレン・不飽和エステル共重合体層、他の表面層が
低、中、高密度ポリエチレン、メタロセン系エチレン重
合体などのエチレン単独重合体又はエチレンとα−オレ
フィンの共重合体からなる層よりなる積層構造である。
この積層構造よりなるブロー成形による多層ボトル(容
器)は、防汚性、滑り性、耐傷性に優れるだけではな
く、表面反射光沢が小さく、曇り度が高い絹布状の外観
を有する意匠性に優れたボトルとなる。
【0024】本発明の積層体は、各層を好ましくは押出
コーティングや共押出しあるいはブロー成形により積層
することにより製造することができる。全体の層厚みは
任意であるが、例えば10〜3000μm、とくに20
〜1000μm程度の厚みとなるようにするのがよい。
本発明の積層体においては、双方の表面層を23℃、5
0%相対湿度の雰囲気下で測定した印加電圧+5000
Vにおける10%減衰時間(500Vに減衰するまでの
時間)が20秒以下、好ましくは10秒以下、一層好ま
しくは1秒以下とするものである。そのためにはカリウ
ムアイオノマー層の厚みを5μm以上、好ましくは10
μm以上とし、また他方の表面層側の厚みを、表面層の
厚みあるいは回収層や接着層を設ける場合は表面層とこ
れら層との総厚みとしては500μm以下、とくに30
0μm以下とするのが好ましい。また実用的な性能を考
慮すると、カリウムアイオノマー層厚みに対する他方の
表面層の厚みあるいは回収層や接着層を設ける場合は他
方の表面層とこれら層との総厚みの厚み比率を、0.1
〜100、とくに0.5〜50の範囲とするのが好まし
い。
【0025】各層には必要に応じ、各種添加剤を配合す
ることができる。このような添加剤の例として、酸化防
止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、顔料、染料、滑剤、ブ
ロッキング防止剤、無機充填剤、発泡剤、発泡助剤など
を例示することができる。とくに第一の表面層(外層)
に発泡剤を配合して発泡させた多層ボトルは、絹布状の
外観を有する意匠性に優れたボトルとなる。このような
多層ボトルは、第一の表面層を形成する前記カリウムア
イオノマー100重量部当り、アゾジカルボアミド、ジ
ニトロソペンタメチレンジアミン、スルフォニルヒドラ
ジッド、重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウムのよう
な有機又は無機系の化学発泡剤を0.1〜10重量部程
度配合しておき、ブロー成形時に発泡させることによっ
て得ることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、滑り性、耐傷性に優れ
ると共に、帯電減衰性に優れ、帯電による塵埃や粉体の
付着を防止することが可能な防汚性に優れた積層体を提
供することができる。このような本発明の積層体は、例
えばフイルム、テープ、シート、チューブ、管、袋体、
容器(例えばブロー成形による容器)、ロッド、各種射
出成形品、各種ブロー成形品などの形で使用することが
できる。とくに包装材料としての使用が好適であり、カ
リウムアイオノマー層を外層とするような袋体あるいは
多層容器は、外表面が滑り性、耐傷性、防汚性に優れる
と共に、内表面はヒートシール性、静電付着防止性に優
れた包装材料とすることができる。とりわけカリウムア
イオノマー層を外層とするような多層容器は、外表面が
滑り性、耐傷性、防汚性に優れると共に、表面反射光沢
が小さく、曇り度が高い絹布状の外観を有する意匠性に
優れたボトルとなる。またカリウムアイオノマー層を内
層とする袋体又は多層容器は、外表面の防汚性と、内表
面が耐内容物傷付き性、滑り性、ヒートシール性に優れ
た包装材料とすることができる。
【0027】また本発明の積層体は包装材料の他に、ダ
イシングテープ基材やバックグラインドフイルムなどの
半導体用粘着テープ又はフイルム、マーキングフイル
ム、ICキャリアテープ、電子部品テーピングテープの
ような電気・電子材料、食品包装材料、衛生材料、プロ
テクトフイルム(例えばガラス、プラスチック又は金属
性のボード、レンズ用ガードフイルム又はテープ)、鋼
線被覆材料、クリーンルームカーテン、壁紙、マット、
床材、フレコン内袋、コンテナー、靴、バッテリーセパ
レーター、透湿フイルム、防汚フイルム、防塵フイル
ム、PVC代替フイルム、各種化粧品、洗剤、シャンプ
ー、リンス等のチューブやボトルなどの用途に用いるこ
とができる。
【0028】本発明の積層体は、表面層の片面あるいは
両面に粘着層を設けて使用することができる。このよう
な粘着層として、ゴム系、アクリル系、シリコン系など
の粘着層を挙げることができる。本発明の積層体はま
た、その表面減衰特性、その他特性を生かすため、他の
種々の基材等、例えばポリエチレンテレフタレート、ポ
リアミド、ポリプロピレンなどの二軸延伸フイルム又は
シート等の基材、あるいはアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート、ABS樹脂やポリスチレンなどのスチレン系樹
脂、ポリアセタール等の板状成形品を含む材料に積層し
て使用することができる。このような防汚性の表皮材と
して使用する場合、カリウムアイオノマー層または熱可
塑性樹脂層が基材に当接するようにして積層されるか粘
着層を介して積層される。かかる目的に使用される基材
としては、各種プラスチック材料、紙、木材、金属など
のフイルム、シート、発泡体、織布、不織布などの1層
または多層の材料などを例示することができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定される
ものではない。尚、以下の実施例及び比較例において、
使用した原料及び得られた積層体の性能の評価方法を以
下に示す。
【0030】1.使用原料 [アイオノマー]表1のベースポリマーを原料とする表
2記載のアイオノマーを使用した。
【表1】 *:190℃、2160g荷重におけるメルトフローレ
ート
【0031】
【表2】 *:190℃、2160g荷重におけるメルトフローレ
ート
【0032】[表面層の熱可塑性樹脂]表3のものを使
用した。
【表3】 LLDPE:直鎖低密度ポリエチレン、 VA:酢酸ビニル MCI:三井化学(株)、 MDP:三井・デュポンポリケミ
カル(株) *:190℃、2160g荷重におけるメルトフローレ
ート
【0033】2.フイルム物性試験方法 (1)非帯電性能 (1−1)減衰時間 23℃、50%相対湿度雰囲気に24時間放置した積層
体試験片を、米国ETS社製Static Decay Meter Model
4060を用い、印加電圧+5000Vから+500Vへ
減衰する時間を10%減衰時間として、また印加電圧+
5000Vから+2500Vへ減衰する時間を50%減
衰時間として測定した。
【0034】(1−2)灰付着性試験方法 23℃、50%相対湿度雰囲気に24時間放置した積層
体試験片を木綿布で10回擦った直後、タバコ1本分の
灰を載せて試験片を反転させたときの灰の残り具合で判
定した。 ◎:灰が全く残らない ○:灰が僅かに残る △:灰がまばらに残る ×:灰がほぼ全面に残る
【0035】(2)滑り性能 (2−1)滑り摩擦係数(傾斜角法) 基盤面に、測定する積層体又は厚紙を置き、基盤と接す
る荷重の下面に測定する積層体を貼り、基盤を傾斜させ
て荷重が滑り出す時点の角度から滑り摩擦係数を算出し
た。
【0036】(3)耐傷付き性能 (3−1)学振式磨耗 綿帆布10号を用い、荷重430g、接触面積224m
2、往復速度60回/分、往復回数100回の条件で、
積層体表面に傷つき処理を行った後、表面の削られた面
積の割合を顕微鏡(35倍、観察幅2mm)写真を用い
て測定することにより判定した。 ◎:削られた部分5%未満 ○:削られた部分5%以上25%未満 △:削られた部分25%以上50%未満 ×:削られた部分50%以上
【0037】3.多層容器物性試験方法 (1)電位測定 40℃、80%相対湿度雰囲気に24時間放置した多層
容器の表面を、静電気測定器(SV−511、日本スタ
テック(株)製)にて測定
【0038】(2)削り節付着 40℃、80%相対湿度雰囲気に24時間放置した多層
容器の表面を木綿布で10回擦った後、かつお節を容器
に接近させ、その付着度合いを観察した。 ○:全く付かない △:多少付着する ×:直ちに付着する
【0039】[実施例1]多層キャストフイルム成形機
を用い、IO−1を第1層(表面層)、MPEを第2層
(表面層)、接着層として三井化学(株)製接着性ポリ
オレフィン、商品名アドマーNF528(LLDPEベ
ース無水マレイン酸変性体、MFR2.2g/10分)
を用い、各層の厚み構成が表4に記載の多層フイルムを
作成した。この積層構成の第2層から第1層界面までの
厚みと第1層自身の厚みとの比(層厚み比)は1.5で
あった。得られた多層フイルムの第1層表面と第2層表
面の評価結果を表4に示す。
【0040】[実施例2]第1層のIO−1をIO−2
に変更した以外は実施例1と同様にして多層フイルムを
作成した。得られた多層フイルムの層厚み比、及び第1
層表面と第2層表面の非帯電性能の評価結果を表4に示
す。
【0041】[実施例3]第2層のMPEからEVA−
1に変更し、接着層を用いないで、各層の厚みを表4記
載の通りに変更した以外は実施例1と同様にして多層フ
イルムを作成した。得られた多層フイルムの層厚み比、
及び第1層表面と第2層表面の非帯電性能の評価結果を
表4に示す。
【0042】[比較例1]第1層のIO−1をIO−3
に変更し、各層の厚みを表4記載の通りに変更した以外
は実施例1と同様にして多層フイルムを作成した。得ら
れた多層フイルムの第1層、第2層表面の非帯電性能と
第1層表面の滑り性は、表4に示すように全く不充分な
ものであった。
【0043】[比較例2]各層をMPEとすることによ
りMPEの単層フイルム(厚み40μm)を作成した。
得られた単層フイルムの非帯電性能、滑り性、耐磨耗性
は、表4に示すように全く不充分なものであった。
【0044】
【表4】 (1)層厚み比:第1層から第2層界面までの厚みと第
2層自身の厚みの比
【0045】[実施例4]多層ブロー成形機を用い、表
5に示す層構成で各層厚みが0.5mm、内容積が10
0mlの3層容器を製造した。この多層容器の表面反射
光沢グロス(JIS Z8741準拠)は0.5%、曇
り度ヘイズ(JIS K6714準拠)は65%、曲げ
剛性(JISK7106準拠)は147MPaであっ
た。またその非帯電性能の評価結果を表5に示した。
【0046】[実施例5〜7、比較例3]表5の層構成
とした以外は、実施例4と同様にして3層容器を作成し
た。その非帯電性能の評価結果を表5に示す。
【0047】
【表5】 *:混合比は重量基準
フロントページの続き (72)発明者 高橋 賢作 東京都小金井市本町4−20−14 (72)発明者 橋本 秀則 千葉県袖ヶ浦市蔵波台1−13−30 Fターム(参考) 3E033 AA01 BA14 BA15 BA24 BB08 CA17 FA03 3E086 AC06 AC07 AD01 AD03 AD04 AD09 AD30 BA04 BA14 BA16 BB35 BB54 BB55 BB90 CA01 CA31 CA35 4F100 AK01A AK01B AK03B AK63B AK63G AK70A AL05A AL07G AS00C BA02 BA03 BA07 BA10A BA10B CB00C GB16 JB16A JB16B JG04B JK09 JK16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層以上の層構成からなる積
    層体であって、一方の表面層がエチレン・不飽和カルボ
    ン酸共重合体のカリウムアイオノマー又は該カリウムア
    イオノマーと熱可塑性樹脂との混合物から構成され、他
    方の表面層が表面抵抗率1×1014Ω以上の熱可塑性
    樹脂から構成され、両表面層は23℃、50%相対湿度
    の雰囲気下で測定した印加電圧+5000Vにおける1
    0%減衰時間が20秒以下であることを特徴とする積層
    体。
  2. 【請求項2】 カリウムアイオノマーが、酸含量が異な
    る2種以上のエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカ
    リウムアイオノマーであって、該エチレン・不飽和カル
    ボン酸共重合体の平均酸含量が10〜20重量%であ
    り、最高酸含量のものと最低酸含量のものとの酸含量差
    が2〜20重量%であり、カリウムイオンによる中和度
    が60%以上であることを特徴とする請求項1記載の積
    層体。
  3. 【請求項3】 カリウムアイオノマー層に15重量%以
    下のポリヒドロキシ化合物が配合されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の積層体。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂が、オレフィン系重合体で
    ある請求項1〜3記載の積層体。
  5. 【請求項5】 オレフィン系重合体が、直鎖状低密度ポ
    リエチレンである請求項4記載の積層体。
  6. 【請求項6】 オレフィン系重合体が、メタロセン触媒
    の共存下で製造されたエチレン系重合体である請求項4
    記載の積層体。
  7. 【請求項7】 カリウムアイオノマー層と熱可塑性樹脂
    層の間に接着層及び/又は回収層が設けられてなる請求
    項1〜6記載の積層体。
  8. 【請求項8】 カリウムアイオノマー層の厚みに対し、
    熱可塑性樹脂層の厚み又は熱可塑性樹脂層と接着層及び
    /又は回収層の総厚みの比が、0.1〜100の範囲で
    あることを特徴とする請求項1〜7記載の積層体。
  9. 【請求項9】 シート又はフイルムである請求項1〜8
    記載の積層体。
  10. 【請求項10】 滑り摩擦係数が1.0以下である請求
    項9記載の積層体。
  11. 【請求項11】 積層体が袋体又は多層容器であり、カ
    リウムアイオノマー層が外層である請求項1〜8の積層
    体。
  12. 【請求項12】 多層容器が、ブロー成形により得られ
    たものである請求項11記載の積層体。
  13. 【請求項13】 積層体が袋体又は多層容器であり、カ
    リウムアイオノマー層が最内層又は最外層である請求項
    1〜8の積層体。
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