JP2003290451A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003290451A JP2002101361A JP2002101361A JP2003290451A JP 2003290451 A JP2003290451 A JP 2003290451A JP 2002101361 A JP2002101361 A JP 2002101361A JP 2002101361 A JP2002101361 A JP 2002101361A JP 2003290451 A JP2003290451 A JP 2003290451A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機において、装飾体を交換可能にする。 【解決手段】 パチンコ機10は、装飾体72を着脱可
能な装飾体装着部70が窓枠体24の前面のパチンコ遊
技に関わらない領域に設けられていて、装着板76とス
トッパ80とによって構成される装着手段を操作するこ
とにより、装飾体装着部70に装着された装飾体72の
取り外して別の装飾体72に交換可能としているので、
同じ一つのパチンコ機10であるのに、例えば営業日毎
とか一週間毎に装飾体72を交換して遊技者を楽しませ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入賞等に対応した
個数の景品体が払出される遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ機のように、遊技により
入賞等が成立すると該入賞等に対応した個数の景品体が
払出される遊技機がある。入賞等というのは、景品体払
出の原因となる事象であり、パチンコ機やスロットマシ
ンにおける入賞、アレンジボール式パチンコ機における
得点の成立等である。景品体としては遊技球やメダル等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした遊技機には装
飾体が取り付けられていることがある。装飾体の形状な
どは例えばメーカーのロゴマークのようにメーカー毎に
共通であったり、機種毎に異ならせたりされるが、遊技
店に設置されている遊技機に装着されている装飾体が変
更されることは無かった。つまり、個別の遊技機毎につ
いては、遊技者が目にする装飾体は不変であった。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
の遊技機は、遊技により入賞等が成立すると該入賞等に
対応した個数の景品体が払出される遊技機において、装
飾体を着脱可能な装飾体装着部を該遊技機前面の遊技に
関わらない領域に設け、該装飾体装着部に装着された前
記装飾体の取り外しを許す状態と許さない状態とに可変
の装着手段を備えたので、遊技店に設置されている遊技
機においても装着手段を操作することにより装着されて
いる装飾体を交換することができる。これにより、同じ
一つの遊技機であるのに、例えば営業日毎とか一週間毎
に装飾体を交換して遊技者を楽しませることができる。
【0005】装飾体の形状や色などに特に限定はなく
は、例えば遊技盤の装飾画(いわゆるセル画)や図柄表
示装置に表示されるキャラクタや遊技機のメーカ等を示
すキャラクタを象ったもの、人物、動物又は植物(いず
れも想像上のものを含む)を象ったもの、建造物や機械
類(例えばロボット、自動車、航空機、船舶等)を象っ
たもの等、さまざまにできる。
【0006】装飾体は、遊技機前面(遊技者に対面する
部分)の遊技に関わらない領域に設けられた、装飾体装
着部に取り付けられるので、装飾体の交換(或いは装飾
体の有無)が遊技に影響を及ぼすことはない(例えば入
賞等の発生に影響したり遊技球の進路に影響するような
ことはない)。したがって、遊技店で装飾体を交換して
も問題は生じない。
【0007】装飾体装着部すなわち装飾体の取付位置
は、遊技機前面の遊技に関わらない領域であればどこで
もよいのだが、ある程度の大きさの装飾体を取付可能
で、そこに装着した装飾体が遊技者の邪魔にならずしか
も良く目立つ等の条件を考慮すると、請求項2記載の窓
枠体すなわち前記遊技が行われる領域を臨ませるための
窓を有する窓枠体の前面に装飾体装着部を設けると良
い。この窓枠体の前面でも、窓の左右がより好適であ
る。また、窓枠体が円形の窓を有する場合には、その窓
の斜め下方に装飾体装着部を設けるのが好適である。
【0008】装着手段が遊技機の外側(例えば前面側)
から操作可能であれば装飾体の交換作業を容易に行える
が、それだと遊技者が勝手に操作して装飾体を取り外し
てしまうおそれがある。しかし、請求項3記載の遊技機
は、請求項2記載の遊技機において、前記窓枠体は前記
遊技機の本体側に対して扉状に開閉可能であり、前記窓
枠体を閉鎖した状態では前記装着手段を前記装飾体の取
り外しを許さない状態から許す状態に変更操作できない
構成としたので、窓枠体を開放しなければ(通常、この
開放には開錠操作が必要)装着手段を操作できず、遊技
者が勝手に装着手段を操作するのを防止できる。なお、
窓枠体の開閉作業自体は簡単であるから、装着手段を操
作する作業(装飾体の着脱作業)も容易である。
【0009】請求項4記載の遊技機は、請求項1、2又
は3記載の遊技機において、遊技盤上に形成された遊技
領域に撃ち込まれた遊技球の挙動により入賞等が成立す
ると該入賞等に対応した個数のの遊技球が前記景品体と
して払出されることを特徴とする遊技機であり、パチン
コ機やアレンジボール式パチンコ機がこれに該当する。
【0010】請求項1〜4の遊技機に取り付ける装飾体
は平面的な物体でもよいが立体的にすれば装飾効果が高
まる。立体的な装飾体を製造するには樹脂成形が簡便で
ある。例えば射出成形は表面の美観に優れており微細な
形状にできる等のメリットがあるが、金型が精密かつ複
雑となり金型コストが高いという欠点がある。
【0011】これに対して真空成形、圧空成形又は真空
圧空成形は、片面が開放された半立体になりあまり微細
な形状は難しいものの、キャビティ形状が単純でよいの
で金型コストは安いというメリットがある。また、成形
品の内部が空洞であるから使用する樹脂量も少なくて済
む。
【0012】請求項5記載の遊技機は、請求項1から4
のいずれか1項に記載の遊技機において、前記装飾体
は、樹脂シートに印刷したものに真空成形、圧空成形又
は真空圧空成形を施して3次元形状に成形した立体的な
装飾体であることを特徴とし、上述の真空成形、圧空成
形又は真空圧空成形の利点により装飾体の製造コストを
安くできる。
【0013】遊技機前面の装飾体装着部に取り付けられ
た装飾体の背面側は遊技者から見えなくなるので、片面
(背面側)が開放された半立体で何ら差し支えがないか
ら、真空成形、圧空成形又は真空圧空成形で十分であ
る。また、射出成形とは違って多色にできるし、樹脂シ
ートに印刷される色やデザインを変更すれば、同じ金型
を使用しても色などが様々に異なる装飾体を製造でき
る。
【0014】請求項5記載の立体的な装飾体の場合、印
刷が内面側になる構造が望ましいので、樹脂シートは透
光性(透明又は半透明)にして、その片面に印刷し、印
刷面側が凹になる3次元形状に成形するとよい。このよ
うにすると、印刷面に例えば遊技者が触れたりして汚し
たり傷つけるのを防止できる。また、凹面側に印刷する
ことで成形時に印刷層がひび割れるのを抑止できる。
【0015】樹脂シートの板厚は、樹脂シートの材質や
透明度、装飾体に要求される強度等によって適宜に選択
されればよいが、一般的には0.2〜1.5mm程度の
範囲であり、好ましくは0.3〜1mm程度の範囲であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0017】
【実施例】図1に示すのは遊技機の一種であるパチンコ
機10の斜視図である。この図1に示すように、パチン
コ機10は、プラスチック製の本体枠12、上下一対の
ヒンジ14により本体枠12に蝶着されているプラスチ
ック製の中枠16を備えており、これら本体枠12及び
中枠16にて各部を支持する構造である。なお、図示は
しないが、パチンコ機10の向かって左側に周知のCR
ユニットが取付けられる場合がある。
【0018】中枠16は遊技盤22を保持しており、詳
細の図示は省略するが、遊技盤22には、公知の遊技盤
と同様にガイドレールによって周囲を囲まれた略円形の
遊技領域が設けられ、その遊技領域には各種の入賞装置
(入賞口を有する)、障害釘、風車等が配され、また最
下部には遊技領域を通過してきた遊技球をアウト球とし
て排出するためのアウト穴が設けられている。
【0019】遊技盤22の前面側は窓枠体24及び窓枠
体24の背面側に配されたガラス板26によって覆われ
ている。詳しくは、ガラス板26はほぼ正方形で、窓枠
体24の背面側にはガラス板26の外周形状に整合する
矩形のガラス保持枠(図示しない)が装着されており、
ガラス板26はガラス保持枠に保持されて窓枠体24に
取り付けられている。
【0020】窓枠体24は、その向かって左辺の背面側
に配されたヒンジ(図示しない)を介して中枠16に連
結されており、そのヒンジを軸として開閉可能である。
ただし、窓枠体24は、通常時には図示のように閉鎖し
た状態で施錠されており、中枠16に設けられた錠27
を操作することで開放できる。なお、この錠27は中枠
16を本体枠12に対して閉鎖状態に施錠する働きもし
ており、錠27の操作方向(時計回り、反時計回り)に
より、窓枠体24または中枠16が解錠される構造であ
る。
【0021】窓枠体24には円形の窓28が設けられて
おり、この窓28から遊技盤22を視認することができ
る。遊技盤22の窓28の内側にほぼ対応する部分が上
述の遊技領域とされている。窓28の左下方には装飾体
装着部70が設けられ、これと対照の位置にはシール窓
29が設けられている。シール窓29には透明板がはめ
込まれており、遊技盤22の下隅に貼られた証紙類を透
かし見ることができる。
【0022】窓枠体24の下方には、皿扉30が向かっ
て左辺の背面側に配されたヒンジ(図示しない)を介し
て中枠16に連結されており、そのヒンジを軸として開
閉可能である。この皿扉30も、窓枠体24と同様に、
通常時には図示のように閉鎖した状態とされており、窓
枠体24を開放してから皿扉30の背後に配されている
金具を操作すれば皿扉30を開放することができる。
【0023】皿扉30には、上皿32が設けられてお
り、上皿32の内側には、パチンコ機10の本体内部に
通じる上皿放出樋34が開口している。この上皿放出樋
34は図示しない払出通路を介して払出装置(図示され
ない)に接続されており、上皿32は払出装置から排出
された遊技球を受け容れる。また、この上皿32は発射
装置(図示されない)に供給するための遊技球を貯留し
ておく発射球供給皿でもあり、上皿32内の遊技球は発
射装置の稼働に伴って発射装置へと流出する。
【0024】なお、払出装置は賞球としての遊技球と貸
球としての遊技球の払い出しが可能で、CRユニットが
付属する場合には賞球及び貸球の払い出しを行い(賞球
払出装置であり貸球排出装置でもある。)、CRユニッ
トが付属していない場合には賞球の払い出しのみを行う
(賞球払出装置である。)。
【0025】皿扉30の下方においては、下皿56が、
中枠16の前面側に固定されている。下皿56の内側に
は、パチンコ機10の本体内部に通じる下皿放出樋58
が開口している。この下皿放出樋58は払出通路を介し
て払出装置に接続されており、払出装置から排出された
遊技球を受け容れることができる。なお、払出通路は上
皿放出樋34側と下皿放出樋58側とに分岐していて、
上皿放出樋34に遊技球が充満すると(上皿32が満杯
になると)払出通路から下皿放出樋58へと遊技球が導
かれる構造である。
【0026】下皿56の左側には灰皿63が、右側には
発射装置を操作するための操作ダイヤル62が、それぞ
れ中枠16の前面側に取り付けられている。本実施例の
パチンコ機10は、次に図2及び図3を参照して説明す
る装飾体装着部70に関わる構成を除けば公知のパチン
コ機と同様に構成されており、公知のパチンコ機と同様
に遊技が行われ、遊技に伴って入賞が発生すれば、それ
に対応する賞球が払い出される。
【0027】図2に示すように、装飾体装着部70には
装飾体72が取り付けられている。装飾体72は、真空
圧空成形品であり、遊技者側に凸の成形部73と成形部
73の周囲の平板部74とからなっている(図3参
照)。装飾体72は透明な樹脂シート(本例ではポリエ
チレンテレフタレート、板厚0.5mm)の裏面側(凹
側)に印刷したもの真空圧空成形して製造してある。図
示の例では成形部73は人魚であり、その顔、毛髪、
腕、胴体などが印刷されている。なお、本発明は装飾体
72を交換可能としたものであるから、成形部73の形
状は人魚に限るものではなく、例えば遊技盤22の装飾
画(いわゆるセル画)や図柄表示装置に表示されるキャ
ラクタや遊技機のメーカ等を示すキャラクタを象ったも
の、人物、動物又は植物(いずれも想像上のものを含
む)を象ったもの、建造物や機械類(例えばロボット、
自動車、航空機、船舶等)を象ったもの等、さまざまに
できる。
【0028】なお、成形部73となる部分に実在の人
物、建造物、機械類等の写真を印刷して、そのアウトラ
インを象って成形することで、実在物を縮小した形状の
成形部73にすることもできる。平板部74は、その背
後の部材の色を成形部73の背景色とするために印刷を
施さない場合や成形部73にふさわしい背景を印刷する
場合がある。背景を印刷する場合、平板部74の一部に
は印刷せずに背後の部材の色を利用することもできる。
本例の装飾体72は、成形部73のみでなく平板部74
にも印刷が施されていて、背後の装着板76は見えな
い。
【0029】図3に示すように、装飾体装着部70の内
側は平面状の装飾体支持面71とされ、その周囲(窓枠
体24の表面)から一段低く凹陥している。そして、装
飾体支持面71の外周部には、図2に示されるとおり装
飾体装着部70の輪郭に沿って、複数の係合突起71a
が設けられている。
【0030】図2に示すように、装飾体72(平板部7
4)の外形は装飾体装着部70の輪郭に沿っていて、ほ
ぼ緩み無く装飾体装着部70に収容される。また、平板
部74には係合突起71aに対応して係合穴74aが設
けられており、図3に良好に示されているとおり各々の
係合穴74aが係合突起71aに係合される。なお、係
合突起71aの高さは平板部74の板厚よりもわずかに
小さく設定されている。
【0031】装飾体72(平板部74)の縁部はドーナ
ツ状の装着板76によって被覆されており、係合突起7
1a及び係合穴74aは装着板76によって隠されてい
る。装着板76の外周形状は装飾体装着部70の輪郭に
沿っており、装飾体装着部70に緩み無く嵌合してい
る。また、内周形状もほぼ装飾体装着部70の輪郭に倣
った形状で、その開口部分は成形部73を完全に露出さ
せる。
【0032】装着板76には複数箇所(本例では円弧状
になっている部分の3箇所)に係止爪77が設けられて
いる。係止爪77は装着板76の本体部から延出された
弾性片であり、その先端部に係止突起77aが設けられ
ている。係止爪77は、装飾体装着部70の背後側に配
されているストッパ保持部78の内壁面78aに設けら
れた係止溝79に係止突起77aを嵌合させた状態で係
止されている。このように係止溝79に係止突起77a
を係止した際には、装着板76と装飾体支持面71との
間隔が平板部74の板厚よりもわずかに小さくなり、装
着板76と装飾体支持面71との間に平板部74を挟持
する。
【0033】係止溝79がV谷状で係止突起77aが山
状であるので、装着板76を装飾体支持面71から引き
離す方向の力が加えられた場合には、これらの係止は比
較的容易に解除される。しかし、図3に示すように、そ
の係止解除を防止するためのストッパ80が備わってい
る。
【0034】ストッパ80は、軸81、軸81から延出
された舌片82及び軸81の基部に連設されたつまみ8
3を備えている。ストッパ保持部78の軸支持部84に
は、軸81を摺動させる軸受部85aと舌片82を通過
させる形状の通過部85bとが連結された形状の貫通穴
85が設けられている。
【0035】軸81を軸受部85aに合わせ舌片82を
通過部85bに合わせてストッパ80を貫通穴85に挿
し込めば、軸81が軸受部85aに貫通していて舌片8
2が通過部85bを通過した状態にできる。その状態か
らつまみ83を持ってストッパ80を約90度回せば、
図3に示すようにストッパ80の舌片82が係止突起7
7aの背面に当接するので、係止突起77aと係止溝7
9との係止を解除できなくなる。なお、つまみ83は、
窓枠体24を開放した状態で窓枠体24の背面側から操
作可能であるが、窓枠体24を閉鎖した状態では操作で
きない。
【0036】しかし、ストッパ80を回して舌片82を
係止突起77aから外せば、係止突起77aと係止溝7
9との係止を解除可能になる。また、ストッパ80を回
して舌片82を通過部85bに合わせればストッパ80
を貫通穴85から抜き取ることができる。
【0037】ストッパ80を貫通穴85から抜き取る必
要はないが、舌片82を係止突起77aから外してから
装着板76を装飾体支持面71から引き離せば、係止突
起77aと係止溝79との係止が解除されるから、装着
板76を取り外せる。装着板76を取り外せば、装飾体
72を装飾体支持面71から取り外すことができる。
【0038】そして、装飾体72を取り外して、別の装
飾体72を装飾体支持面71に装着してから、装着板7
6を取り付けて係止突起77aと係止溝79とを係止さ
せ、ストッパ80を回して舌片82を係止突起77aの
背面に当接させれば、別の装飾体72の取付が完了す
る。
【0039】装飾体72については、成形部73の外形
(平板部74との境界)が装着板76の内周に収まる形
状で、平板部74には係合突起71aに対応する位置に
係合穴74aが設けられている装飾体72なら、成形部
73の形状に関わりなく、装飾体装着部70に取付可能
である。
【0040】以上の通り、このパチンコ機10は、装飾
体72を着脱可能な装飾体装着部70が窓枠体24の前
面(パチンコ遊技に関わらない領域である。)に設けら
れていて、装着板76とストッパ80とによって構成さ
れる装着手段を操作することにより、装飾体装着部70
に装着された装飾体72の取り外して別の装飾体72に
交換可能としているので、同じ一つのパチンコ機10で
あるのに、例えば営業日毎とか一週間毎に装飾体72を
交換して遊技者を楽しませることができる。
【0041】装飾体装着部70の位置すなわち装飾体7
2の取付位置を、窓枠体24の前面のしかも向かって左
側にしているので、装飾体72が遊技者の邪魔にならず
しかも良く目立つ。装飾体72を押さえている装着板7
6を取り外すには(つまり装飾体72を取り外すには)
ストッパ80の操作が必要であるが、この操作は窓枠体
24を閉鎖した状態では行えないので、遊技者が勝手に
ストッパ80を操作して装飾体72を取り外すのを防止
できる。窓枠体24は錠27を解錠操作するだけで開放
できるから、装飾体72の取り外し(交換)は容易であ
る。
【0042】装飾体72は、樹脂シートに印刷したもの
を真空圧空成形して3次元形状に成形した立体的な装飾
体72であるから、平面的なものよりも装飾効果が高ま
っている。装飾体72の成形に採用した真空圧空成形は
(真空成形又は圧空成形も)、キャビティ形状が単純で
よいので金型コストは安いというメリットがある。ま
た、成形品の内部が空洞であるから使用する樹脂量も少
なくて済む。しかも、印刷による着色であるから射出成
形とは違って多色にできるし、樹脂シートに印刷される
色やデザインを変更すれば、同じ金型を使用しても色な
どが様々に異なる装飾体72を製造できる。
【0043】成形材となる樹脂シートは透光性(実施例
では透明)で、その片面に印刷し、印刷面側が凹になる
3次元形状に成形しているので、印刷面に例えば遊技者
が触れたりして汚したり傷つけるのを防止でき、凹面側
に印刷することで成形時に印刷層がひび割れるのを抑止
できる。
【0044】以上、実施例にしたがって本発明の実施の
形態を説明したが、本発明はこの例に限定されるもので
はない。実施例はパチンコ機に本発明を適用した例であ
るが、他の形式の遊技機、例えばスロットマシンにも本
発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図。
【図2】 装飾体装着部及び装飾体の正面図。
【図3】 装飾体装着部の内部構造の説明図。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 22 遊技盤 24 窓枠体 28 窓 30 皿扉 32 上皿 56 下皿 70 装飾体装着部 71 装飾体支持面 72 装飾体 76 装着板(装着手段) 80 ストッパ(装着手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 嘉弘 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 大山 竜児 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 (72)発明者 小川 秀樹 愛知県名古屋市守山区川宮町460番地 有 限会社愛和ライト内 Fターム(参考) 2C088 BC25 DA09 DA17 EA02 EA26 EB78

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技により入賞等が成立すると該入賞等
    に対応した個数の景品体が払出される遊技機において、 装飾体を着脱可能な装飾体装着部を該遊技機前面の遊技
    に関わらない領域に設け、 該装飾体装着部に装着された前記装飾体の取り外しを許
    す状態と許さない状態とに可変の装着手段を備えたこと
    を特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技機において、 前記装飾体装着部は前記遊技が行われる領域を臨ませる
    ための窓を有する窓枠体の前面に設けられていることを
    特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遊技機において、 前記窓枠体は前記遊技機の本体側に対して扉状に開閉可
    能であり、 前記窓枠体を閉鎖した状態では前記装着手段を前記装飾
    体の取り外しを許さない状態から許す状態に変更操作で
    きない構成としたことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の遊技機におい
    て、 遊技盤上に形成された遊技領域に撃ち込まれた遊技球の
    挙動により入賞等が成立すると該入賞等に対応した個数
    のの遊技球が前記景品体として払出されることを特徴と
    する遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    遊技機において、 前記装飾体は、樹脂シートに印刷したものに真空成形、
    圧空成形又は真空圧空成形を施して3次元形状に成形し
    た立体的な装飾体であることを特徴とする遊技機。
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